説明

外部放射源からの内部エネルギー活性のためのプラズモニクス支援システムおよび方法

【課題】人工容器内に配設されている媒質中に変化を引き起こすための方法およびシステムを提供する。
【解決手段】この方法では、プラズモニクス作用物質とエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を媒質に近接して配置する。この方法は、人工容器を通して開始エネルギーを媒質に印加する。開始エネルギーは、プラズモニクス作用物質またはエネルギー変調作用物質と相互作用して、媒質の変化を直接的にまたは間接的に発生させる。システムは、開始エネルギーを媒質に印加しプラズモニクス作用物質またはエネルギー変調作用物質を活性化させるように構成された開始エネルギー源を備える。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
人工容器内に配設されている媒質中に変化を引き起こすための方法であって、
(1)前記媒質に近接してプラズモニクス作用物質および開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成されるエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を配置するステップと、
(2)エネルギー源から前記開始エネルギーを前記媒質に印加するステップとを含み、
前記印加された開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させる方法。
【請求項2】
前記印加開始エネルギーと異なるエネルギーの前記光を前記エネルギー変調作用物質から放出するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記プラズモニクス作用物質は、1)前記エネルギー変調作用物質からの前記光を増強または修正し、2)前記開始エネルギーを増強または修正する請求項2に記載の方法。
【請求項4】
印加するステップは、
外部エネルギー源から前記開始エネルギーを印加するステップ、または
前記媒質を保持する前記人工容器内に少なくとも部分的にあるか、または前記人工容器内の開口部を通して暴露されるエネルギー源から前記開始エネルギーを印加するステップ、または
中の間隙が未硬化の放射線硬化可能媒質で事前に充填された構造要素に前記開始エネルギーを印加し、それにより、前記間隙内の前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化させるステップ、または
前記開始エネルギーの指向性または集束ビームを印加して、前記未硬化の放射線硬化可能媒質からパターン形成された要素を形成するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
印加するステップは、X線、ガンマ線、電子ビーム、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、化学的エネルギー、または電波のうちの少なくとも1つを放出する放射源から前記開始エネルギーを印加するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記エネルギー変調作用物質は、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含むか、または
前記エネルギー変調作用物質は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含むか、または
前記金属ナノ粒子は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属組成物を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記媒質中の前記変化は、生命体活動の変化を含む請求項1に記載の方法。
【請求項14】
活動の前記変化は、前記媒質の殺菌または前記媒質中の発酵の不活性化のうちの少なくとも一方を含む請求項13に記載の方法。
【請求項15】
活動の前記変化は、前記媒質の低温殺菌を含む請求項13に記載の方法。
【請求項16】
印加するステップは、細菌、ウイルス、酵母菌、および真菌からなる群から選択された少なくとも1つの生命体を含む媒質を殺菌するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項17】
光活性化可能作用物質を前記媒質に導入するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記光活性化可能作用物質は、フォトケージ内に収納されている活性作用物質を含み、前記開始エネルギー源に暴露された後、前記フォトケージは前記活性作用物質から解離して前記活性作用物質を前記媒質から利用可能にするように構成される請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記光活性化可能作用物質は、ソラレン、ピレンオレイン酸コレステリル、アクリジン、ポルフィリン、フルオレセイン、ローダミン、16−ジアゾルコルチゾン、エチジウム、ブレオマイシンの遷移金属錯体、デクリコブレオマイシンの遷移金属錯体、有機白金錯体、アロキサジン、ビタミンK、ビタミンL、ビタミン代謝産物、ビタミン前駆体、ナフトキノン、ナフタレン、ナフトール、および平面分子配座を有するその誘導体、ポルホリンポルフィリン、色素、およびフェノチアジン誘導体、クマリン、キノロン、キノン、およびアントロキノンから選択される請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記光活性化可能作用物質は、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体を含む請求項17に記載の方法。
【請求項21】
癌細胞、腫瘍細胞、自己免疫不全症候ウイルス、または血液感染性殺菌剤のうちの少なくとも1つは、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体によって治療される請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記光活性化可能作用物質は、光触媒を含む請求項17に記載の方法。
【請求項23】
前記光触媒作用物質は、TiO、ZnO、CdS、CdSe、SnO、SrTiO、WO、Fe、およびTaのうちの少なくとも1つを含む請求項17に記載の方法。
【請求項24】
前記エネルギー変調作用物質は、前記媒質中の少なくとも1つの光活性化可能作用物質を活性化する波長の前記光を放出するように構成された光子放出体を備え、
前記プラズモニクス作用物質は、前記エネルギー変調作用物質から放出される前記光を増強して、増強された放射光が前記少なくとも1つの光活性化可能作用物質を活性化するようにする請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記光子放出体は、複数のルミネッセンス発光作用物質を含む請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、前記開始エネルギーに暴露された後に前記光を放出するリン光発光化合物、化学発光化合物、および生物発光化合物からなる群から選択される請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料を含む請求項25に記載の方法。
【請求項29】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、マイクロ波エネルギーに暴露された後に化学発光が増強される化学発光作用物質を含む請求項25に記載の方法。
【請求項30】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、カーボンナノチューブを含む請求項25に記載の方法。
【請求項31】
前記カーボンナノチューブは、マイクロ波またはRFエネルギーに暴露された後にルミネッセンス発光する請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記エネルギー変調作用物質を前記媒質に磁気的導入する、または前記媒質から磁気的捕集するステップをさらに含む請求項25に記載の方法。
【請求項33】
印加するステップは、
前記開始エネルギーを前記人工容器の容積分全体にわたって印加するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項34】
印加するステップは、
前記印加開始エネルギーを、アルミニウム製容器、石英製容器、ガラス製容器、プラスチック製容器、またはこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む前記人工容器に透過させるステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項35】
前記エネルギー変調作用物質は、前記エネルギー変調作用物質から前記媒質中に発生する前記光が前記媒質全体にわたって遮られることのない密度で前記媒質内に供給される請求項1に記載の方法。
【請求項36】
配置するステップは、前記媒質中に分離された状態で前記エネルギー変調作用物質または前記プラズモニクス作用物質を供給するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項37】
前記媒質中に分離された状態で供給するステップは、前記媒質中の前記エネルギー変調作用物質または前記プラズモニクス作用物質のカプセル封入を行うステップを含む請求項36に記載の方法。
【請求項38】
カプセル封入を行うステップは、前記光が前記媒質全体を通して遮られることのない密度で前記カプセル封入を行うステップを含む請求項37に記載の方法。
【請求項39】
カプセル封入を行うステップは、
流動床内で前記カプセル封入を行うステップ、
前記媒質を保持する前記人工容器内に入り込んでいるリエントラント構造内で前記カプセル封入を行うステップ、または
前記媒質を保持する前記人工容器の内壁上で前記カプセル封入を行うステップを含む請求項37に記載の方法。
【請求項40】
前記開始エネルギーは、X線エネルギーを含み、UV/VISエネルギーは、前記媒質中の光活性化可能作用物質を活性化する請求項1に記載の方法。
【請求項41】
前記開始エネルギーは、赤外線エネルギーを含み、UV/VISエネルギーは、前記媒質中の光活性化可能作用物質を活性化する請求項1に記載の方法。
【請求項42】
前記開始エネルギーは、電波またはマイクロ波エネルギーを含み、UV/VISエネルギーは、前記媒質中の光活性化可能作用物質を活性化する請求項1に記載の方法。
【請求項43】
印加するステップは、前記開始エネルギーを廃水に印加して前記廃水中の汚染物質を低減するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項44】
印加するステップは、台所用品の一領域を前記台所用品の他の領域に接合するジョイント領域内の前記台所用品の一部を殺菌するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項45】
印加するステップは、前記開始エネルギーを流体に印加して前記流体を殺菌するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項46】
印加するステップは、
血液製剤または食品を殺菌するステップ、または
前記流体または前記食品を低温殺菌するステップのうちの少なくとも一方を含む請求項45に記載の方法。
【請求項47】
印加するステップは、前記開始エネルギーを印加して前記媒質中の物品の表面構造を変えるステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項48】
前記印加するステップは、分子種を前記物品の表面上に光グラフト重合するステップを含む請求項47に記載の方法。
【請求項49】
印加するステップは、前記開始エネルギーについて、前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギー、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーを印加するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項50】
人工容器内に配設されている媒質中に変化を引き起こすための方法であって、
(1)前記媒質に近接して、活性化されると前記媒質に変化を引き起こすプラズモニクス作用物質および活性化可能作用物質を配置するステップであって、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質の近くに送られるエネルギーを増強または修正するように構成されるステップと、
(2)エネルギー源から開始エネルギーを前記媒質に印加するステップであって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記活性化可能作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させるステップを含む方法。
【請求項51】
前記印加開始エネルギーと異なるエネルギーの光を前記媒質に近接して配設されているエネルギー変調作用物質から放出するステップをさらに含む請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記プラズモニクス作用物質は、1)前記エネルギー変調作用物質からの前記光を増強または修正し、2)前記開始エネルギーを増強または修正する請求項51に記載の方法。
【請求項53】
印加するステップは、
外部エネルギー源から前記開始エネルギーを印加するステップ、または
前記媒質を保持する前記人工容器内に少なくとも部分的にあるか、または前記人工容器内の開口部を通して暴露されるエネルギー源から前記開始エネルギーを印加するステップ、または
中の間隙が未硬化の放射線硬化可能媒質で事前に充填された構造要素に前記開始エネルギーを印加し、それにより、前記間隙内の前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化させるステップ、または
前記開始エネルギーの指向性または集束ビームを印加して、前記未硬化の放射線硬化可能媒質からパターン形成された要素を形成するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項54】
印加するステップは、X線、ガンマ線、電子ビーム、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、化学的エネルギー、または電波のうちの少なくとも1つを放出する放射源から前記開始エネルギーを印加するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項55】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項50に記載の方法。
【請求項56】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記媒質中に、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含むエネルギー変調作用物質を供給するステップをさらに含む請求項50に記載の方法。
【請求項58】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記活性化可能作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記活性化可能作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、
前記活性化可能作用物質は、磁性体を含むか、または
前記活性化可能作用物質は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項50に記載の方法。
【請求項60】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記活性化可能作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含むか、または
前記金属ナノ粒子は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項50に記載の方法。
【請求項61】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項50に記載の方法。
【請求項62】
前記媒質中の前記変化は、生命体活動の変化を含む請求項50に記載の方法。
【請求項63】
活動の前記変化は、前記媒質の殺菌または前記媒質中の発酵の不活性化のうちの少なくとも一方を含む請求項62に記載の方法。
【請求項64】
活動の前記変化は、前記媒質の低温殺菌を含む請求項62に記載の方法。
【請求項65】
印加するステップは、細菌、ウイルス、酵母菌、および真菌からなる群から選択された少なくとも1つの生命体を含む媒質を殺菌するために前記開始エネルギーを印加するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項66】
前記活性化可能作用物質は、光活性化可能作用物質を含む請求項50に記載の方法。
【請求項67】
前記光活性化可能作用物質は、フォトケージ内に収納されている活性作用物質を含み、前記開始エネルギー源に暴露された後、前記フォトケージは前記活性作用物質から解離して前記活性作用物質を前記媒質から利用可能にする請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記活性化可能作用物質は、ソラレン、ピレンオレイン酸コレステリル、アクリジン、ポルフィリン、フルオレセイン、ローダミン、16−ジアゾルコルチゾン、エチジウム、ブレオマイシンの遷移金属錯体、デクリコブレオマイシンの遷移金属錯体、有機白金錯体、アロキサジン、ビタミンK、ビタミンL、ビタミン代謝産物、ビタミン前駆体、ナフトキノン、ナフタレン、ナフトール、および平面分子配座を有するその誘導体、ポルホリンポルフィリン、色素、およびフェノチアジン誘導体、クマリン、キノロン、キノン、およびアントロキノンから選択される請求項66に記載の方法。
【請求項69】
前記活性化可能作用物質は、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体を含む請求項50に記載の方法。
【請求項70】
癌細胞、腫瘍細胞、自己免疫不全症候ウイルス、または血液感染性殺菌剤のうちの少なくとも1つは、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体によって治療される請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記活性化可能作用物質は、光触媒を含む請求項50に記載の方法。
【請求項72】
前記光触媒は、TiO、ZnO、CdS、CdSe、SnO、SrTiO、WO、Fe、およびTa粒子のうちの少なくとも1つを含む請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記開始エネルギーを前記少なくとも1つの活性化可能作用物質を活性化する活性化エネルギーに変換するエネルギー変調作用物質に媒質を与えるステップをさらに含む請求項50に記載の方法。
【請求項74】
前記エネルギー変調作用物質は、前記活性化可能作用物質を活性化する波長の光を放出するように構成された光子放出体を備え、
前記プラズモニクス作用物質は前記光を増強して、増強された光が前記活性化可能作用物質を活性化するようにする請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記光子放出体は、複数のルミネッセンス発光作用物質を含む請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、前記開始エネルギーに暴露された後に前記光を放出するリン光発光化合物、化学発光化合物、および生物発光化合物からなる群から選択される請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料を含む請求項75に記載の方法。
【請求項79】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、マイクロ波エネルギーに暴露された後に化学発光が増強される化学発光作用物質を含む請求項75に記載の方法。
【請求項80】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、カーボンナノチューブを含む請求項75に記載の方法。
【請求項81】
前記カーボンナノチューブは、マイクロ波またはRFエネルギーに暴露された後にルミネッセンス発光する請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記エネルギー変調作用物質を前記媒質に磁気的導入する、または前記媒質から磁気的捕集するステップをさらに含む請求項74に記載の方法。
【請求項83】
印加するステップは、
前記開始エネルギーを前記人工容器の容積分全体にわたって印加するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項84】
印加するステップは、
前記印加開始エネルギーを、アルミニウム製容器、石英製容器、ガラス製容器、プラスチック製容器、またはこれらの組合せのうちの少なくとも1つを収納する前記人工容器に透過させるステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項85】
配置するステップは、前記媒質中に分散された状態で前記開始エネルギーを前記活性化可能作用物質を活性化する光に変換するエネルギー変調作用物質を供給するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項86】
前記媒質中に分散された状態で供給するステップは、前記光が前記媒質全体を通して遮られることのない密度で前記エネルギー変調作用物質を供給するステップを含む請求項85に記載の方法。
【請求項87】
配置するステップは、前記媒質中に分離された状態でエネルギー変調作用物質または前記プラズモニクス作用物質を供給するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項88】
前記媒質中に分離された状態で供給するステップは、前記媒質中の前記エネルギー変調作用物質または前記プラズモニクス作用物質のカプセル封入を行うステップを含む請求項87に記載の方法。
【請求項89】
カプセル封入を行うステップは、前記光が前記媒質全体を通して遮られることのない密度で前記カプセル封入を行うステップを含む請求項88に記載の方法。
【請求項90】
カプセル封入を行うステップは、
流動床内で前記カプセル封入を行うステップ、
前記媒質を保持する前記人工容器内に入り込んでいるリエントラント構造内で前記カプセル封入を行うステップ、または
前記媒質を保持する前記人工容器の内壁上で前記カプセル封入を行うステップを含む請求項88に記載の方法。
【請求項91】
前記開始エネルギーは、X線エネルギーを含み、UV/VISエネルギーは、活性化可能作用物質を活性化する請求項50に記載の方法。
【請求項92】
前記開始エネルギーは、赤外線エネルギーを含み、UV/VISエネルギーは、活性化可能作用物質を活性化する請求項50に記載の方法。
【請求項93】
前記開始エネルギーは、電波またはマイクロ波エネルギーを含み、UV/VISエネルギーは、活性化可能作用物質を活性化する請求項50に記載の方法。
【請求項94】
印加するステップは、前記開始エネルギーを廃水に印加して前記廃水中の汚染物質を低減するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項95】
印加するステップは、台所用品の一領域を前記台所用品の他の領域に接合するジョイント領域内の前記台所用品の一部を殺菌するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項96】
印加するステップは、前記開始エネルギーを流体に印加して前記流体を殺菌するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項97】
印加するステップは、血液製剤または食品を殺菌するステップを含む請求項96に記載の方法。
【請求項98】
印加するステップは、前記開始エネルギーを流体または食品に印加して前記流体または前記食品を低温殺菌するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項99】
印加するステップは、前記開始エネルギーを印加して前記媒質中の物品の表面構造を変えるステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項100】
前記印加するステップは、分子種を前記物品の表面上に光グラフト重合するステップを含む請求項99に記載の方法。
【請求項101】
印加するステップは、前記開始エネルギーについて、前記媒質中のエネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギー、または前記媒質中のエネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーを印加するステップを含む請求項50に記載の方法。
【請求項102】
放射線硬化可能媒質を硬化させるための方法であって、
1)未硬化の放射線硬化可能媒質と2)プラズモニクス作用物質およびエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方とを含む組成物全体にわたって開始エネルギーを印加するステップであって、前記開始エネルギーは前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して前記媒質中のポリマーの重合によって前記未硬化の媒質を直接的にまたは間接的に硬化させるステップと、
前記放射線硬化可能媒質中の光開始剤を活性化することによって前記放射線硬化可能媒質を硬化させるステップとを含む方法。
【請求項103】
前記印加開始エネルギーと異なるエネルギーの光を前記エネルギー変調作用物質から放出するステップをさらに含む請求項102に記載の方法。
【請求項104】
前記プラズモニクス作用物質は、1)前記エネルギー変調作用物質からの前記光放射を増強または修正し、2)前記開始エネルギーを増強または修正する請求項103に記載の方法。
【請求項105】
印加するステップは、
外部エネルギー源から前記開始エネルギーを印加するステップ、または
前記媒質を保持している容器中に少なくとも部分的に入っているエネルギー源から前記開始エネルギーを印加するステップ、または
中の間隙が前記未硬化の媒質で事前に充填された構造要素に前記開始エネルギーを印加し、それにより、前記間隙内の前記未硬化の媒質を硬化させるステップ、または
前記開始エネルギーの指向性または集束ビームを印加して、前記放射線硬化可能媒質からパターン形成された要素を形成するステップを含む請求項103に記載の方法。
【請求項106】
前記開始エネルギーは、X線エネルギーを含み、前記活性化エネルギーは、UV/VISエネルギーである請求項102に記載の方法。
【請求項107】
前記開始エネルギーは、マイクロ波エネルギーを含み、前記活性化エネルギーは、UV/VISエネルギーである請求項102に記載の方法。
【請求項108】
前記開始エネルギーは、X線、ガンマ線、電子ビーム、紫外線、マイクロ波、化学的エネルギー、または電波のうちの少なくとも1つを含む請求項102に記載の方法。
【請求項109】
前記エネルギー変調作用物質について前記媒質中に硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを供給するステップをさらに含む請求項102に記載の方法。
【請求項110】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項109に記載の方法。
【請求項111】
印加するステップは、前記開始エネルギーについて、前記媒質中の前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギー、または前記媒質中の前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーを印加するステップを含む請求項102に記載の方法。
【請求項112】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項102に記載の方法。
【請求項113】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項112に記載の方法。
【請求項114】
前記媒質中で前記光開始剤を活性化するために前記少なくとも1つのエネルギー変調作用物質から光を発生させるステップをさらに含み、
前記プラズモニクス作用物質は、前記発生した光を増強して、増強された放射光が前記光開始剤を活性化するようにする請求項102に記載の方法。
【請求項115】
前記光開始剤は、ベンゾイン、置換ベンゾイン、アルキルエステル置換ベンゾイン、ミチラーのケトン、ジアルコキシアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、置換ベンゾフェノン、アセトフェノン、置換アセトフェノン、キサントン、置換キサントン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ジエトキシキサントン、クロロ−チオ−キサントン、アゾ−ビスイソブチロニトリル、N−メチルジエタノールアミンベンゾフェノン、カンファーキノン、ペルオキシ酸エステル開始剤、非フルオレンカルボン酸ペルオキシ酸エステル、およびこれらの混合物のうちの1つを含む請求項114に記載の方法。
【請求項116】
前記エネルギー変調作用物質は、前記光開始剤を活性化する波長の光を放出するように構成された光子放出体を備え、
前記プラズモニクス作用物質は前記光を増強して、増強された光が前記光開始剤を活性化するようにする請求項102に記載の方法。
【請求項117】
前記光子放出体は、複数のルミネッセンス発光作用物質を含む請求項116に記載の方法。
【請求項118】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、前記開始エネルギーに暴露された後に光を放出するリン光発光化合物、化学発光化合物、および生物発光化合物からなる群から選択される請求項117に記載の方法。
【請求項119】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項117に記載の方法。
【請求項120】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料を含む請求項117に記載の方法。
【請求項121】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、マイクロ波エネルギーに暴露された後に化学発光の増強を呈示する化学発光作用物質を含む請求項117に記載の方法。
【請求項122】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、カーボンナノチューブを含む請求項117に記載の方法。
【請求項123】
前記カーボンナノチューブは、マイクロ波またはRFエネルギーに暴露された後にルミネッセンス発光する請求項122に記載の方法。
【請求項124】
前記エネルギー変調作用物質から光を受け取ることによって前記光開始剤を活性化して、前記未硬化の媒質を硬化させるステップをさらに含む請求項102に記載の方法。
【請求項125】
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギーに暴露された後、前記未硬化の媒質を硬化する1つまたは複数の光子を放出する請求項102に記載の方法。
【請求項126】
前記エネルギー変調作用物質は、前記媒質全体にわたって前記未硬化の媒質を放射光が硬化させる前記未硬化の媒質全体にわたって分散されているルミネッセンス発光粒子を含む請求項102に記載の方法。
【請求項127】
前記未硬化の媒質を前記開始エネルギーに対して透過性を有する容器内に入れるステップをさらに含む請求項102に記載の方法。
【請求項128】
前記容器は、アルミニウム製容器、石英製容器、ガラス製容器、プラスチック製容器、またはこれらの組合せのうちの少なくとも1つである請求項127に記載の方法。
【請求項129】
前記開始エネルギーを印加するステップは、台所用品の一領域を前記台所用品の他の領域に接合するジョイント領域内で前記未硬化の放射線硬化可能媒質を照射するステップを含む請求項102に記載の方法。
【請求項130】
前記開始エネルギーを印加するステップは、前記ジョイント領域を殺菌するステップを含む請求項129に記載の方法。
【請求項131】
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、または
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含む請求項102に記載の方法。
【請求項132】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、または
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含む請求項102に記載の方法。
【請求項133】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項102に記載の方法。
【請求項134】
人工容器内に配設されている媒質中に変化を引き起こすためのシステムであって、
前記媒質に、1)活性化可能作用物質、および2)プラズモニクス作用物質およびエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を供給するように構成された機構であって、前記エネルギー変調作用物質は開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成され、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成される、機構と、
前記開始エネルギーを前記媒質に印加するように構成された開始エネルギー源であって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させる、開始エネルギー源とを備えるシステム。
【請求項135】
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギーと異なるエネルギーの前記光を放出するように構成される請求項134に記載のシステム。
【請求項136】
前記プラズモニクス作用物質は、1)前記エネルギー変調作用物質からの前記光を増強または修正し、2)前記開始エネルギーを増強または修正する請求項135に記載のシステム。
【請求項137】
前記開始エネルギー源は、外部エネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、前記媒質を保持する前記人工容器内に少なくとも部分的にあるか、または前記人工容器内の開口部を通して暴露されるエネルギー源を含むか、または
外部エネルギー源は、中の間隙が未硬化の放射線硬化可能媒質で事前に充填されている構造要素の方に向けられ、それにより、前記間隙内の前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化させるか、または
前記開始エネルギーの指向性または集束ビームは、前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化し、パターン形成された要素を生成する請求項134に記載のシステム。
【請求項138】
前記開始エネルギー源は、X線源、ガンマ線源、電子ビーム源、紫外線源、マイクロ波源、または電波源のうちの少なくとも1つを含む請求項134に記載のシステム。
【請求項139】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項140】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項139に記載のシステム。
【請求項141】
前記エネルギー変調作用物質は、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含む請求項132に記載のシステム。
【請求項142】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項141に記載のシステム。
【請求項143】
前記媒質は、発酵させるべき媒質を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項144】
前記媒質は、殺菌または低温殺菌すべき流体媒質を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項145】
前記媒質は、血液製剤または食品を含む請求項144に記載のシステム。
【請求項146】
前記媒質は、細菌、ウイルス、酵母菌、および真菌からなる群から選択された少なくとも1つの生命体を含む請求項145に記載のシステム。
【請求項147】
前記活性化可能作用物質は、光活性化可能作用物質を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項148】
前記活性化可能作用物質は、フォトケージ内に収納されている活性作用物質を含み、前記開始エネルギー源に暴露された後、前記フォトケージは前記活性作用物質から解離して前記活性作用物質を利用可能にする請求項134に記載のシステム。
【請求項149】
前記活性化可能作用物質は、ソラレン、ピレンオレイン酸コレステリル、アクリジン、ポルフィリン、フルオレセイン、ローダミン、16−ジアゾルコルチゾン、エチジウム、ブレオマイシンの遷移金属錯体、デクリコブレオマイシンの遷移金属錯体、有機白金錯体、アロキサジン、ビタミンK、ビタミンL、ビタミン代謝産物、ビタミン前駆体、ナフトキノン、ナフタレン、ナフトール、および平面分子配座を有するその誘導体、ポルホリンポルフィリン、色素、およびフェノチアジン誘導体、クマリン、キノロン、キノン、およびアントロキノンから選択される請求項134に記載のシステム。
【請求項150】
前記活性化可能作用物質は、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項151】
癌細胞、腫瘍細胞、自己免疫不全症候ウイルス、または血液感染性殺菌剤のうちの少なくとも1つは、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体によって治療される請求項150に記載のシステム。
【請求項152】
前記活性化可能作用物質は、光触媒を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項153】
前記光触媒は、TiO、ZnO、CdS、CdSe、SnO、SrTiO、WO、Fe、およびTa粒子のうちの少なくとも1つを含む請求項152に記載のシステム。
【請求項154】
前記エネルギー変調作用物質を前記媒質に供給するか、または前記媒質から捕集するように構成された磁気的機構をさらに備える請求項134に記載のシステム。
【請求項155】
前記エネルギー変調作用物質は、リン光発光化合物、化学発光化合物、および生物発光化合物からなる群から選択された光子放出体を含む請求項154に記載のシステム。
【請求項156】
前記エネルギー変調作用物質は、複数のルミネッセンス発光作用物質を含む請求項155に記載のシステム。
【請求項157】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、前記開始エネルギーに暴露された後に光を放出するリン光発光化合物、化学発光化合物、および生物発光化合物からなる群から選択される請求項156に記載のシステム。
【請求項158】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項156に記載のシステム。
【請求項159】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料を含む請求項156に記載のシステム。
【請求項160】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、マイクロ波エネルギーに暴露された後に化学発光する化学発光作用物質を含む請求項156に記載のシステム。
【請求項161】
前記エネルギー変調作用物質は、前記エネルギー変調作用物質からの前記光が前記媒質全体にわたって遮られることのない密度で前記媒質内に供給される請求項134に記載のシステム。
【請求項162】
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギーを前記活性化可能作用物質を活性化する光に変換する請求項134に記載のシステム。
【請求項163】
前記媒質中の前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質のカプセル封入をさらに含む請求項134に記載のシステム。
【請求項164】
前記カプセル封入は、前記カプセル封入から放出された前記光が前記媒質全体を通して遮られることのない密度を含む請求項163に記載のシステム。
【請求項165】
前記カプセル封入は、
流動床、
前記媒質を保持する容器内に入り込んでいるリエントラント構造、または
前記媒質を保持する前記人工容器の内壁を含む請求項163に記載のシステム。
【請求項166】
前記人工容器は、前記開始エネルギーに対して透過性を有する容器を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項167】
前記人工容器は、アルミニウム製容器、石英製容器、ガラス製容器、プラスチック製容器、またはこれらの構造物のうちの少なくとも1つである請求項134に記載のシステム。
【請求項168】
前記人工容器は、前記開始エネルギーを受け取って、流体製品に送り、流体製品を低温殺菌する容器を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項169】
前記人工容器は、前記開始エネルギーを受け取って、流体製品に送り、流体製品中の汚染物質を処理する容器を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項170】
前記活性化可能作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記活性化可能作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、
前記活性化可能作用物質は、磁性体を含むか、または
前記活性化可能作用物質は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項134に記載のシステム。
【請求項171】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記活性化可能作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含むか、または
前記金属ナノ粒子は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項134に記載のシステム。
【請求項172】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項134に記載のシステム。
【請求項173】
前記開始エネルギーは、前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーまたは前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーである請求項134に記載のシステム。
【請求項174】
放射線硬化可能媒質を硬化させるためのシステムであって、
活性化可能作用物質およびプラズモニクス作用物質とエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を含む未硬化の放射線硬化可能媒質を前記未硬化の放射線硬化可能媒質中に供給するように構成された機構と、
開始エネルギーを前記未硬化の放射線硬化可能媒質を含む領域全体にわたって印加するように構成された開始エネルギー源とを備え、
前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記媒質中のポリマーの重合による前記媒質の直接的または間接的な硬化を引き起こすシステム。
【請求項175】
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギーと異なるエネルギーの光を放出するように構成される請求項174に記載のシステム。
【請求項176】
前記プラズモニクス作用物質は、1)前記エネルギー変調作用物質からの前記光を増強または修正し、2)前記開始エネルギーを増強または修正する請求項175に記載のシステム。
【請求項177】
前記開始エネルギー源は、
外部エネルギー源、または
前記媒質を保持する容器中に少なくとも部分的に入っているエネルギー源、または
中の間隙が未硬化の放射線硬化可能媒質で事前に充填されている構造要素の方に向けられた外部エネルギー源であって、それにより、前記間隙内の前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化させる、外部エネルギー源、または
前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化し、パターン形成された要素を生成する前記開始エネルギーの指向性または集束ビームを含む請求項174に記載のシステム。
【請求項178】
前記開始エネルギー源は、X線源、ガンマ線源、電子ビーム源、紫外線源、マイクロ波源、または電波源のうちの少なくとも1つを含む請求項174に記載のシステム。
【請求項179】
前記エネルギー変調作用物質は、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含む請求項174に記載のシステム。
【請求項180】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項179に記載のシステム。
【請求項181】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項182】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項181に記載のシステム。
【請求項183】
前記活性化可能作用物質は、光開始剤を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項184】
前記光開始剤は、ベンゾイン、置換ベンゾイン、アルキルエステル置換ベンゾイン、ミチラーのケトン、ジアルコキシアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、置換ベンゾフェノン、アセトフェノン、置換アセトフェノン、キサントン、置換キサントン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ジエトキシキサントン、クロロ−チオ−キサントン、アゾ−ビスイソブチロニトリル、N−メチルジエタノールアミンベンゾフェノン、カンファーキノン、ペルオキシ酸エステル開始剤、非フルオレンカルボン酸ペルオキシ酸エステル、およびこれらの混合物のうちの1つを含む請求項183に記載のシステム。
【請求項185】
前記エネルギー変調作用物質は、前記活性化可能作用物質を活性化する波長の光を放出するように構成された光子放出体を備え、
前記プラズモニクス作用物質は前記放射光を増強して、増強された光が前記活性化可能作用物質を活性化するようにする請求項174に記載のシステム。
【請求項186】
前記光子放出体は、複数のルミネッセンス発光作用物質を含む請求項185に記載のシステム。
【請求項187】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、前記開始エネルギーに暴露された後に光を放出するリン光発光化合物、化学発光化合物、および生物発光化合物からなる群から選択される請求項186に記載のシステム。
【請求項188】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項186に記載のシステム。
【請求項189】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料を含む請求項186に記載のシステム。
【請求項190】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、マイクロ波エネルギーに暴露された後に化学発光の増強を呈示する化学発光作用物質を含む請求項186に記載のシステム。
【請求項191】
前記エネルギー変調作用物質は、前記媒質全体にわたって前記未硬化の媒質を放射光が硬化させる前記媒質全体にわたって分散されているルミネッセンス発光作用物質を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項192】
前記エネルギー変調作用物質は、前記エネルギー変調作用物質から前記媒質中に発生する光が前記媒質全体にわたって遮られることのない密度で前記媒質内に供給される請求項174に記載のシステム。
【請求項193】
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギーを前記活性化可能作用物質を活性化する光に変換する請求項174に記載のシステム。
【請求項194】
前記媒質中の前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質のカプセル封入をさらに含む請求項174に記載のシステム。
【請求項195】
前記カプセル封入は、前記カプセル封入からの光が前記媒質全体を通して遮られることのない密度を含む請求項194に記載のシステム。
【請求項196】
前記未硬化の放射線硬化可能媒質を収納するように構成された容器をさらに備える請求項174に記載のシステム。
【請求項197】
前記容器は、アルミニウム製容器、石英製容器、ガラス製容器、プラスチック製容器、またはこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項196に記載のシステム。
【請求項198】
前記開始エネルギー源は、台所用品の一領域を前記台所用品の他の領域に接合するジョイント領域内で前記未硬化の放射線硬化可能媒質を照射するように構成される請求項174に記載のシステム。
【請求項199】
前記開始エネルギー源は、前記ジョイント領域を照射し、それにより、前記ジョイント領域の内側で内部紫外線を発生させることで前記ジョイント領域の殺菌を誘発するように構成される請求項198に記載のシステム。
【請求項200】
前記開始エネルギー源は、表面コーティングを照射するように構成される請求後174に記載のシステム。
【請求項201】
前記開始エネルギー源は、前記放射線硬化可能媒質の金型を照射するように構成される請求後174に記載のシステム。
【請求項202】
前記放射線硬化可能媒質は、着色顔料を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項203】
前記放射線硬化可能媒質は、フュームドシリカを含む請求項174に記載のシステム。
【請求項204】
前記放射線硬化可能媒質は、水分硬化促進剤を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項205】
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、または
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項206】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項207】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項174に記載のシステム。
【請求項208】
前記開始エネルギーは、前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーであるか、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーである請求項174に記載のシステム。
【請求項209】
人工容器内に配設されている媒質中に変化を引き起こすためのシステムであって、
前記媒質にプラズモニクス作用物質を供給するように構成された機構であって、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成されている、機構と、
開始エネルギーを前記媒質に印加するように構成された開始エネルギー源であって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させる、開始エネルギー源とを備えるシステム。
【請求項210】
前記開始エネルギーは、前記開始エネルギーを異なるエネルギーに変換するエネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーであるか、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーである請求項209に記載のシステム。
【請求項211】
前記カプセル封入構造は、前記プラズモニクス作用物質を含み、
流動床、
前記媒質を保持する人工容器内に入り込んでいるリエントラント構造、または
前記媒質を保持する前記人工容器の内壁を備える請求項210に記載のシステム。
【請求項212】
前記カプセル封入構造は、保護層とともにカプセル封入されたエネルギー変調作用物質のナノ粒子を含む請求項210に記載のシステム。
【請求項213】
前記カプセル封入構造は、エネルギー変調作用物質および前記プラズモニクス作用物質を入れた封止管を備える請求項210に記載のシステム。
【請求項214】
前記カプセル封入構造は封止管を備え、前記プラズモニクス作用物質は前記媒質の近くの前記封止管の外側に配設される請求項210に記載のシステム。
【請求項215】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項209に記載のシステム。
【請求項216】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項215に記載のシステム。
【請求項217】
エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含むか、または
前記エネルギー変調作用物質は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項215に記載のシステム。
【請求項218】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含むか、または
前記金属ナノ粒子は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項215に記載のシステム。
【請求項219】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項215に記載のシステム。
【請求項220】
前記開始エネルギー源は、外部エネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、前記媒質を保持する前記人工容器内に少なくとも部分的にあるか、または前記人工容器内の開口部を通して暴露されるエネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、中の間隙が未硬化の放射線硬化可能媒質で事前に充填されている構造要素の方に向けられていて、これにより前記間隙内の前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化させる、外部エネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化して、パターン形成された要素を生成する前記開始エネルギーの指向性または集束ビームを備える請求項209に記載のシステム。
【請求項221】
前記媒質中に、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含むエネルギー変調作用物質をさらに含む請求項209に記載のシステム。
【請求項222】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+を含む請求項221に記載のシステム。
【請求項223】
前記媒質中に含まれ、ソラレン、ピレンオレイン酸コレステリル、アクリジン、ポルフィリン、フルオレセイン、ローダミン、16−ジアゾルコルチゾン、エチジウム、ブレオマイシンの遷移金属錯体、デクリコブレオマイシンの遷移金属錯体、有機白金錯体、アロキサジン、ビタミンK、ビタミンL、ビタミン代謝産物、ビタミン前駆体、ナフトキノン、ナフタレン、ナフトール、および平面分子配座を有するその誘導体、ポルホリンポルフィリン、色素、およびフェノチアジン誘導体、クマリン、キノロン、キノン、およびアントロキノンのうちの少なくとも1つから選択される、活性化可能作用物質をさらに含む請求項209に記載のシステム。
【請求項224】
前記活性化可能作用物質は、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体を含む請求項223に記載のシステム。
【請求項225】
癌細胞、腫瘍細胞、自己免疫不全症候ウイルス、または血液感染性殺菌剤のうちの少なくとも1つは、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体によって治療される請求項224に記載のシステム。
【請求項226】
前記プラズモニクス作用物質を前記媒質に供給するか、または前記媒質から捕集するように構成された磁気的機構をさらに備える請求項209に記載のシステム。
【請求項227】
人工容器内に配設されている媒質に光刺激変化を引き起こすためのシステムであって、
前記媒質に、エネルギー変調作用物質およびプラズモニクス作用物質のうちの少なくとも一方を供給するように構成された機構であって、前記エネルギー変調作用物質は開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成され、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成される、機構と、
前記開始エネルギーを前記媒質に印加するように構成された開始エネルギー源とを備え、
前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記光刺激変化を直接的にまたは間接的に発生させるシステム。
【請求項228】
前記開始エネルギーは、前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーであるか、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーである請求項227に記載のシステム。
【請求項229】
前記カプセル封入構造は、前記エネルギー変調作用物質または前記プラズモニクス作用物質のうちの少なくとも一方を含み、
流動床、
前記媒質を保持する人工容器内に入り込んでいるリエントラント構造、または
前記媒質を保持する前記人工容器の内壁を備える請求項228に記載のシステム。
【請求項230】
前記カプセル封入構造は、保護層とともにカプセル封入された前記エネルギー変調作用物質を含む請求項228に記載のシステム。
【請求項231】
前記カプセル封入構造は封止管を備え、前記プラズモニクス作用物質は前記媒質の近くの前記封止管の外側に配設される請求項228に記載のシステム。
【請求項232】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項227に記載のシステム。
【請求項233】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項232に記載のシステム。
【請求項234】
前記人工容器は、前記開始エネルギーを受け取って、前記媒質内の製品に送る容器を含む請求項227に記載のシステム。
【請求項235】
前記製品は、プラスチックを含む請求項234に記載のシステム。
【請求項236】
前記エネルギー変調作用物質からの前記光は、前記プラスチックの前記表面構造を変える請求項235に記載のシステム。
【請求項237】
前記プラスチックは、ポリ乳酸(PLA)プラスチックおよびポリヒドロキシアルカノエート(PHA)プラスチックを含み、前記活性化エネルギーは、分子種をプラスチックの表面上に光グラフト重合する請求項235に記載のシステム。
【請求項238】
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含むか、または
前記エネルギー変調作用物質は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項227に記載のシステム。
【請求項239】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含むか、または
前記金属ナノ粒子は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項227に記載のシステム。
【請求項240】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項227に記載のシステム。
【請求項241】
前記開始エネルギー源は、外部エネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、前記媒質を保持する前記人工容器内に少なくとも部分的にあるか、または前記人工容器内の開口部を通して暴露されるエネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、中の間隙が未硬化の放射線硬化可能媒質で事前に充填されている構造要素の方に向けられていて、これにより前記間隙内の前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化させる、外部エネルギー源を含むか、または
前記開始エネルギー源は、前記未硬化の放射線硬化可能媒質を硬化して、パターン形成された要素を生成する前記開始エネルギーの指向性または集束ビームを備える請求項227に記載のシステム。
【請求項242】
前記エネルギー変調作用物質は、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含む請求項224に記載のシステム。
【請求項243】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項242に記載のシステム。
【請求項244】
放射線硬化物品であって、
放射線硬化媒質と、
前記媒質全体にわたって分散されているエネルギー変調作用物質およびプラズモニクス作用物質のうちの少なくとも1つとを備え、
前記エネルギー変調作用物質は開始エネルギーを光に変換した物質であり、前記光は前記放射線硬化媒質中でポリマーの重合によって放射線硬化媒質を硬化させた、放射線硬化物品。
【請求項245】
前記少なくとも1つのエネルギー変調作用物質は、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含むルミネッセンス発光作用物質を含む請求項244に記載の物品。
【請求項246】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+のうちの少なくとも1つを含む請求項245に記載の物品。
【請求項247】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項245に記載の物品。
【請求項248】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料を含む請求項245に記載の物品。
【請求項249】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、化学発光作用物質を含む請求項245に記載の物品。
【請求項250】
着色顔料をさらに含む請求項244に記載の物品。
【請求項251】
フュームドシリカをさらに含む請求項244に記載の物品。
【請求項252】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項244に記載の物品。
【請求項253】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項252に記載の物品。
【請求項254】
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、または
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含む請求項244に記載の物品。
【請求項255】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含む請求項244に記載の物品。
【請求項256】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項244に記載の物品。
【請求項257】
前記エネルギー変調作用物質は、前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーの、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーの前記開始エネルギーを受け取るように構成される請求項244に記載の物品。
【請求項258】
放射線硬化可能物品であって、
放射線硬化可能媒質と、
前記媒質全体にわたって分散されている少なくとも1つのエネルギー変調作用物質および少なくとも1つのプラズモニクス作用物質を備え、
前記エネルギー変調作用物質は開始エネルギーを光に変換することができる物質であり、前記光は前記放射線硬化可能媒質中でポリマーの重合によって前記放射線硬化可能媒質を硬化させることができる、放射線硬化可能物品。
【請求項259】
前記エネルギー変調作用物質は、硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含むルミネッセンス発光作用物質を含む請求項258に記載の物品。
【請求項260】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+を含む請求項259に記載の物品。
【請求項261】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、ナノチューブ、ナノ粒子、化学発光粒子、および生物発光粒子、ならびにこれらの混合物を含む請求項259に記載の物品。
【請求項262】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、半導体または金属材料のナノ粒子を含む請求項259に記載の物品。
【請求項263】
前記ルミネッセンス発光作用物質は、化学発光粒子を含む請求項259に記載の物品。
【請求項264】
着色顔料をさらに含む請求項258に記載の物品。
【請求項265】
フュームドシリカをさらに含む請求項258に記載の物品。
【請求項266】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項258に記載の物品。
【請求項267】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項266に記載の物品。
【請求項268】
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、または
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含む請求項258に記載の物品。
【請求項269】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含む請求項258に記載の物品。
【請求項270】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項258に記載の物品。
【請求項271】
前記エネルギー変調作用物質は、前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーの、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーの前記開始エネルギーを受け取るように構成される請求項258に記載の物品。
【請求項272】
殺菌システムであって、
開始エネルギーを殺菌すべき媒質に印加するように構成された開始エネルギー源と、
前記媒質に近接して配設されたプラズモニクス作用物質であって、前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成されているプラズモニクス作用物質とを備え、
前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質と相互作用して、前記媒質を直接的にまたは間接的に殺菌する殺菌システム。
【請求項273】
前記プラズモニクス作用物質を含むカプセル封入構造をさらに備える請求項272に記載のシステム。
【請求項274】
前記カプセル封入構造は、
流動床、
前記媒質を保持する容器内に入り込んでいるリエントラント構造、または
前記媒質を保持する容器の内壁を備える請求項273に記載のシステム。
【請求項275】
前記カプセル封入構造は、保護層とともにカプセル封入されたエネルギー変調作用物質を含む請求項273に記載のシステム。
【請求項276】
前記カプセル封入構造は、前記プラズモニクス作用物質を入れた封止管を備える請求項273に記載のシステム。
【請求項277】
前記カプセル封入構造は封止管を備え、前記プラズモニクス作用物質は前記封止管の外側に配設される請求項273に記載のシステム。
【請求項278】
前記プラズモニクス作用物質は、金属構造物を含む請求項272に記載のシステム。
【請求項279】
前記金属構造物は、ナノスフェア、ナノロッド、ナノキューブ、ナノピラミッド、ナノシェル、多層ナノシェル、およびこれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む請求項278に記載のシステム。
【請求項280】
エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く少なくとも1つの金属ナノ粒子に隣接する位置に配設されるか、
前記エネルギー変調作用物質は、前記プラズモニクス作用物質として働く金属を少なくとも部分的にコーティングされるか、
前記エネルギー変調作用物質は、磁性体を含むか、または
前記エネルギー変調作用物質は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項272に記載のシステム。
【請求項281】
前記プラズモニクス作用物質として働く金属ナノ粒子は、前記エネルギー変調作用物質で少なくとも部分的に被覆されるか、
前記金属ナノ粒子は、磁性体を含むか、または
前記金属ナノ粒子は、化学的または生物学的レセプターを含む請求項272に記載のシステム。
【請求項282】
前記プラズモニクス作用物質は、誘電体金属ナノ複合材料を含むか、または
前記プラズモニクス作用物質は、複合プラズモニクス作用物質として互いに近接する位置に配設されている複数の異なるサイズの金属ナノ粒子を含む請求項272に記載のシステム。
【請求項283】
前記開始エネルギーは、エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより高いエネルギーであるか、または前記エネルギー変調作用物質によって発生するエネルギーより低いエネルギーである請求項272に記載のシステム。
【請求項284】
硫化物、テルル化物、セレン化合物、および酸化物半導体のうちの少なくとも1つを含むエネルギー変調作用物質をさらに備える請求項272に記載のシステム。
【請求項285】
前記エネルギー変調作用物質は、Y、ZnS、ZnSe、MgS、CaS、Mn,Er ZnSe、Mn,Er MgS、Mn,Er CaS、Mn,Er ZnS、Mn,Yb ZnSe、Mn,Yb MgS、Mn,Yb CaS、Mn,Yb ZnS:Tb3+,Er3+、ZnS:Tb3+、Y:Tb3+、Y:Tb3+,Er3+、ZnS:Mn2+、ZnS:Mn,Er3+を含む請求項284に記載のシステム。
【請求項286】
前記媒質中に含まれ、ソラレン、ピレンオレイン酸コレステリル、アクリジン、ポルフィリン、フルオレセイン、ローダミン、16−ジアゾルコルチゾン、エチジウム、ブレオマイシンの遷移金属錯体、デクリコブレオマイシンの遷移金属錯体、有機白金錯体、アロキサジン、ビタミンK、ビタミンL、ビタミン代謝産物、ビタミン前駆体、ナフトキノン、ナフタレン、ナフトール、および平面分子配座を有するその誘導体、ポルホリンポルフィリン、色素、およびフェノチアジン誘導体、クマリン、キノロン、キノン、およびアントロキノンから選択される、活性化可能作用物質をさらに含む請求項272に記載のシステム。
【請求項287】
前記活性化可能作用物質は、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体を含む請求項286に記載のシステム。
【請求項288】
癌細胞、腫瘍細胞、自己免疫不全症候ウイルス、または血液感染性殺菌剤のうちの少なくとも1つは、ソラレン、クマリン、またはこれらの誘導体によって治療される請求項287に記載のシステム。
【請求項289】
前記開始エネルギーを受け取って、送る容器をさらに備え、
殺菌の対象となる血液製剤または食品、または
低温殺菌の対象となる前記流体または前記食品のうちの少なくとも一方を保持するように構成される請求項272に記載のシステム。
【請求項290】
前記開始エネルギー源から光を殺菌すべき前記媒質中に送る封止管をさらに備える請求項272に記載のシステム。
【請求項291】
前記プラズモニクス作用物質は、前記媒質と接触する前記封止管の側面に配設される請求項290に記載のシステム。
【請求項292】
前記開始エネルギー源は、紫外線源を含む請求項290に記載のシステム。
【請求項293】
前記開始エネルギー源は、広帯域光源を含む請求項290に記載のシステム。
【請求項294】
前記媒質に近接して含まれるエネルギー変調作用物質をさらに備え、
前記開始エネルギー源は、X線、ガンマ線、電子ビーム、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、化学的エネルギー、または電波のうちの少なくとも1つを発生する放射源を含み、
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギー源からのエネルギーを殺菌光に変換する請求項272に記載のシステム。
【請求項295】
前記媒質に近接して含まれるエネルギー変調作用物質をさらに備え、
前記開始エネルギー源は、X線、ガンマ線、電子ビーム、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、化学的エネルギー、または電波のうちの少なくとも1つを発生する放射源を含み、
前記エネルギー変調作用物質は、前記開始エネルギー源からのエネルギーを殺菌すべき前記媒質中に入っている少なくとも1つの光活性化可能作用物質を活性化する光に変換する請求項272に記載のシステム。
【請求項296】
前記少なくとも1つの光活性化可能作用物質は、ソラレン、ピレンオレイン酸コレステリル、アクリジン、ポルフィリン、フルオレセイン、ローダミン、16−ジアゾルコルチゾン、エチジウム、ブレオマイシンの遷移金属錯体、デクリコブレオマイシンの遷移金属錯体、有機白金錯体、アロキサジン、ビタミンK、ビタミンL、ビタミン代謝産物、ビタミン前駆体、ナフトキノン、ナフタレン、ナフトール、および平面分子配座を有するその誘導体、ポルホリンポルフィリン、色素、およびフェノチアジン誘導体、クマリン、キノロン、キノン、およびアントロキノンから選択される請求項295に記載のシステム。
【請求項297】
前記プラズモニクス作用物質を前記媒質に供給するか、または前記媒質から捕集するように構成された磁気的機構をさらに備える請求項272に記載のシステム。
【請求項298】
容器内に収納されていない媒質中に変化を引き起こすための方法であって、
(1)前記媒質に近接してプラズモニクス作用物質および開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成されるエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を配置するステップと、
(2)エネルギー源から前記開始エネルギーを媒質に印加するステップとを含み、
前記印加された開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させる方法。
【請求項299】
容器内に収納されていない媒質中に変化を引き起こすための方法であって、
(1)前記媒質に近接して、活性化されると前記媒質に変化を引き起こすプラズモニクス作用物質および活性化可能作用物質を配置するステップであって、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質の近くに送られるエネルギーを増強または修正するように構成されるステップと、
(2)エネルギー源から開始エネルギーを前記媒質に印加するステップであって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記活性化可能作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させるステップを含む方法。
【請求項300】
容器内に収納されていない媒質中に変化を引き起こすためのシステムであって、
前記媒質に、1)活性化可能作用物質、および2)プラズモニクス作用物質およびエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を供給するように構成された機構であって、前記エネルギー変調作用物質は開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成され、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成される、機構と、
前記開始エネルギーを前記媒質に印加するように構成された開始エネルギー源であって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させる、開始エネルギー源とを備えるシステム。
【請求項301】
容器内に収納されていない媒質中に変化を引き起こすためのシステムであって、
前記媒質にプラズモニクス作用物質を供給するように構成された機構であって、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成されている、機構と、
開始エネルギーを前記媒質に印加するように構成された開始エネルギー源であって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質と相互作用して、前記媒質の前記変化を直接的にまたは間接的に発生させる、開始エネルギー源とを備えるシステム。
【請求項302】
容器内に収納されていない媒質に光刺激変化を引き起こすためのシステムであって、
前記媒質に、エネルギー変調作用物質およびプラズモニクス作用物質のうちの少なくとも一方を供給するように構成された機構であって、前記エネルギー変調作用物質は開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成され、前記プラズモニクス作用物質は前記プラズモニクス作用物質に近接して送られるエネルギーを増強または修正するように構成される、機構と、
前記開始エネルギーを前記媒質に印加するように構成された開始エネルギー源であって、前記開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記光刺激変化を直接的にまたは間接的に発生させる、開始エネルギー源とを備えるシステム。
【請求項303】
構造内にパターン形成された要素を作製するための方法であって、
(1)前記構造内に、プラズモニクス作用物質および開始エネルギーとの相互作用の後に前記媒質中に光を放出するように構成されるエネルギー変調作用物質のうちの少なくとも一方を含む放射線硬化可能媒質を配置するステップと、
(2)指向性または集束エネルギー源からの前記開始エネルギーを前記媒質に印加するステップとを含み、
前記印加された開始エネルギーは、前記プラズモニクス作用物質または前記エネルギー変調作用物質と相互作用して、前記構造内の局所的領域に光を発生させ、前記放射線硬化可能媒質を局所的に硬化する方法。
【請求項304】
前記印加するステップは、前記パターン形成された要素用に、前記構造内の穴または経路を閉じるプラグを形成する請求項303に記載の方法。
【請求項305】
前記印加するステップは、建設材料、人工もしくは天然の地下貯蔵タンク、またはヒトもしくは動物の内蔵のうちの少なくとも1つの中にプラグを形成する請求項303に記載の方法。
【請求項306】
前記印加するステップは、前記パターン形成された要素用に、ヒトもしくは動物の体内に補綴デバイスを形成する請求項305に記載の方法。
【請求項307】
前記放射線硬化可能媒質中に光学的に密な材料を留置して発生地点からの前記発生光の伝搬を低減するステップをさらに含む請求項303に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【公開番号】特開2013−82943(P2013−82943A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2013−15222(P2013−15222)
【出願日】平成25年1月30日(2013.1.30)
【分割の表示】特願2010−550826(P2010−550826)の分割
【原出願日】平成21年3月11日(2009.3.11)
【出願人】(509279561)イミュノライト・エルエルシー (5)
【出願人】(503164937)デューク・ユニバーシティ (2)
【氏名又は名称原語表記】DUKE UNIVERSITY
【Fターム(参考)】