説明

家庭菜園折畳式ミニービニールハウス

【課題】従来のビニールハウスは多数の部品を組み立てるのにも細かく分かれている為に一般の人では時間を要し、部品の組み立てる位置が分らず困難である。
【解決手段】骨組みの構造は各ブロックに分れ、各ブロックは障子に類似した形態であり、壁2、屋根3とそれぞれのブロックとなり、これを組み合わせることで骨組みができ、各ブロックの固定する部分は蝶ネジ4を使用し、最後にビニールカバーを掛ける。ハウスの出入口は開閉が自由なチャツクを両面に取り付けて家庭菜園ミニビニールハウスとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明品は家庭菜園用としての発明したもので、小型で軽量で家庭の庭の一部又共同住宅のベランダーの一部で野菜や花の栽培を目的したもので、例えば障子に類似したような構造でそれを一つのブロックとして図1のように壁の部分、屋根の部分に区別した物を組み立た構造で、それをサイズに合わせたビニールのカバーで包む、ビニールカバーには入り口の面と対面する反対の面はチャックにて開閉できるようにした。
【背景の技術】
【0002】
従来のビニールハウスは多数の部品を組み立てるのにも細かく分かれている為に一般の人では時間を要し、部品の組み立てる位置が分らず困難であるが、発明品は加工されたブロックを図1のように繋ぎ合わせるだけで出来るので簡単で時間も要せず、組み立てたハウスも簡単に移動ができる。各ブロックの繋ぎは蝶ネジ止めで手で締めて固定できる但し蝶ネジの頭がビニールに触れないよう充分に注意した構造にした。
【発明の関係】
【0003】
本発明品はマンションのベランダーの片隅でも設置でき移動も簡単であり、家庭で野菜及び花の栽培もできるので家庭の団欒にも貢献でき経済的でもある。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
本発明品は金属又は硬質で耐熱性合成樹脂を材用とするがこの場合はコストの安価な硬質な耐熱性合成樹脂を材料として、各ブロックの縁は蝶ネジ止めのために幅は約30mm厚み15mmとし中の桟は細めにして日当たりも良くし、外カバー、ビニールは入り口と反対の面は開閉が自由に出来るようにチャックを使用した。
【発明の効果】
【0005】
本発明品は住宅内及びマンションのベランダなどの狭い場所に施置でき、組み立ても各ブロックを繋ぎ合わせるだけで簡単で、移動も自由であり、家庭の野菜栽培と花作りができることは、家庭経済には大きな助けとなり、越冬ようとして鉢植えの花の保存もできる家庭菜園用ビニールハウス。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明品は硬質で耐熱性合成樹脂を資材としたので、金属のような錆もなく耐久性で各ブロックの組合わせは作業も簡単で、軽くて移動も自由にでき、図2のようにハウスを包むビニールのカバーの入り口と対面する面にはチャツクで開閉ができようにしたので両面を入り口として使用もでき特に狭い所に施置ができるので利用価値は大きいものがある。
【実施例】
【0007】
本発明品は特に狭い場所でも菜園として使用できるために発明したもので、形は、小、中、大と分かれるが最も使用可能なハウスとしては間口800mm、奥行き1000mm、高さ1000mm、その上の屋根の部分は両面を合わせ、各フチの合わせる部分は図1のように蝶ネジで固定して組み立てるように発明した。
【産業上の利用可能性】
【0008】
本発明品が有れば家庭の何所でも野菜、花作りができ、野菜は朝夕の食卓が楽しめて経済的にも貢献できて産業上の利用可能性も大きい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】 本発明の本体図
【図2】 本発明の本体を包むビニールカバー
【符号の説明】
【00010】
1 本体
2 側面ブロック桟
3 屋根ブロック桟
4 蝶ネジ
5 両サイド固定板
6 ビニールカバー
7 開閉チャック
8 カバー止用紐

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明品は障子に類似した形態で、各ブロックに分かれ、それを組み合わせることで、ビニールハウスの骨組みが完成することを特徴とする家庭菜園ミニビニールハウス。
【請求項2】
各ブロックごとに分かれてる物を組み合わせて、骨組みの完成で、両側面と屋根の部分の4組のブロックよりなり、各ブロックの縁は繋ぎ合わせ蝶ネジで固定する為に幅約30mm厚み15mmとしてその中の支軸は細めに構成したものを特徴とする家庭菜園ミニビニールハウス。
【請求項3】
各ブロックの組み合わせで骨組みが完成したところで、ビニールカバーをかけ、ビニールの入り口の部分と対面する面は両方を入り口に使えるのが使用する場所により便利で開閉を自由にし、開閉はチャックを使用したものを特徴とする家庭菜園ミニビニールハウス。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−81929(P2010−81929A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−278835(P2008−278835)
【出願日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【出願人】(504011380)
【Fターム(参考)】