地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラム
【課題】利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができる、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を取得し、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を表示部に表示させる。
【解決手段】本発明は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を取得し、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を表示部に表示させる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、設定した目的地を記憶し、記憶した当該目的地の履歴を表示し、検索用に再利用させる経路探索装置が開発されている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
また、目的地の名称を単に表示するだけではなく、履歴情報として登録日も表示する装置が開示されている（例えば特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
【特許文献１】特許第２８９１７９４号公報
【特許文献２】特許第４１５６５８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載のように従来の経路探索装置においては、登録された目的地が、住所や緯度経度などのように、その表示だけでは利用者が内容を判別し難いものがある、という問題点を有していた。また、施設名称や駅名称など一見比較的分かり易いと思えるものでも、同名のものが存在する場合があり、同名の目的地が混在して目的地履歴として表示されると、利用者が判別できないという問題点を有していた。
【０００６】
また、特許文献２に記載のように、目的地の履歴情報として登録日の日付も表示する装置もあるが、日付が表示されるのみでは、かなり以前の日付である場合など、利用者が所望の位置であるか否か判断し難い場合があるという問題点を有していた。
【０００７】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができる、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
このような目的を達成するため、本発明の地点履歴表示装置は、記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部は、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【０００９】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記履歴情報は、所定のマークを表す情報であることを特徴とする。
【００１０】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点の地点名称を更に含み、上記履歴情報は、上記地点名称であることを特徴とする。
【００１１】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記日付情報は、上記地点の登録時の時刻情報を更に含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、上記履歴情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１２】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点の登録時の天気情報を更に含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記天気情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１３】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点が登録された検索時の検索種別情報を更に含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索種別情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１４】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点が登録された検索時の検索キー情報を含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索キー情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１５】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点は、目的地、経由地、および、出発地のうちの少なくとも一つであることを特徴とする。
【００１６】
また、本発明の地点履歴表示システムは、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムであって、上記サーバ装置の上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記サーバ装置の上記制御部は、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信手段と、を備え、上記端末装置の上記制御部は、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１７】
また、本発明の地点履歴表示システムは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１８】
また、本発明のサーバ装置は、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部は、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１９】
また、本発明の端末装置は、記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部は、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【００２０】
また、本発明の地点履歴表示方法は、記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置において実行される地点履歴表示方法であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２１】
また、本発明の地点履歴表示方法は、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、上記サーバ装置の上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記端末装置の上記制御部において実行される、地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記端末装置から送信される、上記地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２２】
また、本発明の地点履歴表示方法は、地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、上記地点履歴表示システムは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、地点履歴情報取得手段と、履歴一覧情報生成手段と、履歴一覧情報表示手段と、を備え、上記地点履歴情報取得手段が、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記履歴一覧情報生成手段が、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報表示手段が、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２３】
また、本発明の地点履歴表示方法は、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置において実行される地点履歴表示方法であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２４】
また、本発明の地点履歴表示方法は、記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置において実行される地点履歴表示方法であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２５】
また、本発明のプログラムは、記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
【００２６】
また、本発明のプログラムは、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする。
【００２７】
また、本発明のプログラムは、記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【００２８】
この発明によれば、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶し、地点履歴情報を取得し、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を表示部に表示させる。これにより、本発明は、利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができるという効果を奏する。具体的には、目的地等の地点履歴が、カレンダーの日付や曜日等に関連付けて表示を行うので、利用者は、あの時期に行った場所等の時期的要素と関連付けて、カレンダー表示とすることで、目的地等の地点履歴を想起しやすくなる。
【００２９】
また、本発明によれば、履歴情報は、所定のマークを表す情報であるので、カレンダーの日付や曜日等に関連付けて、アイコン等のマークを表示して、利用者に、目的地等の地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３０】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点の地点名称を更に含み、履歴情報は、地点名称であるので、カレンダーの日付や曜日等に関連付けて、目的地等の地名や名称等の地点名称を表示して、利用者に、目的地名称等の地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３１】
また、本発明によれば、日付情報は、地点の登録時の時刻情報を更に含み、履歴一覧情報生成手段は、取得した地点履歴情報に基づいて、時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、同日に複数の地点履歴が存在する場合等には、カレンダー表示からタイムライン表示に切り替えて、時間軸方向に地点履歴を表示することで、同日における時間別に目的地等の地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３２】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点の登録時の天気情報を更に含み、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応する日付位置に、更に天気情報を対応付けて履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、目的地等の地点に行った場所や時間の天気情報を対応付けて表示することで、利用者に地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３３】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点が登録された検索時の検索種別情報を更に含み、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応する日付位置に、更に検索種別情報を対応付けて履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、地点を検索した時の検索種別を地点履歴と関連付けて表示することで、利用者に検索時の地点履歴を想起しやすく提示することができるという効果を奏する。
【００３４】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点が登録された検索時の検索キー情報を含み、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応する日付位置に、更に検索キー情報を対応付けて履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、地点を検索した時の検索キーワードを地点履歴と関連付けて表示することで、利用者に検索時のキーワードとともに地点履歴を想起しやすく提示することができるという効果を奏する。
【００３５】
また、本発明によれば、地点は、目的地、経由地、および、出発地のうちの少なくとも一つであることを特徴とする。これにより、本発明は、目的地、経由地、出発地等の地点履歴を日付や時刻や曜日等に関連付けて表示することで、これらの地点履歴を想起し易いように提示することができるという効果を奏する。
【００３６】
なお、上記において、本発明の地点履歴表示装置を一例に効果の説明をしたが、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムにおいても同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【００３７】
【図１】図１は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図２】図２は、第１の実施形態の地点履歴表示システムにおける、サーバ装置２００および端末装置１００の構成の一例を示すブロック図である。
【図３】図３は、地点履歴データベース２０６ｄに記憶される地点履歴情報の一例を示す図である。
【図４】図４は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【図５】図５は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、カレンダーの日付位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【図６】図６は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、タイムラインの時刻位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【図７】図７は、第１の実施形態における地点履歴登録処理の一例を示すフローチャートである。
【図８】図８は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の構成の一例を示すブロック図である。
【図９】図９は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００３８】
以下に、本発明にかかる地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【００３９】
以下、本発明の構成および処理について、第１の実施形態（地点履歴表示システム）、および、第２の実施形態（地点履歴表示装置（スタンドアローン型））の順にて詳細に説明する。
【００４０】
［第１の実施形態］
最初に、本発明の第１の実施形態（地点履歴表示システム）について、図１〜図７を参照して以下に説明する。但し、以下に示す第１の実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための地点履歴表示システムを例示するものであって、本発明をこの地点履歴表示システムに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の地点履歴表示システムにも等しく適用し得るものである。例えば、第１の実施形態で例示する地点履歴表示システムにおけるサーバ側と端末側の機能分散の形態は以下に限られず、同様の効果や機能を奏し得る範囲において、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【００４１】
［地点履歴表示システムの構成］
まず、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例について、図１を参照して以下に説明する。ここで、図１は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。なお、本実施形態１においては、通信型のナビゲーションを提供する地点履歴表示システムを具体例として説明するが、本発明はこれに限ることなく、スタンドアローンタイプの地点履歴表示システムなどにも適用可能である。
【００４２】
図１に示すように、第１の実施形態の地点履歴表示システムは、概略的に、サーバ装置２００、および、複数の端末装置１００（例えば、任意のｎ台の端末装置１００−１〜１００−ｎ）を、ネットワーク３００を介して通信可能に接続して構成される。ここで、図１に示すように、通信には、一例として、ネットワーク３００を介した有線・無線通信等の遠隔通信等を含む。ここで、図２は、第１の実施形態の地点履歴表示システムにおける、サーバ装置２００および端末装置１００の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。なお、図２においては、複数の端末装置１００−１〜ｎのうちの、ある端末装置１００の構成について代表的に図示しているが、その他の端末装置１００についても同様の構成である。
【００４３】
図２に示すように、第１の実施形態の地点履歴表示システムにおいて、サーバ装置２００は、概略的に、制御部２０２と記憶部２０６とを少なくとも備えており、端末装置１００は、位置取得部１１２と表示部１１４と入力部１１６と制御部１０２と記憶部１０６とを備える。
【００４４】
［サーバ装置２００の構成］
サーバ装置２００は、端末装置１００から送信される、地点履歴要求を受信し、地点履歴要求が受信された場合、地点履歴情報を取得し、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を端末装置１００に送信することにより、端末装置１００の表示部１１４に当該履歴一覧情報を表示させる等の機能を有する。サーバ装置２００は、通信制御インターフェース部２０４を介してネットワーク３００を経由し、複数の端末装置１００および外部機器６００と相互に通信可能に接続されており、制御部２０２と記憶部２０６とを備える。なお、これらのサーバ装置２００の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。制御部２０２は、各種処理を行う制御手段である。通信制御インターフェース部２０４は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置（図示せず）に接続されるインターフェースであり、サーバ装置２００とネットワーク３００との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部２０４は、端末装置１００等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。記憶部２０６は、ＨＤ（Ｈａｒｄ Ｄｉｓｋ）等の固定ディスク装置およびＳＳＤ（Ｓｏｌｉｄ Ｓｔａｔｅ Ｄｒｉｖｅ）等のストレージ手段であり、各種のデータベースやテーブル（ネットワークデータベース２０６ａ、地図データベース２０６ｂ、ＰＯＩデータベース２０６ｃ、および、地点履歴データベース２０６ｄ等）を格納する。
【００４５】
これら記憶部２０６の各構成要素のうち、ネットワークデータベース２０６ａは、交通網を規定するネットワークデータを記憶するネットワークデータ記憶手段である。ここで、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されるネットワークデータは、道路ネットワークデータの他、路線網ネットワークデータ等の交通機関の交通ネットワークデータであってもよい。これらネットワークデータは、ネットワークデータベース２０６ａに予め記憶されており、サーバ装置２００の制御部２０２は、定期的にネットワーク３００を介して最新のデータを外部機器６００（例えば、ネットワークデータを提供するネットワークデータサーバなど）等からダウンロードしてネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータをアップデートしてもよい。
【００４６】
ここで、ネットワークデータベース２０６ａに記憶される道路ネットワークデータは、道路網を規定するネットワークデータであり、例えば、駅や交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのノードデータと、ノード間の道路区間であるリンクのリンクデータとの組み合わせによって表現されるネットワークデータである。ノードデータには、ノード番号、緯度経度等の位置座標、ノード種別、接続するリンク本数、接続ノード番号、信号機や一時停止標識等の車両停止位置、および、交差点名称等を含んでいてもよい。また、リンクデータには、リンク番号、接続する道路の種別、国道や県道や市道等の路線番号、重用する路線情報、リンクの存在する行政区域の属性情報、リンク長、道路供用状況、異常気象時通行規制区間、車重制限、車両高さ制限、幅員、道路幅員区分、車線数、制限速度など交通規制、一時停止標識や踏切直前等の車両停止位置、高架やトンネルや橋等のリンク内属性、所要時間、および、名称等を含んでいてもよい。また、道路ネットワークデータは、交通規制データや利用料金データ等を含んでいてもよい。ここで、交通規制データは、各種の交通規制を定義するデータであり、例えば、道路の損壊や道路工事等による車両通行止、交通の安全を確保するために設置されるコミュニティ・ゾーン等による一般車の進入禁止、および、私有地への接続路であることによる一般車の進入禁止等の情報などを含んでもよい。また、利用料金データは、自動車、オートバイ等で移動する場合に消費する燃料料金、高速自動車国道や自動車専用道路等の有料道路の通行料金等を表す情報等であってもよい。また、道路ネットワークデータは、自動車、オートバイ、自転車、徒歩等で移動する場合の経路上に存在する施設等の地点の緯度経度情報などの位置情報等を記憶してもよい。なお、ネットワークデータには、ノードとリンクで構成される各案内経路についての評価を行うために、ノード番号やリンク番号等に対応付けて評価用情報が格納されてもよい。一例として、評価用情報として交通規制データは、各種の交通規制を定義するデータであり、例えば、道路の損壊や道路工事等による車両通行止、交通の安全を確保するために設置されるコミュニティ・ゾーン等による一般車の進入禁止、私有地への接続路であることによる一般車の進入禁止等の情報などを含む。
【００４７】
ネットワークデータベース２０６ａに記憶される交通ネットワークデータは、電車やバス等の交通機関の路線等を規定したネットワークデータである。例えば、交通ネットワークデータは、電車の路線網を規定した路線網ネットワークデータであってもよく、バスの路線網を規定した路線網ネットワークデータであってもよい。例えば、ネットワークデータベース２０６ａに記憶される交通ネットワークデータは、電車、飛行機、バス、市電、ロープウェイ、モノレール、ケーブルカー、および、船等の各交通機関の路線網を規定するネットワークデータであり、例えば、駅、空港、港、および、停留所（バス停）等の停止位置などの路線網表現上の結節点であるノードのノードデータと、ノード間を接続する鉄道路線、航空路線、航路、および、バス路線等のリンクのリンクデータとの組み合わせによって表現されるネットワークデータである。なお、ノードデータには、ノード番号、緯度経度等の位置座標、ノード種別、接続するリンク本数、接続ノード番号、および、線路が交差する駅名等を含んでいてもよい。また、リンクデータには、リンク番号、接続する駅等の種別、列車等の路線番号、重用する路線情報、リンクの存在する行政区域の属性情報、リンク長、道路供用状況、異常気象時通行規制区間、車重制限、車両高さ制限、幅員、道路幅員区分、車線数、制限速度など交通規制、高架やトンネルや橋等のリンク内属性、および、名称等を含んでいてもよい。また、交通ネットワークデータは、交通機関の利用料金データ、および、乗車位置データ等を含んでいてもよい。ここで、利用料金データは、例えば、電車、飛行機、バス、市電、ロープウェイ、モノレール、ケーブルカー、および、船等の各交通機関を利用した場合に生じる利用料金等を表す情報等であってもよい。また、乗車位置データは、例えば、電車、市電、モノレール、ならびに、ケーブルカー等の複数の車両が連結した交通機関の停止位置（乗車位置等）を表す情報等であってもよい。
【００４８】
また、地図データベース２０６ｂは、地図データを記憶する地図データ記憶手段である。本実施形態１において、地図データベース２０６ｂに記憶される地図データは、全国および各地方の道路地図や路線図等の地図データであってもよい。例えば、地図データベース２０６ｂに記憶される地図データは、地図上に表示される地物（例えば、ビルや住宅や駅等の建造物、道路、線路、橋、トンネル、等高線、海岸線や湖岸線等の水涯線、海、河川、湖、池、沼、公園や屋外施設等の地、行政界、行政区域、および、街区等）の形状についての形状データ、地図上に表示される注記（例えば、地名、住所、電話番号、店や公園や駅等の施設名称、名所や旧跡や河川や湖や湾や山や森林等の俗称を含む名称、道路や橋やトンネル等の名称、路線名称、地点情報、および、口コミ情報等）の注記データ、および、地図上に表示される記号（例えば、山、史跡、寺社、学校、病院、工場および墓地等の地図記号、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、レストラン、銀行および郵便局等の店舗記号、道路上の信号、有料道路の出入口、料金所、サービスエリア、パーキングエリアおよびインターチェンジ等の記号、駐車場、駅、ホテル、美術館および博物館等の施設記号、ならびに、口コミ地点記号等）の記号データ等のデータを含んでいてもよい。ここで、地図データは、縮尺に従ってメッシュ化された地図データ（例えば、ＪＩＳ規格の第１〜３次地域区画メッシュデータ、および、１００ｍメッシュデータ等）等であってもよい。また、地図データは、ラスタ形式、ベクタ形式等の地図描画用の画像データであってもよい。これら地図データは、地図データベース２０６ｂに予め記憶されており、サーバ装置２００の制御部２０２は、定期的にネットワーク３００を介して最新のデータを、外部機器６００（地図データを提供する地図提供サーバ等の外部機器等）からダウンロードして地図データベース２０６ｂに記憶された地図データをアップデートしてもよい。
【００４９】
また、ＰＯＩデータベース２０６ｃは、ＰＯＩ（ｐｏｉｎｔ ｏｆ ｉｎｔｅｒｅｓｔ）情報を記憶するＰＯＩ情報記憶手段である。ＰＯＩ情報は、ＰＯＩの名称（地点名称）、種別（カテゴリ）等の属性、住所、電話番号、ＵＲＬ、営業時間情報、取扱商品情報、写真データ、クーポン情報、口コミ情報、使用条件、使用可能性、施設規模情報、ＰＯＩの緯度経度高度、ＰＯＩ ＩＤ、および、当該ＰＯＩ情報の更新日時等の情報を含んでいてもよい。ＰＯＩとは、例えば、便利な場所や興味のある場所などとして人が知覚する特定の地点や施設等であって、店舗、会社、事務所、公共施設、娯楽施設、および、屋外施設等であってもよい。ここで、店舗は、例えば、飲食店、食料品店、酒店、タバコ店、百貨店、ショッピングセンター、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、金融機関、郵便局、立体駐車場、および、ホテルや旅館等の宿泊施設等であってもよい。また、公共施設は、例えば、官庁、警察署、交番、消防署、駅、医療機関、美術館、博物館、および、学校等であってもよい。また、娯楽施設は、例えば、映画館、劇場、遊園地、パチンコ店、カジノ、競馬場等であってもよい。また、屋外施設は、バスターミナル、公園、遊園地、キャンプ場、連絡通路、屋外駐車場、および、動物園等であってもよい。また、ＰＯＩデータベース２０６ｃは、ＰＯＩに対応したアイコンを記憶していてもよい。これらＰＯＩ情報は、ＰＯＩデータベース２０６ｃに予め記憶されており、ナビゲーションサーバ２００の制御部２０２は、定期的にネットワーク３００を介して最新のデータを外部機器６００（例えば、ＰＯＩ情報を提供する施設情報提供サーバなど）等からダウンロードしてＰＯＩデータベース２０６ｃに記憶されたＰＯＩ情報をアップデートしてもよい。
【００５０】
また、地点履歴データベース２０６ｄは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段である。ここで、地点は、目的地、経由地、および、出発地のうちのいずれか一つであってもよい。地点履歴情報は、更に、地点の地点名称や緯度経度等を含んでもよい。また、地点履歴情報の日付情報は、地点の登録時の年月日等に加えて、地点の登録時の時分秒などの時刻情報を含んでもよい。ここで、図３は、地点履歴データベース２０６ｄに記憶される地点履歴情報の一例を示す図である。
【００５１】
図３に一例として示すように、地点履歴データベース２０６ｄは、地点の登録時の日付情報（年／月／日／時／分）と、地点名称と、緯度経度とを対応付けて地点履歴情報として記憶する。この他、地点履歴情報は、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を含んでもよい。また、地点履歴情報は、地点が登録された検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の種別に関する情報）を含んでもよい。また、地点履歴情報は、フリーワード検索等の検索時の検索キー情報（検索キーワード等）を含んでもよい。また、地点履歴データベース２０６ｄは、端末装置１００の識別情報に対応付けて、当該端末装置１００に対応する地点履歴情報を記憶してもよい。例えば、サーバ装置２００は、端末装置１００から送信される地点履歴情報を受信し、受信した地点履歴情報を当該端末装置１００の識別情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納することにより、地点履歴データベース２０６ｄを構築してもよい。このとき、サーバ装置２００は、地点履歴情報の取得時刻や受信時刻等を日付情報として地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【００５２】
また、制御部２０２は、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部２０２は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部２０２は、機能概念的に、現在位置情報受信部２０２ａ、検索実行部２０２ｂ、経路探索部２０２ｃ、経路案内情報生成部２０２ｄ、地点履歴情報格納部２０２ｅ、地点履歴要求受信部２０２ｆ、地点履歴情報取得部２０２ｇ、履歴一覧情報生成部２０２ｈ、および、履歴一覧情報送信部２０２ｉを備える。
【００５３】
このうち、現在位置情報受信部２０２ａは、端末装置１００から送信される利用者の現在位置情報を受信する現在位置情報受信手段である。なお、現在位置情報受信部２０２ａは、端末装置１００から送信される現在位置情報に対応付けられた当該現在位置情報の取得時刻等の時刻情報を受信してもよい。また、本実施の形態において、識別情報を用いて端末装置１００の特定を行ってもよく、現在位置情報受信部２０２ａは、現在位置情報とともに送信される識別情報を受信してもよく、また、ネットワーク３００のパスを解析する等により識別情報を取得してもよい。
【００５４】
また、検索実行部２０２ｂは、端末装置１００から送信される、地点検索に関する検索要求を受信し、検索要求に応じて地点検索を実行する検索実行手段である。例えば、検索実行部２０２ｂは、ＰＯＩ検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃを参照して検索結果を生成してもよい。また、検索実行部２０２ｂは、検索キー情報を含むフリーワード検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。また、検索実行部２０２ｂは、カテゴリー情報（店舗種別等）を含むカテゴリー検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。なお、検索実行部２０２ｂは、検索要求に基づいて生成した地点検索結果を送信元の端末装置１００に送信する。
【００５５】
また、経路探索部２０２ｃは、端末装置１００から送信される、少なくとも出発地と目的地とを含む経路探索条件を受信し、受信した経路探索条件を満たす、出発地から目的地までの経路を、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて探索して、経路探索結果を生成する経路探索手段である。また、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件に出発時刻や到着時刻、経由地、移動手段、使用路線等の指定情報が更に含まれている場合、これらの指定条件を満たす経路を探索してもよい。また、経路探索部２０２ｃにより生成される経路情報を含む経路探索結果は、出発地情報・目的地情報、所要時間、移動距離、出発時刻、到着時刻、天気情報、移動手段情報、経由地点、経由地通過時刻、使用路線等の情報を含んでもよい。なお、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件に基づいて生成した経路探索結果を送信元の端末装置１００に送信する。
【００５６】
また、経路案内情報生成部２０２ｄは、端末装置１００から送信される、案内経路を指定した経路案内要求を受信し、経路案内要求に応じた案内経路についての経路案内情報を生成する経路案内情報生成手段である。ここで、経路案内情報生成部２０２ｄは、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて、交通機関の乗降時刻、交通機関の行先、交通機関の路線種別、交通機関の路線名称、鉄道の駅およびバスの停留所などの乗降地点の名称、交通機関の乗車位置、案内経路の所要時間、および／または、案内経路を使った場合の料金データ等を含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部２０２ｄは、更に、地図データベース２０６ｃに記憶された、案内経路を含む地図の地図データを含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部２０２ｄは、更に、現在位置情報受信部２０２ａにより受信される端末装置１００の利用者の現在位置情報の更新に応じて、当該現在位置情報を含む地図データを地図データベース２０６ｂから取得し、当該地図データに現在位置を重畳させて表示する表示画面を含む経路案内情報を生成してもよい。
【００５７】
また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納する地点履歴情報格納手段である。ここで、地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を、外部機器６００（天気情報を提供する気象庁データサーバなど）から受信して、天気情報を含む地点履歴情報を格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、検索実行部２０２ｂにより地点検索が実行された場合に、検索結果の地点の地点履歴情報（地点の地点名称や緯度経度等）を検索時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部２０２ｅは、検索実行部２０２ｂによる検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の種別に関する情報）や検索キー情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、経路探索部２０２ｃにより目的地や経由地等の地点を指定した経路探索条件が受信された場合に、当該地点の地点履歴情報を受信時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、経路案内情報生成部２０２ｄにより案内経路を指定した経路案内要求を受信した場合に、案内経路の目的地や経由地等の地点の地点履歴情報を、受信時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部２０２ｅは、現在位置情報受信部２０２ａにより受信される現在位置情報の更新により当該目的地や経由地等に利用者が達したことを確認してから、地点履歴情報を確認時等の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【００５８】
また、地点履歴要求受信部２０２ｆは、端末装置１００から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段である。
【００５９】
また、地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求受信部２０２ｆにより地点履歴要求が受信された場合、地点履歴データベース２０６ｄから地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段である。例えば、地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求を送信した端末装置１００に対応する地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄから抽出することにより取得する。
【００６０】
また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段である。ここで、履歴情報は、地点の登録履歴があることを示す情報であり、例えば、所定のマークを表す情報でもよく、地点履歴情報に含まれる地点名称や検索キー情報でもよい。また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成してもよい。また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、カレンダーの日付位置またはタイムラインの時刻位置に、履歴情報に加えて、地点履歴情報に含まれる天気情報や検索種別等を対応づけて一覧化した履歴一覧情報を生成してもよい。
【００６１】
また、履歴一覧情報送信部２０２ｉは、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成された履歴一覧情報を端末装置１００に送信する履歴一覧情報送信手段である。
【００６２】
［端末装置１００の構成］
また、図２において、端末装置１００は、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信し、サーバ装置２００から送信される、履歴一覧情報を受信し、受信した履歴一覧情報を表示部１１４に表示させる等の機能を有する。端末装置１００は、例えば、一般に市販されるデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、携帯電話やＰＨＳやＰＤＡ等の携帯端末装置、および、現在位置案内や走行経路案内等を行なうナビゲーション端末等である。ここで、端末装置１００は、インターネットブラウザ等を搭載していてもよく、経路案内アプリケーションや乗換案内アプリケーション等を搭載していてもよい。また、端末装置１００は、リアルタイムに現在位置取得が行えるよう、ＧＰＳ機能やＩＭＥＳ機能等を有する位置取得部１１２を備えている。また、端末装置１００は、表示部１１４と入力部１１６を備えている。
【００６３】
ここで、表示部１１４は、液晶や有機ＥＬ等から構成されるディスプレイやモニタ等の表示手段である。ここで、表示部１１４は、表示手段に加えて音声出力を行う音声出力手段（例えば、スピーカ等）を備えてもよい。また、入力部１１６は、検索キーや経路探索条件等の入力等を行う入力手段（例えば、キー入力部、タッチパネル、キーボード、マイク等）を備えている。また、入出力制御インターフェース部１０８は、位置取得部１１２、表示部１１４、および、入力部１１６等の制御を行う。
【００６４】
ここで、位置取得部１１２は、例えば、位置発信装置５００から発信される位置情報信号を受信する位置取得手段であってもよい。ここで、位置発信装置５００は、位置情報信号（ＧＰＳ信号）を発信するＧＰＳ装置であってもよい。また、位置発信装置５００は、ＧＰＳ信号と類似した特徴を持つ位置情報信号を用いて屋内測位を可能とするＩＭＥＳ（Ｉｎｄｏｏｒ Ｍｅｓｓａｇｅ Ｓｙｓｔｅｍ）技術を実現するＩＭＥＳ装置であってもよい。なお、ＩＭＥＳ技術は測位衛星システムである準天頂衛星の枠組みから発案されたシステムである。
【００６５】
また、位置発信装置５００は、屋外で受信したＧＰＳ信号を屋内で発信するＧＰＳリピータであってもよい。また、位置発信装置５００は、建物（例えば、立体駐車場等）内の各フロアや地下構造物（例えば、地下鉄駅、地下街、地下連絡通路、地下駐車場等）の各所に任意に設置される小型発信装置であってもよい。なお、この小型発信装置には、設置場所に応じた自己位置情報（位置ＩＤ等）が割り振られている。そして、端末装置１００が通信可能範囲に入ると、端末装置１００は、小型発信装置から送信される自己位置情報を位置情報信号として受信する。この際の通信方式は、例えば、ＲＦＩＤ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）タグシステムやＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）等の各種近距離無線方式や、赤外線通信方式等であってもよい。また、位置発信装置５００は、無線ＬＡＮのアクセスポイントであってもよい。本実施形態において、位置取得部１１２は、無線ＬＡＮ信号等を受信して、アクセスポイントの識別情報を取得してもよい。そして、端末装置１００は、位置取得部１１２にて取得したアクセスポイント固有の識別情報からアクセスポイントの位置を特定して位置情報を取得してもよい。また、本実施形態において、端末装置１００は、位置取得部１１２にて取得された位置情報信号から、緯度、経度、および、高さ情報を含む位置情報を算出してもよい。
【００６６】
また、位置取得部１１２は、例えば、方位センサにて検出した端末装置１００の進行方向等の方向情報（方位情報）、加速度センサや速度センサにて検出した端末装置１００の加速度情報や速度情報、距離センサにて検出した距離情報、および、端末装置１００の利用者の現在位置を示す位置情報等を、現在位置情報として取得してもよい。ここで、方位センサには、端末装置１００の絶対走行方位を検出する地磁気センサおよび端末装置１００の相対走行方位を検出する光ジャイロが使用されてもよい。また、方位センサは、地磁気センサと加速度センサを組み合わせることで方位や傾きに関する情報を取得できる電子コンパスであってもよい。また、加速度センサは、光学式や半導体式等の３軸加速度センサであってもよい。
【００６７】
また、通信制御インターフェース部１０４は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置（図示せず）に接続されるインターフェースであり、端末装置１００とネットワーク３００との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部１０４は、サーバ装置２００等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。また、ネットワーク３００は、端末装置１００およびサーバ装置２００と、外部の地図提供サーバ等の外部機器６００または外部システムとを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット、電話回線網（携帯端末回線網および一般電話回線網等）、イントラネット、または、電力線通信（ＰＬＣ）等であってもよい。
【００６８】
また、記憶部１０６は、ＨＤやＳＳＤ等の大容量のストレージ手段、および／または、ＳＲＡＭ（Ｓｔａｔｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等を用いて構成される小容量高速メモリ（例えば、キャッシュメモリ）等のストレージ手段であり、各種のデータベースやファイルやテーブルを格納してもよい。ここで、記憶部１０６は、各種のファイル等を一時的に記憶するものであってもよい。例えば、記憶部１０６は、サーバ装置２００から受信した、地点検索結果や経路探索結果や地点履歴情報等を記憶してもよい。
【００６９】
また、制御部１０２は、ＯＳ等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部１０２は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部１０２は、機能概念的に、現在位置情報取得部１０２ａ、検索要求部１０２ｂ、条件設定部１０２ｃ、経路案内部１０２ｄ、地点履歴要求送信部１０２ｅ、履歴一覧情報受信部１０２ｆ、および、履歴一覧情報表示部１０２ｇを備える。
【００７０】
また、現在位置情報取得部１０２ａは、端末装置１００の利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段である。ここで、現在位置情報取得部１０２ａは、端末装置１００の利用者の現在位置情報を所定時間（所定周期）ごと（例えば、１秒ごと、３分ごと等）に取得してもよい。例えば、現在位置情報取得部１０２ａは、位置取得部１１２にて位置発信装置５００から受信した位置情報信号から算出した位置情報を、端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。ここで、現在位置情報取得部１０２ａは、取得した現在位置情報をサーバ装置２００に送信してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、現在位置情報を取得した取得時刻の時刻情報を、現在位置情報に対応付けてサーバ装置２００に送信してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、現在位置情報とともに、端末装置１００の識別情報をサーバ装置２００に送信してもよい。ここで、現在位置情報取得部１０２ａは、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される現在位置情報の更新に応じて現在位置情報をサーバ装置２００に送信してもよい。
【００７１】
また、現在位置情報取得部１０２ａは、更に、位置取得部１１２の方位センサや加速度センサ等にて検出した端末装置１００の加速度、速度、および方向（方位）等の情報を、端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、利用者により入力部１１６を介して入力された現在位置についての位置座標等の位置情報を端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。ここで、利用者により入力部１１６を介して入力された現在位置は、利用者が現実に存在する位置であってもよく、利用者により任意に選択された仮想の現在位置（一例として、東京にいる利用者により選択された大阪の駅や空港等の任意の地点）であってもよい。例えば、現在位置情報取得部１０２ａは、入力部１１６を介して利用者に表示部１１４に表示された地図データの表示画面上で指定（例えば、タッチパネル式の表示部１１４での指定操作等）させた座標を端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、更に、入力部１１６を介して利用者に表示部１１４に表示された地図データの表示画面上で指定させた、加速度や速度や方向（方位）等の情報を端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。
【００７２】
また、検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して検索要求を入力させ、入力された検索要求をサーバ装置２００に送信する検索要求手段である。ここで、検索要求は、ＰＯＩ検索やフリーワード検索やカテゴリー検索の種別を指定する情報を含んでもよく、フリーワード検索のため検索キー情報や、カテゴリー検索のためのカテゴリー情報を含んでもよい。また、検索要求部１０２ｂは、サーバ装置２００から送信される、検索要求に基づく地点検索結果を受信して、表示部１１４に表示させてもよい。
【００７３】
また、条件設定部１０２ｃは、利用者に入力部１１６を介して経路探索条件を設定させ、設定された経路探索条件をサーバ装置２００に送信する条件設定手段である。一例として、条件設定部１０２ｃにより設定される経路探索条件は、少なくとも出発地と目的地の情報を含み、更に経由地の情報を含んでもよい。ここで、条件設定部１０２ｃは、履歴一覧情報表示部１０２ｇにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、検索要求部１０２ｂにより受信された地点検索結果から一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、経路探索条件の出発地または目的地として、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される端末装置１００の利用者の現在位置情報を設定してもよい。例えば、条件設定部１０２ｃは、位置取得部１１２にて位置発信装置５００から受信した位置情報信号から算出した位置情報、および／または、位置取得部１１２の方位センサにて検出した端末装置１００の進行方向等の方位情報を、出発地または目的地として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、利用者により入力部１１６を介して入力された位置座標等を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。具体的には、条件設定部１０２ｃは、入力部１１６を介して利用者に表示部１１４に表示された地図の表示画面上で指定（例えば、タッチパネル方式の表示部１１４での指定操作等）させた座標、および／または、方位情報を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。
【００７４】
また、経路案内部１０２ｄは、経路案内を実行する経路案内手段である。例えば、経路案内部１０２ｄは、利用者に入力部１１６を介して案内経路を指定した経路案内要求を入力させるよう制御し、入力された経路案内要求をサーバ装置２００に送信し、サーバ装置２００から送信される、経路案内要求に基づいて生成された経路案内情報を受信して、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される現在位置情報の更新に応じて経路案内情報に基づく案内経路等を表示部１１４に表示させる。ここで、経路案内部１０２ｄは、条件設定部１０２ｃにより送信された経路探索条件に基づいて生成された経路探索結果をサーバ装置２００から受信し、受信された複数の経路に関する経路探索結果のうち、経路案内を実行する一の経路を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御し、選択された経路について経路案内要求をサーバ装置２００に送信して案内経路情報を取得してもよい。経路案内部１０２ｄは、経路案内にかかる案内経路と、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される現在位置情報と、を表示部１１４の表示画面に表示させることにより、経路案内を実行してもよい。また、経路案内部１０２ｄは、地図データ上に、経路情報の案内経路、および、端末装置１００の現在位置情報に基づく現在位置を重畳した表示画面を表示部１１４に表示させてもよい。また、経路案内部１０２ｄは、経路案内情報に含まれる案内経路上の分岐点等の案内地点における進行方向等に対応付けられた音声案内データを、表示部１１４を介して音声出力させることにより、経路案内を実行してもよい。
【００７５】
また、地点履歴要求送信部１０２ｅは、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信する地点履歴要求送信手段である。ここで、地点履歴要求送信部１０２ｅは、利用者により入力部１１６を介した地点履歴要求の入力があった場合に、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信してもよい。例えば、地点履歴要求送信部１０２ｅは、条件設定部１０２ｃにより利用者に経路探索条件を入力させる制御を行う場合に、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信してもよい。
【００７６】
また、履歴一覧情報受信部１０２ｆは、サーバ装置２００から送信される、地点履歴要求に基づく履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段である。
【００７７】
また、履歴一覧情報表示部１０２ｇは、履歴一覧情報受信部１０２ｇにより受信された履歴一覧情報を、表示部１１４に表示させる履歴一覧情報表示手段である。
【００７８】
以上で、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例の説明を終える。
【００７９】
［地点履歴表示システムの処理］
次に、このように構成された第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例について、以下に図４から図７を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、理解の容易のため、複数の端末装置１００−１〜ｎのうち一の端末装置１００について説明するが、その他の端末装置１００についても同様に処理を行うことができる。ここで、図４は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【００８０】
図４に示すように、まず、端末装置１００の地点履歴要求送信部１０２ｅは、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信する（ステップＳＡ−１）。ここで、地点履歴要求送信部１０２ｅは、利用者により入力部１１６を介した地点履歴要求の入力があった場合に、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信してもよい。
【００８１】
そして、サーバ装置２００の地点履歴要求受信部２０２ｆは、端末装置１００から送信される、地点履歴要求を受信する（ステップＳＡ−２）。
【００８２】
そして、サーバ装置２００の地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求受信部２０２ｆにより地点履歴要求が受信された場合、地点履歴データベース２０６ｄから地点履歴情報を取得する（ステップＳＡ−３）。例えば、地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求を送信した端末装置１００の識別情報に対応する地点履歴情報を、地点履歴データベース２０６ｄから抽出することにより地点履歴情報を取得する。
【００８３】
そして、サーバ装置２００の履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、当該地点履歴情報の日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する（ステップＳＡ−４）。一例として、履歴情報は、地点の登録履歴があることを示す、所定のマークを表す情報である。ここで、図５は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、カレンダーの日付位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【００８４】
図５に示すように、一例として、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報の日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す旗マーク１５０Ａ〜Ｃを対応付けて一覧化にした履歴一覧情報を生成する。ここで、同日に複数の地点履歴情報がある場合等には、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報の時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を更に生成してもよい。ここで、図６は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、タイムラインの時刻位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【００８５】
図６に示すように、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、一例として、同日に複数の地点履歴情報がある場合には図５のカレンダー形式の履歴一覧情報に加えて、地点履歴情報の時刻情報（時分等）に対応するタイムラインの時刻位置に旗マーク１５０Ｄ〜Ｆを対応付けて一覧化にした履歴一覧情報を生成する。なお、上述した例では、履歴情報として所定の旗マークの情報を用いたが、これに限られず、地点履歴情報に含まれる地点名称や検索キー情報や検索種別等でもよく、また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、履歴情報に併せて、地点履歴情報に含まれる天気情報等を対応づけて一覧化した履歴一覧情報を生成してもよい。
【００８６】
そして、サーバ装置２００の履歴一覧情報送信部２０２ｉは、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成された履歴一覧情報を端末装置１００に送信する（ステップＳＡ−５）。
【００８７】
そして、端末装置１００の履歴一覧情報受信部１０２ｆは、サーバ装置２００から送信される、履歴一覧情報を受信する（ステップＳＡ−６）。
【００８８】
そして、端末装置１００の履歴一覧情報表示部１０２ｇは、履歴一覧情報受信部１０２ｇにより受信された履歴一覧情報を、表示部１１４に表示させる（ステップＳＡ−７）。
【００８９】
以上が、第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例である。なお、このように端末装置１００の表示部１１４に表示された履歴一覧情報の地点履歴は、利用者が入力部１１６を介して選択することにより、再利用可能に制御される。例えば、端末装置１００の条件設定部１０２ｃは、履歴一覧情報表示部１０２ｇにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。
【００９０】
［地点履歴登録処理］
つぎに、サーバ装置２００の地点履歴データベース２０６ｄに地点履歴情報を登録する地点履歴登録処理の一例について図７を参照して説明する。すなわち、上述した処理においては、すでに地点履歴データベース２０６ｄに地点履歴情報が記憶されていることを前提として説明したが、この地点履歴データベース２０６ｄに地点履歴情報を格納するための処理の一例について以下に説明する。ここで、図７は、第１の実施形態における地点履歴登録処理の一例を示すフローチャートである。
【００９１】
図７に示すように、端末装置１００の検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して検索要求を入力させ、入力された検索要求をサーバ装置２００に送信する（ステップＳＢ−１）。例えば、検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して、ＰＯＩ検索、フリーワード検索、および、カテゴリー検索の検索種別のうちのいずれの地点検索を行うか指定させるように制御し、指定された検索種別を含む検索要求を生成してサーバ装置２００に送信する。このとき、検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して、フリーワード検索のための検索キー情報（「東京」等の地名など）や、カテゴリー検索のためのカテゴリー情報（店舗種別など）を入力させ、入力された検索キー情報やカテゴリー情報を含む検索要求を生成してサーバ装置２００に送信してもよい。
【００９２】
そして、サーバ装置２００の検索実行部２０２ｂは、端末装置１００から送信される、検索要求を受信し、検索種別や検索キー情報やカテゴリー情報等を含む検索要求を記憶部２０６に一時記憶させる（ステップＳＢ−２）。このとき、検索実行部２０２ｂは、検索要求を受信した日付情報を記憶部１０６に格納してもよい。
【００９３】
そして、サーバ装置２００の検索実行部２０２ｂは、検索要求に応じて地点検索を実行する（ステップＳＢ−３）。例えば、検索実行部２０２ｂは、ＰＯＩ検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃを参照して検索結果を生成してもよい。また、検索実行部２０２ｂは、検索キー情報を含むフリーワード検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。また、検索実行部２０２ｂは、カテゴリー情報（店舗種別等）を含むカテゴリー検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。
【００９４】
そして、サーバ装置２００の検索実行部２０２ｂは、検索要求に基づく地点検索結果を端末装置１００に送信する（ステップＳＢ−４）。
【００９５】
そして、端末装置１００の検索要求部１０２ｂは、サーバ装置２００から送信される、検索要求に基づく地点検索結果を受信して表示部１１４に表示させる（ステップＳＢ−５）。
【００９６】
そして、端末装置１００の条件設定部１０２ｃは、利用者に入力部１１６を介して、少なくとも出発地と目的地を含む経路探索条件を設定させる（ステップＳＢ−６）。その際、条件設定部１０２ｃは、検索要求部１０２ｂにより受信された地点検索結果から一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地等として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される端末装置１００の利用者の現在位置情報を、経路探索条件の出発地等として設定してもよい。
【００９７】
そして、端末装置１００の条件設定部１０２ｃは、設定した経路探索条件をサーバ装置２００に送信する（ステップＳＢ−７）。
【００９８】
そして、サーバ装置２００の経路探索部２０２ｃは、端末装置１００から送信される、経路探索条件を受信する（ステップＳＢ−８）。
【００９９】
そして、サーバ装置２００の地点履歴情報格納部２０２ｅは、経路探索条件に設定された目的地等の地点の地点履歴情報を、現在日時等の日付情報とともに地点履歴データベース２０６ｄに格納する（ステップＳＢ−９）。ここで、地点履歴情報格納部２０２ｅは、ステップＳＢ−２において検索実行部２０２ｂにより受信され記憶部２０６に一時記憶された地点検索要求の検索種別や検索キー情報や日付情報を、地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、ステップＳＢ−３における検索実行部２０２ｂによる地点検索結果（地点名称や緯度経度等）のうち経路探索条件で設定された地点の地点履歴情報を、検索時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部２０２ｅは、検索実行部２０２ｂによる検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の検索種別に関する情報）や検索キー情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を、外部機器６００（天気情報を提供する気象庁データサーバなど）から受信して、天気情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【０１００】
そして、サーバ装置２００の経路探索部２０２ｃは、受信した経路探索条件を満たす、出発地から目的地までの経路を、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて探索して、経路情報を含む経路探索結果を生成する（ステップＳＢ−１０）。ここで、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件を満たす、複数の経路の経路情報を生成してもよい。また、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件に出発時刻や到着時刻、経由地、移動手段、使用路線等の指定情報が更に含まれている場合、これらの指定条件を満たす経路を探索してもよい。また、経路探索部２０２ｃにより算出される経路情報は、出発地情報・目的地情報、所要時間、移動距離、出発時刻、到着時刻、天気情報、移動手段情報、経由地点、経由地通過時刻、使用路線等の情報を含んでもよい。
【０１０１】
そして、サーバ装置２００の経路探索部２０２ｃは、生成した経路探索結果を端末装置１００に送信する（ステップＳＢ−１１）。
【０１０２】
そして、端末装置１００の経路案内部１０２ｄは、サーバ装置２００から送信される、経路探索結果を受信する（ステップＳＢ−１２）。
【０１０３】
そして、端末装置１００の経路案内部１０２ｄは、受信した経路探索結果に基づいて経路案内を実行する（ステップＳＢ−１３）。例えば、経路探索結果に複数の経路情報が含まれる場合、経路案内部１０２ｄは、利用者に入力部１１６を介して案内経路を指定させ、案内経路を指定した経路案内要求をサーバ装置２００に送信し、サーバ装置２００の経路案内情報生成部２０２ｄにより生成された経路案内情報を受信して、受信した経路案内情報に基づいて案内経路等を表示部１１４に表示させてもよい。このとき、経路案内部１０２ｄは、経路案内情報に基づく案内経路と、現在位置情報取得部１０２ａにより更新される現在位置情報の現在位置とを、表示部１１４の表示画面に重畳表示させることにより、経路案内を実行してもよい。また、経路案内部１０２ｄは、地図データ上に、経路情報の案内経路、および、端末装置１００の現在位置情報に基づく現在位置を重畳した表示画面を表示部１１４に表示させてもよい。
【０１０４】
以上が、第１の実施形態における地点履歴登録処理の一例である。なお、上述の例では、目的地等の地点が指定された経路探索条件を受信した場合に地点履歴情報を登録する契機としたが、これに限られず、ステップＳＢ−３において地点検索を実行した場合や、ステップＳＢ−１３において経路案内を実行する場合等の契機で、地点履歴情報を登録してもよい。例えば、地点履歴情報格納部２０２ｅは、端末装置１００から案内経路を指定した経路案内要求を受信した場合に、案内経路の目的地や経由地等の地点の地点履歴情報を、受信時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、ステップＳＢ−１３における経路案内の開始後において、現在位置情報受信部２０２ａにより受信される現在位置情報の更新により当該目的地や経由地等に利用者が達したことを確認してから、地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点履歴情報を確認時等の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【０１０５】
以上で、第１の実施形態の処理の説明を終える。
【０１０６】
［第２の実施形態］
続いて、本発明の第２の実施形態（地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型））について、図８および図９を参照して以下に説明する。ここで、図８は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【０１０７】
なお、第２の実施形態においては、全ての機能を地点履歴表示装置４００に集約し、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶部４０６から取得し、地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を表示部４１４に表示させる。このように、第２の実施形態は、地点履歴表示装置４００がスタンドアローン型に構成され単独で処理を行う点が第１の実施形態と異なる。
【０１０８】
［地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型）の構成］
まず、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型）の構成の一例について、図８を参照して以下に説明する。
【０１０９】
図８に示すように、第２の実施形態の地点履歴表示装置４００は、制御部４０２と記憶部４０６と表示部４１４と入力部４１６と位置取得部４１２を備える。これら地点履歴表示装置４００の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【０１１０】
図８において、入出力制御インターフェース部４０８、通信制御インターフェース部４０４、表示部４１４、入力部４１６、および、位置取得部４１２、並びに、ネットワーク３００、および、外部機器６００の各機能は、第１の実施形態と同様であるため説明を省略する。また、記憶部４０６の各部（ネットワークデータベース４０６ａ、地図データベース４０６ｂ、ＰＯＩデータベース４０６ｃ、および、地点履歴データベース４０６ｄ等）についても、サーバ装置２００ではなく地点履歴表示装置４００に備えられている点を除き、各機能が第１の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【０１１１】
また、制御部４０２の各部について、各機能は第１の実施形態の地点履歴表示システムの端末装置１００とサーバ装置２００の各制御部の機能を集約したものであり、基本的な処理は第１の実施形態と同様である。
【０１１２】
図８において、制御部４０２は、ＯＳ等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部４０２は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部４０２は、機能概念的に、現在位置情報取得部４０２ａ、検索実行部４０２ｂ、経路探索部４０２ｃ、経路案内情報生成部４０２ｄ、地点履歴情報格納部４０２ｅ、経路案内部４０２ｆ、地点履歴情報取得部４０２ｇ、履歴一覧情報生成部４０２ｈ、および、履歴一覧情報表示部４０２ｉを備える。このうち、現在位置情報取得部４０２ａ、地点履歴情報取得部４０２ｇ、および、履歴一覧情報生成部４０２ｈの機能は、第１の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【０１１３】
このうち、検索実行部４０２ｂは、利用者に入力部４１６を介して検索要求を入力させ、入力された検索要求に応じて地点検索を実行する検索実行手段である。ここで、検索要求は、ＰＯＩ検索やフリーワード検索やカテゴリー検索の検索種別を指定する情報を含んでもよく、フリーワード検索のため検索キー情報や、カテゴリー検索のためのカテゴリー情報を含んでもよい。また、検索実行部４０２ｂは、ＰＯＩ検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース４０６ｃを参照して検索結果を生成してもよい。また、検索実行部４０２ｂは、検索キー情報を含むフリーワード検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース４０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。また、検索実行部４０２ｂは、カテゴリー情報（店舗種別等）を含むカテゴリー検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース４０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。なお、検索実行部４０２ｂは、検索要求に基づいて生成した地点検索結果を表示部４１４に表示させる。
【０１１４】
また、経路探索部４０２ｃは、少なくとも出発地と目的地とを含む経路探索条件を設定し、設定された経路探索条件を満たす、出発地から目的地までの経路を、ネットワークデータベース４０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて探索して、経路探索結果を生成する経路探索手段である。一例として、経路探索部４０２ｃは、利用者に入力部４１６を介して少なくとも出発地と目的地を含む経路探索条件を入力させてもよい。また、経路探索条件は、更に出発時刻や到着時刻、経由地、移動手段、使用路線等の指定情報を含んでもよい。ここで、経路探索部４０２ｃは、履歴一覧情報表示部４０２ｉにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃは、検索実行部４０２ｂにより生成された地点検索結果から一の地点を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃは、経路探索条件の出発地または目的地として、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される地点履歴表示装置４００の利用者の現在位置情報を設定してもよい。例えば、経路探索部４０２ｃは、位置取得部４１２にて位置発信装置５００から受信した位置情報信号から算出した位置情報、および／または、位置取得部４１２の方位センサにて検出した地点履歴表示装置４００の利用者の進行方向等の方位情報を、出発地または目的地として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃは、利用者により入力部４１６を介して入力された位置座標等を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。具体的には、経路探索部４０２ｃは、入力部４１６を介して利用者に表示４１４に表示された地図の表示画面上で指定（例えば、タッチパネル方式の表示部４１４での指定操作等）させた座標、および／または、方位情報を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃにより生成される経路情報を含む経路探索結果は、出発地情報・目的地情報、所要時間、移動距離、出発時刻、到着時刻、天気情報、移動手段情報、経由地点、経由地通過時刻、使用路線等の情報を含んでもよい。なお、経路探索部４０２ｃは、経路探索条件に基づいて生成した経路探索結果を表示部４１４に表示させる。
【０１１５】
また、経路案内情報生成部４０２ｄは、経路探索部４０２ｃにより生成され表示部４１４に表示された経路探索結果のうち、経路案内を実行する一の経路を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御し、選択された経路について経路案内情報を生成する経路案内情報生成手段である。ここで、経路案内情報生成部４０２ｄは、ネットワークデータベース４０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて、交通機関の乗降時刻、交通機関の行先、交通機関の路線種別、交通機関の路線名称、鉄道の駅およびバスの停留所などの乗降地点の名称、交通機関の乗車位置、案内経路の所要時間、および／または、案内経路を使った場合の料金データ等を含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部４０２ｄは、更に、地図データベース４０６ｃに記憶された、案内経路を含む地図の地図データを含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部４０２ｄは、更に、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される利用者の現在位置情報による現在位置を含む地図データを地図データベース４０６ｂから取得し、当該地図データに現在位置を重畳させて表示する表示画面を含む経路案内情報を生成してもよい。
【０１１６】
また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース４０６ｄに格納する地点履歴情報格納手段である。ここで、地点履歴情報格納部４０２ｅは、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を、外部機器６００（天気情報を提供する気象庁データサーバなど）から受信して、天気情報を含む地点履歴情報を格納してもよい。また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、検索実行部４０２ｂにより地点検索が実行された場合に、検索結果の地点の地点履歴情報（地点の地点名称や緯度経度等）を検索時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部４０２ｅは、検索実行部４０２ｂによる検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の検索種別に関する情報）や検索キー情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、経路探索部４０２ｃにより目的地や経由地等の地点を指定した経路探索条件が設定された場合に、当該地点の地点履歴情報を設定時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、経路案内情報生成部４０２ｄの制御により利用者から案内経路を指定された場合に、案内経路の目的地や経由地等の地点の地点履歴情報を、指定時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部４０２ｅは、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される現在位置情報の更新により当該目的地や経由地等に利用者が達したことを確認してから、地点履歴情報を確認時等の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。
【０１１７】
また、経路案内部４０２ｆは、経路案内を実行する経路案内手段である。例えば、経路案内部４０２ｆは、経路案内情報生成部４０２ｄにより生成された経路案内情報に基づいて、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される現在位置情報の更新に応じて案内経路等を表示部４１４に表示させる。ここで、経路案内部４０２ｆは、経路案内にかかる案内経路と、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される現在位置情報の現在位置とを、表示部４１４の表示画面に重畳表示させることにより、経路案内を実行してもよい。また、経路案内部４０２ｆは、地図データベース４０６ｂに記憶される地図データ上に、経路情報の案内経路、および、利用者の現在位置情報に基づく現在位置を重畳した表示画面を表示部４１４に表示させてもよい。また、経路案内部４０２ｆは、経路案内情報に含まれる案内経路上の分岐点等の案内地点における進行方向等に対応付けられた音声案内データを、表示部４１４を介して音声出力させることにより、経路案内を実行してもよい。
【０１１８】
また、履歴一覧情報表示部４０２ｉは、履歴一覧情報生成部４０２ｈにより生成された履歴一覧情報を、表示部４１４に表示させる履歴一覧情報表示手段である。
【０１１９】
以上で、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の構成の一例の説明を終える。
【０１２０】
［地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型）の処理］
次に、このように構成された第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例について、以下に図９を参照して詳細に説明する。ここで、図９は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、第１の実施形態と同様に地点履歴登録処理が行われ、すでに地点履歴データベース４０６ｄに地点履歴情報が登録されていることを前提に説明する。
【０１２１】
図９に示すように、経路探索部４０２ｃにより利用者に経路探索条件を設定させる場合等において、地点履歴情報取得部４０２ｇは、地点履歴データベース４０６ｄから地点履歴情報を取得する（ステップＳＣ−１）。
【０１２２】
そして、履歴一覧情報生成部４０２ｈは、地点履歴情報取得部４０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する（ステップＳＣ−２）。ここで、履歴情報は、地点の登録履歴があることを示す情報であり、例えば、所定のマークを表す情報でもよく、地点履歴情報に含まれる地点名称や検索キー情報でもよい。また、履歴一覧情報生成部４０２ｈは、同日に複数の地点履歴情報がある場合等において、地点履歴情報取得部４０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成してもよい。また、履歴一覧情報生成部４０２ｈは、カレンダーの日付位置またはタイムラインの時刻位置に、履歴情報に加えて、地点履歴情報に含まれる天気情報や検索種別等を対応づけて一覧化した履歴一覧情報を生成してもよい。
【０１２３】
そして、履歴一覧情報表示部４０２ｉは、履歴一覧情報生成部４０２ｈにより生成された履歴一覧情報を、表示部４１４に表示させる（ステップＳＣ−３）。なお、このように表示部４１４に表示された履歴一覧情報の地点履歴は、利用者が入力部４１６を介して選択することにより、再利用可能に制御される。例えば、経路探索部４０２ｃは、履歴一覧情報表示部４０２ｉにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定して、経路探索を実行してもよい。
【０１２４】
以上が、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例である。
【０１２５】
［他の実施の形態］
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
【０１２６】
例えば、地点履歴表示装置４００がスタンドアローンの形態で処理を行う場合を一例に説明したが、地点履歴表示装置４００は、クライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するようにしてもよい。
【０１２７】
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【０１２８】
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【０１２９】
また、端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【０１３０】
例えば、端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００の各装置が備える処理機能、特に制御部１０２，２０２，４０２にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）および当該ＣＰＵにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００に機械的に読み取られる。すなわち、ＲＯＭまたはＨＤなどの記憶部１０６，２０６，４０６などには、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）として協働してＣＰＵに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、ＲＡＭにロードされることによって実行され、ＣＰＵと協働して制御部を構成する。
【０１３１】
また、このコンピュータプログラムは、端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００に対して任意のネットワーク３００を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【０１３２】
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、ＵＳＢメモリ、ＳＤカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＭＯ、ＤＶＤ、および、Ｂｌｕ−ｒａｙ Ｄｉｓｃ等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【０１３３】
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【０１３４】
記憶部１０６，２０６，４０６に格納される各種のデータベース等（ネットワークデータベース２０６ａ，４０６ａ〜地点履歴データベース２０６ｄ，４０６ｄ）は、ＲＡＭ、ＲＯＭ等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【０１３５】
また、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、該情報処理装置に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００は、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア（プログラム、データ等を含む）を実装することにより実現してもよい。
【０１３６】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【０１３７】
以上詳述に説明したように、本発明によれば、利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができる、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラム、並びに、記録媒体を提供することができる。
【符号の説明】
【０１３８】
１００ 端末装置
１０２ 制御部
１０２ａ 現在位置情報取得部
１０２ｂ 検索要求部
１０２ｃ 条件設定部
１０２ｄ 経路案内部
１０２ｅ 地点履歴要求送信部
１０２ｆ 履歴一覧情報受信部
１０２ｇ 履歴一覧情報表示部
１０４ 通信制御インターフェース部
１０６ 記憶部
１０８ 入出力制御インターフェース部
１１２ 位置取得部
１１４ 表示部
１１６ 入力部
２００ サーバ装置
２０２ 制御部
２０２ａ 現在位置情報受信部
２０２ｂ 検索実行部
２０２ｃ 経路探索部
２０２ｄ 経路案内情報生成部
２０２ｅ 地点履歴情報格納部
２０２ｆ 地点履歴要求受信部
２０２ｇ 地点履歴情報取得部
２０２ｈ 履歴一覧情報生成部
２０２ｉ 履歴一覧情報送信部
２０４ 通信制御インターフェース部
２０６ 記憶部
２０６ａ ネットワークデータベース
２０６ｂ 地図データベース
２０６ｃ ＰＯＩデータベース
２０６ｄ 地点履歴データベース
３００ ネットワーク
４００ 地点履歴表示装置
４０２ 制御部
４０２ａ 現在位置情報取得部
４０２ｂ 検索実行部
４０２ｃ 経路探索部
４０２ｄ 経路案内情報生成部
４０２ｅ 地点履歴情報格納部
４０２ｆ 経路案内部
４０２ｇ 地点履歴情報取得部
４０２ｈ 履歴一覧情報生成部
４０２ｉ 履歴一覧情報表示部
４０４ 通信制御インターフェース部
４０６ 記憶部
４０６ａ ネットワークデータベース
４０６ｂ 地図データベース
４０６ｃ ＰＯＩデータベース
４０６ｄ 地点履歴データベース
４０８ 入出力制御インターフェース部
４１２ 位置取得部
４１４ 表示部
４１６ 入力部
５００ 位置発信装置
６００ 外部機器
【技術分野】
【０００１】
本発明は、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、設定した目的地を記憶し、記憶した当該目的地の履歴を表示し、検索用に再利用させる経路探索装置が開発されている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
また、目的地の名称を単に表示するだけではなく、履歴情報として登録日も表示する装置が開示されている（例えば特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
【特許文献１】特許第２８９１７９４号公報
【特許文献２】特許第４１５６５８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載のように従来の経路探索装置においては、登録された目的地が、住所や緯度経度などのように、その表示だけでは利用者が内容を判別し難いものがある、という問題点を有していた。また、施設名称や駅名称など一見比較的分かり易いと思えるものでも、同名のものが存在する場合があり、同名の目的地が混在して目的地履歴として表示されると、利用者が判別できないという問題点を有していた。
【０００６】
また、特許文献２に記載のように、目的地の履歴情報として登録日の日付も表示する装置もあるが、日付が表示されるのみでは、かなり以前の日付である場合など、利用者が所望の位置であるか否か判断し難い場合があるという問題点を有していた。
【０００７】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができる、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
このような目的を達成するため、本発明の地点履歴表示装置は、記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部は、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【０００９】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記履歴情報は、所定のマークを表す情報であることを特徴とする。
【００１０】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点の地点名称を更に含み、上記履歴情報は、上記地点名称であることを特徴とする。
【００１１】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記日付情報は、上記地点の登録時の時刻情報を更に含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、上記履歴情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１２】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点の登録時の天気情報を更に含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記天気情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１３】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点が登録された検索時の検索種別情報を更に含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索種別情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１４】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点履歴情報は、上記地点が登録された検索時の検索キー情報を含み、上記履歴一覧情報生成手段は、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索キー情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする。
【００１５】
また、本発明の地点履歴表示装置は、上記記載の地点履歴表示装置において、上記地点は、目的地、経由地、および、出発地のうちの少なくとも一つであることを特徴とする。
【００１６】
また、本発明の地点履歴表示システムは、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムであって、上記サーバ装置の上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記サーバ装置の上記制御部は、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信手段と、を備え、上記端末装置の上記制御部は、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１７】
また、本発明の地点履歴表示システムは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１８】
また、本発明のサーバ装置は、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部は、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１９】
また、本発明の端末装置は、記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部は、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【００２０】
また、本発明の地点履歴表示方法は、記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置において実行される地点履歴表示方法であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２１】
また、本発明の地点履歴表示方法は、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、上記サーバ装置の上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記端末装置の上記制御部において実行される、地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記端末装置から送信される、上記地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記サーバ装置の上記制御部において実行される、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２２】
また、本発明の地点履歴表示方法は、地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、上記地点履歴表示システムは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、地点履歴情報取得手段と、履歴一覧情報生成手段と、履歴一覧情報表示手段と、を備え、上記地点履歴情報取得手段が、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記履歴一覧情報生成手段が、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報表示手段が、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２３】
また、本発明の地点履歴表示方法は、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置において実行される地点履歴表示方法であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２４】
また、本発明の地点履歴表示方法は、記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置において実行される地点履歴表示方法であって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【００２５】
また、本発明のプログラムは、記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
【００２６】
また、本発明のプログラムは、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において、上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする。
【００２７】
また、本発明のプログラムは、記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、を備え、上記制御部において、上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【００２８】
この発明によれば、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶し、地点履歴情報を取得し、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を表示部に表示させる。これにより、本発明は、利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができるという効果を奏する。具体的には、目的地等の地点履歴が、カレンダーの日付や曜日等に関連付けて表示を行うので、利用者は、あの時期に行った場所等の時期的要素と関連付けて、カレンダー表示とすることで、目的地等の地点履歴を想起しやすくなる。
【００２９】
また、本発明によれば、履歴情報は、所定のマークを表す情報であるので、カレンダーの日付や曜日等に関連付けて、アイコン等のマークを表示して、利用者に、目的地等の地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３０】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点の地点名称を更に含み、履歴情報は、地点名称であるので、カレンダーの日付や曜日等に関連付けて、目的地等の地名や名称等の地点名称を表示して、利用者に、目的地名称等の地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３１】
また、本発明によれば、日付情報は、地点の登録時の時刻情報を更に含み、履歴一覧情報生成手段は、取得した地点履歴情報に基づいて、時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、同日に複数の地点履歴が存在する場合等には、カレンダー表示からタイムライン表示に切り替えて、時間軸方向に地点履歴を表示することで、同日における時間別に目的地等の地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３２】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点の登録時の天気情報を更に含み、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応する日付位置に、更に天気情報を対応付けて履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、目的地等の地点に行った場所や時間の天気情報を対応付けて表示することで、利用者に地点履歴を想起し易いように表示することができるという効果を奏する。
【００３３】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点が登録された検索時の検索種別情報を更に含み、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応する日付位置に、更に検索種別情報を対応付けて履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、地点を検索した時の検索種別を地点履歴と関連付けて表示することで、利用者に検索時の地点履歴を想起しやすく提示することができるという効果を奏する。
【００３４】
また、本発明によれば、地点履歴情報は、地点が登録された検索時の検索キー情報を含み、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応する日付位置に、更に検索キー情報を対応付けて履歴一覧情報を生成する。これにより、本発明は、地点を検索した時の検索キーワードを地点履歴と関連付けて表示することで、利用者に検索時のキーワードとともに地点履歴を想起しやすく提示することができるという効果を奏する。
【００３５】
また、本発明によれば、地点は、目的地、経由地、および、出発地のうちの少なくとも一つであることを特徴とする。これにより、本発明は、目的地、経由地、出発地等の地点履歴を日付や時刻や曜日等に関連付けて表示することで、これらの地点履歴を想起し易いように提示することができるという効果を奏する。
【００３６】
なお、上記において、本発明の地点履歴表示装置を一例に効果の説明をしたが、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムにおいても同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【００３７】
【図１】図１は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図２】図２は、第１の実施形態の地点履歴表示システムにおける、サーバ装置２００および端末装置１００の構成の一例を示すブロック図である。
【図３】図３は、地点履歴データベース２０６ｄに記憶される地点履歴情報の一例を示す図である。
【図４】図４は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【図５】図５は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、カレンダーの日付位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【図６】図６は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、タイムラインの時刻位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【図７】図７は、第１の実施形態における地点履歴登録処理の一例を示すフローチャートである。
【図８】図８は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の構成の一例を示すブロック図である。
【図９】図９は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００３８】
以下に、本発明にかかる地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【００３９】
以下、本発明の構成および処理について、第１の実施形態（地点履歴表示システム）、および、第２の実施形態（地点履歴表示装置（スタンドアローン型））の順にて詳細に説明する。
【００４０】
［第１の実施形態］
最初に、本発明の第１の実施形態（地点履歴表示システム）について、図１〜図７を参照して以下に説明する。但し、以下に示す第１の実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための地点履歴表示システムを例示するものであって、本発明をこの地点履歴表示システムに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の地点履歴表示システムにも等しく適用し得るものである。例えば、第１の実施形態で例示する地点履歴表示システムにおけるサーバ側と端末側の機能分散の形態は以下に限られず、同様の効果や機能を奏し得る範囲において、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【００４１】
［地点履歴表示システムの構成］
まず、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例について、図１を参照して以下に説明する。ここで、図１は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。なお、本実施形態１においては、通信型のナビゲーションを提供する地点履歴表示システムを具体例として説明するが、本発明はこれに限ることなく、スタンドアローンタイプの地点履歴表示システムなどにも適用可能である。
【００４２】
図１に示すように、第１の実施形態の地点履歴表示システムは、概略的に、サーバ装置２００、および、複数の端末装置１００（例えば、任意のｎ台の端末装置１００−１〜１００−ｎ）を、ネットワーク３００を介して通信可能に接続して構成される。ここで、図１に示すように、通信には、一例として、ネットワーク３００を介した有線・無線通信等の遠隔通信等を含む。ここで、図２は、第１の実施形態の地点履歴表示システムにおける、サーバ装置２００および端末装置１００の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。なお、図２においては、複数の端末装置１００−１〜ｎのうちの、ある端末装置１００の構成について代表的に図示しているが、その他の端末装置１００についても同様の構成である。
【００４３】
図２に示すように、第１の実施形態の地点履歴表示システムにおいて、サーバ装置２００は、概略的に、制御部２０２と記憶部２０６とを少なくとも備えており、端末装置１００は、位置取得部１１２と表示部１１４と入力部１１６と制御部１０２と記憶部１０６とを備える。
【００４４】
［サーバ装置２００の構成］
サーバ装置２００は、端末装置１００から送信される、地点履歴要求を受信し、地点履歴要求が受信された場合、地点履歴情報を取得し、取得した地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を端末装置１００に送信することにより、端末装置１００の表示部１１４に当該履歴一覧情報を表示させる等の機能を有する。サーバ装置２００は、通信制御インターフェース部２０４を介してネットワーク３００を経由し、複数の端末装置１００および外部機器６００と相互に通信可能に接続されており、制御部２０２と記憶部２０６とを備える。なお、これらのサーバ装置２００の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。制御部２０２は、各種処理を行う制御手段である。通信制御インターフェース部２０４は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置（図示せず）に接続されるインターフェースであり、サーバ装置２００とネットワーク３００との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部２０４は、端末装置１００等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。記憶部２０６は、ＨＤ（Ｈａｒｄ Ｄｉｓｋ）等の固定ディスク装置およびＳＳＤ（Ｓｏｌｉｄ Ｓｔａｔｅ Ｄｒｉｖｅ）等のストレージ手段であり、各種のデータベースやテーブル（ネットワークデータベース２０６ａ、地図データベース２０６ｂ、ＰＯＩデータベース２０６ｃ、および、地点履歴データベース２０６ｄ等）を格納する。
【００４５】
これら記憶部２０６の各構成要素のうち、ネットワークデータベース２０６ａは、交通網を規定するネットワークデータを記憶するネットワークデータ記憶手段である。ここで、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されるネットワークデータは、道路ネットワークデータの他、路線網ネットワークデータ等の交通機関の交通ネットワークデータであってもよい。これらネットワークデータは、ネットワークデータベース２０６ａに予め記憶されており、サーバ装置２００の制御部２０２は、定期的にネットワーク３００を介して最新のデータを外部機器６００（例えば、ネットワークデータを提供するネットワークデータサーバなど）等からダウンロードしてネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータをアップデートしてもよい。
【００４６】
ここで、ネットワークデータベース２０６ａに記憶される道路ネットワークデータは、道路網を規定するネットワークデータであり、例えば、駅や交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのノードデータと、ノード間の道路区間であるリンクのリンクデータとの組み合わせによって表現されるネットワークデータである。ノードデータには、ノード番号、緯度経度等の位置座標、ノード種別、接続するリンク本数、接続ノード番号、信号機や一時停止標識等の車両停止位置、および、交差点名称等を含んでいてもよい。また、リンクデータには、リンク番号、接続する道路の種別、国道や県道や市道等の路線番号、重用する路線情報、リンクの存在する行政区域の属性情報、リンク長、道路供用状況、異常気象時通行規制区間、車重制限、車両高さ制限、幅員、道路幅員区分、車線数、制限速度など交通規制、一時停止標識や踏切直前等の車両停止位置、高架やトンネルや橋等のリンク内属性、所要時間、および、名称等を含んでいてもよい。また、道路ネットワークデータは、交通規制データや利用料金データ等を含んでいてもよい。ここで、交通規制データは、各種の交通規制を定義するデータであり、例えば、道路の損壊や道路工事等による車両通行止、交通の安全を確保するために設置されるコミュニティ・ゾーン等による一般車の進入禁止、および、私有地への接続路であることによる一般車の進入禁止等の情報などを含んでもよい。また、利用料金データは、自動車、オートバイ等で移動する場合に消費する燃料料金、高速自動車国道や自動車専用道路等の有料道路の通行料金等を表す情報等であってもよい。また、道路ネットワークデータは、自動車、オートバイ、自転車、徒歩等で移動する場合の経路上に存在する施設等の地点の緯度経度情報などの位置情報等を記憶してもよい。なお、ネットワークデータには、ノードとリンクで構成される各案内経路についての評価を行うために、ノード番号やリンク番号等に対応付けて評価用情報が格納されてもよい。一例として、評価用情報として交通規制データは、各種の交通規制を定義するデータであり、例えば、道路の損壊や道路工事等による車両通行止、交通の安全を確保するために設置されるコミュニティ・ゾーン等による一般車の進入禁止、私有地への接続路であることによる一般車の進入禁止等の情報などを含む。
【００４７】
ネットワークデータベース２０６ａに記憶される交通ネットワークデータは、電車やバス等の交通機関の路線等を規定したネットワークデータである。例えば、交通ネットワークデータは、電車の路線網を規定した路線網ネットワークデータであってもよく、バスの路線網を規定した路線網ネットワークデータであってもよい。例えば、ネットワークデータベース２０６ａに記憶される交通ネットワークデータは、電車、飛行機、バス、市電、ロープウェイ、モノレール、ケーブルカー、および、船等の各交通機関の路線網を規定するネットワークデータであり、例えば、駅、空港、港、および、停留所（バス停）等の停止位置などの路線網表現上の結節点であるノードのノードデータと、ノード間を接続する鉄道路線、航空路線、航路、および、バス路線等のリンクのリンクデータとの組み合わせによって表現されるネットワークデータである。なお、ノードデータには、ノード番号、緯度経度等の位置座標、ノード種別、接続するリンク本数、接続ノード番号、および、線路が交差する駅名等を含んでいてもよい。また、リンクデータには、リンク番号、接続する駅等の種別、列車等の路線番号、重用する路線情報、リンクの存在する行政区域の属性情報、リンク長、道路供用状況、異常気象時通行規制区間、車重制限、車両高さ制限、幅員、道路幅員区分、車線数、制限速度など交通規制、高架やトンネルや橋等のリンク内属性、および、名称等を含んでいてもよい。また、交通ネットワークデータは、交通機関の利用料金データ、および、乗車位置データ等を含んでいてもよい。ここで、利用料金データは、例えば、電車、飛行機、バス、市電、ロープウェイ、モノレール、ケーブルカー、および、船等の各交通機関を利用した場合に生じる利用料金等を表す情報等であってもよい。また、乗車位置データは、例えば、電車、市電、モノレール、ならびに、ケーブルカー等の複数の車両が連結した交通機関の停止位置（乗車位置等）を表す情報等であってもよい。
【００４８】
また、地図データベース２０６ｂは、地図データを記憶する地図データ記憶手段である。本実施形態１において、地図データベース２０６ｂに記憶される地図データは、全国および各地方の道路地図や路線図等の地図データであってもよい。例えば、地図データベース２０６ｂに記憶される地図データは、地図上に表示される地物（例えば、ビルや住宅や駅等の建造物、道路、線路、橋、トンネル、等高線、海岸線や湖岸線等の水涯線、海、河川、湖、池、沼、公園や屋外施設等の地、行政界、行政区域、および、街区等）の形状についての形状データ、地図上に表示される注記（例えば、地名、住所、電話番号、店や公園や駅等の施設名称、名所や旧跡や河川や湖や湾や山や森林等の俗称を含む名称、道路や橋やトンネル等の名称、路線名称、地点情報、および、口コミ情報等）の注記データ、および、地図上に表示される記号（例えば、山、史跡、寺社、学校、病院、工場および墓地等の地図記号、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、レストラン、銀行および郵便局等の店舗記号、道路上の信号、有料道路の出入口、料金所、サービスエリア、パーキングエリアおよびインターチェンジ等の記号、駐車場、駅、ホテル、美術館および博物館等の施設記号、ならびに、口コミ地点記号等）の記号データ等のデータを含んでいてもよい。ここで、地図データは、縮尺に従ってメッシュ化された地図データ（例えば、ＪＩＳ規格の第１〜３次地域区画メッシュデータ、および、１００ｍメッシュデータ等）等であってもよい。また、地図データは、ラスタ形式、ベクタ形式等の地図描画用の画像データであってもよい。これら地図データは、地図データベース２０６ｂに予め記憶されており、サーバ装置２００の制御部２０２は、定期的にネットワーク３００を介して最新のデータを、外部機器６００（地図データを提供する地図提供サーバ等の外部機器等）からダウンロードして地図データベース２０６ｂに記憶された地図データをアップデートしてもよい。
【００４９】
また、ＰＯＩデータベース２０６ｃは、ＰＯＩ（ｐｏｉｎｔ ｏｆ ｉｎｔｅｒｅｓｔ）情報を記憶するＰＯＩ情報記憶手段である。ＰＯＩ情報は、ＰＯＩの名称（地点名称）、種別（カテゴリ）等の属性、住所、電話番号、ＵＲＬ、営業時間情報、取扱商品情報、写真データ、クーポン情報、口コミ情報、使用条件、使用可能性、施設規模情報、ＰＯＩの緯度経度高度、ＰＯＩ ＩＤ、および、当該ＰＯＩ情報の更新日時等の情報を含んでいてもよい。ＰＯＩとは、例えば、便利な場所や興味のある場所などとして人が知覚する特定の地点や施設等であって、店舗、会社、事務所、公共施設、娯楽施設、および、屋外施設等であってもよい。ここで、店舗は、例えば、飲食店、食料品店、酒店、タバコ店、百貨店、ショッピングセンター、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、金融機関、郵便局、立体駐車場、および、ホテルや旅館等の宿泊施設等であってもよい。また、公共施設は、例えば、官庁、警察署、交番、消防署、駅、医療機関、美術館、博物館、および、学校等であってもよい。また、娯楽施設は、例えば、映画館、劇場、遊園地、パチンコ店、カジノ、競馬場等であってもよい。また、屋外施設は、バスターミナル、公園、遊園地、キャンプ場、連絡通路、屋外駐車場、および、動物園等であってもよい。また、ＰＯＩデータベース２０６ｃは、ＰＯＩに対応したアイコンを記憶していてもよい。これらＰＯＩ情報は、ＰＯＩデータベース２０６ｃに予め記憶されており、ナビゲーションサーバ２００の制御部２０２は、定期的にネットワーク３００を介して最新のデータを外部機器６００（例えば、ＰＯＩ情報を提供する施設情報提供サーバなど）等からダウンロードしてＰＯＩデータベース２０６ｃに記憶されたＰＯＩ情報をアップデートしてもよい。
【００５０】
また、地点履歴データベース２０６ｄは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段である。ここで、地点は、目的地、経由地、および、出発地のうちのいずれか一つであってもよい。地点履歴情報は、更に、地点の地点名称や緯度経度等を含んでもよい。また、地点履歴情報の日付情報は、地点の登録時の年月日等に加えて、地点の登録時の時分秒などの時刻情報を含んでもよい。ここで、図３は、地点履歴データベース２０６ｄに記憶される地点履歴情報の一例を示す図である。
【００５１】
図３に一例として示すように、地点履歴データベース２０６ｄは、地点の登録時の日付情報（年／月／日／時／分）と、地点名称と、緯度経度とを対応付けて地点履歴情報として記憶する。この他、地点履歴情報は、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を含んでもよい。また、地点履歴情報は、地点が登録された検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の種別に関する情報）を含んでもよい。また、地点履歴情報は、フリーワード検索等の検索時の検索キー情報（検索キーワード等）を含んでもよい。また、地点履歴データベース２０６ｄは、端末装置１００の識別情報に対応付けて、当該端末装置１００に対応する地点履歴情報を記憶してもよい。例えば、サーバ装置２００は、端末装置１００から送信される地点履歴情報を受信し、受信した地点履歴情報を当該端末装置１００の識別情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納することにより、地点履歴データベース２０６ｄを構築してもよい。このとき、サーバ装置２００は、地点履歴情報の取得時刻や受信時刻等を日付情報として地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【００５２】
また、制御部２０２は、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部２０２は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部２０２は、機能概念的に、現在位置情報受信部２０２ａ、検索実行部２０２ｂ、経路探索部２０２ｃ、経路案内情報生成部２０２ｄ、地点履歴情報格納部２０２ｅ、地点履歴要求受信部２０２ｆ、地点履歴情報取得部２０２ｇ、履歴一覧情報生成部２０２ｈ、および、履歴一覧情報送信部２０２ｉを備える。
【００５３】
このうち、現在位置情報受信部２０２ａは、端末装置１００から送信される利用者の現在位置情報を受信する現在位置情報受信手段である。なお、現在位置情報受信部２０２ａは、端末装置１００から送信される現在位置情報に対応付けられた当該現在位置情報の取得時刻等の時刻情報を受信してもよい。また、本実施の形態において、識別情報を用いて端末装置１００の特定を行ってもよく、現在位置情報受信部２０２ａは、現在位置情報とともに送信される識別情報を受信してもよく、また、ネットワーク３００のパスを解析する等により識別情報を取得してもよい。
【００５４】
また、検索実行部２０２ｂは、端末装置１００から送信される、地点検索に関する検索要求を受信し、検索要求に応じて地点検索を実行する検索実行手段である。例えば、検索実行部２０２ｂは、ＰＯＩ検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃを参照して検索結果を生成してもよい。また、検索実行部２０２ｂは、検索キー情報を含むフリーワード検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。また、検索実行部２０２ｂは、カテゴリー情報（店舗種別等）を含むカテゴリー検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。なお、検索実行部２０２ｂは、検索要求に基づいて生成した地点検索結果を送信元の端末装置１００に送信する。
【００５５】
また、経路探索部２０２ｃは、端末装置１００から送信される、少なくとも出発地と目的地とを含む経路探索条件を受信し、受信した経路探索条件を満たす、出発地から目的地までの経路を、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて探索して、経路探索結果を生成する経路探索手段である。また、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件に出発時刻や到着時刻、経由地、移動手段、使用路線等の指定情報が更に含まれている場合、これらの指定条件を満たす経路を探索してもよい。また、経路探索部２０２ｃにより生成される経路情報を含む経路探索結果は、出発地情報・目的地情報、所要時間、移動距離、出発時刻、到着時刻、天気情報、移動手段情報、経由地点、経由地通過時刻、使用路線等の情報を含んでもよい。なお、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件に基づいて生成した経路探索結果を送信元の端末装置１００に送信する。
【００５６】
また、経路案内情報生成部２０２ｄは、端末装置１００から送信される、案内経路を指定した経路案内要求を受信し、経路案内要求に応じた案内経路についての経路案内情報を生成する経路案内情報生成手段である。ここで、経路案内情報生成部２０２ｄは、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて、交通機関の乗降時刻、交通機関の行先、交通機関の路線種別、交通機関の路線名称、鉄道の駅およびバスの停留所などの乗降地点の名称、交通機関の乗車位置、案内経路の所要時間、および／または、案内経路を使った場合の料金データ等を含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部２０２ｄは、更に、地図データベース２０６ｃに記憶された、案内経路を含む地図の地図データを含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部２０２ｄは、更に、現在位置情報受信部２０２ａにより受信される端末装置１００の利用者の現在位置情報の更新に応じて、当該現在位置情報を含む地図データを地図データベース２０６ｂから取得し、当該地図データに現在位置を重畳させて表示する表示画面を含む経路案内情報を生成してもよい。
【００５７】
また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納する地点履歴情報格納手段である。ここで、地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を、外部機器６００（天気情報を提供する気象庁データサーバなど）から受信して、天気情報を含む地点履歴情報を格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、検索実行部２０２ｂにより地点検索が実行された場合に、検索結果の地点の地点履歴情報（地点の地点名称や緯度経度等）を検索時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部２０２ｅは、検索実行部２０２ｂによる検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の種別に関する情報）や検索キー情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、経路探索部２０２ｃにより目的地や経由地等の地点を指定した経路探索条件が受信された場合に、当該地点の地点履歴情報を受信時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、経路案内情報生成部２０２ｄにより案内経路を指定した経路案内要求を受信した場合に、案内経路の目的地や経由地等の地点の地点履歴情報を、受信時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部２０２ｅは、現在位置情報受信部２０２ａにより受信される現在位置情報の更新により当該目的地や経由地等に利用者が達したことを確認してから、地点履歴情報を確認時等の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【００５８】
また、地点履歴要求受信部２０２ｆは、端末装置１００から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段である。
【００５９】
また、地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求受信部２０２ｆにより地点履歴要求が受信された場合、地点履歴データベース２０６ｄから地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段である。例えば、地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求を送信した端末装置１００に対応する地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄから抽出することにより取得する。
【００６０】
また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段である。ここで、履歴情報は、地点の登録履歴があることを示す情報であり、例えば、所定のマークを表す情報でもよく、地点履歴情報に含まれる地点名称や検索キー情報でもよい。また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成してもよい。また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、カレンダーの日付位置またはタイムラインの時刻位置に、履歴情報に加えて、地点履歴情報に含まれる天気情報や検索種別等を対応づけて一覧化した履歴一覧情報を生成してもよい。
【００６１】
また、履歴一覧情報送信部２０２ｉは、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成された履歴一覧情報を端末装置１００に送信する履歴一覧情報送信手段である。
【００６２】
［端末装置１００の構成］
また、図２において、端末装置１００は、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信し、サーバ装置２００から送信される、履歴一覧情報を受信し、受信した履歴一覧情報を表示部１１４に表示させる等の機能を有する。端末装置１００は、例えば、一般に市販されるデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、携帯電話やＰＨＳやＰＤＡ等の携帯端末装置、および、現在位置案内や走行経路案内等を行なうナビゲーション端末等である。ここで、端末装置１００は、インターネットブラウザ等を搭載していてもよく、経路案内アプリケーションや乗換案内アプリケーション等を搭載していてもよい。また、端末装置１００は、リアルタイムに現在位置取得が行えるよう、ＧＰＳ機能やＩＭＥＳ機能等を有する位置取得部１１２を備えている。また、端末装置１００は、表示部１１４と入力部１１６を備えている。
【００６３】
ここで、表示部１１４は、液晶や有機ＥＬ等から構成されるディスプレイやモニタ等の表示手段である。ここで、表示部１１４は、表示手段に加えて音声出力を行う音声出力手段（例えば、スピーカ等）を備えてもよい。また、入力部１１６は、検索キーや経路探索条件等の入力等を行う入力手段（例えば、キー入力部、タッチパネル、キーボード、マイク等）を備えている。また、入出力制御インターフェース部１０８は、位置取得部１１２、表示部１１４、および、入力部１１６等の制御を行う。
【００６４】
ここで、位置取得部１１２は、例えば、位置発信装置５００から発信される位置情報信号を受信する位置取得手段であってもよい。ここで、位置発信装置５００は、位置情報信号（ＧＰＳ信号）を発信するＧＰＳ装置であってもよい。また、位置発信装置５００は、ＧＰＳ信号と類似した特徴を持つ位置情報信号を用いて屋内測位を可能とするＩＭＥＳ（Ｉｎｄｏｏｒ Ｍｅｓｓａｇｅ Ｓｙｓｔｅｍ）技術を実現するＩＭＥＳ装置であってもよい。なお、ＩＭＥＳ技術は測位衛星システムである準天頂衛星の枠組みから発案されたシステムである。
【００６５】
また、位置発信装置５００は、屋外で受信したＧＰＳ信号を屋内で発信するＧＰＳリピータであってもよい。また、位置発信装置５００は、建物（例えば、立体駐車場等）内の各フロアや地下構造物（例えば、地下鉄駅、地下街、地下連絡通路、地下駐車場等）の各所に任意に設置される小型発信装置であってもよい。なお、この小型発信装置には、設置場所に応じた自己位置情報（位置ＩＤ等）が割り振られている。そして、端末装置１００が通信可能範囲に入ると、端末装置１００は、小型発信装置から送信される自己位置情報を位置情報信号として受信する。この際の通信方式は、例えば、ＲＦＩＤ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）タグシステムやＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）等の各種近距離無線方式や、赤外線通信方式等であってもよい。また、位置発信装置５００は、無線ＬＡＮのアクセスポイントであってもよい。本実施形態において、位置取得部１１２は、無線ＬＡＮ信号等を受信して、アクセスポイントの識別情報を取得してもよい。そして、端末装置１００は、位置取得部１１２にて取得したアクセスポイント固有の識別情報からアクセスポイントの位置を特定して位置情報を取得してもよい。また、本実施形態において、端末装置１００は、位置取得部１１２にて取得された位置情報信号から、緯度、経度、および、高さ情報を含む位置情報を算出してもよい。
【００６６】
また、位置取得部１１２は、例えば、方位センサにて検出した端末装置１００の進行方向等の方向情報（方位情報）、加速度センサや速度センサにて検出した端末装置１００の加速度情報や速度情報、距離センサにて検出した距離情報、および、端末装置１００の利用者の現在位置を示す位置情報等を、現在位置情報として取得してもよい。ここで、方位センサには、端末装置１００の絶対走行方位を検出する地磁気センサおよび端末装置１００の相対走行方位を検出する光ジャイロが使用されてもよい。また、方位センサは、地磁気センサと加速度センサを組み合わせることで方位や傾きに関する情報を取得できる電子コンパスであってもよい。また、加速度センサは、光学式や半導体式等の３軸加速度センサであってもよい。
【００６７】
また、通信制御インターフェース部１０４は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置（図示せず）に接続されるインターフェースであり、端末装置１００とネットワーク３００との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部１０４は、サーバ装置２００等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。また、ネットワーク３００は、端末装置１００およびサーバ装置２００と、外部の地図提供サーバ等の外部機器６００または外部システムとを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット、電話回線網（携帯端末回線網および一般電話回線網等）、イントラネット、または、電力線通信（ＰＬＣ）等であってもよい。
【００６８】
また、記憶部１０６は、ＨＤやＳＳＤ等の大容量のストレージ手段、および／または、ＳＲＡＭ（Ｓｔａｔｉｃ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）等を用いて構成される小容量高速メモリ（例えば、キャッシュメモリ）等のストレージ手段であり、各種のデータベースやファイルやテーブルを格納してもよい。ここで、記憶部１０６は、各種のファイル等を一時的に記憶するものであってもよい。例えば、記憶部１０６は、サーバ装置２００から受信した、地点検索結果や経路探索結果や地点履歴情報等を記憶してもよい。
【００６９】
また、制御部１０２は、ＯＳ等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部１０２は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部１０２は、機能概念的に、現在位置情報取得部１０２ａ、検索要求部１０２ｂ、条件設定部１０２ｃ、経路案内部１０２ｄ、地点履歴要求送信部１０２ｅ、履歴一覧情報受信部１０２ｆ、および、履歴一覧情報表示部１０２ｇを備える。
【００７０】
また、現在位置情報取得部１０２ａは、端末装置１００の利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段である。ここで、現在位置情報取得部１０２ａは、端末装置１００の利用者の現在位置情報を所定時間（所定周期）ごと（例えば、１秒ごと、３分ごと等）に取得してもよい。例えば、現在位置情報取得部１０２ａは、位置取得部１１２にて位置発信装置５００から受信した位置情報信号から算出した位置情報を、端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。ここで、現在位置情報取得部１０２ａは、取得した現在位置情報をサーバ装置２００に送信してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、現在位置情報を取得した取得時刻の時刻情報を、現在位置情報に対応付けてサーバ装置２００に送信してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、現在位置情報とともに、端末装置１００の識別情報をサーバ装置２００に送信してもよい。ここで、現在位置情報取得部１０２ａは、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される現在位置情報の更新に応じて現在位置情報をサーバ装置２００に送信してもよい。
【００７１】
また、現在位置情報取得部１０２ａは、更に、位置取得部１１２の方位センサや加速度センサ等にて検出した端末装置１００の加速度、速度、および方向（方位）等の情報を、端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、利用者により入力部１１６を介して入力された現在位置についての位置座標等の位置情報を端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。ここで、利用者により入力部１１６を介して入力された現在位置は、利用者が現実に存在する位置であってもよく、利用者により任意に選択された仮想の現在位置（一例として、東京にいる利用者により選択された大阪の駅や空港等の任意の地点）であってもよい。例えば、現在位置情報取得部１０２ａは、入力部１１６を介して利用者に表示部１１４に表示された地図データの表示画面上で指定（例えば、タッチパネル式の表示部１１４での指定操作等）させた座標を端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報取得部１０２ａは、更に、入力部１１６を介して利用者に表示部１１４に表示された地図データの表示画面上で指定させた、加速度や速度や方向（方位）等の情報を端末装置１００の利用者の現在位置情報として取得してもよい。
【００７２】
また、検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して検索要求を入力させ、入力された検索要求をサーバ装置２００に送信する検索要求手段である。ここで、検索要求は、ＰＯＩ検索やフリーワード検索やカテゴリー検索の種別を指定する情報を含んでもよく、フリーワード検索のため検索キー情報や、カテゴリー検索のためのカテゴリー情報を含んでもよい。また、検索要求部１０２ｂは、サーバ装置２００から送信される、検索要求に基づく地点検索結果を受信して、表示部１１４に表示させてもよい。
【００７３】
また、条件設定部１０２ｃは、利用者に入力部１１６を介して経路探索条件を設定させ、設定された経路探索条件をサーバ装置２００に送信する条件設定手段である。一例として、条件設定部１０２ｃにより設定される経路探索条件は、少なくとも出発地と目的地の情報を含み、更に経由地の情報を含んでもよい。ここで、条件設定部１０２ｃは、履歴一覧情報表示部１０２ｇにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、検索要求部１０２ｂにより受信された地点検索結果から一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、経路探索条件の出発地または目的地として、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される端末装置１００の利用者の現在位置情報を設定してもよい。例えば、条件設定部１０２ｃは、位置取得部１１２にて位置発信装置５００から受信した位置情報信号から算出した位置情報、および／または、位置取得部１１２の方位センサにて検出した端末装置１００の進行方向等の方位情報を、出発地または目的地として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、利用者により入力部１１６を介して入力された位置座標等を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。具体的には、条件設定部１０２ｃは、入力部１１６を介して利用者に表示部１１４に表示された地図の表示画面上で指定（例えば、タッチパネル方式の表示部１１４での指定操作等）させた座標、および／または、方位情報を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。
【００７４】
また、経路案内部１０２ｄは、経路案内を実行する経路案内手段である。例えば、経路案内部１０２ｄは、利用者に入力部１１６を介して案内経路を指定した経路案内要求を入力させるよう制御し、入力された経路案内要求をサーバ装置２００に送信し、サーバ装置２００から送信される、経路案内要求に基づいて生成された経路案内情報を受信して、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される現在位置情報の更新に応じて経路案内情報に基づく案内経路等を表示部１１４に表示させる。ここで、経路案内部１０２ｄは、条件設定部１０２ｃにより送信された経路探索条件に基づいて生成された経路探索結果をサーバ装置２００から受信し、受信された複数の経路に関する経路探索結果のうち、経路案内を実行する一の経路を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御し、選択された経路について経路案内要求をサーバ装置２００に送信して案内経路情報を取得してもよい。経路案内部１０２ｄは、経路案内にかかる案内経路と、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される現在位置情報と、を表示部１１４の表示画面に表示させることにより、経路案内を実行してもよい。また、経路案内部１０２ｄは、地図データ上に、経路情報の案内経路、および、端末装置１００の現在位置情報に基づく現在位置を重畳した表示画面を表示部１１４に表示させてもよい。また、経路案内部１０２ｄは、経路案内情報に含まれる案内経路上の分岐点等の案内地点における進行方向等に対応付けられた音声案内データを、表示部１１４を介して音声出力させることにより、経路案内を実行してもよい。
【００７５】
また、地点履歴要求送信部１０２ｅは、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信する地点履歴要求送信手段である。ここで、地点履歴要求送信部１０２ｅは、利用者により入力部１１６を介した地点履歴要求の入力があった場合に、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信してもよい。例えば、地点履歴要求送信部１０２ｅは、条件設定部１０２ｃにより利用者に経路探索条件を入力させる制御を行う場合に、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信してもよい。
【００７６】
また、履歴一覧情報受信部１０２ｆは、サーバ装置２００から送信される、地点履歴要求に基づく履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段である。
【００７７】
また、履歴一覧情報表示部１０２ｇは、履歴一覧情報受信部１０２ｇにより受信された履歴一覧情報を、表示部１１４に表示させる履歴一覧情報表示手段である。
【００７８】
以上で、第１の実施形態における地点履歴表示システムの構成の一例の説明を終える。
【００７９】
［地点履歴表示システムの処理］
次に、このように構成された第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例について、以下に図４から図７を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、理解の容易のため、複数の端末装置１００−１〜ｎのうち一の端末装置１００について説明するが、その他の端末装置１００についても同様に処理を行うことができる。ここで、図４は、第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【００８０】
図４に示すように、まず、端末装置１００の地点履歴要求送信部１０２ｅは、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信する（ステップＳＡ−１）。ここで、地点履歴要求送信部１０２ｅは、利用者により入力部１１６を介した地点履歴要求の入力があった場合に、地点履歴要求をサーバ装置２００に送信してもよい。
【００８１】
そして、サーバ装置２００の地点履歴要求受信部２０２ｆは、端末装置１００から送信される、地点履歴要求を受信する（ステップＳＡ−２）。
【００８２】
そして、サーバ装置２００の地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求受信部２０２ｆにより地点履歴要求が受信された場合、地点履歴データベース２０６ｄから地点履歴情報を取得する（ステップＳＡ−３）。例えば、地点履歴情報取得部２０２ｇは、地点履歴要求を送信した端末装置１００の識別情報に対応する地点履歴情報を、地点履歴データベース２０６ｄから抽出することにより地点履歴情報を取得する。
【００８３】
そして、サーバ装置２００の履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、当該地点履歴情報の日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する（ステップＳＡ−４）。一例として、履歴情報は、地点の登録履歴があることを示す、所定のマークを表す情報である。ここで、図５は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、カレンダーの日付位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【００８４】
図５に示すように、一例として、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報の日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す旗マーク１５０Ａ〜Ｃを対応付けて一覧化にした履歴一覧情報を生成する。ここで、同日に複数の地点履歴情報がある場合等には、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、地点履歴情報取得部２０２ｇにより取得された地点履歴情報の時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を更に生成してもよい。ここで、図６は、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成される、タイムラインの時刻位置に履歴情報として所定のマークを対応付けて一覧にした履歴一覧情報の一例を示す図である。
【００８５】
図６に示すように、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、一例として、同日に複数の地点履歴情報がある場合には図５のカレンダー形式の履歴一覧情報に加えて、地点履歴情報の時刻情報（時分等）に対応するタイムラインの時刻位置に旗マーク１５０Ｄ〜Ｆを対応付けて一覧化にした履歴一覧情報を生成する。なお、上述した例では、履歴情報として所定の旗マークの情報を用いたが、これに限られず、地点履歴情報に含まれる地点名称や検索キー情報や検索種別等でもよく、また、履歴一覧情報生成部２０２ｈは、履歴情報に併せて、地点履歴情報に含まれる天気情報等を対応づけて一覧化した履歴一覧情報を生成してもよい。
【００８６】
そして、サーバ装置２００の履歴一覧情報送信部２０２ｉは、履歴一覧情報生成部２０２ｈにより生成された履歴一覧情報を端末装置１００に送信する（ステップＳＡ−５）。
【００８７】
そして、端末装置１００の履歴一覧情報受信部１０２ｆは、サーバ装置２００から送信される、履歴一覧情報を受信する（ステップＳＡ−６）。
【００８８】
そして、端末装置１００の履歴一覧情報表示部１０２ｇは、履歴一覧情報受信部１０２ｇにより受信された履歴一覧情報を、表示部１１４に表示させる（ステップＳＡ−７）。
【００８９】
以上が、第１の実施形態における地点履歴表示システムの処理の一例である。なお、このように端末装置１００の表示部１１４に表示された履歴一覧情報の地点履歴は、利用者が入力部１１６を介して選択することにより、再利用可能に制御される。例えば、端末装置１００の条件設定部１０２ｃは、履歴一覧情報表示部１０２ｇにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。
【００９０】
［地点履歴登録処理］
つぎに、サーバ装置２００の地点履歴データベース２０６ｄに地点履歴情報を登録する地点履歴登録処理の一例について図７を参照して説明する。すなわち、上述した処理においては、すでに地点履歴データベース２０６ｄに地点履歴情報が記憶されていることを前提として説明したが、この地点履歴データベース２０６ｄに地点履歴情報を格納するための処理の一例について以下に説明する。ここで、図７は、第１の実施形態における地点履歴登録処理の一例を示すフローチャートである。
【００９１】
図７に示すように、端末装置１００の検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して検索要求を入力させ、入力された検索要求をサーバ装置２００に送信する（ステップＳＢ−１）。例えば、検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して、ＰＯＩ検索、フリーワード検索、および、カテゴリー検索の検索種別のうちのいずれの地点検索を行うか指定させるように制御し、指定された検索種別を含む検索要求を生成してサーバ装置２００に送信する。このとき、検索要求部１０２ｂは、利用者に入力部１１６を介して、フリーワード検索のための検索キー情報（「東京」等の地名など）や、カテゴリー検索のためのカテゴリー情報（店舗種別など）を入力させ、入力された検索キー情報やカテゴリー情報を含む検索要求を生成してサーバ装置２００に送信してもよい。
【００９２】
そして、サーバ装置２００の検索実行部２０２ｂは、端末装置１００から送信される、検索要求を受信し、検索種別や検索キー情報やカテゴリー情報等を含む検索要求を記憶部２０６に一時記憶させる（ステップＳＢ−２）。このとき、検索実行部２０２ｂは、検索要求を受信した日付情報を記憶部１０６に格納してもよい。
【００９３】
そして、サーバ装置２００の検索実行部２０２ｂは、検索要求に応じて地点検索を実行する（ステップＳＢ−３）。例えば、検索実行部２０２ｂは、ＰＯＩ検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃを参照して検索結果を生成してもよい。また、検索実行部２０２ｂは、検索キー情報を含むフリーワード検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。また、検索実行部２０２ｂは、カテゴリー情報（店舗種別等）を含むカテゴリー検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース２０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。
【００９４】
そして、サーバ装置２００の検索実行部２０２ｂは、検索要求に基づく地点検索結果を端末装置１００に送信する（ステップＳＢ−４）。
【００９５】
そして、端末装置１００の検索要求部１０２ｂは、サーバ装置２００から送信される、検索要求に基づく地点検索結果を受信して表示部１１４に表示させる（ステップＳＢ−５）。
【００９６】
そして、端末装置１００の条件設定部１０２ｃは、利用者に入力部１１６を介して、少なくとも出発地と目的地を含む経路探索条件を設定させる（ステップＳＢ−６）。その際、条件設定部１０２ｃは、検索要求部１０２ｂにより受信された地点検索結果から一の地点を利用者に入力部１１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地等として設定してもよい。また、条件設定部１０２ｃは、現在位置情報取得部１０２ａにより取得される端末装置１００の利用者の現在位置情報を、経路探索条件の出発地等として設定してもよい。
【００９７】
そして、端末装置１００の条件設定部１０２ｃは、設定した経路探索条件をサーバ装置２００に送信する（ステップＳＢ−７）。
【００９８】
そして、サーバ装置２００の経路探索部２０２ｃは、端末装置１００から送信される、経路探索条件を受信する（ステップＳＢ−８）。
【００９９】
そして、サーバ装置２００の地点履歴情報格納部２０２ｅは、経路探索条件に設定された目的地等の地点の地点履歴情報を、現在日時等の日付情報とともに地点履歴データベース２０６ｄに格納する（ステップＳＢ−９）。ここで、地点履歴情報格納部２０２ｅは、ステップＳＢ−２において検索実行部２０２ｂにより受信され記憶部２０６に一時記憶された地点検索要求の検索種別や検索キー情報や日付情報を、地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部２０２ｅは、ステップＳＢ−３における検索実行部２０２ｂによる地点検索結果（地点名称や緯度経度等）のうち経路探索条件で設定された地点の地点履歴情報を、検索時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部２０２ｅは、検索実行部２０２ｂによる検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の検索種別に関する情報）や検索キー情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を、外部機器６００（天気情報を提供する気象庁データサーバなど）から受信して、天気情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【０１００】
そして、サーバ装置２００の経路探索部２０２ｃは、受信した経路探索条件を満たす、出発地から目的地までの経路を、ネットワークデータベース２０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて探索して、経路情報を含む経路探索結果を生成する（ステップＳＢ−１０）。ここで、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件を満たす、複数の経路の経路情報を生成してもよい。また、経路探索部２０２ｃは、経路探索条件に出発時刻や到着時刻、経由地、移動手段、使用路線等の指定情報が更に含まれている場合、これらの指定条件を満たす経路を探索してもよい。また、経路探索部２０２ｃにより算出される経路情報は、出発地情報・目的地情報、所要時間、移動距離、出発時刻、到着時刻、天気情報、移動手段情報、経由地点、経由地通過時刻、使用路線等の情報を含んでもよい。
【０１０１】
そして、サーバ装置２００の経路探索部２０２ｃは、生成した経路探索結果を端末装置１００に送信する（ステップＳＢ−１１）。
【０１０２】
そして、端末装置１００の経路案内部１０２ｄは、サーバ装置２００から送信される、経路探索結果を受信する（ステップＳＢ−１２）。
【０１０３】
そして、端末装置１００の経路案内部１０２ｄは、受信した経路探索結果に基づいて経路案内を実行する（ステップＳＢ−１３）。例えば、経路探索結果に複数の経路情報が含まれる場合、経路案内部１０２ｄは、利用者に入力部１１６を介して案内経路を指定させ、案内経路を指定した経路案内要求をサーバ装置２００に送信し、サーバ装置２００の経路案内情報生成部２０２ｄにより生成された経路案内情報を受信して、受信した経路案内情報に基づいて案内経路等を表示部１１４に表示させてもよい。このとき、経路案内部１０２ｄは、経路案内情報に基づく案内経路と、現在位置情報取得部１０２ａにより更新される現在位置情報の現在位置とを、表示部１１４の表示画面に重畳表示させることにより、経路案内を実行してもよい。また、経路案内部１０２ｄは、地図データ上に、経路情報の案内経路、および、端末装置１００の現在位置情報に基づく現在位置を重畳した表示画面を表示部１１４に表示させてもよい。
【０１０４】
以上が、第１の実施形態における地点履歴登録処理の一例である。なお、上述の例では、目的地等の地点が指定された経路探索条件を受信した場合に地点履歴情報を登録する契機としたが、これに限られず、ステップＳＢ−３において地点検索を実行した場合や、ステップＳＢ−１３において経路案内を実行する場合等の契機で、地点履歴情報を登録してもよい。例えば、地点履歴情報格納部２０２ｅは、端末装置１００から案内経路を指定した経路案内要求を受信した場合に、案内経路の目的地や経由地等の地点の地点履歴情報を、受信時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。また、ステップＳＢ−１３における経路案内の開始後において、現在位置情報受信部２０２ａにより受信される現在位置情報の更新により当該目的地や経由地等に利用者が達したことを確認してから、地点履歴情報格納部２０２ｅは、地点履歴情報を確認時等の日付情報に対応付けて地点履歴データベース２０６ｄに格納してもよい。
【０１０５】
以上で、第１の実施形態の処理の説明を終える。
【０１０６】
［第２の実施形態］
続いて、本発明の第２の実施形態（地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型））について、図８および図９を参照して以下に説明する。ここで、図８は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【０１０７】
なお、第２の実施形態においては、全ての機能を地点履歴表示装置４００に集約し、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶部４０６から取得し、地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成し、生成した履歴一覧情報を表示部４１４に表示させる。このように、第２の実施形態は、地点履歴表示装置４００がスタンドアローン型に構成され単独で処理を行う点が第１の実施形態と異なる。
【０１０８】
［地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型）の構成］
まず、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型）の構成の一例について、図８を参照して以下に説明する。
【０１０９】
図８に示すように、第２の実施形態の地点履歴表示装置４００は、制御部４０２と記憶部４０６と表示部４１４と入力部４１６と位置取得部４１２を備える。これら地点履歴表示装置４００の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【０１１０】
図８において、入出力制御インターフェース部４０８、通信制御インターフェース部４０４、表示部４１４、入力部４１６、および、位置取得部４１２、並びに、ネットワーク３００、および、外部機器６００の各機能は、第１の実施形態と同様であるため説明を省略する。また、記憶部４０６の各部（ネットワークデータベース４０６ａ、地図データベース４０６ｂ、ＰＯＩデータベース４０６ｃ、および、地点履歴データベース４０６ｄ等）についても、サーバ装置２００ではなく地点履歴表示装置４００に備えられている点を除き、各機能が第１の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【０１１１】
また、制御部４０２の各部について、各機能は第１の実施形態の地点履歴表示システムの端末装置１００とサーバ装置２００の各制御部の機能を集約したものであり、基本的な処理は第１の実施形態と同様である。
【０１１２】
図８において、制御部４０２は、ＯＳ等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部４０２は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部４０２は、機能概念的に、現在位置情報取得部４０２ａ、検索実行部４０２ｂ、経路探索部４０２ｃ、経路案内情報生成部４０２ｄ、地点履歴情報格納部４０２ｅ、経路案内部４０２ｆ、地点履歴情報取得部４０２ｇ、履歴一覧情報生成部４０２ｈ、および、履歴一覧情報表示部４０２ｉを備える。このうち、現在位置情報取得部４０２ａ、地点履歴情報取得部４０２ｇ、および、履歴一覧情報生成部４０２ｈの機能は、第１の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【０１１３】
このうち、検索実行部４０２ｂは、利用者に入力部４１６を介して検索要求を入力させ、入力された検索要求に応じて地点検索を実行する検索実行手段である。ここで、検索要求は、ＰＯＩ検索やフリーワード検索やカテゴリー検索の検索種別を指定する情報を含んでもよく、フリーワード検索のため検索キー情報や、カテゴリー検索のためのカテゴリー情報を含んでもよい。また、検索実行部４０２ｂは、ＰＯＩ検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース４０６ｃを参照して検索結果を生成してもよい。また、検索実行部４０２ｂは、検索キー情報を含むフリーワード検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース４０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。また、検索実行部４０２ｂは、カテゴリー情報（店舗種別等）を含むカテゴリー検索の検索要求に応じて、ＰＯＩデータベース４０６ｃ等を参照して地点検索を行ってもよい。なお、検索実行部４０２ｂは、検索要求に基づいて生成した地点検索結果を表示部４１４に表示させる。
【０１１４】
また、経路探索部４０２ｃは、少なくとも出発地と目的地とを含む経路探索条件を設定し、設定された経路探索条件を満たす、出発地から目的地までの経路を、ネットワークデータベース４０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて探索して、経路探索結果を生成する経路探索手段である。一例として、経路探索部４０２ｃは、利用者に入力部４１６を介して少なくとも出発地と目的地を含む経路探索条件を入力させてもよい。また、経路探索条件は、更に出発時刻や到着時刻、経由地、移動手段、使用路線等の指定情報を含んでもよい。ここで、経路探索部４０２ｃは、履歴一覧情報表示部４０２ｉにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃは、検索実行部４０２ｂにより生成された地点検索結果から一の地点を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃは、経路探索条件の出発地または目的地として、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される地点履歴表示装置４００の利用者の現在位置情報を設定してもよい。例えば、経路探索部４０２ｃは、位置取得部４１２にて位置発信装置５００から受信した位置情報信号から算出した位置情報、および／または、位置取得部４１２の方位センサにて検出した地点履歴表示装置４００の利用者の進行方向等の方位情報を、出発地または目的地として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃは、利用者により入力部４１６を介して入力された位置座標等を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。具体的には、経路探索部４０２ｃは、入力部４１６を介して利用者に表示４１４に表示された地図の表示画面上で指定（例えば、タッチパネル方式の表示部４１４での指定操作等）させた座標、および／または、方位情報を出発地や目的地や経由地として設定してもよい。また、経路探索部４０２ｃにより生成される経路情報を含む経路探索結果は、出発地情報・目的地情報、所要時間、移動距離、出発時刻、到着時刻、天気情報、移動手段情報、経由地点、経由地通過時刻、使用路線等の情報を含んでもよい。なお、経路探索部４０２ｃは、経路探索条件に基づいて生成した経路探索結果を表示部４１４に表示させる。
【０１１５】
また、経路案内情報生成部４０２ｄは、経路探索部４０２ｃにより生成され表示部４１４に表示された経路探索結果のうち、経路案内を実行する一の経路を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御し、選択された経路について経路案内情報を生成する経路案内情報生成手段である。ここで、経路案内情報生成部４０２ｄは、ネットワークデータベース４０６ａに記憶されたネットワークデータに基づいて、交通機関の乗降時刻、交通機関の行先、交通機関の路線種別、交通機関の路線名称、鉄道の駅およびバスの停留所などの乗降地点の名称、交通機関の乗車位置、案内経路の所要時間、および／または、案内経路を使った場合の料金データ等を含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部４０２ｄは、更に、地図データベース４０６ｃに記憶された、案内経路を含む地図の地図データを含む経路案内情報を生成してもよい。また、経路案内情報生成部４０２ｄは、更に、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される利用者の現在位置情報による現在位置を含む地図データを地図データベース４０６ｂから取得し、当該地図データに現在位置を重畳させて表示する表示画面を含む経路案内情報を生成してもよい。
【０１１６】
また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース４０６ｄに格納する地点履歴情報格納手段である。ここで、地点履歴情報格納部４０２ｅは、地点の登録時の天気情報（晴れ、曇り、雨、雪などの情報）を、外部機器６００（天気情報を提供する気象庁データサーバなど）から受信して、天気情報を含む地点履歴情報を格納してもよい。また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、検索実行部４０２ｂにより地点検索が実行された場合に、検索結果の地点の地点履歴情報（地点の地点名称や緯度経度等）を検索時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部４０２ｅは、検索実行部４０２ｂによる検索時の検索種別情報（ＰＯＩ検索、フリーワード検索、カテゴリー検索等の検索種別に関する情報）や検索キー情報を含む地点履歴情報を地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、経路探索部４０２ｃにより目的地や経由地等の地点を指定した経路探索条件が設定された場合に、当該地点の地点履歴情報を設定時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。また、地点履歴情報格納部４０２ｅは、経路案内情報生成部４０２ｄの制御により利用者から案内経路を指定された場合に、案内経路の目的地や経由地等の地点の地点履歴情報を、指定時の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。このとき、地点履歴情報格納部４０２ｅは、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される現在位置情報の更新により当該目的地や経由地等に利用者が達したことを確認してから、地点履歴情報を確認時等の日付情報に対応付けて地点履歴データベース４０６ｄに格納してもよい。
【０１１７】
また、経路案内部４０２ｆは、経路案内を実行する経路案内手段である。例えば、経路案内部４０２ｆは、経路案内情報生成部４０２ｄにより生成された経路案内情報に基づいて、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される現在位置情報の更新に応じて案内経路等を表示部４１４に表示させる。ここで、経路案内部４０２ｆは、経路案内にかかる案内経路と、現在位置情報取得部４０２ａにより取得される現在位置情報の現在位置とを、表示部４１４の表示画面に重畳表示させることにより、経路案内を実行してもよい。また、経路案内部４０２ｆは、地図データベース４０６ｂに記憶される地図データ上に、経路情報の案内経路、および、利用者の現在位置情報に基づく現在位置を重畳した表示画面を表示部４１４に表示させてもよい。また、経路案内部４０２ｆは、経路案内情報に含まれる案内経路上の分岐点等の案内地点における進行方向等に対応付けられた音声案内データを、表示部４１４を介して音声出力させることにより、経路案内を実行してもよい。
【０１１８】
また、履歴一覧情報表示部４０２ｉは、履歴一覧情報生成部４０２ｈにより生成された履歴一覧情報を、表示部４１４に表示させる履歴一覧情報表示手段である。
【０１１９】
以上で、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の構成の一例の説明を終える。
【０１２０】
［地点履歴表示装置４００（スタンドアローン型）の処理］
次に、このように構成された第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例について、以下に図９を参照して詳細に説明する。ここで、図９は、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、第１の実施形態と同様に地点履歴登録処理が行われ、すでに地点履歴データベース４０６ｄに地点履歴情報が登録されていることを前提に説明する。
【０１２１】
図９に示すように、経路探索部４０２ｃにより利用者に経路探索条件を設定させる場合等において、地点履歴情報取得部４０２ｇは、地点履歴データベース４０６ｄから地点履歴情報を取得する（ステップＳＣ−１）。
【０１２２】
そして、履歴一覧情報生成部４０２ｈは、地点履歴情報取得部４０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する（ステップＳＣ−２）。ここで、履歴情報は、地点の登録履歴があることを示す情報であり、例えば、所定のマークを表す情報でもよく、地点履歴情報に含まれる地点名称や検索キー情報でもよい。また、履歴一覧情報生成部４０２ｈは、同日に複数の地点履歴情報がある場合等において、地点履歴情報取得部４０２ｇにより取得された地点履歴情報に基づいて、時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成してもよい。また、履歴一覧情報生成部４０２ｈは、カレンダーの日付位置またはタイムラインの時刻位置に、履歴情報に加えて、地点履歴情報に含まれる天気情報や検索種別等を対応づけて一覧化した履歴一覧情報を生成してもよい。
【０１２３】
そして、履歴一覧情報表示部４０２ｉは、履歴一覧情報生成部４０２ｈにより生成された履歴一覧情報を、表示部４１４に表示させる（ステップＳＣ−３）。なお、このように表示部４１４に表示された履歴一覧情報の地点履歴は、利用者が入力部４１６を介して選択することにより、再利用可能に制御される。例えば、経路探索部４０２ｃは、履歴一覧情報表示部４０２ｉにより表示された履歴一覧情報から地点履歴にかかる一の地点を利用者に入力部４１６を介して選択させるよう制御して、選択された地点を経路探索条件の目的地や経由地等として設定して、経路探索を実行してもよい。
【０１２４】
以上が、第２の実施形態における地点履歴表示装置４００の処理の一例である。
【０１２５】
［他の実施の形態］
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
【０１２６】
例えば、地点履歴表示装置４００がスタンドアローンの形態で処理を行う場合を一例に説明したが、地点履歴表示装置４００は、クライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するようにしてもよい。
【０１２７】
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【０１２８】
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【０１２９】
また、端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【０１３０】
例えば、端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００の各装置が備える処理機能、特に制御部１０２，２０２，４０２にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）および当該ＣＰＵにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００に機械的に読み取られる。すなわち、ＲＯＭまたはＨＤなどの記憶部１０６，２０６，４０６などには、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）として協働してＣＰＵに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、ＲＡＭにロードされることによって実行され、ＣＰＵと協働して制御部を構成する。
【０１３１】
また、このコンピュータプログラムは、端末装置１００、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００に対して任意のネットワーク３００を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【０１３２】
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、ＵＳＢメモリ、ＳＤカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＭＯ、ＤＶＤ、および、Ｂｌｕ−ｒａｙ Ｄｉｓｃ等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【０１３３】
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【０１３４】
記憶部１０６，２０６，４０６に格納される各種のデータベース等（ネットワークデータベース２０６ａ，４０６ａ〜地点履歴データベース２０６ｄ，４０６ｄ）は、ＲＡＭ、ＲＯＭ等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【０１３５】
また、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、該情報処理装置に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、サーバ装置２００、および、地点履歴表示装置４００は、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア（プログラム、データ等を含む）を実装することにより実現してもよい。
【０１３６】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【０１３７】
以上詳述に説明したように、本発明によれば、利用者が目的地などの地点履歴を思い出し易いように表示することができる、地点履歴表示装置、地点履歴表示システム、サーバ装置、端末装置、地点履歴表示方法、および、プログラム、並びに、記録媒体を提供することができる。
【符号の説明】
【０１３８】
１００ 端末装置
１０２ 制御部
１０２ａ 現在位置情報取得部
１０２ｂ 検索要求部
１０２ｃ 条件設定部
１０２ｄ 経路案内部
１０２ｅ 地点履歴要求送信部
１０２ｆ 履歴一覧情報受信部
１０２ｇ 履歴一覧情報表示部
１０４ 通信制御インターフェース部
１０６ 記憶部
１０８ 入出力制御インターフェース部
１１２ 位置取得部
１１４ 表示部
１１６ 入力部
２００ サーバ装置
２０２ 制御部
２０２ａ 現在位置情報受信部
２０２ｂ 検索実行部
２０２ｃ 経路探索部
２０２ｄ 経路案内情報生成部
２０２ｅ 地点履歴情報格納部
２０２ｆ 地点履歴要求受信部
２０２ｇ 地点履歴情報取得部
２０２ｈ 履歴一覧情報生成部
２０２ｉ 履歴一覧情報送信部
２０４ 通信制御インターフェース部
２０６ 記憶部
２０６ａ ネットワークデータベース
２０６ｂ 地図データベース
２０６ｃ ＰＯＩデータベース
２０６ｄ 地点履歴データベース
３００ ネットワーク
４００ 地点履歴表示装置
４０２ 制御部
４０２ａ 現在位置情報取得部
４０２ｂ 検索実行部
４０２ｃ 経路探索部
４０２ｄ 経路案内情報生成部
４０２ｅ 地点履歴情報格納部
４０２ｆ 経路案内部
４０２ｇ 地点履歴情報取得部
４０２ｈ 履歴一覧情報生成部
４０２ｉ 履歴一覧情報表示部
４０４ 通信制御インターフェース部
４０６ 記憶部
４０６ａ ネットワークデータベース
４０６ｂ 地図データベース
４０６ｃ ＰＯＩデータベース
４０６ｄ 地点履歴データベース
４０８ 入出力制御インターフェース部
４１２ 位置取得部
４１４ 表示部
４１６ 入力部
５００ 位置発信装置
６００ 外部機器
【特許請求の範囲】
【請求項１】
記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項２】
請求項１に記載の地点履歴表示装置において、
上記履歴情報は、
所定のマークを表す情報であることを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項３】
請求項１に記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点の地点名称を更に含み、
上記履歴情報は、
上記地点名称であることを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項４】
請求項１から３のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記日付情報は、
上記地点の登録時の時刻情報を更に含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、上記履歴情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項５】
請求項１から４のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点の登録時の天気情報を更に含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記天気情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項６】
請求項１から５のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点が登録された検索時の検索種別情報を更に含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索種別情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項７】
請求項１から６のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点が登録された検索時の検索キー情報を含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索キー情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項８】
請求項１から７のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点は、
目的地、経由地、および、出発地のうちの少なくとも一つであることを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項９】
記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムであって、
上記サーバ装置の上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記サーバ装置の上記制御部は、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、
上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信手段と、
を備え、
上記端末装置の上記制御部は、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、
上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、
上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、地点履歴表示システム。
【請求項１０】
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、地点履歴表示システム。
【請求項１１】
表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、
上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信手段と、
を備えたことを特徴とする、サーバ装置。
【請求項１２】
記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、
上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、
上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、端末装置。
【請求項１３】
記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置において実行される地点履歴表示方法であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１４】
記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、
上記サーバ装置の上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記端末装置の上記制御部において実行される、
地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記端末装置から送信される、上記地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信ステップと、
上記端末装置の上記制御部において実行される、
上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、
上記端末装置の上記制御部において実行される、
上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１５】
地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、
上記地点履歴表示システムは、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、地点履歴情報取得手段と、履歴一覧情報生成手段と、履歴一覧情報表示手段と、
を備え、
上記地点履歴情報取得手段が、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記履歴一覧情報生成手段が、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報表示手段が、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１６】
表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置において実行される地点履歴表示方法であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、
上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１７】
記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置において実行される地点履歴表示方法であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、
上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、
上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１８】
記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項１９】
表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、
上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項２０】
記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、
上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、
上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項１】
記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項２】
請求項１に記載の地点履歴表示装置において、
上記履歴情報は、
所定のマークを表す情報であることを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項３】
請求項１に記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点の地点名称を更に含み、
上記履歴情報は、
上記地点名称であることを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項４】
請求項１から３のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記日付情報は、
上記地点の登録時の時刻情報を更に含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記時刻情報に対応するタイムラインの時刻位置に、上記履歴情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項５】
請求項１から４のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点の登録時の天気情報を更に含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記天気情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項６】
請求項１から５のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点が登録された検索時の検索種別情報を更に含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索種別情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項７】
請求項１から６のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点履歴情報は、
上記地点が登録された検索時の検索キー情報を含み、
上記履歴一覧情報生成手段は、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応する上記日付位置に、更に上記検索キー情報を対応付けて上記履歴一覧情報を生成することを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項８】
請求項１から７のいずれか一つに記載の地点履歴表示装置において、
上記地点は、
目的地、経由地、および、出発地のうちの少なくとも一つであることを特徴とする、地点履歴表示装置。
【請求項９】
記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムであって、
上記サーバ装置の上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記サーバ装置の上記制御部は、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、
上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信手段と、
を備え、
上記端末装置の上記制御部は、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、
上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、
上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、地点履歴表示システム。
【請求項１０】
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、地点履歴表示システム。
【請求項１１】
表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信手段と、
上記地点履歴要求受信手段により上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得手段と、
上記地点履歴情報取得手段により取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成手段と、
上記履歴一覧情報生成手段により生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信手段と、
を備えたことを特徴とする、サーバ装置。
【請求項１２】
記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信手段と、
上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信手段と、
上記履歴一覧情報受信手段により受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする、端末装置。
【請求項１３】
記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置において実行される地点履歴表示方法であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１４】
記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置、および、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置を、通信可能に接続した地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、
上記サーバ装置の上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記端末装置の上記制御部において実行される、
地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記端末装置から送信される、上記地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記サーバ装置の上記制御部において実行される、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信する履歴一覧情報送信ステップと、
上記端末装置の上記制御部において実行される、
上記サーバ装置から送信される、上記履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、
上記端末装置の上記制御部において実行される、
上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１５】
地点履歴表示システムにおいて実行される地点履歴表示方法であって、
上記地点履歴表示システムは、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段と、地点履歴情報取得手段と、履歴一覧情報生成手段と、履歴一覧情報表示手段と、
を備え、
上記地点履歴情報取得手段が、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記履歴一覧情報生成手段が、上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報表示手段が、上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１６】
表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置において実行される地点履歴表示方法であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、
上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１７】
記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置において実行される地点履歴表示方法であって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、
上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、
上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を含むことを特徴とする、地点履歴表示方法。
【請求項１８】
記憶部と制御部と表示部とを少なくとも備えた地点履歴表示装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項１９】
表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えたサーバ装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記端末装置から送信される、地点履歴要求を受信する地点履歴要求受信ステップと、
上記地点履歴要求受信ステップにて上記地点履歴要求が受信された場合、上記地点履歴情報記憶手段から上記地点履歴情報を取得する地点履歴情報取得ステップと、
上記地点履歴情報取得ステップにて取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を生成する履歴一覧情報生成ステップと、
上記履歴一覧情報生成ステップにて生成された上記履歴一覧情報を上記端末装置に送信することにより、上記端末装置の上記表示部に当該履歴一覧情報を表示させる履歴一覧情報送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項２０】
記憶部を少なくとも備えたサーバ装置に通信可能に接続された、制御部と表示部とを少なくとも備えた端末装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
地点の登録時の日付情報を含む地点履歴情報を記憶する地点履歴情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記地点履歴要求を上記サーバ装置に送信する地点履歴要求送信ステップと、
上記サーバ装置から送信される、上記地点履歴要求に従って、上記地点履歴情報記憶手段から取得された上記地点履歴情報に基づいて、上記日付情報に対応するカレンダーの日付位置に、上記地点の登録履歴があることを示す履歴情報を対応付けて一覧にした、履歴一覧情報を受信する履歴一覧情報受信ステップと、
上記履歴一覧情報受信ステップにて受信された上記履歴一覧情報を、上記表示部に表示させる履歴一覧情報表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【公開番号】特開２０１２−６８０８２（Ｐ２０１２−６８０８２Ａ）
【公開日】平成２４年４月５日（２０１２．４．５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２１１８４４（Ｐ２０１０−２１１８４４）
【出願日】平成２２年９月２２日（２０１０．９．２２）
【出願人】（５００１６８８１１）株式会社ナビタイムジャパン (410)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年４月５日（２０１２．４．５）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年９月２２日（２０１０．９．２２）
【出願人】（５００１６８８１１）株式会社ナビタイムジャパン (410)
【Ｆターム（参考）】
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