説明

外反角測定具、並びにこの機能を備えた下げ札及び収容箱

【課題】 本発明は、消費者が、自らある程度の確実性をもって外反母趾の程度を把握することを可能とし、また、他者に気兼ねすることなく、その程度に適合する履物を選択することを可能とする外反角測定具を提供することを課題とする。
【解決手段】 一対の直線状部位から構成される窪みを備え、頂角部に足の親指の付け根をあてがうようにした外反角測定具であって、所定の外反角に対応して前記一対の直線状部位の屈曲角度が設定されてなることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば下げ札等を用いて外反母趾の程度を把握するための、より詳しくは、外反角を測定するための外反角測定具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、外反母趾を患う人口の増加に鑑みて、医療用具としての観点からではなく、量販品の一形態として、外反母趾を考慮して製造された履物が一般に販売されるようになってきている。
【0003】
外反母趾を患う消費者は、外反母趾に対応した履物の中から履物を選択する場合、症状を悪化させないように、通常の消費者が履物を選択する際よりも慎重に最適なものを選択することが必要とされ、この状況に対し、従来はシューフィッター等の専門家が外反母趾の程度を測定し、これに適合する履物を選ぶという販売形態が採られていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、消費者の側からすると、シューフィッター等に履物を選択してもらうことは煩わしく、また、外反母趾の患部を他者に晒すことには抵抗があり、購買意欲が減退するという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、消費者が自らある程度の確実性をもって外反母趾の程度を把握することを可能とし、また、他者に気兼ねすることなく、その程度に適合する履物を選択することを可能とする外反角測定具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る外反角測定具は、一対の直線状部位から構成される窪みを備え、頂角部に足の親指の付け根をあてがうようにした外反角測定具であって、所定の外反角に対応して前記一対の直線状部位の屈曲角度が設定されてなることを特徴とする。
【0007】
上記構成からなる外反角測定具によれば、測定に際して、足の親指の付け根に窪みをあてがい、足と窪みとの間に生じる隙間の態様を検討する。足の親指の付け根が窪みの頂角部に接触せず、足と窪みとの間に、前記頂角部を中心とした隙間が生じるのであれば、所定の外反角よりも外反母趾の程度が軽い若しくは外反母趾ではないと判断できる。一方、足と窪みの形状とが一致ないし略一致するのであれば、所定の外反角相当程度の外反母趾であると判断できる。さらに、足の親指の付け根が前記頂角部に接触しつつも、足と窪みとの間に、前記頂角部から爪先方向及び/又は踵方向にかけての隙間が生じるのであれば、所定の外反角よりも外反母趾の程度が重いと判断することができる。なお、所定の外反角は目的に応じて適宜選択可能である。
【0008】
また、本発明に係る外反角測定具は、外反角に応じて範囲分けされた各区分の下限値を前記所定の外反角として、各区分毎に設けられる構成を採用することができる。
【0009】
上記構成からなる外反角測定具によれば、一の区分に対応する外反角測定具を用いて測定した結果、足と窪みとの間に、前記頂角部を中心とした隙間が生じるのであれば、外反母趾の程度がより軽度な区分に対応した外反角測定具を試し、逆に、足と窪みとの間に、前記頂角部から爪先方向及び/又は踵方向にかけての隙間が生じるのであれば、外反母趾の程度がより重度な区分に対応した外反角測定具を試し、このように外反角測定具を使い分けることにより、自己の外反母趾の程度をより正確に把握することができるようになる。
【0010】
さらに、本発明に係る外反角測定具は、一対の直線状部位が分離されるように頂角部に切り込みを設けて、一方の直線状部位を含む片と他方の直線状部位を含む片とがそれぞれ形成され、各片を直線状の折り目に沿って折り曲げることにより、屈曲角度を変更できるように構成されてなる構成を採用することができる。
【0011】
上記構成からなる外反角測定具によれば、各片を折り曲げる前の状態と、これよりも屈曲角度が大きくなる折り曲げ後の状態の何れでも外反母趾の程度を測定することが可能となり、一つの外反角測定具で複数の角度範囲を網羅することができる。
【0012】
そして、本発明に係る外反角測定具が備える窪みは、該窪みにおける直線状部位の屈曲角度に対応する外反角を考慮して製造された履物に取り付けられる下げ札やその履物を収容する収容箱に適用することができる。
【0013】
上記構成からなる下げ札及び収容箱によれば、履物と直接結び付けられる下げ札又は収容箱によって外反角を測定することにより、直ちにそれに対応する履物を把握することができ、消費者の便に供することができる。また、履物を選択する際に、外反角を測定した後にその程度に適合した履物を選択するという通常行われる手順ではなく、消費者がまず主体的に履物を選択した上で自己の外反母趾の程度に合うかを測定するという手順を経ることが可能となり、履物の選択に関し、より積極的に消費者が関与することができるようになる。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明によれば、消費者が自らある程度の確実性をもって外反母趾の程度を把握することができ、また、他者に気兼ねすることなく、その程度に適合する履物を選択することができる。本発明は、例えば、量販品として提供される外反母趾に対応した履物を消費者が主体的に選定する際の有用な道具となり得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
<第一実施形態>
以下、本発明に係る外反角測定具の第一実施形態について図面に基づいて説明する。
【0016】
第一実施形態に係る外反角測定具は、次のような状況で用いられる。まず、外反母趾の程度を外反角によって複数の区分に分類し、それぞれの外反母趾の程度に区別して履物が製造される。そして、それぞれの履物が対応する外反母趾の程度を表示するとともに、その程度に対応するよう形成された外反角測定具としての下げ札が取り付けられた状態で、それぞれの履物が店頭に陳列される。消費者は、陳列された履物の中から好みに応じて履物を選択し、下げ札を用いてその履物が自己の外反母趾の程度に適合するものであるかどうかを簡易に測定する。その結果、手に取った履物が消費者の外反母趾の程度に適合するものであれば、消費者はその履物を購入する。
【0017】
前記下げ札をより詳細に説明すると、下げ札は、図1(イ)に示すように、一対の長辺1,2と、一対の短辺(以下、「側辺」という)3,4とからなる長方形状を呈し、長辺1に窪み5が設けられている。該窪み5は、所定の屈曲角度に設定された一対の直線状部位6,7から構成される。なお、下げ札は、紙やプラスチック、合成樹脂等のあらゆる材質を用いて製造されるが、足の親指の付け根にあてがっても容易に変形しないものであることが望ましい。
【0018】
前記窪み5の中間部には、前記一対の直線状部位6,7によって挟まれるように頂角部9が設けられており、この頂角部9は、前記一対の側辺3,4の一方側に寄って設けられ、頂角部9から前記一対の側辺3,4に至る区間に形成される一対の直線状部位6,7は、長いものと短いものの二つが形成される。下げ札には、短い方の直線状部位6を足の親指の付け根から爪先側を向く足の側縁にあてがい、長い方の直線状部位7を足の親指の付け根から踵側を向く足の側縁にあてがう旨の表示がされている。また、下げ札には、前記一対の直線状部位6,7に沿う一対の直線が表示されている。
【0019】
前記下げ札の幅方向中間位置には、前記一対の側辺3,4が重ね合さるように下げ札を長手方向に折り畳むための折り目(折り曲げ罫線)10が設けられており、前記下げ札を折り畳んだ際に該折り目10と前記長辺2とによって画される隅の部分には、糸11を通すための孔12が形成され、下げ札は、図1(ロ)に示すように折り畳まれた状態で履物に吊り下げられる。
【0020】
そして、消費者は、選択した履物が自己の外反母趾の程度に好適であるかどうかを自ら簡易に判定すべく、折り畳まれた下げ札をほぼ水平状に展開し、外反母趾の程度の測定を行う。測定に際しては、図2に示すように、例えば短い方の直線状部位6が足の爪先側の側縁13に沿い、長い方の直線状部位7が足の踵側の側縁14に沿うように、足の親指の付け根15に窪み5をあてがい、足と窪み5との間に生じる隙間の態様を検討する。
【0021】
足と窪み5の形状とが、一致ないし略一致するのであれば、自己の外反母趾の程度は下げ札に設定された外反角に相当するものであり、その履物を購入すればよいことが判る。
【0022】
一方、足と窪み5の形状とが、一致せず若しくは略一致しなかった場合であっても、複数の外反母趾の程度のそれぞれに対応した複数種類の履物が製造されており、これらには、各区分毎に設けられ、それぞれの履物に対応する下げ札が取り付けられているため、消費者は、自己の外反母趾の程度に適合する履物を探して試すことができる。
【0023】
即ち、図2(イ)に示すように、足の親指の付け根15が窪み5の頂角部9に接触せず、足と窪み5との間に前記頂角部9を中心とした隙間が生じるのであれば、外反母趾の程度が軽い若しくは外反母趾ではないと判断でき、それより軽い外反母趾の程度に適合する履物を選択する。一方、図2(ロ)に示すように、足の親指の付け根15が窪み5の頂角部9に接触しつつも、足と窪み5との間に、頂角部9から爪先方向及び/又は踵方向にかけての隙間が生じるのであれば、外反母趾の程度が重いと判断することができ、それより重い外反母趾の程度に適合する履物を選択する。
【0024】
以下に、外反角を外反母趾の程度が軽度な方から重度な方にかけて適宜三つの角度範囲に区分してタイプ1、タイプ2、タイプ3が設けられ、各タイプに対応する履物(以下、それぞれ「タイプ1の履物」、「タイプ2の履物」、「タイプ3の履物」という)が製造され、各タイプの区分表示がなされた下げ札(以下、それぞれ「タイプ1の下げ札」、「タイプ2の下げ札」、「タイプ3の下げ札」という)が取り付けられている例において、消費者が履物を選択する手順について、タイプ1の履物から開始する場合について説明する。なお、各下げ札に設定された屈曲角度(以下、それぞれ「タイプ1の屈曲角度」、「タイプ2の屈曲角度」、「タイプ3の屈曲角度」という)は、前記各タイプが画する角度範囲の下限値とされる。
【0025】
消費者は、最初にタイプ1の下げ札を選択し、上記の判断手順に従って外反母趾の程度がそれより重度であると判断した場合には、次にタイプ2の下げ札を試す。
【0026】
この結果、足と窪み5との間に生じる隙間の態様が、頂角部9を中心としたものへと変化した場合には、自己の外反角はタイプ2の屈曲角度よりは小さくてタイプ1における角度範囲に属することが判り、タイプ1の履物を選択すれば良いことが判る。
【0027】
一方、上記隙間が生じる態様が依然として爪先方向及び/又は踵方向にかけてのものである場合には、自己の外反角はタイプ2の屈曲角度よりも大きく、自己の足にはタイプ1の履物は適合しないことが判る。この場合には、さらにタイプ3の下げ札を試し、上記隙間が生じる態様が頂角部9を中心としたものへと変化した場合には、自己の外反角はタイプ3の屈曲角度よりは小さく、タイプ2の履物を選択すれば良いことが判る。そして、上記隙間が生じる態様が依然として爪先方向及び/又は踵方向にかけてのものである場合には、タイプ3の履物を選択すれば良いことが判る。
【0028】
<第二実施形態>
以下、本発明に係る外反角測定具の第二実施形態について図面に基づいて説明する。なお、第一実施形態と重複する構成については説明を省略する。
【0029】
第二実施形態に係る外反角測定具は、図3及び図4に示すように、該一対の直線状部位6,7が分離されるように頂角部9に切り込み16を設けて、一方の直線状部位6を含む折曲片17と他方の直線状部位7を含む折曲片18とをそれぞれ形成し、各折曲片17,18を一対の直線状の折り目19,20に沿って折り曲げることにより、もう一つの窪み21が出現するように構成される。
【0030】
消費者は、一般的にある程度自己の外反母趾の程度を認識していると考えられることから、異なる屈曲角度が一つの下げ札に設定されている外反角測定具を用いることにより、一度の測定でより詳細に自己の外反母趾の程度を把握することができ、より容易に自己の足に合った履物を選択することができる。また、図3に示す外反角測定具においては、一対の直線状部位6と7及び一対の直線状の折り目19と20との長さがそれぞれほぼ同一であるため、いずれの直線状部位若しくは直線状の折り目が爪先側又は踵側を向く足の側縁にあてがう部分であるかに注意を払うことなく、より簡単に外反母趾の程度を測定することができる。
【0031】
以下に、自己の外反角がタイプ1の角度範囲に属するであろうとの認識を有する消費者が、第二実施形態に係る下げ札を用いて外反母趾の程度を測定する場合について説明する。
【0032】
この消費者は、まずタイプ1の下げ札を選択する。なお、タイプ1の下げ札には、前記一対の直線状部位6,7によってタイプ1の屈曲角度が設定されており、一対の折り目19,20によってタイプ2の屈曲角度が設定されている。
【0033】
そして、消費者は、まずタイプ1の屈曲角度において測定すべく外反角測定具を足の親指の付け根15にあてがい、一対の直線状部位6,7で画される窪み5と足との間に生じている隙間の態様を把握し、次にタイプ2の屈曲角度において測定すべく外反角測定具の各折曲片17,18を折り目19,20に沿って折り曲げて足の親指の付け根15にあてがい、該一対の直線状の折り目19,20で画される窪み21と足との間に生じている隙間の態様を把握する。
【0034】
この結果、前記隙間の生じる態様が変化したことを確認した場合には自己の外反母趾の程度がタイプ1に属することが判り、タイプ1の履物を選択すれば良いことが判る。
【0035】
なお、本発明に係る外反角測定具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0036】
例えば、第二実施形態に係る外反角測定具においては、前記切り込み16によって形成される一対の折曲片17,18を、弾性部材によって連結して構成することもできる。かかる構成によれば、一対の折り目19,20による大きい屈曲角度での測定の際には折曲片17,18が一対の折り目19,20に沿って折り曲げられて弾性部材が延び、測定が終了すると弾性部材の張力が作用して前記折曲片17,18を水平に保つ位置まで復帰させることができる。従って、外反角測定具が測定の度に折り曲げられたとしても、一対の折り目19,20に折り癖が付いて一対の直線状部位6,7による小さい方の屈曲角度での測定が困難となることを防止できる。
【0037】
また、上記の第二実施形態に係る外反角測定具においては、一つの下げ札に二段階の屈曲角度が設定された構成について説明したが、図5に示すように、切り込み16の中間位置を通る一対の折り目22,23をさらに形成して窪み24を設け、複数段階の屈曲角度を設定した構成であってもよい。かかる構成によれば、一つの下げ札でさらに広い角度範囲における測定を行うことができる。
【0038】
さらに、第一及び第二実施形態においては、外反角測定具を下げ札に適用した場合について説明したが、外反角測定具は常に履物と一体なものとして用いられる必要はなく、外反角測定具単独であっても、外反角を簡易に測定し、外反母趾の程度を認識するための道具として用いることもできる。
【0039】
そして、外反角測定具は、上記の下げ札のように履物に吊り下げられる構成のものに限られず、履物用収容箱の外縁部に備えられる構成のものであってもよい。かかる構成によれば、測定部位が下げ札よりも剛性に優れた箱体に設けられることから、測定部位が容易に変形せず、確実な測定をすることができる。
【0040】
なお、測定部位としての窪み5は、上記の下げ札のように履物に吊り下げられる構成のものに限られず、板状体や履物用収容箱に印刷される構成のものであってもよい。かかる構成によれば、直接外反角測定具を足の親指の付け根15にあてがうことなく足を測定部位の上に乗せ、隙間の生じる態様を上方から目視することにより、消費者単独で測定する場合であっても楽な姿勢でかつ確実に外反母趾の程度を測定することができる。
【0041】
また、この外反角測定具は、例えば内反小趾の程度を測定する場合など、外反母趾の場合以外にも応用することができる。即ち、一対の直線状部位から構成される窪みを備え、頂角部に足の小指の付け根をあてがうようにした内反角測定具であって、所定の内反角に対応して前記一対の直線状部位の屈曲角度が設定されてなることを特徴とする内反角測定具であってもよい。これは、前記外反角測定具と同様に、内反角の程度に応じて範囲分けされた構成であってもよく、また、屈曲角度を変更できるよう構成されたものであってもよく、さらに、これらの測定部位を下げ札や収容箱に適用したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】(イ)は、本発明の第一実施形態に係る下げ札を展開した状態の平面図を示し、(ロ)は、下げ札を折り畳んだ状態の平面図を示す。
【図2】(イ)は、下げ札に足の親指の付け根をあてがっている状態において、足の親指の付け根が窪みの頂角部に接触せず、足と窪みとの間に前記頂角部を中心とした隙間が生じている状態を示し、(ロ)は、下げ札に足の親指の付け根をあてがっている状態において、足の親指の付け根が窪みの頂角部に接触しつつも、足と窪みとの間に頂角部から爪先方向及び/又は踵方向にかけての隙間が生じている状態を示す。
【図3】本発明の第二実施形態に係る下げ札を展開した状態の平面図を示す。
【図4】本発明の第二実施形態に係るその他の下げ札を展開した状態の平面図を示す。
【図5】本発明のその他の実施形態に係る下げ札を展開した状態の平面図を示す。
【符号の説明】
【0043】
5…窪み、6,7…直線状部位、9…頂角部、10…折り目、16…切り込み、17,18…折曲片、19,20…折り目、21…窪み

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の直線状部位から構成される窪みを備え、頂角部に足の親指の付け根をあてがうようにした外反角測定具であって、
所定の外反角に対応して前記一対の直線状部位の屈曲角度が設定されてなることを特徴とする外反角測定具。
【請求項2】
外反角に応じて範囲分けされた各区分の下限値を前記所定の外反角として、各区分毎に設けられる請求項1に記載の外反角測定具。
【請求項3】
一対の直線状部位が分離されるように頂角部に切り込みを設けて、一方の直線状部位を含む片と他方の直線状部位を含む片とがそれぞれ形成され、各片を直線状の折り目に沿って折り曲げることにより、屈曲角度を変更できるように構成されてなる請求項1又は2に記載の外反角測定具。
【請求項4】
請求項1から3の何れかに記載の窪みを外縁部に備え、該窪みにおける直線状部位の屈曲角度に対応する外反角を考慮して製造された履物に取り付けられることを特徴とする下げ札。
【請求項5】
請求項1から3の何れかに記載の窪みを外縁部に備え、該窪みにおける直線状部位の屈曲角度に対応する外反角を考慮して製造された履物を収容することを特徴とする収容箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−6394(P2006−6394A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−183897(P2004−183897)
【出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【出願人】(000000310)株式会社アシックス (57)
【Fターム(参考)】