説明

宅配ポイント付与方法、プログラム及び記憶媒体

【課題】配送手段の積載率を高めつつ、環境負荷を低減できる宅配ポイント付与方法、プログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】配送手段毎に、該配送手段が基準配送手段であることを示す情報、該配送手段が特別ポイント付与対象であることを示す情報、単位距離あたりのCO2排出量、最大積載量及び基準積載率と、配送区間毎の配送距離の情報を格納した記憶部と、ユーザにより指定された配送区間、配送物の重量の情報とから、配送手段毎のエコポイントを算出し、また、特別ポイント付与対象の配送手段がある場合に、該配送手段に関して、前記エコポイントと、所定の配送手段の積載率に応じた特別ポイント付与率とに基づき、特別ポイントを算出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、宅配業界における宅配ポイント付与方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
世界的な環境意識の高まりを受け、宅配業界における、配送手段においても今までの主要配送手段であるトラックから、環境にやさしく大量輸送可能な船や鉄道へのモーダルシフトが推進されている。但し、大量輸送可能な船や鉄道へのモーダルシフトを推進するためには、配送コストの観点から積載率を高める必要があった。
【0003】
従来、宅配業者を利用するユーザは、配送物を宅配業者へ依頼する際、配送元住所、配送先住所などの提供情報に基づく最短の到着可能日に対して、到着可能日の午前配達・午後配達などの要望を提供するのみであり、配送手段については宅配業者にお任せする次第であった。配送物の到着日に関してみると、配送を依頼するユーザは、宅配業者から例えば2日後に配送先に到着する(2日以上の時間を要する)と伝えられても、特に問題とならない場合がある。この場合、最短の到着可能日よりも時間を要したとしても、ユーザは敢えて環境負荷の少ない船や鉄道の配送手段を選択することで、配達料金の割引に利用可能なエコポイントという形でポイントが付与されるならば、ユーザにとってメリットは大きく、また、ユーザ自身が環境負荷の軽減に貢献していると意識付けできる。
【0004】
一方、宅配業者は、大量輸送可能な船や鉄道の積載率を高められるよう、さらに積載率に応じた特別ポイントをユーザに付与することで、ユーザが配送手段として選択するのであれば、輸送コストの削減に繋がり、また環境負荷の低減に貢献することができる。
【0005】
従来の宅配業界におけるポイント付与サービスとしては、配送する荷物のサイズに応じてサービスポイントを付与し、獲得したポイント数に応じて割引サービスの提供を可能としたポイントサービスシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、積載率を高める技術として、付与されたポイントを利用することで積載率を高める方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−293473号公報
【0007】
【特許文献2】特開2003−50941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
昨今の世界的な環境意識の高まりを受け、環境負荷を軽減する仕組みが望まれているが、特許文献1及び特許文献2の何れの文献も、環境負荷を考慮したものではない。すなわち、特許文献1は、荷物サイズに応じてサービスポイントを付与する技術を開示するのみであり、一方、特許文献2は、空席などの状況を解消する目的として取得したポイント消費により積載率を高める技術を開示するのみである。
【0009】
そこで本発明は、配送手段の積載率を高めつつ、環境負荷を低減できる宅配ポイント付与方法、プログラム及び記憶媒体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するための一手段を説明する。本発明は、ネットワークと接続されたコンピュータにおける宅配ポイント付与方法である。前記コンピュータは、配送手段毎に、該配送手段が基準配送手段であることを示す情報、該配送手段が特別ポイント付与対象であることを示す情報、単位距離あたりのCO2排出量、最大積載量及び基準積載率と、配送区間毎の配送距離の情報を格納した記憶部と、制御部とを具備する。
【0011】
そして、前記制御部は、ユーザからの指定情報であって、前記ネットワークから配送物の配送区間、前記配送物の重量の情報を受信し、前記記憶部を参照して前記受信した配送物の配送区間の配送距離を特定し、該配送距離と、前記記憶部における前記配送手段毎の単位距離あたりのCO2排出量とに基づき、前記配送手段毎の標準CO2排出量を算出し、前記受信した配送物の重量と、前記算出した標準CO2排出量と、前記記憶部における前記配送手段毎の最大積載量、基準積載率とに基づき、前記配送手段毎のCO2排出量を算出し、前記記憶部を参照して、前記基準配送手段のCO2排出量と他配送手段のCO2排出量との差分を算出し、前記差分CO2排出量と、所定の換算基準CO2量と、換算エコポイントとに基づき、前記配送手段毎のエコポイントを算出し、前記記憶部を参照して、特別ポイント付与対象の配送手段がある場合に、該配送手段に関して、前記エコポイントと、所定の配送手段の積載率に応じた特別ポイント付与率とに基づき、前記特別ポイントを算出する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、配送手段の積載率を高めつつ、環境負荷を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施形態に係る宅配ポイントサービスシステム1全体構成の例を示す図である。
【図2】本実施形態に係るDBサーバ11のハードウェア構成の例を示す図である。
【図3】本実施形態に係るAPサーバ12のハードウェア構成の例を示す図である。
【図4】本実施形態に係るWebサーバ13のハードウェア構成の例を示す図である。
【図5】本実施形態に係るユーザ管理サーバ14のハードウェア構成の例を示す図である。
【図6】本実施形態に係る集計サーバ15のハードウェア構成の例を示す図である。
【図7】本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点テーブル204のデータ構成の例を示す図である。
【図8】本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点間距離テーブル205のデータ構成の例を示す図である。
【図9】本実施形態に係るDBサーバ11が有する配送手段テーブル206のデータ構成の例を示す図である。
【図10】本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点間費用標準配送時間テーブル207のデータ構成の例を示す図である。
【図11】本実施形態に係るDBサーバ11が有するCO2排出量テーブル208のデータ構成の例を示す図である。
【図12】本実施形態に係るDBサーバ11が有する配送手段・積載テーブル209のデータ構成の例を示す図である。
【図13】本実施形態に係るDBサーバ11が有するエコポイント換算テーブル210のデータ構成v例を示す図である。
【図14】本実施形態に係るDBサーバ11が有する特別フラグテーブル211のデータ構成の例を示す図である。
【図15】本実施形態に係るDBサーバ11が有する特別ポイントテーブル212のデータ構成の例を示す図である。
【図16】本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点別配送手段別運行テーブル213のデータ構成例を示す図である。
【図17】本実施形態に係るDBサーバ11が有する営業所拠点間所要時間テーブル214のデータ構成の例を示す図である。
【図18】本実施形態に係るユーザ管理サーバ14が有する認証テーブル505のデータ構成の例を示す図である。
【図19】本実施形態に係るユーザ管理サーバ14が有する会員ポイントテーブル506のデータ構成の例を示す図である。
【図20】本実施形態に係る配ポイントサービスシステム1における処理概要を示すシーケンス図である。
【図21】本実施形態に係る認証に関わる処理および認証処理後に作成される配送物の配送依頼画面作成処理の詳細を示すフローチャートである。
【図22】本実施形態に係るエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細を示すフローチャートである。
【図23】同じく、本実施形態に係るエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細を示すフローチャートである。
【図24】同じく、本実施形態に係るエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細を示すフローチャートである。
【図25】同じく、本実施形態に係るエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細を示すフローチャートである。
【図26】同じく、本実施形態に係るエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細を示すフローチャートである。
【図27】本実施形態に係るユーザ認証画面2701の例を示す図である。
【図28】本実施形態に係る配送物の配送依頼画面(入力画面)2801の例を示す図である。
【図29】本実施形態に係る出力画面2901の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(システム全体構成)
図1は、本実施形態に係る宅配ポイントサービスシステム1全体構成の例を示す図である。
【0015】
宅配ポイントサービスシステム1は、DBサーバ11と、APサーバ12と、WEBサーバ13と、ユーザ管理サーバ14と、集計サーバ15と、複数のユーザ端末16とから構成される。各ユーザ端末16は、インターネット等のネットワーク17を介してWEBサーバ13に接続されている。また、DBサーバ11、APサーバ12、ユーザ管理サーバ14及び集計サーバ15は、LAN(Local Area Network)18を介してWEBサーバ13に接続されている。
【0016】
図2は、本実施形態に係るDBサーバ11のハードウェア構成の例を示す図である。DBサーバ11は、一般的なコンピュータあるいは情報処理装置により実現でき、記憶部201と、制御部202と、ネットワークインタフェース部203とを具備する。各部は、BUS(バス)等により接続されている。記憶部201には、拠点テーブル204と、拠点間距離テーブル205と、配送手段テーブル206と、拠点間費用標準配送時間テーブル207と、CO2排出量テーブル208と、配送手段・積載テーブル209と、エコポイント換算テーブル210と、特別フラグテーブル211と、特別ポイントテーブル212と、拠点別配送手段別運行テーブル213と、営業所拠点間所要時間テーブル214とが格納されている。
【0017】
図3は、本実施形態に係るAPサーバ12のハードウェア構成の例を示す図である。APサーバ12は、一般的なコンピュータあるいは情報処理装置により実現でき、記憶部301と、制御部302と、ネットワークインタフェース部303とを具備する、各部は、BUS等により接続されている。記憶部301には、エコポイントを算出するエコポイント算出機能304と、特別ポイントを算出する特別ポイント算出機能305と、DBサーバ11にアクセスしてDBサーバ11内のデータの参照を行うDBサーバインタフェース機能306とからなるプログラムを有する。尚、本実施形態では、エコポイントは、ユーザが環境負荷の少ない輸送手段を選択することで、ユーザに付与されるポイントを表す。また、特別ポイントは、ユーザが環境負荷の少ない輸送手段であり、かつ積載率の低い輸送手段を選択することで、ユーザに付与されるポイントを表す。ユーザは、エコポイントと特別ポイントを貯めることで、例えば、配達料金の割引などに利用できる。
【0018】
図4は、本実施形態に係るWEBサーバ13のハードウェア構成の例を示す図である。WEBサーバ13は、一般的なコンピュータあるいは情報処理装置により実現でき、記憶部401と、制御部402と、ネットワークインタフェース部403とを具備する、各部は、BUS等により接続されている。記憶部401には、ユーザID,パスワード入力用のユーザ認証画面を作成し、表示する制御を行う認証画面機能404と、配送物の配送依頼画面(入力画面)を作成し、表示する制御を行う入力画面機能405と、エコポイント、特別ポイントの算出結果等をもとに、出力画面を作成し、表示する制御を行う出力画面機能406とからなるプログラムを有する。
【0019】
図5は、本実施形態に係るユーザ管理サーバ14のハードウェア構成の例を示す図である。ユーザ管理サーバ14は、一般的なコンピュータあるいは情報処理装置により実現でき、記憶部501と、制御部502と、ネットワークインタフェース部503とを具備する、各部は、BUS等により接続されている。記憶部501には、ユーザ認証を行うユーザ認証機能プログラム504と、認証テーブル505と、会員ポイントテーブル506とを具備する。
【0020】
図6は、本実施形態に係る集計サーバ15のハードウェア構成の例を示す図である。集計サーバ14は、一般的なコンピュータあるいは情報処理装置により実現でき、記憶部601と、制御部602と、ネットワークインタフェース部603とを具備する、各部は、BUS等により接続されている。記憶部601には、リアルタイムで各配送手段の積載率を算出し、APサーバ12に送信する積載率集計機能601プログラムを有する。
(テーブル構成)
図7は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点テーブル204のデータ構成の例を示す図である。拠点テーブル204は、宅配業者が有する拠点の情報を格納している。尚、拠点は、ユーザから配送物の受け取りを行う場所ではなく、各受取場所で受け取った配送物を集約する場所を表す。図7に示すように、拠点テーブル204は複数のレコードを有し、各レコードには、宅配業者が有する拠点を識別する拠点コード701と、拠点名称702と、拠点の郵便番号703とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0021】
図8は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点間距離テーブル205のデータ構成の例を示す図である。拠点間距離テーブル205は、宅配業者が有する拠点間(配送区間)の配送距離の情報を格納している。図8に示すように、拠点間距離テーブル205は複数のレコードを有し、各レコードには、配送元拠点コード801と、配送先拠点コード802と、配送距離803とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0022】
図9は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する配送手段テーブル206のデータ構成の例を示す図である。配送手段テーブル206は、宅配御者が有する拠点間の配送手段の情報を格納している。図9に示すように、配送手段テーブル206は複数のレコードを有し、各レコードには、配送元拠点コード901と、配送先拠点コード902と、配送手段コード903と、配送手段名称904と、標準フラグ905とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。本実施形態では、標準フラグ905が1の場合は基準配送手段を示し、標準フラグ905が0の場合は基準配送手段ではないことを示す。尚、基準配送手段は、配送距離、費用の観点から通常使用される配送手段を表す。また、本実施形態では、基準配送手段は、拠点間で一つであるものとする。
【0023】
図10は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点間費用標準配送手段テーブル207のデータ構成の例を示す図である。拠点間費用標準配送手段テーブル207は、拠点間の配送手段毎の配送費用、配送標準時間の情報を格納している。図10に示すように、拠点間費用標準配送手段テーブル207は複数のレコードを有し、各レコードには、配送元拠点コード1001と、配送先拠点コード1002と、配送手段コード1003と、配送費用1004と、配送標準時間1005とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0024】
図11は、本実施形態に係るDBサーバ11が有するCO2排出量テーブル208のデータ構成の例を示す図である。CO2排出量テーブル208は、配送手段毎の単位距離あたりのCO2排出量の情報を格納している。図11に示すように、CO2排出量テーブル208は複数のレコードを有し、各レコードには、配送手段コード1101と、単位距離あたりのCO2排出量とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0025】
図12は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する配送手段・積載テーブル209のデータ構成の例を示す図である。配送手段・積載テーブル209は、配送手段毎の最大積載量と基準積載率の情報を格納している。図12に示すように、配送手段・積載テーブル209は複数のレコードを有し、各レコードには、配送手段コード1201と、最大積載量1202と、基準積載率1203とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0026】
図13は、本実施形態に係るDBサーバ11が有するエコポイント換算テーブル210のデータ構成の例を示す図である。図13に示すように、エコポイント換算テーブル210は、換算基準CO21301と、換算エコポイント1302とを示す情報をそれぞれ対応付けて格納している。すなわち、エコポイント換算テーブル210には、エコポイント算出の際、どれくらいのCO2量に対してどれくらいのポイントを付与するかが設定される。図13に示す例では、CO2が100kgに対して、エコポイント1に換算されることを意味する。
【0027】
図14は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する特別フラグテーブル211のデータ構成の例を示す図である。特別フラグテーブル211は、配送手段の積載率に応じて付与する特別ポイントの付与対象配送手段の情報を格納している。図14に示すように、特別フラグテーブル211は複数のレコードを有し、各レコードには、配送手段コード1401と、特別ポイントを付与する対象の配送手段か否かを識別する特別フラグ1402とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。本実施形態では、
特別フラグ1402が1の場合は特別ポイント付与対象の配送手段を示し、特別フラグ1402が0の場合は特別ポイント付与対象配送手段ではないことを示す。
【0028】
図15は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する特別ポイントテーブル212のデータ構成の例を示す図である。特別ポイントテーブル212は、配送手段の積載率に応じた特別ポイント付与率の情報を格納している。図15に示すように、特別ポイントテーブル212は複数のレコードを有し、各レコードには、積載率1501と、特別ポイント付与率1502とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0029】
図16は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する拠点別配送手段別運行テーブル213のデータ構成の例を示す図である。拠点別配送手段別運行テーブル213は、各拠点間の配送手段毎の出発時間の情報を格納している。図16に示すように、拠点別配送手段別運行テーブル213は複数のレコードを有し、各レコードには、配送元拠点コード1601と、配送先拠点コード1602と、配送手段1603と、配送手段の配送元拠点出発時間1604とを示す情報をそれぞれ対応付けて格納されている。
【0030】
図17は、本実施形態に係るDBサーバ11が有する営業所拠点間所要時間テーブル214のデータ構成の例を示す図である。営業所拠点間所要時間テーブル214は、営業所拠点間の標準所要時間の情報を格納している。尚、営業所は、ユーザが配送物を受け渡す場所を表す。図17に示すように、営業所拠点間所要時間テーブル214は複数のレコードを有し、各レコードには、郵便番号1701と所要時間1702とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0031】
図18は、本実施形態に係るユーザ管理サーバ14が有する認証テーブル505のデータ構成の例を示す図である。認証テーブル505は、ユーザの認証に必要な認証情報を格納している。図18に示すように、認証テーブル505は複数のレコードを有し、各レコードには、ユーザID1801と、パスワード1802とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
【0032】
図19は、本実施形態に係るユーザ管理サーバ14が有する会員ポイントテーブル506のデータ構成の例を示す図である。会員ポイントテーブル506は、ユーザに付与済みの累計ポイントの情報を格納している。図19に示すように、会員ポイントテーブル506は複数のレコードを有し、各レコードには、会員ID1901と、累計ポイント1902とを示す情報がそれぞれ対応付けられて格納されている。
(処理フローチャート)
図20は、本実施形態に係る宅配ポイントサービスシステム1における処理概要を示すシーケンス図である。先ずWEBサーバ13は、図27に示すような認証画面2701を作成して(ステップS2001)、ユーザ端末16に表示する制御を行う。WEBサーバ13は、ユーザ端末16で入力されたユーザID、パスワードを含む認証要求を、ユーザ端末16から受け付ける(ステップS2002)。WEBサーバ13は、受け付けた認証要求をユーザ管理サーバ14に送信する(ステップS2003)。
【0033】
ユーザ管理サーバ14は、認証処理を行い(ステップS2004)、認証結果をWEBサーバ13に送信する(ステップS2005)。
【0034】
認証結果を受信したWEBサーバ13は、図28に示すような配送物の配送依頼画面(入力画面)2801を作成して、ユーザ端末16に表示する制御を行う(ステップS2006)。尚、ステップS2001〜ステップS2006に示す認証に関わる処理および認証処理後に作成される配送物の配送依頼画面作成処理の詳細については、図21を用いて後述する。次にWEBサーバ13は、ユーザ端末16で入力された配送元住所、配送先住所、配送依頼予定日時、配送物の重量を示す情報を含む処理要求を、ユーザ端末16から受け付ける(ステップS2007)。WEBサーバ13は、受け付けた処理要求をAPサーバ12に送信する(ステップS2008)。
【0035】
処理要求を受け付けたAPサーバ12は、処理要求されたデータの要求をDBサーバ11に送信し(ステップS2009)、DBサーバ11から要求されたデータを受信する(ステップS2010)。また、APサーバ12は、配送手段毎のエコポイントを算出し(ステップS2011)、集計サーバ15で検索された結果(配送手段の積載率)を受信し(ステップS2012、ステップS2013)、配送手段の積載率に応じた特別ポイントエを算出し(ステップS2011)、エコポイント及び特別ポイント算出結果をWEBサーバ13に送信する(ステップS2014)。
【0036】
エコポイント算出結果を受信したWEBサーバ13は、図29に示すような出力画面を作成して、ユーザ端末16に表示する制御を行う(ステップS2015)。尚、ステップS2009〜ステップS2011およびステップS2014に示すエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細については、図22〜図26を用いて後述する。
また、集計サーバ15の検索処理(ステップS2012)、検索結果の送信処理(ステップS2013)については、宅配業者に既設のサーバに実施される処理であるため、省略する。
【0037】
図21は、本実施形態に係る図20のステップS2001〜ステップS2006に示す認証に関わる処理および認証処理後に作成される配送物の配送依頼画面作成処理の詳細を示すフローチャートである。先ずWEBサーバ13は、図27に示すようなユーザID2702、パスワード2703の入力欄、送信ボタン2704、キャンセルボタン2705を有するユーザ認証画面2701を作成して、ユーザ端末16に表示する制御を行う(ステップS2101)。次にWEBサーバ13は、ユーザ端末16から認証情報(ユーザID、パスワード)を取得し、ユーザ管理サーバ14にユーザID、パスワードを含む認証要求を送信する(ステップS2102)。
【0038】
ユーザ管理サーバ14は、受け取ったユーザID、パスワードに一致するレコードがあるかどうか認証テーブル505を検索して(ステップS2103)、一致するレコードの有無から認証OK(認証成功)から否かを判定する(ステップS2104)。ステップS2104での認証の結果、認証OKの場合、ユーザ管理サーバ14は、該当ユーザIDの累積ポイントを会員ポイントテーブル506から抽出する(ステップS2105)。次にユーザ管理サーバ14は、認証結果(認証OK)と当該ユーザIDの累積ポイントを示す情報をWEBサーバ13に送信する(ステップS2106)。
【0039】
WEBサーバ13は、図28に示すような配送元住所2802、配送先住所2803、配送物の重量2804、配送依頼予定日時2805の入力欄、送信ボタン2806、キャンセルボタン2807を有する配送物の配送依頼画面(入力画面)2801を作成して、ステップS2106(図21)で受信した当該ユーザの累積ポイント情報とともにユーザ端末16に表示する制御を行う(ステップS2107)。一方、ステップS2104において、認証に失敗した場合、ユーザ管理サーバ14は、その認証結果(認証NG)をWEBサーバ13に送信する(ステップS2109)。次にWEBサーバ13は、認証情報の再入力を要求するメッセージ画面を作成して、ユーザ端末16に表示する制御を行う(ステップS2108)。
【0040】
図22〜図26は、図20のステップS2009〜ステップS2011およびステップS2014に示すエコポイントおよび特別ポイントの算出に関わる処理の詳細を示すフローチャートである。先ずAPサーバ12は、WEBサーバ13からの処理要求より、配送元住所2802、配送先住所8903、配送物の重量2804、配送依頼予定日時2805を取得する(ステップS2201)。次にAPサーバ12は、配送元住所2802と配送先住所2803をもとに、DBサーバ11の拠点テーブル204から配送元拠点コード70と、配送先拠点コード701を取得する(ステップS2202)。APサーバ12は、配送元拠点コード701、配送先拠点コード701をもとに、DBサーバ11の拠点間距離テーブル205から配送元拠点―配送先拠点間の配送距離803を取得する(ステップS2203)。またAPサーバ12は、配送元拠点コード701配送先拠点701をもとに、DBサーバ11の配送手段テーブル206から該当配送元拠点―配送先拠点間の配送手段コード903と、配送手段コード903が複数ある場合にはエコポイント算出の基準配送手段か否かを示す標準フラグ905を取得する(ステップS2204)。次にAPサーバ12は、配送元拠点コード701、配送先拠点コード701、配送手段コード903をもとに、DBサーバ11の拠点間費用標準配送時間テーブル207から配送費用1004、配送標準時間1005を取得する(ステップS2205)。APサーバ12は、ステップS2201で取得した配送依頼予定時間2805とステップS2205で取得した配送標準時間1005をもとに、配送手段毎の配送完了予定時間を、(配送完了予定時間=配送依頼予定時間2805+配送標準時間1005)により算出する(ステップS2206)。
【0041】
次にAPサーバ12は、ステップS2204で取得した配送手段コード903が複数存在するか否かの判定処理を行い(図23、ステップS2301)、配送手段コード903が複数存在しない場合はステップS2603の処理(図26)を実施し、一方、配送手段コード903が複数存在する場合は、ステップS2302の処理を実施する。ステップS2302では、APサーバ12は、上記配送手段コード903をもとに、DBサーバ11のCO2排出量テーブル208から単位距離あたりのCO2排出量1102の情報を取得する。次にAPサーバ12は、上記配送手段コード903をもとに、DBサーバ11の配送手段・積載テーブル209から最大積載量1202、基準積載率1203の情報を取得する(ステップS2303)。次にAPサーバ12は、上記配送手段コード903毎の標準CO2排出量を、(標準CO2排出量=配送距離803×単位距離あたりのCO2排出量1102)により算出する(ステップS2304)。次にAPサーバ12は、上記配送手段コード903毎の、配送物のCO2排出量を、(CO2排出量=配送物の重量2804÷(最大積載量1202×基準積載率1203)×標準CO2排出量)により算出する(ステップS2305)。次にAPサーバ12は、標準フラグ905が1の配送手段コード903(基準配送手段)のCO2排出量と、標準フラグ905が0の配送手段コード903(他配送手段)のCO2排出量との差異を、(差異CO2排出量=基準配送手段のCO2排出量−他配送手段のCO2排出量)により算出する(ステップS2401)。次にAPサーバ12は、DBサーバ11のエコポイント換算テーブル210から換算基準CO2 1301と換算エコポイント1302を取得する(ステップS2402)。APサーバ12は、ステップS2401で算出した差異CO2排出量と、ステップS2402で取得した換算基準CO2 1301及び換算エコポイント1302とから、エコポイントを、(エコポイント=差異CO2排出量÷換算基準CO21301×換算エコポイント1302)により算出する(ステップS2403)。次にAPサーバ12は、上記配送手段コード903をもとにDBサーバ11の特別フラグテーブル211を検索し、特別フラグ1402を取得する(ステップS2404)。APサーバ12は、取得した特別フラグ1402をもとに、特別ポイント付与対象、すなわち、特別フラグが1の配送手段コード903があるか否かを判定する(ステップS2405)。特別フラグ1402が1の配送手段コードがない場合は、APサーバ12は、ステップS2602の処理(図26)を実施し、一方、特別フラグ1402が1の配送手段がある場合はステップS2406の処理を実施する。ステップS2406では、APサーバ12は、配送元住所2803から導かれる郵便番号をもとに、DBサーバ11の営業所拠点間所要時間テーブル214から営業所―拠点間の所要時間1702を取得する。APサーバ12は、配送物の配送元拠点到着時間を、(配送元拠点到着時間=配送依頼予定日時2805+所要時間1702)により算出する(図25、ステップS2501)。次にAPサーバ12は、配送元拠点コード701、配送先拠点コード701、特別フラグ1402が1の配送手段コード903をもとに、DBサーバ11の拠点別配送手段別運行テーブル213から配送元拠点出発時間1604を取得し、配送元拠点出発時間1604から、直近数便(例えば3便)の配送手段の配送元拠点出発時間を取得する(ステップS2502)。APサーバ12は、ステップS2502で取得した直近数便の配送元拠点出発時間と、上記配送元拠点コード701と、上記配送先拠点コード701と、上記配送手段コード903を集計サーバ15に送信し、直近数便の配送手段の積載率を集計サーバ15から取得する(ステップS2503)。APサーバ12は、ステップS2503で取得した直近数便の配送手段の積載率をもとに、DBサーバ11の特別ポイントテーブル212から特別ポイント付与率1502を取得する(ステップS2504)。次にAPサーバ12は、直近数便の特別ポイントを、(特別ポイント=エコポイント×特別ポイント付与率1502)により算出する(ステップS2505)。次にAPサーバ12は、直近数便の配送手段に対して、営業所への配送依頼時間を、(配送依頼時間=配送元拠点出発時間1604−所要時間1702)により算出する(ステップS2506)。尚、ここでの配達依頼時間は、特別ポイント対象となる配達手段で配達してもらうために、ユーザが配送依頼しなければならない日時を表す。次にAPサーバ12は、特別ポイント付与対象となる直近数便の配送完了予定時間を、(配送完了予定時間=ステップS2506で算出した配送依頼時間+配送標準時間1005)により算出する(図26、ステップS2601)。APサーバ12は、特別フラグ1402が1の配送手段コード903及び配送手段名称904と、ステップS2505で算出した直近数便の特別ポイントと、ステップS2506で算出した直近3便の配送依頼時間と、ステップS2601で算出した配送完了予定時間を、WEBサーバ13に渡す。尚、ステップS2405で特別フラグ1402が1の配送手段コードがないと判定された場合には、APサーバ12は、値無しで各パラメータの引数のみをWEBサーバ13に渡す(ステップS2602)。APサーバ12は、ステップS2204で取得した配送手段コード903及び配送手段名称904と、ステップS2205で取得した配送費用と、ステップS2206で算出した配送完了予定時間と、ステップS2403で算出したエコポイントを、WEBサーバ13に渡す。尚、ステップS2301で配送手段が複数無しと判定された場合には、エコポイント無しで各パラメータの引数のみをWEBサーバ13に渡す(ステップS2603)。
【0042】
WEBサーバ13は、ステップS2002で取得したユーザID、S2005で取得した累積ポイント、ステップS2007で取得した配送元住所、配送先住所、配送依頼日時、ステップS2205で取得した配送手段毎の配送費用、ステップS2206で算出した配送完了予定日時、ステップS2403で算出したエコポント、ステップS2506で算出した配送依頼日時、ステップS2505で算出した特別ポイント、ステップS2601で算出した配送完了予定日時と、ステップS2603で取得した配送手段毎の配送費用から、図29に示すような出力画面を作成して、ユーザ端末16に表示する制御を行う(ステップS2604)。
(画面構成)
図27は、Webサーバ13にて作成されるユーザ認証画面2701の例を示す図である。ユーザ認証画面2701は、ユーザID入力欄2702、パスワード入力欄2703を有しており、また入力情報をWEBサーバ13に送信する送信ボタン2704、入力をキャンセルするキャンセルボタン2703を有している。
【0043】
図28は、Webサーバ13にて作成される配送物の配送依頼画面(入力画面)2801の例を示す図である。配送物の配送依頼画面2801は、配送元住所入力欄2802、配送先住所入力欄2803、配送物の重量2804、配送依頼予定日入力欄2805を有しており、入力情報をWEBサーバ13に送信する送信ボタン2806、入力をキャンセルするキャンセルボタン2807を有している。
【0044】
図29は、Webサーバ13にて作成される出力画面2901の例を示す図である。出力画面2901は、会員ID表示欄2902、累計ポイント表示欄2903、配送元住所表示欄2904、配送先住所表示欄2905、配送手段選択チェックボックス2906、配送手段表示欄2907、配送依頼日時表示欄2908、配送完了予定日時表示欄2909、配送費用表示欄2910、エコポイント表示欄2911を有しており、特別ポイントの対象配送手段がある場合には、配送手段選択チェックボックス2912、配送手段表示欄2913、配送依頼日時表示欄2914、配送完了予定日時表示欄2915、配送費用表示欄2916、特別ポイント表示欄2917を有している。また、配送手段選択チェックボックス2906若しくは配送手段選択チェックボックス2912にチェックした情報をWEBサーバ13に送信する送信ボタン2918、選択を取り止めるキャンセルボタン2919を有している。
【0045】
以上本発明の一実施形態について説明した。上述の宅配ポイントサービスシステム1を利用することで、配送手段の積載率を高めつつ、環境負荷を低減できる。また、ユーザは、エコポイントと特別ポイントが付与されるので、これを貯めることで、配達料金の割引を受けることができる。また、宅配業者は、モーダルシフトが推進されている中で、大量輸送手段の積載率を高めることができるので、輸送コストを削減することができる。
【0046】
尚、上記各コンピュータが具備するプログラムは、予め各コンピュータが具備する記憶部に格納しておいても良いし、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体に格納しておいても良いし、ネットワーク上の他のコンピュータから、必要に応じてダウンロードして上記記憶部に格納するようにしても良い。
【0047】
また、上記プログラムの機能をハードウェアにより実現しても良い。
【0048】
その他発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変更可能である。
【符号の説明】
【0049】
11・・・DBサーバ、12・・・APサーバ、13・・・WEBサーバ、14・・・ユーザ管理サーバ、15・・・集計サーバ、16・・・ユーザ端末、17・・・インターネット、18・・・LAN、201、301、401、501、601・・・記憶部、202、302、402、502、602・・制御部、203、303、403、503、603・・・ネットワークインタフェース部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークと接続されたコンピュータにて実施する宅配ポイント付与方法であって、
前記コンピュータは、配送手段毎に、該配送手段が基準配送手段であることを示す情報、該配送手段が特別ポイント付与対象であることを示す情報、単位距離あたりのCO2排出量、最大積載量及び基準積載率と、配送区間毎の配送距離の情報を格納した記憶部と、制御部とを具備し、
前記制御部により、
ユーザの入力情報であって、前記ネットワークから配送物の配送区間、前記配送物の重量の情報を受信し、
前記記憶部を参照して前記受信した配送物の配送区間の配送距離を特定し、該配送距離と、前記記憶部における前記配送手段毎の単位距離あたりのCO2排出量とに基づき、前記配送手段毎の標準CO2排出量を算出し、
前記受信した配送物の重量と、前記算出した標準CO2排出量と、前記記憶部における前記配送手段毎の最大積載量、基準積載率とに基づき、前記配送手段毎のCO2排出量を算出し、
前記記憶部を参照して、前記基準配送手段のCO2排出量と他配送手段のCO2排出量との差分を算出し、
前記差分CO2排出量と、所定の換算基準CO2量と、換算エコポイントとに基づき、前記配送手段毎のエコポイントを算出し、
前記記憶部を参照して、特別ポイント付与対象の配送手段がある場合に、該配送手段に関して、前記エコポイントと、所定の配送手段の積載率に応じた特別ポイント付与率とに基づき、前記特別ポイントを算出する、
ことを特徴とする宅配ポイント付与方法。
【請求項2】
前記制御部により、
前記CO2排出量を、前記配送部の重量÷(前記最大積載量×前記基準積載率)×前記標準CO2排出量、
により算出し、
前記エコポイントを、前記差分CO2排出量÷前記換算基準CO2量×前記換算エコポイント、
により算出し、
前記特別ポイントを、前記エコポイント×特別ポイント付与率、
二より算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の宅配ポイント付与方法。
【請求項3】
前記記憶部には、ユーザ毎の累計ポイントの情報が格納されており、
前記制御部により、
前記算出したエコポイント及び前記特別ポイントを、前記記憶部における当該ユーザの前記累計ポイントに加算する、
ことを特徴とする請求項2に記載の宅配ポイント付与方法。
【請求項4】
コンピュータを制御して、請求項1乃至3に記載の宅配ポイント付与方法を実行するプログラム。
【請求項5】
ネットワークと接続されたコンピュータにて実施する宅配ポイント付与方法であって、
ユーザに認証情報の入力を促す認証画面を作成して第1のコンピュータに表示し、
前記第1のコンピュータから、前記認証情報を含む認証要求を第2のコンピュータに送信し、
前記第2のコンピュータから、認証結果を受信し、
配送物の配送元及び配送先の住所、前記配送物の重量、配送依頼予定日時の各情報を入力するための入力エリアを有する入力画面を作成して前記第1のコンピュータに表示し、
前記第1のコンピュータから、配送物の配送元及び配送先の住所、前記配送物の重量、配送依頼予定日時の各情報を受信し、
該受信情報を第3のコンピュータに送信し、
前記第3のコンピュータから、前記ユーザについて、配送手段毎の配送依頼日時、配送完了予定日時、配送費用及びエコポイントと、配送手段毎の配送依頼日時、配送完了予定日時、配送費用及び配送手段の積載率に応じた特別ポイントと、累計ポイントの情報を受信し、
該受信情報に基づき出力画面を作成して前記第1のコンピュータに送信する制御を行う、
ことを特徴とする宅配ポイント付与方法。
【請求項6】
コンピュータを制御して、請求項5に記載の宅配ポイント付与方法を実行するプログラム。
【請求項7】
コンピュータにより読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、請求項4及び請求項6に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公開番号】特開2012−8671(P2012−8671A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−142179(P2010−142179)
【出願日】平成22年6月23日(2010.6.23)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)