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変形玩具セット
説明

変形玩具セット

【課題】従来の変形玩具にはない新規な印象を与えることができる変形玩具セットを提供する。
【解決手段】変形玩具11と、前記変形玩具11を載置するための載置盤40と、を備えた変形玩具セット10であって、前記変形玩具11は、付勢部材によって付勢されて立設する立ち上がり部15,18と、前記立ち上がり部15,18の上部で支持される天板13と、を備え、前記変形玩具11は、外力が加えられることにより前記付勢部材の付勢力に抗って押し潰され、前記立ち上がり部15,18と前記天板13とが略面一となる変形状態をとりうるように形成され、前記天板13の下面側には、前記載置盤40の上面40aに形成された係止部44aに係止可能な被係止部14aが設けられており、前記係止部44aに前記被係止部14aを係止させることで、前記変形玩具11が前記変形状態のままで前記載置盤40に固定されるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、変形玩具と、前記変形玩具を載置するための載置盤と、を備えた変形玩具セットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、玩具の形状を変化させることができる様々な変形玩具が提供されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、略平板状態に折りたたむことを可能とし、互いに回動可能に接続された複数のキャラクタ構成部材と、該キャラクタ構成部材間のそれぞれに配置された弾性部材と、前記キャラクタ構成部材が折りたたまれた状態を維持及び解除する係止手段と、を備え、前記キャラクタ構成部材は前記弾性部材の弾性力に抗して折りたたまれ、係止部材が操作されたとき、前記キャラクタ構成部材が回動して飛び出すことでキャラクタの外形が飛び出すように現れるようにした変形玩具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−131367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したように、変形玩具としては様々なものが提供されているものの、玩具は常に目新しさや面白さが求められるものであり、更に新規な印象を与える玩具が求められていた。
【0006】
そこで、本発明は、従来の変形玩具にはない新規な印象を与えることができる変形玩具セットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
【0008】
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
【0009】
すなわち、請求項1に記載の変形玩具セットは、変形玩具と、前記変形玩具を載置するための載置盤と、を備えた変形玩具セットであって、前記変形玩具は、付勢部材によって付勢されて立設する立ち上がり部と、前記立ち上がり部の上部で支持される天板と、を備え、前記変形玩具は、外力が加えられることにより前記付勢部材の付勢力に抗って押し潰され、前記立ち上がり部と前記天板とが略面一となる変形状態をとりうるように形成され、前記天板の下面側には、前記載置盤の上面に形成された係止部に係止可能な被係止部が設けられており、前記係止部に前記被係止部を係止させることで、前記変形玩具が前記変形状態のままで前記載置盤に固定されることを特徴とする。
【0010】
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0011】
すなわち、前記係止部と前記被係止部との係止を解除するための係止解除操作部を設けたことを特徴とする。
【0012】
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0013】
すなわち、前記載置盤の上面に、前記変形玩具を位置決めするための突起を備えていることを特徴とする。
【0014】
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0015】
すなわち、前記突起は、前記載置盤に設けられた発射操作部が操作されたことを契機として水平方向に摺動可能に形成されており、前記突起が摺動することによって前記載置盤にセットされた前記変形玩具が付勢されることを特徴とする。
【0016】
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0017】
すなわち、前記載置盤は、前記変形玩具を載置するための載置面の側部に立ち上がる側壁部を備えており、前記変形玩具は、前記載置盤に取り付けられたときに、前記側壁部よりも低く押し潰されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、変形玩具は、外力が加えられることにより付勢部材の付勢力に抗って押し潰され、立ち上がり部と天板とが略面一となる変形状態をとりうるように形成され、係止部に被係止部を係止させることで、前記変形玩具が前記変形状態のままで前記載置盤に固定されるように形成されている。このため、変形玩具を上から押し潰すだけで、ワンタッチで変形させることができるとともに、変形玩具を押し潰した状態で載置盤に固定して持ち運ぶことができる。そして、変形玩具を立ち上げて遊ぶ場合には、係止部と被係止部との係止を解除すれば簡単に変形玩具を立ち上げることができるとともに、同時に載置盤から取り外すことができ、従来の変形玩具にはない新規な印象を与えることができる。
【0019】
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、係止部と被係止部との係止を解除するための係止解除操作部を設けたので、係止部と被係止部との係止を容易に解除することができる。
【0020】
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、載置盤の上面に変形玩具を位置決めするための突起を備えている。このため、変形玩具が突起で位置決めされた状態で上から外力が加えられることにより、変形玩具が載置盤の上でずれることがなく係止部と被係止部とを係止させることができる。
【0021】
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記突起は、前記載置盤に設けられた発射操作部が操作されたことを契機として水平方向に摺動可能に形成されており、前記突起が摺動することによって前記載置盤にセットされた前記変形玩具が付勢されるように形成されている。このため、前記突起は、位置決めとしての役割のみならず、変形玩具を付勢するための役割も果たす。例えば、変形玩具を車玩具として形成し、突起により押し出して走行させるようにすることができるので、変形玩具を立ち上げてそのまま発射させるという遊び方ができる。
【0022】
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記載置盤は、前記変形玩具を載置するための載置面の側部に立ち上がる側壁部を備えており、前記変形玩具は、前記載置盤に取り付けられたときに、前記側壁部よりも低く押し潰されるように形成されている。このため、載置盤に取り付けた変形玩具が載置盤の側壁部から突出しないので、変形玩具が載置盤の容積に収まり、収容や持ち運びに便利である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】変形玩具セットの外観図である。
【図2】変形玩具の分解図である。
【図3】載置盤の分解図である。
【図4】変形玩具の底面図である。
【図5】載置盤に変形玩具を載置した状態を示す斜視図である。
【図6】載置盤に変形玩具を載置した状態を示す断面図である。
【図7】載置盤に載置した変形玩具を押し潰して、係止部と被係止部とを係止させた状態を示す斜視図である。
【図8】載置盤に載置した変形玩具を押し潰して、係止部と被係止部とを係止させた状態を示す断面図である。
【図9】載置盤の内部構造を上から見た図であって、発射操作前の状態を示す図である。
【図10】載置盤の内部構造を上から見た図であって、発射操作後の状態を示す図である。
【図11】発射操作により変形玩具が発射された様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
【0025】
本実施形態に係る変形玩具セット10は、図1に示すように、変形玩具11と、前記変形玩具11を載置するための載置盤40と、を備えている。
【0026】
変形玩具11は、車体12に4つの車輪30を備えた車玩具であり、進行方向に押されたときに車輪30が回転することにより走行可能に形成されている。
【0027】
この変形玩具11の車体12は、図2に示すように、複数枚の板状部材が互いに組み合わされて筐体状となったものである。詳しくは、車体12の頭頂部に位置する天板13と、車体12の右側部を構成する右側部材15と、車体12の左側部を構成する左側部材18と、車体12の前部を構成する前部材21と、車体12の後部を構成する後部材24と、車体12の底部を構成する底板27と、が組み合わされて形成されている。これらの各部材の接続端部にはヒンジが形成されており、これにより互いに回動可能に接続されている。ヒンジの回動軸として機能するバネ軸31には、特に図示しないが、それぞれ捩りコイルバネが装着されており、車体12を立ち上げる方向に各部材を付勢している。
【0028】
このうち、右側部材15は、図2に示すように、右上側板16と右下側板17との2つの部材からなり、この2つの部材がヒンジにより連結されて形成されている。右上側板16は、上端が天板13に接続され、下端が右下側板17に接続されている。右下側板17は、上端が右上側板16に接続され、下端は開放状態となっている。更にこの右下側板17は、右リンク部材28を介して、後部材24と接続されている。
【0029】
この右リンク部材28は、上端において右下側板17の上端付近とヒンジで接続されており、下端において後部材24の右端とヒンジで接続されている。この右リンク部材28と右下側板17との接続部、及び、右リンク部材28と後部材24との接続部にも、捩りコイルバネが装着されており、右側部材15を立ち上がり部として立設させるために付勢している。
【0030】
同様に、左側部材18も、図2に示すように、左上側板19と左下側板20との2つの部材からなり、この2つの部材がヒンジにより連結されて形成されている。左上側板19は、上端が天板13に接続され、下端が左下側板20に接続されている。左下側板20は、上端が左上側板19に接続され、下端は開放状態となっている。更にこの左下側板20は、左リンク部材29を介して、後部材24と接続されている。
【0031】
この左リンク部材29は、上端において左側部材18の上端付近とヒンジで接続され、下端において後部材24の左端とヒンジで接続されている。この左リンク部材29と左下側板20との接続部、及び、左リンク部材29と後部材24との接続部にも、捩りコイルバネが装着されており、左側部材18を立ち上がり部として立設させるために付勢している。
【0032】
また、前部材21は、図2に示すように、上前板22と下前板23との2つの部材からなり、この2つの部材がヒンジにより連結されて形成されている。上前板22は、上端が天板13に接続され、下端が下前板23に接続されている。下前板23は、上端が上前板22に接続され、下端は開放状態となっている。
【0033】
同様に、後部材24も、図2に示すように、上後板25と下後板26との2つの部材からなり、この2つの部材がヒンジにより連結されて形成されている。上後板25は、上端が天板13に接続され、下端が下後板26に接続されている。下後板26は、上端が上後板25に接続され、下端は開放状態となっている。
【0034】
天板13は、図2に示すように、右側部材15及び左側部材18の上部で支持されるものである。この天板13の下面側には、下垂部材14がネジ(図示せず)により固定されている。下垂部材14は、下方(車体12の内側)に突出するように設けられ、切り欠いて形成された被係止部14aを備えている。この被係止部14aは、後述するように、載置盤40の上面40aに形成された係止部44aに係止可能となっている。
【0035】
底板27は、天板13と略平行に設けられる板状部材である。この底板27には、前記した下垂部材14が通過可能に貫通形成された貫通孔27aが形成されている。また、この貫通孔27aのやや前方には、後述する載置盤40の突起46cを貫通させるための位置決め孔27cが形成されている。なお、この底板27の底面には、図4に示すように、前記した位置決め孔27cの周囲を囲むように受け部27bが下方に突出するように一体形成されている。この受け部27bは、後側を開放するように略コ字状となっている。
【0036】
一方、載置盤40は、図1に示すように、変形玩具11を載置するための載置面40aが凹設された平板状の部材である。載置面40aには、変形玩具11の被係止部14aを係止させるための係止部44a、及び、変形玩具11を位置決めするための突起46cが突出している。この係止部44a及び突起46cは、載置面40aに形成された孔に沿って前後に摺動可能となっている。なお、詳しくは後述するが、係止部44aは載置盤40に設けられた係止解除操作部44bを操作することにより作動する。同様に、突起46cは、載置盤40に設けられた発射操作部45cを操作することにより作動する。
【0037】
載置面40aの両側には、側壁部40bが立設しており、載置面40aを挟むように配置されている。この側壁部40bは、変形玩具11を載置したときの前方に当たる方向には設けられておらず、これにより発車口40cが形成されている。この発車口40cは、後述するように、変形玩具11が飛び出すための開口である。
【0038】
この載置盤40は、図3に示すように、上カバー体42と下カバー体43とを組み合わせて構成された盤本体41と、この盤本体41の内部に収容される係止操作部材44、発射操作部材45、位置決め部材46を備えて構成される。
【0039】
係止操作部材44は、先端に上記した係止部44aが設けられた部材であり、基端には上記した係止解除操作部44bが設けられている。この係止操作部材44は、係止部44aが上カバー体42に設けられた係止部用孔42aから外部に突出するように盤本体41の内部に収容され、盤本体41の内部で前後に摺動可能となっている。この係止操作部材44は、図示しないバネによって前方向(変形玩具11の発射方向)へと付勢されているが、係止解除操作部44bを後方向に操作することで後方向に摺動可能となっている。
【0040】
位置決め部材46は、先端に上記した突起46cが設けられた部材である。この位置決め部材46の後端付近には、後述するフック45aを引っ掛けるための引掛部46aと、バネを引っ掛けるためのバネ支持部46bと、が設けられている。この位置決め部材46は、突起46cが上カバー体42に設けられたスライド孔42bから外部に突出するように盤本体41の内部に収容され、盤本体41の内部で前後に摺動可能となっている。この位置決め部材46は、引張りバネ47によって前方向(変形玩具11の発射方向)へと付勢されているが、突起46cを手動で後方向に移動させることで後方向に摺動可能となっている。
【0041】
発射操作部材45は、基端に上記した発射操作部45cが設けられた部材である。この発射操作部材45は、回動軸部45bを中心に回動可能となるように盤本体41の内部に固定されている。また、この発射操作部材45の先端部には、前記した引掛部46aに引っ掛けるためのフック45aが設けられている。この発射操作部材45は、図示しないバネによって、フック45aが前記した引掛部46aに引っ掛かる方向へと付勢されている。このため、図9に示すように、位置決め部材46を後方向に手動でスライドさせると、フック45aが引掛部46aに引っ掛かるように形成されている。この状態で発射操作部45cを操作して手前に移動させると、図10に示すように、発射操作部材45が回動軸部45bを中心に回動し、フック45aと引掛部46aとの係合が外れる。そして、位置決め部材46が引張りバネ47の付勢力によって前方向へと移動するように形成されている。
【0042】
次に、載置盤40への変形玩具11の取り付け方法について説明する。なお、載置盤40に変形玩具11を取り付ける際には、予め突起46cを手動で後方に引きつけておき、図9に示すように、フック45aと引掛部46aとが係合した状態にセットしておく。
【0043】
図5は、載置盤40の載置面40aに変形玩具11を載置した状態を示す図である。このように、変形玩具11は、車体12の前方が発車口40cの方向を向くように載置盤40の上に載置される。このとき、図6に示すように、載置面40aから突出した突起46cが、変形玩具11の底部の受け部27bに引っ掛かるように配置することで、変形玩具11の位置決めが行われる。この状態では、突起46cの直上に位置決め孔27cがくるようになっている。また、係止部44aの直上に貫通孔27aがきており、その更に直上に下垂部材14の被係止部14aがくるようになっている。
【0044】
ここで、変形玩具11は、上方から外力が加えられたときに、付勢部材の付勢力に抗って押し潰され、天板13、右側部材15、左側部材18などの各部材が略面一となり、変形状態をとりうるように形成されている。この変形状態においては、図7に示すように、右側部材15の下端部、左側部材18の下端部、前部材21の下端部、後部材24の下端部が、それぞれ外側に押し広げられた状態となる。
【0045】
このとき、図8に示すように、天板13が垂直下方に押し下げられるため、係止部44aが貫通孔27aを貫通して、下垂部材14の被係止部14aを係止する。このとき、変形玩具11は、上方に立ち上がる方向に付勢されているため、この付勢力によって変形状態のままで載置盤40に固定されることとなる。このとき、変形玩具11は、図8に示すように、側壁部40bよりも低く押し潰されて固定される。
【0046】
なお、変形玩具11を押し潰したときに、突起46cは位置決め孔27cを貫通するので、突起46cが変形玩具11の変形を邪魔することはなく、むしろ、垂直下方への押し潰しをガイドする役目を果たす。すなわち、変形玩具11は、上から押し潰すだけでワンタッチで変形するものであるが、上から外力を加えたときに変形玩具11が前後左右にずれないように形成されているため、更に容易に変形玩具11を変形させることができる。
【0047】
このように変形した変形玩具11を元に戻す場合には、係止解除操作部44bを操作すればよい。すなわち、前述したように、係止解除操作部44bを後方に引き操作すれば、係止部44aが後方に移動し、係止部44aと被係止部14aとの係止が解除されるため、変形玩具11は内部の捩りコイルバネの付勢力によって立ち上がり、図5に示す状態へと変形する。
【0048】
この図5に示す状態で発射操作部45cを操作すると、前述したように、突起46cが前方へと移動する(図9及び図10参照)。そして、図6で説明したように、突起46cは受け部27bに引っ掛けられているため、移動する突起46cによって受け部27bが押され、変形玩具11が付勢されることとなる。これにより、図11に示すように、変形玩具11が発車口40cから発射されるように形成されている。
【0049】
以上説明したように、本実施形態によれば、変形玩具11は、外力が加えられることにより付勢部材の付勢力に抗って押し潰され、右側部材15と左側部材18と天板13とが略面一となる変形状態をとりうるように形成され、係止部44aに被係止部14aを係止させることで、前記変形玩具11が前記変形状態のままで前記載置盤40に固定されるように形成されている。このため、変形玩具11を上から押し潰すだけで、ワンタッチで変形させることができるとともに、変形玩具11を押し潰した状態で載置盤40に固定して持ち運ぶことができる。そして、変形玩具11を立ち上げて遊ぶ場合には、係止部44aと被係止部14aとの係止を解除すれば簡単に変形玩具11を立ち上げることができるとともに、同時に載置盤40から取り外すことができ、従来の玩具にはない新規な印象を与えることができる。
【0050】
また、係止部44aと被係止部14aとの係止を解除するための係止解除操作部44bを設けたので、係止部44aと被係止部14aとの係止を容易に解除することができる。
【0051】
また、載置盤40の上面40aに変形玩具11を位置決めするための突起46cを備えている。このため、変形玩具11が突起46cで位置決めされた状態で上から外力が加えられることにより、変形玩具11が載置盤40の上でずれることがなく係止部44aと被係止部14aとを係止させることができる。
【0052】
また、前記突起46cは、前記載置盤40に設けられた発射操作部45cが操作されたことを契機として水平方向に摺動可能に形成されており、前記突起46cが摺動することによって前記載置盤40にセットされた前記変形玩具11が付勢されるように形成されている。このため、前記突起46cは、位置決めとしての役割のみならず、変形玩具11を付勢するための役割も果たす。このため、車玩具として形成した変形玩具11を、突起46cにより押し出して走行させるようにすることができるので、変形玩具11を立ち上げてそのまま発射させるという遊び方ができる。
【0053】
また、前記載置盤40は、前記変形玩具11を載置するための載置面40aの側部に立ち上がる側壁部40bを備えており、前記変形玩具11は、前記載置盤40に取り付けられたときに、前記側壁部40bよりも低く押し潰されるように形成されている。このため、載置盤40に取り付けた変形玩具11が載置盤40の側壁部40bから突出しないので、変形玩具11が載置盤40の容積に収まり、収容や持ち運びに便利である。
【0054】
なお、このような変形玩具セット10を複数用意すれば、更に面白みのある玩具を提供することができる。例えば、上記したような変形玩具セット10の他にも、載置盤40の上に他の車の形状をした変形玩具11が立ち上がるものや、載置盤40の上に家の形状をした変形玩具11が立ち上がるものなどを用意することで、仮想的に街を作り上げることもでき、バリエーション豊かな遊び方をすることができる。
【0055】
なお、家の形状などの変形玩具11を設けた場合、これらの変形玩具11は載置盤40から取り外す必要がないため、変形玩具11を載置盤40にヒンジ等で固定することとしてもよい。
【0056】
しかも、複数の変形玩具セット10は、いずれも平板状にコンパクトに収容できるので(図7参照)、複数の変形玩具セット10を隙間なく収容することができ、持ち運びも容易である。そして、変形玩具11を立ち上げて遊ぶ際にも、係止解除操作部44bをワンタッチ操作するだけとなっている。このため、気軽に持ち運ぶとともに、持ち運んだ先で容易に広げて遊ぶことができる変形玩具セット10を提供することができる。
【0057】
なお、上記した実施形態においては、係止解除操作部44bを載置盤40に設けたが、これに限らず、係止解除操作部44bを変形玩具11に設けてもよい。
【符号の説明】
【0058】
10 変形玩具セット
11 変形玩具
12 車体
13 天板
14 下垂部材
14a 被係止部
15 右側部材(立ち上がり部)
16 右上側板
17 右下側板
18 左側部材(立ち上がり部)
19 左上側板
20 左下側板
21 前部材
22 上前板
23 下前板
24 後部材
25 上後板
26 下後板
27 底板
27a 貫通孔
27b 受け部
27c 位置決め孔
28 右リンク部材
29 左リンク部材
30 車輪
31 バネ軸
40 載置盤
40a 載置面(上面)
40b 側壁部
40c 発車口
41 盤本体
42 上カバー体
42a 係止部用孔
42b スライド孔
43 下カバー体
44 係止操作部材
44a 係止部
44b 係止解除操作部
45 発射操作部材
45a フック
45b 回動軸部
45c 発射操作部
46 位置決め部材
46a 引掛部
46b バネ支持部
46c 突起
47 引張りバネ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
変形玩具と、前記変形玩具を載置するための載置盤と、を備えた変形玩具セットであって、
前記変形玩具は、付勢部材によって付勢されて立設する立ち上がり部と、前記立ち上がり部の上部で支持される天板と、を備え、
前記変形玩具は、外力が加えられることにより前記付勢部材の付勢力に抗って押し潰され、前記立ち上がり部と前記天板とが略面一となる変形状態をとりうるように形成され、
前記天板の下面側には、前記載置盤の上面に形成された係止部に係止可能な被係止部が設けられており、
前記係止部に前記被係止部を係止させることで、前記変形玩具が前記変形状態のままで前記載置盤に固定されることを特徴とする、変形玩具セット。
【請求項2】
前記係止部と前記被係止部との係止を解除するための係止解除操作部を設けたことを特徴とする、請求項1記載の変形玩具セット。
【請求項3】
前記載置盤の上面に、前記変形玩具を位置決めするための突起を備えていることを特徴とする、請求項1又は2記載の変形玩具セット。
【請求項4】
前記突起は、前記載置盤に設けられた発射操作部が操作されたことを契機として水平方向に摺動可能に形成されており、前記突起が摺動することによって前記載置盤にセットされた前記変形玩具が付勢されることを特徴とする、請求項3記載の変形玩具セット。
【請求項5】
前記載置盤は、前記変形玩具を載置するための載置面の側部に立ち上がる側壁部を備えており、
前記変形玩具は、前記載置盤に取り付けられたときに、前記側壁部よりも低く押し潰されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の変形玩具セット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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