説明

多剤耐性を抑制するための使用のためのPGPの新規ステロイド阻害剤

本発明は、多剤耐性を逆転又は抑制するための使用のための、式(I)で表される化合物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
多剤耐性を逆転又は抑制するための使用のための、式(I):
【化65】


[式中、
【化66】


は、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id):
【化67】


から選択され、
− R及びR’は、互いに独立して、H、OR19、OC(=O)Ar、OSiR151617及びNR18C(=O)Arから選択されるか、又はこれらが結合する炭素原子と一緒になって、=O又は5〜7員ヘテロシクリルを形成し;
但し、
【化68】


が(Id)である場合、Rは、=Oであることはできず;
− Rは、Hであり;
− R及びR’は、互いに独立して、H、OH、(CHOR、OR、((OCHOR、O(CHOR、OC(=O)Ar、NHC(=O)Ar及びNHC(=O)(CHArから選択され、前記Ar基は、場合により、OH、NO、N、NH及びN(CHから選択される1〜3個の基により置換されており;
− Rは、H、OR、O(CHOR、((OCHOR、OC(=O)Ar又はC(=O)CHNH(CHであり;
− Rは、H、OR、OR、O(CHOR、((OCHOR又はOC(=O)Arであり、前記Ar基は、場合により、1〜3個のNOにより置換されており;
− R及びRは、互いに独立して、H、CR101112、C(=O)R13及びOR14から選択され;
− Rは、5〜7員ヘテロシクリル、(CHCN又は(CHNHC(=O)Arであり、前記Arは、場合により、NO、N又はOHから選択される1〜3個の基により置換されており;
− Rは、5〜7員ヘテロシクリル又は(CHOAlkであり;
− R10、R11及びR12は、互いに独立して、H、OH、C−Cアルキル、OC(=O)Ar、OSiR151617、OC(=O)Ar、(CHOAlk及び(CHC(=O)OAlkから選択されるか、又はR10、R11、R12の2つが、これらが結合する炭素原子と一緒になって、5〜7員ヘテロシクリルを形成し;
− R13は、C−Cアルキル、(CHOHet、(CHSAr又は(CHSalkであり;
− R14は、H、((OCHOR、O(CHOR、5〜7員ヘテロシクリル又はC(=O)Arであり;
− R15、R16及びR17は、互いに独立して、C−Cアルキルから選択され;
− R18は、H又はC−Cアルキルであり;
− R19は、H、5〜7員ヘテロシクリル又は(CHNHC(=O)Arであり、前記Arは、場合により、NO、N又はOHから選択される1〜3個の基により置換されており;そして
− m、n、p、q、r、s及びtは、互いに独立して、1、2、3又は4から選択され;
但し:
− RがH以外であり、RがHである場合、R、R’、R及び/又はRの少なくとも1つは、H以外であり、そして
− RがCOCHであり、RがOHである場合、R、R’、R及び/又はRの少なくとも1つは、H以外である]
で表される化合物。
【請求項2】
、R’、R及び/又はRの少なくとも1つが、H以外である、請求項1に記載の使用のための式(I)で表される化合物。
【請求項3】
癌において、又は細菌、真菌もしくは寄生虫感染症において、多剤耐性を逆転又は抑制するための使用のための、請求項1又は2の化合物。
【請求項4】
化合物が抗腫瘍医薬と一緒に投与される、請求項1〜3のいずれかに記載の使用のための式(I)で表される化合物。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の使用のための、式(II):
【化69】


[式中、R、R’、R、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりである]
で表される化合物。
【請求項6】
請求項1〜4のいずれかに記載の使用のための、式(III):
【化70】


[式中、R、R’、R、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりである]
で表される化合物。
【請求項7】
請求項1〜4のいずれかに記載の使用のための、式(IV):
【化71】


[式中、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりである]
で表される化合物。
【請求項8】
請求項1〜4のいずれかに記載の使用のための、式(V):
【化72】


[式中、R、R、R、R10、R11及びR12は、請求項1に定義されるとおりであり、そして、R10、R11及びR12基の1つは、(CHOAlk又は(CHC(=O)OAlkである]
で表される化合物。
【請求項9】
請求項1〜4のいずれかに記載の使用のための、式(VI):
【化73】


[式中、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりであり、そして、H以外である]
で表される化合物。
【請求項10】
請求項1〜4のいずれかに記載の使用のための、式(VII):
【化74】


[R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりであり、Rは、Hではない]
で表される化合物。
【請求項11】
下記式:
【化75】


を有する式(I)で表される化合物を除く、式(I):
【化76】


[式中、
【化77】


、及びR〜Rは、請求項1〜4のいずれかに定義されるとおりである]
で表される化合物を1つ以上の薬学的に許容しうる賦形剤との混合物で含む医薬組成物。
【請求項12】
下記式:
【化78】


のR/S混合物を除く、式(II):
【化79】


[式中、R、R’、R、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりである]
を有する化合物。
【請求項13】
下記式:
【化80】


を除く、式(III):
【化81】


[式中、R、R’、R、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりである]
で表される化合物。
【請求項14】
下記式:
【化82】


を除く、式(V):
【化83】


[式中、R、R、R、R10、R11及びR12は、請求項1に定義されるとおりである]
で表される化合物。
【請求項15】
式(VI):
【化84】


[式中、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりであり、そして、R、R及びRは、Hではない]
で表される化合物。
【請求項16】
下記式:
【化85】


を除く、式(VII):
【化86】


[式中、R、R及びRは、請求項1に定義されるとおりであり、そして、Rは、Hではない]
で表される化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−514338(P2013−514338A)
【公表日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−543802(P2012−543802)
【出願日】平成22年12月17日(2010.12.17)
【国際出願番号】PCT/EP2010/070141
【国際公開番号】WO2011/073419
【国際公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【出願人】(591100596)アンスティチュ ナショナル ドゥ ラ サンテ エ ドゥ ラ ルシェルシュ メディカル (59)
【Fターム(参考)】