説明

外装部品の合わせ部の構造

【課題】ヘッドランプに衝突したときの障害物への衝撃力を緩和するとともに、衝撃力緩和のためにヘッドランプが車体内側へ変位したとき、ヘッドランプがフェンダの縁部に擦れるのを防ぐ。
【解決手段】ヘッドランプ2とフェンダ1の合わせ部の構造において、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aをフェンダ1のフェンダ縁部1Aに対して上方に突出させ、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aにフェンダ1のフェンダ縁部1Aに対して車両上面視でラップする凸部5を形成し、凸部5の下方で、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aとフェンダ1のフェンダ縁部1Aとが離間している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は外装部品の合わせ部の構造に係り、特に、ヘッドランプと、そのヘッドランプの周辺にあるフェンダの縁部との合わせ部の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車のヘッドランプは、ヘッドランプの周縁に耳部が設けられ、この耳部がフェンダ縁部にねじによって取り付けられ、これにより、ヘッドランプが車体前部に固定されている。このようなヘッドランプにおいて、ヘッドランプに障害物が衝突したとき、その衝撃力で前記耳部が折れてヘッドランプが車体内側(主に下方)へ変位することにより、障害物への衝撃力を緩和するようにしている。
【0003】
一方、ヘッドランプをフェンダに取り付けると、ヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部との間に隙間が形成されるが、このような隙間が広すぎて目立ってしまうと、車両の外観品質が低下する。
【0004】
これを防ぐために、ヘッドランプとフェンダとの境界部分で、ヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部を上下方向でラップさせ、ヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部との間の隙間を、外側から見えにくいようにしたヘッドランプの取付構造が知られている。この場合、前記ラップ量が充分でないと、ヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部との間の隙間が外側から見えてしまい、車両の外観品質向上が達成できない。
【0005】
そこで、ヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部を上下方向でラップさせ、且つヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部との間の隙間を狭めたヘッドランプの取付構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−75337号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の技術では、障害物と衝突してヘッドランプが車体内側へ変位した際、ヘッドランプの表面部周縁のうち上記ラップした部分がフェンダ縁部に引っ掛かり、ヘッドランプの車体内側への変位が阻害され、障害物への衝撃力を充分に緩和できない虞がある。
【0007】
また、ヘッドランプの表面部周縁とフェンダ縁部との間の隙間を狭めたため、ヘッドランプが車体内側へ変位した際、ヘッドランプの表面部周縁がフェンダ縁部に擦れて、フェンダ縁部の塗装が剥がれ、フェンダ縁部に錆が発生する虞もある。
【0008】
本発明の課題は、ヘッドランプ等の外装部品に衝突したときの障害物への衝撃力を緩和するとともに、衝撃力緩和のためにヘッドランプ等が車体内側へ変位したとき、ヘッドランプ等の周囲に配置された外装部品であるフェンダ等の縁部に、ヘッドランプ等が擦れるのを防ぐことができる外装部品の合わせ部の構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、車両前部の2つの外装部品の合わせ部の構造において、一方の外装部品の合わせ部を他方の外装部品の合わせ部に対して上方に突出させ、前記一方の外装部品の合わせ部に前記他方の外装部品の合わせ部に対して車両上面視でラップする凸部を形成し、前記凸部の下方で、前記一方の外装部品の合わせ部と前記他方の外装部品の合わせ部が離間して設けられていることを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、一方の外装部品(例えば、ヘッドランプ)の合わせ部に他方の外装部品(例えば、ヘッドランプ周辺のフェンダ)の合わせ部に対して車両上面視でラップする凸部を形成したので、一方の外装部品に障害物が衝突した際、凸部が他方の合わせ部にぶつかるまでは一方の外装部品は車体内側へ変位しやすく、その結果、障害物への衝撃力を充分に緩和することができる。
【0011】
また、一方の外装部品の合わせ部と他方の外装部品の合わせ部が離間して設けられているので、一方の外装部品が車体内側へ変位したとき、一方の外装部品の合わせ部が他方の外装部品の合わせ部に擦れるのを防ぐことができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、一方の外装部品(例えば、ヘッドランプ)に障害物が衝突すると、一方の外装部品は車体内側へ容易に変位し、障害物への衝撃力を充分に緩和することができる。
【0013】
また、一方の外装部品の合わせ部と他方の外装部品(例えば、ヘッドランプ周辺のフェンダ)の合わせ部が離間して設けられているので、衝撃力緩和のために一方の外装部品が車体内側へ変位したとき、一方の外装部品の合わせ部が他方の外装部品の合わせ部に擦れるのを防ぐことができる。その結果、他方の外装部品の合わせ部が塗装されていた場合、その塗装に剥がれが生じるのを回避することができる。
【0014】
さらに、一方の外装部品の合わせ部に他方の外装部品の合わせ部に対して車両上面視でラップする凸部が形成されているので、一方の外装部品の合わせ部と他方の外装部品の合わせ部との間の隙間は前記凸部で隠され、外側からは目立たない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
【実施例】
【0016】
図1及び図2はヘッドランプ及びヘッドランプ周辺構造を示しており、図1はその右側面図、図2は図1のSA−SA線に沿って切断したときの斜視図である。なお、図1及び図2は車両右側の構成を示している。車両左側の構成は、車両の中心に対して図1及び図2の構成と対称となっている。
【0017】
図1に示すように、フェンダ(フロントフェンダ)1の前端部にはヘッドランプ2が設けられている。すなわち、フェンダ1にはその前部上面から前部側面にかけて切欠き部3が形成され、この切欠き部3にヘッドランプ2が埋め込まれた格好で設けられている。そして、図2に示すように、ヘッドランプ2の表面部周縁のうち右側(図2において左側)の表面部周縁2Aの近傍に、フェンダ1の縁部(以下、フェンダ縁部1Aという)が配置されている。なお、ここでは、ヘッドランプ2は一方の外装部品を、フェンダ1は他方の外装部品をそれぞれ構成し、また、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aは一方の外装部品の合わせ部を、フェンダ1のフェンダ縁部1Aは他方の外装部品の合わせ部をそれぞれ構成している。
【0018】
フェンダ縁部1Aとヘッドランプ2の表面部周縁2Aとの間には、図3に示すように、弾性部材4が介在されている。この弾性部材4は細い帯状を成し、上面視で略逆L字型に形成されている。また弾性部材4は、ヘッドランプ2の右側の表面部周縁2Aと後側の表面部周縁2Bに接触した状態で設けられる。
【0019】
図4は、図2のA部の拡大図である。図4に示すように、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aは、フェンダ1のフェンダ縁部1Aよりも上方に突出している。そして、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aの上部には、車幅方向外側へ突き出た凸部5が形成されている。また、フェンダ縁部1Aは下方に曲げられて、凸部5の下方に配置されている。すなわち、上方から見たとき、フェンダ縁部1Aは凸部5にラップして配置されている。このときのラップ量をbとする。さらに、フェンダ縁部1Aは、ヘッドランプ2の表面部周縁2Aとの間に隙間を持って、つまり表面部周縁2Aから離間して配置されている。
【0020】
また、フェンダ1は、上述したように、下方に曲げられたフェンダ縁部1Aを有しており、そのフェンダ縁部1Aの近くで且つフェンダ縁部1Aよりも車幅方向外側の部分が上に凸状に曲げられている。そして、この上に凸状に曲げられた部分がフェンダ1のうちで最も高い位置、つまり最上部Pを形成している。最上部Pは、ヘッドランプ2に形成された凸部5の端部の位置より車幅方向外側に配置されている。すなわち、最上部Pを通る鉛直線Lは凸部5の端部より車幅方向外側に位置している。
【0021】
なお、図には示してないが、凸部5はヘッドランプ2の表面部周縁2B(図3参照)の上部にも形成され、表面部周縁2Bに対向するフェンダ縁部1Aも下方に曲げられて、このフェンダ縁部1Aは凸部5の下方に配置されている。さらに、表面部周縁2Bに対向するフェンダ縁部1Aは表面部周縁2Bとの間に隙間を持って、つまり表面部周縁2Bから離間して配置されている。
【0022】
ここで、図4に示すように、凸部5の飛び出し量は段差の幅aと呼ばれ、この段差の幅aはヘッドランプ2を設計する際に定められる。また、フェンダ縁部1Aの下方へ曲げられた部分の長さ、つまり、フェンダ1の最上部Pとフェンダ縁部1Aの下部先端までの鉛直方向の長さh2も、ヘッドランプ2を設計する際に定められる。
【0023】
凸部5とフェンダ縁部1Aとのラップ量bは小さい方がよく、2mm以下(0〜2mm)が望ましい。ラップ量bが2mmを超えると、障害物M(図6参照)が衝突してヘッドランプ2が車体内側(下方)へ少し変位しただけでも、凸部5がフェンダ縁部1Aに引っ掛かりやすくなって、衝撃力を充分に緩和できないからである。
【0024】
弾性部材4はゴムまたはポリプロピレンで形成され、その剛性は0.01〜2GPaに設定されている。ゴムは剛性が約0.01GPaで、ポリプロピレンは剛性が約2GPaである。また、弾性部材4は、外側から見たときに目立たないようにするため、少なくとも表面が黒色になっている。
【0025】
次に、本実施例の作用について説明する。
【0026】
ヘッドランプ2の表面部周縁2A,2Bに凸部5を形成し、その凸部5の下方に凸部5とラップさせてフェンダ縁部1Aを配置したので、図6に示すように、ヘッドランプ2に障害物Mが衝突した際、凸部5がフェンダ縁部1Aにぶつかるまではヘッドランプ2は車体内側へ変位しやすい。その結果、障害物Mへの衝撃力を充分に緩和することができる。なお、図6は障害物Mがヘッドランプ2に衝突して、ヘッドランプ2が下方へ変位した様子を示している。
【0027】
また、ヘッドランプ2の表面部周縁2A,2Bとフェンダ縁部1Aとが離間して配置されているので、ヘッドランプ2が車体内側へ変位したとき、ヘッドランプ2の表面部周縁2A,2Bがフェンダ縁部1Aに擦れることがなく、フェンダ縁部1A表面の塗装が剥がれるのを防ぐことができる。
【0028】
図5は、ヘッドランプ2が下方へ変位して、弾性部材4が変形した様子を示している。このとき、凸部5とフェンダ縁部1Aとのラップ量bは、図4の場合と比較して小さくなっている。
【0029】
本実施例における弾性部材4は、図7に示すように、断面が長方形を成している。断面が長方形であれば、障害物Mがヘッドランプ2に衝突したときに、ヘッドランプ2が車体内側へ変位しやすい。弾性部材4は、上面S1がヘッドランプ2の凸部5に接触し、車幅方向外側の側面S2がフェンダ縁部1Aに接触する。そして、上面S1と側面S2と交線Cを通る水平面Dを考えたとき、この水平面Dと側面S2との角度θは60度以上に設定するのが望ましい。前記角度θを60度以上にすれば、障害物Mがヘッドランプ2に衝突したとき、ヘッドランプ2が車体内側へ変位しやすいからである。
【0030】
また、弾性部材4において、上面S1の水平方向における幅をd1とし、側面S2の上下方向における高さをh1としたとき、d1≒a(aについては図4参照)に設定され、さらにh1≧h2(h2については図4参照)に設定されている。
【0031】
弾性部材4の断面形状としては、長方形だけでなく、図8に示すようにな台形であってもよく、また、図9に示すような三角形であってもよい。弾性部材4の断面が台形や三角形の場合も、障害物Mがヘッドランプ2に衝突したときに、ヘッドランプ2が車体内側へ変位しやすい。そして、図8や図9の場合も、角度θは60度以上で、d1≒aに設定され、さらにh1≧h2に設定されている。
【0032】
次に、弾性部材4の剛性を0.01〜2GPaに設定した点について説明する。
【0033】
弾性部材4に外力が加わったときに、弾性部材4の歪みと弾性部材4内の応力との関係を図10に示す。ここで、E1は、障害物Mとの衝突時にヘッドランプ2が車体内側へ変位し、弾性部材4がフェンダ縁部1Aと干渉した際の、ラップ量b(図4参照)が小さくなるような大きさに設定されている。例えば、図10に示したE1は、弾性部材4をゴム(剛性:約0.01GPa)で形成し、段差の幅aを10mmに、ラップ量bを0mmにそれぞれ設定した場合を示している。
【0034】
E2は、通常状態(衝突時でない状態)において、フェンダ縁部1Aと弾性部材4との接触圧により、フェンダ縁部1Aの塗装が剥がれない大きさに設定されている。ヘッドランプ2がポリカーボネートの場合、弾性部材4の材質は、剛性がポリカーボネートよりも小さいポリプロピレン(剛性:約2GPa)が選択される。E2は、弾性部材4としてポリプロピレンを選択した場合を示している。
【0035】
そして、E1とE2の間の領域R(図の斜線部分)は、障害物Mへの衝撃力の緩和、外観品質向上及び防錆のすべてを達成できる、弾性部材4の剛性領域を示している。
【0036】
本実施例によれば、凸部5の下方に弾性部材4を設置したので、ヘッドランプ2の表面部周縁2A,2Bとフェンダ縁部1Aとの間の隙間が埋められ、外観品質が向上する。また、ヘッドランプ2が車体内側へ変位するとき、フェンダ縁部1Aは弾性部材4に擦れるが、擦れる対象物が弾性を有しているので、フェンダ縁部1Aの塗装が剥がれてしまうことはない。
【0037】
また、フェンダ1の最上部Pが、ヘッドランプ2の凸部5の端部よりも車幅方向外側に配置されているので、障害物Mの衝突時に、ヘッドランプ2の凸部5がフェンダ縁部1Aに引っ掛かりにくく、障害物Mへの衝撃力の緩和を阻害することがない。
【0038】
さらに、弾性部材4の剛性を0.01〜2GPaに設定したことにより、障害物Mの衝突時にヘッドランプ2の車体内側への変位を許容しつつ、フェンダ縁部1Aの塗装の剥がれを抑制することができる。
【0039】
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
【0040】
例えば、上記実施例では、通常状態において、フェンダ縁部1Aは弾性部材4の側面S2に接触していたが、図11に示すように、フェンダ縁部1Aと弾性部材4の側面S2との間に隙間Sを設けるようにしてもよい。
【0041】
また、本発明はフェンダとヘッドランプに限らず、フェンダとバンパやバンパとランプとの関係においても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】ヘッドランプ及びヘッドランプ周辺構造の右側面図である。
【図2】図1のSA−SA線に沿って切断したときの斜視図である。
【図3】ヘッドランプ及びヘッドランプ周辺構造の分解斜視図である。
【図4】図2のA部の拡大図である。
【図5】ヘッドランプが下方へ変位して、弾性部材が変形した様子を示す図である。
【図6】障害物が衝突してヘッドランプが下方へ変位した様子を示す図である。
【図7】弾性部材の断面が長方形のときのヘッドランプ周辺各部との関係を示す図である。
【図8】弾性部材の断面が台形のときのヘッドランプ周辺各部との関係を示す図である。
【図9】弾性部材の断面が三角形のときのヘッドランプ周辺各部との関係を示す図である。
【図10】弾性部材に外力が加わったときに、弾性部材の歪みと弾性部材内の応力との関係を示す図である。
【図11】図4に対する変形例を示す図である。
【符号の説明】
【0043】
1 フェンダ
1A フェンダ縁部
2 ヘッドランプ
2A,2B 表面部周縁
4 弾性部材
5 凸部
M 障害物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両前部の2つの外装部品の合わせ部の構造において、
一方の外装部品の合わせ部を他方の外装部品の合わせ部に対して上方に突出させ、前記一方の外装部品の合わせ部に前記他方の外装部品の合わせ部に対して車両上面視でラップする凸部を形成し、前記凸部の下方で、前記一方の外装部品の合わせ部と前記他方の外装部品の合わせ部が離間して設けられている外装部品の合わせ部の構造。
【請求項2】
前記一方の外装備品はヘッドランプであり、前記他方の外装部品はフェンダであることを特徴とする請求項1に記載の外装部品の合わせ部の構造。
【請求項3】
前記フェンダの端部が下方へ曲げられ、その曲げられた部分の最上部は、前記ヘッドランプに設けられた凸部の端部の位置より車幅方向外側にあることを特徴とする請求項2に記載の外装部品の合わせ部の構造。
【請求項4】
前記凸部の下方で、前記ヘッドランプの表面周縁部と前記フェンダの縁部との間に、弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項2又は3に記載の外装部品の合わせ部の構造。
【請求項5】
前記弾性部材の剛性を0.01〜2GPaに設定したことを特徴とする請求項4に記載の外装部品の合わせ部の構造。
【請求項6】
前記弾性部材をゴムまたはポリプロピレンで形成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の外装部品の合わせ部の構造。
【請求項7】
前記弾性部材を黒色にしたことを特徴とする請求項4,5又は6に記載の外装部品の合わせ部の構造。
【請求項8】
フェンダ縁部と前記凸部とのラップ量を2mm以下に設定したことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の外装部品の合わせ部の構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−29396(P2009−29396A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−321733(P2007−321733)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】