説明

変異体HnRNPGの癌関連エピトープに対する抗体およびその使用法

本出願は、変異体異種リボ核タンパク質G(HnRNPG)のエピトープに対する癌特異的抗体の重鎖および軽鎖相補性決定領域のアミノ酸配列および核酸配列を提供する。加えて、本出願は、癌特異的抗体および毒素または標識に付着した癌特異的抗体を含む免疫複合体、ならびにその使用法を提供する。本出願は、本明細書において開示する癌特異的抗体を用いる診断法およびキットにも関する。さらに、本出願は、変異体HnRNPGの新規癌関連エピトープおよび抗原、ならびにその使用を提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下からなる群より選択される、単離された相補性決定領域(CDR):
SEQ ID NO:7のアミノ酸配列またはその変異体を含む単離された軽鎖CDR1;
アミノ酸配列SEQ ID NO:8またはその変異体を含む単離された軽鎖CDR2;
アミノ酸配列SEQ ID NO:9またはその変異体を含む単離された軽鎖CDR3;
アミノ酸配列SEQ ID NO:10またはその変異体を含む単離された重鎖CDR1;
アミノ酸配列SEQ ID NO:11またはその変異体を含む単離された重鎖CDR2;
アミノ酸配列SEQ ID NO:12またはその変異体を含む単離された重鎖CDR3。
【請求項2】
請求項1記載の相補性決定領域をコードする、単離された核酸配列。
【請求項3】
以下からなる群より選択される、単離された可変領域:
SEQ ID NO:7、8および/もしくは9の軽鎖相補性決定領域またはその変異体を含む単離された軽鎖可変領域、ならびにSEQ ID NO:10、11および/もしくは12の重鎖相補性決定領域またはその変異体を含む単離された重鎖可変領域。
【請求項4】
単離された軽鎖可変領域が、SEQ ID NO:16のアミノ酸配列またはその変異体を含む、請求項3記載の可変領域。
【請求項5】
単離された重鎖可変領域が、SEQ ID NO:14のアミノ酸配列またはその変異体を含む、請求項3記載の可変領域。
【請求項6】
請求項3記載の可変領域をコードする、単離された核酸配列。
【請求項7】
SEQ ID NO:15の軽鎖可変領域またはその変異体を含む、請求項6記載の核酸配列。
【請求項8】
SEQ ID NO:13の重鎖可変領域またはその変異体を含む、請求項6記載の核酸配列。
【請求項9】
請求項3から5記載の可変領域の1つまたは複数を含む、結合タンパク質。
【請求項10】
SEQ ID NO:7、8および/もしくは9で規定されるアミノ酸配列を含む軽鎖相補性決定領域、ならびにSEQ ID NO:10、11および/もしくは12で規定されるアミノ酸配列を含む重鎖相補性決定領域またはその変異体を含む、請求項9記載の結合タンパク質。
【請求項11】
SEQ ID NO:16の軽鎖可変領域またはその変異体を含む、請求項9記載の結合タンパク質。
【請求項12】
SEQ ID NO:14の重鎖可変領域またはその変異体を含む、請求項9記載の結合タンパク質。
【請求項13】
SEQ ID NO:16の軽鎖可変領域およびSEQ ID NO:14の重鎖可変領域、またはその変異体を含む、請求項9記載の結合タンパク質。
【請求項14】
前立腺幹細胞抗原(SEQ ID NO:17)、変異体HnRNPG、SEQ ID NO:71のアミノ酸配列を有する変異体HnRNPG、216位、218位、219位および/もしくは222位に1つもしくは複数のアミノ酸置換を伴うSEQ ID NO:113のアミノ酸配列を有する変異体HnRNPG、またはSEQ ID NO:23、SEQ ID NO:41、SEQ ID NO:111、もしくはSEQ ID NO:112のアミノ酸配列を含むポリペプチドに結合する、請求項9から13のいずれか一項記載の結合タンパク質。
【請求項15】
SEQ ID NO:23、SEQ ID NO:41、SEQ ID NO:111またはSEQ ID NO:112のアミノ酸配列を含むポリペプチドに特異的である、請求項14記載の結合タンパク質。
【請求項16】
癌細胞上または癌細胞内の抗原に結合することができる結合タンパク質であって、
1つまたは複数の濃度の試験結合タンパク質が、抗原またはエピトープへの結合に関してAb1と競合するその能力について試験される、
(1)請求項9から15のいずれか一項記載の結合タンパク質、好ましくは抗体または抗体断片(Ab1);および
(2)SEQ ID NO: 17、71、23、41、111もしくは112のアミノ酸配列を含む抗原またはエピトープ
を含む競合結合アッセイ法
によって、同定することができる結合タンパク質。
【請求項17】
抗体である、請求項9から16のいずれか一項記載の結合タンパク質。
【請求項18】
前記抗体が抗体断片である、請求項17記載の結合タンパク質。
【請求項19】
前記抗体断片が、Fab、Fab'、F(ab')2、scFv、dsFv、ds-scFv、二量体、ミニボディ、二重特異性抗体、もしくはその多量体、または二重特異性抗体断片である、請求項18記載の結合タンパク質。
【請求項20】
請求項9から19のいずれか一項記載の結合タンパク質をコードする、単離された核酸配列。
【請求項21】
請求項9から19のいずれか一項記載の結合タンパク質、ならびに薬学的に許容される賦形剤、担体、緩衝剤または安定剤
を含む、組成物。
【請求項22】
(2)癌治療薬
に付着した、
(1)癌細胞上の抗原に結合する請求項9から19のいずれか一項記載の結合タンパク質
を含む、免疫複合体。
【請求項23】
前記癌治療薬が細胞毒素である、請求項22記載の免疫複合体。
【請求項24】
前記細胞毒素がリボソーム不活化ポリペプチドである、請求項23記載の免疫複合体。
【請求項25】
前記細胞毒素が、ゲロニン、ボウガニン(bouganin)、サポリン、リシン、リシンA鎖、ブリオジン(bryodin)、ジフテリア、レストリクトシン(restrictocin)およびシュードモナス(Pseudomonas)外毒素Aまたはその変異体からなる群より選択される、請求項23記載の免疫複合体。
【請求項26】
前記細胞毒素が改変ボウガニンまたはその変異体である、請求項23記載の免疫複合体。
【請求項27】
前記細胞毒素が、アミノ酸252〜608からなる切断型のシュードモナス外毒素Aまたはその変異体である、請求項23記載の免疫複合体。
【請求項28】
免疫毒素が癌細胞によって内部に取り込まれる、請求項22から27のいずれか一項記載の免疫複合体。
【請求項29】
SEQ ID NO:49のアミノ酸配列を含む、請求項22記載の免疫複合体。
【請求項30】
SEQ ID NO:51のアミノ酸配列を含む、請求項21記載の免疫複合体。
【請求項31】
請求項22から30のいずれか一項記載の免疫複合体をコードする、単離された核酸配列。
【請求項32】
SEQ ID NO:48の核酸配列を含む、請求項31記載の単離された核酸配列。
【請求項33】
SEQ ID NO:50の核酸配列を含む、請求項31記載の単離された核酸配列。
【請求項34】
請求項22から30のいずれか一項記載の免疫複合体を薬学的に許容される賦形剤、担体、緩衝剤または安定剤と共に含む、組成物。
【請求項35】
癌を治療または予防するための、請求項22から30のいずれか一項記載の免疫複合体の有効量の使用。
【請求項36】
同時、別々または連続的に癌を治療または予防するための医薬の製造のための1つまたは複数のさらなる癌治療薬の使用をさらに含む、請求項35記載の使用。
【請求項37】
癌を治療または予防するためのキットであって、
請求項22から30のいずれか一項記載の免疫複合体の有効量、および癌を治療または予防するためのその使用に関する説明書を含む、キット。
【請求項38】
被験者の癌を検出またはモニターする方法であって、
以下の段階を含む方法:
(1)該被験者から採取した試験試料を、癌細胞上または癌細胞内の抗原に特異的に結合する請求項9から19のいずれか一項記載の結合タンパク質と接触させて、結合タンパク質-抗原複合体を生成する段階;
(2)該試験試料中の結合タンパク質-抗原複合体の量を測定する段階;および
(3)該試験試料中の結合タンパク質-抗原複合体の量を対照と比較する段階。
【請求項39】
癌を診断するためのキットであって、
癌細胞上または癌細胞内の抗原に結合する請求項9から19のいずれか一項記載の結合タンパク質、およびその使用に関する説明書を含む、キット。
【請求項40】
(2)直接的もしくは間接的に検出可能なシグナルを生じる標識
に付着した、
(1)癌細胞上または癌細胞内の抗原に結合する請求項9から19のいずれか一項記載の結合タンパク質
を含む、診断薬。
【請求項41】
標識が、放射性同位体、蛍光化合物、化学発光化合物、酵素、造影剤または金属イオンである、請求項60記載の診断薬。
【請求項42】
請求項40または41の診断薬およびその使用に関する説明書を含む、キット。
【請求項43】
請求項2、6、7、8、20、31、32または33のいずれか一項記載の核酸分子を含む、組換え発現ベクター。
【請求項44】
請求項43記載の組換え発現ベクターを含む、宿主細胞。
【請求項45】
SEQ ID NO:23、SEQ ID NO:41、SEQ ID NO:111、SEQ ID NO:112、216位、218位、219位および/もしくは222位に1つもしくは複数のアミノ酸置換を伴うSEQ ID NO:113、またはSEQ ID NO:71のアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチド、あるいはその変異体。
【請求項46】
SEQ ID NO:23、SEQ ID NO:41、SEQ ID NO:111、SEQ ID NO:112、216位、218位、219位および/もしくは222位に1つもしくは複数のアミノ酸置換を伴うSEQ ID NO:113、またはSEQ ID NO:71のアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチド、あるいはその変異体。
【請求項47】
請求項45または46記載の単離されたポリペプチドをコードする、単離された核酸配列。
【請求項48】
請求項47記載の核酸配列を含む、組換え発現ベクター。
【請求項49】
癌を有するまたは癌を有することが疑われる被験者において癌を検出またはモニターする方法であって、
単離されたポリペプチドが細胞上または細胞内で検出される場合には癌を示す、試料中の細胞上または細胞内の請求項45または46記載の単離されたポリペプチドを検出する段階
を含む方法。
【請求項50】
適した希釈剤または担体との混合物中の、請求項45もしくは46記載の単離されたポリペプチドまたはその断片、請求項47記載の単離された核酸配列、あるいは請求項48記載の組換え発現ベクターの有効量を含む、薬学的組成物。
【請求項51】
アジュバントをさらに含む、請求項50記載の薬学的組成物。
【請求項52】
被験者において癌を治療もしくは予防するためのまたは免疫応答を誘発するための、請求項50または51記載の組成物の使用。

【公表番号】特表2011−501946(P2011−501946A)
【公表日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−530235(P2010−530235)
【出願日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際出願番号】PCT/CA2008/001878
【国際公開番号】WO2009/052628
【国際公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【出願人】(510242185)ヴィヴェンティア バイオテクノロジーズ インコーポレーティッド (4)
【Fターム(参考)】