説明

定量取出機

【課題】 複数のフィーダユニットから排出される数種類の部品を1箇所から取り出し可
能でコンパクトな定量取出機の提供を目的とする。
【解決手段】 所望部品の一例であるねじを下流に排出可能な排出経路を備えたフィーダ
ユニット20と、このフィーダユニット20から排出された前記ねじを一時的に貯留可能
な取出部51を備えたベースユニット50とからなる定量取出機10において、
前記ベースユニット50の上面に前記フィーダユニット20を積載して前記ベースユニ
ット50の取出部51と前記フィーダユニット20の排出経路26とを連通させ、前記フ
ィーダユニット20と同等の寸法からなり前記ねじと異なる種類あるいは寸法のねじを排
出するフィーダユニット20a,20bを複数垂直方向に延びるように積載してそれぞれ
の前記排出経路26を連通させたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、あらかじめ設定した数量の所望部品を所定の箇所に貯留でき、作業者によっ
て前記部品を取り出すことができる定量取出機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の定量取出機は、一般的に特許文献1に示すものが知られている。この特許文献1
の定量取出機は、所望部品を多数貯留可能なパーツフィーダと、このパーツフィーダから
払い出された前記部品の数量を検出するセンサと、このセンサに検出された前記部品を下
方へ案内するシュートと、このシュートに案内された前記部品を一時的に貯留可能かつ上
下方向に摺動可能なゲートスリーブ(以下、取出部という)と、この取出部の摺動動作を
ロックあるいはアンロックのいずれかの状態に保持可能なゲートロック機構と、このゲー
トロック機構の作動を制御する制御装置とから構成される。また、前記取出部は、通常位
置で閉口しており前記部品をその内部に貯留可能である一方、作業者により押し上げられ
て摺動すると開口して貯留した前記部品を作業者に排出可能に構成される。この定量取出
機は、前記センサにより検出された前記部品の数量を前記制御装置により計測し、この計
測数量があらかじめ設定された数量になると前記制御装置によって前記パーツフィーダの
動作を停止させるとともに、前記ゲートロック機構をロック状態からアンロック状態にす
る。これにより、作業者は、所定数量の前記部品を前記取出部から取り出すことができる

【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第2765385号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の定量取出機は、前記部品の種類(形状や材質等)毎に設置する必
要があるため、1回の作業で使用する前記部品の種類が増えると定量取出機の増設に費用
を要する問題があった。また、上述のように前記取出部の摺動は、作業者によって行われ
るため、定量取出機は、作業者近辺に設置されることが多い。つまり、定量取出機は、複
数設置すると作業者近辺のスペースが狭くなる問題もあった。さらに、前記取出部は、定
量取出機1台につき少なくとも1つ存在するため、定量取出機を複数設置した場合、作業
者は、複数存在する前記取出部から操作すべき取出部を認識した後、操作する必要がある
。このため、従来の定量取出機は、前記部品の取り出しに時間を要し作業効率が低下する
問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、あらかじめ設定した種類および本数
の所望部品を1箇所から取り出し可能でコンパクトな定量取出機の提供を目的とする。こ
の目的を達成するために、本発明は、所望部品を下流に排出可能な排出経路を備えたフィ
ーダユニットと、このフィーダユニットから排出された前記部品を一時的に貯留可能な取
出部を備えたベースユニットとからなる定量取出機において、前記ベースユニットの上面
に前記フィーダユニットを積載して前記ベースユニットの取出部と前記フィーダユニット
の排出経路とを連通させ、前記フィーダユニットと同等の寸法からなるフィーダユニット
を複数垂直方向に延びるように積載してそれぞれの前記排出経路を連通させたことを特徴
とする。
【0006】
なお、前記フィーダユニットは、前記部品を多数貯留可能かつ回転可能なドラムと、前
記部品を支持可能かつ前方へ整列搬送可能な搬送レールと、この搬送レールから個別に排
出される前記部品を受取り可能かつ前記排出経路へ供給可能な切出しユニットとから構成
することが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の定量取出機は、使用する前記部品の種類が増えれは、前記フィーダユニットの
みを追加すれば簡単に増設できるため、増設に掛かる費用が軽減できる利点がある。また
、本発明の定量取出機は、前記フィーダユニットを積み上げて増設できるため、増設後の
作業者近辺のスペースは、従来と比較して広い利点がある。さらに、本発明の定量取出機
は、複数積み上げたフィーダユニットのそれぞれの前記排出経路と1箇所の前記取出部と
が連通するため、異種の部品を1箇所から取り出せる。これにより、作業者は前記取出部
を迷うことなく操作できるため、前記部品の取り出し時間を削減でき作業効率が向上する
利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明に係わる一実施例の斜視図である。
【図2】本発明に係わる一実施例の斜視図である。
【図3】本発明に係わる一実施例のフィーダユニットの一部切欠き斜視図である。
【図4】本発明に係わる一実施例のベースユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1ないし図4に基づき本発明の一実施例を説明する。本発明の定量取出機10
は、所望部品の一例であるねじ(図示せず)を下流に排出可能な外観形状が略直方体から
なるフィーダユニット20と、このフィーダユニット20と同等の寸法からなり前記ねじ
の種類と異なるねじ(図示せず)を下流に排出可能なフィーダユニット20a,20bと
、前記フィーダユニット20を直接積載可能であるとともに前記フィーダユニット20,
20a,20bのそれぞれから排出される前記ねじを一時的に貯留可能な取出部51を備
えたベースユニット50とから構成される。
【0010】
前記フィーダユニット20,20a,20bは、それぞれの上部に互いに積み上げ可能
に構成されており、実施例では図1に示すように最下段にフィーダユニット20、中段に
フィーダユニット20a、最上段にフィーダユニット20bの順に設置され、最上段に位
置するフィーダユニット20bの上面には蓋28が固定されている。
【0011】
前記フィーダユニット20は、図3に示すように前記ねじを外部から投入可能な投入部
21と、この投入部21から供給される前記ねじを多数貯留可能なドラム22と、このド
ラム22を回転駆動する回転駆動源の一例であるモータ(図示せず;以下、ドラム駆動モ
ータという)と、前記ねじの頭部を吊り下げる形で支持可能かつ整列搬送可能な搬送レー
ル23,24と、前記搬送レール24の先端から排出される前記ねじを1本づつ受取り可
能かつこの受け取ったねじを個別に分離して前方へ排出可能な切出しユニット25と、こ
の切出しユニット25から排出された前記ねじを下方に排出可能な排出経路26とから構
成される。
【0012】
前記投入部21は、図2に示すようにフィーダユニット20の背面から一部突出するよ
うに配しており、前記ねじをフィーダユニット20の内部に案内するため傾斜している。
【0013】
前記ドラム22は、特開2009−62181の段落0016に示されるように構成さ
れており、ドーナツ状の円板が中空円筒の両端に固着されている。つまり、ドラム22の
両端の円板にはそれぞれ穴22a,22bが設けられている。このドラム22の内側には
複数のすくい羽根(図示せず)が設けており、ドラム22の回転によって前記すくい羽根
は前記ねじを掻き上げ可能に構成される。また、このドラム22は、図3に示すようにそ
の軸線がフィーダユニット20の接地面に対して傾斜するように設置されており、前記投
入部21の先端がドラム22の底面側の前記穴22bに入り込んでいる。これにより、傾
斜して配された前記ドラム22は、前記投入部21から投入された前記ねじを多数貯留で
きる。また、このドラム22の下部には、近接センサ(図示せず)が配されており、この
近接センサは、ドラム22内の前記ねじの残量を確認可能に構成される。
【0014】
前記搬送レール23,24は、その上面に断面コ字状の溝23a,24aがそれぞれ形
成されており、前記搬送レール23が前記ドラム22の上面側の前記穴22aに入り込む
ように配される一方、前記搬送レール24の先端が前記切出しユニット25と接触しない
程度の隙間を有して配される。また、前記溝23a,24aは、その深さが前記ねじの首
下長さよりも深く形成される一方、その幅が前記ねじの呼び径よりも若干大きい寸法で形
成される。また、この搬送レール23,24は、その下方に配されたバイブレータ(図示
せず)に固定されており、このバイブレータの振動を受けて振動可能に構成される。
【0015】
前記切出しユニット25は、略円柱状の部材からなりその上面には放射状に等分された
U字状の切欠き溝25aが複数形成されており、この切欠き溝25aは、その溝幅が前記
溝23a,24aの溝幅と同じあるいは若干大きい寸法で形成される。また、前記切出し
ユニット25は、その下部に回転駆動源の一例であるACサーボモータ(図示せず;以下
、切出し駆動モータという)を備えており、この切出し駆動モータの回転を受けて前記切
欠き溝25aは、所定の角度毎に回転可能に構成される。前述の所定角度は、本実施例で
あれば、前記切欠き溝25aが8等分されているので45度である。また、前記切出しユ
ニット25は、停止している状態であれば、前記切欠き溝25aと前記溝24aとがほぼ
一致するように設置されているため、切欠き溝25aは、前記搬送レール24から排出さ
れた前記ねじの頭部を吊り下げる形で確実に支持可能に構成される。また、この切出しユ
ニット25の前方には、後述する排出経路26が配されている。
【0016】
前記排出経路26は、フィーダユニット20の上部から下部に延びる角パイプからなり
この排出経路26と前記切出しユニット25とが干渉しないように排出経路26の背面が
一部切り欠かれている。つまり、前記切出しユニット25の一部は、前記排出経路26の
内部に若干入り込んでいるため、前記切欠き溝25aから排出される前記ねじは、前記排
出経路26の下方へ排出可能となる。また、上述のようにフィーダユニット20,20a
,20bは、それぞれ垂直方向に延びるように積み上げることによりそれぞれの排出経路
26が連通する。
【0017】
また、前記フィーダユニット20a,20bに投入されるねじは、前記フィーダユニッ
ト20に投入したねじの種類あるいは寸法と異なっているため、それぞれのドラム、搬送
レール、切出しユニットは、投入されるねじに合わせて調整あるいは寸法設定されている
。なお、前記フィーダユニット20a,20bの基本構造は、前記フィーダユニット20
の構造と同様であるため説明を省略する。
【0018】
一方、前記ベースユニット50は、略直方体の本体52と、この本体52の正面上部に
配されたタッチパネル53と、このタッチパネル53の下部に配され前記本体52から一
部突出する前記取出部51と、最下面に配された板状のベース54と、前記本体52の内
部に覆われ前記ベース54に取り付けられた制御装置(図示せず)とから構成される。
【0019】
前記本体52は、その下部が前記ベース54を固定可能に構成する一方、上部が前記フ
ィーダユニット20を積載可能に構成する。なお、前記フィーダユニット20,20a,
20bの上部は、前記本体52の上部と同一の形状となっているため、複数のフィーダユ
ニットを垂直方向に延びるように積み上げることができる。
【0020】
前記取出部51は、図4に示すように、上端開口部56を有し断面略L字形からなる通
過経路58と、この通過経路58内を通過したねじを検出可能な通過センサと、前記通過
経路58の下部に配された円筒部55とから構成される。
【0021】
前記通過経路58は、前記上端開口部56が前記本体52内の上部に位置するように配
されるとともに、その下部が前記本体52の正面側から突出するように配される。また、
この通過経路58の下部には、前記円筒部55が上下に摺動可能に配されており、この円
筒部55は、前記上端開口部56から供給された前記ねじを一時的に貯留可能に構成され
る。さらに、前記フィーダユニット20を前記本体52の上面に積載した場合、前記上端
開口部56は、前記フィーダユニット20の排出経路26と連通するよう構成される。
【0022】
前記円筒部55は、常時下方へ突出してその内部が閉口する一方、作業者により上方へ
摺動されるとその内部が開口して貯留された前記ねじを排出可能に構成される。さらに、
前記取出部51は、前記円筒部55の上方への摺動動作を規制するロック機構を備えてい
るため、前記円筒部55は、その内部にあらかじめ設定した種類および本数のねじを貯留
するまで閉口状態を保つことができる。また、前述のロック機構の詳細については、上述
の特許文献1に示されているため、ここでは説明を省略する。
【0023】
前記通過センサは、帯状の光を発する投光器57aと前記光を受光する受光器57bと
から構成されており、前記投光器57aと前記受光器57bとは、それぞれ前記通過経路
58の外側に配される。また、これら通過センサが位置する前記通過経路58の両側面に
は、切欠き(図示せず)が設けられているため、通過経路58内を通過したねじが帯状の
光を遮り検出される。
【0024】
前記タッチパネル53は、前記円筒部55から取り出すねじの種類および本数をあらか
じめ設定するために作業者が操作する部位であるとともに、各フィーダユニット20,2
0a,20bや前記ベースユニット50で生じた異常内容あるいは前記ロック機構のロッ
クおよびアンロックの状態等を表示する部位である。
【0025】
次に、本発明に係わる定量取出機10の動作について説明する。まず、作業者は、前記
タッチパネル53を操作し作業に必要なねじの種類および本数をあらかじめ設定する。こ
の設定した内容は、例えば、前記フィーダユニット20に貯留したねじを1本、前記フィ
ーダユニット20aに貯留したねじを2本、前記フィーダユニット20bに貯留したねじ
を3本とする。なお、上述の通り、これら各フィーダユニット20,20a,20bに貯
留されるねじは、それぞれ異なる種類あるいは寸法毎に分けられている。
【0026】
作業者により前記円筒部材55が上方に摺動して下方に復帰すると、前記ロック機構が
作動して前記円筒部材55はアンロック状態からロック状態となる。これにより、前記円
筒部55は、上方に摺動できず閉口状態を保つため、あらかじめ設定した種類および本数
のねじを貯留可能となる。
【0027】
これにより、最下段の前記フィーダユニット20は、ドラム駆動モータは、一定速度で
回転して前記ドラム22に回転を与えるため、前記すくい羽根によってドラム22内の前
記ねじを掻き上げる。やがて、前記すくい羽根は、前記ねじを前記搬送レール23に落下
させ、落下した前記ねじは前記溝23aに嵌り込む。これにより、前記ねじは、その頭部
を前記搬送レール23に吊り下げられる形で支持され、前記バイブレータの振動によって
前方に搬送される。また、前記ねじは、前記搬送レール23から前記搬送レール24に乗
り移り、前記切欠き溝25aに到達する。その後、前記切欠き溝25は、45度毎に回転
してやがて前記排出経路26の内部に位置する。この位置で、前記ねじは、切欠き溝25
aから排出されて前記排出経路26内を通過し前記取出部51に貯留される。このとき、
前記通過センサは、前記ねじが通過したことを検出してねじ通過信号を前記制御装置に送
り、前記制御装置は、このねじ通過信号をカウントする。制御装置は、このねじ通過信号
のカウント数が前記あらかじめ設定した前記ねじの設定本数に到達しているか確認し、到
達していなければ前記フィーダユニット20の動作を継続する一方、到達すれば前記フィ
ーダユニット20の動作を停止させた後、中段のフィーダユニット20aの動作を開始す
る。また、最上段のフィーダユニット20bの動作は、前記フィーダユニット20aが停
止した直後に開始する。
【0028】
なお、本実施例ではフィーダユニット20,20a,20bは、1つのフィーダユニッ
トの動作を完了するのを待って次のフィーダユニットの動作が開始されるが、例えば前記
通過センサを3台のフィーダユニット20,20a,20bの前記排出経路にそれぞれ設
置して、一斉に動作が開始するように構成してもよい。
【0029】
また、前記フィーダユニット20a,20bの動作は、前記フィーダユニット20の動
作と同様であるため、説明を省略する。
【0030】
それぞれのフィーダユニット20,20a,20bの動作時、通過センサにより、フィ
ーダユニット20のねじが1本、フィーダユニット20aのねじが2本、フィーダユニッ
ト20bのねじが3本、それぞれ通過したことが検出されると、前記フィーダユニット2
0bの動作が停止する。つづいて、前記円筒部55がアンロック状態に切り替わり、前記
タッチパネル53には、前記円筒部55を上方に摺動可能である旨のメッセージが表示さ
れる。このメッセージを確認した作業者は、前記円筒部55を上方に押し上げ、あらかじ
め設定した種類と本数のねじを取り出してねじ締め作業を行う。
【0031】
以上説明したように、本発明の定量取出機10は、使用するねじの種類が増えてもフィ
ーダユニットを順次積み上げて追加できるため、簡単に増設でき増設に掛かる費用を軽減
できる利点がある他、増設後の作業者近辺の平面的にスペースが従来と比較して広くなる
利点もある。また、定量取出機10は、複数積み上げたフィーダユニットのそれぞれの前
記排出経路26と1箇所の前記取出部51とを接続できるため、異種のねじを1箇所から
取り出しできる。このため、作業者は前記取出部51を迷うことなく操作できるため、必
要なねじの取り出し時間を削減でき、作業効率が向上する利点もある。
【0032】
なお、前記フィーダユニット20の外周に、例えば赤、橙、緑等の色を発光することが
できるLED(図示せず)を配置し、例えば前記ドラム22に貯留したねじの残量が少な
くなれば前記LEDを点灯させて作業者に知らせるようにしてもよい。また、積み上げた
フィーダユニット20,20a,20bの転倒あるいは落下を防止するため、図示しない
が接地面から上方に延びる棒等を複数配置することが好ましい。さらに、上述した各フィ
ーダユニット20,20a,20bの積み上げ順序は、どのような順序であっても問題が
なく、積み上げるフィーダユニットの数は、いくらであってもよい。
【符号の説明】
【0033】
10 定量取出機
20 フィーダユニット
20a フィーダユニット
20b フィーダユニット
22 ドラム
24 搬送レール
25 切出しユニット
26 排出経路
50 ベースユニット
51 取出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所望部品を下流に排出可能な排出経路を備えたフィーダユニットと、このフィーダユニ
ットから排出された前記部品を一時的に貯留可能な取出部を備えたベースユニットとから
なる定量取出機において、
前記ベースユニットの上面に前記フィーダユニットを積載して前記ベースユニットの取
出部と前記フィーダユニットの排出経路とを連通させ、前記フィーダユニットと同等の寸
法からなるフィーダユニットを複数垂直方向に延びるように積載してそれぞれの前記排出
経路を連通させたことを特徴とする定量取出機。
【請求項2】
前記フィーダユニットは、前記部品を多数貯留可能かつ回転可能なドラムと、前記部品
を支持可能かつ前方へ整列搬送可能な搬送レールと、この搬送レールから個別に排出され
る前記部品を受取り可能かつ前記排出経路へ供給可能な切出しユニットとから構成したこ
とを特徴とする請求項1に記載の定量取出機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−63480(P2013−63480A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−202511(P2011−202511)
【出願日】平成23年9月16日(2011.9.16)
【出願人】(000227467)日東精工株式会社 (263)
【Fターム(参考)】