基板処理装置のためのスケジュール作成方法およびスケジュール作成プログラム
【課題】枚葉型の基板処理装置に適したスケジュール作成方法およびスケジュール作成プログラムを提供する。
【解決手段】スケジュール作成方法は、基板を一枚ずつ処理する枚葉型の処理ユニットSPINを有する基板処理装置の動作を時系列に従って規定する方法である。制御部21は、第1の基板群に対して処理ユニットSPINの使用権を設定する第1使用権を設定する。また、制御部21は、処理ユニットSPINの使用権が第1の基板群に対して設定されているときに、第1の基板群の基板の処理ユニットSPINによる処理を表す第1処理ブロックの配置を許容する一方で、他の基板群の基板の処理ユニットSPINによる処理を表す処理ブロックの配置を禁止する。さらに、制御部21は、第1の基板群に対する処理ユニットSPINの使用権を削除し、その後に、第2の基板群に対して処理ユニットSPINの使用権を設定する。
【解決手段】スケジュール作成方法は、基板を一枚ずつ処理する枚葉型の処理ユニットSPINを有する基板処理装置の動作を時系列に従って規定する方法である。制御部21は、第1の基板群に対して処理ユニットSPINの使用権を設定する第1使用権を設定する。また、制御部21は、処理ユニットSPINの使用権が第1の基板群に対して設定されているときに、第1の基板群の基板の処理ユニットSPINによる処理を表す第1処理ブロックの配置を許容する一方で、他の基板群の基板の処理ユニットSPINによる処理を表す処理ブロックの配置を禁止する。さらに、制御部21は、第1の基板群に対する処理ユニットSPINの使用権を削除し、その後に、第2の基板群に対して処理ユニットSPINの使用権を設定する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板を一枚ずつ処理する枚葉型の処理ユニットを有する基板処理装置の動作を時系列に従って規定するスケジュールを前記基板処理装置に備えられた制御部が作成するための方法であって、
前記制御部が、共通の処理を施すべき第1の基板群に対して前記処理ユニットの使用権を設定する第1使用権設定ステップと、
前記制御部が、前記処理ユニットの使用権が前記第1の基板群に対して設定されているときに、当該第1の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す第1処理ブロックの配置を許容する一方で、他の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す処理ブロックの配置を禁止する第1処理ブロック配置ステップと、
前記制御部が、前記第1の基板群に対する前記処理ユニットの使用権を削除するステップと、
前記制御部が、前記第1の基板群に対して設定された前記処理ユニットの使用権が削除された後に、共通の処理を施すべき第2の基板群に対して前記処理ユニットの使用権を設定する第2使用権設定ステップと、
前記制御部が、前記処理ユニットの使用権が前記第2の基板群に対して設定されているときに、当該第2の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す第2処理ブロックの配置を許容する一方で、他の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す処理ブロックの配置を禁止する第2処理ブロック配置ステップとを含む、スケジュール作成方法。
【請求項2】
前記第1の基板群に対する前記処理ユニットの使用権を削除するステップが、前記第1の基板群に属する全ての基板に対するスケジューリングの完了直後に実行される、請求項1に記載のスケジュール作成方法。
【請求項3】
前記基板処理装置が複数の処理ユニットを含み、
前記第1の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうちの第1の処理ユニット群において処理可能であり、
前記第2の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうち、前記第1の処理ユニット群に属する少なくとも一つの処理ユニットを含む第2の処理ユニット群において処理可能であり、
前記第2処理ブロック配置ステップが、前記第1処理ブロックと干渉しないように前記第2処理ブロックを配置するステップを含む、請求項2に記載のスケジューリング方法。
【請求項4】
前記基板処理装置が複数の処理ユニットを含み、
前記第1の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうちの第1の処理ユニット群において処理可能であり、
前記第2の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうち前記第1の処理ユニット群に属する処理ユニットと前記第1の処理ユニット群に属さない処理ユニットとを含む第2の処理ユニット群において処理可能であり、
前記制御部が、前記第1の基板群に対して前記第1の処理ユニット群の使用権が設定されているときに、前記第2の基板群に対して前記第2の処理ユニット群のうち前記第1処理ユニット群に属さない処理ユニットの使用権を設定する第3使用権設定ステップをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスケジュール作成方法。
【請求項5】
前記第2の処理ユニット群のうち前記第1処理ユニット群に属さない処理ユニットの最終使用時刻が他の処理ユニットの最終使用時刻よりも早いときに、前記制御部が、前記第3使用権設定ステップを実行する、請求項4に記載のスケジュール作成方法。
【請求項6】
前記基板処理装置が、複数枚の基板をそれぞれ保持して同時に搬送できる複数の基板保持ハンドを有する基板搬送ユニットを含み、
前記制御部が、前記基板搬送ユニットによって同時に搬送される複数枚の基板の搬送をそれぞれ表す複数の搬送ブロックを時間軸上で重なり合うように配置するステップをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスケジュール作成方法。
【請求項7】
基板を一枚ずつ処理する枚葉型の処理ユニットを有する基板処理装置の動作を時系列に従って規定するスケジュールを作成するためのコンピュータプログラムであって、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法を前記制御部としてのコンピュータに実行させるようにステップ群が組み込まれたコンピュータプログラム。
【請求項1】
基板を一枚ずつ処理する枚葉型の処理ユニットを有する基板処理装置の動作を時系列に従って規定するスケジュールを前記基板処理装置に備えられた制御部が作成するための方法であって、
前記制御部が、共通の処理を施すべき第1の基板群に対して前記処理ユニットの使用権を設定する第1使用権設定ステップと、
前記制御部が、前記処理ユニットの使用権が前記第1の基板群に対して設定されているときに、当該第1の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す第1処理ブロックの配置を許容する一方で、他の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す処理ブロックの配置を禁止する第1処理ブロック配置ステップと、
前記制御部が、前記第1の基板群に対する前記処理ユニットの使用権を削除するステップと、
前記制御部が、前記第1の基板群に対して設定された前記処理ユニットの使用権が削除された後に、共通の処理を施すべき第2の基板群に対して前記処理ユニットの使用権を設定する第2使用権設定ステップと、
前記制御部が、前記処理ユニットの使用権が前記第2の基板群に対して設定されているときに、当該第2の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す第2処理ブロックの配置を許容する一方で、他の基板群の基板の前記処理ユニットによる処理を表す処理ブロックの配置を禁止する第2処理ブロック配置ステップとを含む、スケジュール作成方法。
【請求項2】
前記第1の基板群に対する前記処理ユニットの使用権を削除するステップが、前記第1の基板群に属する全ての基板に対するスケジューリングの完了直後に実行される、請求項1に記載のスケジュール作成方法。
【請求項3】
前記基板処理装置が複数の処理ユニットを含み、
前記第1の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうちの第1の処理ユニット群において処理可能であり、
前記第2の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうち、前記第1の処理ユニット群に属する少なくとも一つの処理ユニットを含む第2の処理ユニット群において処理可能であり、
前記第2処理ブロック配置ステップが、前記第1処理ブロックと干渉しないように前記第2処理ブロックを配置するステップを含む、請求項2に記載のスケジューリング方法。
【請求項4】
前記基板処理装置が複数の処理ユニットを含み、
前記第1の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうちの第1の処理ユニット群において処理可能であり、
前記第2の基板群を構成する基板が前記複数の処理ユニットのうち前記第1の処理ユニット群に属する処理ユニットと前記第1の処理ユニット群に属さない処理ユニットとを含む第2の処理ユニット群において処理可能であり、
前記制御部が、前記第1の基板群に対して前記第1の処理ユニット群の使用権が設定されているときに、前記第2の基板群に対して前記第2の処理ユニット群のうち前記第1処理ユニット群に属さない処理ユニットの使用権を設定する第3使用権設定ステップをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスケジュール作成方法。
【請求項5】
前記第2の処理ユニット群のうち前記第1処理ユニット群に属さない処理ユニットの最終使用時刻が他の処理ユニットの最終使用時刻よりも早いときに、前記制御部が、前記第3使用権設定ステップを実行する、請求項4に記載のスケジュール作成方法。
【請求項6】
前記基板処理装置が、複数枚の基板をそれぞれ保持して同時に搬送できる複数の基板保持ハンドを有する基板搬送ユニットを含み、
前記制御部が、前記基板搬送ユニットによって同時に搬送される複数枚の基板の搬送をそれぞれ表す複数の搬送ブロックを時間軸上で重なり合うように配置するステップをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスケジュール作成方法。
【請求項7】
基板を一枚ずつ処理する枚葉型の処理ユニットを有する基板処理装置の動作を時系列に従って規定するスケジュールを作成するためのコンピュータプログラムであって、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法を前記制御部としてのコンピュータに実行させるようにステップ群が組み込まれたコンピュータプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図11】
【図12】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図50】
【図51】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図8】
【図9】
【図10】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図47】
【図48】
【図49】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図11】
【図12】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図50】
【図51】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図8】
【図9】
【図10】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図47】
【図48】
【図49】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【公開番号】特開2013−74059(P2013−74059A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−211449(P2011−211449)
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(000207551)大日本スクリーン製造株式会社 (2,640)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(000207551)大日本スクリーン製造株式会社 (2,640)
【Fターム(参考)】
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