容器供給装備
【課題】
より高い運転安全性において改良した作業態様をもつ容器供給装備を提供すること。
【解決手段】
この発明は駆動された輸送要素を有する輸送面上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー上に供給された容器流れの同時的変換の際には、供給コンベアー上に第一輸送方向に供給されたびん或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向において容器洗浄機の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備に関する。
より高い運転安全性において改良した作業態様をもつ容器供給装備を提供すること。
【解決手段】
この発明は駆動された輸送要素を有する輸送面上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー上に供給された容器流れの同時的変換の際には、供給コンベアー上に第一輸送方向に供給されたびん或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向において容器洗浄機の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備に関する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、特許請求項１，２或いは３の上位概念による容器供給装備、即ち駆動された輸送要素を有する輸送面上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー上に供給された容器流れの同時的変換の際には、供給コンベアー上に第一輸送方向に供給されたびん或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向において容器洗浄機の入口に或いはその入口の容器収容要素に搬送する容器供給装備に関する。
【背景技術】
【０００２】
びん或いはそのような容器の洗浄機用の容器供給装備は公知であり、供給コンベア上に供給された多軌道状びん流れのびんを洗浄機の大きい機械幅或いは作業幅に分配して入口或いはそこに設けた供給或いは連動要素に供給するために用いられる。このためにびんは容器供給装備の輸送面の供給コンベア上に供給される。容器供給装備の輸送面は複数の平行な輸送ベルト、部分的に例えば供給コンベアの輸送ベルトにより形成されている。この際に輸送面の全輸送ベルトは第一輸送方向に移動する。この輸送方向に対して斜めに延びる手摺りによってびんは動圧と押し退けによって第一輸送方向と垂直な第二輸送方向に洗浄機の入口に沿って拡張された押しかぶせ板(Ueberschubblech) を越えてこの入口に或いは供給或いは連動要素、例えば連動スライダ或いは連動アームに移動され、しかも押しかぶせ板を越える転位によって移動される。洗浄機の入口への容器或いはびんのこの供給は著しい強圧と圧力の下で並びに押しかぶせ板を越えてびんの摩擦を伴った滑り運動によって行われ、それは著しい騒音発生を引き起こす。
【特許文献１】特開平８−２５７５２７号公報
【特許文献２】特開２００４−２３０３０７号公報
【特許文献３】実開平４−９１９３１号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
この発明の課題は、より高い運転安全性において改良した作業態様をもつ容器供給装備を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この課題を解決するために、特許請求項１，２或いは３に対応する容器供給装備、即ち、容器供給装備の輸送面を形成する駆動された輸送要素が容器洗浄機の入り口にまで到達すること、容器供給装備の駆動された輸送要素により形成された輸送面が少なくとも二つの供給ブロック或いはモジュールに分割されていること、或いは輸送要素により形成された輸送面には案内導入要素が容器用の案内導入面を備えており、そしてこの案内導入要素の少なくとも一方が輸送面の平面から間隔を置いた案内導入面内部には輸送面に設けられた少なくとも一つの開口に対する少なくとも一つの通行を形成し、この開口を通して容器と一緒に供給された異物質、例えば汚物及び破片又そのいずれかが導き出され、更に横になった容器も導き出されることを特徴とする容器供給装備が構成されている。
【０００５】
この発明の実施態様は従属請求項の対象である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
この発明は次に実施例に関する図面に基づいて説明される。
【実施例】
【０００７】
図面において、１は通常の構成のびん洗浄機であり、洗浄すべきびんは図１において概略的に２により与えられ、幅広の多軌道状びん流れで直立して、図１において概略的に３により示された供給コンベア上に供給され、しかも図１と図２において一般に４で示された容器供給装備に供給され、その容器供給装備によってびん２がさらに輸送方向Ｂに直立して洗浄機１の図示されていない機械側連動或いは供給要素に、例えば連動スライダ或いは連動アームに供給され、それによってびん２がそれぞれにびん洗浄機１のびんかごのボックスに収納され、そのボックスによりびん２がびん洗浄機１の異なる洗浄区域を通して洗浄するように移動される、このことは専門家には知られている。
【０００８】
両水平輸送方向ＡとＢは図示された実施態様には９０°よりおよそ小さい角度αを形成する。供給コンベア３は複数の図に示されていない平行な輸送ベルト（ヒンジベルトチェーン）並びに横ガイド手摺りから成り、びん２用の水平或いはほぼ水平な輸送面を形成する。びん供給装備４も、多数の、部分的に曲線通路状輸送ベルト（ヒンジベルトチェーン）から成り、同様に水平或いはほぼ水平な輸送面を形成する。
【０００９】
びん供給装備４の特性は、これがその配列、支持、案内と駆動によってモジュールに構成され、複数の供給ブロック或いはモジュールから成り、即ち図示された実施態様では、四つのモジュールＭ１−Ｍ４を形成し、そのモジュールにはびん２がそれぞれに多軌道状びん流れで、即ち図示された実施態様では八本の軌道状びん流れで輸送方向Ｂにおいて洗浄機１の供給要素５に供給されることである。
【００１０】
図１と図２において図示された実施態様では、各モジュールＭ１−Ｍ４は二つの曲線通路状且つ該当モジュールの多軌道状びん流れに関連して外部に位置する輸送ベルト６と７によって形成され、その輸送ベルトはその輸送方向に関連した前端によってそのように適して該当モジュールＭ１−Ｍ４の入口を形成し、そこで互いに直接に接続する。この前端から出発して、輸送ベルト６と７は輸送方向において互いに増加するより大きい間隔を有し、その際に同時に曲線通路状に形成されるので、各輸送ベルト６或いは７はその前端から出発して直線状部分を、それに引き続いて輸送方向の変更が行われる（輸送方向Ａから輸送方向Ｂに）曲線通路状部分を、それに引き続いて直線状部分を形成する。各輸送ベルト６或いは７にはそれぞれ洗浄機１に対して別の輸送ベルト８或いは９が接続する。輸送ベルト６と７或いは８と９の間には各モジュールＭ１−Ｍ４では別の輸送ベルト１０が設けられ、しかもこの輸送ベルト１０がその輸送方向に関連した前端により輸送ベルト６と７の曲線通路状部分の領域に位置し、完全に或いはほぼ完全に外部輸送ベルト６／８と７／９の間の輸送面を満たす。輸送ベルト間の現存隙間は小さい押しかぶせ板によって閉鎖されている。
【００１１】
図示された実施態様では、モジュールＭ１−Ｍ２とＭ４の両輸送ベルト６と７にそれぞれに輸送方向において先行して二つの直線状輸送ベルト１１或いは１２が設けられ、それら輸送ベルトは横に輸送方向を横切って互いに密に接続され、そして輸送ベルト１１は輸送ベルト６の輸送方向に関連した直線状前部分を備えるラインに位置し、輸送ベルト１２は付属モジュールの輸送ベルト７の輸送方向に関連した直線状前部分を備えるラインに位置する。
【００１２】
輸送ベルト７の前部分の横に並びにモジュールＭ１−Ｍ３の付属輸送ベルト１２の横には、それぞれに一つの直線状輸送ベルト１３が設けられている。輸送ベルト１３の輸送方向に関連した前端は隣接した輸送ベルト１２の前端を備えるラインに位置する。さらに、輸送ベルト１３には輸送方向を横切って輸送ベルト６の前部分が並びにそれぞれに隣接したモジュールＭ２−Ｍ４の付属輸送ベルト１１が横に接続する。
【００１３】
三つの別の輸送方向を横切って互いに横に接続する輸送ベルト１４は輸送ベルト６の直線状前部分からとモジュールＭ１の輸送ベルト１１から横に設けられ、そこにびん供給装備の輸送面４の局部的拡大部を形成する。
【００１４】
輸送ベルト１１，１２と１３は三つのグループを形成し、その内のそれぞれに一つの輸送ベルト１１，一つの輸送ベルト１２と一つの輸送ベルト１３は横に互いに接続し、それら輸送ベルトは各グループにおいてその前端により共通ラインにおいて輸送方向を横切って配置されて、それにより各グループの前端を形成する。グループの前端は図１の表示では輸送方向に関連して段状にずれて設けられているので、異なったグループは指状に或いは段状に供給コンベア３の中へ到達する。
【００１５】
輸送ベルト６，７，８と９の記載した経過によって、各モジュールＭ１−Ｍ４における輸送方向Ａと輸送方向Ｂの間の移行領域にはコンベア区間の小路の漏斗状拡大部が生じ、その上にはびん２が洗浄機１或いはこの機械の供給要素に供給されるので、洗浄機１におけるびん供給装備４の全コンベア幅が供給コンベア３のコンベア幅より大きい数倍である。全輸送ベルト６ー１４は特に蝶番ベルトチェーンにより形成されている。
【００１６】
びん供給装備４の輸送面は外部ガイド手摺り１５と１６によって限定されている。さらに、個々のモジュールＭ１−Ｍ４の間と各モジュールＭ１−Ｍ４の個々の軌道の間に内部ガイド手摺り１７が設けられ、このガイド手摺りはそれぞれに一つの案内導入要素１８から出発して輸送ベルト６と７の曲線通路状部分の領域にて洗浄機１にまで到達する。この案内導入要素１８はそれぞれに輸送ベルト１３に接続して、一つのモジュールＭ１−Ｍ３の輸送ベルト７の曲線通路状部分と一つの隣接したモジュールＭ２−Ｍ４の輸送ベルト６の曲線通路状部分との間に設けられている。さらに、この案内導入要素１８は舟状に輸送方向と関連した前尖端と接続する湾曲した部分により形成され、それぞれにびん供給装備４の輸送面の平面上で間隔をもって配置され、各案内導入要素１８はその周囲により搬送されたびん２用の案内導入面を形成し、この面をそれぞれ一つの隣接したモジュールに導入し、場合によってはびん供給装備４の輸送面上に一緒に搬送された横になったびん及び例えば破片、汚染材などのような異物又はそのびんと異物のいずれかを、案内導入要素１８の下で案内導入要素１８下に設けた開口１９を通して排出されるか或いは導き出され得る。
【００１７】
別の案内導入要素２０は輸送ベルト１１と１２の間の移行部ではモジュールＭ１−Ｍ３のこれを接続する輸送ベルト６と７に設けられている。これら案内導入要素２０はさらにびん供給装備４の輸送面の平面から出来るだけ間隔を置かれているので、それら案内導入要素がその周囲によりびん２用の導入滑り面を形成し、場合によってはびん供給装備の輸送面４上に一緒に搬送された水平びん及び例えば破片、汚染材などのような異物又はそのびんと異物のいずれかを、案内導入要素２０の下を通して、案内導入要素２０下に設けた開口２１によって排出されるか或いは導き出され得る。
【００１８】
それぞれに輸送方向において案内導入要素１９の前に設けられている案内導入要素２０により、個々のモジュールＭ１−Ｍ４上のびん流れの第一分配が行われる。
【００１９】
びん供給装備４の利点は、個々のモジュールＭ１−Ｍ４或いはその輸送ベルトが一個づつの固有駆動ユニットを有することにある。これによって一つのモジュールにおける不規則性或いは故障の場合に洗浄機１が更に作動できて、この際に故障したモジュールＭ１−Ｍ４のみが遮断され、一方、残りのモジュールが更に作動されることが可能である。モジュールＭ１−Ｍ４は個々に組み立て分解され、それにより個々に交換される。さらに、このモジュール構成によって標準化したモジュールの使用の下で容器供給装備を特に簡単な方法で洗浄機のそれぞれの作業幅に適合させることもできる。
【００２０】
さらに、モジュール構成によって且つ各モジュールの独自駆動手段によって、個々のモジュールＭ１−Ｍ４へのびん２の最適分配とそれによりびんの容器供給装備における出来るだけ最適出力とが洗浄機１に達成されるように、個々のモジュールのコンベア速度を個々に制御することができる。
【００２１】
びん供給装備４の別の本質的利点は、個々のモジュールＭ１−Ｍ４の洗浄機１或いはその供給要素５にまで到達する輸送ベルト６−１０によって洗浄機１へのびん２の移行が行われ、従来の容器供給装備におけるように強圧下で大きな平らな滑り板上の転動によって行われないことにある。それで、この発明による構成により騒音水準の著しい減少が達成される。このために、運ばれたびん２が案内導入要素１８と２０によって輸送ベルトの記載された構成と結合して、特に輸送ベルト６，７と１０の曲線通路状構成と結合して最も進行して強圧なしに且つ個々のモジュールＭ１−Ｍ４により形成された輸送小路にもっと速く流れて導入されることに役立つ。
【００２２】
さらにすぐれた利点は、個々のモジュール並びに個々のモジュールの個々の輸送ベルトが異なった、例えば可変な速度により運転され得る、それによって個々の連動要素に対するびんの供給を均一に且つ騒音乏しく実施することが出来ることにある。
【００２３】
図３は別の可能な実施態様としてびん供給装備４ａを示し、そのびん供給装備はびん供給装備４とは実質的に、両輸送ベルト６と７がそれぞれのモジュールＭ１−Ｍ４の外部に位置する輸送ベルトではなく、むしろ当該モジュールの中間輸送ベルトを形成することや輸送ベルト６と７の横に輸送ベルト１０が設けられ、しかもさらに輸送方向において輸送ベルト６と７の曲線通路状部分から出発して洗浄機１にまで到ることを相違している。さらに、びん供給装備４ａはびん供給装備４とは、全輸送ベルト１１，１２と１３の輸送方向に関連した前端が輸送方向に対して垂直な共通ライン上に位置するように、輸送ベルト１１，１２と１３がそれぞれに異なった長さを有することを相違している。
【００２４】
この発明は先行して実施例に記載されていた。発明を支持する発明思想が見捨てられることなしに、多数の変更及び態様が可能であることがわかる。それで、例えば輸送ベルト６−１４の代わりに、少なくとも別の駆動された輸送要素も設けられていることが可能である。それで、例えば平らな板状材料から成る要素の使用も企図され、その要素は、移動可能に支持され、これがびんを洗浄機の連動要素に対するマイクロ投射手段（Mikrowurf)により輸送するように駆動される。マイクロ投射駆動手段の代わりに、同様に振動駆動手段が設けられ得る。
【図面の簡単な説明】
【００２５】
【図１】びん供給装備の形態の容器供給装備と一緒に、びん洗浄機の形態の容器洗浄機を概略的部分表示且つ平面図で示す。
【図２】図１の容器供給装備を斜視的個別表示で示す。
【図３】別の可能な実施態様における図１のような表示を示す。
【符号の説明】
【００２６】
１．．．．．洗浄機
２．．．．．びん
３．．．．．供給コンベア
４，４ａ．．．びん供給装備
５．．．．．供給要素
６−１４．．．輸送ベルト
１５−１６．．．外部ガイド手摺り
１７．．．．．内部ガイド手摺り
１８．．．．．案内導入要素
１９．．．．．開口
２０．．．．．案内導入要素
２１．．．．．開口
Ｍ１−Ｍ４．．．モジュール或いは供給ブロック
Ａ．．．．．供給コンベア３への輸送方向
Ｂ．．．．．びん２の供給装備における洗浄機への輸送方向
α．．．．．輸送方向ＡとＢの間の角度
【技術分野】
【０００１】
この発明は、特許請求項１，２或いは３の上位概念による容器供給装備、即ち駆動された輸送要素を有する輸送面上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー上に供給された容器流れの同時的変換の際には、供給コンベアー上に第一輸送方向に供給されたびん或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向において容器洗浄機の入口に或いはその入口の容器収容要素に搬送する容器供給装備に関する。
【背景技術】
【０００２】
びん或いはそのような容器の洗浄機用の容器供給装備は公知であり、供給コンベア上に供給された多軌道状びん流れのびんを洗浄機の大きい機械幅或いは作業幅に分配して入口或いはそこに設けた供給或いは連動要素に供給するために用いられる。このためにびんは容器供給装備の輸送面の供給コンベア上に供給される。容器供給装備の輸送面は複数の平行な輸送ベルト、部分的に例えば供給コンベアの輸送ベルトにより形成されている。この際に輸送面の全輸送ベルトは第一輸送方向に移動する。この輸送方向に対して斜めに延びる手摺りによってびんは動圧と押し退けによって第一輸送方向と垂直な第二輸送方向に洗浄機の入口に沿って拡張された押しかぶせ板(Ueberschubblech) を越えてこの入口に或いは供給或いは連動要素、例えば連動スライダ或いは連動アームに移動され、しかも押しかぶせ板を越える転位によって移動される。洗浄機の入口への容器或いはびんのこの供給は著しい強圧と圧力の下で並びに押しかぶせ板を越えてびんの摩擦を伴った滑り運動によって行われ、それは著しい騒音発生を引き起こす。
【特許文献１】特開平８−２５７５２７号公報
【特許文献２】特開２００４−２３０３０７号公報
【特許文献３】実開平４−９１９３１号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
この発明の課題は、より高い運転安全性において改良した作業態様をもつ容器供給装備を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この課題を解決するために、特許請求項１，２或いは３に対応する容器供給装備、即ち、容器供給装備の輸送面を形成する駆動された輸送要素が容器洗浄機の入り口にまで到達すること、容器供給装備の駆動された輸送要素により形成された輸送面が少なくとも二つの供給ブロック或いはモジュールに分割されていること、或いは輸送要素により形成された輸送面には案内導入要素が容器用の案内導入面を備えており、そしてこの案内導入要素の少なくとも一方が輸送面の平面から間隔を置いた案内導入面内部には輸送面に設けられた少なくとも一つの開口に対する少なくとも一つの通行を形成し、この開口を通して容器と一緒に供給された異物質、例えば汚物及び破片又そのいずれかが導き出され、更に横になった容器も導き出されることを特徴とする容器供給装備が構成されている。
【０００５】
この発明の実施態様は従属請求項の対象である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
この発明は次に実施例に関する図面に基づいて説明される。
【実施例】
【０００７】
図面において、１は通常の構成のびん洗浄機であり、洗浄すべきびんは図１において概略的に２により与えられ、幅広の多軌道状びん流れで直立して、図１において概略的に３により示された供給コンベア上に供給され、しかも図１と図２において一般に４で示された容器供給装備に供給され、その容器供給装備によってびん２がさらに輸送方向Ｂに直立して洗浄機１の図示されていない機械側連動或いは供給要素に、例えば連動スライダ或いは連動アームに供給され、それによってびん２がそれぞれにびん洗浄機１のびんかごのボックスに収納され、そのボックスによりびん２がびん洗浄機１の異なる洗浄区域を通して洗浄するように移動される、このことは専門家には知られている。
【０００８】
両水平輸送方向ＡとＢは図示された実施態様には９０°よりおよそ小さい角度αを形成する。供給コンベア３は複数の図に示されていない平行な輸送ベルト（ヒンジベルトチェーン）並びに横ガイド手摺りから成り、びん２用の水平或いはほぼ水平な輸送面を形成する。びん供給装備４も、多数の、部分的に曲線通路状輸送ベルト（ヒンジベルトチェーン）から成り、同様に水平或いはほぼ水平な輸送面を形成する。
【０００９】
びん供給装備４の特性は、これがその配列、支持、案内と駆動によってモジュールに構成され、複数の供給ブロック或いはモジュールから成り、即ち図示された実施態様では、四つのモジュールＭ１−Ｍ４を形成し、そのモジュールにはびん２がそれぞれに多軌道状びん流れで、即ち図示された実施態様では八本の軌道状びん流れで輸送方向Ｂにおいて洗浄機１の供給要素５に供給されることである。
【００１０】
図１と図２において図示された実施態様では、各モジュールＭ１−Ｍ４は二つの曲線通路状且つ該当モジュールの多軌道状びん流れに関連して外部に位置する輸送ベルト６と７によって形成され、その輸送ベルトはその輸送方向に関連した前端によってそのように適して該当モジュールＭ１−Ｍ４の入口を形成し、そこで互いに直接に接続する。この前端から出発して、輸送ベルト６と７は輸送方向において互いに増加するより大きい間隔を有し、その際に同時に曲線通路状に形成されるので、各輸送ベルト６或いは７はその前端から出発して直線状部分を、それに引き続いて輸送方向の変更が行われる（輸送方向Ａから輸送方向Ｂに）曲線通路状部分を、それに引き続いて直線状部分を形成する。各輸送ベルト６或いは７にはそれぞれ洗浄機１に対して別の輸送ベルト８或いは９が接続する。輸送ベルト６と７或いは８と９の間には各モジュールＭ１−Ｍ４では別の輸送ベルト１０が設けられ、しかもこの輸送ベルト１０がその輸送方向に関連した前端により輸送ベルト６と７の曲線通路状部分の領域に位置し、完全に或いはほぼ完全に外部輸送ベルト６／８と７／９の間の輸送面を満たす。輸送ベルト間の現存隙間は小さい押しかぶせ板によって閉鎖されている。
【００１１】
図示された実施態様では、モジュールＭ１−Ｍ２とＭ４の両輸送ベルト６と７にそれぞれに輸送方向において先行して二つの直線状輸送ベルト１１或いは１２が設けられ、それら輸送ベルトは横に輸送方向を横切って互いに密に接続され、そして輸送ベルト１１は輸送ベルト６の輸送方向に関連した直線状前部分を備えるラインに位置し、輸送ベルト１２は付属モジュールの輸送ベルト７の輸送方向に関連した直線状前部分を備えるラインに位置する。
【００１２】
輸送ベルト７の前部分の横に並びにモジュールＭ１−Ｍ３の付属輸送ベルト１２の横には、それぞれに一つの直線状輸送ベルト１３が設けられている。輸送ベルト１３の輸送方向に関連した前端は隣接した輸送ベルト１２の前端を備えるラインに位置する。さらに、輸送ベルト１３には輸送方向を横切って輸送ベルト６の前部分が並びにそれぞれに隣接したモジュールＭ２−Ｍ４の付属輸送ベルト１１が横に接続する。
【００１３】
三つの別の輸送方向を横切って互いに横に接続する輸送ベルト１４は輸送ベルト６の直線状前部分からとモジュールＭ１の輸送ベルト１１から横に設けられ、そこにびん供給装備の輸送面４の局部的拡大部を形成する。
【００１４】
輸送ベルト１１，１２と１３は三つのグループを形成し、その内のそれぞれに一つの輸送ベルト１１，一つの輸送ベルト１２と一つの輸送ベルト１３は横に互いに接続し、それら輸送ベルトは各グループにおいてその前端により共通ラインにおいて輸送方向を横切って配置されて、それにより各グループの前端を形成する。グループの前端は図１の表示では輸送方向に関連して段状にずれて設けられているので、異なったグループは指状に或いは段状に供給コンベア３の中へ到達する。
【００１５】
輸送ベルト６，７，８と９の記載した経過によって、各モジュールＭ１−Ｍ４における輸送方向Ａと輸送方向Ｂの間の移行領域にはコンベア区間の小路の漏斗状拡大部が生じ、その上にはびん２が洗浄機１或いはこの機械の供給要素に供給されるので、洗浄機１におけるびん供給装備４の全コンベア幅が供給コンベア３のコンベア幅より大きい数倍である。全輸送ベルト６ー１４は特に蝶番ベルトチェーンにより形成されている。
【００１６】
びん供給装備４の輸送面は外部ガイド手摺り１５と１６によって限定されている。さらに、個々のモジュールＭ１−Ｍ４の間と各モジュールＭ１−Ｍ４の個々の軌道の間に内部ガイド手摺り１７が設けられ、このガイド手摺りはそれぞれに一つの案内導入要素１８から出発して輸送ベルト６と７の曲線通路状部分の領域にて洗浄機１にまで到達する。この案内導入要素１８はそれぞれに輸送ベルト１３に接続して、一つのモジュールＭ１−Ｍ３の輸送ベルト７の曲線通路状部分と一つの隣接したモジュールＭ２−Ｍ４の輸送ベルト６の曲線通路状部分との間に設けられている。さらに、この案内導入要素１８は舟状に輸送方向と関連した前尖端と接続する湾曲した部分により形成され、それぞれにびん供給装備４の輸送面の平面上で間隔をもって配置され、各案内導入要素１８はその周囲により搬送されたびん２用の案内導入面を形成し、この面をそれぞれ一つの隣接したモジュールに導入し、場合によってはびん供給装備４の輸送面上に一緒に搬送された横になったびん及び例えば破片、汚染材などのような異物又はそのびんと異物のいずれかを、案内導入要素１８の下で案内導入要素１８下に設けた開口１９を通して排出されるか或いは導き出され得る。
【００１７】
別の案内導入要素２０は輸送ベルト１１と１２の間の移行部ではモジュールＭ１−Ｍ３のこれを接続する輸送ベルト６と７に設けられている。これら案内導入要素２０はさらにびん供給装備４の輸送面の平面から出来るだけ間隔を置かれているので、それら案内導入要素がその周囲によりびん２用の導入滑り面を形成し、場合によってはびん供給装備の輸送面４上に一緒に搬送された水平びん及び例えば破片、汚染材などのような異物又はそのびんと異物のいずれかを、案内導入要素２０の下を通して、案内導入要素２０下に設けた開口２１によって排出されるか或いは導き出され得る。
【００１８】
それぞれに輸送方向において案内導入要素１９の前に設けられている案内導入要素２０により、個々のモジュールＭ１−Ｍ４上のびん流れの第一分配が行われる。
【００１９】
びん供給装備４の利点は、個々のモジュールＭ１−Ｍ４或いはその輸送ベルトが一個づつの固有駆動ユニットを有することにある。これによって一つのモジュールにおける不規則性或いは故障の場合に洗浄機１が更に作動できて、この際に故障したモジュールＭ１−Ｍ４のみが遮断され、一方、残りのモジュールが更に作動されることが可能である。モジュールＭ１−Ｍ４は個々に組み立て分解され、それにより個々に交換される。さらに、このモジュール構成によって標準化したモジュールの使用の下で容器供給装備を特に簡単な方法で洗浄機のそれぞれの作業幅に適合させることもできる。
【００２０】
さらに、モジュール構成によって且つ各モジュールの独自駆動手段によって、個々のモジュールＭ１−Ｍ４へのびん２の最適分配とそれによりびんの容器供給装備における出来るだけ最適出力とが洗浄機１に達成されるように、個々のモジュールのコンベア速度を個々に制御することができる。
【００２１】
びん供給装備４の別の本質的利点は、個々のモジュールＭ１−Ｍ４の洗浄機１或いはその供給要素５にまで到達する輸送ベルト６−１０によって洗浄機１へのびん２の移行が行われ、従来の容器供給装備におけるように強圧下で大きな平らな滑り板上の転動によって行われないことにある。それで、この発明による構成により騒音水準の著しい減少が達成される。このために、運ばれたびん２が案内導入要素１８と２０によって輸送ベルトの記載された構成と結合して、特に輸送ベルト６，７と１０の曲線通路状構成と結合して最も進行して強圧なしに且つ個々のモジュールＭ１−Ｍ４により形成された輸送小路にもっと速く流れて導入されることに役立つ。
【００２２】
さらにすぐれた利点は、個々のモジュール並びに個々のモジュールの個々の輸送ベルトが異なった、例えば可変な速度により運転され得る、それによって個々の連動要素に対するびんの供給を均一に且つ騒音乏しく実施することが出来ることにある。
【００２３】
図３は別の可能な実施態様としてびん供給装備４ａを示し、そのびん供給装備はびん供給装備４とは実質的に、両輸送ベルト６と７がそれぞれのモジュールＭ１−Ｍ４の外部に位置する輸送ベルトではなく、むしろ当該モジュールの中間輸送ベルトを形成することや輸送ベルト６と７の横に輸送ベルト１０が設けられ、しかもさらに輸送方向において輸送ベルト６と７の曲線通路状部分から出発して洗浄機１にまで到ることを相違している。さらに、びん供給装備４ａはびん供給装備４とは、全輸送ベルト１１，１２と１３の輸送方向に関連した前端が輸送方向に対して垂直な共通ライン上に位置するように、輸送ベルト１１，１２と１３がそれぞれに異なった長さを有することを相違している。
【００２４】
この発明は先行して実施例に記載されていた。発明を支持する発明思想が見捨てられることなしに、多数の変更及び態様が可能であることがわかる。それで、例えば輸送ベルト６−１４の代わりに、少なくとも別の駆動された輸送要素も設けられていることが可能である。それで、例えば平らな板状材料から成る要素の使用も企図され、その要素は、移動可能に支持され、これがびんを洗浄機の連動要素に対するマイクロ投射手段（Mikrowurf)により輸送するように駆動される。マイクロ投射駆動手段の代わりに、同様に振動駆動手段が設けられ得る。
【図面の簡単な説明】
【００２５】
【図１】びん供給装備の形態の容器供給装備と一緒に、びん洗浄機の形態の容器洗浄機を概略的部分表示且つ平面図で示す。
【図２】図１の容器供給装備を斜視的個別表示で示す。
【図３】別の可能な実施態様における図１のような表示を示す。
【符号の説明】
【００２６】
１．．．．．洗浄機
２．．．．．びん
３．．．．．供給コンベア
４，４ａ．．．びん供給装備
５．．．．．供給要素
６−１４．．．輸送ベルト
１５−１６．．．外部ガイド手摺り
１７．．．．．内部ガイド手摺り
１８．．．．．案内導入要素
１９．．．．．開口
２０．．．．．案内導入要素
２１．．．．．開口
Ｍ１−Ｍ４．．．モジュール或いは供給ブロック
Ａ．．．．．供給コンベア３への輸送方向
Ｂ．．．．．びん２の供給装備における洗浄機への輸送方向
α．．．．．輸送方向ＡとＢの間の角度
【特許請求の範囲】
【請求項１】
駆動された輸送要素（６−１４）を有する輸送面（４、４ａ）上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー（３）上に供給された容器流れの同時的変換の際には供給コンベアー（３）上に第一輸送方向（Ａ）に供給されたびん（２）或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向（Ｂ）において容器洗浄機（１）の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備において、容器供給装備の輸送面（４、４ａ）を形成する駆動された輸送要素（６−１４）が容器洗浄機（１）の入口にまで到達することを特徴とする容器供給装備。
【請求項２】
駆動された輸送要素（６−１４）を有する輸送面（４，４ａ）上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー（３）上に供給された容器流れの同時的変換の際には供給コンベアー（３）上に第一輸送方向（Ａ）に供給されたびん（２）或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向（Ｂ）において容器洗浄機（１）の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備において、容器供給装備の駆動された輸送要素（６−１４）により形成された輸送面（４，４ａ）は少なくとも二つの供給ブロック或いはモジュール（Ｍ１−Ｍ４）に分割されていることを特徴とする容器供給装備。
【請求項３】
駆動された輸送要素（６−１４）を有する輸送面（４，４ａ）上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー（３）上に供給された容器流れの同時的変換の際には供給コンベアー（３）上に第一輸送方向（Ａ）に供給されたびん（２）或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向（Ｂ）において容器洗浄機（１）の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備において、輸送要素（６−１４）により形成された輸送面には案内導入要素（１８，２０）が容器用の案内導入面を備えており、そしてこの案内導入要素（１８，２０）の少なくとも一方が輸送面の平面から間隔を置いた案内導入面の内部には輸送面に設けられた少なくとも一つの開口（１９，２１）に対する少なくとも一つの通路を形成し、この開口を通して容器（２）と一緒に供給された異物質、例えば汚物及び破片又はそのいずれかが導き出され、さらに横になった容器（２）も導き出されることを特徴とする容器供給装備。
【請求項４】
容器供給装備の輸送面（４，４ａ）を形成する駆動された輸送要素（６−１４）は容器洗浄機（１）の入口に到達することを特徴とする請求項２或いは３に記載の容器供給装備。
【請求項５】
駆動された輸送要素（６−１４）により形成された容器供給装備の輸送面（４，４ａ）は少なくとも二つの供給ブロック或いはモジュール（Ｍ１−Ｍ４）に分割されていることを特徴とする請求項１或いは３に記載の容器供給装備。
【請求項６】
輸送要素（６−１４）により形成された輸送面は容器（２）用の案内導入面を備える案内導入要素（１８，２０）を備えていることを特徴とする請求項１或いは２に記載の容器供給装備。
【請求項７】
案内導入要素（１８，２０）の少なくとも一方は輸送面の平面から間隔を置いた案内導入面内部で輸送面に設けられた開口（１９，２１）の少なくとも一方に対する通路を形成し、その開口を通して容器（２）と一緒に供給された異物質、例えば汚物及び破片／又はそのいずれかが導き出され、さらに転倒された容器（２）も導き出されることを特徴とする請求項６に記載の容器供給装備。
【請求項８】
少なくとも二つのモジュール（Ｍ１−Ｍ４）は互いに分離して組立てでき且つ分解できる又はそのいずれかができることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項９】
少なくとも二つのモジュール（Ｍ１−Ｍ４）は等しい或いはほぼ等しい構成を有することを特徴とする請求項１乃至８のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１０】
少なくとも二つのモジュール（Ｍ１−Ｍ４）はその搬送作用及び搬送出力又はそのいずれかを含めて個々に制御でき、例えば互いに分離してスイッチを入れたり或いは切ったりでき且つその搬送速度で個々に制御できる、又はそのいずれかであることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１１】
それぞれの案内導入要素（１８，２０）の内部を通過する少なくとも一つの開口（１９、２１）が存在することを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１２】
駆動された輸送要素（６−１４）の少なくとも一部が曲線通路に形成されていることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１３】
第一と第二輸送方向（Ａ，Ｂ）は互いに０度より明らかに大きい角度（α）を形成することを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１４】
第一と第二輸送方向（Ａ，Ｂ）は互いに９０度と同じ或いはおよそ同じ或いは９０度より小さい角度（α）を形成することを特徴とする請求項１３に記載の容器供給装備。
【請求項１５】
容器供給装備の輸送面（４，４ａ）は全体として四つの供給ブロック或いはモジュール（Ｍ１−Ｍ４）により形成されていることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１６】
容器供給装備の輸送面（４，４ａ）の各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は、互いに輸送方向を横切って隣接でき且つ輸送方向において互いに閉塞する、或いはそのいずれかである複数の駆動された輸送要素（６−１４）を有することを特徴とする請求項１乃至１５のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１７】
駆動された輸送要素（６−１４）は少なくとも部分的に輸送ベルト或いはチェーンにより形成されていることを特徴とする請求項１乃至１６のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１８】
駆動された輸送要素（６−１４）は少なくとも部分的にそのような振動駆動手段を備えることを特徴とする請求項１乃至１７のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１９】
モジュール（Ｍ１−Ｍ４）のために、それぞれ独自の運動駆動手段、例えば電動モータ、電気式振動駆動手段或いはマイクロ投射駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項１乃至１８のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２０】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも一つの第一輸送要素（６，７）を有し、この輸送要素は輸送方向に関連した前端で対応するモジュール（Ｍ１−Ｍ４）の入口を有し、直接に或いは少なくとも一つの接続する駆動された輸送要素（８，９）を介して容器洗浄機（１）の入口にまで達し、そして各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも一つの第二、好ましくは複数の第二輸送要素（１０）を有し、この第二輸送要素は輸送方向を横切って横に第一輸送要素（６，７）に並びに互いに接続することを特徴とする請求項１乃至１９のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２１】
少なくとも一つの第二輸送要素（１０）の輸送方向に関連した前端は少なくとも一つの第一輸送要素の前端への輸送方向に続くことを特徴とする請求項２０に記載の容器供給装備。
【請求項２２】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも二つの第一輸送要素（６，７）を有することを特徴とする請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２３】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）の少なくとも一つの第一輸送要素（６，７）は曲線通路に、即ち湾曲した部分に形成されており、そして少なくとも一つの第二輸送要素（１０）の前端は付属する第一輸送要素（６，７）の湾曲した部分に存在することを特徴とする請求項１乃至２２のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２４】
両第一輸送要素（６，７）は該当するモジュールの入り口を形成する端部に輸送方向を横切って互いに横に隣接して配置され、この端部から増加した間隔で互いに増加して拡大する間隔を有し、そして各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）の少なくとも一つの第二輸送要素（１０）は両第一輸送要素（６，７）間及びこの接続する別の輸送要素（８，９）間に又はそのいずれかの間に配置されていることを特徴とする請求項１乃至２３のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２５】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも二つの第一輸送要素（６，７）を有し、それら第一輸送要素はその全長或いはこの長さの大部分にわたり輸送方向を横切って互いに横に隣接して配置されることを特徴とする請求項１乃至２４のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２６】
少なくとも一つの第一輸送要素（６，７）及び一つの別の接続する輸送要素（８，９）又はそのいずれか一方の両面に少なくとも一つの第二輸送要素（１０）が設けられていることを特徴とする請求項１乃至２５のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２７】
容器供給装備の輸送面（４）は先行する供給コンベアー（３）への接続領域において複数のグループの互いに隣接した輸送要素（１１，１２，１３）により形成され、そしてこのグループの輸送方向（Ａ）に関連した前端は輸送方向においてグループからグループへ移動されることを特徴とする請求項１乃至２６のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１】
駆動された輸送要素（６−１４）を有する輸送面（４、４ａ）上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー（３）上に供給された容器流れの同時的変換の際には供給コンベアー（３）上に第一輸送方向（Ａ）に供給されたびん（２）或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向（Ｂ）において容器洗浄機（１）の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備において、容器供給装備の輸送面（４、４ａ）を形成する駆動された輸送要素（６−１４）が容器洗浄機（１）の入口にまで到達することを特徴とする容器供給装備。
【請求項２】
駆動された輸送要素（６−１４）を有する輸送面（４，４ａ）上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー（３）上に供給された容器流れの同時的変換の際には供給コンベアー（３）上に第一輸送方向（Ａ）に供給されたびん（２）或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向（Ｂ）において容器洗浄機（１）の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備において、容器供給装備の駆動された輸送要素（６−１４）により形成された輸送面（４，４ａ）は少なくとも二つの供給ブロック或いはモジュール（Ｍ１−Ｍ４）に分割されていることを特徴とする容器供給装備。
【請求項３】
駆動された輸送要素（６−１４）を有する輸送面（４，４ａ）上におけるより大きな幅の容器流れにて供給コンベアー（３）上に供給された容器流れの同時的変換の際には供給コンベアー（３）上に第一輸送方向（Ａ）に供給されたびん（２）或いはそのような容器を、第一と異なる第二輸送方向（Ｂ）において容器洗浄機（１）の入口に或いはその入口の容器収容要素（５）に搬送する容器供給装備において、輸送要素（６−１４）により形成された輸送面には案内導入要素（１８，２０）が容器用の案内導入面を備えており、そしてこの案内導入要素（１８，２０）の少なくとも一方が輸送面の平面から間隔を置いた案内導入面の内部には輸送面に設けられた少なくとも一つの開口（１９，２１）に対する少なくとも一つの通路を形成し、この開口を通して容器（２）と一緒に供給された異物質、例えば汚物及び破片又はそのいずれかが導き出され、さらに横になった容器（２）も導き出されることを特徴とする容器供給装備。
【請求項４】
容器供給装備の輸送面（４，４ａ）を形成する駆動された輸送要素（６−１４）は容器洗浄機（１）の入口に到達することを特徴とする請求項２或いは３に記載の容器供給装備。
【請求項５】
駆動された輸送要素（６−１４）により形成された容器供給装備の輸送面（４，４ａ）は少なくとも二つの供給ブロック或いはモジュール（Ｍ１−Ｍ４）に分割されていることを特徴とする請求項１或いは３に記載の容器供給装備。
【請求項６】
輸送要素（６−１４）により形成された輸送面は容器（２）用の案内導入面を備える案内導入要素（１８，２０）を備えていることを特徴とする請求項１或いは２に記載の容器供給装備。
【請求項７】
案内導入要素（１８，２０）の少なくとも一方は輸送面の平面から間隔を置いた案内導入面内部で輸送面に設けられた開口（１９，２１）の少なくとも一方に対する通路を形成し、その開口を通して容器（２）と一緒に供給された異物質、例えば汚物及び破片／又はそのいずれかが導き出され、さらに転倒された容器（２）も導き出されることを特徴とする請求項６に記載の容器供給装備。
【請求項８】
少なくとも二つのモジュール（Ｍ１−Ｍ４）は互いに分離して組立てでき且つ分解できる又はそのいずれかができることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項９】
少なくとも二つのモジュール（Ｍ１−Ｍ４）は等しい或いはほぼ等しい構成を有することを特徴とする請求項１乃至８のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１０】
少なくとも二つのモジュール（Ｍ１−Ｍ４）はその搬送作用及び搬送出力又はそのいずれかを含めて個々に制御でき、例えば互いに分離してスイッチを入れたり或いは切ったりでき且つその搬送速度で個々に制御できる、又はそのいずれかであることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１１】
それぞれの案内導入要素（１８，２０）の内部を通過する少なくとも一つの開口（１９、２１）が存在することを特徴とする請求項１乃至９のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１２】
駆動された輸送要素（６−１４）の少なくとも一部が曲線通路に形成されていることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１３】
第一と第二輸送方向（Ａ，Ｂ）は互いに０度より明らかに大きい角度（α）を形成することを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１４】
第一と第二輸送方向（Ａ，Ｂ）は互いに９０度と同じ或いはおよそ同じ或いは９０度より小さい角度（α）を形成することを特徴とする請求項１３に記載の容器供給装備。
【請求項１５】
容器供給装備の輸送面（４，４ａ）は全体として四つの供給ブロック或いはモジュール（Ｍ１−Ｍ４）により形成されていることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１６】
容器供給装備の輸送面（４，４ａ）の各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は、互いに輸送方向を横切って隣接でき且つ輸送方向において互いに閉塞する、或いはそのいずれかである複数の駆動された輸送要素（６−１４）を有することを特徴とする請求項１乃至１５のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１７】
駆動された輸送要素（６−１４）は少なくとも部分的に輸送ベルト或いはチェーンにより形成されていることを特徴とする請求項１乃至１６のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１８】
駆動された輸送要素（６−１４）は少なくとも部分的にそのような振動駆動手段を備えることを特徴とする請求項１乃至１７のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項１９】
モジュール（Ｍ１−Ｍ４）のために、それぞれ独自の運動駆動手段、例えば電動モータ、電気式振動駆動手段或いはマイクロ投射駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項１乃至１８のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２０】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも一つの第一輸送要素（６，７）を有し、この輸送要素は輸送方向に関連した前端で対応するモジュール（Ｍ１−Ｍ４）の入口を有し、直接に或いは少なくとも一つの接続する駆動された輸送要素（８，９）を介して容器洗浄機（１）の入口にまで達し、そして各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも一つの第二、好ましくは複数の第二輸送要素（１０）を有し、この第二輸送要素は輸送方向を横切って横に第一輸送要素（６，７）に並びに互いに接続することを特徴とする請求項１乃至１９のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２１】
少なくとも一つの第二輸送要素（１０）の輸送方向に関連した前端は少なくとも一つの第一輸送要素の前端への輸送方向に続くことを特徴とする請求項２０に記載の容器供給装備。
【請求項２２】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも二つの第一輸送要素（６，７）を有することを特徴とする請求項１乃至２１のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２３】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）の少なくとも一つの第一輸送要素（６，７）は曲線通路に、即ち湾曲した部分に形成されており、そして少なくとも一つの第二輸送要素（１０）の前端は付属する第一輸送要素（６，７）の湾曲した部分に存在することを特徴とする請求項１乃至２２のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２４】
両第一輸送要素（６，７）は該当するモジュールの入り口を形成する端部に輸送方向を横切って互いに横に隣接して配置され、この端部から増加した間隔で互いに増加して拡大する間隔を有し、そして各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）の少なくとも一つの第二輸送要素（１０）は両第一輸送要素（６，７）間及びこの接続する別の輸送要素（８，９）間に又はそのいずれかの間に配置されていることを特徴とする請求項１乃至２３のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２５】
各モジュール（Ｍ１−Ｍ４）は少なくとも二つの第一輸送要素（６，７）を有し、それら第一輸送要素はその全長或いはこの長さの大部分にわたり輸送方向を横切って互いに横に隣接して配置されることを特徴とする請求項１乃至２４のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２６】
少なくとも一つの第一輸送要素（６，７）及び一つの別の接続する輸送要素（８，９）又はそのいずれか一方の両面に少なくとも一つの第二輸送要素（１０）が設けられていることを特徴とする請求項１乃至２５のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【請求項２７】
容器供給装備の輸送面（４）は先行する供給コンベアー（３）への接続領域において複数のグループの互いに隣接した輸送要素（１１，１２，１３）により形成され、そしてこのグループの輸送方向（Ａ）に関連した前端は輸送方向においてグループからグループへ移動されることを特徴とする請求項１乃至２６のいずれか一項に記載の容器供給装備。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００６−２４８７８６（Ｐ２００６−２４８７８６Ａ）
【公開日】平成１８年９月２１日（２００６．９．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−６０６６９（Ｐ２００６−６０６６９）
【出願日】平成１８年３月７日（２００６．３．７）
【出願人】（５９８１２５０２８）カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト (125)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年９月２１日（２００６．９．２１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年３月７日（２００６．３．７）
【出願人】（５９８１２５０２８）カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト (125)
【Ｆターム（参考）】
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