説明

売上データ処理装置および売上データ処理方法

【課題】売上データを、所定の業種毎に分類した口座設定グループに自動的に対応付けて処理する装置および方法を提供する。
【解決手段】加盟店端末101から売上データを受信し、加盟店情報登録データベース205から、売上データに含まれる加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出する。次いで、口座設定グループデータベース206から、抽出した加盟店情報に含まれる加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出する。抽出した口座設定グループデータに含まれる加盟店業種コードに対応付けられた口座設定グループコードを売上データに付加することによって、売上データを口座設定グループコードに対応付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、売上データ処理装置および売上データ処理方法に関する。より詳細には、売上データを、所定の業種毎に自動的に対応付けて処理する売上データ処理装置および売上データ処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、買い物や公共料金の支払手段として、現金以外にクレジットカードによる支払いが知られている。近年、店舗での買い物や公共料金の支払いのみならず、旅行代金の支払いや病院費用の支払いなど、クレジットカードによる支払いの機会がますます増加している。
【0003】
クレジットカードによる支払いでは、通常、カード会員がクレジットカード決済用の金融機関口座として予め設定した1つの引落し金融機関口座において、所定の決済日に決済(口座引落し)がなされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、クレジットカードによる支払いでは、カード会員が予め設定した1つの引落し金融機関口座において口座引落しがなされるため、どのような支払いにクレジットカードを利用した場合であっても全て同じ金融機関口座において口座引落しがなされることになる。
【0005】
したがって、このような単一の金融機関口座による決済では、家計管理上、支払い用途(例えば、買い物、公共料金など)に応じて使用口座をこまめに分けている人々にとって、使用口座による家計の管理が困難となる可能性がある。また、1つのクレジットカードでは1つの引落し金融機関口座しか設定できないとすると、支払い用途によって異なる引落し金融機関口座を使用したい場合、異なる引落し金融機関口座を設定した複数のクレジットカードを使用する必要があり、その管理が煩雑になるという問題もある。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、売上データを、所定の業種毎に分類した口座設定グループに自動的に対応付けて処理する装置および方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、このような目的を達成するために、本願発明の第一の側面である売上データ処理装置(100)は、クレジットカード会社の加盟店の加盟店情報を格納した加盟店情報登録データベース(205)、および口座設定グループに関する口座設定グループデータを格納した口座設定グループデータベース(206)を有し、加盟店端末(101)から受信した売上データを、加盟店の加盟店業種コードにより、所定の業種に基づいた口座設定グループに対応付けるように処理を行う。当該売上データ処理装置(100)は、前記加盟店情報登録データベース(205)から、前記売上データに含まれる前記加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出する抽出手段を備える。また、当該売上データ処理装置(100)は、前記口座設定グループデータベース(206)から、抽出した前記加盟店情報に含まれる加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出し、抽出した前記口座設定グループデータに含まれる加盟店業種コードに対応付けられた口座設定グループコードを前記売上データに付加する付加手段を備える。
【0008】
本願発明の第二の側面である売上データ処理装置(100)は、引落し金融機関口座の情報をさらに有し、口座設定グループコードが付加された前記売上データと、当該売上データに関連する会員についての予め設定された前記口座設定グループコードに対応する引落し金融機関口座の情報とを出力する出力手段をさらに備える。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明によれば、各加盟店から受信した売上データを、各加盟店の加盟店業種コードにより、所定の業種に基づいた口座設定グループに対応付けることができ、カード会員が各口座設定グループの引落し金融機関口座を予め設定することによって、1つのクレジットカードで所定の業種毎に複数の引落し金融機関口座による決済が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態にかかるクレジットカードシステムの例示的なコンピュータ環境を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる売上データを処理する例示的なコンピュータの構成図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる、売上データベースに格納される売上データ、加盟店業種コードが付加された売上データ、および口座設定グループコードが付加された売上データの例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる加盟店情報登録データベースに格納された加盟店情報の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる口座設定グループデータベースに格納された口座設定グループデータの一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる売上データの処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に従って売上データを口座設定グループに対応付けた、クレジットカードの利用明細の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0012】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態にかかるクレジットカードシステムの例示的なコンピュータ環境を示す図である。加盟店端末101、および会員端末102は、ネットワーク103を介してクレジットカード会社のコンピュータ100と接続される。図1では加盟店端末101および会員端末102を、便宜上それぞれ1つのみ示しているが、それぞれ複数の端末とすることができる。
【0013】
加盟店端末101は、クレジットカードの各加盟店に設置されている端末である。加盟店端末101は、クレジットカードによる支払いがなされると、カードリーダなどを介して、使用されるクレジットカードに記憶された情報(例えば、会員番号など)を読み込み、読み込んだ情報を、その加盟店の加盟店識別コードおよび加盟店の店員によって入力される売上額などの情報とともにクレジットカード会社のコンピュータ100に送信する端末である。加盟店端末101がクレジットカード会社のコンピュータ100に送信する情報が、売上データである。通信販売などの場合は、加盟店端末101は、カードリーダなどを介してクレジットカードに記憶された情報を読み込むのではなく、カード会員によって提示された会員番号などの情報を、売上額などの情報とともにコンピュータ100に送信する。
【0014】
会員端末102は、カード会員が有する端末であり、インターネットなどのネットワーク103に接続可能なパーソナルコンピュータ、またはPDAなどの携帯情報端末機器とすることができる。会員端末102は、ウェブをなど介してコンピュータ100に接続することができ、カード会員は、ウェブブラウザ上で自己のクレジットカードの利用明細などを見ることができる。
【0015】
図2は、本発明の一実施形態にかかる売上データを処理する例示的なコンピュータの構成図である。コンピュータ100は、送受信部201、処理部202、メモリ203、売上データを格納する売上データベース(DB)204、加盟店情報を格納する加盟店情報登録データベース(DB)205、および、口座設定グループデータを格納する口座設定グループデータベース(DB)206を備える。各要素201〜206は、バス配線207により、相互に結合される。
【0016】
送受信部201は、加盟店端末101および会員端末102とネットワーク103を介してデータの送受信を行う。送受信部201は、加盟店端末101から送信される売上データを受信し、受信した売上データを、売上DB204に格納する。代替的な実施形態では、送受信部201は、受信した売上データをメモリ203に一時的に格納することもできる。
【0017】
処理部202は、売上DB204またはメモリ203に格納された売上データを読み出し、図6に関連して後述する処理を行う。処理部202は、例えばプロセッサ、CPUなどとすることができる。
【0018】
メモリ203は、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光磁気記憶装置などとすることができ、受信した売上データを格納する機能を有する。
【0019】
コンピュータ100は、出力装置208も備える。出力装置208は、本発明の実施形態に従って処理された売上データなど、コンピュータ100からの情報を出力することができる。
【0020】
図3(A)は、売上DB204に格納される売上データの一例を示す図である。図3(A)に示されるように、売上データには、例えばカード会員が利用した加盟店の加盟店識別コード、利用したカード会員の会員番号、利用年月日、売上額などが含まれる。売上データは、カード会員がクレジットカードを利用して支払いを行うと、各加盟店の加盟店端末101からクレジットカード会社のコンピュータ100に送信される。加盟店識別コードは、各加盟店を識別することができる一意な情報であればよく、本発明の実施形態では、例えば加盟店番号などとすることができる。図3(A)では、説明を簡略化するために、ある特定のカード会員の売上データのみを示しているが、売上データは、他のカード会員の売上データを含むことができ、また、例えば各加盟店端末101から送信されてきた順序、加盟店識別コード順、または会員番号順など、様々な形式で格納することができる。
【0021】
図4は、加盟店登録DB205に格納される加盟店情報の一例を示す図である。図4に示されるように、加盟店情報には、各加盟店に関する情報、例えば、当該加盟店の加盟店識別コード、当該加盟店の加盟店業種コード、当該加盟店の店舗名などが含まれる。加盟店業種コードは、各加盟店の業種を示すコードである。加盟店識別コードおよび加盟店業種コードは、加盟店登録の際に各加盟店に予め設定される。前述したように、売上データには、カード会員がクレジットカード利用した加盟店の加盟店識別コードが含まれるため、売上データの加盟店識別コードを識別することによって、カード会員がクレジットカードを利用した加盟店を識別することができる。さらに、加盟店業種コードは加盟店の業種を示すため、売上データに含まれる加盟店識別コードと同じ加盟店識別コードを含む加盟店情報の加盟店業種コードを識別することによって、カード会員がクレジットカードを利用した加盟店の業種を識別することができる。
【0022】
図5は、口座設定グループDB206に格納される口座設定グループデータの一例を示す図である。口座設定グループデータには、口座設定グループ毎の口座設定グループコード、口座設定グループ名、およびこれに対応する加盟店業種コードが含まれる。各加盟店の業種は、その業種の特徴に基づいて複数の大まかなグループ、すなわち口座設定グループに分類することができる。前述したように加盟店業種コードは加盟店の業種を示すため、加盟店業種コードを、業種に基づいて分類される口座設定グループに対応するように分類することができる。図5に示されるように、口座設定グループデータは、例えば業種によって5つの口座設定グループ(例えば、公共料金、日常品、医療関連、旅行関連、その他)に分類することができ、口座設定グループ毎に、口座設定グループコード、口座設定グループ名、およびこれに対応する加盟店業種コードを設定する。
【0023】
1つの口座設定グループに対して、それぞれ1つの引落し金融機関口座を設定することができる。したがってカード会員が、入会申込時などに口座設定グループ毎に引落し金融機関口座を設定すると、1つのクレジットカードを利用した場合であっても、クレジットカードを利用した加盟店の業種毎(すなわち、口座設定グループ毎)に引落し金融機関口座を分けることができるようになる。
【0024】
図6は、本発明の一実施形態にかかる売上データの処理を示すフローチャートである。
【0025】
ステップS10で、送受信部201は、各加盟店の加盟店端末101から売上データを受信し、受信した売上データを売上DB204に格納する。処理部202は、売上DBに格納された売上データを読み出す。代替的な実施形態では、送受信部201は、加盟店端末101から受信した売上データをメモリ206に一時的に格納し、処理部202は、メモリ206に格納された売上データを読み出す。
【0026】
ステップS20で、処理部202は、加盟店情報登録DB205から、当該売上データに含まれる加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出する。
【0027】
ステップS30で、処理部202は、抽出した当該加盟店情報に含まれる加盟店業種コードを当該売上データに付加する。
【0028】
ここで図3(B)を参照すると、図3(B)は、加盟店業種コードが付加された売上データの一例を示す。図3(B)に示される売上データは、上記ステップS30の処理を行って、加盟店端末101から受信した売上データに、抽出した加盟店情報に含まれる加盟店業種コードを付加した売上データである。これにより、当該売上データの業種を識別することが可能となる。
【0029】
再び図6を参照すると、ステップS40で、処理部202は、口座設定グループDB206内の口座設定グループデータを検索し、上記加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出する。
【0030】
なお、図6の破線で示されるように、上記ステップS30の処理を行うことなく、ステップS20からステップS40に進むこともできる。すなわち、加盟店情報登録DB205から、当該売上データに含まれる加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出し(ステップS20)、口座設定グループDB206から、抽出した当該加盟店情報に含まれる加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出する(ステップS40)こともできる。
【0031】
次いでステップS50で、処理部202は、抽出した当該口座設定グループデータに含まれる加盟店業種コードに対応付けられた口座設定グループコードを、当該売上データに付加する。
【0032】
ここで、図3(C)を参照すると、図3(C)は、口座設定グループコードが付加された売上データの一例を示す。図3(C)に示される売上データは、上記ステップS50の処理を行って、口座設定グループコードをさらに付加した売上データである。これにより、当該売上データを口座設定グループに対応付けることが可能となる。
【0033】
なお、図6の破線で示されるようにステップS30の処理を行わず、ステップS20からステップS40に進む場合は、売上データには口座設定グループコードのみが付加されることになる。
【0034】
再び図6を参照すると、ステップS60で、処理部202は、上記処理された売上データを売上DBに格納する。
【0035】
上記処理により、各売上データを口座設定グループに対応付けることができる。したがって、あるカード会員の売上データを口座設定グループ毎に合計等をすることによって、そのカード会員の売上データを、口座設定グループコードが示す業種毎に自動的に振り分けることができる。
【0036】
(第2の実施形態)
本発明の一実施形態においてコンピュータ100は、会員情報を格納する会員情報登録データベースを含むこともできる(図示せず)。会員情報は、カード会員に関する情報、例えば会員番号、会員名、会員住所、および口座設定グループコードに対応する引落し金融機関口座の情報を含む。引落し金融機関口座は、各カード会員によって入会申込み時などに口座設定グループコード毎に予め設定される。言い換えると、カード会員は、所定の業種毎に引落し金融機関口座を予め設定することができる。処理部202は、例えば、当該カード会員の会員情報に含まれる、付加された口座設定グループコードに対応する引落し金融機関口座の情報を、上記処理されたあるカード会員の売上データに付加することができる。これにより、あるカード会員の売上データを、そのカード会員が設定した所定の業種毎の引落し金融機関口座の情報に対応付けることができ、したがって、売上データを所定の業種毎の複数の引落し金融機関口座に自動的に振り分けることができる。
【0037】
図7は、本発明の一実施形態に従って売上データを口座設定グループに対応付けた、クレジットカードの利用明細の一例を示す図である。カード会員は、会員端末102上でウェブブラウザなどによってこのような利用明細を見ることができる。利用明細では、売上データは、例えば図7に示されるように「ご利用金額」、および「お支払金額」として表示され、それぞれ対応する口座設定グループが「決済口座」として表示される。また、カード会員が申込み時などに予め設定した、口座設定グループに対応する引落し金融機関口座を、例えば「ご登録口座」として表示することができる。コンピュータ100は、このような情報を出力装置208に出力することもできる。
【0038】
したがって、カード会員は、このような利用明細を見ることによって、クレジットカードを利用した用途、クレジットカードの利用金額、およびその利用金額がどの金融機関口座で引落されるかなどを確認することができる。また、利用明細には、売上データ(すなわち、「ご利用金額」および「お支払金額」)を口座設定グループ毎に(すなわち、「決済口座」毎に)合計した金額を表示することもできる。これにより、カード会員は、支払い用途毎にどの金融機関口座からいくら口座引落しがなされるかを確認することができる。
【符号の説明】
【0039】
100 クレジットカード会社のコンピュータ
101 加盟店端末
102 会員端末
103 ネットワーク
201 送受信部
202 処理部
203 メモリ
204 売上データベース
205 加盟店情報登録データベース
206 口座設定グループデータベース
207 バス
208 出力装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クレジットカード会社の加盟店の加盟店情報を格納した加盟店情報登録データベース(205)、および口座設定グループに関する口座設定グループデータを格納した口座設定グループデータベース(206)を有し、加盟店端末(101)から受信した売上データを、加盟店の加盟店業種コードにより、所定の業種に基づいた口座設定グループに対応付けるように処理する装置(100)であって、
前記加盟店情報登録データベース(205)から、前記売上データに含まれる前記加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出する抽出手段と、
前記口座設定グループデータベース(206)から、抽出した前記加盟店情報に含まれる加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出し、抽出した前記口座設定グループデータに含まれる加盟店業種コードに対応付けられた口座設定グループコードを、前記売上データに付加する付加手段と
を備えることを特徴とする装置。
【請求項2】
引落し金融機関口座の情報をさらに有し、口座設定グループコードが付加された前記売上データと、当該売上データに関連する会員についての予め設定された前記口座設定グループコードに対応する引落し金融機関口座の情報とを出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
クレジットカード会社の加盟店の加盟店情報を格納した加盟店情報登録データベース(205)、および口座設定グループに関する口座設定グループデータを格納した口座設定グループデータベース(206)を有するコンピュータ(100)において、加盟店端末(101)から受信した売上データを、加盟店の加盟店業種コードにより、所定の業種に基づいた口座設定グループに対応付けるように処理する方法であって、
前記コンピュータ(100)が、前記加盟店情報登録データベース(205)から、前記売上データに含まれる前記加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出するステップと、
前記コンピュータ(100)が、前記口座設定グループデータベース(206)から、抽出した前記加盟店情報に含まれる加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出し、抽出した前記口座設定グループデータに含まれる加盟店業種コードに対応付けられた口座設定グループコードを、前記売上データに付加するステップと
を備えることを特徴とする方法。
【請求項4】
引落し金融機関口座の情報をさらに有する前記コンピュータ(100)において、口座設定グループコードが付加された前記売上データと、当該売上データに関連する会員についての予め設定された前記口座設定グループコードに対応する引落し金融機関口座の情報とを出力するステップをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
クレジットカード会社の加盟店の加盟店情報を格納した加盟店情報登録データベース(205)、および口座設定グループに関する口座設定グループデータを格納した口座設定グループデータベース(206)を有するコンピュータ(100)に、加盟店端末(101)から受信した売上データを、加盟店の加盟店業種コードにより、所定の業種に基づいた口座設定グループに対応付けるように処理させるプログラムであって、前記コンピュータ(100)を、
前記加盟店情報登録データベース(205)から、前記売上データに含まれる前記加盟店識別コードと等しい加盟店識別コードを含む加盟店情報を抽出する抽出手段と、
前記口座設定グループデータベース(206)から、抽出した前記加盟店情報に含まれる加盟店業種コードと等しい加盟店業種コードを含む口座設定グループデータを抽出し、抽出した前記口座設定グループデータに含まれる加盟店業種コードに対応付けられた口座設定グループコードを、前記売上データに付加する付加手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項6】
引落し金融機関口座の情報をさらに有する前記コンピュータ(100)を、口座設定グループコードが付加された前記売上データと、当該売上データに関連する会員についての予め設定された前記口座設定グループコードに対応する引落し金融機関口座の情報とを出力する出力手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−176312(P2010−176312A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−17033(P2009−17033)
【出願日】平成21年1月28日(2009.1.28)
【出願人】(594103301)三井住友カード株式会社 (39)