説明

基板処理装置

【課題】減圧下での測定を可能にすることにより、正確な溶剤濃度を測定することができるとともに、余分な排気を抑制することができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】制御部71が真空ポンプ49でチャンバ27内を減圧させた状態で、溶剤ノズル33から溶剤蒸気を供給させるとともに、サンプリングポンプ69で測定配管61にチャンバ27内の気体を吸引させながら真空対応型濃度計67により溶剤濃度を測定させる。濃度測定は真空対応型であるので、減圧環境下で溶剤蒸気の濃度測定ができ、乾燥環境下における溶剤蒸気の濃度測定が可能である。したがって、溶剤濃度を正確に制御することができ、基板の乾燥処理の均一性を向上させることができる。また、溶剤蒸気を希釈する必要がないので、余分な排気を抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体ウエハや液晶表示装置用のガラス基板(以下、単に基板と称する)等の基板に対して、処理液により洗浄、エッチング等の処理を行った後の基板を、溶剤蒸気により乾燥させる基板処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の装置として、チャンバ内を減圧するとともに溶剤蒸気、例えば、イソプロピルアルコール(IPA)の蒸気をチャンバ内に供給して、基板に付着した処理液を溶剤蒸気により置換させ、基板を乾燥させるものがある(例えば、特許文献1参照)。溶剤濃度は基板の乾燥度合いに密接に関連するので、チャンバ内の気体を測定管に小型サンプリングポンプで吸引しつつ溶剤の濃度を濃度計で測定することが行われる。
【特許文献1】特開平9−190997号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、濃度計が減圧下での測定に対応していないので、濃度の測定を行うタイミングではチャンバ内の減圧を行うことができないので、減圧された基板の乾燥環境下における正確な溶剤濃度を測定できないという問題がある。また、濃度計は高濃度の溶剤濃度を測定できないので、窒素ガスなどの不活性ガスによって溶剤濃度を薄めた上で測定を行う必要があり、正確な溶剤濃度を測定することができない上、窒素ガス等による希釈で余分な排気が増大するという問題がある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、減圧下での測定を可能にすることにより、正確な溶剤濃度を測定することができるとともに、余分な排気を抑制することができる基板処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、処理液により処理された基板を溶剤蒸気により乾燥させる基板処理装置において、基板を収容するチャンバと、前記チャンバ内に溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気供給手段と、前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、前記チャンバ内に連通する測定配管と、前記測定配管に設けられた真空対応型濃度測定手段と、前記測定配管を介して前記チャンバ内の気体を吸引する吸引手段と、前記減圧手段で前記チャンバ内を減圧させた状態で、前記溶剤蒸気供給手段から溶剤蒸気を供給させるとともに、前記吸引手段で前記測定配管に前記チャンバ内の気体を吸引させながら前記真空対応型濃度測定手段により溶剤濃度を測定させる制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
【0006】
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、制御手段が減圧手段でチャンバ内を減圧させた状態で、溶剤蒸気供給手段から溶剤蒸気を供給させるとともに、吸引手段で測定配管にチャンバ内の気体を吸引させながら真空対応型濃度測定手段により溶剤濃度を測定させる。濃度測定は真空対応型であるので、減圧環境下で溶剤蒸気の濃度測定ができ、乾燥環境下における溶剤蒸気の濃度測定が可能である。したがって、溶剤濃度を正確に制御することができ、基板の乾燥処理の均一性を向上させることができる。また、溶剤蒸気を希釈する必要がないので、余分な排気を抑制することができる。
【0007】
また、本発明において、前記真空対応型濃度測定手段は、前記気体を流通させるセルと、前記セルに赤外線を照射する赤外線照射手段と、前記セルを透過する赤外線強度を検出する検出手段と、前記減圧手段による減圧度に応じて予め作成された、前記減圧度における赤外線強度と溶剤濃度との対応関係を表す検量線を記憶した記憶手段と、前記検出手段による赤外線強度と前記検量線とに基づいて溶剤濃度を算出する算出手段と、を備えていることが好ましい(請求項2)。算出手段は、赤外線照射手段から照射され、セルを透過する赤外線強度を検出手段により検出し、その赤外線強度と検量線とに基づいて溶剤濃度を算出するので、チャンバ内の圧力環境に関わらず測定が可能である。また、検量線の減圧度を変えることにより、チャンバ内の減圧度合いに関わらず測定が可能である。
【0008】
また、本発明において、前記測定配管は、前記真空対応型濃度測定手段よりも上流側に加熱手段を備えていることが好ましい(請求項3)。溶剤蒸気が結露して濃度を測定するまでに濃度が変化することを防止することができ、濃度測定の精度を向上させることができる。
【0009】
また、本発明において、前記測定配管は、前記真空対応型濃度測定手段よりも上流側に配設された圧力調整弁と、前記圧力調整弁と前記真空対応型濃度測定手段との間に配設された圧力測定手段とを備え、前記圧力測定手段で測定された測定配管内圧力が前記検量線における減圧度を目標値としてフィードバック制御されることが好ましい(請求項4)。測定配管内の圧力が検量線における減圧度と一致するので、検量線に基づいて算出手段が正確に濃度を求めることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る基板処理装置によれば、制御手段が減圧手段でチャンバ内を減圧させた状態で、溶剤蒸気供給手段から溶剤蒸気を供給させるとともに、吸引手段で測定配管にチャンバ内の気体を吸引させながら真空対応型濃度測定手段により溶剤濃度を測定させる。濃度測定は真空対応型であるので、減圧環境下で溶剤濃度を測定することができ、乾燥環境下における溶剤蒸気の濃度測定が可能である。したがって、溶剤濃度を正確に制御することができ、基板の乾燥処理の均一性を向上させることができる。また、測定にあたり溶剤蒸気を希釈する必要がないので、余分な排気を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示したブロック図である。
【0012】
この基板処理装置は、処理液を貯留する処理槽1を備えている。この処理槽1は、処理液を貯留し、起立姿勢とされた複数枚の基板Wを収容可能に構成されている。処理槽1の底部には、複数枚の基板Wが整列されている方向(紙面方向)に沿って長軸を有し、処理槽1内へ処理液を供給するための二本の噴出管7が配設されている。噴出管7は、供給管11を介して処理液供給源15に連通接続されており、その流量が供給管11に設けられた処理液弁17によって制御される。処理液供給源15は、フッ化水素酸(HF)や、硫酸・過酸化水素水(HSO/H)の混合液などの薬液や、純水などを処理液として供給する。
【0013】
処理槽1は、その周囲がチャンバ27で囲われている。チャンバ27は、上部に開閉自在の上部カバー29を備えている。起立姿勢で複数枚の基板Wを保持するリフタ31は、処理槽1の上方にあたる「待機位置」と、処理槽1の内部にあたる「処理位置」とにわたって移動可能に構成されている。
【0014】
上部カバー29の下方であってチャンバ27の上部内壁には、一対の溶剤ノズル33が配設されている。溶剤ノズル33には、供給管35の一端側が連通接続されている。供給管35の他端側は、溶剤蒸気供給源37に連通接続されている。この供給管35には、溶剤蒸気の流量を調整するための蒸気弁39が配設されている。溶剤蒸気供給源37から供給される溶剤としては、例えば、イソプロピルアルコール(IPA)が例示される。
【0015】
上述した溶剤ノズル33が本発明における溶剤蒸気供給手段に相当する。
【0016】
チャンバ27には、真空ポンプ49が排気弁51を介して配設されている。本発明における減圧手段に相当する減圧ポンプ49は、チャンバ27の内部の気体を排出するためのものである。その減圧度合いは、例えば、10〜20kPa(絶対圧基準)である。因みに、絶対圧基準において完全真空は0kPaであり、大気圧は101kPaである。
【0017】
処理槽1の底部には、排出口53が形成されている。この排出口53には、QDR弁55が取り付けられている。このQDR弁55から処理槽1内の処理液を排出すると、処理液がチャンバ27の底部に一旦排出される。チャンバ27の底部には、排出管57が取り付けられ、排出管57には排液弁59が取り付けられている。
【0018】
チャンバ27の一部位には、測定配管61が配設されている。この測定配管61には、チャンバ27側から順に、インラインヒータ62と、圧力調整弁63と、圧力計65と、真空対応型濃度計67と、サンプリングポンプ69とが配設されている。測定配管61は最上流側にインラインヒータ62を備えているので、溶剤蒸気が測定配管61の内部で結露して、真空対応型濃度測定計67によって濃度を測定するまでに溶剤蒸気の濃度が変化することを防止することができ、濃度測定の精度を向上させることができる。
【0019】
なお、上記の圧力計65が本発明における圧力測定手段に相当する。
【0020】
詳細後述する真空対応型濃度計67は、チャンバ27内の減圧下における気体中の溶剤濃度を測定可能に構成されたものであり、代表的なものとして赤外線吸収方式が例示される。また、サンプリングポンプ69は、上述した真空ポンプ49よりも低い減圧度、例えば、5kPa(絶対圧基準)程度にまで減圧できることが好ましい。但し、その際の排出される絶対量は、真空ポンプ49には及ばない。
【0021】
上述した処理液弁17、上部カバー29、リフタ31、蒸気弁39、真空ポンプ49、排気弁51、QDR弁55、排液弁59、インラインヒータ62と、圧力調整弁63、真空対応型濃度計67、サンプリングポンプ69などの動作は、制御部71によって統括的に制御される。
【0022】
この制御部71は、例えば、次のように各部を操作して、一連の動作により基板Wに対する処理を行わせる。まず、処理槽1内の処理位置にリフタ31を移動させて薬液による処理を行わせ、続いて純水による洗浄を行わせる。純水洗浄を終えた後、QDR弁55、排液弁59と順に開放させて処理槽1内の純水を急速排水させた後、QDR弁55及び排液弁59を閉止させた状態で真空ポンプ49によってチャンバ27内を所定圧力まで減圧させる。その後、溶剤蒸気を溶剤ノズル33からチャンバ27内に供給させ、処理位置にある基板Wの周囲に溶剤蒸気を供給する。所定時間の経過後、溶剤蒸気の供給を停止させた後、処理位置のリフタ31を上昇させて待機位置にまで移動させる。これにより基板Wに対する洗浄・乾燥処理が行われる。上述した動作のうち、溶剤蒸気の供給時には、後述する「濃度測定」が常時行われている。
【0023】
なお、真空対応型濃度計67が本発明における真空対応型濃度測定手段に相当し、サンプリングポンプ69が本発明における吸引手段に相当し、制御部71が本発明における制御手段に相当する。
【0024】
次に、図2を参照する。図2は、真空対応型濃度計の概略構成を示した図である。
【0025】
真空対応型濃度計67は、測定配管61の一部位にセル73を備えている。このセル73は、測定配管61を流通する気体を挟んで対向する位置に設けられた、赤外光を透過する一対の透過部材75を備えている。セル73の一方側には、赤外線を照射する光源77と、セル73を透過した赤外線強度を検出する検出器79とが配設されている。検出器79は、基準検出器81と、参照検出器83とを備え、不要な波長の赤外線を取り除く光学フィルタ(不図示)を光入射側に備えている。それぞれが検出した赤外線強度信号は、プリアンプ(不図示)を前段に備えた算出部85に与えられる。算出部85は、ランベルト−ベールの法則に基づいた光量差により溶剤濃度を算出するが、その際には記憶部87に記憶されている検量線(後述)を参照する。そして、算出した溶剤濃度を制御部71に出力する。算出部85は、基準検出器81からの基準信号に基づいて、参照検出器83の信号を自動的に補正し、光源77の光度が計時変化しても正確に溶剤濃度が算出できるようになっている。
【0026】
なお、上述した光源77が本発明における赤外線照射手段に相当し、検出器79が本発明における検出手段に相当し、算出部85が本発明における算出手段に相当し、記憶部87が本発明における記憶手段に相当する。
【0027】
検量線は、例えば、図3に示すようになっている。
すなわち、赤外線強度(吸光度)と、溶剤濃度との対応関係を表したデータであり、かつ、所定の減圧度において予め作成されたものである。この図3では、検量線を一次関数で表しているが、これは一例であり、二次関数などで表されるようなデータとなることもある。
【0028】
なお、制御部71は、検量線における減圧度を目標値として、圧力計65の圧力が目標値に一致するように圧力調整弁63をフィードバック制御する。これにより、検量線における減圧度となるような状態でチャンバ27内の気体を真空対応型濃度測定計67に導くことができ、精度良く濃度を測定することができる。
【0029】
次に、図4を参照する。なお、図4は、濃度測定に係る処理を示したフローチャートである。このフローチャートでは、上述した一連の動作中において、溶剤蒸気の供給が行われた時点からの動作を示している。
【0030】
ステップS1〜S3
制御部71は、蒸気弁39を所定の開度で開放して、溶剤蒸気を溶剤ノズル33からチャンバ27内に供給させ始める。このとき、サンプリングポンプ69を作動させて、チャンバ27内の気体の一部を測定配管61に吸引させる。さらに、圧力計65により検出された圧力が検量線における減圧度に一致するように圧力調整弁63を操作する。
【0031】
ステップS4〜S7
圧力が検量線における減圧度に一致した場合、真空対応型濃度計67は溶剤蒸気の濃度を測定し、制御部71は、濃度測定値が予め決められた溶剤濃度目標値に一致しているか否かによって処理を分岐する。つまり、濃度測定の結果、溶剤濃度目標値に不一致である場合には、蒸気弁39を操作して、溶剤ノズル33への溶剤蒸気の供給量を調整する。一方、溶剤濃度目標値と一致している場合には、溶剤蒸気の供給時間が経過するまで、上述したステップS1から繰り返し実行する。
【0032】
上述したように、制御部71が真空ポンプ49でチャンバ27内を減圧させた状態で、溶剤ノズル33から溶剤蒸気を供給させるとともに、サンプリングポンプ69で測定配管61にチャンバ27内の気体を吸引させながら真空対応型濃度計67により溶剤濃度を測定させる。濃度測定は真空対応型であるので、減圧環境下で濃度測定ができ、乾燥環境下における溶剤蒸気の濃度測定が可能である。したがって、溶剤濃度を正確に制御することができ、基板の乾燥処理の均一性を向上させることができる。また、溶剤蒸気を希釈する必要がないので、余分な排気を抑制することができる。
【0033】
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
【0034】
(1)上述した実施例では、チャンバ27内に処理槽1を備えているが、単に基板Wを収容するチャンバ27だけとしてもよい。その場合には、複数枚の基板Wを起立姿勢で支持するだけの支持部をチャンバ27内に配設すればよい。
【0035】
(2)上述した実施例では、測定配管61にインラインヒータ62を備えているが、溶剤蒸気が結露しない程度の濃度である場合には、インラインヒータ62を省略してもよい。
【0036】
(3)上述した実施例では、測定配管61の気体圧力を圧力調整弁63によって調整しているが、真空対応型濃度測定計67において種々の減圧度に応じて検量線を予めもたせておき、圧力計65により測定された気体圧力に応じて参照する検量線を切り替える構成とした場合には、圧力調整弁63を備える必要はない。
【0037】
(4)上述した実施例では、吸引手段としてサンプリングポンプ69を採用しているが、これに代えて、吸引作動用の気体を供給することによりチャンバ27内の気体を吸引するイジェクタを用いてもよい。吸引作動用の気体としては、窒素などの不活性ガスやエアなどが例示される。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】実施例に係る基板処理装置の概略構成を示したブロック図である。
【図2】真空対応型濃度計の概略構成を示した図である。
【図3】検量線の一例を示した模式図である。
【図4】濃度測定に係る処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0039】
W … 基板
1 … 処理槽
7 … 噴出管
33 … 溶剤ノズル
49 … 真空ポンプ
65 … 圧力計
67 … 真空対応型濃度計
69 … サンプリングポンプ
71 … 制御部
77 … 光源
79 … 検出器
85 … 算出部
87 … 記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
処理液により処理された基板を溶剤蒸気により乾燥させる基板処理装置において、
基板を収容するチャンバと、
前記チャンバ内に溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気供給手段と、
前記チャンバ内を減圧する減圧手段と、
前記チャンバ内に連通する測定配管と、
前記測定配管に設けられた真空対応型濃度測定手段と、
前記測定配管を介して前記チャンバ内の気体を吸引する吸引手段と、
前記減圧手段で前記チャンバ内を減圧させた状態で、前記溶剤蒸気供給手段から溶剤蒸気を供給させるとともに、前記吸引手段で前記測定配管に前記チャンバ内の気体を吸引させながら前記真空対応型濃度測定手段により溶剤濃度を測定させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする基板処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の基板処理装置において、
前記真空対応型濃度測定手段は、
前記気体を流通させるセルと、前記セルに赤外線を照射する赤外線照射手段と、前記セルを透過する赤外線強度を検出する検出手段と、前記減圧手段による減圧度に応じて予め作成された、前記減圧度における赤外線強度と溶剤濃度との対応関係を表す検量線を記憶した記憶手段と、前記検出手段による赤外線強度と前記検量線とに基づいて溶剤濃度を算出する算出手段と、
を備えていることを特徴とする基板処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の基板処理装置において、
前記測定配管は、前記真空対応型濃度測定手段よりも上流側に加熱手段を備えていることを特徴とする基板処理装置。
【請求項4】
請求項2または3のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記測定配管は、前記真空対応型濃度測定手段よりも上流側に配設された圧力調整弁と、前記圧力調整弁と前記真空対応型濃度測定手段との間に配設された圧力測定手段とを備え、前記圧力測定手段で測定される測定配管内圧力が前記検量線における減圧度を目標値としてフィードバック制御されることを特徴とする基板処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−306097(P2008−306097A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−153784(P2007−153784)
【出願日】平成19年6月11日(2007.6.11)
【出願人】(000207551)大日本スクリーン製造株式会社 (2,640)
【Fターム(参考)】