説明

基板処理装置及び基板処理方法

【課題】基板上に形成されたパターンの破損を回避しつつ、基板に対する洗浄能力を低下させずに洗浄を行うことができる。
【解決手段】基板上を複数の領域に区切り、領域毎にその位置情報とパターン情報を取得する情報取得部11と、位置情報とパターン情報に基づいて、領域毎に基板に薬液を吐出するときの処理条件を決定する条件決定部12と、基板に薬液を吐出する吐出部15と、吐出部15を基板の一端から他端への第1方向に向かって基板に対して相対的に移動する位置制御部13と、位置制御部13により移動される吐出部15が基板上の領域の上方を通過するとき、前記処理条件に従って吐出部15から吐出される薬液の圧力を調整する吐出調整部14とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体ウエハやフォトマスク、液晶基板等の基板表面に薬液処理を行う基板処理装置及び基板処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体プロセスに用いられているリソグラフィ工程において、近年のデバイスの微細化に伴い、基板上に作成されるパターン寸法は、およそ数10nm程度まで微細化されている。数10nmのパターンを含む基板の加工時に洗浄などの薬液処理を行う際、基板に対してある程度の物理的エネルギーを与えることが必要となる。
【0003】
しかし、基板に与える物理的エネルギーの強度によっては、基板上の微小なパターンが破損してしまう可能性がある。これに対して、破損を防止するために物理的エネルギーを抑えてしまうと、今度は付着物やレジスト等の除去性能が落ちてしまう。
【0004】
このように、現在の半導体プロセスにおいては、微小パターンの破損防止と洗浄除去能力の向上を両立させることが非常に困難になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4343031号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
基板上に形成されたパターンの破損を回避しつつ、基板に対する洗浄能力を低下させずに洗浄を行うことができる基板処理装置及び基板処理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施態様の基板処理装置は、基板上を複数の領域に区切り、領域毎にその位置情報とパターン情報を取得する情報取得部と、前記位置情報と前記パターン情報に基づいて、前記領域毎に前記基板に薬液を吐出するときの処理条件を決定する条件決定部と、前記基板に薬液を吐出する吐出部と、前記吐出部を前記基板の一端から他端への第1方向に向かって前記基板に対して相対的に移動する位置制御部と、前記位置制御部により移動される前記吐出部が前記基板上の前記領域の上方を通過するとき、前記処理条件に従って前記吐出部から吐出される薬液の圧力を調整する吐出調整部とを具備することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】第1実施形態のフォトマスクの加工工程を示すフロー図である。
【図2】第1実施形態の基板処理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態における基板とノズルを上方から見た平面図である。
【図4】第1実施形態における基板とノズルを斜めから見た斜視図である。
【図5】第1実施形態における基板とノズルを側面から見た側面図である。
【図6】第1実施形態におけるノズルと供給ラインを示す図である。
【図7】第1実施形態の基板処理方法を示すフロー図である。
【図8】第1実施形態における最小パターン寸法と洗浄能力との関係を示す図である。
【図9】第1実施形態におけるノズルの長辺方向と洗浄能力との関係を示す図である。
【図10】第2実施形態の基板処理装置におけるノズルの構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態の基板処理装置及び基板処理方法について説明する。ここでは、基板処理装置及び基板処理方法として、フォトマスクの加工工程での基板処理を例に、基板処理に用いられる基板処理装置及びその処理方法を述べる。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0010】
[第1実施形態]
第1実施形態のフォトマスクの加工工程における基板処理方法について説明する。
【0011】
図1は、第1実施形態のフォトマスクの加工工程を示すフロー図である。
【0012】
基板(例えば、石英基板)上に/MoSi/Cr/レジストの順で積層されたマスク基板材料を用意する(ステップS1)。続いて、例えば電子ビーム(EB)あるいはレーザを用いてマスク基板材料に対して半導体回路のパターンを描画する(ステップS2)。
【0013】
パターンを描画した後、レジストを現像して、レジストパターンを加工する。続いて、レジストパターンを保護膜として、RIE(Reactive Ion Etching)によりMoSi/Crのエッチングを行い、基板上にMoSi/Crパターンを作成する(ステップS3)。
【0014】
この後、各種精度測定を行う前に、不要になったレジストの剥離及びパターン面の洗浄を行う(ステップS4)。この剥離及び洗浄については、後で詳述する。
【0015】
次に、基板に対して各種精度測定を行う(ステップS5)。各種精度測定では、基板上のパターン寸法の測定、パターンの位置精度の測定などを行う。続いて、基板の洗浄を行い(ステップS6)、さらにパターンの回路検査を行う(ステップS7)。ステップS6の洗浄については、後で詳述する。パターンの回路検査では、パターン形状の検査や、描画データとパターンとの照合などを行う。
【0016】
次に、パターンの検査結果を判定する(ステップS8)。パターンの検査結果が不合格のとき、基板上のパターンを修正し(ステップS9)、その後、ステップS6に戻り、再び、基板の洗浄を行い、さらにパターンの回路検査を行う。一方、パターンの検査結果が合格のときは、基板のパターン上にペリクル(保護膜)の貼付を行う(ステップS10)。以上により、フォトマスクの製造が完了する。
【0017】
次に、フォトマスク加工工程のステップS4、S6で行われる洗浄(または剥離)の工程について詳細に説明する。
【0018】
図2は、第1実施形態の基板の洗浄に用いられる基板処理装置の構成を示すブロック図である。図3は基板とノズルを上方から見た平面図、図4は基板とノズルを斜めから見た斜視図、図5は基板とノズルを側面から見た側面図である。
【0019】
図2に示すように、基板処理装置は、情報取得部11、条件決定部12、位置制御部13、吐出調整部14、及びノズル(吐出部)15を備えている。
【0020】
基板17上は、例えば図3に示すように、複数の領域A,B,Cに区分けされている。情報取得部11は、基板17上の複数の領域A,B,Cの位置情報と、それぞれの領域における最小パターン寸法を含むパターン情報を取得する。領域A,B,Cには、回路パターンがそれぞれ形成されている。例えば、位置情報及びパターン情報は、回路パターンを基板に描画するときに用いる描画データ等から求めることができる。
【0021】
条件決定部12は、情報取得部11で取得した位置情報及びパターン情報を用いて、基板17上の領域A,B,C毎に、最適な処理条件をそれぞれ決定する。位置制御部13は、図4及び図5に示すように、ノズル15を基板17の表面に沿って基板17の一端から他端の第1方向に基板に対して相対的に移動すると共に、基板17上のノズル15の位置を制御する。吐出調整部14は、基板17上のノズル15の位置に応じて、すなわちノズル15が領域A,B,C上のいずれにあるかに応じて、条件決定部12により決定された洗浄条件に従ってノズル15から吐出される薬液16の吐出圧力を調整する。
【0022】
ノズル15は、位置制御部13により移動されると共に、吐出調整部14により吐出圧力が調整された薬液16を基板17に吐出する。ノズル15は、移動方向(第1方向)に直交する第2方向(長辺方向)に沿ってライン状に配列された複数の吐出口を有している。長辺方向に配列された複数の吐出口には、図6に示すように、吐出口に薬液を供給する複数の供給ライン18が接続されている。そして、供給ライン18の各々から供給される薬液の流量及び圧力を調整することにより、ノズル15の長辺方向に配列された吐出口から吐出される薬液16の圧力を調整することができる。さらに、ノズル15は、第1方向に移動中に、基板17上での位置を検出可能な検出部15Aを有している。検出部15Aで検出された位置情報は位置制御部13に送信され、位置制御部13においてノズル15の位置制御に使用される。
【0023】
次に、洗浄時における基板処理方法を説明する。
【0024】
基板17は、基板処理装置内に搬送され、処理チャンバー内の固定機構の上に固定される。基板17は、図3に示したように、基板17上にパターンが形成された領域A,B,Cを持つものとする。領域A,B,Cは、それぞれ異なる最小パターン寸法を持ち、領域A,B,Cにおける最小パターン寸法の大きさの関係は、以下の式(1)に示すようになっている。
【0025】
領域C < 領域B < 領域A …(1)
図7は、洗浄時における基板処理方法を示すフロー図である。
【0026】
基板17上の領域A,B,Cにおける最小パターン寸法を含むパターン情報と、基板17上における領域A,B,Cの位置情報が、情報取得部11により描画データ等から抽出される。抽出されたパターン情報と位置情報は、情報取得部11に取得される(ステップS21)。
【0027】
次に、情報取得部11で取得された位置情報及びパターン情報を用いて、条件決定部12により基板17上の領域A,B,C毎に、最適な処理条件が決定される(ステップS22)。
【0028】
次に、位置制御部13により、図3及び図4に示すように、ノズル15が基板17の表面に沿って第1方向に移動される。このとき、基板17上のノズル15の位置に応じて、条件決定部12によって領域毎に決定された処理条件に従い、吐出調整部14によりノズル15から吐出される薬液16の圧力が調整される。ノズル15に接続された供給ライン18は、ノズル15の長辺方向に配列された吐出口からの吐出圧力を調整することができる。吐出調整部14は、供給ライン18に供給する薬液の供給圧力及び供給量を調整して、長辺方向に配列された吐出口から吐出する薬液16の吐出圧力を調整する。
【0029】
すなわち、ノズル15の水平直線移動に合わせて、ノズル15が存在する領域の位置情報とその領域のパターン情報(最小パターン寸法)とに基づいて、吐出調整部14によりノズル15から吐出される薬液16の圧力を次のように変化させる。
【0030】
図8に示すように、最小パターン寸法が小さい領域Cでは、領域Cのパターンを破損しないように、薬液16の吐出圧力を弱くして、物理的ダメージ及び洗浄能力を小さくする。最小パターン寸法が領域Cより大きい領域Bでは、パターンが破損する可能性が領域Cより減るため、領域Bのパターンを破損せず、かつ洗浄能力が高まるように、薬液16の吐出圧力を領域Cのときよりも強くする。最小パターン寸法が領域Bより大きい領域Aでは、さらにパターンが破損する可能性が領域Bより減るため、領域Aのパターンを破損せず、かつ洗浄能力が高まるように、薬液16の吐出圧力を領域Bのときよりも強くする。
【0031】
図3に示した基板17の場合、図9に示すように、ノズル15の長辺方向の位置によって、薬液の吐出圧力を変化させ、洗浄能力を変更する。
【0032】
このように、基板上の領域毎に各領域が持つパターン情報(最小パターン寸法の大きさ)に応じて、薬液16の吐出圧力を変化させる。最小パターン寸法が小さい領域では、その領域への薬液16の吐出圧力を弱くし、最小パターン寸法が大きい領域では、その領域への薬液16の吐出圧力を強くする。このような処理により、パターンの破損防止と洗浄能力の向上を両立させることができる。
【0033】
以上説明したように第1実施形態によれば、基板上に形成されたパターンの破損を回避しつつ、基板に対する洗浄能力を低下させずに洗浄またはレジスト剥離等の処理を行うことができる。
【0034】
[第2実施形態]
第1実施形態では薬液の吐出圧力を調整したが、第2実施形態では吐出圧力を調整する代わりに、薬液に超音波を印加して領域に応じた洗浄を行う。
【0035】
図10は、第2実施形態の基板処理装置におけるノズルの構造を示す図である。
【0036】
図示するように、ノズル15と複数の供給ライン18との間には、超音波印加部19がそれぞれ付加されている。超音波印加部19は、供給ライン18から供給される薬液に超音波を印加する。吐出調整部14は、処理条件に従って超音波印加部19から印加する超音波の周波数または出力を調整、もしくは出力のオン、オフを行い、供給ライン18を通過する薬液に超音波を印加する。
【0037】
第2実施形態では、基板17上の領域の位置情報とその領域のパターン情報(最小パターン寸法)とに基づいて、薬液に印加する超音波を調整し、超音波が印加された薬液を用いて洗浄処理を行う。その他の構成及び効果については、前述した第1実施形態と同様である。
【0038】
[その他の実施形態]
前述した第1、第2実施形態では、各領域における最小パターン寸法に応じて、洗浄能力を調整したが、最小パターン寸法の代わりに欠陥許容情報を用いて洗浄能力を調整してもよい。領域A,B,Cにおける欠陥許容度をそれぞれ求め、欠陥許容度が小さい領域には小さな洗浄能力で洗浄を行い、欠陥許容度が大きい領域には大きな洗浄能力で洗浄を行う。
【0039】
また、最小パターン寸法の代わりにパターン密度情報を用いて、パターン密度に応じて洗浄能力を調整してもよい。領域A,B,Cにおけるパターン密度をそれぞれ求め、パターン密度が高い領域には小さな洗浄能力で洗浄を行い、パターン密度が小さい領域には大きな洗浄能力で洗浄を行う。
【0040】
また、最小パターン寸法の代わりにパターン欠陥情報を用いて、パターン欠陥の有無に応じて洗浄能力を調整してもよい。例えば、異物等の付着によりパターン欠陥が存在する領域には大きな洗浄能力で洗浄を行い、パターン欠陥が存在しない領域には小さな洗浄能力で洗浄を行う。
【0041】
以上説明したように第1、第2実施形態及びその他の実施形態によれば、基板上に形成された微小パターンの破損を回避しつつ、基板に対する洗浄能力を低下させずに洗浄を行うことができる基板処理装置及び基板処理方法を提供することができる。
【0042】
実施形態では、基板加工時の洗浄等の薬液処理工程において、予め得られているパターン情報等を参照して、その領域に応じた最適な処理方法を選択し、パターン破損等の危険を回避しつつ最適な処理を行うことが可能である。また、基板上の各領域に形成されるパターン情報を考慮して、各領域での最適な洗浄条件を用いることにより、微小パターンの破損を回避しつつ、洗浄能力を低下させずに洗浄を行うことが可能である。
【0043】
なお、実施形態では、基板加工時の洗浄工程について説明したが、洗浄工程に限るわけではなく、その他の薬液処理工程においても適用できることはもちろんである。
【0044】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。さらに、前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0045】
11…情報取得部、12…条件決定部、13…位置制御部、14…吐出調整部、15…ノズル(吐出部)、15A…検出部、16…薬液、17…基板、18…供給ライン、19…超音波印加部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上を複数の領域に区切り、領域毎にその位置情報とパターン情報を取得する情報取得部と、
前記位置情報と前記パターン情報に基づいて、前記領域毎に前記基板に薬液を吐出するときの処理条件を決定する条件決定部と、
前記基板に薬液を吐出する吐出部と、
前記吐出部を前記基板の一端から他端への第1方向に向かって前記基板に対して相対的に移動する位置制御部と、
前記位置制御部により移動される前記吐出部が前記基板上の前記領域の上方を通過するとき、前記処理条件に従って前記吐出部から吐出される薬液の圧力を調整する吐出調整部と、
を具備することを特徴とする基板処理装置。
【請求項2】
前記吐出部は、前記第1方向と直交する第2方向に沿ってライン状に配列された複数の吐出口を有し、
前記吐出調整部は、前記複数の吐出口の各々から吐出される薬液の圧力を前記処理条件に従って調整することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項3】
前記パターン情報として、前記領域毎に求めた最小パターン寸法を用いることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項4】
前記パターン情報として、前記領域毎のパターンの欠陥許容情報を用いることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項5】
前記パターン情報として、前記領域毎に求めたパターン密度情報を用いることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項6】
前記吐出部から吐出される薬液に超音波を印加する超音波印加部をさらに具備し、
前記吐出調整部は、前記処理条件に従って前記超音波印加部により薬液に印加する超音波の周波数及び出力を調整することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項7】
基板上を複数の領域に区切り、領域毎にその位置情報とパターン情報を取得する工程と、
前記位置情報と前記パターン情報に基づいて、前記領域毎に前記基板に薬液を吐出するときの処理条件を決定する工程と、
前記薬液を吐出する吐出部を前記基板の一端から他端への第1方向に向かって前記基板に対して相対的に移動しながら、前記吐出部が前記基板上の前記領域の上方を通過するとき、前記処理条件に従って前記吐出部から吐出される薬液の圧力を調整する工程と、
を具備することを特徴とする基板処理方法。
【請求項8】
前記吐出部は、前記第1方向と直交する第2方向に沿ってライン状に配列された複数の吐出口を有し、
前記複数の吐出口の各々から吐出される薬液の圧力は、前記処理条件に従って調整されることを特徴とする請求項7に記載の基板処理方法。
【請求項9】
前記パターン情報として、前記領域毎に求めた最小パターン寸法を用いることを特徴とする請求項7に記載の基板処理方法。
【請求項10】
前記パターン情報として、前記領域毎のパターンの欠陥許容情報を用いることを特徴とする請求項7に記載の基板処理方法。
【請求項11】
前記パターン情報として、前記領域毎に求めたパターン密度情報を用いることを特徴とする請求項7に記載の基板処理方法。
【請求項12】
前記吐出部から吐出される薬液に超音波が印加され、
前記薬液に印加される前記超音波の周波数及び出力は、前記処理条件に従って調整されることを特徴とする請求項7に記載の基板処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−124298(P2012−124298A)
【公開日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−273313(P2010−273313)
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】