説明

基板支持装置及びスクリーン印刷機

【課題】支持ピンの交換等のメンテナンスに要する時間を極力短縮し、印刷機での印刷の遅れを回避する。
【解決手段】複数の支持ピン52を支持する支持ブロック51には各支持ピンごと支持孔53が形成され、それぞれの支持孔53の上部に、外径が支持ピンの下部に形成され支持孔内をスライドするスライド部64の外径より大きく中央に支持ピンを案内する案内孔47が形成されたピンガイド43を着脱自在に設ける。支持ピン52の交換時などには、ピンガイド43を取り外すことにより支持ピン52を容易に外すことが可能になり、交換後には、ピンガイド43を取り付けることにより、メンテナンスを容易に行うことが可能になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置、及びスクリーン上の塗布剤を基板支持装置の支持ピンに支持されたプリント基板上に塗布するスクリーン印刷機に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のスクリーン印刷機は、例えば特許文献1などに開示されており、略水平に配置されたθ軸ベースと、このθ軸ベースが略水平な平面内で回転するよう前記θ軸ベースの中心軸を回転可能に軸支する軸受けと、前記θ軸ベースの下面の縁部を摺動自在にする支持する複数個のθ軸ベース支持機構、前記θ軸ベース上に設けられた基板の支持機構とを備え、この支持機構の上部に位置するバックアップ機構(基板支持装置)は、プレートとこのプレートに多数形成された孔の何れかに装着される複数本のピンとから構成されている。
【0003】
上述したバックアップ機構では、印刷する基板の機種毎にピンの位置を変更する必要があり、例えば作業者がプレートに対してピンの抜き差し作業を行うときには、作業が煩雑になるという問題が発生する。特に作業対象のピンの数が多数のときには、一層作業が煩雑になると共に、作業に要する時間も長くなり、印刷機による印刷運転が遅れるという問題も発生する。
【0004】
そして、上述した作業者によるピンの抜き差し作業の問題、或いは作業時間の問題を極力解決するための支持ピンである下受けピンの設定機構が例えば特許文献2などに記載されている。この設定機構では、下受け板に形成された貫通孔に、上下動して突出可能に収容されスプリングにより下方に付勢される下受けピンを、所定の間隔でXY方向に二次元配置したプリント基板下受け手段と、制御信号に基づいて駆動され下受けピンをエアの供給により上昇させて突出させる選択ピンをX方向に配置した選択手段とを備えている。
【0005】
更に、設定機構は、プリント基板下受け手段と選択手段の間に介在し、下受けピンと選択ピンが当接可能に形成した貫通孔をX方向一列に配置した設定板を総ての下受けピンに対応するようにY方向に複数配置した設定手段と、下受け手段と設定手段とを一括してY方向に所定間隔で駆動する駆動手段と、設定板をX方向に駆動する設定板駆動手段とを備え、下受ピンの突出及び非突出を設定する。
【特許文献1】特開2000−211108号公報
【特許文献2】特開平5−335800号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2に記載されているプリント基板の下受けピンを設定する機構では、特に、下受けピン或いは選択ピンのメンテナンス作業、即ち、例えば曲がった下受けピン自身の交換作業はもちろん、下受けピンに設けられたスプリングの交換作業、或いは、選択ピンに設けられエアの漏れを防止するシール部材の交換作業が発生する。そして、これらの交換作業を行うためには、それぞれのピンを取り外す必要があり、取り外し作業のために、下受け手段、選択手段及び設定手段を取り外す必要があり、これらの取り外し作業が大変煩雑であり、更に駆動手段も取り外す必要があり、作業が一層煩雑になり、作業に要する時間も長くなるという問題が発生する。また、交換作業が終了した後、下受け手段、選択手段及び設定手段、更に、駆動手段を取り付ける作業が必要であり、この作業に要する時間も長くなり、メンテナンス作業に要する時間が長くなり、印刷機での印刷開始が遅れるという問題も発生する。
【0007】
そこで本発明は、作業者による支持ピン(下受けピン)の交換作業等のメンテナンス作業に要する時間を極力短縮し、印刷機の印刷の遅れを回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このため第1の発明は、
プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを昇降させる昇降手段と、
支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックが水平方向に相対的に移動可能であり、上昇した状態の前記支持ピンを下から支持するベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備え、
前記支持孔の上部には、その外径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きく中央に前記支持ピンを案内する案内孔が形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする。
【0009】
第2の発明は、
プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを複数本昇降させる昇降手段と、
支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックの移動により前記支持ピンが移動し、上昇した状態の前記支持ピンの支持部を下から支持するベースと、水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備え、
前記支持孔の上部には、内径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きい上部孔が形成され、この上部孔には、前記支持ピンの前記スライド部より上方に形成された中間部を案内する案内孔が中央に形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする。
【0010】
第3の発明は、
プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置において、
水平方向にスライド自在に設けられ、前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成され、前記支持孔は前記支持ブロックの上部に形成された上部孔とこの上部孔の下に形成され前記上部孔より断面積が小さい下部孔とから成り、この下部孔の上部と下部とにエア供給路が連通した支持ブロックと、
下部に設けられ前記下部孔内にて上下にスライドするスライド部と、このスライド部の上に形成されスライド部より断面積が小さく前記下部孔の側壁との間に空間が形成されると共に上昇により前記上部孔内に摺動して収まる下中間部とこの下中間部の上に形成され、断面積が前記下中間部より小さい中央部と、この中央部の上に形成され前記下中間部と断面形状が等しい上中間部と、この上中間部の上に形成され前記上中間部より断面積が小さく括れた延在部とを備えた支持ピンと、
前記支持ブロックの上に設けられ、前記支持ピンに対応して形成され前記上中間部に対応した昇降部とこの昇降部から連続して形成され前記支持ピンが上昇した状態で前記上中間部の下端を支持する支持部とを備えた複数の貫通孔が形成されたベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込ヘッドとを備え、
前記上部孔には、その外径が前記スライド部の外径より大きく中央に前記下中間部及び上中間部を案内する案内孔が形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする。
【0011】
第4の発明は、
プリント基板を支持する複数の支持ピンと、パターン孔が形成されたスクリーンとを備え、前記スクリーン上の塗布剤をプリント基板上に前記パターン孔を介して塗布するスクリーン印刷機において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを昇降させる昇降手段と、
前記支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックが水平方向に相対的に移動可能であり、上昇した状態の前記支持ピンを下から支持するベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備えた基板支持装置を有し、
前記支持孔の上部には、取り外し可能であり、その外径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きく中央に前記支持ピンを案内する案内孔が形成されたピンガイドを備えた
ことを特徴とする。
【0012】
第5の発明は、
プリント基板を支持する複数の支持ピンと、パターン孔が形成されたスクリーンと、移動することにより前記スクリーン上の塗布剤をプリント基板上に前記パターン孔を介して塗布するスキージとを備えたスクリーン印刷機において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを複数本同時に昇降させる昇降手段と、
支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックの移動により前記支持ピンが接近し、上昇した状態の前記支持ピンの支持部を下から同時に支持するベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備えた基板支持装置を有し、
前記支持孔の上部には、内径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きい上部孔が形成され、この上部孔には、前記支持ピンの前記スライド部より上方に形成された中間部を案内する案内孔が中央に形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする。
【0013】
第6の発明は、請求項1乃至5に記載の基板支持装置又はスクリーン印刷機において、前記ピンガイドの上面には、前記ピンガイドの着脱治具に形成された複数の係止片に対応して挿入穴が形成されたことを特徴とする。
【0014】
第7の発明は、請求項1乃至5に記載の基板支持装置又はスクリーン印刷機において、前記スライド部には前記支持孔の側壁と接触するパッキンが設けられ、前記支持孔の下部と上部との何れか一方にエアを供給するエア供給源を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、支持ピンの交換等のメンテナンスに要する時間を極力短縮することができ、印刷機での印刷の遅れを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】スクリーン印刷機の正面図である。
【図2】スクリーン印刷機の要部の右側面図である。
【図3】基板支持装置の一部断面図である。
【図4】基板支持装置の平面図である。
【図5】基板支持装置から支持ピンを外したときの説明図である。
【図6】ピンガイドの上面図である。
【図7】着脱治具の側面図である。
【図8】着脱治具の底面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。図1はスクリーン印刷機の要部の正面図、図2はスクリーン印刷機の要部の右側面図を示す。
図1に示すように、前記スクリーン印刷機1は、基台11上に設置された基板支持テーブル12と、この基板支持テーブル12の上方に配置されたスクリーン支持手段13と、基板支持テーブル12とスクリーン支持手段13の間に配置され基板支持テーブル12によって支持されたプリント基板Pに対角線上の位置に付された基板認識マークKMを撮像する第1撮像手段14と、スクリーン支持手段13の上方に配置されスクリーン支持手段13に支持されたスクリーンSに付されたスクリーン認識マークを撮像する第2撮像手段15と、スクリーンSの上方に配置された一対の印刷ヘッド16A、16B(図2参照)と、基板Pを基板支持テーブル12上に供給する供給コンベア17と、基板Pを基板支持テーブル12上から排出する排出コンベア18と、第1及び第2撮像手段14、15で撮像した画像を映し出す後述のモニタ47(図示せず)とを備えている。
前記基板支持テーブル12は、水平方向に延びるX軸の方向(図2参照)に移動するための第1移動機構21と、この第1移動機構21上に設けられ水平面内で回転するための回転機構22と、この回転機構22上に設けられ垂直方向に延びるZ軸の方向に移動するための第2移動機構23と、この第2移動機構(以下、ブロックベースという。)23上に設けられ後述する複数本の支持ピンとこれらの支持ピンを支持するブロック等を備えた基板支持装置24と、この基板支持装置24の上面に設けられ基板PをX軸方向に搬送する搬送機構(図示せず)とを備えている。
前記スクリーン支持手段13は、スクリーンSの下面の周縁部を支持するスクリーン支持枠25と、該スクリーン支持枠25の上方に配置されスクリーンSをスクリーン支持枠25に圧接するシリンダ26、26と、水平方向に延びるY軸の方向に移動するための移動機構27とを備えている。
前記第1撮像手段14は、基板認識カメラ28と、この基板認識カメラ28をX軸及びY軸方向に移動させる移動機構29と、基板支持テーブル12上の基板Pに光を照射する照明装置(図示せず)とを備えている。また、第2撮像手段15は、スクリーン認識カメラ31と、このカメラ31をX軸方向に移動させる移動機構32と、基板支持テーブル12上の基板Pに光を照射する照明装置(図示せず)とを備えており、カメラ31は印刷ヘッド16A、16Bの移動機構34によってY軸方向に移動するようになっている。
【0018】
なお、図2に示すように、印刷ヘッド16A、16BはY軸方向に間隔をおいて配置され、下端部にそれぞれスキージ33A、33Bが取り付けられており、前記移動機構34によって同時にY軸方向に移動すると共に垂直移動機構35A、35Bによってそれぞれ個別にZ軸方向に移動する。そして、印刷ヘッド16A、16Bが図2の左方向へ移動する際には右側の印刷ヘッド16Aが下降してスキージ33AがスクリーンS上を摺動し、図3の右方向へ移動する際には左側の印刷ヘッド16Bが下降してスキージ33BがスクリーンS上を摺動する。したがって、印刷ヘッド16A、16Bの一回の往復移動で二回の印刷処理が行われる。
以下、上述した基板支持装置24について、図3、図4及び図5に基づいて詳細に説明する。
【0019】
51は、支持ブロックであり、この支持ブロック51にはそれぞれが断面円形の支持ピン52(52a、52b、52c、52d)を支持する断面円形の複数の支持孔53が等間隔で複数行(図1及び図2においてはX方向)、複数列(図2においてのY方向)、上下方向に形成されている。各支持孔53は、前記支持ブロック51の上部に形成された上部孔54とこの上部孔54の下に形成され上部孔54より直径が小さく断面積が小さい下部孔55とから成っている。また、支持ブロック51には、各行毎に下部孔55の上部と下部とのそれぞれを連通する上部エア供給路56及び下部エア供給路57が連通している。上部エア供給路56及び下部エア供給路57はそれぞれ上部吸入路58及び下部吸入路59に連通し、各上部吸入路58及び下部吸入路59のエア入り口は支持ブロック51の側面に支持孔53の各行毎に並んで取り付けられた例えばセンターオープンの5ポート電磁弁等の電磁弁60a〜60gに接続されている。
【0020】
また、上部孔54は、その下部の螺合部41とこの螺合部41より直径が僅かに大きく螺合部41との間に段差が形成された上部の挿入部42とから構成されている。そして、上部穴54にはピンガイド43が上方から着脱自在に挿入される。ピンガイド43は上部孔54の螺合部41及び挿入部42に対応して形成され、下部には螺合部41に螺合する下部螺合部44が形成されている。また、ピンガイド43は、その上部に下部螺合部44より直径が僅かに大きい操作部45が形成され、操作部45には、ピンガイド43を着脱するときに後述するピンガイド着脱用治具の少なくとも一対の係止片が挿入される複数の挿入穴46が形成されている(図6参照)。更に、ピンガイド43の中央には、支持ピン52の後述する括れ部65が案内されながら上下にスライドする案内孔47が形成されている。
【0021】
更に、支持ブロック51とブロックベース23の間にはリニアガイド23aが複数個所に設けられ、支持ブロック51はブロックベース23の上に、水平方向(図3においてはX方向)にスライド自在に支持されている。ブロックベース23には電磁弁60a〜60gの近傍に接続孔61が形成され、この接続孔61の下部穴に図示しないエア供給源に接続されたエア供給パイプ62が接続され、位置決め孔61の上部穴には各電磁弁60a〜60gが配管接続されている。
【0022】
ブロックベース23の上には支持ブロックをX方向(図4の矢印方向)に移動させるための駆動シリンダ63が設けられ、駆動シリンダ63のロッド63aが電磁弁60a〜60gと反対の支持ブロック51の側面に接続されている。
【0023】
以下、支持ピン52について詳細に説明する。支持ピン52は、断面円形であり、その下部には、最も直径が大きく前記下部孔55内にて上下にスライドするスライド部64が形成されている。このスライド部64の下には、スライド部64より直径が小さい突出部64aが形成され、スライド部64の上にはスライド部64より直径が小さいピン本体である括れ部65が形成されている。括れ部65は、その直径が上部孔54の直径より僅かに小さく支持ピン52の上昇により上部孔54内にほぼ収まる下中間部66と、この下中間部66の上に形成され、直径が下中間部66より小さい中央部(括れ)67と、この中央部67の上に形成され下中間部66と断面形状が等しい上中間部68とを備えている。そして、支持ピン52を下降させている状態で、括れ部65と下部孔55の側壁との間に空間70が形成されている。
【0024】
更に、括れ部65の上には更に上方へ伸び中央部67と直径が等しく断面積が上中間部68より小さく括れている延在部71が形成され、この延在部71の上には延在部71より直径が大きい上端部72が形成されている。
【0025】
上述したスライド部64、括れ部65、延在部71及び上端部72は例えば一体に形成され、スライド部64の外周側面には全周に亘り溝75が形成され、溝75にパッキン76が取り付けられている。パッキン76は、断面形状が例えばX字のXリング、Oリング、或いは断面形状が例えばU字状のUリングである。そして、パッキン76にXリングを用いることにより、スライド部64でのシール性を向上することができ、特に、支持ピンが上方又は下方にスライドしているときの何れにおいてもシール性を向上することができる。また、パッキン76に断面が下方に開放したU形状のUリングを用いたときには、スライド部64、即ち、支持ピン52の上方への移動時の抵抗は下方への移動時の抵抗より小さく、後述する複数本の支持ピン52を一斉に上方への移動させるときの移動時間を短縮することができる。
【0026】
81は、支持ブロック51の上に、支持ブロック51と間隔を存して設けられた支持ピンベースであり、各支持ピン52に対応して複数行、複数列、貫通孔82が形成されている。各貫通孔82は断面がだるま形状であり、直径が大きく上中間部68が昇降可能な昇降部83と、この昇降部83から連続して形成され支持ピン52が上昇した状態で上中間部68の下端を支持する直径が小さい支持部84とを備えている。なお、図4においては、総ての貫通孔の記載は省略する。
【0027】
更に、支持ピンベース81の上方には塵埃をよけるためのシート85が設けられ、シート85には支持ピン52に対応して複数の孔86が形成されている。シート85は支持ブロック51と図示しない連結機構により連結され、支持ブロック51の移動に伴い支持ブロック51と同時に移動する。なお、シート85を支持ブロック51に連結しなく、スクリーン印刷機本体に取り付けてもよく、この場合には、支持ピン52が移動したときに孔86と支持ピン52との間を閉塞を保つための閉塞機構、例えば蛇腹機構を設ける。
【0028】
また、支持ブロック51の上方には、図3に示したように、XY方向、例えば水平方向に移動可能な押込装置であり、例えばシリンダである押込ヘッド87が設けられ、押込ヘッドには上下方向に移動可能で、下降して予め設定されている支持ピン52を前記支持孔53内に押し込むロッド88が設けられている。
【0029】
以下、印刷する基板に対応して各支持ピン52を設定するときの動作について、図3〜図5に基づいて説明する。なお、図3において、図示された各支持ピンを区別するために、最も左に図示した支持ピンから順に52a、52b、52c及び52dとし、また、図3〜図5において同じ構造のものには同じ符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0030】
まず、各支持ピンによる基板支持の設定を開始する前の初期状態では、各支持ピン52は、図3におけるピン52dのように下降位置であり、スライド部64は、下部孔55の下部に位置し、突出部64aが下部孔55の底に当接し、括れ部65は上中間部68の上部を除き下部孔55内に位置し、支持ピン552dと下部孔55の側壁との間に空間70が形成されている。また、中間部68の上部は挿入47孔内に位置している。挿入孔47の上方に貫通孔82が位置し、延在部71が貫通孔82を貫通し、上端部72がシート85の孔86に位置している。このような初期状態において、図示しないCPU等の制御装置が電磁弁60a〜60gに一方の開信号を出すると、電磁弁60a〜60gが動作する。そして、エア供給源から例えば電磁弁60aを介して矢印にて示したように、空気が対応した行の下部エア供給路57に送られ、スライド部64には下方から圧力が加わり、支持ピン52dは上昇する。また、他の支持ピンも同様に上昇する。
【0031】
この結果、図3の支持ピン52a、52bに示したように、スライド部64の上面がピンガイド43の下面に当接し、各支持ピン52a、52bは最も上昇した位置で停止する。このとき、下中間部66が案内孔47内にほぼ収まり、各支持ピン52a、52bがピンガイド43を介して支持ブロック51の上部により支持され、また、中央部67は貫通孔82に対応した位置にある。そして、各支持ピン52a、52bのスライド部64のパッキン76により支持孔53内の空気の漏れが防止され、また、下部エア供給路57からの空気の供給が停止してもパッキン76と支持孔53の側壁との摩擦により各支持ピン52a、52bは上昇した位置に維持される(図3参照)。
【0032】
更に、上述したように、パッキン76の断面形状が下方に開放したU形状であり、スライド部64の下方への移動時の抵抗は上方への移動時の抵抗より大きいので、各支持ピン52a、52bを上昇させるときの空気圧力を極力小さくすることができ、また、各支持ピン52a、52bを上昇した状態に一層確実に維持することもできる。
【0033】
次に、下部エア供給路57からの空気の供給が停止し、図3の支持ピン52bの上方に示したように、予め設定されたプリント基板を支持する必要がない支持ピン52bの上方へ移動していた押込ヘッド87のロッド88は下降する。
【0034】
この結果、ロッド88が破線にて示したように下降するとその下端が支持ピン52bの上端部72に当接し、支持ピン52bが下降して図3に記載した支持ピン52dのように支持ブロック51及び支持ピンベース81に押し込まれる。その後、押込ヘッド87は予め設定されているその他の支持不要な支持ピンの上方へ移動し、同様に支持不要な支持ピンを支持ブロック51及び支持ピンベース81に押し込む。支持ピンの押し込み時、下部エア供給路57は電磁弁を介して大気に開放され、支持ピンが押し込まれたときには、下部孔55内の空気は外部に押し出され、支持ピンをスムーズに押し込むことができる。
【0035】
総ての支持不要な支持ピンの押し込み作業が終了すると、図3に矢印90に示したようにロッド88は上昇し、その状態に維持され、押込ヘッド87は水平方向に移動して基板支持装置24の上方から退避する。また、プリント基板の支持に使用される支持ピンは支持ピン52aに示したように上昇した状態に維持されている。次に、駆動シリンダ63が動作してロッド63aが伸び、支持ブロック51が図3において右方向へ次第に移動する。この移動に伴い、支持ピン52aの中央部67、即ち、プリント基板の支持に使用する支持ピンの中央部67は貫通孔82の昇降部83から支持部84へ移動する。また、使用しない例えば支持ピン52dの延在部も昇降部83から支持部84へ移動する。
【0036】
このように、使用する支持ピン52a及び使用しない支持ピン52dなどには、支持ピン52aが上昇している状態、或いは支持ピン52dが下降している状態で支持部84に対応して直径が小さい中央部67及び延在部71が形成されているので、各支持ピンが上昇している状態及び下降した状態の何れの状態においても、支持ブロック51の移動によって各支持ピンの中央部67及び延在部71を昇降部83から支持部84に移動させることできる。
【0037】
支持ブロック51及びシート85の移動が終了すると、次に、電磁弁60a〜60gが動作し、図3に矢印93に示したように、エア供給源から電磁弁60a〜60gを介して空気が上部エア供給路56に流れる。このため、空気の圧力により使用する支持ピンである支持ピン52a等がほぼ同時に僅かに下降し、図3に示した支持ピン52cのように、上中間部68の下端が支持ベース81の支持部84の周囲上面に当接し、その位置に支持される。このとき、支持ピン52a等の使用する支持ピンの中央部67が支持部84に嵌合するようにしてもよい。
【0038】
使用する支持ピンが支持ピン52cに示したように、その上中間部68の下端が支持ベース81の支持部84の周囲上面に当接し、その位置に支持されるので、支持ピン52aを含む使用する各支持ピンは支持ベース81により一斉に同じ高さ位置に位置決めされる。また、使用しない支持ピンは僅かに下降し、支持ピン52dのように突出部64aが下部孔55の底面に当接して支持されて位置決めされる。
【0039】
このように、使用する支持ピン52aなどをプリント基板の支持位置に設定するとき、即ち、位置決めするとき、駆動手段を用いて各支持ピンを一斉に上昇或いは下降させて位置決めするので、支持ピンの設定に必要な時間が短縮される。
【0040】
また、上述した支持ピンの設定は各電磁弁60b〜60gに対応した行毎に各支持ピンについても同様に行われる。各行の支持ピンのうちプリント基板支持に使用される支持ピンが位置決めされ、設定される。
【0041】
この結果、支持ピン52aなどの使用する支持ピンをプリント基板の支持位置に設定するとき、作業者が作業を行うことなく必要な支持ピンを設定することができる。
【0042】
その後、プリント基板の支持に使用される支持ピン52aなど、及び使用されない支持ピンなどがそれぞれ位置決めされた状態で、上述したようにプリント基板への印刷運転が行われる。
【0043】
例えば複数枚のプリント基板への印刷が終了し、印刷運転が終わると、次に印刷するプリント基板に対応して支持ピンを設定する段取り替えが行われる。
【0044】
この段取り替え時には、まず、駆動シリンダ63が動作してロッド63aが引き込まれ、支持ブロック51が図3における左方向に次第に移動する。この移動に伴い、支持ピン52aなど総ての支持ピンは貫通孔82に位置する。その後、矢印94に示したように、空気が電磁弁60a〜60gを介して下部吸入路59から下部エア供給路57に流れる。この結果、支持ピン52aはもちろん総ての支持ピンが上昇する。
【0045】
この結果、図3の支持ピン52a、52bに示したように、総ての支持ピンの中央部67は貫通孔82の昇降部83に対応した位置に移動する。以後、上述した支持ピンの設定時と同様に使用する支持ピンの設定が行われる。
【0046】
また、印刷するプリント基板の大きさに基づいて、開閉制御される電磁弁60a〜60gは制御され、支持するプリント基板と無関係な電磁弁は動作しないようにすることができ、この結果、空気が無駄に支持ブロック51に供給されること、或いは支持ピンが無駄に昇降することを回避できる。
【0047】
上述したように、プリント基板に対応して支持ピンを設定する段取り替えなどが行われ、スクリーン印刷機1による印刷運転が行われるが、スクリーン印刷機の運転を停止し、支持ピンを清掃するときには、支持ピンを取り外す作業は発生し、また、スクリーン印刷機の運転中に支持ピン52aに予期しない加重が加わる、或いは、停止しているときに、作業者が突出している支持ピンに触れるなどの原因により、支持ピン52aが曲がったとき、支持ピン52aを交換する作業が発生し、即ち、支持ピンのメンテナンス作業を行う必要がある。
【0048】
以下、支持ピン52aの取り外し作業を含む交換作業について詳細に説明する。
【0049】
まず、作業者は印刷運転を停止しているスクリーン印刷機1に対して、シート85を支持ブロック51から取り外す。更に、支持ピンベース81を取り外す。これらシート85及び支持ピンベース81は、下方の支持ブロック51のように駆動シリンダ等のスライド機構に接続されていなく、シート85は支持ブロックに取り付けられ、支持ピンベース81はスクリーン印刷機1の本体に例えば複数個所ビス止めされているのみであるので、容易に取り外すことができる。
【0050】
次に、作業者は、支持ピン52aの位置に設けられているピンガイド43を、ピンガイド着脱用治具36を用いて取り外す作業を行う。以下、図7及び図8に基づいてピンガイド着脱用治具(以下、着脱治具という。)36について説明する。
【0051】
着脱治具36は円筒形状の治具本体37と、治具本体37の上部に等間隔に4箇所形成された回転ピン挿入孔38のうち対向した2箇所の回転ピン挿入孔38に差し込まれる回転ピン39とから構成されている。そして治具本体37の下端には、下方に突出した係止片40が2箇所に対向して形成されている。各係止片40の間隔はピンガイド43の挿入穴46の間隔と略等しく、また、断面形状は挿入穴46の形状と略等しく、挿入穴46よい僅かに小さい。
【0052】
作業者は、着脱治具37を作業対象のピンガイド43の上方から降ろし、各係止片40を各挿入穴46に合わせ、差し込む。このとき、支持ピン52aの上部である延在部71及び上端部72はピンガイド43の上端より上方へ突出しているが、円筒形状の着脱治具37の内部に支持ピン52aの上部は納まり、着脱治具37を下降させることができる。そして、回転ピン39を掴みながら着脱治具37を回転し、螺合部41から下部螺合部44を外し、ピンガイド43を上部孔54から取り外す。このように、上方から着脱治具37の係止片40をピンガイド43の挿入穴46に差し込み着脱治具37を回転することにより、着脱治具37を用いてピンガイド43を容易に取り外すことができる。
【0053】
また、上述したように、ピンガイド43を取り外すことにより、下部孔54の上の上部孔53が開放され、スライド部64より直径が大きい上部孔53にスライド部63を通して支持ピン52aを容易に取り外すことができる。
【0054】
取り外し作業が終わると、次に新しい支持ピンを上方から下げ、上部孔53を介して下部孔54にスライド部を収納した後、ピンガイド43を上部孔54に差し込み、再び着脱治具37を用いてピンガイド43を回転して確実に取り付ける。その後、シート85及び支持ピンベース81を取り付け、メンテナンス作業は終了する。
【0055】
このように、支持ブロック51の着脱作業を行うことなく、支持ブロック51はそのままの状態で、交換等の作業対象の支持ピンに位置したピンガイド52を取り外すことにより、支持ピン52aの交換作業を容易に極力短い時間で行うことができ、また、支持ピンを交換した後は、支持ブロック51にピンガイド52を取り付ければよく、作用を容易に行うことができ、この結果、メンテナンス作業に伴うスクリーン印刷機1の運転停止時間を極力短くすることができる。
【0056】
また、支持ピンを取り外すために、支持ブロック51の上部(以下、上部ブロックという。)を分割可能にし、着脱できる機構にした場合には、上部ブロックを取り外して支持ピンの清掃或いは交換作業を行い、再び支持ブロックの上部を取り付けるとき、ピンガイドが無いと収納されている多数の支持ピンが不安定で、上方へ突出している多数の支持ピンと上部ブロックに形成されている各挿入穴とを位置合わせして挿入する作業が非常に煩雑になり、作業時間の長くなるという問題が発生するが、上述した本願発明では、支持ブロック51はそのままで、ピンガイド52を着脱することにより、容易に作業を行うことができ、作業時間を短縮することもできる。また、交換作業等が終わり、支持ピンベース81を上方から下ろして取り付けるときには、各支持ピンが支持ブロック51にほぼ収まり位置が定まっているため、支持ピンの上部に貫通孔を容易に位置決めすることができ、取付作業を容易に行うことができる。
更に、例えば時間の経過に伴い、支持ピン52aのパッキン76によるシール機能が低下し、パッキンを交換するときにも、上述したように容易に支持ピンを取り外すことができ、メンテナンスの作業時間を短縮することができる。
【0057】
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【符号の説明】
【0058】
1 スクリーン印刷機
24 基板支持装置
36 着脱治具
40 係止片
43 ピンガイド
51 支持ブロック
52a〜d 支持ピン
53 支持孔
54 上部孔
55 下部孔
64 スライド部
65 括れ部
76 パッキン
81 支持ベース
85 シート
87 押込装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを昇降させる昇降手段と、
支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックが水平方向に相対的に移動可能であり、上昇した状態の前記支持ピンを下から支持するベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備え、
前記支持孔の上部には、その外径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きく中央に前記支持ピンを案内する案内孔が形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする基板支持装置。
【請求項2】
プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを複数本昇降させる昇降手段と、
支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックの移動により前記支持ピンが移動し、上昇した状態の前記支持ピンの支持部を下から支持するベースと、水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備え、
前記支持孔の上部には、内径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きい上部孔が形成され、この上部孔には、前記支持ピンの前記スライド部より上方に形成された中間部を案内する案内孔が中央に形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする基板支持装置。
【請求項3】
プリント基板を支持する複数の支持ピンを備えた基板支持装置において、
水平方向にスライド自在に設けられ、前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成され、前記支持孔は前記支持ブロックの上部に形成された上部孔とこの上部孔の下に形成され前記上部孔より断面積が小さい下部孔とから成り、この下部孔の上部と下部とにエア供給路が連通した支持ブロックと、
下部に設けられ前記下部孔内にて上下にスライドするスライド部と、このスライド部の上に形成されスライド部より断面積が小さく前記下部孔の側壁との間に空間が形成されると共に上昇により前記上部孔内に摺動して収まる下中間部とこの下中間部の上に形成され、断面積が前記下中間部より小さい中央部と、この中央部の上に形成され前記下中間部と断面形状が等しい上中間部と、この上中間部の上に形成され前記上中間部より断面積が小さく括れた延在部とを備えた支持ピンと、
前記支持ブロックの上に設けられ、前記支持ピンに対応して形成され前記上中間部に対応した昇降部とこの昇降部から連続して形成され前記支持ピンが上昇した状態で前記上中間部の下端を支持する支持部とを備えた複数の貫通孔が形成されたベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込ヘッドとを備え、
前記上部孔には、その外径が前記スライド部の外径より大きく中央に前記下中間部及び上中間部を案内する案内孔が形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とする基板支持装置。
【請求項4】
プリント基板を支持する複数の支持ピンと、パターン孔が形成されたスクリーンとを備え、前記スクリーン上の塗布剤をプリント基板上に前記パターン孔を介して塗布するスクリーン印刷機において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを昇降させる昇降手段と、
前記支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックが水平方向に相対的に移動可能であり、上昇した状態の前記支持ピンを下から支持するベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備えた基板支持装置を有し、
前記支持孔の上部には、取り外し可能であり、その外径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きく中央に前記支持ピンを案内する案内孔が形成されたピンガイドを備えた
ことを特徴とするスクリーン印刷機。
【請求項5】
プリント基板を支持する複数の支持ピンと、パターン孔が形成されたスクリーンと、移動することにより前記スクリーン上の塗布剤をプリント基板上に前記パターン孔を介して塗布するスキージとを備えたスクリーン印刷機において、
前記支持ピンを支持する複数の支持孔が間隔を存して上下方向に形成された支持ブロックと、
前記支持ピンを複数本同時に昇降させる昇降手段と、
支持ブロックの上に設けられ、前記支持ブロックの移動により前記支持ピンが接近し、上昇した状態の前記支持ピンの支持部を下から同時に支持するベースと、
水平方向及び上下方向に移動可能で、下降して所望の前記支持ピンを前記支持孔内に押し込む押込装置とを備えた基板支持装置を有し、
前記支持孔の上部には、内径が前記支持ピンの下部に形成され前記支持孔内をスライドするスライド部の外径より大きい上部孔が形成され、この上部孔には、前記支持ピンの前記スライド部より上方に形成された中間部を案内する案内孔が中央に形成されたピンガイドを着脱自在に設けた
ことを特徴とするスクリーン印刷機。
【請求項6】
前記ピンガイドの上面には、前記ピンガイドの着脱治具に形成された複数の係止片に対応して挿入穴が形成されたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の基板支持装置又はスクリーン印刷機。
【請求項7】
前記スライド部には前記支持孔の側壁と接触するパッキンが設けられ、前記支持孔の下部と上部との何れか一方にエアを供給するエア供給源を備えたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の基板支持装置又はスクリーン印刷機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−73350(P2011−73350A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−228531(P2009−228531)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(300022504)株式会社日立ハイテクインスツルメンツ (607)
【Fターム(参考)】