説明

字光式ナンバープレート用照明装置

【課題】本発明は、小型化された字光式ナンバープレート用照明装置を提供する。
【解決手段】遮光性基板12に透光性の文字部13が形成された字光式ナンバープレート11を取り付けてその裏面から光を照射するための字光式ナンバープレート用照明装置10であって、浅い皿状のケース22の内部には、文字部13のうち地名18及び分類番号19に対応する位置に配された第1導光板23と、文字部13のうちかな文字20及び登録番号21に対応する位置に配された第2導光板24と、少なくとも第1導光板23と第2導光板24との間の位置に配されると共にLED25が配された主回路基板26と、が収容されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、字光式ナンバープレート用照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
遮光性基板に透光性の文字部が形成された字光式ナンバープレートを取り付けてその裏面から光を照射するための字光式ナンバープレート用照明装置として、特許文献1に記載のものが知られている。
この照明装置は、ナンバープレートを保持する矩形状をなす扁平なケース内に、ケースの長手方向の下縁に沿って、発光ダイオードが配された回路基板を配し、更に、透光性の合成樹脂からなる透光板を配してなる。
【0003】
上記の構成によれば、発光ダイオードから発せられた光は導光板によってケース内に導かれ、字光式ナンバープレートの文字部が光るようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実用新案登録3122462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記の構成によると、発光ダイオードが配された回路基板は、照明装置の下縁部に配されている。詳細には、字光式ナンバープレートの文字部よりも下方に、回路基板が位置するようになっている(特許文献1の図1及び図3参照)。すると、回路基板を収容するケースは、字光式ナンバープレートの文字部よりも下方に大きくせざるを得ない。この結果、照明装置が、字光式ナンバープレートよりも大型化するという問題がある。
【0006】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化された字光式ナンバープレート用照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、遮光性基板に透光性の文字部が形成された字光式ナンバープレートを取り付けてその裏面から光を照射するための字光式ナンバープレート用照明装置であって、浅い皿状のケースの内部には、前記文字部のうち地名及び分類番号に対応する位置に配された第1導光板と、前記文字部のうちかな文字及び登録番号に対応する位置に配された第2導光板と、少なくとも前記第1導光板と前記第2導光板との間の位置に配されると共に発光ダイオードが配された主回路基板と、が収容されている。
【0008】
本発明によれば、主回路基板は、少なくとも、地名及び分類番号に対応する位置に配された第1導光板と、文字及び登録番号に対応する位置に配された第2導光板と、の間の位置に配されている。すなわち、主回路基板は、字光式ナンバープレートのうち文字部が形成された領域の内側に配されるようになっている。これにより、例えば回路基板が文字部よりも外方の位置に配された場合に比べて、ケースを小型化することができる。この結果、字光式ナンバープレート用照明装置を小型化できる。
【0009】
なお、地名とは、ナンバープレートが払い出された運輸支局若しくは自動車検査登録事務所の地名、又は新たな地域名(いわゆるご当地ナンバーに記載された地名)をいい、自動車登録規則(昭和四十五年二月二十日運輸省令第七号)の別表第一に記載された地名をいう。
【0010】
また、登録番号とは、車両の登録番号であって、1〜4桁のアラビア数字をいう。登録番号には、3桁以下の場合に空白となる桁を埋める点、又は4桁の場合に2桁目と3桁目に配されるハイフンを含む。
【0011】
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記第1導光板及び前記第2導光板は、前記字光式ナンバープレートと反対側の面が、前記主回路基板から離間するに従って、前記第1導光板及び前記第2導光板の厚さ寸法が薄くなるように傾斜しており、前記ケースは底壁を有し、前記底壁も、前記主回路基板から離間するに従って前記底壁の厚さ寸法が薄くなるように形成されていることが好ましい。
【0012】
上記の態様によれば、ケースの端部の厚さ寸法を、ケースのうち主回路基板が配された領域に比べて薄くすることができる。これにより、字光式ナンバープレートを一層小型化できる。
【0013】
また、第1導光板及び第2導光板のうち、字光式ナンバープレートと反対側の面が、主回路基板側の端部から離間するに従って、その厚さ寸法が薄くなるように傾斜しているので、主回路基板に配された発光ダイオードから出射した光は、第1導光板及び第2導光板のうち、字光式ナンバープレートと反対側の面で反射して、字光式ナンバープレートを確実に照射することができる。これにより、文字部に対して確実に光を照射することができる。
【0014】
前記ケース内には、発光ダイオードが配されると共に前記主回路基板と略直交して配される副回路基板が、前記第1導光板の側方の位置に少なくとも一つ配されており、前記主回路基板と前記副回路基板とは、金属製の接続部材によって、電気的に且つ物理的に接続されていることが好ましい。
【0015】
上記の態様によれば、主回路基板と副回路基板とが金属部材によって電気的に且つ物理的に接続されているので、主回路基板と副回路基板とを接続するための部材を削減することができる。これにより、字光式ナンバープレートを小型化できる。
【0016】
また、副回路基板に配された発光ダイオードから出射された光は、第1導光板により地名及び分類番号の双方又は一方に導かれるので、地名及び分類番号の双方又は一方を均一に照射することができる。
【0017】
前記ケース内には、発光ダイオードが配されると共に前記主回路基板と略直交して配される一対の副回路基板が、前記第1導光板の両側方に配されており、前記主回路基板と前記副回路基板とは、金属製の接続部材によって、電気的に且つ物理的に接続されていることが好ましい。
【0018】
上記の態様によれば、第1導光板の左右両側方に配された一対の副回路基板の発光ダイオードから出射された光は、第1導光板の左右両側方から地名及び分類番号の双方又は一方に導かれるので、地名及び分類番号の双方又は一方を一層均一に照射することができる。
【0019】
前記第1導光板及び前記第2導光板と、前記字光式ナンバープレートとの間には、前記発光ダイオードから出射した光を拡散透過する拡散板が配されており、前記拡散板には、前記字光式ナンバープレートに向かって突出する保護凸部が形成されていることが好ましい。
【0020】
上記の態様によれば、保護凸部によって、字光式ナンバープレートが、拡散板の表面と接触することが抑制される。これにより、例えば振動等によって拡散板の表面に傷がついてしまうことを抑制することができる。この結果、字光式ナンバープレートの明るさが、拡散板に形成された傷によって低下することを抑制することができる。
【0021】
前記ケースの外面には、前記ケース内において前記第1導光板及び前記第2導光板が配された領域とは異なる領域に、電線を配索する配索溝が形成されていることが好ましい。
【0022】
上記の態様によれば、配索溝の形状が第1導光板及び第2導光板に写り込んで、配索溝の形状に起因する影が形成されることを抑制できる。この結果、配索溝の影が文字部に写り込んで、文字部の一部が暗くなることを抑制することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、字光式ナンバープレート用照明装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】図1は本発明の実施形態1に係る照明装置と、字光式ナンバープレートを示す分解斜視図である。
【図2】図2は字光式ナンバープレートを示す平面図である。
【図3】図3は字光式ナンバープレート、及び照明装置が車体に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図4】図4はケースを示す平面図である。
【図5】図5はケースを示す底面図である。
【図6】図6は図4におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図7は、拡散板を外した状態における照明装置を示す平面図である。
【図8】図8は主回路基板及び副回路基板を示す平面図である。
【図9】図9は主回路基板及び副回路基板に形成された回路の概略を示すブロック図である。
【図10】図10は第1導光板及び第2導光板を示す平面図である。
【図11】図11は照明装置を示す分解図である。
【図12】図12は照明装置を示す断面図である。
【図13】図13は実施形態1に係る照明装置において主回路板及び副回路板を示す一部拡大平面図である。
【図14】図14は実施形態2に係る照明装置の主回路基板を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図13を参照しつつ説明する。本実施形態に係る字光式ナンバープレート用照明装置10(以下、照明装置10という)は、字光式ナンバープレート11に取り付けられて、この字光式ナンバープレート11の裏面から光を照射するものである。以下の説明では、図1における上側を表面側とし、下側を裏面側とする。また、図2における上方を上方とし、下方を下方とする。また、図2における左方を左方とし、右方と右方とする。
【0026】
(字光式ナンバープレート11)
字光式ナンバープレート11は、例えば、金属製の遮光性基板12に、所定の文字、数字及び記号を打抜き加工して貫通孔を形成した後、この貫通孔内に透光性を有する合成樹脂材を取り付けることで、透光性の文字部13が形成されてなる。遮光性基板12の上部に貫通形成された1対のボルト挿通孔14にはそれぞれボルト15が挿通可能になっており、字光式ナンバープレート11との間に照明装置10を挟んだ状態でボルト15を車体16に形成されたねじ孔17に螺合することにより、字光式ナンバープレート11及び照明装置10が車体16に固定される(図3参照)。この照明装置10により、字光式ナンバープレート11は裏面から光が照射されるようになっている。
【0027】
図2に示すように、文字部13は、地名18、分類番号19、かな文字20、及び登録番号21とからなる。地名18及び分類番号19は、遮光性基板12の上部寄りの位置に、1対のボルト挿通孔14の間に挟まれた位置に形成されている。地名18は、ナンバープレートが払い出された運輸支局若しくは自動車検査登録事務所の地名18、又は新たな地域名(いわゆるご当地ナンバーに記載された地名18)をいい、自動車登録規則(昭和四十五年二月二十日運輸省令第七号)の別表第一に記載された地名18をいう。かな文字20及び登録番号21は、遮光性基板12のうち、地名18及び分類番号19よりも下方の位置に形成されている。登録番号21は、車両の登録番号であって、1〜4桁のアラビア数字をいう。登録番号21には、3桁以下の場合に空白となる桁を埋める点、又は4桁の場合に2桁目と3桁目に配されるハイフンを含む。
【0028】
(照明装置10)
図1に示すように、照明装置10は、浅い皿状のケース22の内部に、透光性の第1導光板23と、透光性の第2導光板24と、発光ダイオード25(以下、LED25という)が実装された主回路基板26と、LED25が実装された1対の副回路基板27,27と、が収容されている。ケース22の開口は、光を拡散透過する拡散板28によって塞がれている。
【0029】
(ケース22)
図4に示すように、合成樹脂製のケース22は表面側から見て略長方形状をなしている。図3と併せて示すように、ケース22の上下方向の長さ寸法は、字光式ナンバープレート11の上下方向の長さ寸法よりも短く形成されている。また、詳細には図示しないが、ケース22の左右方向の長さ寸法は、字光式ナンバープレート11の左右方向の長さ寸法よりも短く形成されている。ケース22は白色をなしており、光を透過しにくく、且つ光を反射しやすい材料からなる。
【0030】
ケース22は、表面側から見て略長方形状をなす底壁29と、この底壁29の側縁から表面側に立ち上がる側壁30と、を備える。底壁29には、字光式ナンバープレート11のボルト挿通孔14に対応する位置に、ボルト15が挿通されるボルト挿通筒部31が、表面側に立ちあがって形成されている。ボルト挿通筒部31の断面形状は円形状をなしている。底壁29には、側壁30からやや内側の位置に、閉じたループ状をなす周縁リブ32が、表面側に突出して形成されている。周縁リブ32は、側壁30に沿って形成されている。上側に位置する周縁リブ32には、ボルト挿通筒部31に向かって下方に垂下する1対の補助リブ33が底壁29から突出して形成されている。また、底壁29には、各ボルト挿通筒部31の下縁部から下方に垂下された後に左右方向の外方に略直角に曲がって形成されて、周縁リブ32と接続している1対の基板用リブ34,34が、表面側に突出して形成されている。この基板用リブ34は、後述する主回路基板26及び副回路基板27の位置決めを行うようになっている。
【0031】
図3に示すように、側壁30の先端は、字光式ナンバープレート11の裏面に当接している。これにより、字光式ナンバープレート11の裏面と、後述する拡散板28との間には隙間が形成されるようになっている。これにより、振動等により、字光式ナンバープレート11の裏面と、拡散板28とが衝突して、拡散板28が傷つくことが抑制されるようになっている。
【0032】
また、ボルト15が車体16のねじ孔17に螺合されることにより、側壁30の先端と、字光式ナンバープレート11の裏面とは密着するようになっている。これにより、側壁30の先端と、字光式ナンバープレート11との隙間からは光が漏れないようになっている。この結果、例えば、ゴム製のパッキン等により光漏れを抑制する場合に比べて、部品点数を削減できるようになっている。
【0033】
図5に示すように、底壁29の裏面には、左右方向に延びる配索溝35が、表面側に陥没して形成されている。この配索溝35内に、電線36が配索されるようになっている。配索溝35は、底壁29の上下方向について二分の一の位置よりもやや上方に形成されている。配索溝35は底壁29の左右方向の全長に亘って形成されている。詳細には、配索溝35は、後述する主回路基板26が収容された領域と対応する位置に形成されている。電線36は、必要に応じて、配索溝35の左右いずれの端部からも導出しうる。本実施形態においては、電線36は、図5における左側に形成された配索溝35の端部から導出されている。
【0034】
配索溝35には、図5における左端部寄りの位置から上方に分岐する分岐配索溝37が形成されている。図6に示すように、この分岐配索溝37の上端部には、底壁29を貫通する電線挿通孔38が形成されている。この電線挿通孔38に電線36が挿通されることにより、電線36はケース22の内部に導入されるようになっている。
【0035】
(導光板)
図2に示すように、ケース22の内部には、文字部13のうち地名18及び分類番号19に対応する位置に第1導光板23が配されており、また、文字部13のうちかな文字20及び登録番号21に対応する位置に第2導光板24が配されている。
【0036】
図2に示すように、第1導光板23は、例えばアクリル、ポリカーボネート等、透光性を有する合成樹脂を所定の形状に成形してなる。第1導光板23は表面側から見て略長方形状をなしている。第1導光板23は、地名18及び分類番号19が形成された領域よりもやや大きく形成されている。第1導光板23の左右両側縁のうち、上端部寄りの位置は、ボルト挿通筒部31を退避するために左右方向の内側にやや引っ込んで形成されている(図7参照)。
【0037】
図2に示すように、第2導光板24は、例えばアクリル、ポリカーボネート等、透光性を有する合成樹脂を所定の形状に成形してなる。第2導光板24は表面側から見て略長方形状をなしている。第2導光板24は、かな文字20及び登録番号21が形成された領域よりもやや大きく形成されている。図7と併せて示すように、第2導光板24には、かな文字20、アラビア数字若しくは点、及びハイフンに対応する領域の間に、上下方向に延びる複数のスリット39が形成されている。スリット39の上端部及び下端部は、第2導光板24の上端部及び下端部には達してない。換言すると、第2導光板24の上縁部及び下縁部は、スリット39により分断されることなく連なって形成されている。
【0038】
(回路基板)
図7に示すように、ケース22内には、第1導光板23の下方であって、第2導光板24の上方の位置に、左右方向に細長い主回路基板26が収容されている。主回路基板26の左右方向の長さ寸法は、底壁29の左右両側縁に形成された周縁リブ32の左右方向の間隔と同じか、又は僅かに短く設定されている。主回路基板26は、少なくとも、第1導光板23と第2導光板24との間の位置に配されている。この構成により、上述した配索溝35は、第1導光板23及び第2導光板24が配された領域とは異なる領域に形成されるようになっている。
【0039】
主回路基板26は絶縁基板にプリント配線技術により図示しない導電路が形成されており、この導電路に複数のLED25が接続されている。LED25は、主回路基板26の下縁に沿って、発光面を第2導光板24に向けて配されている。
【0040】
第1導光板23のうちスリット39によって仕切られたそれぞれの領域は、複数のLED25によって照射されるようになっている。かな文字20、及び、アラビア数字又は記号に対応する領域は3つのLED25が照射するようになっており、ハイフンに対応する領域は2つのLED25が照射するように配されている。
【0041】
図7に示すように、更にケース22内には、第2導光板24の左右両側方の位置に、主回路基板26に対して直交して上方に延びる1対の副回路基板27,27が収容されている。副回路基板27は上下方向に細長い形状をなしている。副回路基板27は、ボルト挿通筒部31の下縁から下方に延びて主回路基板26にまで達する長さ寸法に形成されている。
【0042】
副回路基板27は、絶縁基板にプリント配線技術により図示しない導電路が形成されており、この導電路には複数のLED25が接続されている。LED25は、副回路基板27のうち、第1導光板23側の側縁に沿って配されており、発光面を第1導光板23に向けている。
【0043】
各副回路基板27には3つのLED25が配されている。3つのLED25のうち最上部に配されたLED25の発光面はやや上方に向けて配されている。これにより、第1導光板23が均一に照射されるようになっている。
【0044】
各副回路基板27には、第1導光板23と反対側に位置する側縁に、ケース22内に導入された電線36と接続されるパッド40が形成されている。このパッド40は導電路と接続されている。
【0045】
また、図8に示すように、各副回路基板27の下端部寄りの位置には、スルーホール41Aが形成されている。また、主回路基板26の上縁部寄りの位置には、副回路基板27のスルーホール41Aに対応する位置に、スルーホール41Bが形成されている。副回路基板27のスルーホール41Aと、主回路基板26のスルーホール41Bとは、金属製の接続部材42により、電気的に、且つ物理的に接続されている(図13参照)。
【0046】
接続部材42は金属線材、又は金属棒材からなり、概ね門形状をなしている。接続部材42の両端部は、主回路基板26のスルーホール41A、及び副回路基板27のスルーホール41B内に貫通されてスルーホール41A,41Bの内周面に形成された導電路とはんだ付けされている。
【0047】
図9に示すように、主回路基板26及び副回路基板27に配された複数のLED25は、上述した2つ又は3つずつに分けられることにより、8つの組に分けられている。各組内においては、2つ又は3つのLED25は直列に接続されている。そして、各組は、互いに並列に接続されている。2つのパッド40は、いずれか一方に電線36が接続されることにより、入力用及び出力用のパッド40とされる。
【0048】
各組内においては、LED25に対して直列に抵抗43が接続されている。また、各組に対して並列に、2つのコンデンサ44,44が接続されている。
【0049】
図7に示すように、ケース22内に、第1導光板23、主回路基板26、副回路基板27、及び第2導光板24を収容すると、これらの部材は、周縁リブ32と、補助リブ33と、基板用リブ34との間の領域において相対的に位置決めされるようになっている。
【0050】
詳細に説明すると、第2導光板24の下縁部と左右両側縁部は、周縁リブ32の下部及び左右両側部と当接することにより、下方及び左右方向について位置決めされる。
【0051】
第2導光板24の上縁と、主回路基板26の下縁とを当接させて主回路基板26を配すると、主回路基板26の上縁は、左右方向に延びる基板用リブ34の下縁と当接することにより、上方への位置決めがなされる。
【0052】
更に、第1導光板23を、1対の副回路基板27,27の間に配すると、第1導電路の左右両側縁は、副回路基板27と当接する。副回路基板27の左右両外縁は、上下方向に延びる基板用リブ34と当接することにより、左右方向に位置決めされる。また、第1導光板23の上部寄りの位置は、補助リブ33と当接することにより、左右方向に位置決めされる。
【0053】
更に、第1導光板23の下縁を主回路基板26の上縁と当接させると共に、第1導光板23の上縁を周縁リブ32の上部と当接させることにより、第1導光板23は上下方向に位置決めされる。
【0054】
上記のように各部材がケース22内で位置決めされた状態で、主回路基板26に対して、表面側から接着テープ(図示せず)を重ねることにより、主回路基板26をケース22に固定するようになっている。なお、主回路基板26は、接着剤によりケース22に固定する構成としてもよい。
【0055】
(第1散乱部45)
図10に示すように、第1導光板23の左右両側面は、副回路基板27に配されたLED25から出射された光が入射される第1入射面46とされる。また、図11に示すように、第1導光板23の表面は、第1入射面46から入射した光が字光式ナンバープレート11に向けて出射される第1出射面47とされる。第1導光板23の裏面(字光式ナンバープレート11と反対側の面)は、第1導光板23の内部を進む光を表面(字光式ナンバープレート11側の面)に向けて反射する第1反射面48とされる。第1反射面48には、図10に示す第1散乱部45が印刷により形成されている。
【0056】
第1散乱部45はドット形状をなしている。第1散乱部45は、第1入射面46の近傍においては比較的に小さなドットにより形成されており、第1入射面46から左右方向について離間するに従って、ドットの形状が次第に大きくなっており、いわゆるグラデーション配列となっている。本実施形態においては、第1導光板23の左右両側面の第1入射面46から、左右方向の内側に向かうに従ってドットの大きさが次第に大きくなり、第1導光板23の左右方向の中央付近において、ドットの大きさが最も大きくなっている。
【0057】
第1導光板23のうち第1入射面46に近い領域においては、LED25から出射された光の量が多くなっている。この領域においては、第1散乱部45を構成するドットは比較的に小さくなっているので、光は散乱されにくくなっている。これにより、第1反射面48において散乱反射して第1出射面47から出射される光の量は比較的に少なくなっている。
【0058】
一方、第1導光板23のうち第1入射面46から遠い領域、すなわち、本実施形態における第1導光板23の左右方向中央付近においては、第1散乱部45を構成するドットは比較的に大きくなっている。これにより、第1反射面48において光は比較的に散乱反射しやすくなっている。この結果、第1出射面47から出射される光の量は比較的に多くなっている。
【0059】
このように、第1入射面46から近く、相対的に光の量が多い領域においては、第1出射面47からの光の出射が相対的に抑制され、第1入射面46から遠く、相対的に光の量が少ない領域においては、第1出射面47からの光の出射が比較的に促進されるようになっている。これにより、第1出射面47からの光の出射量を、相対的に均一化することができるようになっている。
【0060】
(第2散乱部49)
また、図11に示すように、第2導光板24の上面は、主回路基板26に配されたLED25から出射された光が入射する第2入射面50とされる。第2導光板24の表面は、第2入射面50から入射した光が字光式ナンバープレート11に向けて出射される第2出射面51とされる。第2導光板24の裏面(字光式ナンバープレート11と反対側の面に相当)は、第2導光板24の内部を進む光を表面(字光式ナンバープレート11側の面)に向けて反射する第2反射面52とされる。第2反射面52には、図10に示す第2散乱部49が印刷により形成されている。
【0061】
第2散乱部49はドット形状をなしている。第2散乱部49は、第2入射面50の近傍においては比較的に小さなドットにより形成されており、第2入射面50から下方に離間するに従って、ドットの形状が次第に大きくなっており、いわゆるグラデーション配列となっている。本実施形態においては、第2導光板24の上面の第2入射面50から下方に向かうに従ってドットの大きさが次第に大きくなり、第2導光板24の下端部近傍においてドットの大きさが最も大きくなっている。
【0062】
第2導光板24のうち第2入射面50に近い領域においては、LED25から出射された光の量が多くなっている。この領域においては、第2散乱部49を構成するドットは比較的に小さくなっているので、光は散乱されにくくなっている。これにより、第2反射面52において散乱反射して第2出射面51から出射される光の量は比較的に少なくなっている。
【0063】
一方、第2導光板24のうち第2入射面50から遠い領域、すなわち、本実施形態においては、第2導光板24における下端部近傍においては、第2散乱部49を構成するドットは比較的に大きくなっている。これにより、第2反射面52において光は比較的に散乱反射しやすくなっている。この結果、第2出射面51から出射される光の量は比較的に多くなっている。
【0064】
このように、第2入射面50から近く、相対的に光の量が多い領域においては、第2出射面51からの光の出射が相対的に抑制され、第2入射面50から遠く、相対的に光の量が少ない領域においては、第2出射面51からの光の出射が比較的に促進されるようになっているので、第2出射面51からの光の出射量を、相対的に均一化することができるようになっている。
【0065】
(拡散板28)
図12に示すように、第1導光板23及び第2導光板24の表面には、拡散板28が重ねられている。この拡散板28により、ケース22の開口は塞がれるようになっている。
【0066】
拡散板28は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等、光を拡散透過させる合成樹脂からなる。拡散板28により、第1導光板23の第1出射面47、及び第2導光板24の第2出射面51から表面に向かって出射した光は、拡散板28の内部を透過する際に拡散されて、拡散板28の表面から、均一化されて出射されるようになっている。
【0067】
図1に示すように、拡散板28は、表面から見て略長方形状をなしている。拡散板28は、ケース22よりもやや小さく形成されており、ケース22の側壁30の内側に嵌り込むようになっている。拡散板28には、ボルト挿通筒部31に対応する位置に、ボルト挿通筒部31が貫通される筒部挿通孔55が形成されている。筒部挿通孔55の内径は、ボルト挿通筒部31の外形と同じか、やや大きく形成されている。拡散板28の裏面には、ケース22の側壁30と、周縁リブ32との間に嵌入する嵌入リブ53が、全周に亘って突出して形成されている。
【0068】
本実施形態においては、拡散板28の周縁部と、ケース22の側壁30とが、接着剤によって接着されている。拡散板28とケース22とは、例えば、接着テープによる接着、加熱による熱融着等、必要に応じて公知の手法により固定することができる。
【0069】
図3に示すように、拡散板28は、ケース22の側壁30の先端よりも、裏面側(図3における左側)に引っ込んだ位置に配されるようになっている。また、拡散板28は、ボルト挿通筒部31の先端よりも、裏面側に引っ込んだ位置に配されるようになっている。これにより、図3に示すように、字光式ナンバープレート11が車体16及び照明装置10に取り付けられた状態で、字光式ナンバープレート11の裏面は、拡散板28の表面と離間した状態に保持されるようになっている。
【0070】
更に、拡散板28の表面には、字光式ナンバープレート11に向かって突出する2つの保護凸部54が、左右方向に並んで形成されている(図1参照)。これにより、振動等によって字光式ナンバープレート11が拡散板28側に撓み変形したとしても、保護凸部54が字光式ナンバープレート11と当接することにより、拡散板28の表面に字光式ナンバープレート11が当接することが抑制されるようになっている。
【0071】
(小型化構造)
図11及び図12に示すように、第1導光板23は、第1反射面48(字光式ナンバープレート11と反対側の面)が、主回路基板26の近傍に位置する第1導光板23の下面から上方に離間するに従って第1導光板23の厚さ寸法が薄くなるように傾斜して形成されている。また、第2導光板24は、第2反射面52(字光式ナンバープレート11と反対側の面)が、主回路基板26の近傍に位置する第2導光板24の第2入射面50から下方に離間するに従って第2導光板24の厚さ寸法が薄くなるように傾斜して形成されている。
【0072】
底壁29の表面は、第1反射面48及び第2反射面52に倣って、主回路基板26が配される部分から上方及び下方へ離間するに従って、表面側に傾斜して形成されている。また、底壁29の裏面も、主回路基板26が配される部分から上方及び下方へ離間するに従って、表面側に傾斜して形成されている。更に、底壁29の上端部及び下端部の厚さ寸法は、上下方向の中央付近よりも薄く形成されている。これにより、ケース22は、全体として、上端部及び下端部が、主回路基板26が配された領域よりも厚さ寸法が薄く形成されている。
【0073】
(本実施形態の作用、効果)
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態においては、主回路基板26は、少なくとも、地名18及び分類番号19に対応する位置に配された第1導光板23と、かな文字20及び登録番号21に対応する位置に配された第2導光板24と、の間の位置に配されている。すなわち、主回路基板26は、字光式ナンバープレート11のうち文字部13が形成された領域の内側に配されるようになっている。これにより、例えば回路基板が文字部13よりも外方の位置に配された場合に比べて、ケース22を小型化することができる。この結果、字光式ナンバープレート用照明装置10を小型化できる。
【0074】
LED25が配された主回路基板26自体は、発光しない。このため、主回路基板26のうちLED25が配されていない部分の近傍は、比較的に暗くなってしまうことが懸念される。字光式ナンバープレート11のうち文字部13が形成された領域のうち、地名18及び分類番号19と、かな文字20及び及び登録番号21との間の領域には、文字部13は形成されていない。このため、地名18及び分類番号19と、かな文字20及び及び登録番号21との間の領域は、文字部13が形成された領域の内側において、比較的に暗くなることが許容される唯一の場所となっている。この場所に主回路基板26を配することにより、主回路基板26の近傍が比較的に暗くなった場合でも、文字部13が暗くなることを抑制することができる。
【0075】
また、本実施形態によれば、第1導光板23の第1反射面48は、主回路基板26から離間するに従って、第1導光板23の厚さ寸法が薄くなるように表面側に傾斜している。また、第2導光板24の第2反射面52は、主回路基板26から離間するに従って、第2導光板24の厚さ寸法が薄くなるように表面側に傾斜している。更に、ケース22の底壁29も、主回路基板26から離間するに従って底壁29の厚さ寸法が薄くなるように形成されている。これにより、ケース22の端部の厚さ寸法を、ケース22のうち主回路基板26が配された領域に比べて薄くすることができる。これにより、字光式ナンバープレート11を一層小型化できる。
【0076】
また、第1導光板23の第1反射面48は、主回路基板26から離間するに従って、第1導光板23の厚さ寸法が薄くなるように傾斜しているので、LED25から出射された光は、第1反射面48で反射することにより表面側に進み、第1反射面48から字光式ナンバープレート11に向けて出射される。
【0077】
また、第2導光板24の第2反射面52も、主回路基板26から離間するに従って、第2導光板24の厚さ寸法が薄くなるように傾斜しているので、LED25から出射された光は、第2反射面52で反射することにより表面側に進み、第2反射面52から字光式ナンバープレート11に向けて出射される。
【0078】
このように、本実施形態によれば、傾斜して形成された第1反射面48及び第2反射面52によって光を反射させることにより、字光式ナンバープレート11を確実に照射することができる。これにより、文字部13に対して確実に光を照射することができる。
【0079】
また、本実施形態によれば、ケース22内には、複数のLED25が配されると共に主回路基板26と略直交して配される一対の副回路基板27が、第1導光板23の両側方に配されており、主回路基板26と副回路基板27とは、金属製の接続部材42によって、電気的に且つ物理的に接続されている。これにより、主回路基板26と副回路基板27とが接続部材42によって電気的に且つ物理的に接続されているので、主回路基板26と副回路基板27とを接続するための部材を削減することができる。これにより、字光式ナンバープレート11を小型化できる。
【0080】
また、本実施形態においては、副回路基板27は第1導光板23の左右両側方に配されているので、LED25から出射された光は、第1導光板23の左右両側方から地名18及び分類番号19の双方又は一方に導かれる。この結果、地名18及び分類番号19の双方又は一方を一層均一に照射することができる。
【0081】
また、本実施形態によれば、拡散板28には、字光式ナンバープレート11に向かって突出する保護凸部54が形成されている。これにより、保護凸部54によって、字光式ナンバープレート11が、拡散板28の表面と接触することが抑制される。これにより、例えば振動等によって拡散板28の表面に傷がついてしまうことを抑制することができる。この結果、字光式ナンバープレート11の明るさが、拡散板28に形成された傷によって低下することを抑制することができる。
【0082】
また、本実施形態によれば、ケース22の外面には、主回路基板26が配設された領域と対応する位置に、電線36を配索する配索溝35が形成されている。つまり、配索溝35は、第1導光板23及び第2導光板24が配された領域とは異なる領域に形成されている。これにより、配索溝35の形状が第1導光板23及び第2導光板24に写り込んで、配索溝35の形状に起因する影が形成されることを抑制できる。この結果、配索溝35の影が文字部13に写り込んで、文字部13の一部が暗くなることを抑制することができる。
【0083】
また、本実施形態によれば、第2導光板24には、かな文字20、アラビア数字又は点、及びハイフンに対応する領域の間にはスリット39が形成されている。このスリット39により、第2導光板24のうち、かな文字20、アラビア数字又は点、及びハイフンに対応する領域は、それぞれ隔てられている。かな文字20、アラビア数字又は点、及びハイフンに対しては光を照射する必要が高いが、これらの間の領域に対しては、光を照射する必要性は高くない。この、光を照射する必要性の高くない領域にスリット39を形成することにより、第2導光板24内を進む光が、光を照射する必要性の高くない領域内に進入することが抑制される。その結果、かな文字20、アラビア数字又は点、及びハイフンに対して確実に光が照射されるようになるので、文字部13のうち、かな文字20、アラビア数字又は点、及びハイフンの明るさを向上させることができる。
【0084】
また、本実施形態によれば、側壁30の先端は、字光式ナンバープレート11の裏面に当接している。これにより、字光式ナンバープレート11の裏面と、後述する拡散板28との間には隙間が形成されるようになっている。これにより、振動等により、字光式ナンバープレート11の裏面と、拡散板28とが衝突して、拡散板28が傷つくことが抑制される。
【0085】
また、本実施形態によれば、ボルト15が車体16のねじ孔17に螺合されることにより、側壁30の先端と、字光式ナンバープレート11の裏面とは密着するようになっている。これにより、側壁30の先端と、字光式ナンバープレート11との隙間からは光が漏れないようになっている。この結果、例えば、ゴム製のパッキン等により光漏れを抑制する場合に比べて、部品点数を削減できる。
【0086】
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を、図14を参照して説明する。本実施形態に係る主回路基板66の上縁部には、複数のLED25が、発光面を上方に向けて並んで配されている。これらのLED25は、地名18の下方に位置する領域と、分類番号19の下方に位置する領域とに、おおまかに分散して配されている。
【0087】
主回路基板26の上縁部には、左右両端部からやや内側の位置に、1対のパッド60が形成されている。このパッド60のいずれか一方に電線36が接続されるようになっている。
【0088】
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0089】
本実施形態によれば、副回路基板を省略できるので、部品点数を削減できる。また、組み付け工数の削減も可能となる。
【0090】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1においては、第1導光板23の左右両側方に、1対の副回路基板27,27が配される構成としたが、これに限られず、第1導光板23の左側方又は右側方に1つの副回路基板27が配される構成としてもよい。
【0091】
(2)底壁29に形成された配索溝35は、副回路基板27と対応する位置に形成される構成としてもよい。
【0092】
(3)本実施形態においては、字光式ナンバープレート11と、第1導光板23及び第2導光板24との間には拡散板28が配される構成としたが、これに限られず、光を拡散透過させる拡散シートを用いてもよい。また、拡散板28の代わりに透光性を有する透光板又は透光フィルムを配してもよい。
【0093】
(4)拡散板28に形成された保護凸部54の位置、個数については、適宜選択しうる。また、保護凸部54は省略してもよい。
【0094】
(5)主回路基板26に実装されるLED25の個数、及び副回路基板27に実装されるLED25の個数は、必要に応じて適宜に設定することができる。
【符号の説明】
【0095】
10…照明装置(字光式ナンバープレート用照明装置)
11…字光式ナンバープレート
12…遮光性基板
13…文字部
18…地名
19…分類番号
20…かな文字
21…登録番号
22…ケース
23…第1導光板
24…第2導光板
25…LED(発光ダイオード)
26,66…主回路基板
27…副回路基板
28…拡散板
29…底壁
35…配索溝
42…接続部材
54…保護凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遮光性基板に透光性の文字部が形成された字光式ナンバープレートを取り付けてその裏面から光を照射するための字光式ナンバープレート用照明装置であって、
浅い皿状のケースの内部には、前記文字部のうち地名及び分類番号に対応する位置に配された第1導光板と、前記文字部のうちかな文字及び登録番号に対応する位置に配された第2導光板と、少なくとも前記第1導光板と前記第2導光板との間の位置に配されると共に発光ダイオードが配された主回路基板と、が収容されている字光式ナンバープレート用照明装置。
【請求項2】
前記第1導光板及び前記第2導光板は、前記字光式ナンバープレートと反対側の面が、前記主回路基板から離間するに従って、前記第1導光板及び前記第2導光板の厚さ寸法が薄くなるように傾斜しており、
前記ケースは底壁を有し、前記底壁も、前記主回路基板から離間するに従って前記底壁の厚さ寸法が薄くなるように形成されている請求項1に記載の字光式ナンバープレート用照明装置。
【請求項3】
前記ケース内には、発光ダイオードが配されると共に前記主回路基板と略直交して配される副回路基板が、前記第1導光板の側方の位置に少なくとも一つ配されており、
前記主回路基板と前記副回路基板とは、金属製の接続部材によって、電気的に且つ物理的に接続されている請求項1または請求項2に記載の字光式ナンバープレート用照明装置。
【請求項4】
前記ケース内には、発光ダイオードが配されると共に前記主回路基板と略直交して配される一対の副回路基板が、前記第1導光板の両側方に配されており、
前記主回路基板と前記副回路基板とは、金属製の接続部材によって、電気的に且つ物理的に接続されている請求項1または請求項2に記載の字光式ナンバープレート用照明装置。
【請求項5】
前記第1導光板及び前記第2導光板と、前記字光式ナンバープレートとの間には、前記発光ダイオードから出射した光を拡散透過する拡散板が配されており、前記拡散板には、前記字光式ナンバープレートに向かって突出する保護凸部が形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の字光式ナンバープレート用照明装置。
【請求項6】
前記ケースの外面には、前記ケース内において前記第1導光板及び前記第2導光板が配された領域とは異なる領域に、電線を配索する配索溝が形成されている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の字光式ナンバープレート用照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−73834(P2013−73834A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213000(P2011−213000)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(506386158)
【Fターム(参考)】