説明

多機能イオン性液体組成物

イオン性液体、ならびに活性な製薬成分、生物成分、栄養成分、およびエネルギー成分のイオン性液体組成物を調製する方法が開示される。さらに、多形を克服し、溶解度および送達問題を乗り越え、放出速度を制御し、機能性を加えて、有効性(相乗効果)を高め、使い易さおよび製造し易さを改善するために、本明細書に記載された組成物を使用する方法が開示される。さらなる態様においては、開示された主題は、生物学的、製薬的の、栄養学的、化粧品の、産業的および商業的な組成物のために、またはそれらにおいて、使用されるイオン性液体組成物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a.1つ以上の種類のカチオンおよび1つ以上の種類のアニオンを準備し、前記カチオンまたは前記アニオンのいずれか、あるいは前記カチオンおよびアニオンの両方が生物活性特性をもつものとすること;あるいは1つ以上の種類のカチオン前駆体および1つ以上の種類のアニオン前駆体を準備し、イオン化されたときに、前記カチオン前駆体または前記アニオン前駆体、あるいは前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体の両方が生物活性特性をもつものとすること、
b.前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体を組み合わせることにより、温度が約150℃またはそれより低いときに液体であるイオン性液体を生成すること、
を含む、組成物を調製する方法。
【請求項2】
前記カチオンおよび前記アニオンの組み合わせは、メタセシス反応によってなされる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体の組み合わせは、酸塩基中和反応によってなされる、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
前記カチオン前駆体が少なくとも1つのカルボキシラート基をもつ双極性イオンを含み、前記アニオン前駆体が中性酸または塩を含み、ならびに前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体を組み合わせると、脱炭酸反応をもたらす、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
少なくとも前記カチオンまたは前記カチオン前駆体は、前記生物活性特性をもち、前記生物活性特性が、感覚活性、治療活性、予防活性、栄養活性、農薬活性、除草活性を含む、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
少なくとも前記アニオンまたは前記アニオン前駆体は、前記生物活性特性をもち、前記生物活性特性が、感覚活性、治療活性、予防活性、栄養活性、農薬活性、除草活性を含む、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記カチオンおよび前記アニオンの両方、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体の両方は、前記生物活性特性をもち、前記生物活性特性が、感覚活性、治療活性、予防活性、栄養活性、農薬活性、除草活性を含む、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
さらに非イオン成分を準備し、前記カチオン、前記アニオン、前記カチオン前駆体、前記アニオン前駆体、前記カチオンおよび前記アニオンの前記組み合わせ、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体の前記組み合わせと前記非イオン成分とを組み合わせる、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記カチオンまたは前記カチオン前駆体が製薬活性物質である、あるいは前記アニオンまたは前記アニオン前駆体が製薬活性物質である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体は、両方とも製薬活性物質である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記カチオンまたはカチオン前駆体は、農薬活性物質である、あるいは前記アニオンまたは前記アニオン前駆体が農薬活性物質である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体が両方とも農薬活性物質である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項13】
前記カチオンまたは前記カチオン前駆体が除草活性物質である、あるいは前記アニオンまたは前記アニオン前駆体が除草活性物質である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項14】
前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン駆動体および前記アニオン駆動体が両方とも除草活性物質である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項15】
前記カチオンまたは前記カチオン前駆体が栄養補助剤であり、あるいは前記アニオンまたは前記アニオン前駆体が栄養補助剤である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項16】
前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体が両方とも栄養補助剤である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項17】
前記カチオンまたはカチオン前駆体が食品添加剤であり、あるいは前記アニオンまたは前記アニオン前駆体が食品添加剤である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項18】
前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体が両方とも食品添加剤である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項19】
1種類のカチオンまたはカチオン前駆体、および1種類のアニオンまたはアニオン前駆体が組み合わされている、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項20】
1種類のカチオンまたはカチオン前駆体、および1種類より多くのアニオンまたはアニオン前駆体が組み合わされている、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項21】
1種類のアニオンまたはアニオン前駆体、および1種類より多くのカチオンまたはカチオン前駆体が組み合わされている、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項22】
1種類より多くのカチオンまたはカチオン前駆体、および1種類より多くのアニオンまたはアニオン前駆体が組み合わされている、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
前記組成物は、温度が約125℃またはそれより低いときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項24】
前記組成物は、温度が約75℃またはそれより低いときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項25】
前記組成物は、温度が約50℃またはそれより低いときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項26】
前記組成物は、温度が約25℃またはそれより低いときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
前記組成物は、温度が約−30℃から約150℃であるときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
前記組成物は、温度が約0℃から約120℃であるときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項29】
前記組成物は、温度が約37℃であるときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
前記組成物は、少なくとも4℃の温度範囲のときに液体である、前記先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項31】
少なくとも1種類のカチオンおよび1種類のアニオンを含む組成物であって、前記組成物は温度が約150℃またはそれより低いときに液体であるイオン性液体であり、前記少なくとも1週類のカチオン、前記少なくとも1種類のアニオン、またはその両方は製薬活性物質である、組成物。
【請求項32】
前記組成物は、1種類のアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
前記組成物は、1種類より多くののアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項31〜32のいずれかに記載の組成物。
【請求項34】
前記組成物は、1種類より多くのカチオンと1種類のアニオンとを含む、請求項31〜33のいずれかに記載の組成物。
【請求項35】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項31〜34のいずれかに記載の組成物。
【請求項36】
前記組成物は、温度が約125℃またはそれより低いときに液体である、請求項31〜35に記載の組成物。
【請求項37】
前記組成物は、温度が約75℃またはそれより低いときに液体である、請求項31〜36のいずれかに記載の組成物。
【請求項38】
前記組成物は、温度が約50℃またはそれより低いときに液体である、請求項31〜37のいずれかに記載の組成物。
【請求項39】
前記組成物は、温度が約25℃またはそれより低いときに液体である、請求項31〜38のいずれかに記載の組成物。
【請求項40】
前記組成物は、温度が約−30℃から約150℃であるときに液体である、請求項31〜39のいずれかに記載の組成物。
【請求項41】
前記組成物は、温度が約0℃から約120℃であるときに液体である、請求項31〜40のいずれかに記載の組成物。
【請求項42】
前記組成物は、温度が約37℃であるときに液体である、請求項31〜41のいずれかに記載の組成物。
【請求項43】
前記組成物は、少なくとも4℃の温度範囲のときに液体である、請求項31〜42に記載の組成物。
【請求項44】
前記組成物は、溶剤、防腐剤、染料、着色料、増粘剤、界面活性剤、粘土調整剤、またはそれらの混合物を全イオン性液体組成物の約10重量%未満含む、請求項31〜43に記載の組成物。
【請求項45】
前記組成物は、さらに非イオン性製薬活性物質、栄養補助食品、食品添加剤またはそれらの混合物を含む、請求項31〜44に記載の組成物。
【請求項46】
前記少なくとも1種類のカチオンは、前記製薬活性物質である、請求項31〜45に記載の組成物。
【請求項47】
前記少なくとも1種類のアニオンは、前記製薬活性物質である、請求項31〜46に記載の組成物。
【請求項48】
前記少なくとも1種類のカチオンおよびアニオンは、両方とも製薬活性物質である、請求項31〜47に記載の組成物。
【請求項49】
前記少なくとも1種類のカチオンは、製薬活性物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンは味覚改変物質であるか、または前記少なくとも1種類のカチオンは味覚改変物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンが製薬活性物質である、請求項31〜48のいずれかに記載の組成物。
【請求項50】
前記少なくとも1種類のカチオンは、抗菌性物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンは味覚改変物質である、または前記少なくとも1種類のカチオンは味覚改変物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンは抗菌性物質である、請求項31〜49のいずれかに記載の組成物。
【請求項51】
前記少なくとも1種類のカチオンは、抗菌性物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンは鎮痛剤または抗炎症剤である、あるいは前記少なくとも1種類のカチオンは鎮痛剤または抗炎症剤であり、前記少なくとも1種類のアニオンは抗菌性物質である、請求項31〜50のいずれかに記載の組成物。
【請求項52】
前記少なくとも1種類のカチオンは、抗菌性物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンはUV遮断薬である、あるいは前記少なくとも1種類のカチオンはUV遮断薬であり、前記少なくとも1種類のアニオンは抗菌性物質である、請求項31〜51のいずれかに記載の組成物。
【請求項53】
前記少なくとも1種類のカチオンは、麻酔薬であり、前記少なくとも1種類のアニオンは抗菌性物質である、あるいは前記少なくとも1種類のカチオンは抗菌性物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンは麻酔薬である、請求項31〜52のいずれかに記載の組成物。
【請求項54】
前記少なくとも1種類のカチオンは、麻酔薬であり、前記少なくとも1種類のアニオンは凝固剤である、あるいは前記少なくとも1種類のカチオンは凝固剤であり、前記少なくとも1種類のアニオンは麻酔薬である、請求項31〜53のいずれかに記載の組成物。
【請求項55】
前記少なくとも1種類のカチオンは、抗菌性物質であり、前記少なくとも1種類のアニオンは凝固剤である、あるいは前記少なくとも1種類のカチオンは凝固剤であり、前記少なくとも1種類のアニオンは、抗菌性物質である、請求項31〜54のいずれかに記載の組成物。
【請求項56】
前記少なくとも1種類のカチオンは、4級アンモニウムイオンを含む、請求項31〜55のいずれかに記載の組成物。
【請求項57】
前記アニオンは、無機アニオンではない、請求項31〜56のいずれかに記載の組成物。
【請求項58】
前記少なくとも1種類のカチオンは、脂肪族へテロアリールカチオン、脂肪族ベンジルアルキルアンモニウムカチオン、二脂肪族ジアルキルアンモニウムカチオン、またはテトラアルキルアンモニウムカチオンを含む、請求項31〜57のいずれかに記載の組成物。
【請求項59】
前記少なくとも1種類のカチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、クロミウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、銀、または有機金属カチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは前記製薬活性物質である、請求項31〜58のいずれかに記載の組成物。
【請求項60】
前記少なくとも1種類のアニオンは、少なくとも1つの酸素原子、少なくとも1つの硫黄原子、または少なくとも1つ酸素原子および1つの硫黄原子を含む、請求項31〜59のいずれかに記載の組成物。
【請求項61】
前記少なくとも1種類のアニオンは、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、酢酸塩、PF、BF、トリフレート、ノナフレート、ビス(トリフリル)アミド、トリフルオロアセタート、ヘプタフルロロブタノアート、またはハロアルミネートを含む、請求項31〜60のいずれかに記載の組成物。
【請求項62】
前記少なくとも1つのアニオンは、サッカリネート、イブプロフェン、ベンゾアート、アセスルファム、またはtrans−シンナマートを含む、請求項31〜61のいずれかに記載の組成物。
【請求項63】
前記製薬活性物質は、アスピリン、クロルジアゼポキシドHCl、イソニアジド、ペニシリン、スルファミドクリソイジン、シスプラチン、6−メルカプトプリン、抗CD20キメラ抗体、パクリタキセル、フェノバルビタール、フルオキセチン、フェキソフェナジン、ロフェコキシブ、キニーネ、イベルメクチン、L−ドーパ、10−(3−ジメチルアミノプロピリ)−2−クロルフェノチアジン、サルバルサン、シメチジン、ジドブジン、インディナビルスルファート、サルブタモール、ジゴキシン、フルリド、ジドブジン、エリスロポエチン、ヒドロコルチゾン、インスリン、経口避妊薬、オキシトシン、ミフェプリストン、チロキシン、サリドマイド、シクロスポリン、フェンタニール、メタドン、モルヒネ、ボトックス、ビタミン、メチルフェニダート、シルデナフィル、パントプラゾール、ラベプラゾール、リセドロン酸、アレンドロナート、ロサルタン、ホシノプリル、アトルバスタチン、プラバスタチン、モンテルカスト、またはそれらのイオン誘導体を含む、請求項31〜62のいずれかに記載の組成物。
【請求項64】
前記少なくとも1種類のアニオンは、2−ヘクシルデカン酸のアニオン、6−アザウリジン、6−メルカプトプリン、9−アミノカンプトセシン、アカデシン、アセタルソン、アセトスルホン、アセチルシステイン、アセチルサリチルサリチル酸、アシフラン、アシトレチン、アクリバスチン、アドレナロン、アルジオキサ、アリベンドール、アロプリノール、アミニトロゾール、アンレキサノクス、チオグリコン酸アンチモン、アルサニラート、アジダムフェニコール、バルサラジド、ベンフノロール、ベンゾイルパス、ベラプロスト、ブレキナル、ブロモサリチルクロラニリド、ブシラミン、ブフェキサマク、ブフラロール、ブマジゾン、ブニトロロール、ブタリタール、カンナビノール、カプトプリル、カルバルソン、カルバゾクロム、カルビドパ、カルボプロスト、カルニチン、カルプロフェン、セファエリン、セタプリル、セトラキサート、ケノジオール、クロラムフェニコール、クロモカルブ、クラノブチン、クロメトシリン、コルチバゾール、クロモリン、シクラゾシン、デルマトール、ジアセレイン、ジブナート、ジフェタルソン、ドベシル酸、ドキュセート、エフロルニチン、エンフェナム酸、エノキソロン、エトドロキシジン、フルフェナム酸、フォリン酸、ホスカルネト、ヒドロキシスチルバミジン、イソエタリン、イソトレチノイン、ロドキサミド、メルカプトメリン、メルクマチリン、メサラミン、メチオニン、メチロシン、ナドキソロール、ニクロサミド、オマパトリラト、オロチン酸、オキサセプロール、オザグレル、パミドロン酸、p−アミノベンゾアート、p−アミノ安息香酸、ペニシラミン、フェノール、フェントラミン、ピコソルファート、ピドチモド、プロスタグランジンE、プロスタグランジンf2、ラマトロバン、レチノイン酸、リセドロン酸、リトドリン、サリチラート、ソリソベンゾン、スクシニミド、スルファピリジン、スルプロストン、テヌアゾン酸、テルブタリン、テトラデシルスルファート、チアンフェニコール、チオクトン酸、チオペンタール、チクリナフェン、チモナシド(timonacid)、チオプロニン、トリグリコラマート、トロピカミド、ウルソジオール、バルプロ酸、またはザナミビル、またはそれらのアニオン誘導体を含む、請求項31〜63のいずれかに記載の組成物。
【請求項65】
前記少なくとも1種類のカチオンは、2−アミノチアゾールのカチオン、6−アザウリジン、6−メルカプトプリン、9−アミノカンプトセシン、アセタルソン、アセタゾルアミド、アセトスルホン、アセチルシステイン、アセチルフェネツリド、アクラニル、アクリバスチン、アドレナロン、アルブトイン、アルジオキサ、アリベンドール、アリザプリド、アルコファノン、アロプリノール、アンベノニウム、アンブロキソール、アンブトニウム、アメキシニウム、アミニトロゾール、アミフェナゾール、アミスルプリド、アナグレリド、アルサニラート、アルシュペナミン、アソキシム、アジダムフェニコール、ベンフルオレックス、ベンフノロール、ベンセラジド、ベンザエプリル、ベンジロニウム、ベンズニダゾール、ベンゾキソニウム、ベンゾイルパス、ベルベリン、ビベンゾニウム、ブレキナル、ブロジモプリム、ブロムヘキシン、ブロモプリド、ブロモサリチルクロラニリド、ブシラミン、ブホルミン、ブフラロール、ブマジゾン、ブニトロロール、ブタリタール、カベルゴリン、カルバコール、カルバルソン、カルビドパ、カリポリド、カルニチン、カロキサゾン、セレコキシブ、セファエリン、セタルコニウム、クログアニド、クロラムフェニコール、クロルダントイン、クロルイソンクラミン、クロロキン、コール酸、コリン、シクロニカート、シロスタゾール、シメチジン、シネパジド、シニタプリド、シサプリド、クラノブチン、クロメトシリン、クロミフェン、クロリクロメン、クロルテルミン、シアメリド、シクラゾシン、ダプソン、ジメフリン、ジフェタルソン、ジスチグミン、ジチアザニン、ドネペジル、ドーパミン、エコチオファート、エドロホニウム、エファビレンズ、エルフォルニチン、エンフェナム酸、エチホキシン、エトドロキシジン、ファムプリジン、ファザジニウム、フェンジリン、フェンプロポレックス、フィナステリド、フルフェナム酸、フルメチアジド、フルオキセチン、フルラゼパム、フルタミド、ホメピゾール、ホミノベン、ヘキサフルオレニウム、ヒドロキシスチルバミジン、イブジラスト、インダルピン、インデロキサジン、イプラトロピウム、イルソグラジン、イソブチルp−アミノベンゾアート、イソエタリン、レボシメンダン、リスリド、ロドキサミド、メサラミン、メソキサラート、メトホルミン、メチオニン、メトキシフェナミン、メチルヘキサンアミン、メチレンブルー、メチルチオウラシル、メトロンス、メチロシン、ミノキシジル、ナドキソロール、ナフロニル、ナファゾリン、ナラトリプタン、ネオスチグミン、ニカメタート、ニクロスアミド、ニコランジル、ニルトアミド、ニリダゾール、ニタゾキサニド、ノルデフリン、オビドキシム、オマパトリラト、オロチン酸、オキサセプロール、オキシトロピウム、オザグレル、パミドロン酸、p−アミノ安息香酸、p−アミノプロピオフェノン、ペレチエリン、ペモリン、ペニシラミン、ペンタメトニウム、ペンタミジン、ペントキシフィリン、ペルゴリド、ペルヘキシリン、フェンメトラジン、フェントラミン、フェニレフリン、ピコタミド、ピドチモド、ピモベンダン、ピナシジル、プラミペキソール、プレニラミン、プリノマスタット、ピリジノルカルバマート、ピリドキシン、ピリメタミン、ラマトロバン、レモキシプリド、レピノタン、リルゾール、リトドリン、スクシニミド、スクシニルコリン、スルファメトキサゾール、スルファピリジン、スルピリド、シネフリン、タムスロシン、テジサミル、テヌアゾン酸、テラゾシン、テルブタリン、テトラゼパム、テトロキソプリム、チアベンダゾール、チアミン、チオペンタール、チアプリド、チモナシド、チオプロニン、チオトロピウム、チザニジン、トラゾリン、トロピカミド、バルノクタミド、ザフィルルカスト、またはそれらのカチオン誘導体を含む、請求項31〜64のいずれかに記載の組成物。
【請求項66】
前記製薬活性物質は、抗菌性物質を含む、請求項31〜65のいずれかに記載の組成物。
【請求項67】
前記抗菌性物質は、アセダプソン、アセトスルホンナトリウム、アラメシン、アレキシジン、アムジノシリン、アムジノシリンピボキシル、アミサイクリン、アミフロキサシン、アミフロキサシンメシラート、アミカシン、硫酸アミカシン、アミノサリチル酸、アミノサリチル酸ナトリウム、アモキシシリン、アンホマイシン(amphomycin)、アンピシリン、アンピシリンナトリウム、アパルシリンナトリウム、アプラマイシン、アスパルトシン、硫酸アストロマイシン、アビラマイシン、アボパルシン、アジスロマイシン、アズロシリン、アズロシリンナトリウム、塩酸バカンピシリン、バシトラシン、バシトラシンメチレンジサリチラート、亜鉛バシトラシン、バンバーマイシンズ、ベンゾイルパスカルシウム、ベリスロマイシン、硫酸ベタミシン、ビアペネム、ビニラマイシン、塩酸ビフェナミン、ビスピリチオンマグスルフェクス、ブチカシン、硫酸ブチロシン、硫酸カプレオマイシン、カルバドクス、カルベニシリンジナトリウム、カルベニシリンインダニルナトリウム、カルベニシリンフェニルナトリウム、カルベニシリンカリウム、カルモナムナトリウム、セファクロール、セファドロキシル、セファマンドール、セファマンドールナファート、セファマンドールナトリウム、セファパロール、セファトリジン、セファザフルールナトリウム、セファゾリン、セファゾリンナトリウム、セフブペラゾン、セフジニル、セフェピム、塩酸セフェピム、セフェテコール、セフィキシム、塩酸セフメノキシム、セフメタゾール、セフメタゾールナトリウム、セフォニシド一ナトリウム、セフォニシドナトリウム、セフォペラゾンナトリウム、セフォラニド、セフォタキシムナトリウム、セフォテタン、セフォテタン二ナトリウム、塩酸セホチアム、セホキシチン、セホキシチンナトリウム、セフピミゾール、セフピミゾールナトリウム、セフピラミド、セフピラミドナトリウム、硫酸セフピロム、セフポドキシムプロキセチル、セフプロジル、セフロキサジン、セフスロジンナトリウム、セフタジジム、セフチブテン、セフチゾキシムナトリウム、セフトリアキソンナトリウム、セフロキシム、セフロキシムアキセチル、セフロキシムピボキセチル、セフロキシムナトリウム、セファセトリルナトリウム、セファレキシン、塩酸セファレキシン、セファログリシン、セファロリジン、セファロチンナトリウム、セファピリンナトリウム、セフラジン、塩酸セトサイクリン、セトフェニコール、クロラムフェニコール、パルミチン酸クロラムフェニコール、パントテン酸クロラムフェニコール錯体、コハク酸クロラムフェニコールナトリウム、クロルヘキシジンホスファニラート、クロロキシレノール、クロルテトラサイクリン重硫酸塩、塩酸クロルテトラサイクリン、シノキサシン、シプロフロキサシン、塩酸シプロフロキサシン、シロルマイシン、クラリスロマイシン、塩酸クリナフロキサシン、クリンダマイシン、塩酸クリンダマイシン、パルミチン酸塩酸クリンダマイシン、リン酸クリンダマイシン、クロファジミン、クロキサシリンベンザチン、クロキサシリンナトリウム、クロキシキン、コリスチメテートナトリウム(colistimethate sodium)、硫酸コリスチン、クーママイシン、クメルマイシンナトリウム、サイクラシリン(cyclacillin)、シクロセリン、ダルホプリスチン、ダプソン、ダプトマイシン、デメクロサイクリン、塩酸デメクロサイクリン、デメサイクリン、デノフンジン、ジアベリジン、ジクロキサシリン、ジクロキサシリンナトリウム、硫酸ジヒドロストレプトマイシン、ジピリチオン、ジリスロマイシン、ドキシサイクリン、ドキシサイクリンカルシウム、ドキシサイクリンホスファテックス、ドキシサイクリンハイクレート、ドロキサシンナトリウム、エノキサシン、エピシリン、塩酸エピテトラサイクリン、エリスロマイシン、エリスロマイシンアシストレート、エリスロマイシンエストレート、エチルコハク酸エリスロマイシン、エリスロマイシングルセプテート、ラクトビオン酸エリスロマイシン、プロピオン酸エリスロマイシン、ステアリン酸エリスロマイシン、塩酸エタンブトール、エチオナミド、フレロキサシン、フロキサシリン、フルダラニン、フルメキン、ホスホマイシン、ホスホマイシントロメタミン、フモキシシリン、塩化フラゾリウム、酒石酸フラゾリウム、フシジン酸ナトリウム、フシジン酸、硫酸ゲンタマイシン、グロキシモナム、グラミシジン、ハロプロジン、ヘタシリン、ヘタシリンカリウム、ヘキセジン、イバフロキサシン、イミペネム、イソコナゾール、イセパマイシン、イソニアジド、ジョサマイシン、硫酸カナマイシン、キタサマイシン、レボフラルタドン、レボプロピルシリンカリウム、レキシスロマイシン、リンコマイシン、塩酸リンコマイシン、ロメフロキサシン、塩酸ロメフロキサシン、メシル酸ロメフロキサシン、ロラカルベフ、マフェニド、メクロサイクリン、スルホサリチル酸メクロサイクリン、メガロマイシンリン酸カリウム、メキドクス、メロペネム、メタサイクリン、塩酸メタサイクリン、メテナミン、馬尿酸メテナミン、マンデル酸メテナミン、メチシリンナトリウム、メチオプリム、塩酸メトロニダゾール、リン酸メトロニダゾール、メズロシリン、メズロシリンナトリウム、ミノサイクリン、塩酸ミノサイクリン、塩酸ミリンカマイシン、モネンシン、モネンシンソディウムル(monensin sodiumr)、ナフシリンナトリウム、ナリジクス酸ナトリウム、ナリジクス酸、ナタイナイシン、ネブラマイシン、パルミチン酸ネオマイシン、硫酸ネオマイシン、ウンデシレン酸ネオマイシン、硫酸ネチルミシン、ニュートラマイシン、ニフイラデン(nifuiradene)、ニフラルデゾン、ニフラテル、ニフラトロン、ニフルダジル、ニフリミド、ニフィウピリノル(nifiupirinol)、ニフルキナゾール、ニフルチアゾール、ニトロサイクリン、ニトロフラントイン、ニトロミド、ノルフロキサシン、ノボビオシンナトリウム、オフロキサシン、オンネトプリム、オキサシリンナトリウム、オキシモナム、オキシモナムナトリウム、オキソリン酸、オキシテトラサイクリン、オキシテトラサイクリンカルシウム、塩酸オキシテトラサイクリン、パルジマイシン、パラクロロフェノール、パウロマイシン、ペフロキサシン、メシル酸ペフロキサシン、ペナメシリン、ペニシリンGベンザチン、ペニシリンGカリウム、ペニシリンGプロカイン、ペニシリンGナトリウム、ペニシリンV、ペニシリンVベンザチン、ペニシリンVヒドラバミン、ペニシリンVカリウム、ペンチジドンナトリウム、フェニルアミノサリチル酸、ピペラシリンナトリウム、ピルベニシリンナトリウム、ピリジシリンナトリウム、塩酸ピルリマイシン、塩酸ピバンピシリン、パモ酸ピバンピシリン、ピバンピシリンプロベナート、硫酸ポリマイキシンB、ポルフィロマイシン、プロピカシン、ピラジナミド、ピリチオン亜鉛、酢酸キンデカミン、キヌプリスチン、ラセフェニコール、ラモプラニン、ラニマイシン、レロマイシン、レプロマイシン、リファブチン、リファメタン、リファメキシル、リファミド、リファンピン、リファペンチン、リファキシミン、ロリテトラサイクリン、硝酸ロリテトラサイクリン、ロサラマイシン、酪酸ロサラマイシン、プロピオン酸ロサラマイシン、リン酸ロサラマイシンナトリウム、ステアリン酸ロサラマイシン、ロソキサシン、ロキサルソン、ロキシスロマイシン、サンサイクリン、サンフェトリネムナトリウム、サルモキシシリン、サルピシリン、スコパフンギン、銀イオン、シソマイシン、硫酸シソマイシン、スパルフロキサシン、塩酸スペクチノマイシン、スピラマイシン、塩酸スタリマイシン、ステフィマイシン、硫酸ストレプトマイシン、ストレプトニコジド、スルファベンズ、スルファベンザミド、スルファセタミド、スルファセタミドナトリウム、スルファシチン、スルファジアジン、スルファジアジンナトリウム、スルファドキシン、スルファレン、スルファメラジン、スルファメータ、スルファメタジン、スルファメチゾール、スルファメトキサゾール、スルファモノメトキシン、スルファモキソール、亜鉛スルファニラート、スルファニトラン、スルファサラジン、スルファソミゾール、スルファチアゾール、スルファザメト、スルフィソキサゾール、スルフィソキサゾールアセチル、スルフィスボキサゾールジオラミン(sulfisboxazole diolamine)、スルホミキシン、スロペネム、スルタムリシリン(sultamricillin)、サンシリンナトリウム、塩酸タランピシリン、テイコプラニン、塩酸テマフロキサシン、テモシリン、テトラサイクリン、塩酸テトラサイクリン、リン酸テトラサイクリン錯体、テトロキソプリム、チアンフェニコール、チフェンシリンカリウム、チカルシリンクレシルナトリウム、チカルシリン二ナトリウム、チカルシリン一ナトリウム、チクラトン、塩化チオドニウム、トブラマイシン、硫酸トブラマイシン、トスフロキサシン、トリメトプリム、硫酸トリメトプリム、トリスルファピリミジン、トロレアンドマイシン、硫酸トロスペクトマイシン、チロスリシン、バンコマイシン、塩酸バンコマイシン、バージニアマイシン、ゾルバマイシン、ペニシリンG、タゾバクタム、セフトリオキソン(ceftrioxone)、またはそのイオン誘導体を含む、請求項66に記載の組成物。
【請求項68】
前記製薬活性は抗ウイルス剤を含む、請求項31から66のいずれかに記載の組成物。
【請求項69】
前記抗ウイルス剤は、エースマンナン、アシクロビル、アシクロビルナトリウム、アデフォビル、アロブジン、アルビルセプトスドトックス、塩酸アマンタジン、アラノチン、アリルドン、メシル酸アテビルジン、アブリジン、シドホビル、シパムフィリン、塩酸シタラビン、メシル酸デラビルジン、デスシクロビル、ジダノシン、ジソキサリル、エドクスジン、エンビラデン、エンビロキシム、ファムシクロビル、塩酸ファモチン、フィアシタビン、フィアルリジン、ホサリラート、フォスカルネットナトリウム、ホスホネットナトリウム、ガンシクロビル、ガンシクロビルナトリウム、イドクスウリジン、ケソキサル、ラミブジン、ロブカビル、塩酸メモチン、メチサゾン、ネビラピン、ペンシクロビル、ピロダビル、リバビリン、塩酸リマンタジン、メシル酸サキナビル、塩酸ソマンタジン、ソリブジン、スタトロン、スタブジン、塩酸チロロン、トリフルリジン、塩酸バラシクロビル、ビダラビン、リン酸ビダラビン、ビダラビンリン酸ナトリウム、ビロキシム、ザルシタビン、ジドブジン、ジンビロキシム、またはそのイオン誘導体を含む、請求項68のいずれかに記載の組成物。
【請求項70】
前記少なくとも1種類のカチオンは、脂肪族ベンジルアルキルアンモニウムカチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは、スルファセタミド、イブプロフェン、ベンゾアート、またはサッカリネートを含む、請求項31〜69のいずれかに記載の組成物。
【請求項71】
前記少なくとも1種類のカチオンは、二脂肪族ジアルキルアンモニウムカチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは、スルファセタミド、イブプロフェン、ベンゾアート、またはサッカリネートを含む、請求項31〜70のいずれかに記載の組成物。
【請求項72】
前記少なくとも1種類のカチオンは、脂肪族へテロアリールカチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは、スルファセタミド、イブプロフェン、ベンゾアート、またはサッカリネートを含む、請求項31〜71のいずれかに記載の組成物。
【請求項73】
前記組成物は、ベンザルコニウムスルファセタミド、ジデシルジメチルアンモニウムスルファセタミド、またはN−ヘキサデシルピリジニウムスルファセタミドを含む、請求項31〜72のいずれかに記載の組成物。
【請求項74】
前記組成物は、ベンザルコニウムイブプロフェン、ジデシルジメチルアンモニウムイブプロフェン、またはN−ヘキサデシルピリジニウムイブプロフェンを含む、請求項31〜73のいずれかに記載の組成物。
【請求項75】
前記組成物は、ベンザルコニウムアセスルファメート、ジデシルジメチルアンモニウムアセスルファメート、またはN−ヘキサデシルピリジニウムアセスルファメートを含む、請求項31〜74のいずれかに記載の組成物。
【請求項76】
前記組成物は、ベンザルコニウムサッカリネートを含む、請求項31〜75のいずれかに記載の組成物。
【請求項77】
前記組成物は、ジデシルジメチルアンモニウムサッカリネートを含む、請求項31〜76に記載の組成物。
【請求項78】
前記組成物は、N−ヘキサデシルピリジニウムサッカリネートを含む、請求項31〜77のいずれかに記載の組成物。
【請求項79】
前記組成物は、ベンザルコニウムtrans−シンナマート、ジデシルジメチルアンモニウムtrans−シンナマート、またはN−ヘキサデシルピリジニウムtrans−シンナマートを含む、請求項31〜78のいずれかに記載の組成物。
【請求項80】
前記組成物は、ベンザルコニウムtrans−シンナマート、ジデシルジメチルアンモニウムtrans−シンナマート、またはN−ヘキサデシルピリジニウムtrans−シンナマートを含む、請求項31〜79のいずれかに記載の組成物。
【請求項81】
前記組成物は、ベンザルコニウムジヘキシルスルホスクシナート、ジデシルジメチルアンモニウムジヘキシルスルホスクシナート、またはN−ヘキサデシルピリジニウムスルホスクシナートを含む、請求項31〜80のいずれかに記載の組成物。
【請求項82】
前記組成物は、ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウム、またはN−ヘキサデシルピリジニウムを含み、前記アニオンはファストグリーンFCFを含む請求項31〜81のいずれかに記載の組成物。
【請求項83】
前記組成物は、ベンザルコニウムピペラシリン、ジデシルジメチルアンモニウムピペラシリン、またはN−ヘキサデシルピリジニウムピペラシリンを含む、請求項31〜82のいずれかに記載の組成物。
【請求項84】
前記組成物は、リドカインおよびドキュセート、ミコナゾール/エコナゾールおよびドキュセート、ストレプトマイシンおよびドキュセート、またはイソニアジドおよびドキュセートを含む、請求項31〜83のいずれかに記載の組成物。
【請求項85】
前記組成物は、前記安息香酸アニオンを含み、前記カチオンは、(2−アセトキシエチル)ドデシルオキシメチルジメチルアンモニウム、(2−アセトキシエチル)ヘプチルオキシメチルジメチルアンモニウム、(2−ヒドロキシエチル)シクロドデシルオキシメチルジメチルアンモニウム、(2−ヒドロキシエチル)ジメチルウンデシルオキシメチルアンモニウムのうちの1つ以上を含む、請求項31〜84のいずれかに記載の組成物。
【請求項86】
前記組成物は、前記カチオンベンザルコニウムを含み、前記アニオンは、アセスルファメート、ベンゾアート、colawet ma−80、ファストグリーンFCF,イブプロフェン、ペニシリンG、ピペラシリン、サッカリネート、サリチラート、サリチラート、スルファセタミド、またはtrans−シンナマートのうちの1つ以上を含む、請求項31〜85のいずれかに記載の組成物。
【請求項87】
前記組成物は、カチオンジデシルジメチルアンモニウムを含み、前記アニオンはサッカリネート、(S)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレン酢酸、2−[(2,6−ジクロロフェニル)アミノ]−ベンゼンアセタート、2−[(2,6−ジクロロフェニル)アミノ]−ベンゼンアセタート、2−アセトキシベンゾアート、アセスルファメート、ベンゾアート、colawet ma−80、ファストグリーンFCF,イブプロフェン、マンデラート、N−[4−[[(2−アミノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−6−プテリジニル)メチル]アミノ]ベンゾイル]−L−グルタメート、ニコチナート、ペニシリンG、ピペラシリン、p−トルエンスルホナート、サリチラート、スルファセタミド、またはtrans−シンナマートのうちの1つ以上を含む、請求項31〜86のいずれかに記載の組成物。
【請求項88】
前記組成物は、カチオンヘキサデシルピリジニウムを含み、前記アニオンはcolawet ma−80、ファストグリーンFCF,ペニシリンG、ピペラシリン、またはスルファセタミドのうちの1つ以上を含む、請求項31〜87のいずれかに記載の組成物。
【請求項89】
前記組成物は、前記カチオンヘキサデシルピリジニウムを含み、前記アニオンはクロフェンセット、フルロキシピル、ジフルフェンゾピル、メソスルフロン、プロヘキサジオン、パントプラゾール、リセドロン酸、ロサルタン、ラベプラゾール、ホシノプリル、セフチオキソン、アトルバスタチン、プラバスタチン、アレンドロナート、モンテルカスト、タゾバクタム、アルラレッドAC、タートラジン、インジゴチン、エリスロシン、またはサンセットイエローのうちの1つ以上を含む、請求項31〜88のいずれかに記載の組成物。
【請求項90】
前記組成物は、前記カチオンジデシルジメチルアンモニウムを含み、前記アニオンはクロフェンセット、フルロキシピル、ジフルフェンゾピル、メソスルフロン、プロヘキサジオン、パントプラゾール、リセドロン酸、ロサルタン、ラベプラゾール、ホシノプリル、セフチオキソン、アトルバスタチン、プラバスタチン、アレンドロナート、モンテルカスト、タゾバクタム、アルラレッドAC、タートラジン、インジゴチン、エリスロシン、またはサンセットイエローのうちの1つ以上を含む、請求項31〜89のいずれかに記載の組成物。
【請求項91】
前記組成物は、前記カチオンベンザルコニウムを含み、前記アニオンはクロフェンセット、フルロキシピル、ジフルフェンゾピル、メソスルフロン、プロヘキサジオン、パントプラゾール、リセドロン酸、ロサルタン、ラベプラゾール、ホシノプリル、セフチオキソン、アトルバスタチン、プラバスタチン、アレンドロナート、モンテルカスト、タゾバクタム、アルラレッドAC、タートラジン、インジゴチン、エリスロシン、またはサンセットイエローのうちの1つ以上を含む、請求項31〜90のいずれかに記載の組成物。
【請求項92】
前記組成物は、前記アニオンドキュセート、ベンザルコニウム、ラニチジン、銀イオン、またはメペンゾラートのカチオンを含む、請求項31〜91のいずれかに記載の組成物。
【請求項93】
前記組成物は、前記カチオンベンザルコニウムを含み、前記アニオンは、チメロサル、スルファチアゾール、メペンゾラートおよびドキュセートの組み合わせ、スルファチアゾールおよびサッカリネートの組み合わせ、またはサッカリネートおよびアセスルファメートの組み合わせを含む、請求項31〜92のいずれかに記載の組成物。
【請求項94】
前記組成物は、前記カチオンヘキサデシルピリジニウムを含み、前記アニオンは、スルファチアゾール、バルプロエート、またはサッカリネートおよびアセスルファメートの組み合わせを含む、請求項31〜93のいずれかに記載の組成物。
【請求項95】
前記少なくとも1種類のカチオンは、ジウンデシルジメチルアンモニウムを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは、スルファセタミド、アセスルファメート、イブプロフェン、ベンゾアート、またはサッカリネートを含む、請求項31〜94のいずれかに記載の組成物。
【請求項96】
前記組成物は、銀カチオン、および前記アニオンリドカインを含む、請求項31〜95のいずれかに記載の組成物。
【請求項97】
前記組成物は、前記カチオンプロメタジンを含み、前記アニオンはスルファセタミド、サッカリネート、葉酸塩、ジクロフェナク、サリチラート、またはペニシリンGを含む、請求項31〜96のいずれかに記載の組成物。
【請求項98】
前記組成物は、前記カチオンイトラコナゾールを含み、前記アニオンはスルファセタミド、ドキュセート、またはcolawet ma−80を含む、請求項31〜97のいずれかに記載の組成物。
【請求項99】
被験体の微生物感染を抑制する、または治療する方法であって、有効な量の請求項31〜98のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、方法。
【請求項100】
表面の細菌汚染を抑制する、または処理する方法であって、有効な量の請求項31〜98のいずれかに記載の組成物を前記表面に接触させることを含む、方法。
【請求項101】
被験体の部位に麻酔をかける方法であって、前記被験体の前記部位にリドカインドキュセートを含むイオン性液体組成物を接触させる、方法。
【請求項102】
請求項31〜98のいずれかに記載の組成物を含む、送達デバイス。
【請求項103】
少なくとも1種類のカチオンおよび少なくとも1種類のアニオンを含む組成物であって、前記組成物は、温度が約150℃またはそれより低いときに液体であるイオン性液体であり、前記少なくとも1種類のカチオン、前記少なくとも1種類のアニオン、またはその両方は農薬活性物質である、組成物。
【請求項104】
前記組成物は、1種類のアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項103に記載の組成物。
【請求項105】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項103〜104のいずれかに記載の組成物。
【請求項106】
前記組成物は、1種類より多くのカチオンと1種類のアニオンとを含む、請求項103〜105のいずれかに記載の組成物。
【請求項107】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類より多くのカチオンとを含む、請求項103〜106のいずれかに記載の組成物。
【請求項108】
前記組成物は、温度が約125℃またはそれより低いときに液体である、請求項103〜107のいずれかに記載の組成物。
【請求項109】
前記組成物は、温度が約75℃またはそれより低いときに液体である、請求項103〜108のいずれかに記載の組成物。
【請求項110】
前記組成物は、温度が約50℃またはそれより低いときに液体である、請求項103〜109のいずれかに記載の組成物。
【請求項111】
前記組成物は、温度が約25℃またはそれより低いときに液体である、請求項103〜110のいずれかに記載の組成物。
【請求項112】
前記組成物は、温度が約−30℃から約150℃であるときに液体である、請求項103〜111のいずれかに記載の組成物。
【請求項113】
前記組成物は、温度が約0℃から約120℃であるときに液体である、請求項103〜112のいずれかに記載の組成物。
【請求項114】
前記組成物は、温度が約37℃であるときに液体である、請求項103〜113のいずれかに記載の組成物。
【請求項115】
前記組成物は、温度が少なくとも約4℃の温度範囲のときに液体である、請求王103〜114のいずれかに記載の組成物。
【請求項116】
前記組成物は、全イオン性液体組成物の約10重量%未満の溶剤、防腐剤、染料、着色料、増粘剤、界面活性剤、粘度調整剤、またはそれらの混合物をさらに含む、請求項103〜115のいずれかに記載の組成物。
【請求項117】
前記組成物は、非イオン性農薬活性物質または除草活性物質を含む、請求項103〜116のいずれかに記載の組成物。
【請求項118】
前記少なくとも1種類のカチオンは、農薬活性物質である、請求項103〜117のいずれかに記載の組成物。
【請求項119】
前記少なくとも1種類のアニオンは、農薬活性物質である、請求項103〜118のいずれかに記載の組成物。
【請求項120】
前記少なくとも1種類のカチオンおよびアニオンは、両方とも農薬活性物質である、請求項103〜119のいずれかに記載の組成物。
【請求項121】
前記少なくとも1種類のカチオンは4級アンモニウムイオンを含む、請求項103〜120のいずれかに記載の組成物。
【請求項122】
前記少なくとも1種類のカチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、クロミウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、または有機金属カチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは前記農薬活性物質である、請求項103〜121のいずれかに記載の組成物。
【請求項123】
前記少なくとも1種類のアニオンは、少なくとも1つの酸素原子、少なくとも1つの硫黄原子、または少なくとも1つの酸素原子および少なくとも1つの硫黄原子を含む、請求項103〜122のいずれかに記載の組成物。
【請求項124】
前記少なくとも1種類のアニオンは、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、酢酸塩、PF、BF、トリフレート、ノナフレート、ビス(トリフリル)アミド、トリフルオロアセタート、ヘプタフルロロブタノアート、またはハロアルミネートを含む、請求項103〜123のいずれかに記載の組成物。
【請求項125】
前記農薬活性物質は、カルフェントラゾン−エチル、スルフェントラゾン、クロマゾン、ジクロフォップ−メチル、オキサミルプロパルギット、プロスルフロン、ピリデート、ピリフタリド、S−メトラクロル、シマジン、テルブチルアジン、テルブトリン、トリアスルフロン、トリフロキシスルフロン、トリネキサパック−エチル、アメトリン、アトラジン、ベノキサコール、ビフェンスリン、ブタフェナシル、クロルトルロン、シノスルフロン、クロジナホップ、クロキントセット、デスメトリン、ジカンバ、ジメタクロル、ジメタメトリン、DTPANaFe、EDDHANaFe、フェンクロリム、フルメトラリン、フルメチュロン、フルチアセトメチル、ハロスルフロン、イソプロチュロン、メトブロムロン、メトラクロル、ノルフルランゾン、オキサスルフロン、ピペロホス、プレチラクロル、プリミスルフロン、プロメトリン、プロパキザホップ、アシベンゾラル−S−メチル、クロロタロニル、シプロコナゾル、シプロジニル、ジフェノコナゾール、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フララキシル、メタラキシル、メタラキシル−M、オキサジキシル、ペンコナゾール、プロピコナゾール、ピリフェノックス、チアベンダゾール、アバメクチン、ブロモプロピレート、シペルメスリン、シペルメスリンハイ−シス、シロマジン、ジアフェンチウロン、ジアジノン、ジクロルボス、ジスルホトン、エマメクチンベンゾアート、フェノクシカルブ、ホルモチオン、フラチオカルブ、ルフェヌロン、メチダチオン、ペルメスリン、コドレモン、ホスファミドン、プロフェノホス、ピメトロジン、キナルホス、テラゾール、チアメトキサム、チオシクラム、チオメトン、トリアラート、トリフロキシストロビン、ビンクロゾリン、ゼタシペルメスリン、プロヘキサジオン、またはそれらのイオン誘導体を含む、請求項103〜124のいずれかに記載の組成物。
【請求項126】
エリア内の有害生物を制御する方法であって、有効な量の請求項103〜125のいずれかに記載の組成物を前記エリアに施すことを含む、方法。
【請求項127】
請求項103〜125いずれかに記載の組成物を含む、送達デバイス。
【請求項128】
少なくとも1種類のカチオンおよび少なくとも1種類のアニオンを含む組成物であって、前記組成物は、温度が約150℃またはそれより低いときに液体であり、前記少なくとも1種類のカチオン、前記少なくとも1種類のアニオン、またはその両方は除草活性物質である、組成物。
【請求項129】
前記組成物は、1種類のアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項128に記載の組成物。
【請求項130】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項128〜129のいずれかに記載の組成物。
【請求項131】
前記組成物は、1種類より多くのカチオンと1種類のアニオンとを含む、請求項128〜130のいずれかに記載の組成物。
【請求項132】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類より多くのカチオンとを含む、請求項128〜131のいずれかに記載の組成物。
【請求項133】
前記組成物は、温度が約125℃またはそれより低いときに液体である、請求項128〜132のいずれかに記載の組成物。
【請求項134】
前記組成物は、温度が約75℃またはそれより低いときに液体である、請求項128〜133のいずれかに記載の組成物。
【請求項135】
前記組成物は、温度が約50℃またはそれより低いときに液体である、請求項128〜134のいずれかに記載の組成物。
【請求項136】
前記組成物は、温度が約25℃またはそれより低いときに液体である、請求項128〜135のいずれかに記載の組成物。
【請求項137】
前記組成物は、温度が約−30℃から約150℃であるときに液体である、請求項128〜136のいずれかに記載の組成物。
【請求項138】
前記組成物は、温度が約37℃であるときに液体である、請求項128〜137のいずれかに記載の組成物。
【請求項139】
前記組成物は、少なくとも4℃の温度範囲のときに液体である、請求項128〜138のいずれかに記載の組成物。
【請求項140】
前記組成物は、温度が約0℃から約120℃であるときに液体である、請求項128〜139のいずれかに記載の組成物。
【請求項141】
前記組成物は、全組成物の約10重量%未満の溶剤、防腐剤、染料、着色料、増粘剤、界面活性剤、粘度調整剤、またはそれらの混合物をさらに含む、請求項128〜141のいずれかに記載の組成物。
【請求項142】
前記組成物は、非イオン性農薬活性物質、除草活性物質、または植物性食品添加物をさらに含む、請求項128〜141のいずれかに記載の組成物。
【請求項143】
前記少なくとも1種類のカチオンは、除草活性物質である、請求項128〜142のいずれかに記載の組成物。
【請求項144】
前記少なくとも1種類のアニオンは、除草活性物質である、請求項128〜143のいずれかに記載の組成物。
【請求項145】
前記少なくとも1種類のカチオンおよびアニオンは、両方とも除草剤である、請求項128〜144のいずれかに記載の組成物。
【請求項146】
前記少なくとも1種類のカチオンは、4級アンモニウムイオンを含む、請求項128〜145のいずれかに記載の組成物。
【請求項147】
前記少なくとも1種類のカチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、クロミウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、または有機金属カチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは、前記除草活性物質を含む、請求項128〜146のいずれかに記載の組成物。
【請求項148】
前記少なくとも1種類のアニオンは、少なくとも1つの酸素原子、少なくとも1つの硫黄原子、または少なくとも1つ酸素原子と少なくとも1つの硫黄原子を含む、請求項128〜147のいずれかに記載の組成物。
【請求項149】
前記少なくとも1種類のアニオンは、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、酢酸塩、PF、BF、トリフレート、ノナフレート、ビス(トリフリル)アミド、トリフルオロアセタート、ヘプタフルロロブタノアート、またはハロアルミネートを含む、請求項128〜148のいずれかに記載の組成物。
【請求項150】
前記除草活性物質は、カルフェントラゾン、イマザピル、ベネフィン、アシフルオルフェン、2−[2−クロロ−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシメチル)−4−メチルスルホニルベンゾイル]シクロヘキサン−1、エトキシスルフロン、フルメトスラム、ハロスルフロン、イマザモックス、イマザピル、イマザキン、イマゼタピル、メトスラム、ニコスルフロン、プリミスルフロン、プロスルフトン、リムスルフロン、シフェンスルフロンメチル、トリフルスルフロン、N−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル]−2−ジメチルアミノカルボニル−5−ホルミルアミノベンゼンスルホンアミド、アメトリン、アトラジン、ブロモキシニル、シアナジン、ジウロン、ヘキサジノン、メトリブジン、ピリデート、テルブチラジン、コピラリド、ジカンバ、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、ブチラート、EPTC、フェノキサプロップ−P−エチル、アセトクロル、アラクロル、ジメテナミド、フルフェナセット、メフェナセット、メトラクロル、S−メトラクロル、テニルクロル、フルチアセット−メチル、カルフェントラゾン−エチル、イソキサフルトール、メソトリオン、スルコトリオン、4−(4−トリフルオロメチル−2−メチルスルホニルベンゾイル)−5−ヒドロキシ−1−メチル−3−メチルピラゾール、グリホサート、ペンジメタリン、トリフルラリン、アスラム、トリアジフラム、ジフルフェニカン、グルホシネートアンモニウム、クロフェンセット、フルロキシピル、メソスルフロン、ジフルフェンゾピル、またはそれらのイオン誘導体を含む、請求項128〜149のいずれかに記載の組成物。
【請求項151】
エリア内の植物の成長を制御する方法であって、有効な量の請求項128〜150のいずれかに記載の組成物を前記エリアに施すことを含む、方法。
【請求項152】
請求項128〜150のいずれかに記載の組成物を含む、送達デバイス。
【請求項153】
少なくとも1種類のカチオンおよび少なくとも1種類のアニオンを含む組成物であって、前記組成物は温度が約150℃あるいはそれより低いときに液体であり、前記少なくとも1種類のカチオン、前記少なくとも1種類のアニオン、またはそれらの両方が食品添加剤もしくは栄養補助食品である、組成物。
【請求項154】
前記組成物は、1種類のアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項153に記載の組成物。
【請求項155】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類のカチオンとを含む、請求項153〜154のいずれかに記載の組成物。
【請求項156】
前記組成物は、1種類より多くのカチオンと1種類のアニオンとを含む、請求項153〜155のいずれかに記載の組成物。
【請求項157】
前記組成物は、1種類より多くのアニオンと1種類より多くのカチオンとを含む、請求項153〜156のいずれかに記載の組成物。
【請求項158】
前記組成物は、温度が約125℃またはそれより低いときに液体である、請求項153〜157のいずれかに記載の組成物。
【請求項159】
前記組成物は、温度が約75℃またはそれより低いときに液体である、請求項153〜158のいずれかに記載の組成物。
【請求項160】
前記組成物は、温度が約50℃またはそれより低いときに液体である、請求項153〜159のいずれかに記載の組成物。
【請求項161】
前記組成物は、温度が約25℃またはそれより低いときに液体である、請求項153〜160のいずれかに記載の組成物。
【請求項162】
前記組成物は、温度が約−30℃から約150℃であるときに液体である、請求項153〜161のいずれかに記載の組成物。
【請求項163】
前記組成物は、温度が約0℃から約120℃であるときに液体である、請求項153〜162のいずれかに記載の組成物。
【請求項164】
前記組成物は、温度が約37℃であるときに液体である、請求項153〜163のいずれかに記載の組成物。
【請求項165】
前記組成物は、少なくとも4℃の温度範囲のときに液体である、請求項153〜164のいずれかに記載の組成物。
【請求項166】
前記組成物は、全組成物の約10重量%未満の溶剤、防腐剤、染料、着色料、増粘剤、界面活性剤、粘度調整剤、またはそれらの混合物をさらに含む、請求項153〜165のいずれかに記載の組成物。
【請求項167】
非イオン性製薬活性物質、栄養補助剤、または食品添加剤をさらに含む、請求項153〜166のいずれかに記載の組成物。
【請求項168】
前記少なくとも1種類のカチオンは、食品添加剤、または栄養補助剤である、請求項153〜167のいずれかに記載の組成物。
【請求項169】
前記少なくとも1種類のアニオンは、食品添加剤、または栄養補助剤である、請求項153〜168のいずれかに記載の組成物。
【請求項170】
前記少なくとも1種類のカチオンおよびアニオンは両方とも食品添加剤であるか、両方とも栄養補助剤であるか、または一方が食品添加剤であり、他方が栄養補助剤である、請求項153〜169のいずれかに記載の組成物。
【請求項171】
前記少なくとも1種類のカチオンは、4級アンモニウムを含む、請求項153〜170のいずれかに記載の組成物。
【請求項172】
前記少なくとも1種類のカチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、クロミウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、または有機金属カチオンを含み、前記少なくとも1種類のアニオンは前記栄養補助剤を含む、請求項153〜171のいずれかに記載の組成物。
【請求項173】
前記少なくとも1種類のアニオンは、少なくとも1つの酸素原子、少なくとも1つの硫黄原子、または少なくとも1つの酸素原子と少なくとも1つの硫黄原子を含む、請求項153〜172のいずれかに記載の組成物。
【請求項174】
前記少なくとも1種類のアニオンは、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、酢酸塩、PF、BF、トリフレート、ノナフレート、ビス(トリフリル)アミド、トリフルオロアセタート、ヘプタフルロロブタノアート、またはハロアルミネートを含む、請求項153〜173のいずれかに記載の組成物。
【請求項175】
前記少なくとも1種類のカチオン、少なくとも1種類のアニオン、またはその両方は、食品添加剤であり、前記食品添加剤はFD&CレッドNo.40、FD&CイエローNo.5、FD&CブルーNo.2、FD&CレッドNo.3、またはFD&CイエローNo.6、またはそれらのイオン誘導体を含む、請求項153〜174のいずれかに記載の組成物。
【請求項176】
前記少なくとも1種類のカチオン、前記少なくとも1種類のアニオン、またはその両方は栄養補助剤であり、前記栄養補助剤は、脂肪酸、コレステロール、ビタミン、ミネラル、微量元素、またはそれらのイオン誘導体を含む、請求項153〜175のいずれかに記載の組成物。
【請求項177】
請求項153〜176のいずれかに記載の組成物を含む、送達デバイス。
【請求項178】
a.1つ以上の種類のカチオンおよび1つ以上の種類のアニオンを準備し、前記カチオンまたは前記アニオン、あるいは前記カチオンおよびアニオンの両方がエネルギー的性質をもつものとすること;あるいは1つ以上の種類のカチオン前駆体および1つ以上の種類のアニオン前駆体を準備し、イオン化されたときに、前記カチオン前駆体もしくは前記アニオン前駆体、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体の両方がエネルギー的性質をもつものとすること、
b.前記カチオンおよび前記アニオン、または前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体を組み合わせることにより、温度が約150℃またはそれより低いときに液体であるイオン性液体を生成すること、
を含む、組成物を調製する方法。
【請求項179】
前記カチオンおよび前記アニオンの組み合わせは、メタセシス反応によってなされる、請求項178に記載の方法。
【請求項180】
前記カチオン前駆体および前記アニオン前駆体の組み合わせは、酸塩基中和反応によってなされる、請求項178〜179のいずれかに記載の方法。
【請求項181】
前記カチオン前駆体が少なくとも1つのカルボキシラート基をもつ双極性イオンを含み、前記アニオン前駆体が中性酸または塩を含み、前記カチオン前駆体およびアニオン前駆体を組み合わせると、脱炭酸反応をもたらす、請求項178〜180のいずれかに記載の方法。
【請求項182】
少なくとも前記カチオンまたは前記カチオン前駆体は、前記エネルギー的性質をもつ、請求項178〜181のいずれかに記載の方法。
【請求項183】
少なくとも前記アニオンまたは前記アニオン前駆体は、前記エネルギー的性質をもつ、請求項178〜182のいずれかに記載の方法。
【請求項184】
前記カチオンおよび前記アニオンの両方、または前記カチオン前駆体およびアニオン前駆体の両方は、エネルギー的性質をもつ、請求項178〜183のいずれかに記載の方法。
【請求項185】
非イオン成分を準備すること、ならびに前記非イオン成分を前記カチオン、前記アニオン、前記カチオン前駆体、前記アニオン前駆体、前駆カチオンおよびアニオンの組み合わせ、または前記カチオン前駆体およびアニオン前駆体の組み合わせと組み合わせることをさらに含む、請求項178〜184のいずれかに記載の方法。
【請求項186】
1種類のカチオンまたはカチオン前駆体、および1種類のアニオンまたはアニオン前駆体が組み合わされる、請求項178〜185のいずれかに記載の方法。
【請求項187】
1種類のカチオンまたはカチオン前駆体、および1種類より多くのアニオンまたはアニオン前駆体が組み合わされる、請求項178〜186のいずれかに記載の方法。
【請求項188】
1種類のアニオンまたはアニオン前駆体、および1種類より多くのカチオンまたはカチオン前駆体が組み合わされる、請求項178〜187のいずれかに記載の方法。
【請求項189】
1種類より多くのカチオンまたはカチオン前駆体、および1種類より多くのアニオンまたはアニオン前駆体が組み合わされる、請求項178〜188のいずれかに記載の方法。
【請求項190】
前記組成物は、温度が約125℃またはそれより低いときに液体である、請求項178〜189のいずれかに記載の方法。
【請求項191】
前記組成物は、温度が約−30℃から約150℃であるときに液体である、請求項178〜190のいずれかに記載の方法。
【請求項192】
前記組成物は、少なくとも4℃の温度範囲のときに液体である、請求項178〜191のいずれかに記載の方法。
【請求項193】
少なくとも1種類のカチオンおよび少なくとも1種類のアニオンを含む組成物であって、前記組成物は温度が約150℃あるいはそれより低いときに液体であるイオン性液体であり、前記少なくとも1種類のカチオン、前記1種類のアニオン、あるいはその両方はエネルギー化合物である、組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2009−511497(P2009−511497A)
【公表日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−534766(P2008−534766)
【出願日】平成18年10月10日(2006.10.10)
【国際出願番号】PCT/US2006/039454
【国際公開番号】WO2007/044693
【国際公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【出願人】(507394569)ザ ユニバーシティ オブ アラバマ (3)
【Fターム(参考)】