型枠建て込み方法およびこの方法で用いられる型枠支保工

【課題】地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことができ、これにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる型枠支保工の提供。
【解決手段】コンクリート打設空間の少なくとも片側に型枠を建て込む際に用いられる型枠支保工であって、上記型枠の外面を支持する多角形の枠状部材と、上記枠状部材の底辺に設けられ、地面または床面にアンカー留めされるアンカー固定部材とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、型枠建て込み方法およびこの方法で用いられる型枠支保工に関し、より詳しくは、地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる型枠建て込み方法およびこの方法で用いられる型枠支保工に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、地下外壁の型枠工事においては、図7に示されるように、山留め壁100(例えば、親杭横矢板工法によるもの)にスタッド溶接等の方法でセパレータ101の一端部を取り付け、当該セパレータ101の他端部に型枠102を固定することにより、型枠102を建て込んでいた。コンクリートが当該型枠102と山留め壁100の間に打設され、地下外壁3が構築される。
【0003】
しかしながら、この型枠建て込み方法には、以下の課題が存在した。
すなわち、この方法においては、セパレータが土留め壁と型枠を繋いでいるため、セパレータに沿って水みちが出来てしまい、山留めされている地盤の水がセパレータを伝って型枠の外側に漏れ出す可能性があった。また、型枠の内側にコンクリートを打設する際、セパレータがコンクリートの流れを弱めてしまい、コンクリートの打設に要する時間が長くなるという課題もあった。
【0004】
特許文献1には、対向して立設した型枠をセパレータで固定し、一方側の型枠をパイプサポートにより支持する技術が開示されている。しかしながら、この技術では、上記した課題を解決することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−169893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる型枠建て込み方法およびこの方法で用いられる型枠支保工の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、
コンクリート打設空間の少なくとも片側に型枠を建て込む方法であって、
枠状の型枠支保工を相互に間隔をあけて複数個立設するステップと、
横バタ材を型枠に取り付けるステップと、
上記複数の型枠支保工を相互に連結するように当該型枠支保工に上記横バタ材を取り付けるステップと、を備えた型枠建て込み方法である。
【0008】
第1の発明によれば、立設された複数個の枠状の型枠支保工に横バタ材を介して型枠が支持される。よって、地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことができる。これにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、
上記枠状部材の底辺にはアンカー固定部材が設けられ、当該アンカー固定部材を地面または床面にアンカー留めすることにより、上記型枠支保工を立設することを特徴とする。
【0010】
第2の発明によれば、各型枠支保工がアンカー固定部材を介して地面または床面にアンカー留めされる。よって、型枠を強固に固定することができる。
【0011】
第3の発明は、第1または第2の発明において、
上記枠状部材は、各辺が相互に着脱可能に構成された多角形であることを特徴とする。
【0012】
第3の発明によれば、多角形である枠状部材の各辺が相互に着脱可能に構成されている。よって、型枠支保工を組み立て前の状態で工事現場に搬入し、当該工事現場で型枠支保工を組み立てて、型枠支保工を使用することができる。また、使用後は、工事現場において型枠支保工を分解し、分解した型枠支保工を工事現場から搬出することができる。よって、型枠支保工の搬入、搬出の作業性が良好となる。
【0013】
第4の発明は、第3の発明において、
上記枠状部材を、構築する壁体の高さに応じて複数階層に組み上げていくことを特徴とする。
【0014】
第4の発明によれば、枠状部材を、構築する壁体の高さに応じて複数階層に組み上げていくので、様々な高さの壁体に対応することができる。
【0015】
第5の発明は、第3の発明において、
上記枠状部材がn角形(nは4以上の整数)の場合、当該枠状部材には筋交い部材が設けられていることを特徴とする。
【0016】
第5の発明によれば、筋交い部材が設けられているので、型枠支保工の強度を高めることができる。
【0017】
第6の発明は、第3乃至第5いずれかの発明において、
上記枠状部材は、各辺の着脱部材がボルトおよびナットであることを特徴とする。
【0018】
第6の発明によれば、枠状部材の各辺の着脱部材がボルトおよびナットであるので、作業員が手作業で型枠支保工の組み立ておよび分解を行うことができる。よって、現場での組み立て、分解の作業性が良好となる。
【0019】
第7の発明は、
コンクリート打設空間の少なくとも片側に型枠を建て込む際に用いられる型枠支保工であって、
上記型枠の外面を支持する多角形の枠状部材と、
上記枠状部材の底辺に設けられ、地面または床面にアンカー留めされるアンカー固定部材とを備えた、型枠支保工である。
【0020】
第7の発明によれば、型枠支保工は、多角形の枠状部材とアンカー固定部材とを備えている。従って、この型枠支保工を使用すれば、地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことができる。これにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる。
【0021】
第8の発明は、第7の発明において、
上記枠状部材は、構築する壁体の高さに応じて複数階層に組み上げ可能に構成され、
上記アンカー固定部材は、最下階層に設けられることを特徴とする。
【0022】
第8の発明によれば、枠状部材を複数階層に組み上げて、様々な高さの壁体に対応することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことができる。これにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施形態に係る型枠支保工の設置状態を示す図であり、(A)はその平面図および一部拡大図、(B)はその側面図および一部拡大図、(C)はその正面図および一部拡大図
【図2】本発明の実施形態に係る型枠支保工で支持する型枠等の設置状態を示す図
【図3】本発明の実施形態に係る型枠支保工の分解斜視図
【図4】本発明の実施形態に係る型枠支保工の斜視図
【図5】本発明の実施形態に係る型枠支保工に横バタ材を取り付ける様子を示す斜視図
【図6】本発明の実施形態に係る型枠支保工に横バタ材を取り付けた状態を示す斜視図
【図7】本発明の実施形態に係る型枠支保工を用いた型枠建て込み方法を示すフローチャート
【図8】従来の型枠支持構造を示す図
【発明を実施するための形態】
【0025】
(第1実施形態)
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係る型枠支保工の設置状態を示す図であり、(A)はその平面図および一部拡大図、(B)はその側面図および一部拡大図、(C)はその正面図および一部拡大図である。
【0026】
本発明の実施形態に係る型枠支保工1は、図1(B)に例示される如く、コンクリート打設空間の片側にのみ型枠2を建て込む際に用いられる型枠支保工である。本実施形態に係る型枠支保工1は、例えば、地下外壁の型枠工事において用いられる。
【0027】
図2は、本実施形態に係る型枠支保工1で支持される型枠2の設置状態を示す図である。この型枠2は、地下外壁3の型枠工事に用いられる。地下外壁を構築する際には、地下において地盤4が山留め壁5(例えば、親杭横矢板工法によるもの)で山留めされる。本実施形態に係る型枠支保工1は、山留め壁5と所定の間隔をあけて立設される型枠2を、セパレータを用いることなく、型枠2の外側から支持する(図1(B)、図2参照)。
【0028】
図3は、本実施形態に係る型枠支保工の分解斜視図である。図4は、本実施形態に係る型枠支保工の斜視図である。
型枠支保工1は、枠状部材6と、アンカー固定部材7とを備えている。
【0029】
枠状部材6は、型枠2の外面を支持する多角形の部材である。枠状部材6は、各辺が相互に着脱可能に構成されている。枠状部材6は、各辺を着脱するための部材がボルト11およびナット12とされている。また、枠状部材6がn角形(nは4以上の整数)の場合、当該枠状部材6には筋交い部材8が設けられている。図示例では、枠状部材6が四角形とされており、一対の対向角を結ぶように筋交い部材8が設けられている。なお、枠状部材6は三角形でもよい。
【0030】
枠状部材6は、各辺を構成する部材として、例えば、縦部材6Aおよび横部材6Bを有している。縦部材6Aおよび横部材6Bには、ボルト11を通すための穴が形成されている。縦部材6Aおよび横部材6Bを構成する鋼材の種類は特に限定されないが、例えば、溝形鋼で構成することができる。また、溝形鋼で構成する場合、強度を高めるために、図3に示される如く、各辺を2本の溝形鋼で構成することが好ましい。また、各辺を2本の溝形鋼で構成する場合、多角形の各頂点部付近において、縦部材6Aと横部材6Bを接続するための接続プレート13を2本の溝形鋼の間に挟むように設けることが好ましい。接続プレート13は、接続の対象となる部材に対応する部分を有している。接続の対象となる部材は、接続プレート13の対応する部分にボルト11とナット12で接合される。接続プレート13には、ボルト11を通すための穴が形成されている。また、上記した筋交い部材8も、2本の溝形鋼で構成することが好ましい。筋交い部材8を2本の溝形鋼で構成する場合、上記した接続プレート13に、筋交い部材8を構成する2本の溝形鋼で挟む部分を設けることが好ましい。接続プレート13をこのような構造とすることで、枠状部材6の強度がより一層高まる。枠状部材6の寸法は特に限定されるものではないが、例えば、図4に示される寸法(図中の数値の単位はmm)とすることができる。
【0031】
枠状部材6は、型枠2の高さに応じて複数階層に組み上げ可能に構成されている。具体的には、接続プレート13に、下階層の部材に対応した部分と、上階層の部材に対応した部分を形成することで、下階層の部材と上階層の部材を接続プレート13を介してボルト11とナット12で接続することができる。複数階層に組み上げる場合、アンカー固定部材7は、少なくとも最下階層(第1階層)に設けられ、通常は最下階層のみに設けられる。なお、枠状部材6を複数階層に組み上げる場合、上下階層の境界にある横部材6Bは、図1に示される如く上下階層で共用してもよいし、或いは、共用せずに各階層毎に設けてそれらを接続プレート、ボルト、およびナットを用いて連結してもよい。
【0032】
また、型枠支保工1の最上階層においては、必ずしも枠状部材6を設けなくてもよく、図1(B)に示されるように、縦部材6Aのみで型枠2を支持するようにしてもよい。
【0033】
アンカー固定部材7は、枠状部材6の底辺に設けられ、地面または床面にアンカー留めされるものである。アンカー固定部材7は、例えば、平板状の平鋼で構成される。アンカー固定部材7には、アンカー用ボルト9を通すための複数個の穴が形成されている。地面または床面には、アンカー用ボルト9と螺合するインサート部材10が埋め込まれる。
【0034】
次に、上記した型枠支保工1を用いた型枠の建て込み方法について、図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
本実施形態に係る型枠支保工1を用いた型枠の建て込み方法は、コンクリート打設空間の片側にのみ型枠を建て込む方法である。
【0035】
まず、最初に、地下において地盤4(図1,図2(B)参照)の崩落を防ぐための山留め壁5が設けられているものとする。山留め壁5の種類は問わず、例えば、親杭横矢板工法によるもの、鋼矢板工法によるもの等とすることができる。
【0036】
次いで、図3に示される如く分解された状態の型枠支保工1を、地下外壁3を構築するための現場に搬入する(ステップS1)。次いで、分解された状態の型枠支保工1を組み立てて、図4に示されるような型枠支保工1を構成する(ステップS2)。次いで、地面または床面に先に埋め込まれているインサート部材10にアンカー用ボルト9を螺合することにより、アンカー固定部材7を地面または床面の所定位置に固定する(ステップS3)。ステップS2、S3が繰り返されて、複数個の型枠支保工1が地面または床面の所定位置に並設される。なお、型枠支保工1は、多角形をなす面が型枠2の正面と直角をなすように設置される。型枠支保工1同士の間隔は、特に限定されるものではないが、例えば、1.2mとされる。次いで、図1に示されるように、並設された型枠支保工1同士を水平つなぎ単管18,水平筋交い単管19、鉄骨クランプ20、および自在クランプ21で連結する(ステップS4)。これにより、型枠支保工1のぐらつきを防止することができる。
【0037】
次いで、型枠2に横バタ材14を取り付ける(ステップS5。図2、図1(B)参照)。型枠2への横バタ材14の取り付けは、横バタ材用座金22、棒状部材23、コーン部材24、くさび25によって行うことができる。棒状部材23の一端部にはくさび25を挿入する穴が形成され、他端部にはコーン部材24の雌ねじと螺合する雄ねじが形成されている。本実施形態では、型枠の建て込みに通常用いられるセパレータは用いない。
【0038】
次いで、複数の型枠支保工1を相互に連結するように当該型枠支保工1の横面に、上記横バタ材14を取り付ける(ステップS6)。具体的には、縦部材6Aにおいて型枠2と対向する側の面に横バタ材14を取り付ける(図5,6参照)。横バタ材14は、横バタ材用座金15、ボルト16、およびナット17を用いて取り付けることができる。ステップS6により、横バタ材14を介して型枠支保工1に型枠2が支持される。
【0039】
次いで、構築する壁体の高さに応じて、ステップS7で上階層が必要と判断されれば、ステップ7を経て2段目の型枠支保工1を1段目の型枠支保工1の上に組み上げる(ステップS8)。上階層が必要かどうかの判断基準は、最上階層(最初は第1層)の型枠支保工1が構築する壁体の予定高さ近くに到達しているかどうかである。最上階層の型枠支保工1が構築する壁体の予定高さ近くに到達していれば上階層は不要であり、到達していなければ上階層は必要である。なお、ステップS8において、上下階層の境界にある横部材6Bは、図1に示される如く上下階層で共用してもよいし、或いは、図示はしないが共用せずに各階層毎に設けてそれらを接続プレート、ボルト、およびナットを用いて連結してもよい。ステップS8の後、ステップS4に戻る。一方、ステップS7において、上階層が必要でないと判断されれば、型枠2の建て込みが完了する。なお、最上階層は、図1(B)に示される如く、縦部材6Aのみであってもよい。
以上が型枠の建て込み方法の順序である。
【0040】
なお、型枠2の建て込み後は、土留め壁5と型枠2の間の空間にコンクリートが打設される。打設したコンクリートが硬化すると、地下外壁3となる。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、立設された複数の枠状支保工1に横バタ材14を介して型枠2が支持される。よって、地下外壁3の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠2を建て込むことができる。これにより、型枠2の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠2内にコンクリート3を速やかに打設することができる。また、型枠支保工1はアンカーによって強固に地面または床面に固定されるので、型枠2を強固に固定することができる。
【0042】
なお、上記実施形態では、型枠支保工1を、コンクリート打設空間の片側にのみ型枠2を建て込む際に用いる場合について説明したが、型枠支保工1は、少なくともコンクリート打設空間の片側に型枠を建て込む際に用いることができるものである。つまり、他の実施形態では、型枠支保工1を、コンクリート打設空間の両側に型枠2を建て込む際に用いてもよい。この場合には、コンクリート打設空間の両側にそれぞれ型枠支保工1を配置すすればよい。
【0043】
また、1つの型枠支保工1の高さと1枚の型枠2の高さを略同じ高さにしてもよいし、或いは、複数段に積層した型枠支保工1の高さと1枚の型枠2の高さを略同じ高さにしてもよい。後者の場合は、1枚の型枠2を複数段に積層した支保工1で支持することになる。また、型枠支保工1の寸法は、図4に示した寸法に限定されるものではなく、任意に変更可能である。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、地下外壁の型枠工事において、セパレータを用いずに型枠を建て込むことにより、型枠の外側に山留め地盤の水が漏れ出すのを防止することができ、また、当該型枠内にコンクリートを速やかに打設することができる型枠建て込み方法およびこの方法で用いられる型枠支保工等に利用可能である。
【符号の説明】
【0045】
1 型枠支保工
2 型枠
3 地下外壁
4 地盤
5 山留め壁
6 枠状部材
7 アンカー固定部材
8 筋交い部材
9 アンカー用ボルト
10 インサート部材
11、16 ボルト
12、17 ナット
13 接続プレート
14 横バタ材
15 横バタ材用座金
18 水平つなぎ単管
19 筋交い単管
20 鉄骨クランプ
21 自在クランプ
22 横バタ材用座金
23 棒状部材
24 コーン部材
25 くさび

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンクリート打設空間の少なくとも片側に型枠を建て込む方法であって、
枠状の型枠支保工を相互に間隔をあけて複数個立設するステップと、
横バタ材を型枠に取り付けるステップと、
前記複数の型枠支保工を相互に連結するように当該型枠支保工に前記横バタ材を取り付けるステップと、を備えた型枠建て込み方法。
【請求項2】
前記枠状部材の底辺にはアンカー固定部材が設けられ、当該アンカー固定部材を地面または床面にアンカー留めすることにより、前記型枠支保工を立設することを特徴とする、請求項1に記載の型枠建て込み方法。
【請求項3】
前記枠状部材は、各辺が相互に着脱可能に構成された多角形であることを特徴とする、請求項1または2に記載の型枠建て込み方法。
【請求項4】
前記枠状部材を、構築する壁体の高さに応じて複数階層に組み上げていくことを特徴とする、請求項3に記載の型枠建て込み方法。
【請求項5】
前記枠状部材がn角形(nは4以上の整数)の場合、当該枠状部材には筋交い部材が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の型枠建て込み方法。
【請求項6】
前記枠状部材は、各辺の着脱部材がボルトおよびナットであることを特徴とする、請求項3または4に記載の型枠建て込み方法。
【請求項7】
コンクリート打設空間の少なくとも片側に型枠を建て込む際に用いられる型枠支保工であって、
前記型枠の外面を支持する多角形の枠状部材と、
前記枠状部材の底辺に設けられ、地面または床面にアンカー留めされるアンカー固定部材とを備えた、型枠支保工。
【請求項8】
前記枠状部材は、構築する壁体の高さに応じて複数階層に組み上げ可能に構成され、
前記アンカー固定部材は、最下階層に設けられることを特徴とする、請求項7に記載の型枠支保工。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−237108(P2012−237108A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−105422(P2011−105422)
【出願日】平成23年5月10日(2011.5.10)
【出願人】(511011746)株式会社ダイフジ (4)
【Fターム(参考)】