説明

外部記憶媒体接続部付き携帯電話

【課題】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な記憶手段のみに情報を記憶するだけでなく、着脱可能な記憶手段へも記憶可能とし、それぞれの記憶手段間で相互に情報を移動させたり、情報を一覧表示した時にはいずれに保存されているか表示手段へ情報毎に保存先を表示させることができるようにする。
【解決手段】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な記憶手段16と、読み書き/着脱が可能な記憶手段17を携帯電話本体へ接続するための接続手段18と、この接続手段18へ読み書き/着脱が可能な記憶手段17を接続した時に、メール等の情報をいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、更に情報を表示手段へ表示する際にはいずれの記憶手段に保存しているかを表示させることができる制御手段11とを有する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話に係り、特に、接続手段を介して接続することにより着脱を可能とした記憶手段と接続することができる外部記憶媒体接続部付き携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の携帯電話は、音声による通信の他に文字メールによる通信が普及している。この文字メールによる通信の場合には、受信メール・送信メール等は、携帯電話内部のプリント配線板へ搭載された読み書き可能な記憶手段へそれぞれのメールに対する受信した日時や送信者の情報を合わせて記憶され、メール等の情報を表示手段へ表示をさせる時には操作手段の予め決められた操作によりその送信者情報等の情報も一緒に表示することを可能としている。
【0003】受信したメールが保存しておきたい内容の場合には、保存指定することでいつまでも残しておくことが可能である。受信・送信メールを参照する時には、日時・送信者(受信者)・件名等の一覧表示することも可能としている。
【0004】従来、着脱可能な記憶媒体を有する携帯電話の例として、特開2000−32169号公報に開示されたメモリカード付き携帯電話が知られている。
【0005】この従来例は、携帯電話に着脱可能なメモリカードを装着し、携帯電話で話し中に相手の話と自分の話を記録して後刻に会話の内容を確認できるようにすると共に、電話番号を登録したメモリカードを用いることで自動発信できるようにし、電話機を換えるときには従前の電話機に装着していたメモリカードを付け替えることにより、再度登録する作業を省くようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の従来技術は、表示手段のカラー化や高速通信サービスの提供などにより、今後は文字だけのメールばかりではなく、写真や動画等の比較的データ量の多いメールも利用されることが予想される。そうなると、送信または受信したメール情報を保存する記憶手段への負荷は重くなり、保存可能な情報件数が極端に減少してしまうことになる。
【0007】また、容量の大きな記憶手段は、物理的に大きく、高価になる。扱う情報量が多いユーザには問題ないが、文字メールが主体というような利用者にとっては、大容量の記憶手段が搭載された携帯電話は高価なものになり、その分だけ入手し難くなる。
【0008】逆に、動画等のデータを多く扱う利用者にとっては、記憶手段の容量が少ないとすぐに記憶手段が情報で一杯になってしまい、利用しにくいものとなってしまう。
【0009】また、着脱できない記憶手段だけしか利用できない場合には、写真や動画等を他の電子機器に移動させたい時には、ケーブルを介してのデータ通信を行うという手段しかなく、時間がかかり、扱い難いという不便さがあった。
【0010】また、上記特開2000−32169号公報に開示された従来例は、本発明の上記課題を解決しようとするものではなく、単に携帯電話で話し中に相手と自分の話をメモリして後で内容を確認することと、自分が使用している携帯電話を変更するときにメモリカードを差し替えて電話番号の再度登録作業を省略しようとするだけの内容である。
【0011】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記課題を解決することを可能とした新規な外部記憶媒体接続部付き携帯電話を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に、本発明に係る外部記憶媒体接続部付き携帯電話は、読み書きすることができる外部の記憶手段と、その外部記憶手段と携帯電話を接続することができる接続手段と、内部のプリント配線板に搭載された読み書き可能な記憶手段とを有し、この内部の記憶手段と外部の記憶手段のいずれか一方へメールを記憶することができ、またいずれか一方の記憶手段から他方の記憶手段へ移動することができ、さらに表示部へ一覧表示する時には保存先を各情報ごとに表示させることができる制御手段とを合わせ持つ。
【0013】本発明を更に具体的に記載すれば下記の通りである。
【0014】即ち、本発明に係る外部記憶媒体接続部付き携帯電話は、携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、更に情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができる制御手段とを備えている。
【0015】また、本発明に係る外部記憶媒体接続部付き携帯電話は、携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに一つの情報の詳細な内容を表示手段へ表示させた時には予め決められた操作手段の操作により保存先を変更させることができる制御手段とを備えている。
【0016】また、本発明に係る外部記憶媒体接続部付き携帯電話は、携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに前記第1、第2のいずれの記憶手段に保存しているかを各情報毎に異なる色で表示させることができる制御手段とを備えている。
【0017】本発明に係る外部記憶媒体接続部付き携帯電話はまた、携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱可が能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に保存されている情報のみを表示手段へ表示させることができる制御手段とを備えている。
【0018】更にまた、本発明に係る外部記憶媒体接続部付き携帯電話は、携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに表示手段の表示可能領域を2つに分割して情報の保存先別に表示させることができる制御手段とを備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る携帯電話機の一実施の形態を示す概略ブロック構成図である。
【0021】
【実施の形態の構成】図1を参照するに、本発明に係る携帯電話機の一実施の形態は、受信・送信を行う無線部10と、装置全体の処理制御を行う制御部11と、着呼の場合にはユーザへ報知を行う報知部12と、ユーザが着呼に応答した時に音声通信を行うマイクロホン13とレシーバ14と、ユーザが操作する操作部15と、受信情報等を保存・記憶している内部記憶部16と外部記憶部17と、外部記憶部17と携帯電話との接続手段である接続部18とから構成される。19は表示部を示している。
【0022】本発明における特徴部分は、ユーザが内部記憶部16と外部記憶部17に保存されている情報を、操作部15の操作により保存場所を相互に移動することができるという機能や、情報を表示手段である表示部19へ表示する際には内部記憶部16かまたは外部記憶部17のいずれの記憶手段に保存しているかを情報ごとに保存先を表示させることができる機能が制御部11へ追加されている所にある。
【0023】
【実施の形態の動作】次に本発明による一実施の形態の動作について説明する。
【0024】図2は本発明による一実施の形態の第1の実施例を示し、情報を一方の記憶手段から他方の記憶手段へ移動させる場合における制御部が表示手段へ表示させる内容の一例を示した図である。
【0025】図2を参照するに、例えば、携帯電話がメールを10件受信しており、それらのメール全部が自動的に内部記憶部16に記憶されているものとする。携帯電話で操作または通話をしていない状態から操作部15の予め決められたメールメニューを表示させるように割り当てられたキーを押下すると、図2(a)に示されるように、メールメニューが表示される。このメールメニューで受信・送信・未送信などのメール条件を選択する。
【0026】ここでは受信メール一覧を選択した場合であり、文字が網かけ表示(反転表示)されているところで決定キーを押下すると、図2(b)に示される如く、受信メール一覧が表示される。
【0027】一般に、携帯電話の表示手段はノート型パーソナルコンピュータ(PC)等に比較すると大変に狭く、受信メール一覧の表示方法は、受信日時と件名の数文字程度に制限される。
【0028】次に、内容を確認したいメールを選択する。例えば、件名が件名1というメールを表示させたい時には、そのメールに該当する行が網かけ表示(反転表示)されている時に確定キーを押下すると、選択したメールの件名、送信者、メール本文が図2(c)に示される如く表示部19へ表示される。
【0029】メール本文の全部が表示部19の一画面に表示できない場合には、予め決められた操作部15の操作を行うことにより1行毎に、または1画面毎にスクロールさせて表示させることができる。
【0030】メール本文の後には、図2(d)に見られるようにメールの処理メニューが続き、そのメールが不要になった場合には消去を選択すると、表示したメールに関する全ての情報が記憶部16より消去される。
【0031】また、図2(d)に示される如く、外部記憶部17への移動を選択すると、メールに関する全ての情報が読み書き/着脱可能な記憶手段である記憶部17へ移動し、図2(e)に示されるように、受信メール一覧の表示へ戻った時には、当該メール行の最初にsという文字が表示される。
【0032】ここで、sという文字が表示されているメールは外部記憶部17、表示が無いメールは内部記憶部16へ保存されていることを意味する。もちろん、それぞれに対して文字や記号を割り当てても良い。情報またはデータの不要、移動、消去のいずれでもない場合には、予め決められた操作手段の操作により一つ上の受信メール一覧表示へ戻る。この時、メール本文の後に表示される処理メニューの中に、消去、外部メモリへ移動の他に受信メール一覧へ戻るという項目があった場合にはそれでも戻ることが可能である。
【0033】以上の内容は、携帯電話内部に実装された記憶手段である記憶部16から読み書き/着脱可能な記憶手段である外部記憶部17へのメールの移動について説明したが、逆の場合についても同様な方法で移動することができる。
【0034】図2で説明した第1の実施例では個別のメール本文を表示させている時の移動方法であるが、図3は本発明による一実施の形態の第2の実施例を示し、受信メール一覧の表示からメールを移動する時の表示手段へ表示させる内容の一例を示す図である。この場合でも受信メール一覧を表示する図3(b)までは図2の場合(図2(b))と同じである。
【0035】ここで、移動したいメールを予め決められた操作部15の操作により選択すると、選択されたメールには図3(c)に示される如く、下線が表示されて(本実施例の場合には件名3)選択中であることを示す。移動したいメールが複数あった場合には、複数選択することも可能である。選択操作を完了したら、メール一覧の後に表示される処理メニューから処理内容を選択して選んだメールの処理をする。
【0036】消去を選択すると選択メールが全て消去され、外部メモリへの移動を選択すると、選択したメールの情報全てが読み書き/着脱可能な記憶手段である外部記憶部17へ移され、自動的に受信メール一覧へ戻ると選択したメールの行頭にsという文字が表示される(図3R>3(d)、(e)参照)。
【0037】以上でメールの移動が完了する。
【0038】ここで、受信メールが100件以上あった上に移動や消去等の処理をしたいメールがほぼ中央にあった場合には、メール一覧の後に表示される処理メニューを使用するには操作が面倒になる。このような場合に対処するために、選択操作を完了したら予め決められた操作手段の操作により処理メニューへジャンプする機能を持たせればよい。
【0039】前記のメールの保存先は、各メール毎に文字等の表示を行うことにより区別しているが、カラー表示させる携帯電話においては、メールの保存先別に表示させる色を変えることで区別することが可能である。この場合には、区別のために文字を表示させないので、日時や件名等の表示できる文字数がその分だけ増やすことができる利点もある。
【0040】図4は、本発明による一実施の形態の第3の実施例を示し、いずれか一方の記憶手段へ記憶されているメールのみの一覧を表示させることができる制御部を有する携帯電話において、その表示手段への表示内容を示したものである。ここで、メールメニューの表示方法は前記した通りである。
【0041】メールメニューから、内部または外部の記憶手段いずれか一方のみの一覧表示をさせたい場合には、制御部11の機能によりメール一覧の後に表示される処理メニューの中に図4(c)に示されるように、保存先別に表示というメニュー項目が網かけまたは反転表示される。このメニュー項目を選択すると、図4(d)に示される如く、メール表示選択メニューが表示されて、内部記憶手段か外部記憶手段のいずれか表示したい方を選択する。
【0042】図4では図4(d)に示される如く、外部記憶手段の方を選択したい場合であり、選択後に表示部19へ表示される受信メール一覧には、外部の記憶手段に記憶されていることを示しているメールの先頭に文字sが表示されているメールのみが表示される(図4(e)参照)。
【0043】また、メール表示選択メニューが表示された時に表示させたいメール一覧として内部記憶手段を選んだ場合には、内部記憶手段に記憶されていることを表示しているメールの先頭にs文字が表示されていないメールが一覧として表示される。
【0044】更に、いずれかの一覧を表示中に、メール一覧表示の後に表示される処理メニューの中に他方の記憶部へ移動させるメニュー項目が表示されるようにし、それを選択するとメールの移動ができるように制御部11が制御してもよい。
【0045】図5は、本発明による一実施の形態の第4の実施例を示し、内部と外部の記憶手段へ記憶されているメールを記憶先別に表示手段を分割して表示させることができる機能を持つ制御部を有する携帯電話において、それぞれの記憶手段別に、表示部を分割して一覧表示する場合の表示手段へ表示される内容の一例である。受信メール一覧を表示するまでは前記した通りである。
【0046】ここで、一覧表示の後に表示されるメール処理メニューの中に分割表示させることができる機能を持つ制御部により、図5(c)に見られる如く、分割一覧表示というメニュー項目が網かけまたは反転表示される。これを操作部15の予め決められた操作方法によって選択すると、画面の上下を2つに分割して外部記憶部17に保存されている受信メール一覧と内部記憶部16に保存されている受信メールを表示する。
【0047】本実施例の場合には、図5(d)、(e)に示されるように、上側が外部記憶部17に保存されているメールの一覧、下側が内部記憶手段に記憶されているメールの一覧である。
【0048】ここで、メール一覧をユーザが閲覧する時に、現在選択される対象が図5(d)の通り外部記憶部17に記憶されている件名1であるが、内部の記憶部16に記憶されている受信メールの一覧の方を検索したい場合には、操作部15の予め決められた操作によりカーソルが内部記憶部16に記憶されている受信メール側に選択されている対象が移る。これによって、ユーザが自由に検索したい方の受信メール一覧を検索することが可能となる。
【0049】以上の各実施例では、受信したメールの情報について説明したが、送信したメール等についても同様な操作が可能であることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得られる。
【0051】利用者が自分にあった容量の記憶手段を選択することができ、また使用する量が増加した時には、外部記憶手段を大容量のものに変更するだけで対応することができるので、利用者にとって使い勝手が向上するという効果がある。
【0052】また、外部記憶手段は着脱可能であるために、他の電子機器へ情報を容易に移動するすることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話機の一実施の形態を示す概略ブロック構成図である。
【図2】本発明による一実施の形態の第1の実施例を示し、メールの本文表示から外部記憶手段へ移動する時の表示イメージ図である。
【図3】本発明による一実施の形態の第2の実施例を示し、メール一覧表示から外部記憶手段へ移動する時の表示イメージ図である。
【図4】本発明による一実施の形態の第3の実施例を示し、メール一覧表示から保存先別表示をする時のイメージ図である。
【図5】本発明による一実施の形態の第4の実施例を示し、メール一覧表示から表示部を2分割表示させる時の表示イメージ図である。
【符号の説明】
10…無線部
11…制御部
12…報知部
13…マイク
14…レシーバ
15…操作部
16…内部記憶部
17…外部記憶部
18…接続部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、更に情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができる制御手段とを有することを特徴とした外部記憶媒体接続部付き携帯電話。
【請求項2】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに一つの情報の詳細な内容を表示手段へ表示させた時には予め決められた操作手段の操作により保存先を変更させることができる制御手段とを有することを特徴とした外部記憶媒体接続部付き携帯電話。
【請求項3】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに前記第1、第2のいずれの記憶手段に保存しているかを各情報毎に異なる色で表示させることができる制御手段とを有することを特徴とした外部記憶媒体接続部付き携帯電話。
【請求項4】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱可が能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に保存されている情報のみを表示手段へ表示させることができる制御手段とを有することを特徴とした外部記憶媒体接続部付き携帯電話。
【請求項5】 携帯電話内部に実装された読み書き可能な第1の記憶手段と、読み書き/着脱が可能な第2の記憶手段と、該第2の記憶手段を携帯電話本体へ接続するための接続手段と、該接続手段へ読み書き/着脱が可能な前記第2の記憶手段を接続した時に、情報を前記第1、第2のいずれか一方の記憶手段に記憶することができ、また一方の記憶手段に記憶された情報を他方の記憶手段に移動させることができ、また情報の保存先の表示を各情報毎に表示させることができ、さらに表示手段の表示可能領域を2つに分割して情報の保存先別に表示させることができる制御手段とを有することを特徴とした外部記憶媒体接続部付き携帯電話。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2002−164964(P2002−164964A)
【公開日】平成14年6月7日(2002.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−357655(P2000−357655)
【出願日】平成12年11月24日(2000.11.24)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】