説明

大容量ディスペンサー容器

【課題】より経済的で、より高容量のディスペンサー容器を提供する。
【解決手段】本発明に係るディスペンサー容器は、実質的に垂直方向に方向付けられ、かつ複数個の保護物品を収容するように構成されたチャンバーを備え、前記チャンバーは開口部を有し、前記開口部が、その輪郭に沿って次第に狭くなる又は細くなる部分を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、米国特許仮出願第60/781、617号(2006年3月10日出願)の優先権を主張する。
【0002】
本発明は、例えば手袋やフェイスマスクなどの保護物品を格納し提供するためのディスペンサー容器ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0003】
例えば手袋やフェイスマスクなどの保護物品用の従来の容器は、多くの場合はティッシュ箱と似ている。従来の容器は、例えば、数ペア毎にカフと指先の向きを互い違いにしながら一枚一枚積み重ねられた手袋を収容する。前記従来の容器は、一般に、従来の容器は、直方体に形成され、水平に配置される傾向にある。従来の容器におけるユーザーが保護物品に近づくための開口部は、ティッシュ箱の開口部と同様であり、容器の上面に単純な長方形又は楕円形の形状で形成されている。従来の手袋ディスペンサー容器は、一般に、約100個の手袋を保持することができる。比較的多量の手袋が使用される実験室又は臨床設定では、手袋の箱が短期間に消費される(例えば、数日〜1週間)。手袋の数を多くするために、従来のディスペンサー容器と同じ設置面積を保ちつつ、前記ディスペンサー容器をより深い箱にすると、ユーザーにとって問題が生じる。第一に、手袋が消費されて手袋へのアクセスが底の方になるにしたがって、手袋をつかむのが難しくなる。また、箱をより深くすると、ユーザーは手をディスペンサー容器内により深く入れなければならないので、開口部を大きくする必要がある。しかし、開口部を大きくすると手袋が容器の外側の汚染物質に暴露される可能性が高まるので、開口部を大きくすることは良くない。
【0004】
そのため、手袋の大量保持と容器の消費減少とができるように、機能的容器内により大量の製品を収容することができる、より優れたディスペンサー容器が求められている。より経済的で、より高容量の容器は、いくつかの利点を有する。消費者にとっては、容器をより大きくすると、箱を頻繁に取り替える必要がなくなる及び単位当たりの消費コストが低くなるので、ユーザーの利便性が向上する。そして、製造者にとっては、容器をより大きくすると、単位当たりの材料及び製造コストを削減することができる。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、容器システム及びそのデザインに関する。この新規なデザインでは、手袋の収納方向を、従来の水平配置から垂直配置に変更した。全ての手袋は、カフ側が上側を向くように、同一方向に方向付けされる。製品の方向付けは、ユーザーが製品に接近して前記容器から取り出すのを容易にする。従来では、製品の中央又は手の平の領域の近傍をつまんで引っ張ることにより手袋を取り出していたが、本発明に係る容器デザインでは、ユーザーがカフ領域をつまんで引っ張ることにより手袋を取り出すことができる。このことにより、実験作業でサンプルを扱う又は医療従事者が患者と接触する手袋本体の他の領域に対しての物理的な汚染を防止することができる。
【0006】
ディスペンサー容器ユニット10は、ユーザーが前記容器の収容物に近づくための開口部2を有する。前記開口部は、第1の端部領域6と第2の端部領域8との間に、開口が次第に狭くなる又は細くなる部分4を有する。前記第1及び第2の端部領域は、図2A〜2D及び図3Aに示すように、対称又は非対称の形状であり得る。前記第1の端部領域は、前記第2の端部領域よりもサイズが著しく大きい。前記開口部は、犬の骨又は砂時計状の形状の輪郭を有する。あるいは、前記開口部は、長方形、台形、三角形、涙滴状の形状、又はパドル状の形状の輪郭を有する。
【0007】
前記容器は、必要とあれば、前記容器を180度反転させることなく製品を前記パッケージの両側から同時にディスペンスできるように構成することができる。ある実施形態では、内部の差込み又は仕切り12が、ディスペンサー全体を両方とも製品を収容する2つのチャンバー14a及び14bに分割すると共に、構造的完全性をもたらすために前記容器に物理的強度を加える。また、容器箱10の上面パネル17に設けられた取っ手16によって、前記ディスペンサーの持ち運びが可能となり、移動する在宅ヘルスケア看護師や救命士(emergency medical technician:EMT)に関連する共通の課題に対処することができる。ある実施形態では、丸められた又は面取りされた4つの角18が全体デザインに加えられ、保護物品を開口部でディスペンスするために、保護物品を中央に集めるのを助ける。2つ又は多数のチャンバーを備えるディスペンサー容器の基部20の設置面積は、前記容器の安定性を確保するために十分に大きい面積にすべきである。したがって、前述したディスペンスの特性の組み合わせが得られる。前記ディスペンサーが片側だけに存在すると、不安定となり、製品を取り出す際に倒れやすくなる。また、前記ディスペンサーが片側だけに存在する場合に、安定させるために前記基部十分に大きくすると、奥行きが大きくなり過ぎるので、手袋供給の最後の方では効率良くディスペンスすることができない。
【0008】
本発明のさらなる特徴及び利点を、以下の詳細な説明に開示する。前述の要約及び後述する説明は、単に本発明を例示するためのものであることに留意されたい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は一つには、比較のために図1A及び図1Bに示したトップパネルに比較的幅広い開口部1aを有する従来の容器箱1とは異なり、実質的に垂直方向に方向付けられたチャンバーを取り囲むハウジングを備えたディスペンサー容器ユニットに関する。ある実施形態では、前記容器は、従来のディスペンサー容器と実質的に同一の設置面積で大量の製品を提供することができる、2つの又は多数のチャンバーを備えたディスペンサーユニットを含む。前記容器は、従来の保護物品用ディスペンサーよりも、少なくとも50%、最大で約200%、又はそれ以上の容量で格納及びディスペンスすることができる。
【0010】
各チャンバーは、例えば検診用手袋又はフェイスマスクなどの複数の保護物品を収容するように構成される。前記チャンバーは、ユーザーが前記ハウジングの一側面から前記チャンバーの内部に近づくために、前記側面に沿って少なくとも1つのアパーチャ又は開口部を有する。前記開口部は、前記開口部の或る部分に沿って次第に狭くなるまたは細くなる輪郭を有するように形成される。前記次第に狭くなる又は細くなる部分は、前記開口部の中央若しくは中心の近傍、又は前記開口部の一端に位置することが望ましい。したがって、前記次第に狭くなる又は細くなる部分は、概して、犬の骨、砂時計、涙滴(tear-drop)、又はパドル(paddle)状の形状に形成される。添付図面2A〜2Dは、開口2の形状のいくつかの具体例を示す。各容器箱は折り曲げられておらず二次元の平面に展開されており、それを通ってユーザーが内部に収容された保護物品に近づくことができる開口部の様々なデザインと、容器箱における例えばタブ、フランジ及び折り重ね領域などの他の構造部品が示されている。図2Aは、互いに近づくように次第に狭くなる直線又は曲線の長手方向の両辺と、丸められた又は弓なりの短手方向の端部とを有する、台形よりも長方形に近い形状の輪郭を持つ開口部を示す。図2Bは、概して円形又は丸い形状の部分2aと、前記円形形状の部分から延びる次第に細くなる長い尾状の形状の部分2bとを有する輪郭を持つ開口部を示す。図2Cは、一端が他端よりも大幅に大きい、非対称の砂時計又は犬の骨の形状の開口部を示す。また、大きい砂時計の形状の開口部が、図2Dに示されている。前記容器箱を適切に折り曲げて組み立てた際に上面パネルから延びるようにデザインされた取っ手19をユーザーが折り曲げる又は引き出すことができるように、前記容器箱のパネルの或る部分には予めミシン目が入れられている。
【0011】
図3Aは、他のディスペンサー容器のデザインにおける、前述の図と同様の折り曲げられていない平面に展開されたパネルを示す。図3Bは、図3Aのディスペンサー容器を適切に組み立てた状態を示す斜視図である。前記ディスペンサーの上面から取っ手が延びている。前記ディスペンサー箱は、背中合わせに配置された2つのチャンバーを含んでいる。前記容器の一端のパネル平面の一部を形成する開口部2は、犬の骨又は砂時計状の形状の輪郭を有する。図示するように、開口部2の一端部2aは、他端部2bよりも比較的幅広い又は大きい。前記開口部は、使用のために開ける準備ができるまで前記ディスペンサーの収容物を保護するために、ミシン目が入ったカードで覆われる。本実施形態では、前記開口部は、わずかにより大きい上端と、より小さい下端とを有する。同一の開口部が、前記ディスペンサー箱の反対側のパネル面に設けられる。
【0012】
図4A及び図4Bに示すように、取っ手16が、組み立てられた容器の上面パネルから突出している。前記取っ手は、ユーザーの手の形に切り抜くことなくユーザーが容易に持ち上げることができ、柔軟性を有し、かつ前記上面パネルが裂けることなく満杯のディスペンサー容器の重量を運ぶのに十分な強度を有することが望ましい。一般的に、前記取っ手は、ある種の柔軟なプラスチック、硬い熱可塑性材料、織布、不織布材料、又はそれらの組み合わせから作成することができる。例えば、前記取っ手の本体部を布又は不織布から作成し、前記取っ手の固定部を熱可塑性材料から作成することができる。
【0013】
図5Aは、前記開口部から前記カバーを剥がして取り外すことによって、ユーザーがディスペンサーの内部の収容物に近づく方法を示す。図5Bは、背中合わせに配置された2つの同一のチャンバーを備えたディスペンサー容器の透視図を示す。このディスペンサーのデザインの特徴は、全ての手袋が一方向を向いて収容されていることである。すなわち、全ての手袋において、カフは同じ側にあり、指先は同じ方向を指している。ここに示すように、好ましい実施形態では、全ての手袋は、カフ領域が上側となり指領域が下側となるように、垂直に方向付けられている。また、図5Bは、前記カフを掴むことにより、ユーザーが前記2つのディスペンサーの両側から手袋を引き出す方法を示している。このことにより、手袋の手の平、手の甲、又は指先の領域と接触し汚染することを防止することができる。個々のチャンバーの縦面積はその設置面積よりも大きいが、ディスペンサー箱を安定させるためには、ディスペンサー箱の設置面積はその縦面積より大きいことが望ましい。
【0014】
図6A及び図6Bは、一実施形態では、各チャンバーが最大で約250個の手袋を保持できることを示す。したがって、2つのチャンバーを備えたディスペンサー容器では、最大で約500個の手袋を収容することができる。他の実施形態では、それ以上又はそれ以下の個数の手袋を収容することができる。例えば、1つのチャンバーにつき最大で約275個の手袋を、つまり2つのチャンバーでは合計で最大で約550個の手袋を収容することができる。ディスペンサー当たりに収容される製品の数は、従来の手袋容器箱よりも著しく多くなる(2又は2.5倍〜5倍)。
【0015】
2つ又は多数のチャンバー(奇数又は偶数。偶数が好ましい)(例えば、3又は4)を組み合わせた容器の本体は、実質的に直角で直線的な形状を有することが望ましい。例えば、4つのチャンバーを組み合わせた容器は、各チャンバーが4つの角の1つを占める立方体であり得る。ある実施形態では、前記容器は、直角の、丸い、又は面取りされた角を有する。前記ディスペンサー容器の開口部は、前記容器ユニットの大きく曲がった又は面取りされた側面に設けられる。開口部が設けられる前記ディスペンサー容器の側面パネル又は正面パネルは、平面パネルであり反対側の対応するパネルと平行である(図示する)、又は隣り合う側面パネルと実質的に垂直である。あるいは、前記側面パネル又は正面パネルは、各チャンバーのサイズを最大化しその内部に製品をより多く収容するために、外側に向かって少し湾曲し前記容器の本体から突出する(図示せず)。
【0016】
前記容器ユニットからディスペンスされる例えば手袋やフェイスマスクなどの保護物品は、前記チャンバー内で予め定められた一定の方向に方向付けられる。そして、前記第1の端部領域は、前記保護物品の或る部分に略整合する位置又は近位に位置し、前記保護物品への接近を容易にするように構成されている。前記容器ユニットを手袋のディスペンスに使用する場合は、前記ユニットは、それらのカフが同じ方向に向けられた複数の手袋を収容するように構成された少なくとも1つのチャンバーを備える。前記チャンバーは、開口部を有する。前記開口部は、その第1の端部と第2の端部との間で次第に狭くなるように、実質的に砂時計状の形状に形成される。望ましい実施形態では、前記第1の端部は前記第2の端部よりも著しく大きくなるように、前記第1及び第2の端部は非対称に形成され、前記第1の端部は前記手袋のカフの近位に、ユーザーが前記手袋のカフに近づけるように構成される。前記ディスペンサー容器ユニットは、2つ又はそれ以上の別個のチャンバーを備えることができる。互いに対称的な配置にするためには、チャンバーの数は偶数であることが望ましい。各チャンバーは、寸法が等しい同様な容器よりも、単位体積当たり少なくとも約20〜50%以上の手袋を収容することができる。
【0017】
前記容器は、例えば板紙又はプラスチックから作成され、前記容器の上面パネルの上方に弧を描くように引き出すことができる取っ手をさらに備えることができる。この取っ手は、前記容器箱の運搬、移動、又は取り扱いを容易にすることができる。
【0018】
2つのチャンバーを備えることにより、ディスペンサー内に収容可能な手袋の個数を増やすことができる。また、手袋を垂直方向に収容することにより、前記容器の奥行きを大きくしても、手袋を水平方向に収容する従来の容器で生じる問題が起こらないので、チャンバー当たりの収容個数を従来の容器よりも多くすることができる。衛生上の理由により、手袋の手の平や指先の部分が汚染物質と接触するのを防止するために、箱から手袋を取り出すときは手袋のカフ領域を掴むことが好ましい。ユーザーは前記カフを掴むことができるので、他の手袋を汚染することはない。パネル開口部が次第に狭くなる又は細くなる形状を有することにより、手袋のカフを外側に引き出す際に、手袋がチャンバーからこぼれ落ちることを防止することができる。
【0019】
以上、図面を参照しつつ、本発明の概要について詳細に説明した。しかし、当業者であれば、上述の説明及び特許請求の範囲で規定した本発明の精神と範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更又は修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1A】手袋やフェイスマスクなどの保護物品を保持するための従来の容器箱の組み立て前の状態を示す平面展開図である。容器箱の上面となるパネルに開口部が設けられている。
【図1B】図1Aの容器箱を適切に折り曲げて組み立てた状態を示す斜視図である。この容器箱は、上面に楕円形状の開口部を有している。
【図2A】本発明に係る容器箱の様々な実施形態を示す図である。
【図2B】本発明に係る容器箱の様々な実施形態を示す図である。
【図2C】本発明に係る容器箱の様々な実施形態を示す図である。
【図2D】本発明に係る容器箱の様々な実施形態を示す図である。
【図3A】本発明に係る他の容器箱の組み立て前の状態を示す平面展開図である。
【図3B】図3Aの容器箱を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図4A】図3Bの容器箱を示す図であり、容器箱の上面から取っ手が突出した状態を示している。
【図4B】図4Aと同じ容器箱を示す図であり、容器箱が、手で運搬するために持ちやすく構成されたことを示している。
【図5A】図3Bの容器箱であり、前記開口部を覆う蓋又はカードストックパネルを、側面パネルの表面から部分的に取り離した状態を示す斜視図である。
【図5B】多数の手袋が垂直方向に配列された状態を示す透視図である。手袋は、カフを上側にして収容されており、ユーザーはカフを摘むことにより手袋を容器箱から引き出すことができる。
【図6A】隣り合わせに配置された2つのチャンバーを含む容器箱の切り欠き図である。各チャンバーは、所定の量の保護物品を保持するように構成されている。例えば、各チャンバーは約250個の手袋を保持し、2つのチャンバーで約500個の手袋を保持することができる。
【図6B】図6Aと同じ容器箱を示す図である。なお、各チャンバー内には、他の保護物品を収容することも可能である。また、各チャンバー内に収容される製品の個数は限定されるものではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスペンサー容器ユニットであって、
実質的に垂直方向に方向付けられ、かつ複数個の保護物品を収容するように構成されたチャンバーを備え、
前記チャンバーは開口部を有し、
前記開口部が、その輪郭に沿って次第に狭くなる又は細くなる部分を含むことを特徴とするユニット。
【請求項2】
請求項1に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記開口部は、前記チャンバーの側面に位置することを特徴とするユニット。
【請求項3】
請求項1に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記開口部は、第1及び第2の端部領域の間に位置する次第に狭くなる部分を含み、
前記第1及び第2の端部領域は、対称又は非対称の形状を有することを特徴とするユニット。
【請求項4】
請求項1に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記開口部は、犬の骨又は実質的に砂時計状の形状の輪郭を有することを特徴とするユニット。
【請求項5】
請求項1に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記開口部は、三角形、涙滴又はパドル状の形状の輪郭を有することを特徴とするユニット。
【請求項6】
請求項3に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記第1の端部領域は、大きさが前記第2の端部領域よりも著しく大きいことを特徴とするユニット。
【請求項7】
請求項1に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記保護物品は、前記チャンバー内で、予め定められた一方向に方向付けられ、
前記第1の端部領域は、前記保護物品の或る部分と略整合するように或いは前記或る部分の近位に位置し、前記保護物品への接近を容易にするようにしたことを特徴とするユニット。
【請求項8】
請求項1に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記保護物品は、手袋又はフェイスマスクを含むことを特徴とするユニット。
【請求項9】
ディスペンサー容器ユニットであって、
カフが同じ方向に方向付けられた複数個の手袋を収容する少なくとも1つのチャンバーを備え、
前記チャンバーは開口部を有し、
前記開口部が、その第1の端部と第2の端部との間で次第に狭くなる部分を含む実質的に砂時計状の形状の輪郭を有することを特徴とするユニット。
【請求項10】
請求項9に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記第1及び第2の端部は、非対称の形状を有することを特徴とするユニット。
【請求項11】
請求項9に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記第1の端部は、前記第2の端部よりも著しく大きく、
前記第1の端部は、前記手袋のカフの近位に位置し、前記手袋のカフに接近できるようにしたことを特徴とするユニット。
【請求項12】
請求項9に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
互いに対して対称となるように配置された2つの別個のチャンバーを備えることを特徴とするユニット。
【請求項13】
請求項9に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記開口部は、当該ユニットにおける大きく湾曲した又は面取りした側部を有する面内又はその近位に位置することを特徴とするユニット。
【請求項14】
請求項9に記載のディスペンサー容器ユニットであって、
前記チャンバーは、寸法が等しい同様な容器よりも、単位体積当たり少なくとも約20〜50%以上の手袋を収容することを特徴とするユニット。

【図1A】
image rotate

【図1B】
image rotate

【図2A】
image rotate

【図2B】
image rotate

【図2C】
image rotate

【図2D】
image rotate

【図3A】
image rotate

【図3B】
image rotate

【図4A】
image rotate

【図4B】
image rotate

【図5A】
image rotate

【図5B】
image rotate

【図6A】
image rotate

【図6B】
image rotate


【公表番号】特表2009−529465(P2009−529465A)
【公表日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−557876(P2008−557876)
【出願日】平成19年3月6日(2007.3.6)
【国際出願番号】PCT/IB2007/050738
【国際公開番号】WO2007/105145
【国際公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【出願人】(504460441)キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド (396)
【Fターム(参考)】