増殖因子シグナル伝達経路レギュレーション状態を評価するための方法及び遺伝子発現サイン
細胞サンプルまたは被験者中の増殖因子経路シグナル伝達のレギュレーション状態を評価するための方法、バイオマーカー及び発現サインが開示されている。より具体的には、本発明の幾つかの態様は、サンプル中の増殖因子経路デレギュレーション状態を評価するために;細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するために;物質がサンプル中の増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートするかを調べるために;被験者の増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対する応答を予測するために;被験者に対して治療を割り当てるためにに;及び増殖因子経路シグナル伝達をレギュレートするように設計された癌治療の薬力学的効果を予測し、評価するためにバイオマーカー及び遺伝子サインとして使用され得る遺伝子の集合を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)腫瘍細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、またレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており:
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことからなる単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項2】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることからなる方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、細胞サンプルはデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項3】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項2に記載の方法。
【請求項4】
差次的発現値はlog(10)比である請求項2に記載の方法。
【請求項5】
差次的発現値は1og10(2Λ−Ct)である請求項2に記載の方法。
【請求項6】
閾値は0である請求項2に記載の方法。
【請求項7】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項2に記載の方法。
【請求項8】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項1または2に記載の方法。
【請求項9】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項11】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも50個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項12】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており、第2の複数はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されている請求項2に記載の方法。
【請求項13】
(a)(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含み、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対して応答すると予測される被験者を示す前記物質に対する被験者の応答の予測方法。
【請求項14】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得:
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意ならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答の予測方法。
【請求項15】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項12に記載の方法。
【請求項16】
差次的発現値はlog(10)比である請求項12に記載の方法。
【請求項17】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項12に記載の方法。
【請求項18】
閾値は0である請求項12に記載の方法。
【請求項19】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項12に記載の方法。
【請求項20】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(b)被験者がデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類されるならば、該被験者に増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質を割り当て、前記癌患者に有糸分裂抑制剤タイプの物質を割り当てない;
ことを含む被験者への治療の割り当て方法。
【請求項21】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項20に記載の方法。
【請求項22】
差次的発現値はlog(10)比である請求項20に記載の方法。
【請求項23】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項20に記載の方法。
【請求項24】
閾値は0である請求項20に記載の方法。
【請求項25】
0.05未満のp値ならばサインスコアは統計上有意である請求項20に記載の方法。
【請求項26】
(a)被験者を増殖因子シグナル伝達経路の1つ以上の成分をモジュレートする物質と接触させ;
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類する;
ことを含む被験者中の増殖因子シグナル伝達経路に対する物質の薬力学的活性の測定方法であって、前記分類は
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのびバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者はレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質での治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対して薬力学的活性を有する物質を示す前記方法。
【請求項27】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項26に記載の方法。
【請求項28】
差次的発現値はlog(10)比である請求項26に記載の方法。
【請求項29】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項26に記載の方法。
【請求項30】
閾値は0である請求項26に記載の方法。
【請求項31】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項26に記載の方法。
【請求項32】
(a)被験者を物質と接触させ、
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含む前記物質が被験者中の増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートするかを調べる方法であって、前記分類は
(i)a)物質と接触していない対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減ずることによりサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意ならば、被験者をレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、物質での治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対する効果を有する物質を示す前記方法。
【請求項33】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項32に記載の方法。
【請求項34】
差次的発現値はlog(10)比である請求項32に記載の方法。
【請求項35】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項32に記載の方法。
【請求項36】
閾値は0である請求項32に記載の方法。
【請求項37】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項32に記載の方法。
【請求項38】
(i)腫瘍細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、またレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項39】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項40】
差次的発現値はlog(10)比である請求項39に記載の方法。
【請求項41】
差次的発現値は1og10(2Λ−Ct)である請求項39に記載の方法。
【請求項42】
閾値は0である請求項39に記載の方法。
【請求項43】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項39に記載の方法。
【請求項44】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項38または39に記載の方法。
【請求項45】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項38に記載の方法。
【請求項46】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項47】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも50個の遺伝子から構成されている請求項38に記載の方法。
【請求項48】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており、第2の複数はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されている請求項39に記載の方法。
【請求項49】
(a)(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有し、またレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対して応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答を予測するための方法。
【請求項50】
(a)(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含み、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対して応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答を予測するための方法。
【請求項51】
差次的発現値はlog(10)比である請求項50に記載の方法。
【請求項52】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項50に記載の方法。
【請求項53】
閾値は0である請求項50に記載の方法。
【請求項54】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項50に記載の方法。
【請求項55】
(a)(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得る方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(b)被験者がデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類されたならば、被験者に増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質を割り当て、前記癌患者に有糸分裂抑制剤タイプの物質を割り当てない;
ことを含む被験者に対する治療の割り当て方法。
【請求項56】
差次的発現値はlog(10)比である請求項55に記載の方法。
【請求項57】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項55に記載の方法。
【請求項58】
閾値は0である請求項55に記載の方法。
【請求項59】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項55に記載の方法。
【請求項60】
(a)被験者を増殖因子シグナル伝達経路の1つ以上の成分をモジュレートする物質と接触させ、
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含む被験者における前記物質の増殖因子シグナル伝達経路に対する薬力学的活性の測定方法であって、前記分類は
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質の治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対する薬力学的活性を有する物質を示す前記方法。
【請求項61】
差次的発現値はlog(10)比である請求項60に記載の方法。
【請求項62】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項60に記載の方法。
【請求項63】
閾値は0である請求項60に記載の方法。
【請求項64】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項60に記載の方法。
【請求項65】
(a)被験者を増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質と接触させ、
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含む前記物質が被験者中の増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートするかを調べる方法であって、前記分類は
(i)a)前記物質と接触していない対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質の治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対する効果を有する物質を示す前記方法。
【請求項66】
差次的発現値はlog(10)比である請求項65に記載の方法。
【請求項67】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項65に記載の方法。
【請求項68】
閾値は0である請求項65に記載の方法。
【請求項69】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項65に記載の方法。
【請求項70】
(i)腫瘍細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと酸素の存在下で有意な解糖活性を有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる非活性化解糖経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルを非活性化解糖経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルを活性化解糖経路を有しているとして分類し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルを活性化または非活性化解糖経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項71】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項70に記載の方法。
【請求項72】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項70に記載の方法。
【請求項73】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項70に記載の方法。
【請求項74】
(a)(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと酸素の存在下で有意な解糖活性を有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる非活性化解糖経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルを非活性化解糖経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルを活性化解糖経路を有しているとして分類し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含むことにより被験者を活性化または非活性化解糖経路を有しているとして分類し、活性化解糖経路を有しているとして分類された被験者は解糖経路をモジュレートする物質に応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答を予測するための方法。
【請求項75】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項74に記載の方法。
【請求項76】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項74に記載の方法。
【請求項77】
第1の複数はそのバイオマーカーは表13にリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項74に記載の方法。
【請求項78】
(a)被験者を解糖経路をモジュレートする物質と接触させ、
(b)被験者を非活性化または活性化解糖経路を有しているとして分類することを含む前記物質が被験者中の解糖経路をモジュレートするかを調べる方法であって、前記分類は
(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと酸素の存在下で有意な解糖活性を有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる非活性化解糖経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルを非活性化解糖経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルを活性化解糖経路を有しているとして分類し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質の治療を受け且つ非活性化解糖経路を有するとして分類された被験者は解糖経路に対する効果を有する物質を示す前記方法。
【請求項79】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項78に記載の方法。
【請求項80】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項78に記載の方法。
【請求項81】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項78に記載の方法。
【請求項1】
(i)腫瘍細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、またレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており:
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことからなる単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項2】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることからなる方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、細胞サンプルはデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項3】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項2に記載の方法。
【請求項4】
差次的発現値はlog(10)比である請求項2に記載の方法。
【請求項5】
差次的発現値は1og10(2Λ−Ct)である請求項2に記載の方法。
【請求項6】
閾値は0である請求項2に記載の方法。
【請求項7】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項2に記載の方法。
【請求項8】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項1または2に記載の方法。
【請求項9】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項11】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも50個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項12】
第1の複数はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており、第2の複数はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されている請求項2に記載の方法。
【請求項13】
(a)(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5a及び5bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含み、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対して応答すると予測される被験者を示す前記物質に対する被験者の応答の予測方法。
【請求項14】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得:
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意ならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答の予測方法。
【請求項15】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項12に記載の方法。
【請求項16】
差次的発現値はlog(10)比である請求項12に記載の方法。
【請求項17】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項12に記載の方法。
【請求項18】
閾値は0である請求項12に記載の方法。
【請求項19】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項12に記載の方法。
【請求項20】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(b)被験者がデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類されるならば、該被験者に増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質を割り当て、前記癌患者に有糸分裂抑制剤タイプの物質を割り当てない;
ことを含む被験者への治療の割り当て方法。
【請求項21】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項20に記載の方法。
【請求項22】
差次的発現値はlog(10)比である請求項20に記載の方法。
【請求項23】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項20に記載の方法。
【請求項24】
閾値は0である請求項20に記載の方法。
【請求項25】
0.05未満のp値ならばサインスコアは統計上有意である請求項20に記載の方法。
【請求項26】
(a)被験者を増殖因子シグナル伝達経路の1つ以上の成分をモジュレートする物質と接触させ;
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類する;
ことを含む被験者中の増殖因子シグナル伝達経路に対する物質の薬力学的活性の測定方法であって、前記分類は
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのびバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者はレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質での治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対して薬力学的活性を有する物質を示す前記方法。
【請求項27】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項26に記載の方法。
【請求項28】
差次的発現値はlog(10)比である請求項26に記載の方法。
【請求項29】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項26に記載の方法。
【請求項30】
閾値は0である請求項26に記載の方法。
【請求項31】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項26に記載の方法。
【請求項32】
(a)被験者を物質と接触させ、
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含む前記物質が被験者中の増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートするかを調べる方法であって、前記分類は
(i)a)物質と接触していない対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表5bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減ずることによりサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意ならば、被験者をレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、物質での治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対する効果を有する物質を示す前記方法。
【請求項33】
第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表9bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されている請求項32に記載の方法。
【請求項34】
差次的発現値はlog(10)比である請求項32に記載の方法。
【請求項35】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項32に記載の方法。
【請求項36】
閾値は0である請求項32に記載の方法。
【請求項37】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項32に記載の方法。
【請求項38】
(i)腫瘍細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、またレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項39】
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルをデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項40】
差次的発現値はlog(10)比である請求項39に記載の方法。
【請求項41】
差次的発現値は1og10(2Λ−Ct)である請求項39に記載の方法。
【請求項42】
閾値は0である請求項39に記載の方法。
【請求項43】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項39に記載の方法。
【請求項44】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項38または39に記載の方法。
【請求項45】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項38に記載の方法。
【請求項46】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項1に記載の方法。
【請求項47】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも50個の遺伝子から構成されている請求項38に記載の方法。
【請求項48】
第1の複数はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており、第2の複数はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されている請求項39に記載の方法。
【請求項49】
(a)(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと異常活性を有する増殖因子シグナル伝達経路の成分を少なくとも1つ以上有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなるレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11a及び11bにリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルをレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルがレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルをデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、レギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して高い類似性を有し、またレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対して応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答を予測するための方法。
【請求項50】
(a)(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含み、デレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質に対して応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答を予測するための方法。
【請求項51】
差次的発現値はlog(10)比である請求項50に記載の方法。
【請求項52】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項50に記載の方法。
【請求項53】
閾値は0である請求項50に記載の方法。
【請求項54】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項50に記載の方法。
【請求項55】
(a)(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得る方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を超えているならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことにより被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(b)被験者がデレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類されたならば、被験者に増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質を割り当て、前記癌患者に有糸分裂抑制剤タイプの物質を割り当てない;
ことを含む被験者に対する治療の割り当て方法。
【請求項56】
差次的発現値はlog(10)比である請求項55に記載の方法。
【請求項57】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項55に記載の方法。
【請求項58】
閾値は0である請求項55に記載の方法。
【請求項59】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項55に記載の方法。
【請求項60】
(a)被験者を増殖因子シグナル伝達経路の1つ以上の成分をモジュレートする物質と接触させ、
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含む被験者における前記物質の増殖因子シグナル伝達経路に対する薬力学的活性の測定方法であって、前記分類は
(i)a)対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)で得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質の治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対する薬力学的活性を有する物質を示す前記方法。
【請求項61】
差次的発現値はlog(10)比である請求項60に記載の方法。
【請求項62】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項60に記載の方法。
【請求項63】
閾値は0である請求項60に記載の方法。
【請求項64】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項60に記載の方法。
【請求項65】
(a)被験者を増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートする物質と接触させ、
(b)被験者をデレギュレートまたはレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類することを含む前記物質が被験者中の増殖因子シグナル伝達経路をモジュレートするかを調べる方法であって、前記分類は
(i)a)前記物質と接触していない対照細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第2発現レベルに対する被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の各々及び第2の複数の遺伝子の各々の第1発現レベルの差次的発現値を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11aにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、第2の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表11bにリストされている少なくとも3個以上の遺伝子から構成されており、b)第1の複数の遺伝子及び第2の複数の遺伝子の発現レベルの平均差次的発現値を計算し、c)第1の複数の遺伝子の平均差次的発現値から第2の複数の遺伝子の平均差次的発現値を減じてサインスコアを得ることを含む方法によりサインスコアを計算し;
(ii)a)得られたサインスコアが所定閾値を下回るならば、b)サインスコアが統計上有意であるならば、被験者をレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類し;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質の治療を受け且つレギュレートされている増殖因子シグナル伝達経路を有しているとして分類された被験者は増殖因子シグナル伝達経路に対する効果を有する物質を示す前記方法。
【請求項66】
差次的発現値はlog(10)比である請求項65に記載の方法。
【請求項67】
差次的発現値はlog10(2Λ−Ct)である請求項65に記載の方法。
【請求項68】
閾値は0である請求項65に記載の方法。
【請求項69】
0.05未満のp値を有しているならばサインスコアは統計上有意である請求項65に記載の方法。
【請求項70】
(i)腫瘍細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと酸素の存在下で有意な解糖活性を有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる非活性化解糖経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルを非活性化解糖経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば腫瘍細胞サンプルを活性化解糖経路を有しているとして分類し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含む単離した細胞サンプルを活性化または非活性化解糖経路を有しているとして分類するための方法。
【請求項71】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項70に記載の方法。
【請求項72】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項70に記載の方法。
【請求項73】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項70に記載の方法。
【請求項74】
(a)(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと酸素の存在下で有意な解糖活性を有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる非活性化解糖経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルを非活性化解糖経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルを活性化解糖経路を有しているとして分類し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しており、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含むことにより被験者を活性化または非活性化解糖経路を有しているとして分類し、活性化解糖経路を有しているとして分類された被験者は解糖経路をモジュレートする物質に応答すると予測される被験者を示す被験者の前記物質に対する応答を予測するための方法。
【請求項75】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項74に記載の方法。
【請求項76】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項74に記載の方法。
【請求項77】
第1の複数はそのバイオマーカーは表13にリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項74に記載の方法。
【請求項78】
(a)被験者を解糖経路をモジュレートする物質と接触させ、
(b)被験者を非活性化または活性化解糖経路を有しているとして分類することを含む前記物質が被験者中の解糖経路をモジュレートするかを調べる方法であって、前記分類は
(i)被験者由来の単離した細胞サンプル中の第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる第1発現プロファイルと酸素の存在下で有意な解糖活性を有していない複数の対照細胞サンプル中のそれぞれの遺伝子の平均発現レベルである第1の複数の遺伝子の発現レベルからなる非活性化解糖経路テンプレート間の類似度を計算し、前記した第1の複数の遺伝子はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも5個の遺伝子から構成されており;
(ii)第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有しているならば細胞サンプルを非活性化解糖経路を有しているとして分類し、また第1発現プロファイルが非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しているならば細胞サンプルを活性化解糖経路を有しているとして分類し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を超えているならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して高い類似性を有し、非活性化解糖経路テンプレートに対する類似性が所定閾値を下回るならば第1発現プロファイルは非活性化解糖経路テンプレートに対して低い類似性を有しており;
(iii)分類ステップ(ii)により得た分類をユーザーインターフェースデバイス、コンピューター読み取り可能記憶媒体、或いはローカルまたはリモートコンピューターシステムに表示または出力させる;
ことを含み、前記物質の治療を受け且つ非活性化解糖経路を有するとして分類された被験者は解糖経路に対する効果を有する物質を示す前記方法。
【請求項79】
単離した細胞サンプルはヒト被験者由来である請求項78に記載の方法。
【請求項80】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも10個の遺伝子から構成されている請求項78に記載の方法。
【請求項81】
第1の複数はそのバイオマーカーが表13にリストされている少なくとも20個の遺伝子から構成されている請求項78に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【公表番号】特表2011−515088(P2011−515088A)
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−500943(P2011−500943)
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際出願番号】PCT/US2009/037598
【国際公開番号】WO2009/120561
【国際公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際出願番号】PCT/US2009/037598
【国際公開番号】WO2009/120561
【国際公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
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