説明

子供用円型編機

【課題】本発明は、実用性のある編物製品(例えば袋物)を机上にて遊戯感覚で楽しく操作して編み上げることができ、しかも編物製品にビーズを散りばめ、より個性的なオリジナリティの高い、装飾性に優れた編物製品を遊び感覚で編み上げることのできる子供用円型編機を提供する。
【解決手段】本発明は、編針6を環状に配した円筒回転体5を、ハンドル3の操作により連繋回転可能に設け、該円筒回転体5の内周側に前記編針6を給糸位置Aで上昇させるカム8、8′を備えた固定筒7を設け、該固定筒7のカムで上下する編針6に係留される糸9により編物を編成できるようにした子供用円型編機において、前記給糸位置Aに、編針に給糸される糸9に予め通したビーズ12を堰止めるストッパ13と、該堰止位置からビーズ12を編針6側に押出すための押出手段14とを備えたことを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、実用性のある編物製品(例えば袋物)を机上にて遊戯感覚で楽しく操作して編み上げることのできる子供用円型編機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の編機は、ケース本体の側面に設けたハンドルを操作してケース本体の上面に設けた編針を環状に配した円筒回転体を回転させ、該円筒回転体の回転によりその内周側に設けた固定筒の内面のカムの作用により前記編針を給糸位置で上昇させ、供給された糸を編針に係留させて旧編目に絡ませつつマフラー等を編むことができるようになっていた。そして編まれたマフラー等はケース本体の下方に設けた支持脚の間に形成された空間から排出できるように構成されていた(実用新案登録第3065002号参照)。この従来型の編機は、遊戯感覚でハンドル操作しつつ楽しくマフラー等を編むことができるように機構を単純化した点で好ましいものであった。
【特許文献1】実用新案登録第3065002号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来型の編機では、編み上げられたマフラー等の編物製品は、子供をして「自分で編んだ」という満足感は得られるが、マフラー等の編物製品自体は通常市販のものと大きな変化がなく、個性的であってオリジナル性の高い製品とするには、せいぜい色糸の使い方を工夫する以外になく、充分な満足感は得られなかった。
【0004】
本発明は、上記問題を解消するためのもので、その目的とするところは、編物製品にビーズを散りばめ、より個性的なオリジナリティの高い、装飾性に優れた編物製品を遊び感覚で編み上げることのできる子供用円型編機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明は、編針を環状に配した円筒回転体をハンドル操作により連繋回転可能に設け、該円筒回転体の内周側に前記編針を給糸位置で上昇させるカムを備えた固定筒を設け、該固定筒のカムで上下する編針に係留される糸により編物を編成できるようにした子供用円型編機において、前記給糸位置に、編針に給糸される糸に予め通したビーズを堰止めるストッパと、該堰止位置からビーズを編針側に押出すための押出手段とを備えたことを特徴とし、編物の編成過程でビーズを編み込むことができるるように構成している。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、前記円筒回転体の上縁に、編針を出没させるスリットと、該スリットを挟んで並設した糸係止爪片と、前記スリット間に編針に係留された糸を離脱させないための糸ガイドとを設け、該糸ガイドの左右両面に、前記スリットを出没する編針との隙間を狭めるためのリブを設けたことを特徴とし、前記スリットを通して突出する編針には、ビーズ挿入時にビーズ分だけ編糸に余分な張力がかかり、きつく巻き付いていてしまうことから、編針の上昇時にその直前に形成した編目を持ち上げてしまうことがないように構成している。
【0007】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記押出手段の、ビーズの押出作動又は非作動を決定するための選択手段を設けたことを特徴とし、ビーズ挿入モードにしたり、非挿入モードにすることが手軽に選択できるように構成している。
【0008】
さらにまた、請求項4に記載の発明は、前記押出手段をビーズの押出作動側にしたときに、前記円筒回転体をビーズの挿入位置で停止させる停止手段を設けたことを特徴とし、ビーズの挿入位置を機械的に定まるように構成している。
【0009】
さらにまた、請求項5に記載の発明は、前記停止手段が、該停止手段よる円筒回転体の停止位置にて前記押出手段を押出作動するほかに、停止解除手段を備えていることを特徴とし、ビーズの挿入を機械的に定められた位置での挿入を望まないときは「パス」できるように構成している。
【0010】
さらにまた、請求項6に記載の発明は、前記ストッパに堰止められてビーズが並ぶ部位に、ビーズの整列路を設け、該整列路をビーズ供給方向に低くなるように傾斜させ、かつ階段状にしたことを特徴とし、前記押出手段の操作時にビーズを編針側に押出すときの抵抗を少なくするとともに、ビーズが供給方向と逆方向に押込まれることを確実に規制できるように構成している。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ハンドル操作により円筒回転体を回しながら固定筒のカムの作用で編針が上下し、上昇時に係留した糸を旧編目に絡めて編物を編成してゆく状況を見ながら、ビーズ挿入タイミングをはかってビーズを容易に挿入できる。この場合、編糸を切断し、その切断端よりビーズを必要な数だけ通して再結束し、ストッパで堰止めておき、ビーズ挿入に当たり押出手段を押下げ操作して堰止られていたビーズを編針側に押出すことにより簡単に編み込むことができる。したがって、編物製品にビーズを個性的に散りばめ、世界に一つしかない、オリジナリティが高く装飾性に優れた編物製品を遊び感覚で編み上げることができるという優れた効果を奏するものである。
【0012】
また、請求項2に記載の発明によれば、前述の如く、ビーズを編み込ませるときは、そのビーズの大きさ分だけ編糸に余分な張力がかかるため、該編針には編目となる糸がきつく巻き付いてしまい、ハンドル操作により円筒回転体を回しながら固定筒のカムの作用で編針を上昇させるときに、編目となる糸が糸ガイドの下に残らず、追従して上昇することがないように確実に規制でき、常に、綺麗な編目の製品が容易に編成できるという優れた効果を奏するものである。
【0013】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、個性的にビーズを散りばめたオリジナリティの高い編物製品でも、ビーズを散りばめない普通の編物製品でも自由に編めるという優れた効果を奏するものである。
【0014】
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、ビーズの挿入モードにしたときに、ビーズ挿入位置が円筒回転体の停止により機械的に定められ、誰でも(子供でも)失敗なく手軽にビーズ挿入ができるようになるという優れた効果を奏するものである。
【0015】
さらにまた、請求項5に記載の発明によれば、ビーズの挿入が機械的に定められた位置を遊戯者の積極的な判断により「パス」したいときは、停止手段をビーズの挿入しない状態でも解除できるようにしたから、より個性の高い編物製品を作ることもできるという優れた効果を奏するものである。
【0016】
さらに、請求項6に記載の発明によれば、前記ビーズ整列路が、ビーズ供給方向に低くなるように傾斜しているため、前記押出手段の操作時にビーズを編針側に押出すときの抵抗がより少なくなる。また、整列路が階段状になっているため、該押出手段の操作時にビーズが供給方向と逆方向に押され、挿入しようとしたビーズが挿入がされないという状況になることを確実に防止できるという優れた効果を奏するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
次に、本発明の最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本願編機の外観斜視図、図2はハンドルと円筒回転体との連繋部を示す断面図、図3はビーズのストッパと押出手段を示す断面図、図4はストッパを開口させた状態を示す断面図、図5は押出手段の正面図で、(a)は押下げる前、(b)は押下げた後、図6はビーズの挿入モードと非挿入モードとの切換機構と円筒回転体の停止手段を示す断面図、図7は円筒回転体の停止解除手段を示す断面図、図8は円筒回転体の上縁カバーと編針との関係を示す斜視図、図9は円筒編みと平面編みの切換手段を示す断面図である。
【0018】
本願編機1は、図1に示す如く、ケーシング2の一側面に設けたハンドル3を操作することにより編物4が編成できるようになっているものである。編物4は、図2の如く、円筒回転体5に環状に配した編針6を、該円筒回転体5の内周側に設けた固定筒7の内面に設けたカム8、8′の作用により給糸位置Aで上昇させ(図1参照)、その上昇時に係留した糸(太めの毛糸が用いられる)9を下降時に旧編目に絡ませることにより順次編成される。前記円筒回転体5は、下体5aと上体5bとが一体回転可能に重ねられて構成されており、その下体5aの鍔体5a′の下面に設けた歯車10に、前記ハンドル3の中心軸3aの内端に固定した歯車11を噛合させている。
【0019】
前記給糸位置Aには、図3に示す如く、編針6に給糸させるための糸9に、予め、ビーズ12を通し、該ビーズ12をストッパ13により堰止めることができるようになっている。ともに、該ストッパ13による堰止位置には、ビーズ12を、図4の如く編針6側に押出すための楔片14′を備えた押出手段14が設けられている。この押出手段14は平時にはバネ部材Bの作用により上位点を維持している。また、押出手段14の頭部15には割溝15′が設けられ、ビーズ12を挿入し又は挿入しない糸9が切断することなくセットできるようにしている。この割溝15′の対向面の少なくとも一方には半球形の突子15″が設けられ、いったん割溝15′内にセットした糸9が容易に脱出しないようにしている。
【0020】
前記押出手段14の頭部15の下面には頬骨を張り出したようにリブ16、16′を垂下状に設け、押出手段14をバネ部材Bに抗して押下げたときに、それまで図5(a)の如く閉じていたストッパ13を、同(b)の如く左右に拡開させることができるようになっている。
【0021】
前記押出手段14の上記機能は前記ケーシング2の上面に設けたスライドスイッチ等からなる選択手段17により選択できるようになっている。すなわち、選択手段17を図6の実線の如くスライドさせて押出手段14の脚端14′が当接する当接板18から把持枠体17′を離反させ、該当接板18を軸19を中心にシーソー状に回動するレバー20と一緒に押下げられる「押出作動モード」にすると、押出手段14の押下げにより前述のようにストッパ13を開口し、堰止められていたビーズ12を編針6側へ向けて押出すことができるようになる。一方、押出手段14を押下げている力を解除すると、レバー20はバネ21の作用で旧位に復帰する。
【0022】
一方、押出手段14は、前記選択手段17を図6の一点鎖線の如くスライドさせて該押出手段14の脚端14′が当接する当接板18を把持枠体17′で固定させると「非押出作動」モードになる。この非押出作動モードでは、押出手段14の脚端14′が固定されてしまうために押下げ操作ができなくなる。したがって、選択手段17の上記操作によりビーズを挿入したり挿入できないようにすることが自由に選択できるようになる。
【0023】
前記選択手段17をビーズの「押出作動」モードにした場合、ビーズの挿入位置を定めるために、前記円筒回転体5を停止させる停止手段22が設けられている。この停止手段22は、図6の如く円筒回転体5の上体5bの鍔体5b′の上面外周部の等配位置に凹所23を設け、該凹所23には、軸24を中心にシーソー状に回動するレバー25の下面に設けた突起26が、バネ21の引作用で嵌入できるように構成してなる。換言すれば、前記選択手段17を「押出作動モード」にすると、停止手段22が機能して円筒回転体5が凹所23と突起26との作用により停止する。この時点で、前記押出手段14を押下げ、ビーズ12を編針6側に押し出すと編物4中にビーズ12が自然に編み込まれることとなる。この場合、ビーズ12は図1の如く編物4の内面側(編物製品の「表」となるのは編物4の外面側)に編み込まれ、「表」からは見えないが編み終えた後、編目を通してビーズ12を外面側に移動させればよい。編目は、通常、ビーズ12が通り抜ける程度の大きさになる。
【0024】
前記停止手段22にはこれを解除する機能が備えられている。すなわち、前記ケーシング2の上面に突出させた停止解除手段(ボタン)27を設けている。該停止解除手段27を、図7の一点鎖線の如く押さげて前記レバー(軸24の端面側から見ている)25をバネ21に抗して鍔体5b′の上面の凹所23から突起26を離脱させることができるようになっている。この停止解除手段27の作用は、停止手段22が機能して円筒回転体5が停止した時点で、ビーズの挿入を「パス」するときに使用される。
【0025】
前記円筒回転体5の上縁のガバー5′には、図8の如く、編針6を出没させるスリット28と、該スリット28を挟んで並設した糸係止爪片29と、前記スリット28間に編針6に係留された糸9を編針6のフック溝6′の奥に送込むための糸ガイド30とを設け、該糸ガイド30の左右両面に、前記スリット28を出没する編針6との隙間Sを狭めるためのリブ31を設けている。このリブ31は前記スリット28を通して上方に突出する編針6に、ビーズ挿入時にビーズ分だけ編糸9に張力がかかって編目がきつく巻き付いてしまうが、その編目が編針6に追従しないようにしたものである。
【0026】
前記ストッパ13に堰止められてビーズ12が並ぶ部位に、ビーズの整列路32を設ける。該整列路32は、図3及び図4の如く、ビーズ供給方向に低くなるように傾斜し、かつ、階段状になっている。この整列路32を上記の如く傾斜させたのは前記押出手段14の操作時にビーズ12を編針6側に押出すときの抵抗が可及的に少なくなるようにしている。また、前記整列路32を階段状にしたのは、該押出手段14の操作時にビーズ12が供給方向と逆方向に逃げ、挿入しようとしたビーズ12が挿入がされない状況になることを確実に防止できるようにするためである。
【0027】
本願編機1は、図9の如く、前記ケーシング2の上面に「円筒編み」と「平面編み」とを切換える切換手段(回動棒)33を備えている。該切換手段33は軸34を中心に回動可能に設けられ、実線のように左側に倒すと、軸34から前方に延びた腕体35がほぼ水平になって、円筒回転体5の上体5bの鍔体5b′の周面に近接し、該周面の1個所に設けた突起5b″に当接して円筒回転体5の回転を停止させる。また、軸34から後方に延びた踵体36はバネ部材37の内面中腹に設けた断面半円状の突子38の下側に係止されて前記腕体35を安定的に保持するようになる。一方、切換手段33を、一点鎖線のように右側に倒すと、腕体35が下向きになって前記周面の1個所に設けた突起5b″に不作用となり、円筒回転体5を同一方向に連続的に回転させる状態になる。この腕体35の下向き状態は、前記踵体36が前記バネ部材37の突子38の上側に係止されることにより保たれるようになっている。
【0028】
前記切換手段33を、実線のように倒してハンドル3を回すと、円筒回転体5が一定角度ごとに回転して停止する。その後、円筒回転体5は逆方向には回転でき、そのように回転させると同様に一定角度回転して再び停止する。すなわち、切換手段33を、実線のように倒してハンドル3を回すと、或る個所では編目が絡まない部分ができることから編物4は平面編みとなる。また、切換手段33を一点鎖線のように倒してハンドル3を回すと円筒回転体5は同一方向に連続的に回転し、絡まない部分ができることがないから円筒編みとなる。勿論、上記円筒編みであると平面編みであるとを問わず、ビーズ12の挿入は常に可能である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本願編機1は、編物製品にビーズを散りばめ、単なる編物製品と異なり、より個性的なオリジナリティの高い、装飾性に優れた編物製品が遊び感覚で編み上げることができるもので子供用としては勿論、大人向け円型編機としても利用可能性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本願編機の外観斜視図である。
【図2】ハンドルと円筒回転体との連繋部を示す断面図である。
【図3】ビーズのストッパと押出手段を示す断面図である。
【図4】押出手段を押下げてストッパを開口させた状態を示す断面図である。
【図5】押出手段の正面図で、(a)は押下げる前、(b)は押下げた後である。
【図6】円筒回転体の停止手段を示す断面図である。
【図7】円筒回転体の停止解除手段を示す断面図である。
【図8】円筒回転体の上縁カバーと編針との関係を示す斜視図である。
【図9】円筒編みと平面編みの切換手段を示す断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 本願編機
2 ケーシング
3 ハンドル
4 編物
5 円筒回転体
6 編針
7 固定筒
8、8′ 内面カム
9 糸(毛糸)
10 歯車
11 歯車
12 ビーズ
13 ストッパ
14 押出手段
14′ 楔片
14″ 脚端
15 頭部
15′ 割溝
15″ 突子
16、16′ リブ
17 選択手段
17′ 把持枠体
18 当接板
19、24、34 軸
20 レバー
21 バネ
22 停止手段
23 凹所
25 レバー
26 突起
27 停止解除手段
28 スリット
29 糸係止爪片
30 糸ガイド
31 リブ
32 整列路
33 切換手段
35 腕体
36 踵体
37 バネ部材
38 突子
A 給糸位置
B バネ部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
編針を環状に配した円筒回転体をハンドル操作により連繋回転可能に設け、該円筒回転体の内周側に前記編針を給糸位置で上昇させるカムを備えた固定筒を設け、該固定筒のカムで上下する編針に係留される糸により編物を編成できるようにした子供用円型編機において、前記給糸位置に、編針に給糸される糸に予め通したビーズを堰止めるストッパと、該堰止位置からビーズを編針側に押出すための押出手段とを備えたことを特徴とする子供用円型編機。
【請求項2】
前記円筒回転体の上縁に、編針を出没させるスリットと、該スリットを挟んで並設した糸係止爪片と、前記スリット間に編針に係留された糸を離脱させないための糸ガイドとを設け、該糸ガイドの左右両面に、前記スリットを出没する編針との隙間を狭めるためのリブを設けたことを特徴とする請求項1に記載の子供用円型編機。
【請求項3】
前記押出手段の、ビーズの押出作動又は非作動を決定するための選択手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の子供用円型編機。
【請求項4】
前記押出手段をビーズの押出作動側にしたときに、前記円筒回転体をビーズの挿入位置で停止させる停止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちの1に記載の子供用円型編機。
【請求項5】
前記停止手段が、該停止手段よる円筒回転体の停止位置にて前記押出手段を押出作動するほかに、停止解除手段を備えていることを特徴とする請求項4に記載の子供用円型編機。
【請求項6】
前記ストッパに堰止められてビーズが並ぶ部位に、ビーズの整列路を設け、該整列路をビーズ供給方向に低くなるように傾斜させ、かつ、階段状にしたことを特徴とする請求項1〜5のうちの1に記載の子供用円型編機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−63458(P2006−63458A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−244429(P2004−244429)
【出願日】平成16年8月24日(2004.8.24)
【出願人】(000128234)株式会社エポック社 (21)
【Fターム(参考)】