説明

家庭用洗浄及びパーソナルケア組成物において有用な中間体及び界面活性剤、及びそれを製造する方法

式Iの散在性分岐鎖脂肪酸及び散在性分岐鎖脂肪酸の誘導体の新規混合物が本明細書に開示される。洗浄組成物(例えば、台所用(dishcare)、洗濯、硬表面洗浄剤、)及び/又はパーソナルケア組成物(例えば、皮膚清浄剤、シャンプー、毛髪コンディショナー)におけるこれらの混合物の使用法が更に開示される。式Iの(式中、各Rが独立して、H又はCHであるが、但し、1、2、又はRが、CHであり、mが、1又は2であり、nが、3、4、5、6、7、8、又は9であり、pが、1、2、3、4、5、6、7、又は8であり、YはCHであるか、又は存在しないが、但し、(a)YがCHであるとき、Zが、ヒドロキシル、アルコキシル、サルフェート等からなる群から選択され、(b)Yが存在しないとき、Zが、カルボン(caroxylic)酸、カルボン酸塩(caroxylate)等からなる群から選択される。特に、分岐鎖基(複数可)は、炭化水素鎖の偶数位置から懸垂したメチルである。これらは、プロピオニル−CoAカルボキシラーゼ及び/又はメチル−マロニル−CoAムターゼを発現するように操作された、細胞を培養することによって生成される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iのうち少なくとも2つの化合物の混合物を含む組成物:
【化1】

(式中、各Rは独立して、H又はCHであるが、但し、1、2、又は3つのRが、CHであり、
mは1又は2であり、
nは、3、4、5、6、7、8、又は9であり、
pは、1、2、3、4、5、6、7、又は8であり、
Yは、CHであるか、又は存在しないが、但し、
(a)YがCHであるとき、Zは、ヒドロキシル、アルコキシル、サルフェート、二硫酸塩、スルホネート、ジスルホネート、スルホコハク酸塩、アミン、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、アミンオキシド、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、ポリリン酸エステル、ホスホネート、グリセロールエーテル、グリセロールエーテルスルホネート、ポリグルコン酸塩、モノグリセロールエーテル、ジグリセロール(diglyerol)エーテル、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテルサルフェート、ポリグルコシド、アンモニオアルカンスルホネート、アルキル化第四級アンモニウム化合物(quat)、アルキル化(Alkyated)/ヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第四級アンモニウム化合物、グリコールアミン第四級アンモニウム化合物、ポリオキシアルキレン、アルコキシル化サルフェート、ピリジニウム部分、ベタイン、スルホベタイン、アミノカルボン酸塩、イミノジカルボン酸塩、フェノールエトキシレート、イミダゾリン、O−アルキルエステル、及びアルコキシル化カルボン酸塩からなる群から選択され、かつ
(b)Yが存在しないとき、Zは、カルボン酸、カルボン酸塩、グリセロールエステルスルホネート、スルホコハク酸塩、グルカミド、タウリネート、サルコシン酸塩、グリシン酸塩、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェート、グリセロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、アミドプロピルベタイン、糖エステル、グリセロールエステル第四級アンモニウム化合物、イセチオネート、スルホン化脂肪酸、スルホン化アルキルエステル、C−アルキルエステル、アミド、及びポリアルコキシル化アミドプロピルベタインからなる群から選択され、
前記混合物が、前記組成物の総重量に基づいて少なくとも約80重量%の量で存在し、
前記混合物が、前記混合物の総重量に基づいて、9個以下の炭素原子の最長直鎖炭素鎖を有する約5重量%以下の化合物、及び前記最長炭素鎖の非官能化末端の40%以内である炭素原子上に分岐を含有する約50重量%未満の式Iの化合物
を含む)。
【請求項2】
式Iのうち少なくとも2つの化合物の混合物を含む組成物:
【化2】

(式中、各Rは独立して、H又はCHであるが、但し、1、2、又は3つのRが、CHであり、
mは1又は2であり、
nは、3、4、5、6、7、8、又は9であり、
pは、1、2、3、4、5、6、7、又は8であり、
Yは、CHであるか、又は存在しないが、但し、
(a)YがCHであるとき、Zは、ヒドロキシル、アルコキシル、サルフェート、二硫酸塩、スルホネート、ジスルホネート、スルホコハク酸塩、アミン、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、アミンオキシド、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、ポリリン酸エステル、ホスホネート、グリセロールエーテル、グリセロールエーテルスルホネート、ポリグルコン酸塩、モノグリセロールエーテル、ジグリセロール(diglyerol)エーテル、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテルサルフェート、ポリグルコシド、アンモニオアルカンスルホネート、アルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化(Alkyated)/ヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第四級アンモニウム化合物、グリコールアミン第四級アンモニウム化合物、ポリオキシアルキレン、アルコキシル化サルフェート、ピリジニウム部分、ベタイン、スルホベタイン、アミノカルボン酸塩、イミノジカルボン酸塩、フェノールエトキシレート、イミダゾリン、O−アルキルエステル、及びアルコキシル化カルボン酸塩からなる群から選択され、かつ
(b)Yが存在しないとき、Zは、カルボン酸、カルボン酸塩、グリセロールエステルスルホネート、スルホコハク酸塩、グルカミド、タウリネート、サルコシン酸塩、グリシン酸塩、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェート、グリセロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、アミドプロピルベタイン、糖エステル、グリセロールエステル第四級アンモニウム化合物、イセチオネート、スルホン化脂肪酸、スルホン化アルキルエステル、C−アルキルエステル、アミド、及びポリアルコキシル化アミドプロピルベタインからなる群から選択され、
前記混合物が、前記組成物の総重量に基づいて少なくとも約80重量%の量で存在し、
前記混合物が、前記混合物の総重量に基づいて、9個以下の炭素原子の最長直鎖炭素鎖を有する約5重量%以下の化合物、及び前記最長炭素鎖の非官能化末端の40%以内である炭素原子上に分岐を含有する約50重量%未満の式Iの化合物
を含み、
前記混合物が、
(a)(i)プロピオニル−CoAのメチルマロニル−CoAへの変換を触媒するポリペプチドをコードする核酸配列を含む、外因性の若しくは過剰発現ポリヌクレオチド、及び/又は、
(ii)外因性の若しくは過剰発現ポリヌクレオチドであって、前記ポリヌクレオチドの発現及び式II:
【化3】

のうち少なくとも2つの化合物の混合物の生成を可能にする条件下で、スクシニル−CoAのメチルマロニル−CoAへの変換を触媒するポリペプチドをコードする核酸配列を含む、外因性の若しくは過剰発現ポリヌクレオチド
を含む細胞を培養する工程であって、前記細胞が、前記ポリヌクレオチドを含まない他の類似した細胞よりも多くの式IIの化合物を生成する工程と、
(b)培養物から、式IIのうち少なくとも2つの化合物の混合物を抽出する工程と、
(c)前記式(II)の化合物を誘導体化して、式Iのうち少なくとも2つの化合物の混合物を形成する工程と、
によって生成される)。
【請求項3】
前記混合物が更に、式IIIのうち少なくとも1つの化合物を含む、請求項1又は2に記載の組成物:
【化4】

(式中、qは、7、8、9、10、11、12、13、14、15、19、17、18、19、又は20であり、
pは1又は2であり;
Yは、CHであるか、又は存在しないが、但し、
(a)YがCHであるとき、Zは、ヒドロキシル、アルコキシル、サルフェート、二硫酸塩、スルホネート、ジスルホネート、スルホコハク酸塩、アミン、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、アミンオキシド、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、ポリリン酸エステル、ホスホネート、グリセロールエーテル、グリセロールエーテルスルホネート、ポリグルコン酸塩、モノグリセロールエーテル、ジグリセロール(diglyerol)エーテル、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテルサルフェート、ポリグルコシド、アンモニオアルカンスルホネート、アルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化(Alkyated)/ヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第四級アンモニウム化合物、グリコールアミン第四級アンモニウム化合物、ポリオキシアルキレン、アルコキシル化サルフェート、ピリジニウム部分、ベタイン、スルホベタイン、アミノカルボン酸塩、イミノジカルボン酸塩、フェノールエトキシレート、イミダゾリン、O−アルキルエステル、及びアルコキシル化カルボン酸塩からなる群から選択され、かつ
(b)Yが存在しないとき、Zは、カルボン酸、カルボン酸塩、グリセロールエステルスルホネート、スルホコハク酸塩、グルカミド、タウリネート、サルコシン酸塩、グリシン酸塩、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェート、グリセロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、アミドプロピルベタイン、糖エステル、グリセロールエステル第四級アンモニウム化合物、イセチオネート、スルホン化脂肪酸、スルホン化アルキルエステル、C−アルキルエステル、アミド、及びポリアルコキシル化アミドプロピルベタインからなる群から選択され、
前記式IIIの化合物が、前記混合物の総重量に基づいて約1重量%〜約99重量%の量で存在する)。
【請求項4】
式Iの前記
【化5】

構成成分が、少なくとも約80%のバイオベースの含有量を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
式Iの少なくとも1つの化合物が、
【化6】

からなる群から選択され、ここで、
rは、2、3、4、5、6、7、又は8であり、
sは、1、2、3、4、5、6、又は7であり、
tは、0、1、2、3、4、5、又は6であり、
uは、0、1、2、3、4、又は5であり、
vは、0、1、2、3、又は4であり、
wは、0、1、2、又は3である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
式Iのうち少なくとも2つの化合物が、
【化7】

【化8】

【化9】

からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
式Iのうち少なくとも1つの化合物が、
【化10】

からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
Zが、ヒドロキシル、アルコキシル、グリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテル、ポリグリコシド、カルボン酸塩、サルフェート、スルホネート、アミン、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、アミンオキシド、モノアルカノールアミド、ベタイン、スルホベタイン、アミドプロピルベタイン、ポリアルコキシル化アミドプロピルベタイン、アルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化(Alkyated)/ヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルコキシル化サルフェート、リン酸エステル、ポリリン酸エステル、O−アルキルエステル、C−アルキルエステル、グリセロールエーテル、糖エステル、グリセロールエーテル第四級アンモニウム化合物、アミド、及びスルホン化アルキルエステルからなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
洗浄組成物であって、
(i)0.001重量%〜99.999重量%の請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物と、
(ii)0.001重量%〜99.999重量%の1つ以上の追加的な洗浄構成成分と、を含む、洗浄組成物。
【請求項10】
前記追加的な洗浄構成成分が、界面活性剤、酵素、ビルダー、アルカリ性系、有機ポリマー化合物、色相染料、漂白化合物、アルカノールアミン、石鹸泡抑制剤、土壌懸濁剤、再付着防止剤、及び腐食防止剤からなる群から選択される、請求項9に記載の組成物。
【請求項11】
前記洗浄組成物が、顆粒洗剤、バー型洗剤、液体洗濯洗剤、液体の手作業食器洗い用組成物、硬表面洗浄剤、錠剤、消毒剤、産業用洗浄剤、高度凝縮液体、粉末、及び汚染除去剤からなる群から選択される、請求項9に記載の組成物。
【請求項12】
汚れた布地を洗濯する方法であって、前記汚れた布地を、請求項9、10、又は11のいずれか一項に記載の有効量の洗浄組成物と水溶液中で接触させる工程を含む、方法。
【請求項13】
食器を清浄する方法であって、前記汚れた食器を、有効量の請求項9、10、又は11のいずれか一項に記載の洗浄組成物と水溶液中で接触させる工程を含む、方法。
【請求項14】
木材、セラミック、ガラス、大理石、磁器、グラウト、及びコンクリートからなる群から選択される硬表面を清浄する方法であって、前記汚れた表面を、水溶液中の有効量の請求項9、10、又は11のいずれか一項に記載の洗浄組成物と接触させる工程を含む、方法。
【請求項15】
(i)0.001重量%〜99.999重量%の請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記組成物と、
(ii)0.001重量%〜99.999重量%の1つ以上の追加的なパーソナルケア構成成分と、
を含む、パーソナルケア組成物。
【請求項16】
前記パーソナルケア組成物が、シャンプー、毛髪コンディショナー、毛髪トリートメント、洗顔石鹸、ボディウォッシュ、ボディソープ、泡入浴剤、化粧落とし、スキンケア製品、アクネコントロール製品、防臭剤、制汗剤、剃毛助剤、化粧品、脱毛剤、芳香剤、及びこれらの混合物である、請求項15に記載の組成物。
【請求項17】
前記パーソナルケア組成物が、拭き取り布、布、バー、液体、粉末、クリーム、ローション、スプレー、エアゾール、泡、ムース、美容液、カプセル、ゲル、エマルション、ドーフット(doe foot)、ロールオンアプリケーター、スティック、スポンジ、軟膏、ペースト、エマルションスプレー、トニック、化粧品、及びこれらの混合物からなる群から選択される形態で送達される、請求項15に記載の組成物。
【請求項18】
前記追加的なパーソナルケア構成成分が、毛髪固定ポリマー、噴射剤、界面活性剤、カチオン性界面活性剤系、高融点脂肪族化合物、カチオン性ポリマー、非イオン性ポリマー、コンディショニング剤、抗ふけ有効成分、保湿剤、懸濁化剤、水性キャリア、分散粒子、ゲルマトリックス、スキンケア活性物質、増粘剤、光沢及び光輝性付与剤、染料、粒子、グリッター、並びに色付き粒子からなる群から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項19】
式I:
【化11】

うちの少なくとも2つの化合物の混合物を含む組成物を製造する方法であって、
式中、各Rは独立して、H又はCHであるが、但し、1、2、又は3つのRが、CHであり、
mは1又は2であり、
nは、3、4、5、6、7、8、又は9であり、
pは、1、2、3、4、5、6、7、又は8であり、
Yは、CHであるか、又は存在しないが、但し、
(a)YがCHであるとき、Zは、ヒドロキシル、アルコキシル、サルフェート、二硫酸塩、スルホネート、ジスルホネート、スルホコハク酸塩、アミン、モノアルキルアミン、ジアルキルアミン、アミンオキシド、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、ポリリン酸エステル、ホスホネート、グリセロールエーテル、グリセロールエーテルスルホネート、ポリグルコン酸塩、モノグリセロールエーテル、ジグリセロール(diglyerol)エーテル、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセロールエーテルサルフェート、ポリグルコシド、アンモニオアルカンスルホネート、アルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化(Alkyated)/ヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第四級アンモニウム化合物、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第四級アンモニウム化合物、グリコールアミン第四級アンモニウム化合物、ポリオキシアルキレン、アルコキシル化サルフェート、ピリジニウム部分、ベタイン、スルホベタイン、アミノカルボン酸塩、イミノジカルボン酸塩、フェノールエトキシレート、イミダゾリン、O−アルキルエステル、及びアルコキシル化カルボン酸塩からなる群から選択され、
(b)Yが存在しないとき、Zは、カルボン酸、カルボン酸塩、グリセロールエステルスルホネート、スルホコハク酸塩、グルカミド、タウリネート、サルコシン酸塩、グリシン酸塩、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェート、グリセロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、アミドプロピルベタイン、糖エステル、グリセロールエステル第四級アンモニウム化合物、イセチオネート、スルホン化脂肪酸、スルホン化アルキルエステル、C−アルキルエステル、アミド、及びポリアルコキシル化アミドプロピルベタインからなる群から選択され、
前記混合物が、前記組成物の総重量に基づいて少なくとも約80重量%の量で存在し、
前記混合物が、前記混合物の総重量に基づいて、9個以下の炭素原子の最長直鎖炭素鎖を有する約5重量%以下の化合物と、前記最長炭素鎖の非官能化末端の40%以内である炭素原子の分岐を含有する約50重量%未満の式Iの化合物と、
を含み、
前記方法が、
(a)(i)プロピオニル−CoAのメチルマロニル−CoAへの変換を触媒するポリペプチドをコードする核酸配列を含む、外因性の若しくは過剰発現ポリヌクレオチド、及び/又は、
(ii)外因性の若しくは過剰発現ポリヌクレオチドであって、前記ポリヌクレオチドの発現及び式II:
【化12】

のうち少なくとも2つの化合物の混合物の生成を可能にする条件下で、スクシニル−CoAのメチルマロニル−CoAへの変換を触媒するポリペプチドをコードする核酸配列を含む、外因性の若しくは過剰発現ポリヌクレオチド
を含む細胞を培養する工程であって、前記細胞が、ポリヌクレオチドを含まない他の類似した細胞よりも多くの式IIの化合物を生成する工程と、
(b)培養物から、式IIのうち少なくとも2つの化合物の混合物を抽出する工程と、
(c)前記式(II)の化合物を誘導体化して、式Iのうち少なくとも2つの化合物の混合物を形成する工程と、
を含む、方法。

【公表番号】特表2013−517276(P2013−517276A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−549021(P2012−549021)
【出願日】平成23年1月12日(2011.1.12)
【国際出願番号】PCT/US2011/020949
【国際公開番号】WO2011/088089
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】