説明

太陽熱利用の蚊駆除器

【課題】 蓄熱材で蓄熱した太陽熱を利用して粘着シートを温め、且つ駆除部の底板の下面、換言すると駆除部で影になる暗い箇所に粘着シートを設けることにより、簡単な構造で、蚊を効率良く、確実に駆除できるようにし、また降雨や露で粘着シートが濡れることを防止できるようにする。
【解決手段】 蚊1を捕獲する粘着シート2を外面に設けている駆除部3と、この駆除部3を支持する脚4とで形成する。上記の駆除部3に、外からの太陽光を受けて太陽熱を蓄える蓄熱材12を収容する。この蓄熱材12の放熱を駆除部3の底板8に伝導し、この底板8の下面に、上記の粘着シート2を粘着面を下向きにして設ける。この粘着シート2を、上記の蓄熱材12の放熱で底板8を介して加温可能に形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蚊を粘着シートで捕獲して駆除する形式の蚊駆除器に関し、更に詳しくは太陽熱利用の蚊駆除器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の駆除器としては、例えば特許文献1、2に記載されているものがある。
特許文献1に記載の従来品は、脚の上部に、太陽電池と蓄電池を備えた誘引灯を設け、太陽光で発電した電気で誘引灯を点灯し、この光に集まる虫を粘着シートで捕獲する構造である。
また特許文献2に記載の従来品は、袋に入った血液類似の液体を太陽光で温め、蚊が袋内の液体を吸うと、液体が蚊の体内で凝固して蚊を駆除できるよう形成されている。
【0003】
ところで、太陽光を利用するこの種の器具は、屋外で使用するものである。従って、この種の器具は、粘着シート等の蚊の捕獲箇所が、降雨や露で濡れても捕獲性能を低下させることがないよう形成されているのが望ましい。
しかるに、特許文献1に記載の従来品は、粘着シートを誘引灯の周りに、縦向き等の状態で設けているものであったから、これによると、降雨や露で粘着シートが濡れ、粘着力が短期間で低下するのを避けられなかった。その結果、この従来品は、粘着シートの交換頻度が高くなり、粘着シートを充分使い切ることなく、新品に交換しなければならない、という問題点があった。
【0004】
また特許文献1に記載の従来品は、太陽光を利用するものではあっても、太陽光で誘引灯を点灯し、光で虫を集めて粘着シートで捕獲する構造であった。
従って、この従来品は、蛾などの光に集まる性質の虫には効果を発揮するが、暗い箇所を好んで飛翔する蚊には効果がなく、その結果、蚊の駆除器としては利用することができなかった。
【0005】
また、特許文献2に記載の従来品は、太陽光を利用し、一旦、水を温めてから、この水の熱を、熱交換させて血液類似の液体を温める構造である。
従って、これによると、太陽エネルギーの利用面で効率が悪く、また液体を温める構造が複雑になり、その結果、部品数が増加し、装置が割高になるのを避けられなかった。
【0006】
また、この従来品は、死滅した蚊が器具の周辺に散乱する、という問題があっただけではなく、特許文献1に記載の従来品と同様、屋外に設置したとき、降雨や露で薬液の袋が濡れ、その結果、蚊の捕獲性能が低下する、という問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2000−4755号公報
【特許文献2】特開2000−139318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
而して、蚊は、暗い所を好んで飛び、また人間の体温程度の温かい箇所に着地して人畜を刺し、その血を吸う性質がある。
本発明は、このような蚊の特性、及び従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
【0009】
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、太陽光を利用し、粘着シートで蚊を捕獲して駆除する器具において、蓄熱材で蓄熱した太陽熱を利用して粘着シートを温め、且つ駆除部の底板の下面、換言すると駆除部で影になる暗い箇所に粘着シートを設けることにより、簡単な構造で、蚊を効率良く、確実に駆除できるようにし、また降雨や露で粘着シートが濡れることを防止できるよう形成した太陽熱利用の蚊駆除器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本発明は、図1等に示されるように、蚊1を捕獲する粘着シート2が外面に設けられている駆除部3と、この駆除部3を支持する脚4とで形成されている蚊駆除器であって、上記の駆除部3に、外からの太陽光を受けて太陽熱を蓄える蓄熱材12が収容され、この蓄熱材12の放熱が駆除部3の底板8に伝導され、この底板8の下面に、上記の粘着シート2が粘着面を下向きにして設けられ、この粘着シート2が上記の蓄熱材12の放熱で底板8を介して加温可能に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
【0011】
本発明の場合、蓄熱材12は、硫酸ナトリウム水和物、酢酸ナトリウム水和物、パラフィン等を主原料とする市販品が使用される。ここで、粘着シート2を温める仕方としては、具体的には、蓄熱材12を駆除部3の底板8の上に直接置いて底板8を温めたり、或いは蓄熱材12の放熱を、例えば空気を媒介して底板8に伝導するよう形成することで実現される。
【0012】
また本発明の場合、駆除部3や脚4の形状、構造は、任意である。駆除部3は、通常、透光性の部材と断熱材とを組み合わせ、箱形等の形状に形成される。この場合、太陽光を受ける上面は、透光率が良くなるよう、透明な、例えばポリカーボネート製等のプラスチック板7で形成されているのが好ましい。
【0013】
また粘着シート2は、駆除部3の底板8に、簡単、迅速に着脱できるよう、例えば磁力を利用して吸着可能に形成されているのが好ましい。この場合、粘着シート2に、蚊1を誘引する薬剤20が取り付けられるのでも良い。
【0014】
而して、本発明は、駆除部3が密閉容器状に形成され、この駆除部3内が、上下方向に連通する状態で上側の区画室9と下側の区画室10とに仕切り板11で仕切られ、この仕切り板11が上下動自在に形成されていると共に、蓄熱材12が上側の区画室9に収容され、この上側の区画室9の温度が上昇して設定値に至ると仕切り板11を下降させて上側の区画室9と下側の区画室10との連通状態を遮断し、上側の区画室9の温度が設定値より下がると仕切り板11を上昇させて上側の区画室9と下側の区画室10とを連通させる動作機構13を備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
【0015】
なぜならこれによると、日中の受光量の多い時間帯に上側の区画室9の温度を最大限まで高め、この時間帯に駆除部3の底板8から熱が放散することを防止でき、日没などで上側の区画室9の温度が下がり、蚊1が活発に飛び回る夕方になると底板8を介して粘着シート2を温めることができ、その結果、蚊1の捕獲率を向上できるからである。
【0016】
この本発明の場合、動作機構13は、例えば設定値に至ると伸張したり変形する形状記憶合金製のバネやワイヤー等の部材を備えて形成されるのが良い。なぜなら、この場合は、特別に電源や、電気駆動のアクチュエータを必要とすることなく実現でき、構造を簡単化でき、コストを低廉化できるからである。
【0017】
また本発明は、駆除部3の底板8が、凸段差状の受熱部8aを備えて形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、底板8の表面積を増大でき、その分、熱の伝導性が良くなり、底板8を介して粘着シート2を温め易くなるからである。この本発明の場合、受熱部8aは、具体的には、半球状やブロック型の凸部が多数プレス成形されたり、底板8自体が波板状に形成されたり、或いは図1B等に示されるように、底板8が波形の凸湾曲面部8a1と、平面状部8a2とが交互に繰り返されて、ほぼ半波整流波形状に形成されることで実現される。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、このように形成されているから、これによると、蓄熱材で蓄熱した太陽熱を利用して簡単な構造で、蚊を駆除できる。
【0019】
また本発明は、粘着シートを温めることができるよう形成し、且つ駆除部の底板の下面、換言すると駆除部で影になる暗い箇所に粘着シートを設けている。
従って、本発明は、蚊の特性、即ち、温かい箇所に着地し、暗い箇所を好んで飛翔する、という蚊の特性に適合しているから、これによれば、蚊を効率良く、効果的に駆除できる。
【0020】
また本発明は、このように粘着シートが駆除部の下側に配置されている。
従って本発明の場合は、屋外に設置したとき、降雨や露で粘着シートが濡れることを防止できる。それ故、これによれば、粘着シートの粘着性能を長く維持でき、粘着シートの交換頻度を低下でき、ランニングコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の蚊駆除器の好適な一実施形態を示し、Aは使用状態時の側面図、Bは一部を切欠した要部断面図である。
【図2】同上蚊駆除器の駆除部の側面図である。
【図3】同上蚊駆除器の駆除部の底面図である。
【図4】図3のIV−IV線における要部断面図である。
【図5】A、Bとも同上蚊駆除器の動作機構の作用を説明するための要部断面図である。
【図6】図5AのVI−VI線における要部断面図である。
【図7】同上蚊駆除器の駆除部の平面図である。
【図8】同上蚊駆除器の他の実施形態を示し、Aは要部側面図、BはAのB―B線における要部正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本発明の蚊駆除器は、図1等に示されるように、蚊1を捕獲する粘着シート2が外面に設けられている駆除部3と、この駆除部3を支持する脚4とで形成されている。
【0023】
上記の駆除部3は、この実施形態では箱形の密閉容器状に形成されている。具体的には、駆除部3の周側壁5が、合成樹脂板で方形の枠状に形成され、その内面に発泡樹脂板6が貼られ、断熱質に形成されている。また駆除部3の上面は、透明のプラスチック板7(例えばポリカーボネート製)で塞がれ、下面は波形状の受熱部8aを備えた底板8で塞がれている。また駆除部3の周側壁5の下部5aは、この実施形態では周囲が段差状に張り出され、雨水等が底板8の下面に回り込むことを防止できるよう、カバー状に形成されている。
【0024】
また駆除部3内は、上下方向に連通する状態で上側の区画室9と下側の区画室10とに仕切り板11で仕切られている。この仕切り板11は、この実施形態では熱を遮断できるようプラスチック材で形成されていると共に、上下動自在に形成されている。
【0025】
また本発明は、外からの太陽光を受けて太陽熱を蓄える蓄熱材12が、上側の区画室9の載置部9aに載せられ、ゴムバンド等の固定具9bで固定されて収容されている。蓄熱材12は、この実施形態では酢酸ナトリウム水和物を主原料とし、これに融点調整剤等が添加された蓄熱物質を黒色樹脂袋に詰めた市販品が使用されている。
【0026】
またこの実施形態の本発明は、図1B、図5に示されるように、上側の区画室9の温度が上昇して設定値に至ると仕切り板11を下降させて上側の区画室9と下側の区画室10との連通状態を遮断し、上側の区画室9の温度が設定値より下がると仕切り板11を上昇させて上側の区画室9と下側の区画室10とを連通させる動作機構13を備えて形成されている。設定値は、この実施形態では60度に選定されている。
【0027】
14は、上記の動作機構13を構成するブラケットである。このブラケット14は、黒色に塗装された金属板がコの字形に折り曲げられて形成されている。そしてブラケット14は、図1B、図7等に示されるように、駆除部3の前後の側板の左右方向の中央位置に、前後の側板の内面に背板14aを当接させ、且つ上下にスペースをあけた状態で固定されている。
【0028】
また、図1B、図5において、15は動作機構13を構成する円筒体であり、16は形状記憶合金製のコイルバネであり、17は通常の金属製コイルバネである。
【0029】
上記の円筒体15は、ブラケット14の上板14bと下板14cを貫いて上下動自在にブラケット14に設けられている。この場合、円筒体15は、上板14bから突き出されている上端に、抜け止め用の係止板15aが取り付けられている。また下板14cから下方に突き出されている下端の拡大径部15bが、仕切り板11に固着されている。
【0030】
また円筒体15は、胴部中央に、フランジ15cが固定されている。そして、このフランジ15cとブラケット14の上板14bとの間に、上記の形状記憶合金製のコイルバネ16が、円筒体15に嵌め挿されて外装されている。またフランジ15cとブラケット14の下板14cとの間に、通常の金属製コイルバネ17が嵌め挿されて外装されている。
【0031】
而して、形状記憶合金製のコイルバネ16は、上側の区画室9の温度が上昇して設定値(この実施形態では60度C)に至ると、金属製コイルバネ17の弾発力に抗して伸張する。そして、形状記憶合金製のコイルバネ16が、円筒体15を押し下げ、円筒体15の下端に取り付けられている仕切り板11を下降させ、駆除部3内の下部周囲に方形の枠状に形成されている段差部18に仕切り板11を押し付ける。これにより、上側の区画室9と下側の区画室10は、連通状態が遮断される(図5B参照)。
【0032】
また通常の金属製コイルバネ17は、上側の区画室9の温度が設定値より下がると、その復元力により、仕切り板11を上昇させ、上側の区画室9と下側の区画室10とを連通させる(図5A参照)。仕切り板11は、図5Aに示されるように、常時は金属製コイルバネ17の弾発力でフランジ15cが押し上げられることにより、ブラケット14の下板14cの下面に、円筒体15の拡大径部15bを介して押し付けられている。
従って本発明の場合、上側の区画室9と下側の区画室10は、常時は連通している。
【0033】
この実施形態の本発明は、このようにして蓄熱材12の放熱が空気を媒介して駆除部3の底板8に伝導され、駆除部3の底板8が加温されるものである。
なお、本発明の場合、上記の仕切り板11の動きは、デジタル的になされるものではなく、アナログ的に実現される。
【0034】
また上記の駆除部3の底板8は、受熱部8aが、この実施形態では波形の凸湾曲面部8a1と、平面状部8a2とが交互に繰り返されてほぼ半波整流波形状に形成されている。そして駆除部3の底板8は、段差部18の下面に密着されている。
【0035】
また上記の粘着シート2は、底板8の平面状部8a2に、密着されている。粘着シート2は、熱伝導性のシリコンラバーをベースに、粘着剤が表面に塗られ、裏面にはマグネットペイントが塗られている。
【0036】
上記の底板8は、この粘着シート2を磁力で吸着できるよう、永久磁石19で磁化されている。そして、粘着シート2は、粘着面を下向きにして底板8に吸着されている。またこの実施形態の場合、粘着シート2は、粘着面の適宜位置に、誘引剤20が設けられている。
なお、粘着シート2は、剥離用の摘まみ2aを備えて形成されている。
【0037】
また上記の脚4は、図1A、図8等に示されるように、その上端に、例えば棒状の支持部材21が設けられ、駆除部3はこの支持部材21を介して脚4で支持されている。また脚4は、この実施形態では、地面に突き刺して設置できるよう、下端4aが尖って形成され、地面に当接するフランジ状部4bを備えて形成されている。
なお、脚4は、この実施形態では駆除部3を地面から、約30センチメートルの高さに配置できるよう長さが選定されている。
【0038】
次に、この実施形態に係る本発明の使用例及び作用を説明する。
本発明品は、図1Aに示されるように、脚4を地面に突き刺し、屋外に設置して使用する。本発明品は、駆除部3内の蓄熱材12が、日中、太陽光を受け、太陽熱を吸収して蓄熱する。
【0039】
そして上側の区画室9の温度が、形状記憶合金製のコイルバネ16の設定値(この実施形態では60度C)より高くなると、このコイルバネ16が金属製コイルバネ17の弾発力に抗して伸張する。その結果、円筒体15が押し下げられ、仕切り板11が段差部18に押し付けられる(図5B参照)。
【0040】
これにより、上側の区画室9と下側の区画室10の連通状態が遮断され、高温空気が上側の区画室9から下側の区画室10に流れることが阻止される。
従って、本発明の場合、日中は、駆除部3の底板8からの放熱が防止され、上側の区画室9の温度が上昇して蓄熱剤に熱が蓄えられる。
【0041】
そして、日没などで上側の区画室9の温度が下がると、形状記憶合金製のコイルバネ16が収縮し、金属製コイルバネ17の復元力で仕切り板11が押し戻される。
これにより、上側の区画室9と下側の区画室10とが連通し、高温空気が下側の区画室10に流れ込む。その結果、本発明品は、蚊1の活動時間である夕方になると、駆除部3の底板8を介して粘着シート2が温められ、蚊1の捕獲率を高めることができる。
【0042】
以上の処において、本発明は、上記の動作機構13を省略し、蓄熱材12の放熱で常時、駆除部3の底板8を温め、底板8を介して粘着シート2を加温するよう形成されているのでも良い。
【0043】
また本発明は、図8に示されるように、脚4の下部に重し状の台座4cを設け、地面に据え置きできるよう形成されているのでも良い。
【0044】
また上例では、駆除部3が傾斜姿勢で固定されているが、本発明は駆除部3の角度を変更できるよう形成されているのでも良い。この実施形態では、操作摘まみ22を回して締め付け直すことで、駆除部3を前後に回して角度調節が可能になるよう形成されている。
【符号の説明】
【0045】
1 蚊
2 粘着シート
3 駆除部
4 脚
8 底板
12 蓄熱材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蚊を捕獲する粘着シートが外面に設けられている駆除部と、この駆除部を支持する脚とで形成されている蚊駆除器であって、上記の駆除部に、外からの太陽光を受けて太陽熱を蓄える蓄熱材が収容され、この蓄熱材の放熱が駆除部の底板に伝導され、この底板の下面に、上記の粘着シートが粘着面を下向きにして設けられ、この粘着シートが上記の蓄熱材の放熱で底板を介して加温可能に形成されていることを特徴とする太陽熱利用の蚊駆除器。
【請求項2】
請求項1記載の太陽熱利用の蚊駆除器であって、駆除部が密閉容器状に形成され、この駆除部内が、上下方向に連通する状態で上側の区画室と下側の区画室とに仕切り板で仕切られ、この仕切り板が上下動自在に形成されていると共に、蓄熱材が上側の区画室に収容され、この上側の区画室の温度が上昇して設定値に至ると仕切り板を下降させて上側の区画室と下側の区画室との連通状態を遮断し、上側の区画室の温度が設定値より下がると仕切り板を上昇させて上側の区画室と下側の区画室とを連通させる動作機構を備えて形成されていることを特徴とする太陽熱利用の蚊駆除器。
【請求項3】
請求項1又は2記載の太陽熱利用の蚊駆除器であって、駆除部の底板が、凸段差状の受熱部を備えて形成されていることを特徴とする太陽熱利用の蚊駆除器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−81436(P2013−81436A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−224965(P2011−224965)
【出願日】平成23年10月12日(2011.10.12)
【特許番号】特許第4878661号(P4878661)
【特許公報発行日】平成24年2月15日(2012.2.15)
【出願人】(510204769)ヒノックス商事株式会社 (7)
【Fターム(参考)】