説明

子宮内膜症の処置のためのJNK阻害剤

【課題】本発明は、JNK阻害剤を投与することを含んで成る、子宮内膜症を処置及び/又は予防する方法に関する。本発明は、更に、子宮内膜症に関連する不妊症の治療にも関する。
【解決手段】特に、本発明は、治療有効量のJNK阻害剤を投与することを含む。当該JNK阻害剤は、ホルモン抑制剤と組み合わせて投与することも出来る。
JNK阻害剤は、ホルモン抑制剤と組み合わせて投与することもできる。本発明は、更に、子宮内膜症関連の不妊症の処置に関する。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
子宮内膜症は、女性の生殖寿命において、最も頻出する疾病の1つである。それは、子宮腔の外側の子宮内膜組織の存在により特徴付けられ、これは組織学的に腺と支質から成る。最も影響を受ける解剖学的部位は、卵巣、子宮仙骨靱帯、骨盤腹膜、直腸膣中隔、頸部、膣、卵管及び陰門である。
【0002】
子宮内膜症は良性の疾病と考えられているが、子宮内膜病変は時々悪性となる。他の種類の悪性腫瘍のように、子宮内膜症由来の新生物の発達は同時に起こる事象であり、成長因子及び/又は癌遺伝子の制御の変化を伴う(Kyama et al.2003)。更に、子宮内膜症は、不妊症の主な原因であると考えられている(Giudice et al.2004)。
【0003】
子宮内膜症の現在の処置は、ホルモン療法及び/又は外科手術から成る。ホルモン療法は、高用量のプロゲストゲン、プロゲスチン、経口避妊薬(エストロゲン及びプロゲステロンの組み合わせ)、ダナゾール(エチステロンのアンドロゲン誘導体)及び最近ではGnRHアゴニストを含む。これらのホルモン療法は、骨盤痛には効果的であり、病変の客観的な退化を誘導し得るが、いくつかの警告を有する。エストロゲンは、プロゲステロンに応答することができないので、子宮内膜組織の増殖を刺激及び引き起こし得る(Dawood et al,1993)。黄体ホルモン薬は、うつ病、体重増加及び体液うっ滞と共に不規則出血を引き起こし得る。ダナゾールは、疼痛に罹患する患者の約66〜100%において症状を改善することができるが、4年後までの再発率は約40%−50%である。ダナゾール治療の他の不利な点は、体重増加及びアンドロゲン副作用である。GnRHアナログは、天然のGnRHよりも強力で長期間効果があり、これは、全てのエストロゲン感受性組織の成長に対するエストロゲン刺激を除去することにより作用する。GnRHアナログの副作用、例えば骨密度の減少は、主に深刻な低エストロゲン血症(hypoestrogenemia)のために二次的に生じ、再発率は5年後で最大50%である(Waller et al.,1993)。更に複雑な処置は、多くの患者における子宮内膜病変は、プロゲステロン及び/又はプロゲスチンの効果に耐性であるか、或いは耐性となるという観察結果である(Bulun et al.2006)。
【0004】
外科的介入は保守的であり、受精能が必要とされる場合には、重度の疾病において子宮、管及び卵巣の除去を導き得る。任意の場合において、制限された外科的処置でさえも、受精能の顕著な減少をもたらす。
【0005】
子宮内膜症は婦人科の最も研究された疾患の1つとして存在するが、この疾病の病態生理学の現在の理解は未だとらえどころがない。好まれている理論によると、子宮内膜病変は、原発部位を離れた正所性(eutopic)子宮内膜細胞により、或いは逆行性月経、及び離れた部位での移植により発達し、その後宿主組織の浸潤及び増殖へと続く。更に、子宮内膜症は、浸潤性及び転移性疾病であるようである。子宮内膜細胞はある程度まで増殖するが、それらは典型的に癌腫中で見出されるので腫瘍性ではない。明らかに、子宮内膜細胞は、老化性、アポトーシス性及び壊死性となる。病変形成により誘導又は付随される炎症応答は、最終的に線維症及び瘢痕の形成をもたらす。
【0006】
腫瘍又は転移抑制遺伝子(例えば、E−カドヘリン)が子宮内膜症に関連するかどうかが推測されてきた。E−カドヘリンは、転移抑制分子であり、その下方制御又は機能的不活性化は、浸潤及び転移の必要条件である(Frixen et al,1991)。Zeitvogelら(2001)は、E−カドヘリンが子宮内膜細胞中に存在せず、N−カドヘリンが存在することを示した。N−カドヘリンは経路探索(path−finding)分子であることが示唆され、これは、細胞が正常な発達過程及び病理学的過程において浸潤性及び移動性であることを可能にする。
【0007】
最近、組換えヒトTNFα結合タンパク質(rh−TBP−1)が、子宮内膜症の実験モデルにおいて、子宮内膜病変の大きさ及び重症度を軽減するのに効果的であることが実証された(D'Hooghe et al.2001)。これらの結果は、TNFα経路を標的とする抗炎症性分子(r−hTBP−1)が、排卵を阻害しない子宮内膜症を担持する患者に対して効果的な医学的処置を提供することを初めて実証したものである。
【0008】
Yoshinoら(2004)は、マイトジェン活性化タンパク質キナーゼ(MAPKs)(これは、細胞内シグナル伝達物質である)が、炎症性サイトカインにより発揮されるいくつかの効果を介在することを示した。Yoshinoらは、子宮内膜細胞中のMAPk(例えば、ERK、JNK及びp38)の存在及びIL−1β、TNFα及びH22による炎症性刺激下でのそれらのリン酸化を更に示した。MAPKは、スレオニン及びチロシン残基において二重リン酸化により活性化されるセリン/スレオニンキナーゼである。 哺乳動物細胞において、細胞外刺激により生み出される情報を運ぶMAPKへの少なくとも3つの別々であるが平行な経路が存在する。この経路は、ERK(細胞外調節キナーゼ)、JNK(c−Jun N末端キナーゼ)及びp38/CSBPキナーゼ(Dent et al 2003)の活性化をもたらすキナーゼカスケードから成る。
【0009】
c−Junは、ホモダイマー及びヘテロダイマー(例えば、c−Fosと共に)を形成して、トランス活性化複合体AP−1を産生するタンパク質であり、これは、炎症性応答に関連する多くの遺伝子(例えば、マトリクス・メタロプロテイナーゼ)の活性化に必要とされる。
【0010】
本明細書中に記載の発明は、JNK阻害剤によるJNKの阻害が、ラット及びヌード実マウス実験モデルにおいて子宮内膜様の病巣を減少させるという予期しない結果を明確に示す。ラットモデルは、このような効果が、疾病に関連するナチュラルキラー細胞の活性を阻害することにより、並びに子宮内膜層中で上昇することが見出されたいくつかのサイトカインを減少させることにより得られることも実証する。これらのサイトカインは、特に重要な役割を果たすことが示唆されているIL−6及びIL−8である(Barcz et al.,2000)。 本明細書中に記載したJNK阻害剤は、子宮内膜細胞及び病変のプロゲステロンに対する感受性を回復する。更に、本明細書中に記載されるSPRM又はプロゲスチンとの組み合わせで用いられるJNK阻害剤は、子宮内膜症の再形成を防ぐことができる。生殖器構造の正常化が移植率に対して正の効果を有するので、JNK阻害剤を用いた子宮内膜病変の減少は出生率を向上させることもできる。
【0011】
いくつかの小分子は、JNK経路のモジュレーターであると提案されてきた。
【0012】
一般式(A)(WO00/35909; WO00/35906; WO00/35920)及び一般式(B)(WO00/64872)それぞれのアリール−オキシインドール誘導体は、式(A)に関しては、神経変性病、炎症及び固形腫瘍の処置のために開発され、式(B)に関しては、幅広い疾患、例えば神経変性病、炎症及び自己免疫疾患、心臓血管疾患及び骨疾患の処置のために開発された。
【化1】

【0013】
式(C)のピラゾロアントロン誘導体は、神経変性病、炎症及び自己免疫疾患並びに心臓血管病変の処置に関して、JNKを阻害することが報告されている(WO01/12609)。
【化2】

【0014】
式(D)のテトラヒドロ−ピリミジン 誘導体は、幅広い疾病、例えば神経変性病、炎症及び自己免疫疾患、心臓血管疾患及び骨疾患の処置に有用であるJNK阻害剤であることが報告された(WO00/75118)。
【化3】

【0015】
式(E)の他のヘテロ環式化合物は、「JNK−介在疾患」、例えば増殖疾患、神経変性病、炎症及び自己免疫疾患の処置に関して、タンパク質キナーゼ、特にc−un−N末端キナーゼ(WO01/12621)を阻害することが提案されてきた。
【化4】

【0016】
式(F)により示されるようなベンズアゾール誘導体(WO01/47920)は、ニューロン疾患、自己免疫疾患、癌及び心臓血管疾患の処置に関して、JNK経路のモジュレーターとして説明されてきた。
【化5】

【0017】
式(G)のいくつかのスルホンアミド誘導体(WO01/23378)、式(H)のスルホニルアミノ酸誘導体(WO01/23379)及び式(J)のスルホニルヒドラジド誘導体(WO01/23382)も、神経変性病、自己免疫疾患、癌及び心臓血管疾患の処置に関して、JNKを阻害するために開発された。
【化6】

【発明の概要】
【0018】
発明の概要
本発明は、治療有効量のJNK阻害剤を投与することを含んで成る、個体中の子宮内膜症を処置及び/又は予防する方法に関する。
【0019】
本発明は、更に、JNK阻害剤と共にホルモン抑制剤(例えば、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター、エストロゲン受容体モジュレーター)を組み合わせた処置により、子宮内膜症を処置及び/又は予防する方法に関する。
【0020】
本発明は、また、治療有効量のJNK阻害剤を、単独で又は他の排卵誘発剤と組み合わせて投与することを含んで成る、女性において子宮内膜症関連の不妊症を処置する方法に関する。
【0021】
本発明は、最後に、JNK阻害剤、ホルモン抑制剤(hormal suppressor)及び医薬として許容される賦形剤を含んで成る医薬組成物に関する。
【0022】
発明の説明
以下の段落は、本発明の化合物を構成する様々な化学的部分の定義を提供し、特段明確に示した定義がより広い定義を提供しない限り、明細書及び特許請求の範囲を通して一様に適用することが意図されている。
【0023】
「C1−C6−アルキル」は、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を表す。 この用語は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルなどの基により例示される。
【0024】
「アリール」は、単環(例えば、フェニル)又は多縮合環(例えば、ナフチル)を有する6〜14個の炭素原子の不飽和芳香族炭素環式基を表す。好ましいアリールとしては、フェニル、ナフチル、フェナントレニルなどが挙げられる。
【0025】
「C1−C6−アルキルアリール」は、アリール置換基、例えばベンジル、フェネチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0026】
「ヘテロアリール」は、単環式ヘテロ芳香族、又は二環式若しくは三環式縮合環ヘテロ芳香族基を表す。ヘテロ芳香族基の具体例としては、任意に置換されたピリジル、ピロリル、フリル、チエニル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−トリアジニル、1,2,3−トリアジニル、ベンゾフリル、[2,3−ジヒドロ]ベンゾフリル、イソベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンゾトリアゾリル、イソベンゾチエニル、インドリル、イソインドリル、3H−インドリル、ベンズイミダゾリル、イミダゾ[1,2−a]ピリジル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリジニル、キナゾリニル、フタラジニル、キノキサリニル、シノリニル、ナフチリジニル、ピリド[3,4−b]ピリジル、ピリド[3,2−b]ピリジル、ピリド[4,3−b]ピリジル、キノリル、イソキノリル、テトラゾリル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリル、プリニル、プテリジニル、カルバゾリル、キサンテニル又はベンゾキノリルが挙げられる。
【0027】
「C1−C6−アルキルヘテロアリール」は、ヘテロアリール置換基、例えば2−フリルメチル,2−チエニルメチル,2−(1H−インドール−3−イル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0028】
「C2−C6−アルケニル」は、好ましくは2〜6個の炭素原子を有し、少なくとも1又は2個のアルケニル不飽和の部位を有するアルケニル基を表す。好ましいアルケニル基としては、エテニル(−CH=CH2)、n−2−プロペニル(アリル、−CH2CH=CH2)などが挙げられる。
【0029】
「C2−C6−アルケニルアリール」は、アリール置換基、例えば2−フェニルビニルなどを有するC2−C6−アルケニル基を表す。
【0030】
「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」は、ヘテロアリール置換基、例えば2−(3−ピリジニル)ビニルなどを有するC2−C6−アルケニル基を表す。
【0031】
「C2−C6−アルキニル」は、好ましくは2〜6個の炭素原子を有し、少なくとも1〜2個のアルキニル不飽和の部位を有するアルキニル基を表し、好ましいアルキニル基としてはエチニル(−C≡CH)、プロパルギル(−CH2C≡CH)などが挙げられる。
【0032】
「C2−C6−アルキニルアリール」は、アリール置換基、例えばフェニルエチニルなどを有するC2−C6−アルキニル基を表す。
【0033】
「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」は、ヘテロアリール置換基、例えば2−チエニルエチニルなどを有するC2−C6−アルキニル基を表す。
【0034】
「C3−C8−シクロアルキル」は、単環(例えば、シクロヘキシル)又は多縮合環(例えば、ノルボルニル)を有する3〜8個の炭素原子の飽和炭素環式基を表す。好ましいシクロアルキルとしては、シクロペンチル、シクロヘキシル、ノルボルニルなどが挙げられる。
【0035】
「C1−C6−アルキルシクロアルキル」は、シクロアルキル置換基、例えばシクロヘキシルメチル,シクロペンチルプロピルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0036】
「ヘテロシクロアルキル」は、上記の定義によるC3−C8−シクロアルキル基を表し、ここで、1〜3個の炭素原子は、O、S、NRから成る群から選択されるヘテロ原子により置換され、Rは、水素又はC1−C6アルキルとして定義される。好ましいヘテロシクロアルキルとしては、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、1−メチルピペラジン、モルホリンなどが挙げられる。
【0037】
「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」は、ヘテロシクロアルキル置換基を有するC1−C6−アルキル基、例えば2−(1−ピロリジニル)エチル、4−モルホリンイルメチル、(1−メチル−4−ピペリジニル)メチルなどを表す。
【0038】
「カルボキシ」は、基−C(O)OHを表す。
【0039】
「C1−C6−アルキルカルボキシ」は、カルボキシ置換基、例えば2−カルボキシエチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0040】
「アシル」は、基−C(O)Rを表し、ここで、Rとしては、H、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0041】
「C1−C6−アルキルアシル」は、アシル置換基、例えば2−アセチルエチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0042】
「アシルオキシ」は、基−OC(O)Rを表し、ここで、Rとしては、H、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」5 「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0043】
「C1−C6−アルキルアシルオキシ」は、アシルオキシ置換基、例えば2−(アセチルオキシ)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0044】
「アルコキシ」は、基−O−Rを表し、 ここで、Rとしては、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0045】
「C1−C6−アルキルアルコキシ」は、アルコキシ置換基、例えば2−エトキシエチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0046】
「アルコキシカルボニル」は、基−C(O)ORを表し、ここで、Rとしては、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0047】
「C1−C6−アルキルアルコキシカルボニル」は、アルコキシカルボニル置換基、例えば2−(ベンジルオキシカルボニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0048】
「アミノカルボニル」は、基−C(O)NRR'を表し、ここで、各R、R'としては、独立に、水素、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0049】
「C1−C6−アルキルアミノカルボニル」は、アミノカルボニル置換基、例えば2−(ジメチルアミノカルボニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0050】
「アシルアミノ」は、基−NRC(O)R'を表し、ここで、各R、R'は、独立に、水素、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」である。
【0051】
「C1−C6−アルキルアシルアミノ」は、アシルアミノ置換基、例えば2−(プロピオニルアミノ)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0052】
「ウレイド」は、基−NRC(O)NR'R''を表し、ここで、各R、R'、R''は、独立に、水素、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」,「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」であり、R'及びR''は、それらが結合する窒素原子と一緒に、任意に3〜8員ヘテロシクロアルキル環を形成することができる。
【0053】
「C1−C6−アルキルウレイド」は、ウレイド置換基、例えば2−(N'−メチルウレイド)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0054】
「アミノ」は、基−NRR'を表し、ここで、各R、R'は、独立に、水素、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」であり、R及びR'は、それらが結合する窒素原子と一緒に、任意に3〜8員ヘテロシクロアルキル環を形成することができる。
【0055】
「C1−C6−アルキルアミノ」は、アミノ置換基、例えば2−(1−ピロリジニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0056】
「環式アミノ」は、ピペラジニル、ピペリジニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリル、インドリニル、イソインドリニル、ピラゾリジニル、ピロリジニルを表し、「非環式アミノ」は、基−NRR'を表し、ここで、各R、R'は、独立に、水素又は「C1−C6−アルキル」又は「アリール」又は「ヘテロアリール」又は「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、又は「シクロアルキル」、又は「ヘテロシクロアルキル」であり、アンモニウム基−N+RR'R''、例えば以下に規定するものも表す。
【0057】
「アンモニウム」は、正に荷電した基−N+RR'R''を表し,ここで、各R、R'、R''は、独立に,「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」であり、R及びR'は、それらが結合する窒素原子と一緒に、任意に3〜8員ヘテロシクロアルキル環を形成することができる。
【0058】
「C1−C6−アルキルアンモニウム」は、アンモニウム置換基、例えば2−(1−ピロリジニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0059】
「ハロゲン」は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子を表す。
【0060】
「スルホニルオキシ」は、基−OSO2−Rを表し、ここで、Rは、H、「C1−C6−アルキル」、ハロゲンで置換された「C1−C6−アルキル」、例えば、−OSO2−CF3基、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」から選択される。
【0061】
「C1−C6−アルキルスルホニルオキシ」は、スルホニルオキシ置換基、例えば2−(メチルスルホニルオキシ)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0062】
「スルホニル」は、基「−SO2−R」を表し、ここで、Rは、H、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキル」、ハロゲンで置換された「C1−C6−アルキル」、例えば、−SO2−CF3基、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」から選択される。
【0063】
「C1−C6−アルキルスルホニル」は、スルホニル置換基、例えば2−(メチルスルホニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0064】
「スルフィニル」は、基「−S(O)−R」を表し、ここで、Rは、H、「C1−C6−アルキル」、ハロゲンで置換された「C1−C6−アルキル」、例えば、−SO−CF3基、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」から選択される。
【0065】
「C1−C6−アルキルスルフィニル」は、スルフィニル置換基、例えば2−(メチルスルフィニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0066】
「スルファニル」は、基−S−Rを表し、ここで、Rとしては、H、「C1−C6−アルキル」、ハロゲンで置換された「C1−C6−アルキル」、例えば、−SO−CF3基,「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。好ましいスルファニル基としては、メチルスルファニル、エチルスルファニルなどが挙げられる。
【0067】
「C1−C6−アルキルスルファニル」は、スルファニル置換基、例えば2−(エチルスルファニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0068】
「スルホニルアミノ」は、基−NRSO2−R'を表し、ここで、各R、R'としては、独立に、水素、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0069】
「C1−C6−アルキルスルホニルアミノ」は、スルホニルアミノ置換基、例えば2−(エチルスルホニルアミノ)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0070】
「アミノスルホニル」は、基−SO2−NRR'を表し、ここで、各R、R'としては、独立に、水素、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「C3−C8−シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルアリール」又は「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C2−C6−アルケニルアリール」、「C2−C6−アルケニルヘテロアリール」、「C2−C6−アルキニルアリール」、「C2−C6−アルキニルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」が挙げられる。
【0071】
「C1−C6−アルキルアミノスルホニル」は、アミノスルホニル置換基、例えば2−(シクロヘキシルアミノスルホニル)エチルなどを有するC1−C6−アルキル基を表す。
【0072】
「置換又は非置換」:個々の置換基の定義によって他に拘束されない限り、上記の基、例えば「アルキル」、「アルケニル」、「アルキニル」、「アリール」及び「ヘテロアリール」などの基は、「C1−C6−アルキル」、「C2−C6−アルケニル」、「C2−C6−アルキニル」、「シクロアルキル」、「ヘテロシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルアリール」、「C1−C6−アルキルヘテロアリール」、「C1−C6−アルキルシクロアルキル」、「C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル」、「アミノ」、「アンモニウム」、「アシル」、「アシルオキシ」、「アシルアミノ」、「アミノカルボニル」、「アルコキシカルボニル」、「ウレイド」、「アリール」、「ヘテロアリール」、「スルフィニル」、「スルホニル」、「アルコキシ」、「スルファニル」、「ハロゲン」、「カルボキシ」、トリハロメチル、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、ニトロなどから成る群から選択される1〜5個の置換基により任意に置換され得る。或いは、この置換は、特に近接の官能置換基が関係する場合に、近接の置換基が閉環を受ける状況も含み、それにより、例えばラクタム、ラクトン、環状無水物、並びに、例えば保護基を得る目的の閉環により形成されるアセタール、チオアセタール、アミナールを形成する。
【0073】
「医薬として許容される塩又は複合体」は、以下に同定する式Iの化合物の所望の生物学的活性を保持し、少しの又は全く所望されない毒性効果を示さない塩又は複合体を表す。このような塩の例としては、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸など)により形成される酸付加塩、及び有機酸(例えば、酢酸、シュウ酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、マレイン酸、アスコルビン酸、安息香酸、タンニン酸、パモン酸、アルギン酸、ポリグルタミン酸、ナフタレン・スルホン酸、ナフタレン・ジスルホン酸、及びポリガラクツロン酸)により形成される塩が挙げられるが、これらに限定されない。この化合物は、当業者により知られている医薬として許容される第4級塩として投与することもでき、具体的には、式−NR,R'、R''+-の第4級アンモニウム塩を含み、ここで、R、R'、R''は、独立に、水素、アルキル、又はベンジルであり、Zは対イオン、例えば塩素、臭素、ヨウ素、−O−アルキル、トルエンスルホン酸塩、メチルスルホン酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩、又はカルボン酸塩(例えば、安息香酸塩、コハク酸塩、酢酸塩、グリコール酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、アスコルビン酸塩、シナモエート(cinnamoate)、マンデロエート(mandeloate)、及びジフェニル酢酸塩)である。
【0074】
「医薬として活性な誘導体」は、受容者への投与の際に、直接的又は間接的に、本明細書に開示した活性を提供することの出来る任意の化合物を表す。
【0075】
式Iの化合物の「互変異性体」は、R2及び/又はR0が水素であるものだけであり、これは、式(Ia)及び(Ib)を表示する。
【0076】
「鏡像異性体過剰」(ee)は、不斉合成、すなわち非ラセミ出発物質及び/又は試薬を含む合成法、或いは少なくとも1つのエナンチオ選択的段階を含んで成る合成法により得られる生成物を表し、それにより、少なくとも約52%eeのオーダーの1つの鏡像異性体の過剰が生み出される。
【0077】
「アロマターゼ阻害剤」は、酵素アロマターゼを阻害し、エストラジオールの濃度を低下させる薬剤を指す。好ましいアロマターゼ阻害剤としては、例えばアナストロゾール、レトロゾール、ボロゾール及びエグゼメスタンが挙げられる。
【0078】
「エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)」は、細胞上のエストロゲン受容体を占有することによりエストロゲンの作用をブロックする薬剤を指す。SERMとしては、エストロゲン受容体ベータアンタゴニスト及びエストロゲン受容体ベータアゴニストも挙げられる。好ましいSERMとしては、例えばタモキシフェン、ラロキシフェンが挙げられる。
【0079】
「GnRHアンタゴニスト」は、合成GnRHアナログを指す。これは、下垂体GnRH受容体を競合的にブロックし、性腺刺激ホルモン分泌細胞の原形質膜上に位置し、ゴナドトロピン分泌の急速で可逆的な抑制を誘導する薬剤である。好ましいGnRHアンタゴニストとしては、例えばセトロレリクス、ガニレリクスが挙げられる。
【0080】
「GnRHアゴニスト」は、天然のホルモンGnRHのデカペプチド修飾物を指す。これは、継続的な暴露において下垂体のGnRH受容体を脱感作する薬剤であり、下垂体−卵巣軸の初期の刺激を引き起こし、その後、循環する血清ゴナドトロピン濃度を低下させ、卵巣機能を阻害する。好ましいGnRHアゴニストとしては、例えばブセレリン酢酸塩、ナファレリン、ロイプロリド、トリプトレリン、ゴセレリンが挙げられる。
【0081】
「JNK」は、JNK1、JNK2又はJNK3遺伝子により発現されるタンパク質又はそのイソ型を意味する(Gupta et al.1996)。
【0082】
「JNK阻害剤」は、JNK標的転写因子のc−junアミノ末端キナーゼ(JNK)リン酸化を阻害する化合物、ペプチド又はタンパク質を指す。JNK阻害剤は、インビトロ又はインビボでJNKの活性を阻害することのできる薬剤である。このような阻害剤活性は、当業界で周知の試験又は動物モデルにより決定することができる。
【0083】
「プロゲステロン受容体モジュレーター(SPRM)」:プロゲステロン受容体(核受容体のスーパーファミリーのメンバー)は、雌性の生殖において重要な役割を果たすプロゲステロンのための受容体である。選択的プロゲステロン受容体モジュレーターは、作用部位に依存してアゴニスト、アンタゴニスト又は部分的(混合)アゴニスト/アンタゴニスト活性を有し得る薬剤である。好ましいSPRMとしては、例えばアソプリスニル(asoprisnil)が挙げられる。
【0084】
本発明の1つの実施態様は、治療有効量のJNK阻害剤を投与することを含んで成る、個体中の子宮内膜症を処置及び/又は予防する方法を提供することである。
【0085】
本発明の別の実施態様は、JNK阻害剤と共に、ホルモン抑制剤(例えば、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター、エストロゲン受容体モジュレーター)の連続的又は組み合わせた処置により、子宮内膜症を処置及び/又は予防する方法に関する。
【0086】
第二の又はその後の治療有効量の投与は、最初に又は前に個体に投与した用量と同じ又は少ない又は多い用量で実施することができる。第二の又はその後の投与は、子宮内膜症又は関連の症状の再発の間又はその前に投与することができる。用語「再発(relapse)」又は「再発(reoccurrence)」は、1つ以上の子宮内膜症の症状の出現を包含するように定義される。
【0087】
別の実施態様において、本発明は、治療有効量のJNK阻害剤を、単独又は他の排卵誘発剤と組み合わせて投与することを含んで成る、雌性における子宮内膜症関連の不妊症を処置する方法に関する。
【0088】
更なる実施態様において、この連続的な又は組み合わた処置方法は、内分泌依存細胞を抑制することにより疾病を最小にする。
【0089】
本発明の別の実施態様は、JNK阻害剤、ホルモン抑制剤(例えば、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター、エストロゲン受容体モジュレーター)及び医薬として許容される賦形剤を含んで成る医薬組成物から成る。
【0090】
本発明の別の実施態様は、子宮内膜症の処置及び/又は予防のための薬剤の製造におけるJNK阻害剤の使用から成る。
【0091】
本明細書中で用いる場合、用語「予防」は、子宮内膜症の1つ以上の症状又は原因を部分的又は全体的に予防、阻害、軽減、又は反対にするものとして理解されるべきである。
【0092】
子宮内膜疾患の進行に関して提案されているモデルは、病変が、内分泌介入に応答性の炎症性病変から、炎症経路に加えて上方制御された生存経路に関連する部分的又は完全にホルモン的に非応答な病変へと進行すると予測する。
【0093】
従って、1つの実施態様において、JNK阻害剤は、子宮内膜症において生存経路を妨害し得る。
【0094】
本発明の別の実施態様は、子宮内膜症の処置及び/又は予防のための薬剤の製造における、ホルモン抑制剤(例えば、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター、エストロゲン受容体モジュレーター)及び医薬として許容される担体と一緒のJNK阻害剤の使用に関する。
【0095】
ホルモン抑制剤(例えば、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター、エストロゲン受容体モジュレーター)と一緒のJNK阻害剤の使用は、JNK阻害剤及びホルモン抑制剤の連続的又は組み合わせた使用であることができる。
【0096】
本発明の別の実施態様は、子宮内膜症関連の不妊症の処置のための薬剤の製造における、JNK阻害剤の単独又は他の薬剤と組み合わせた使用に関する。
【0097】
具体的には、子宮内膜症関連の不妊症を処置又は治癒することが意図されている場合、天然の高度に精製された又は組換え型の生物学的に活性なヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)、黄体形成ホルモン(LH)又は卵胞刺激ホルモン(FSH)、を投与することができる。このような分子及びそれらの産生のための方法は、欧州特許出願EP160,699、EP211,894及びEP322,438に記載されている。
【0098】
本発明の医薬組成物は、経口、直腸、経皮、皮下、静脈内、筋肉内及び鼻腔内を含む様々な経路により投与することができる。経口投与のための組成物は、バルク液体溶液若しくは懸濁液、又はバルク粉末の形態をとることができる。しかし、より一般的には、組成物は正確な投与を容易にする単位投薬形態で存在することができる。用語「単位投薬形態」は、ヒト対象及び他の動物のための単位投薬に適した物理的に分離した単位を指し、各単位は、適切な医薬賦形剤と共に、所望の治療効果を生み出すように計算された所定の量の活性物質を含む。典型的な単位投薬形態としては、液体組成物の予め充填・測定したアンプル又は注射器、或いは固体組成物の場合には丸薬、錠剤、カプセルなどが挙げられる。このような組成物中では、JNK阻害剤は通常微量成分(約0.1〜約50質量%、好ましくは約1〜約40質量%)であり、残りは、様々なビヒクル又は担体及び所望の投薬形態を形成するのに有益な加工助剤である。
【0099】
経口投与に適した液体形態は、緩衝液を含んだ適切な水性又は非水性ビヒクル、懸濁剤及び分散剤、着色剤、香料などを含むことができる。
【0100】
固形形態は、例えば任意の以下の成分、又は類似の性質の化合物を含むことができる:結合剤、例えば微結晶性セルロース、トラガカント・ガム又はゼラチン;賦形剤、例えばデンプン又はラクトース、崩壊剤、例えばアルギン酸、プリモゲル(Primogel)、又はトウモロコシデンプン;潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム;流動促進剤、例えばコロイド二酸化シリコン;甘味剤、例えばショ糖又はサッカリン;又は、香料、例えばペパーミント、サリチル酸メチル、又はオレンジ香味料。
【0101】
注射用組成物は、典型的には、当業界で知られた注射用滅菌生理食塩水又はリン酸緩衝化生理食塩水又は他の注射用担体をベースとしている。上記のように、このような組成物中のJNK阻害剤は、典型的には、しばしば0.05〜10質量%の範囲の微量成分であり、残りは注射用担体などである。
【0102】
経口投与又は注射用組成物のための上記の成分は、単なる代表例である。更なる物質並びに加工技術などは、Remington's Pharmaceutical Sciences,第20版,2000,Marck Publishing Company,Easton,Pennsylvaniaの第5部に記載されており、これは引用文献により本明細書中に組み込まれる。
【0103】
本発明の化合物は、徐放性製剤において又は徐放性薬剤デリバリーシステムから投与することもできる。代表的な徐放性物質の記載は、Remington's Pharmaceutical Sciencesに組み込まれた試料中にも見出すことができる。
【0104】
「医薬として許容される」の定義は、活性成分の生物学的活性の有効性を妨害せず、それが投与される宿主に対して毒性でない任意の担体を包含することが意図されている。例えば、非経口投与に関して、JNK阻害剤は、生理食塩水、デキストロース溶液、血清アルブミン及びリンゲル液などのビヒクル中の注射用の単位投薬形態において処方することができる。
【0105】
非経口(例えば、静脈内、皮下、筋肉内)投与に関して、JNK阻害剤は、医薬として許容される非経口ビヒクル(例えば、水、生理食塩水、デキストロース溶液)及び等張性を保持する添加剤(例えば、マンニトール)又は化学的安定性を保持する添加剤(例えば、防腐剤及び緩衝液)と共に、溶液、懸濁液、エマルジョン又は凍結乾燥粉末として処方することができる。この製剤は、一般的に用いられる技術により滅菌される。
【0106】
治療有効量のJNK阻害剤は、多くの変数、例えば阻害剤のタイプ、阻害剤のJNKに対する親和性、JNK阻害剤により示される任意の残留細胞毒性、投与の経路又は患者の臨床症状の関数であるだろう。
【0107】
「治療有効量」は、投与した場合に、JNK阻害剤がJNKの生物学的活性の阻害をもたらすものである。単回又は複数回投与として個体に投与される用量は、様々な因子、例えばJNK阻害剤薬物動態特性、投与経路、患者の症状及び特徴(性別、年齢、体重、健康状態、大きさ)、症状の程度、併用処置、処置の頻度及び所望される効果に依存して変わるだろう。確立された用量範囲、並びに個体におけるJNKの阻害を測定するインビトロ及びインビボの方法の調節及び操作は、十分当業者の能力の範囲内である。
【0108】
JNK阻害剤は、式(I)のものであることができる
【化7】

【0109】
この化合物は、WO01/47920(Applied Research Systems Ars Holding NV)に開示されており、ここで、式(A)のベンズアゾール誘導体は、具体的には、ニューロン疾患、自己免疫疾患、ガン及び心臓血管疾患の処置に関して記載されている:
【0110】
式(I)の化合物において:
Gは、非置換又は置換ピリミジニル基である。
Lは、非置換又は置換C1−C6−アルコキシ、又はアミノ基、又は非置換又は置換3〜8員ヘテロシクロアルキルであり、N、O、Sから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む(例えば、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン)。
1は、水素、スルホニル、アミノ、非置換又は置換C1−C6−アルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル、非置換又は置換C2−C6−アルキニル又はC1−C6−アルコキシ、非置換又は置換アリール(例えば、フェニル)、ハロゲン、シアノ又はヒドロキシを含んで成る又はから成る基から選択される。
【0111】
好ましくは、R1は、H又はC1−C3アルキル(例えば、メチル又はエチル基)である。
【0112】
式(I)は、その互変異性体、その幾何異性体、鏡像異性体のようなその光学活性型、ジアステレオマー及びそのラセミ型、並びにその医薬として許容される塩も含んで成る。式(I)の好ましい医薬として許容される塩は、医薬として許容される酸により形成される酸付加塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩又は重硫酸塩、リン酸塩又はリン酸水素、酢酸塩、安息香酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、グルコン酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、及びパラ−トルエンスルホン酸塩である。
【0113】
より具体的には、式(I)のベンゾチアゾール・アセトニトリルは、互変異性型、例えば以下のものを含んで成る:
【化8】

【0114】
本発明の具体的な実施態様は、その互変異性型の式(Ia)のベンゾチアゾール・アセトニトリル、例えば以下のものにある:
【化9】

1及びLは、式(I)に対して規定したとおりである。
【0115】
具体的な実施態様によると、部分Lは、式−NR34のアミノ基であり、ここで、R3及びR4は、それぞれ互いに独立にH、非置換又は置換C1−C6−アルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル、非置換又は置換C2−C6−アルキニル、非置換又は置換C1−C6−アルコキシ、非置換又は置換アリール、非置換又は置換ヘテロアリール、非置換又は置換の飽和又は不飽和3〜8員シクロアルキル、非置換又は置換3〜8員ヘテロシクロアルキル、(ここで、このシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基は、1〜2個の更なるシクロアルキル,ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基と縮合することができる)、非置換又は置換C1−C6−アルキルアリール、非置換又は置換C1−C6−アルキルヘテロアリール、非置換又は置換C2−C6−アルケニルアリール、非置換又は置換C2−C6−アルケニルヘテロアリール、非置換又は置換C2−C6−アルキニルアリール、非置換又は置換C2−C6−アルキニルヘテロアリール、非置換又は置換C1−C6−アルキルシクロアルキル、非置換又は置換C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル シクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル ヘテロシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルキニルシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルキニルヘテロシクロアルキルである。
【0116】
或いは、R3及びR4は、それらが結合する窒素と共に環を形成することができる。
【0117】
具体的な実施態様において、R3は、水素又はメチル又はエチル又はプロピル基であり、R4は、非置換又は置換(C1−C6)−アルキル、非置換又は置換C1−C6アルキル−アリール、非置換又は置換C1−C6−アルキル−ヘテロアリール、非置換又は置換シクロアルキル、非置換又は置換ヘテロシクロアルキル、非置換又は置換アリール又はヘテロアリール及び非置換又は置換4〜8員飽和又は不飽和シクロアルキルから成る群から選択される。
【0118】
更なる具体的な実施態様において、R3及びR4は、それらが結合する窒素と一緒に置換又は非置換ピペラジン又はピペリジン又はモルホリン又はピロリジン環を形成し、この任意の置換基は、非置換又は置換C1−C6−アルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル、非置換又は置換C2−C6−アルキニル、非置換又は置換C1−C6−アルコキシ、非置換又は置換アリール、非置換又は置換ヘテロアリール、非置換又は置換飽和又は不飽和3〜8員シクロアルキル、非置換又は置換3〜8員へテロシクロアルキル、(ここで、このシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基は、1〜2個の更なるシクロアルキル,ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基と縮合することができる)、非置換又は置換C1−C6−アルキルアリール、非置換又は置換C1−C6−アルキルヘテロアリール、非置換又は置換C2−C6−アルケニルアリール、非置換又は置換C2−C6−アルケニルヘテロアリール、非置換又は置換C2−C6−アルキニルアリール、非置換又は置換C2−C6−アルキニルヘテロアリール、非置換又は置換C1−C6−アルキルシクロアルキル、非置換又は置換C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニルシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニルヘテロシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルキニルシクロアルキル、非置換又は置換C2−C6−アルキニルヘテロシクロアルキルから成る群から選択される。
【0119】
具体的な実施態様において、Lは以下のものから選択される:
【化10】

(式中、nは、1〜3、好ましくは1又は2である)。
【0120】
5及びR5'は、互いに独立に、H、置換又は非置換C1−C6アルキル、置換又は非置換アリール又は置換又は非置換ヘテロアリール、置換又は非置換C1−C6アルキル−アリール及び置換又は非置換C1−C6−アルキル−ヘテロアリールから成る群から選択される。
【0121】
Lが部分(d)である化合物が特に好ましい。
【0122】
式(I)の化合物の具体例としては、以下のものが挙げられる:
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2,6−ジメトキシ−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]アミノ}−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(1−ピペラジニル)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−ベンジル−1−ピペリジニル)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−モルホリニル)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(メチルアミノ)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{4−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1−ピペラジニル}−4−ピリミジニル)−アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[4−(ベンジルオキシ)−1−ピペリジニル]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(ジメチルアミノ)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−メトキシエチル)アミノ]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(プロピルアミノ)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]アミノ}−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(1−ピロリジニル)−4−ピリミジニル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−フェニルエチル)アミノ]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(2−ピリジニル)エチル]アミノ}−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−ピリジニルメチル)アミノ]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[4−(2−ピラジニル)−1−ピペラジンイル]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジンイル]−4−ピリミジニル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3−ピリジニル)エチル]アミノ}−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(5−ブロモ−2−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}−4−ピリミジニル)−アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−モルホリン−4−イルエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[3−(2−オキソピロリジン−1−イル)プロピル]アミノ}ピリミジン−4−イル)−アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{メチル[3−(メチルアミノ)プロピル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]アミノ}ピリミジン−4−イル)−アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(3−モルホリン−4−イルプロピル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
tert−ブチル({4−[1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(シアノ)メチル]ピリミジン−2−イル}アミノ)酢酸塩
{2−[(3−アミノプロピル)アミノ]ピリミジン−4−イル}(1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトニトリル
{2−[(2−アミノエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}(1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[3−(ジメチルアミノ)プロピル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(ベンジルアミノ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
イソプロピル 3−({4−[1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(シアノ)メチル]ピリミジン−2−イル}アミノ)プロピオン酸塩
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
tert−ブチル4−[2−({4−[1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(シアノ)メチル]ピリミジン−2−イル}アミノ)−エチルフェニルカルバメート
(2−{[2−(4−アミノフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)(1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(2−フルオロフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−{[3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)アミノ]−ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3−クロロフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3,4−ジクロロフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(4−メトキシフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(4−メチルフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3−フルオロフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(4−フェノキシフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(2−フェノキシフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(4−ブロモフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(4−フルオロフェニル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−[1,1'−ビフェニル]−4−イルエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(2−{4−[ヒドロキシ(オキシド)アミノ]フェニル}エチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エチル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロピル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
4−[2−({4−[1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(シアノ)メチル]ピリミジン−2−イル}アミノ)エチル]ベンゼン−スルホンアミド
{2−[(2−ピリジン−3−イルエチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}[5−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(1H−テトラゾール−5−イルメチル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(ベンジルオキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(4−ピリジン−3−イルベンジル)オキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(ピリジン−4−イルメトキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(ピリジン−2−イルメトキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(3−ピリジン−2−イルプロポキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(ピリジン−3−イルメトキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[2−(4−メトキシフェニル)エトキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−([1,1'−ビフェニル]−3−イルメトキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(3,4,5−トリメトキシベンジル)オキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(3,4−ジクロロベンジル)オキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({3−[(ジメチルアミノ)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(1−オキシドピリジン−3−イル)メトキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]オキシ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル{2−[(4−ピリジン−2−イルベンジル)オキシ]ピリミジン−4−イル}アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[4−(ピペリジン−1−イルメチル)ベンジル]オキシ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−(4−ブトキシフェノキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
{2−[4−(4−アセチルピペラジン−1−イル)フェノキシ]ピリミジン−4−イル}(1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトニトリル
[2−(4−メトキシフェノキシ)ピリミジン−4−イル][5−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゾチアゾール−2−イル]アセトニトリル
N−[2−({4−[1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(シアノ)メチル]ピリミジン−2−イル}アミノ)エチル]−4−クロロベンズアミド
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−メトキシ−4−ピリミジニル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({4−[(4−ベンジル−ピペラジン−1−イル)メチル]−ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[4−(ピペラジン−1−イルメチル)ベンジル]オキシ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({4−[(4−ホルミルピペラジン−1−イル)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
[2−({4−[(4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル](1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトニトリル
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−{2−[4−(4−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンジルオキシ]−ピリミジン−4−イル}−アセトニトリル
4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−カルボン酸メチルエステル
2−[4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−イル]−アセトアミド
(2−{4−[4−(2−アミノ−アセチル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンジルオキシ}−ピリミジン−4−イル)−(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−アセトニトリル
[4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−イル]−酢酸メチルエステル
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−(2−{4−[4−(2−メトキシ−エチル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンジルオキシ}−ピリミジン−4−イル)−アセトニトリル
4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−カルボン酸ジメチルアミド
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−{2−[4−(4−エチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンジルオキシ]−ピリミジン−4−イル}−アセトニトリル
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−(2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンジルオキシ}−ピリミジン−4−イル)−アセトニトリル。
【0123】
式(I)の化合物は、WO01/47920に記載の方法に従って得ることができる。
【0124】
更なる実施態様において、式(I)の化合物は、下部構造(II)及び対応するその互変異性体である。
【化11】

{式中、式(II)中のRは、水素、置換又は非置換C1−C6−アルキル、置換又は非置換C1−C6−アルキルアリール、置換又は非置換ヘテロアリール、置換又は非置換C1−C6−アルキルヘテロアリール、置換又は非置換C2−C6−アルケニル、置換又は非置換C2−C6−アルケニルアリール、置換又は非置換C2−C6−アルケニルヘテロアリール、置換又は非置換C2−C6−アルキニル、置換又は非置換C2−C6−アルキニルアリール、置換又は非置換C2−C6−アルキニルヘテロアリール、置換又は非置換C3−C8−シクロアルキル、置換又は非置換ヘテロシクロアルキル、置換又は非置換C1−C6−アルキルシクロアルキル、置換又は非置換C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル、置換又は非置換C1−C6−アルキルカルボキシ、アシル、置換又は非置換C1−C6−アルキルアシル,アシルオキシ、置換又は非置換C1−C6−アルキルアシルオキシ、置換又は非置換C1−C6−アルキルアルコキシ、アルコキシカルボニル、置換又は非置換C1−C6−アルキルアルコキシカルボニル、アミノカルボニル、置換又は非置換C1−C6−アルキルアミノカルボニル、アシルアミノ、置換又は非置換C1−C6−アルキルアシルアミノ,ウレイド、置換又は非置換C1−C6−アルキルウレイド、アミノ、置換又は非置換C1−C6−アルキルアミノ、スルホニルオキシ、置換又は非置換C1−C6−アルキルスルホニルオキシ、スルホニル、置換又は非置換C1−C6−アルキルスルホニル、スルフィニル、置換又は非置換C1−C6−アルキルスルフィニル、スルファニル、置換又は非置換C1−C6−アルキルスルファニル、スルホニルアミノ、置換又は非置換C1−C6−アルキルスルホニルアミノを含んで成る又はから成る群から選択される。}。
【0125】
1は、H、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、置換又は非置換C1−C6−アルキル、具体的にはC1−C3アルキル、例えばメチル又はエチル又は−CF3、置換又は非置換C2−C6−アルケニル、置換又は非置換C2−C6−アルキニル、置換又は非置換C1−C6−アルキル−アリール、置換又は非置換アリール又は置換又は非置換ヘテロアリール、置換又は非置換C1−C6−アルキル−ヘテロアリール、−C(O)−OR2、−C(O)−R2、−C(O)−NR22'、−(SO2)R2を含んで成る又はから成る群から選択され、
2及びR2'は、独立に、水素、非置換又は置換C1−C6アルキル、非置換又は置換C2−C6アルケニル、非置換又は置換C2−C6アルキニル、非置換又は置換アリール、非置換又は置換ヘテロアリール、非置換又は置換C1−C6−アルキルアリール、非置換又は置換C1−C6−アルキルヘテロアリールを含んで成る又はから成る群から選択される。好ましくは、R1は、Hであり、nは、0〜3、より好ましくは1の整数である。
【0126】
本発明の具体的なピペラジンベンゾチアゾール誘導体は、以下の群から選択される:
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({4−[(4−ベンジル−ピペラジン−1−イル)メチル]−ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[4−(ピペラジン−1−イルメチル)ベンジル]オキシ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル[2−({4−[(4−ホルミルピペラジン−1−イル)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル]アセトニトリル
[2−({4−[(4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル]ベンジル}オキシ)ピリミジン−4−イル](1,3−ベンゾチアゾール−2−イル)アセトニトリル
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−{2−[4−(4−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンジルオキシ]−ピリミジン−4−イル}−アセトニトリル
4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−カルボン酸メチルエステル
2−[4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−イル]−アセトアミド
(2−{4−[4−(2−アミノ−アセチル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンジルオキシ}−ピリミジン−4−イル)−(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−アセトニトリル
[4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−イル]−酢酸メチルエステル
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−(2−{4−[4−(2−メトキシ−エチル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンジルオキシ}−ピリミジン−4−イル)−アセトニトリル
4−(4−{4−[(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−シアノ−メチル]−ピリミジン−2−イルオキシメチル}−ベンジル)−ピペラジン−1−カルボン酸ジメチルアミド
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−{2−[4−(4−エチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンジルオキシ]−ピリミジン−4−イル}−アセトニトリル
(3H−ベンゾチアゾール−2−イリデン)−(2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンジルオキシ}−ピリミジン−4−イル)−アセトニトリル。
【0127】
式(II)の化合物は、WO03/091249に記載の方法により得ることができる。
【0128】
更なる実施態様において、JNK阻害剤は、式(III)を有し得る:
【化12】

【0129】
Yは、少なくとも1つの窒素原子を含む非置換又は置換4〜12員飽和環式又は二環式アルキル環(複素環)であり、この環内の1つの窒素原子は、式IIIのスルホニル基と共に結合を形成し、それにより、スルホンアミドを提供する。
【0130】
1は、水素、非置換又は置換C1−C6−アルコキシ、非置換又は置換C1−C6−アルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル、非置換又は置換C2−C6−アルキニル、アミノ、スルファニル、スルフィニル、スルホニル、スルホニルオキシ、スルホンアミド、アシルアミノ、アミノカルボニル、非置換又は置換C1−C6アルコキシカルボニル、非置換又は置換アリール、非置換又は置換ヘテロアリール、カルボキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、ヒドラジドを含んで成る又はから成る群から選択される。
【0131】
より具体的には、R1は、水素、ハロゲン(例えば、塩素)、C1−C6アルキル(例えば、メチル又はエチル)又はC1−C6アルコキシ(例えば、メトキシ又はエトキシ)から成る群から選択される。ハロゲン、具体的には塩素が最も好ましい。
【0132】
2は、水素、COOR3、−CONR33'、OH、OH又はアミノ基により置換されたC1−C4アルキル、ヒドラジドカルボニル基、硫酸塩、スルホン酸塩、アミン又はアンモニウム塩を含んで成る又はから成る群から選択される。R33'は、独立に、H、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C6−アルキル、ヘテロアリール−C1−C6−アルキルから成る群から選択される。
【0133】
1つの実施態様によると、環状アミンYは、一般式(a)〜(d)のいずれかを有する:
【化13】

【0134】
1及びL2は、互いに独立に、任意に1〜3個のヘテロ原子を含み、任意にアリール又はヘテロアリールと縮合した、非置換又は置換C1−C6−アルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル、非置換又は置換C2−C6−アルキニル、非置換又は置換C4−C8−シクロアルキルから成る群から選択される。
【0135】
或いは,L1及びL2は、独立に、非置換又は置換アリール、非置換又は置換ヘテロアリール、非置換又は置換アリール−C1−C6−アルキル、非置換又は置換ヘテロアリール−C1−C6−アルキル、−C(O)−OR3、−C(O)−R3、−C(O)−NR3'3、−NR3'3、−NR3'C(O)R3、−NR3'C(O)NR3'3、−(SO)R3、−(SO2)R3、−NSO23、−SO2NR3'3から成る群から選択される。
【0136】
或いは、一緒にされたL1及びL2は、4〜8員の非置換又は置換飽和環式アルキル又はヘテロアルキル環を形成することができる。
【0137】
3、R3'は、独立に、H、非置換又は置換C1−C6−アルキル、非置換又は置換C2−C6−アルケニル、非置換又は置換アリール、非置換又は置換ヘテロアリール、非置換又は置換アリール−C1−C6−アルキル、非置換又は置換ヘテロアリール−C1−C6−アルキルから成る群から選択される。
【0138】
6は、水素、非置換又は置換C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、スルホニル、オキソ(=O)から成る群から選択され、n'は、0〜4、好ましくは1又は2の整数である。1つの実施態様において、R6は、水素である。
【0139】
更に具体的な実施態様において、R6はHであり、L2はHであり、L1は−NR3'3である;ここで、少なくとも1つのR3'及びR3は水素ではなく、C3−C12−シクロアルキル若しくは−ビシクロ若しくは−トリシクロアルキルで置換された直鎖又は分岐のC4−C18−アルキル、アリール−C1−C18−アルキル,ヘテロアリール−C2−C18−アルキル、C1−C14−アルキルから成る群から選択される置換基であり、このアルキル鎖は、1〜3個のO又はS原子を含むことができる。
【0140】
より具体的な実施態様において、L1は−NHR3である;ここで、R3は、シクロヘキシル基又はベンジル基で任意に置換された、直鎖又は分岐のC4−C12−アルキル、好ましくはC6−C12−アルキルである。
【0141】
更により具体的な実施態様において、Yは、ピペリジン基
【化14】

【0142】
(式中、L1は−NHR3であり;ここで、R3は、直鎖又は分岐のC4−C12−アルキル、好ましくはC8−C12−アルキルである)、又はベンジル基である。
【0143】
式(III)の化合物の具体例としては、以下のものが挙げられる:
4−クロロ−N−[5−(ピペラジン−1−スルホニル)−チオフェン−2−イル−メチル]−ベンズアミド
4−クロロ−N−{5−[4−(3−トリフルオロメタンスルホニル−フェニルアミノ)−ピペリジン−1−スルホニル]−チオフェン−2−イルメチル}−ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−ピリジン−2−イルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{2−ニトロフェニル}ピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{4−ニトロフェニル}ピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−フロイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−オキソ−2−ピロリジン−1−イルエチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−モルホリン−4−イル−2−オキソエチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−チエン−2−イルエチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−ベンジルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−シアノフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−ピペリジン−1−イルプロピル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{4−クロロ−2−ニトロフェニル}ピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(6−メチルピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−ベンゾイルピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−ベンジルピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカ−8−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[2−(メチルアニリノ)−2−オキソエチル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヒドロキシ(ジフェニル)メチル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−シアノピラジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{5−ニトロピリジン−2−イル}ピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,4−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
メチル5−{4−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−7−(トリフルオロメチル)チエノ[3,2−b]ピリジン−3−カルボン酸塩
エチル2−{4−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−5−シアノ−6−メチルニコチン酸塩
4−クロロ−N−{[5−({4−[5−シアノ−4,6−ビス(ジメチルアミノ)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[6−メチル−2−(トリフルオロメチル)キノリン−4−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
tert−ブチル4−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−カルボン酸塩
2−{4−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−8−エチル−5−オキソ−5,8−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸
7−{4−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸
7−{4−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−2−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2E)−3−フェニルプロプ−2−エニル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−フェニルプロピル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(4−tert−ブチルベンジル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(5−シアノピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
tert−ブチル1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イルカルバメート
4−クロロ−N−({5−[(4−フェニルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−(ピペリジン−1−イルスルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(1−ナフチル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3,4−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−ヒドロキシ−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[(1R,4R)−5−ベンジル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
N−[(5−{[4−(ベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−クロロジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−11−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−(4−クロロフェニル)−2−(5−{[4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)アセトアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(4−アセチルフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−ベンジル−4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−tert−ブチル−1H−インドール−5−イル)アミノ]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(フェニルアセチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(テトラヒドロフラン−2−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(6−クロロピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−クロロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−フェノキシピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({4−[ベンジル(メチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(2,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−5−イル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(5−チエン−2−イル−1H−ピラゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,3,4,5,6−ペンタメチルベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(フェニルアセチル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[5−(4−メトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−({5−[(4−アニリノピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−フェニル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−フェニルエチル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−ヘプチルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−オクチルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
2−(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド
2−{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}−2H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−カルボン酸
4−クロロ−N−[(5−{[4−(5−クロロ−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
メチル1−{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−カルボン酸塩
メチル1−{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−6−カルボン酸塩
メチル2−{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}−2H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−カルボン酸塩
4−クロロ−N−[(5−{[4−(6−クロロ−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[5−(トリフルオロメチル)−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−[(5−{[4−(7−アザ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
1−{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−5−カルボン酸
1−{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−6−カルボン酸
N−[(5−{[4−(2−アミノ−9H−プリン−9−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(9H−プリン−9−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(6−アミノ−9H−プリン−9−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{6−ニトロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{5−ニトロ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−プロピルアニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(ジメチルアミノ)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
メチル3−({1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]−メチル}チエン−2−イル)スルホニル]−ピペリジン−4−イル}アミノ)−安息香酸塩
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルファニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{3−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−({1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[2−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{2−ニトロ−4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{2−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(1,3−ジチオラン−2−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[アミノ(イミノ)メチル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{3−[(2−ヒドロキシエチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2−アミノアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−トルイジノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(1,3−オキサゾール−5−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−tert−ブチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2,2−ジオキシド−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾチエン−5−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−({3−ニトロピリジン−2−イル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[(3−アミノピリジン−2−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
N−[(5−{[4−([1,1'−ビフェニル]−3−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−ベンジルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ピリミジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(モルホリン−4−イルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[(ブチルアミノ)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−エチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(アミノスルホニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(キノリン−5−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(キノリン−8−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−プロピルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2E)−3−フェニルプロプ−2−エノイル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{4−ニトロベンゾイル}ピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−ベンゾイルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(ジメチルアミノ)ベンゾイル]ピペラジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−フルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−フルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−ナフトイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(1−ナフトイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{2−ニトロベンゾイル}ピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ピリジン−3−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,4−ジフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,4,6−トリフルオロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2,6−ジクロロベンゾイル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−ヘプタノイルピペラジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(キノリン−8−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,4−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,4−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(3−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(ジメチルアミノ)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルファニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(アミノスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
メチル3−{[1−({5−[({3−ニトロベンゾイル}アミノ)メチル]−チエン−2−イル}スルホニル)−ピペリジン−4−イル]アミノ}安息香酸塩
N−{[5−({4−[3−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−({5−[(4−{3−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(2−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[2−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−ニトロ−N−({5−[(4−{2−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(4−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−ニトロ−N−({5−[(4−{4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(3−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(ジメチルアミノ)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(3−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルファニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(アミノスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−ニトロベンズアミド
3−{[1−({5−[({4−ニトロベンゾイル}アミノ)メチル]チエン−2−イル}スルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}ベンズアミド
3−{[1−({5−[({4−ニトロベンゾイル}アミノ)メチル]チエン−2−イル}スルホニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}ベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(2−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[2−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{2−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(4−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−ニトロベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(1,3−ジチオラン−2−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[アミノ(イミノ)メチル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[(2−ヒドロキシエチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−アニリノピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[(2−ヒドロキシエチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−アニリノピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[アミノ(イミノ)メチル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−({3−ニトロピリジン−2−イル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[(2,2−ジオキシド−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾチエン−5−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(2−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(4−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−tert−ブチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(1,3−オキサゾール−5−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(2−フェニルエチル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−([1,1'−ビフェニル]−3−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−ベンジルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(モルホリン−4−イルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(3−プロピルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(ピリミジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[(3−アミノピリジン−2−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−({3−ニトロピリジン−2−イル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(2−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(4−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−tert−ブチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(1,3−オキサゾール−5−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(2−フェニルエチル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−4−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−([1,1'−ビフェニル]−3−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−ベンジルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−ニトロベンズアミド
4−ニトロ−N−{[5−({4−[3−(モルホリン−4−イルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2−アミノアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(ピリミジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[(3−アミノピリジン−2−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−{2−ニトロ−4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(3−フェニルプロピル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−ニトロ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[(ブチルアミノ)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−エチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
3−ニトロ−N−[(5−{[4−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−ニトロ−N−[(5−{[4−(3−プロピルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,4−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−ニトロベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,4−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
2−ヒドロキシ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−2−ヒドロキシベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(1,3−ジチオラン−2−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−ニトロベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(3−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(ジメチルアミノ)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(3−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルファニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(アミノスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
メチル3−({1−[(5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]−メチル}チエン−2−イル)スルホニル]−ピペリジン−4−イル}アミノ)−安息香酸塩
N−{[5−({4−[3−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−. メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(2−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−{3−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[2−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−({5−[(4−{2−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(1,3−ジチオラン−2−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(4−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[アミノ(イミノ)メチル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[(2−ヒドロキシエチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−アニリノピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(4−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(2−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(ピリミジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[(3−アミノピリジン−2−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−({3−ニトロピリジン−2−イル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(2,2−ジオキシド−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾチエン−5−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(2−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(4−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−tert−ブチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[3−(1,3−オキサゾール−5−イル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−[(5−{[4−([1,1'−ビフェニル]−3−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(3−プロピルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[3−(モルホリン−4−イルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(2−フェニルエチル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−ベンジルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(3−フェニルプロピル)ピペラジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[(ブチルアミノ)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(3−エチルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−5−ニトロ−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3,4−ジヒドロキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ピリジン−2−カルボキサミド
N−[(5−{[4−(ヘキシルオキシ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−ヘプタノイルピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−プロピルアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−2−フリル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−2−フリル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(3−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−2−フリル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(ジメチルアミノ)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[3−(メチルスルファニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[3−(アミノスルホニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}−4−クロロベンズアミド
メチル3−({1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル)−2−フリル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)安息香酸塩
3−({1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2−フリル)スルホニル]ピペリジン−4−イル}アミノ)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{3−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]−2−フリル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(2−メトキシアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−2−フリル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[2−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{2−ニトロアニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]−2−フリル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(4−クロロアニリノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−2−フリル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(トリフルオロメチル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]−2−フリル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({4−[4−(アミノカルボニル)アニリノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[4−(1,3−ジチオラン−2−イル)アニリノ]ピペラジン−1−イル}スルホニル)−2−フリル]メチル}ベンズアミド
N−({5−[(4−{3−[アミノ(イミノ)メチル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]−2−フリル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]−2−フリル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−アニリノピペリジン−1−イル)スルホニル]−2−フリル}メチル)−4−クロロベンズアミド
4−ニトロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]2−フリル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(3−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピロリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}アゼパン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル}−2−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]−アニリノピペリジン−1−イルスルホニル]チオフェン−3−カルボン酸
5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル}−2−{[4−(オクチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チオフェン−3−カルボン酸
N−(2−ヒドロキシエチル)−5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル}−2−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チオフェン−3−カルボキサミド
N−({4−(ヒドラジノカルボニル)−5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}−ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル}−2−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]−アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チオフェン−3−カルボキサミド
N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル}−2−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チオフェン−3−カルボキサミド
N−({4−(ヒドロキシメチル)−5−[(4−{3−[(トリフルオロメチル)スルホニル]アニリノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−トリフルオロメチルベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(1,3−チアゾール−2−イルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ヘプチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ペンチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ブチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ドデシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−シクロヘキシルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[(1R)−1−シクロヘキシルエチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({4−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−プロポキシエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(1−アダマンチルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−エチルヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(オクチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ヘプチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(オクチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(ペンチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ブチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(ドデシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−シクロヘキシルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[(1R)−1−シクロヘキシルエチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−プロポキシエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(1−アダマンチルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(3,3−ジエトキシプロピル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(3−モルホリン−4−イルプロピル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−エチルヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(ヘプチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(オクチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(ペンチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ブチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[4−(ドデシルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−シクロヘキシルエチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[(1R)−1−シクロヘキシルエチル]アミノ}アゼパン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−プロポキシエチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(1−アダマンチルメチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(3−モルホリン−4−イルプロピル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−エチルヘキシル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]アミノ}アゼパン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ヘプチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(オクチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ペンチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ブチルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ドデシルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−シクロヘキシルエチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−プロポキシエチル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−エチルヘキシル)アミノ]アゼパン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)アゼパン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[2−(4−メチルフェニル)エチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[(1S,2R)−2−フェニルシクロプロピル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(1−ナフチルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−フェニルプロピル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−({5−[(4−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(3−フェニルプロピル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(ノニルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(デシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−(エチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−{[5−({4−[(2−[1,1'−ビフェニル]−4−イルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[([1,1'−ビフェニル]−3−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2−チエン−2−イルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]ベンジル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(キノリン−4−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[([1,1'−ビフェニル]−4−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(2−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]アミノ}エチル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−(プロピルアミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−({4−[(トリフルオロメチル)スルホニル]ベンジル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(3,4−ジヒドロキシベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
メチル[{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2−チエニル)スルホニル]−4−ピペリジニル}(ヘキシル)アミノ]酢酸塩
tert−ブチル[{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2−チエニル)スルホニル]−4−ピペリジンイル}(ヘキシル)アミノ]酢酸塩
[{1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2−チエニル)スルホニル]−4−ピペリジニル}(ヘキシル)アミノ]酢酸
N−[(5−{[3−(ヘプチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[3−(オクチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[3−(ペンチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[3−(ブチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[3−(ドデシルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({3−[(2−シクロヘキシルエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(3−{[(1R)−1−シクロヘキシルエチル]アミノ}ピロリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({3−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({3−[(2−プロポキシエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({3−[(シクロヘキシルメチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({3−[(1−アダマンチルメチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({3−[(3−モルホリン−4−イルプロピル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({3−[(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({3−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({3−[(2−エチルヘキシル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−[(5−{[3−(ヘキシルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[3−(ヘプチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[3−(ヘキシルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[3−(ペンチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[3−(ブチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−[(2−シクロヘキシルエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({3−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(3−{[(1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル]アミノ}ピロリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−{[5−({3−[(1−アダマンチルメチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−[(3−モルホリン−4−イルプロピル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−[(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−[(2−ピペリジン−1−イルエチル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−[(2−エチルヘキシル)アミノ]ピロリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[3−(オクチルアミノ)ピロリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
メチル(2S)−1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2−チエニル)スルホニル]−4−(ヘキシルアミノ)−2−ピロリジンカルボン酸塩
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(ペンチルアミノ)メチル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[2−(ブチルアミノ)エチル]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−ブチルアニリノ)メチル]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヘキシル(メチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(シクロヘキシルメチル)(ヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[ベンジル(ヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヘキシル(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヘキシル(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヘキシル(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[ブチル(ヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヘキシル(3−フェニルプロピル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[ヘキシル(2−フェニルエチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[[(5−ブロモ−2−フリル)メチル](ヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−4−クロロベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{メチル[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(3−クロロベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(3−メチルベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−プロピルベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−{[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]アミノ}ピペリジン−1−イル)スルホニル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(2,3,4,5,6−ペンタメチルベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−プロポキシベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−ブトキシベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−メトキシベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(ピリジン−3−イルメチル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−tert−ブチルベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(3−エトキシベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−フェノキシベンジル)アミノ]ピペリジン−1−イル}スルホニル)チエン−2−イル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({4−[(トリフルオロメチル)スルファニル]ベンジル}アミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[4−(メチルスルホニル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
N−({5−[(4−{[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[2,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[4−(エチルスルファニル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({3−[(トリフルオロメチル)スルファニル]ベンジル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
N−({5−[(4−{[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−ヨードベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[4−(ベンジルオキシ)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(メシチルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−クロロベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−エチルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−ペンチルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−{[5−({4−[(4−メチルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−ブチルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−イソプロピルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−イソブチルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−[(4−{[(1−ヒドロキシ−1ラムダ〜5〜−ピリジン−4−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾダイオキシン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−{[5−({4−[(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(4−プロピルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(4−プロポキシベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−ブトキシベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(4−キノリンイルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
N−{[5−({4−[(4−tert−ブチルベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}−4−クロロベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({4−[(4−フェノキシベンジル)アミノ]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−({4−[(トリフルオロメチル)スルファニル]ベンジル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
3−メトキシ−N−({5−[(4−{[2−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]メチル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ベンジルアミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]−3−メトキシベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
3−メトキシ−N−[(5−{[4−({1−メチル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−({1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−({1−メチル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[2−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}メチル)−1−ピロリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[(3R)−3−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}メチル)ピロリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(3−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({3−[(ヘキシルアミノ)メチル]−1−ピペリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−({5−[(3−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピロリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
4−クロロ−N−{[5−({(3R)−3−[(ヘキシルアミノ)メチル]ピロリジニル}スルホニル)−2−チエニル]メチル}ベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[3−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}メチル)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
2−オキソ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボキサミド
N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボキサミド
N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]−2−ヒドロキシベンズアミド
2−ヒドロキシ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)ベンズアミド
N−[(5−{[4−(ヘキシルアミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]−2−チオキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボキサミド
2−チオキソ−N−({5−[(4−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボキサミド
N−[(5−{[4−(ブチルアミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボキサミド
N−({5−[(4−{エチル[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−1−ピペリジニル)スルホニル]−2−チエニル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
4−クロロ−N−[(5−{[4−({イミノ[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}アミノ)−1−ピペリジニル]スルホニル}−2−チエニル)メチル]ベンズアミド
1−[(5−{[(4−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2−チエニル)スルホニル]−4−(ヘキシルアミノ)プロリンエチル2−{[4−(ヘキシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−5−{[(3−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル}チオフェン−3−カルボン酸塩
N−{[5−{[4−(ヘキシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−4−(トリメチルシリル)チエン−2−イル]メチル}−3−メトキシベンズアミド
N−({5−{[4−(ヘキシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}−4−[ヒドロキシ(フェニル)メチル]チエン−2−イル}メチル)−3−メトキシベンズアミド
5−[(3−メトキシ−ベンゾイルアミノ)−メチル]−2−[4−(4−トリフルオロメチル−ベンジルアミノ)−ピペリジン−1−スルホニル]−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル
N−[(4−クロロ−5−{[4−(ヘキシルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]−3−メトキシベンズアミド。
【0144】
式(III)の化合物は、WO01/23378、WO02/28856及びWO02/26733のいずれかに記載の方法により得ることができる。
【0145】
更なる実施態様において、JNK阻害剤は、式(C)に示すピラゾロアントロン誘導体であることができる(WO01/12609):
【化15】

【0146】
更なる実施態様において、JNK阻害剤は、式(IV)を有することができる(WO03/018022):
【化16】

【0147】
本発明は、実施例により例示され、これは決して限定することを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0148】
【図1】子宮内膜細胞中のN−カドヘリン及びサイトケラチンの発現(12Z)。JNK阻害剤で処理した細胞をパラホルムアルデヒドで固定し、N−カドヘリン及びサイトケラチンに対して染色した。細胞を、蛍光顕微鏡(位相差顕微鏡及び蛍光写真)下で観察した。JNK阻害剤による細胞の処理は、N−カドヘリンの発現を減少させた。サイトケラチンの発現は、JNK阻害剤による処理の後で変化しなかった。
【図2】ラット中で実験的に誘導した子宮内膜症における子宮内膜様病巣の成長におけるJNK阻害剤の効果。10mg/kgの用量で与えたJNK阻害剤の効果は、ビヒクルと異ならなかった。30mg/kg及び60mg/kgの用量は、形成した子宮内膜病変の顕著な退化を示した。
【図3】ラット子宮内膜症モデルにおける子宮内膜様病巣中のサイトカインに対するJNK阻害剤の効果。JNK阻害剤は、子宮内膜病巣中の炎症性サイトカイン、IL−12、INF−γ、IL−10及びMCP−1のレベルを減少させた。
【図4】ラット中で実験的に誘導した子宮内膜症における対側角中のサイトカインに対するJNK阻害剤の効果。JNK阻害剤のサイトカイン発現に対する効果は観察されなかった。
【図5】ラット子宮内膜症モデルにおけるNK細胞活性に対するJNK阻害剤の効果。JNK阻害剤による処理は、ビヒクル処理群と比較して、NK細胞活性を増大させた。
【実施例】
【0149】
実施例1:子宮内膜症のためのモデル
JNK阻害剤の効果を、子宮内膜症のインビトロ及びインビボ両方のモデルにおいて評価した。子宮内膜症の阻害における薬剤処置の有効性は、2つのインビボモデル、i)ヌードマウスモデル及びii)ラットモデル、並びにインビトロ増殖性臓器培養モデルにおいて試験した。
【0150】
実施例1.1:N−カドヘリンの発現
インビトロの試験のために、ヒト子宮内膜細胞(12Z)を用いた(Zeitvogel et al 2001)。これらの細胞は侵襲性であって、N−カドヘリンを発現する一方で、より侵襲性でない細胞は、より低いN−カドヘリンのレベルを有する。これらの細胞をJNK阻害剤で処理し、細胞をパラホルムアルデヒドで固定した。固定した細胞を、N−カドヘリン及びサイトケラチンに対する特異的抗体、その後Alexafluor(蛍光色素)に結合した二次抗体を用いて、これらのタンパク質に関して染色した。細胞を蛍光顕微鏡で観察し、位相差顕微鏡写真及び蛍光写真の両方を撮った。図1は、これらの細胞中のサイトケラチン及びN−カドヘリンの発現パターンを示す。JNK阻害剤で処理した細胞は、N−カドヘリンの発現を減少させた(図1)。これは、この経路が、N−カドヘリン発現及び子宮内膜症の侵襲活性の制御に関連することを示す。一方で、サイトケラチンの発現(上皮細胞のためのマーカー)は、この化合物の処理後に変わらなかった(図1)。これは、子宮内膜細胞のみがJNK阻害剤による処理により影響を受ける一方で、上皮細胞が影響を受けないことを示す。従って、JNK経路をブロックすることにより、子宮内膜症に関連する侵襲性は特異的に阻害され、その結果、子宮内膜症の処置に非常に有用であり得る。
【0151】
実施例1.2:ヌードマウスモデル
ヒト子宮内膜組織を、卵巣切除したヌードマウス中に注入し、疾患を確立した(Bruner−Tran et al 2002)。概説すると、正常なボランティア又は子宮内膜患者から得られた子宮内膜生検を小さな断片に切り、24時間エストラジオールの存在下で培養した。処理組織を、エストラジオール注入と共に、皮下又は腹腔内により、卵巣切除したヌードマウスに注入した。注入の2〜4日以内に、異所性子宮内膜病変が、動物中で発達した。プロゲステロン又はJNK阻害剤のいずれかによる処置を、組織注入の10〜12日後に開始した。この化合物を、10mg/kg及び30mg/kg/動物の用量で、30日間投与した。このモデルを用いた初期の実施は、プロゲステロン処置が疾患進行を妨害し、従ってこれが対照として用いられたことを確立した。処置の完了後に、動物を屠殺し、皮下及び腹腔内部位の両方に見出される移植組織から発達した病変を測定した(大きさ及び数の両方)。
【0152】
以下の表1は、上記のように実施した試験結果を示す。30mg/kgの用量のJNK阻害剤は、プロゲステロン処置と比較して、50%の動物において確立した疾患を退化させるのに効果的であった。病変の平均の大きさも、この処置により20%減少した。TBPを用いて実施した別の実験においては、陽性対照(プロゲステロン)と比較して、疾患を有する動物の数の約60%の減少が観察されたが、病変の大きさへの効果はなかった。このモデルがヒト子宮内膜組織の成長/退化を測定し、ヒト疾患の処置に直接的な関連性を有するので、これらの結果は顕著である。
【0153】
表1:ヌードマウス異種移植モデルにおける、JNK阻害剤(式IのJNK阻害剤)及びタンパク質免疫調節剤の、子宮内膜病変の退化への効果
【表1】

【0154】
ヌードマウスにおける別の実験において、ヒト子宮内膜組織を子宮内膜患者から得、エストラジオール単独、エストラジオールとメドロキシプロゲステロン酢酸塩(MPA)又はJNK阻害剤のいずれかの存在下で24時間培養した。その後、処理した組織を、エストラジオール注入と共に、卵巣切除マウスの皮下又は腹腔内に注入した。注入から2〜4日以内に、動物中に異所性子宮内膜病変が発達した。組織注入の10〜12日後に、MPA単独、JNK阻害剤単独又はMPAとJNK阻害剤のいずれかにより、処理を開始した。JNK阻害剤を、30/mg/kg/動物の用量で、30日間投与した。処理の完了後に、動物を屠殺し、皮下及び腹腔内部位の両方で見出される移植組織から発達した病変の大きさ及び数の両方を測定した。MPA及び式1のJNK阻害剤の組み合わせによる処理は、エストラジオール単独で処理したものの病変の容量及び大きさと比較して、約50%の病変容量の減少及び約15〜30%の病変の大きさの減少をもたらした。これらの結果は、式1のJNK阻害剤のプロゲスチンとの組み合わせが、子宮内膜症を処置及び/又は予防するのに効果的であるであろう事を示唆する。
【0155】
実施例1.3:ラットモデル
子宮内膜症を、以前説明されたように、ラットにおいて誘導された(D'Antonio et al 2000)。概説すると、自己子宮角断片を、ラットの腹壁の内側表面に移植した。移植の3週間後に、移植組織の大きさ及び生存率を測定した。組織結合の確認の1週間後に、処理を開始した。対照群は、ビヒクルのみを受けた。JNK阻害剤を、1日あたり10mg/kg及び30mg/kgの用量で経口(po)投与した。JNK阻害剤の処理を9日間実施し、最後の処理の2時間後に動物を麻酔し、血液試料を回収した。子宮内膜様病巣の表面積を測定し、PBS及び対側子宮フラッシングで洗い流した子宮内膜様病巣も、サイトカインの測定のために回収した。組織学及びNK細胞活性測定それぞれのために、子宮内膜様病巣及び脾臓を、除去した。このモデルにおいて、10mg/kgの用量のJNK阻害剤の効果はビヒクルと異ならなかったが、30 mg/kg及び60mg/kgの用量では、確立した子宮内膜病変の顕著な退化が観察された(図2)。アンチド(antide)による処理(比較のため)は、約85%の退化を示した(データは示さない)。
【0156】
実施例1.4:ラットモデル/サイトカイン濃度の測定
子宮内膜病巣又は病変を有さない対側子宮角のいずれかで測定したサイトカイン濃度の変化が、これらの最近の研究から更に重要である。JNK阻害剤のサイトカイン濃度への効果を、ラットモデルにおいて測定した(実施例1.3を参照のこと)。この結果は、JNK阻害剤による処理が、子宮内膜病巣中の炎症性サイトカイン、IL−12、INF−γ、IL−10及びMCP−1の濃度を減少させたことを実証する(図3)。これらのサイトカインは、疾患を有する女性の腹水中で上昇することが以前報告された。対側角においては、JNK阻害剤はサイトカインの発現に対して効果を有さなかった(図4)。更に、阻害剤の処理は、ビヒクル処理群と比較して、NK細胞活性を増大させた(図5)。減少した細胞傷害性リンパ球活性は、子宮内膜症の女性において観察された。従って、これらの結果は、JNK阻害剤処置によるNK細胞の細胞傷害活性の増大が、異所性子宮内膜の除去に寄与し得ることを示唆する。更に、JNK阻害剤を用いたこれらの結果は、阻害剤の効果が、疾患を有さない子宮の一部又は腹膜腔に影響を与えずに罹患組織を処置し得ることを示唆する。
【0157】
このモデルにおけるラットの免疫系は無傷であり、分子が一次機構として、宿主の免疫調節経路のみに影響を与えた場合、このモデルにおけるこの分子の効果は、ヌードマウスにおいて観察されたものよりも強いはずであったことを示唆している。実際に、ヌードマウス及びラットモデルからのこれらの結果は、直接的な子宮内膜組織又はヌードマウス中で保持される免疫細胞集団におけるこの分子の重要な活性を示唆する。このラットモデルの別の重要な特徴は、無傷の子宮筋組織及び子宮内膜組織が、実験動物中に外科的に切除されることである。まとめると、これらの2つのモデル系からの結果は、JNK経路を標的とするキナーゼ阻害剤が、子宮内膜症に関連し、疾患の処理に有効な薬剤であり得ることを示す。
【0158】
実施例1.5:増殖性臓器培養モデル
正常な子宮内膜組織を、ドナー集団(子宮内膜症の既往歴を有さない)及び外科的に確認された子宮内膜症を有する女性から、生検により、排卵の直前に取得した。生検の前にインフォームド・コンセントを得、ヒト組織の使用は、バンダービルト大学施設内倫理委員会(Vanderbilt University's Institutional Review Board)及び被験者の保護のための委員会(Committee for the Protection of Human Subjects)により承認された。
【0159】
子宮内膜生検を、小さな立法体(〜1×1mm3)へと解体し、処理群あたり8〜10個の組織を、組織培養挿入物に懸濁した。血清添加物を含むDME/F−12培地中で、37℃で、合計72時間、臓器培養を保持した。組織処理は、JNK阻害剤を含む及び含まずに、17β−エストラジオール(E)、Eとプロゲステロン(P)、又はEとメドロキシプロゲステロン酢酸塩(MPA)を含んでいた。実験条件の開始まで、Eだけの中で培養を24時間保持した。JNK阻害剤を5又は15μMの濃度で用いて、MPAを50、100又は250μMの濃度で用いた。
【0160】
培地を臓器培養から回収し、分泌タンパク質をCoomassie Plus Protein Assay(Pierce)を用いて定量化し、20μgの総タンパク質を10%のSDS−PAGEにかけた。タンパク質をPVDF膜に転写し、10%の脱脂乳及び0.05%のTween−20を含むPBS中でブロックした。ブロットを、ヒトMMP−3(これは子宮内膜組織のためのマーカーである)を認識する一次抗体を含むPBS/Milk/Tween中で、4℃で一晩インキュベートし、洗い、二次抗体で1時間インキュベートした。タンパク質を、化学発光法(Amersham)及びオートラジオグラフィーにより可視化した。ネガティブコントロールとして、同一のブロットを、一次抗体を用いずにインキュベートした。
【0161】
結果は、MPA単独で退化しなかった子宮内膜症患者から得られる子宮内膜培養物とは対照的に、正常なヒト子宮内膜培養物がMPA処理に感受性であったことを示した。式1のJNK阻害剤をMPA処理と組み合わせた場合、MPAに対する感受性は、子宮内膜症患者から得られる培養物中で回復し、正常なボランティアから得られる培養物中で保持された。
【0162】
これらの結果は、プロゲスチンの式1のJNK阻害剤との同時投与は、子宮内膜症を処置し、その再確立を予防するだろうことを示唆する。
【0163】
【表2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療有効量のJNK阻害剤を投与することを含んで成る、個体中の子宮内膜症を処置及び/又は予防する方法。
【請求項2】
JNK阻害剤がホルモン抑制剤と組み合わせて投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ホルモン抑制剤が、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター及びエストロゲン受容体モジュレーターから成る群から選択される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
JNK阻害剤が、単独で又は子宮内膜症関連の不妊症の処置のための他の排卵誘発剤と組み合わせて投与される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
JNK阻害剤が、式(I)のベンゾチアゾール誘導体
【化1】

並びに、その互変異性体、その幾何異性体、その光学活性形態、例えば鏡像異性体、ジアステレオマー及びそのラセミ型、並びにその医薬として許容される塩である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法
{式中、
Gは、ピリミジニル基であり、
Lは、C1−C6−アルコキシ、又はアミノ基、又は3〜8員ヘテロシクロアルキルであって、N、O、Sから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含み;
1は、水素、スルホニル、アミノ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル又はC1−C6−アルコキシ、アリール、ハロゲン、シアノ及びヒドロキシから成る群から選択される}。
【請求項6】
1がH又はC1−C3アルキルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
JNK阻害剤が、式(Ia)、(Ia')又は(Ia'')のいずれかである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法:
【化2】

{式中、
1は、水素、スルホニル、アミノ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル又はC1−C6−アルコキシ、アリール、ハロゲン、シアノ及びヒドロキシら成る群から選択され;
Lは、式−NR34のアミノ基であり、ここで、R3及びR4は、それぞれ互いに独立に、H、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、飽和又は不飽和3〜8員シクロアルキル、3〜8員ヘテロシクロアルキル、(ここで、当該シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基は、1〜2個の更なるシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基と縮合することができ)、C1−C6−アルキルアリール、C1−C6−アルキルヘテロアリール、C2−C6−アルケニルアリール、C2−C6−アルケニルヘテロアリール、C2−C6−アルキニルアリール、C2−C6−アルキニルヘテロアリール、C1−C6−アルキルシクロアルキル、C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル、C2−C6−アルケニルシクロアルキル、C2−C6−アルケニルヘテロシクロアルキル、C2−C6−アルキニルシクロアルキル、C2−C6−アルキニルヘテロシクロアルキルであり、或いは
3及びR4は、それらが結合する窒素と一緒に環を形成することができる}。
【請求項8】
3が、水素又はメチル又はエチル又はプロピル基であり、R4が、(C1−C6)−アルキル、C1−C6アルキル−アリール、C1−C6−アルキル−ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール及び4〜8員飽和又は不飽和シクロアルキルから成る群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
3及びR4が、それらが結合する窒素と一緒に、任意に置換されたピペラジン又はピペリジン又はモルホリン又はピロリジン環を形成し、当該任意の置換基は、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、アリール、ヘテロアリール、飽和又は不飽和3〜8員シクロアルキル、3〜8員ヘテロシクロアルキル、(ここで、当該シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基は、1〜2個の更なるシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール又はヘテロアリール基と縮合することができ)、C1−C6−アルキルアリール、C1−C6−アルキルヘテロアリール、C2−C6−アルケニルアリール、C2−C6−アルケニルヘテロアリール、C2−C6−アルキニルアリール、C2−C6−アルキニルヘテロアリール、C1−C6−アルキルシクロアルキル、C1−C6−アルキルヘテロシクロアルキル、C2−C6−アルケニルシクロアルキル、C2−C6−アルケニルヘテロシクロアルキル、C2−C6−アルキニルシクロアルキル、C2−C6−アルキニルヘテロシクロアルキルから成る群から選択される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
Lが以下のものから選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法:
【化3】

{式中、
nは、1〜10、好ましくは1〜6であり、
5及びR5'は、互いに独立に、H、C1−C10アルキル、アリール又はヘテロ−アリール、C1−C6アルキル−アリール及びC1−C6−アルキル−ヘテロアリールから成る群から選択される}。
【請求項11】
Lが以下のものから選択される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法
【化4】

{式中、
nは、1〜10、好ましくは1〜6であり;且つ
5及びR5'は、互いに独立に、H、C1−C10アルキル、アリール又はヘテロ−アリール、C1−C6アルキル−アリール及びC1−C6−アルキル−ヘテロアリールから成る群から選択される}。
【請求項12】
JNK阻害剤が、以下のものである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法:
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]オキシ}ピリミジン−4−イル)アセトニトリル。
【請求項13】
JNK阻害剤が、式(III)の化合物
【化5】

並びに、その幾何異性体、その光学活性形態、例えば鏡像異性体、ジアステレオマー及びそのラセミ型、並びにその医薬として許容される塩である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法
{式中、
Yは、少なくとも1つの窒素原子を含む、4〜12員飽和環式又は二環式アルキルであり、当該環の中の1つの窒素原子は、式(III)のスルホニル基と結合を形成し、それによりスルホンアミドを提供し;
1は、水素、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、アミノ、スルファニル、スルフィニル、スルホニル、スルホニルオキシ、スルホンアミド、アシルアミノ、アミノカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、カルボキシ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ及びヒドラジドから成る群から選択され;
2は、水素、COOR3、−CONR33'、OH、OH又はアミノ基により置換されたC1−C4アルキル、ヒドラジドカルボニル基、硫酸塩、スルホン酸塩、アミン又はアンモニウム塩から成る群から選択され;
3、R3'は、H、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C6−アルキル、及びヘテロアリール−C1−C6−アルキルから成る群から独立に選択される置換基である}。
【請求項14】
1が、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC1−C6アルコキシから成る群から選択される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
Yが、以下の一般式を有するいずれかの環状アミンである、請求項13又は14に記載の方法:
【化6】

{式中、
1及びL2は、互いに独立に、任意に1〜3個のヘテロ原子を含むC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C4−C8−シクロアルキルから成る群から選択され、任意にアリール又はヘテロアリールと縮合し;又は、L1及びL2は、独立にアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C6−アルキル、ヘテロアリール−C1−C6−アルキル、−C(O)−OR3、−C(O)−R3、−C(O)−NR3'3、−NR3'3、−NR3'C(O)R3、−NR3'C(O)NR3'3、−(SO)R3、−(SO2)R3、−NSO23、及び−SO2NR3'3から成る群から選択され、
3、R3'は、H、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C6−アルキル、及びヘテロアリール−C1−C6−アルキルから成る群から独立に選択される置換基であり;
或いは、L1及びL2は、一緒に、4〜8員の飽和環式アルキル又はヘテロアルキル基を形成し;且つ
6は、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、スルホニル、オキソ(=O)から成る群から選択され、且つ
n'は、0〜4、好ましくは1又は2の整数である}。
【請求項16】
6がHであり、L2がHであり、L1が−NR3'3であり、ここで、R3'及びR3の少なくとも1つは、水素ではなく、C3−C12−シクロアルキル若しくは−ビシクロ若しくは−トリシクロアルキルにより置換された直鎖又は分岐のC4−C18−アルキル、アリール−C1−C18−アルキル、ヘテロアリール−C2−C18−アルキル、C1−C14−アルキルから成る群から選択される置換基であり、当該アルキル鎖は1〜3個のO又はS原子を含むことができる、請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
1が−NHR3であり、ここで、R3は、シクロヘキシル基又はベンジル基により任意に置換された直鎖又は分岐のC4−C12−アルキル、好ましくはC6−C12−アルキルである、請求項13〜16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
Yが、ピペリジン基
【化7】

{式中、L1が−NHR3であり、ここで、R3は、直鎖又は分岐のC4−C12−アルキル、好ましくはC8−C12−アルキルである}、又はベンジル基である、請求項13〜17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
JNK阻害剤が、以下のものから成る群から選択される、請求項13〜18のいずれか一項に記載の方法:
1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[2−(3−ピリジニル)エチル]アミノ}−4−ピリミジニル)アセトニトリル
4−クロロ−N−[(5−{[4−(ブチルアミノ)ピペリジン−1−イル]スルホニル}チエン−2−イル)メチル]ベンズアミドアセトニトリル。
【請求項20】
JNK阻害剤、ホルモン抑制剤及び医薬として許容される賦形剤を含んで成る医薬組成物。
【請求項21】
ホルモン抑制剤が、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、アロマターゼ阻害剤、プロゲステロン受容体モジュレーター及びエストロゲン受容体モジュレーターから成る群から選択される、請求項20に記載の医薬組成物。
【請求項22】
JNK阻害剤が、請求項5〜12に記載の式(I)のベンゾチアゾール誘導体、又は請求項13〜19に記載の式(III)の化合物である、請求項20又は21に記載の医薬組成物。
【請求項23】
ベンズアゾール誘導体が、1,3−ベンゾチアゾール−2−イル(2−{[4−(モルホリン−4−イルメチル)ベンジル]−オキシ}ピリミジン−4−イル)−アセトニトリルである、請求項20〜22のいずれか一項に記載の医薬組成物。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図1】
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【公開番号】特開2013−64011(P2013−64011A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−273634(P2012−273634)
【出願日】平成24年12月14日(2012.12.14)
【分割の表示】特願2008−521654(P2008−521654)の分割
【原出願日】平成18年7月12日(2006.7.12)
【出願人】(309025524)メルク セローノ ソシエテ アノニム (49)
【Fターム(参考)】