容器搬送装置
【課題】排出された容器がジャム状態にならず、また、容器排出コンベヤの長さを短くするとともに、設置スペースを抑える。
【解決手段】容器５をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤ１１と、入口側で容器５を該幅広コンベヤ１１へ供給する容器供給コンベヤ１２と、出口側で容器５を幅広コンベヤ１１から幅広コンベヤ１１の容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤ１３を有する容器搬送装置１において、容器供給コンベヤ１２から幅広コンベヤ１１へ複数個から成る列編成で容器５を押し込む容器押し込み装置１４を設けて、幅広コンベヤ１１の容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度θで、かつ、幅広コンベヤ１１で搬送される複数個から成る列編成の容器５の中で容器排出コンベヤ１３の下流側に位置する容器５が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器５を押し込むようにした。
【解決手段】容器５をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤ１１と、入口側で容器５を該幅広コンベヤ１１へ供給する容器供給コンベヤ１２と、出口側で容器５を幅広コンベヤ１１から幅広コンベヤ１１の容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤ１３を有する容器搬送装置１において、容器供給コンベヤ１２から幅広コンベヤ１１へ複数個から成る列編成で容器５を押し込む容器押し込み装置１４を設けて、幅広コンベヤ１１の容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度θで、かつ、幅広コンベヤ１１で搬送される複数個から成る列編成の容器５の中で容器排出コンベヤ１３の下流側に位置する容器５が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器５を押し込むようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、飲料等の中味を詰めたびん、缶等の容器がコンベヤ上を複数列で搬送される容器搬送装置、或いは、前記容器が前記容器搬送装置で搬送中に冷却水のシャワーを受けて冷却される容器冷却装置等に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、複数列の容器を幅広コンベヤで搬送する装置であって、前記幅広コンベヤの出口側で前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向に容器を排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置が提案されている。（特許文献１）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００５−１３２５７７号公報（図１）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前記特許文献１によれば、容器排出コンベヤは、隣接して平行に配設され、順次高速化した複列から成る加速コンベヤで構成され、容器排出コンベヤの進行方向に対して傾斜して配設した傾斜ガイドを組み合わせて、容器排出コンベヤ上に排出されたジャム状態の容器を単列化するとしている。
しかしながら、前記特許文献１の技術では、前記複数列の容器を搬送する幅広コンベヤから容器排出コンベヤへ排出された容器が容器排出コンベヤ上でジャム状態となり、容器が転倒或いは損傷するという恐れがある。
また、容器排出コンベヤ上で傾斜ガイドを組み合わせて容器を単列化する構造となっているため、容器排出コンベヤの長さが長くなり、設置スペースが大きくなってしまうという恐れがある。
【０００５】
本発明は、容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤを有し、出口側に前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向に容器を排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、排出された容器がジャム状態にならず、また、容器排出コンベヤの長さを短くするとともに、設置スペースを抑えることができる容器搬送装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
（１）第１の手段の容器搬送装置は、びん、缶等の容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤと、入口側で前記容器を該幅広コンベヤへ供給する容器供給コンベヤと、出口側で前記容器を前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ複数個から成る列編成で前記容器を押し込む容器押し込み装置を設けて、該容器押し込み装置の構成を、前記幅広コンベヤの容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度で、かつ、前記幅広コンベヤで搬送される前記複数個から成る列編成の容器の中で前記容器排出コンベヤの下流側に位置する容器が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器を押し込むようにしたことを特徴とする。
【０００７】
（２）第２の手段の容器搬送装置は、前記第１の手段の容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤにより前記複数個から成る列編成で搬送される容器が前記容器排出コンベヤへ排出される際に、前記幅広コンベヤから先に排出されて前記排出コンベヤで排出中の列編成容器の最後尾の容器と、前記幅広コンベヤから前記排出コンベヤへこれから排出されようとする前記排出中の列編成容器の直後の列編成容器の先頭の容器が、干渉しないように設定することを特徴とする。
【０００８】
（３）第３の手段の容器搬送装置は、前記第２の手段の容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送される容器の列の間隔および列の幅、前記容器の搬送方向の大きさ、前記幅広コンベヤの搬送速度、前記容器排出コンベヤの搬送速度と関連させて設定することを特徴とする。
【０００９】
（４）第４の手段の容器搬送装置は、前記第１から第３のうちいずれか一の手段の容器搬送装置において、前記容器押し込み装置を、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ容器を押し込む往動工程の後、容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、該容器押し込み装置が前記容器供給コンベヤ上の容器を回避して干渉しないように構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１に係わる本発明は、容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤと、入口側で前記容器を該幅広コンベヤへ供給する容器供給コンベヤと、出口側で前記容器を前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ複数個から成る列編成で前記容器を押し込む容器押し込み装置を設けて、該容器押し込み装置の構成を、前記幅広コンベヤの容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度で、かつ、前記幅広コンベヤで搬送される前記複数個から成る列編成の容器の中で前記容器排出コンベヤの下流側に位置する容器が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器を押し込むようにしたことにより、容器排出コンベヤ上で排出される容器がジャム状態となることを防止でき、また、容器排出コンベヤの長さを短くできるとともに、設置スペースを抑えることができるという効果を有する。
【００１１】
請求項２に係わる本発明は、請求項１に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤにより前記複数個から成る列編成で搬送される容器が前記容器排出コンベヤへ排出される際に、前記幅広コンベヤから先に排出されて前記排出コンベヤで排出中の列編成容器の最後尾の容器と、前記幅広コンベヤから前記排出コンベヤへこれから排出されようとする前記排出中の列編成容器の直後の列編成容器の先頭の容器が、干渉しないように設定することにより、容器排出コンベヤ上で搬送される容器がジャム状態となることを確実に防止できるという効果を有する。
【００１２】
請求項３に係わる本発明は、請求項２に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送される容器の列の間隔および列の幅、前記容器の搬送方向の大きさ、前記幅広コンベヤの搬送速度、前記容器排出コンベヤの搬送速度と関連させて設定することにより、前記容器押し込み角度を具体的に、かつ、確実に設定できるという効果を有する。
【００１３】
請求項４に係わる本発明は、請求項１から３のうちいずれか一項に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置を、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ容器を押し込む往動工程の後、容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、該容器押し込み装置が前記容器供給コンベヤ上の容器を回避して干渉しないように構成したことにより、該容器押し込み装置が容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、前記容器供給コンベヤ上で容器を前記幅広コンベヤ部まで搬送させることができるので、前記容器押し込みサイクル時間の短縮を図ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明に係わる容器搬送装置の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１５】
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１６】
本発明の実施の形態を図１および図２に基づいて説明する。
図１は、本発明に係わる容器搬送装置の平面図である。
図２は、図１のＡ−Ａ視図である。
【００１７】
図において、容器搬送装置１は、複数列の容器５を矢印１１ａの向きに搬送する幅広コンベヤ１１、矢印１２ａの向きで上流から容器５を供給する容器供給コンベヤ１２、該容器供給コンベヤ１２上の容器５を前記幅広コンベヤ１１へ列編成で押し込む容器押し込み装置１４、および、前記幅広コンベヤ１１から排出される容器５を矢印１３ａの向きに排出する容器排出コンベヤ１３によって主に構成されている。
【００１８】
前記幅広コンベヤ１１は、図示しない駆動装置によって回転される駆動軸１６ａにより駆動ホイール１７ａを介して駆動され、従動軸１６ｂを介して回転する従動ホイール１７ｂによって従動されることにより、容器５を、図示のように、搬送方向１１ａに対して直角な方向１１ｂからθの角度の傾斜をもって列編成で連続した速度で搬送するようになっている。なお、前記角度θの角度方向は、前記幅広コンベヤ１１で搬送される列編成の容器５の中で前記容器排出コンベヤ１３の下流側に位置する容器５（図示では５ｂ１が該当する。）が先頭になるような方向となっている。
なお、前記幅広コンベヤ１１の上方には、前記幅広コンベヤ１１上を搬送されている容器５に冷却水を浴びせるシャワー装置１１ｓが設けられているが、詳細な説明は省略する。
【００１９】
ここで、前記角度θは、前記幅広コンベヤ１１から前記容器排出コンベヤ１３へ排出されつつある容器５の中で、該容器排出コンベヤ１３で搬送されている最後の容器５ａ１０（ここでは列編成の容器の個数を１０個としている。）と、この直後の列で前記幅広コンベヤ１１から前記容器排出コンベヤ１３へこれから排出されようとしている容器５の中で、該容器排出コンベヤ１３へ最初に排出されることになる容器５ｂ１が干渉しないように、容器５の搬送方向の大きさ（ここでは、容器５の直径Ｄ），列編成容器５の列の図示間隔Ｒ、列編成容器５の図示幅Ｗ、前記幅広コンベヤ１１の搬送速度Ｖ１１、前記容器排出コンベヤ１３の搬送速度Ｖ１３との関連で設定されている。
【００２０】
さらに詳しく説明すると、５ａ１が前記容器排出コンベヤ１３に排出されようとする時点から、後列の５ｂ１が前記容器排出コンベヤ１３に排出されようとする時点までの時間Ｔｒの間に、５ａ１０が前記幅広コンベヤ１１により搬送されて前記容器排出コンベヤ１３に排出され（Ｔｒの開始時点からのこの時間をＴａ１０とする。）、さらに５ａ１０が前記容器排出コンベヤ１３の搬送により図示Ｓの位置を通過する（Ｔａ１０の終了時点からのこの時間をＴｅとする。）ことにより、５ｂ１と５ａ１０が干渉しないことになる。
これを数式で表すと、Ｔｒ＞Ｔａ１０＋Ｔｅとなる。
ここで、Ｔｒ＝Ｒ／Ｖ１１、Ｔａ１０＝（Ｗｔａｎθ＋Ｄ）／Ｖ１１、Ｔｅ＝Ｗ／Ｖ１３であり、それぞれの単位は、時間はｓｅｃ、長さ、大きさはｍ、速度はｍ／ｓｅｃである。
【００２１】
前記容器供給コンベヤ１２は、図示しない駆動装置により駆動されて容器５を搬送するようになっており、コンベヤ搬送面の断面の一部１２ｔが図示のように前記従動ホイール１７ｂの曲率側に食い込むような形状をして、該容器供給コンベヤ１２から前記幅広コンベヤ１１に容器５が滑らかに押し込まれるようになっている。
また、前記容器供給コンベヤ１２の前記幅広コンベヤ１１への入口部には、図示のように、容器５の通過個数を検知するセンサ１８が設けられており、通過した容器５が所定量になったら、制御装置２０からの指令で、アクチュエータ１５ｄによって作動される容器切り出しストッパ１５が前進して、前記容器供給コンベヤ１２上を搬送されてくる後続の容器５をストップさせるようになっている。
【００２２】
前記容器押し込み装置１４は、前記容器供給コンベヤ１２上の容器５を、前記傾斜した角度θで前記幅広コンベヤ１１に押し込む押し具１４ｐと、該押し具１４ｐをロッド１４ｒ経由で往復動させるアクチュエータ１４ｄにより構成されている。
ここで、前記容器供給コンベヤ１２の先端部には、先頭の容器５ｈの到着を検知するセンサ１９が設けられており、該センサ１９による容器５ｈの検出により、制御装置２０からの指令で、前記アクチュエータ１４ｄが作動して、押し具１４ｐが待機位置（図示実線の位置）から前進（図示の矢印ｆの往動）し、容器５を図示二点鎖線の位置まで押し込んだ後、再び待機位置まで後退（図示の矢印ｆと逆の復動）するようになっている。
【００２３】
前記容器排出コンベヤ１３は、図示しない駆動装置により駆動されて容器５を搬送するようになっており、コンベヤ搬送面の断面の一部１３ｔが図示のように前記駆動ホイール１７ａの曲率側に一部食い込むような形状をして、前記幅広コンベヤ１１から前記容器排出コンベヤ１３へ容器５が滑らかに排出されるようになっている。
【００２４】
次に、本発明の実施の形態に係わる容器搬送装置１の作用を説明する。
上流から矢印１２ａの向きで前記容器供給コンベヤ１２により搬送されてくる容器５は、センサ１８により所定数が通過したことを検知された時、または、前記容器供給コンベヤ１２の最先端部でセンサ１９により容器５ｈの到着が検知された時に、前記容器切り出しストッパ１５が前進して前記容器供給コンベヤ１２により搬送されてくる後続の容器５を停止させる。
前記容器供給コンベヤ１２の最先端部でセンサ１９により容器５ｈの到着が検知された時には、前記容器押し込み装置１４が作動し、押し具１４ｐが図示実線で示す待機位置から前進して、前記容器供給コンベヤ１２上の容器５が図示二点鎖線で示す位置まで押し込まれる。
【００２５】
前記押し具１４ｐが図示二点鎖線で示す位置に到達し、直後に図示実線で示す待機位置まで後退した後、前記容器切り出しストッパ１５が後退してストップ解除となり、前記容器供給コンベヤ１２上で停止させられていた容器５が搬送によって切り出され、前記センサ１９により容器５ｈの到着が検知されたら前記押し具１４ｐが前進して前記容器供給コンベヤ１２上の容器５を押し込む。以下前記のようなサイクルを繰り返すことによって、容器５の列は、図示のように、前記幅広コンベヤ１１上を傾斜角度θで順次搬送されていく。
【００２６】
容器５の列が前記幅広コンベヤ１１の下流側に達すると、図示のように、５ａ１、５ａ２から順次５ａ１０の容器が前記容器排出コンベヤ１３に排出されて、前記容器排出コンベヤ１３により容器５が矢印１３ａの方向に搬送されていく。
【００２７】
前記説明のように、本発明の容器搬送装置１では、傾斜角度θをもった前記押し具１９により、容器５の列が前記幅広コンベヤ１１上を搬送されて、前記容器排出コンベヤ１３に５ａ１、５ａ２から以降順次５ａ１０へと排出されていき、また、５ａ１０が前記容器排出コンベヤ１３上を排出される際に、直後の列の先頭の容器５ｂ１と干渉しないので、前記容器排出コンベヤ１３上で容器５がジャム状態にならず、適切な間隔をもって排出されていく。
また、前記容器排出コンベヤ１３に容器５を単列化する装置を設ける必要がないので、容器排出コンベヤ１３の長さを短くすることができるとともに、設置スペースを抑えることができる。
【００２８】
上記説明では、前記容器押し込み装置１４は、前記押し具１４ｐが待機位置（図示実線の位置）から前進（往動）し、容器５を図示二点鎖線の位置まで押し込んだ後、即ち、図示の矢印ｆの往動をした後、再び待機位置まで後退（復動）するように、即ち、図示の矢印ｆと反対の復動をするようになっている場合を示したが、前記押し具１４ｐが待機位置から図示の矢印ｆの往動をした後、図示の矢印ｕの上昇をし、次いで図示の矢印ｂの復動をし、その後図示の矢印ｄの下降をして再び待機位置まで後退するというように容器押し込み装置を構成することもできる。
この構成の場合、前記押し具１４ｐが図示の矢印ｂの復動をしている間に、前記容器供給コンベヤ１２上で容器切り出しストッパ１５によりストップさせられていた容器５を、容器切り出しストッパ１５のストップ解除によって搬送することができるので、前記容器押し込み装置１４の作動サイクル時間を短縮できるという効果を有する。
【符号の説明】
【００２９】
１ 容器搬送装置
５ 容器
１１ 幅広コンベヤ
１２ 容器供給コンベヤ
１３ 容器排出コンベヤ
１４ 容器押し込み装置
１４ｐ 押し具
１５ 容器切り出しストッパ
１８ センサ
１９ センサ
２０ 制御装置
θ 押し具１４ｐの傾斜角度
【技術分野】
【０００１】
本発明は、飲料等の中味を詰めたびん、缶等の容器がコンベヤ上を複数列で搬送される容器搬送装置、或いは、前記容器が前記容器搬送装置で搬送中に冷却水のシャワーを受けて冷却される容器冷却装置等に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、複数列の容器を幅広コンベヤで搬送する装置であって、前記幅広コンベヤの出口側で前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向に容器を排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置が提案されている。（特許文献１）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００５−１３２５７７号公報（図１）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前記特許文献１によれば、容器排出コンベヤは、隣接して平行に配設され、順次高速化した複列から成る加速コンベヤで構成され、容器排出コンベヤの進行方向に対して傾斜して配設した傾斜ガイドを組み合わせて、容器排出コンベヤ上に排出されたジャム状態の容器を単列化するとしている。
しかしながら、前記特許文献１の技術では、前記複数列の容器を搬送する幅広コンベヤから容器排出コンベヤへ排出された容器が容器排出コンベヤ上でジャム状態となり、容器が転倒或いは損傷するという恐れがある。
また、容器排出コンベヤ上で傾斜ガイドを組み合わせて容器を単列化する構造となっているため、容器排出コンベヤの長さが長くなり、設置スペースが大きくなってしまうという恐れがある。
【０００５】
本発明は、容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤを有し、出口側に前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向に容器を排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、排出された容器がジャム状態にならず、また、容器排出コンベヤの長さを短くするとともに、設置スペースを抑えることができる容器搬送装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
（１）第１の手段の容器搬送装置は、びん、缶等の容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤと、入口側で前記容器を該幅広コンベヤへ供給する容器供給コンベヤと、出口側で前記容器を前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ複数個から成る列編成で前記容器を押し込む容器押し込み装置を設けて、該容器押し込み装置の構成を、前記幅広コンベヤの容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度で、かつ、前記幅広コンベヤで搬送される前記複数個から成る列編成の容器の中で前記容器排出コンベヤの下流側に位置する容器が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器を押し込むようにしたことを特徴とする。
【０００７】
（２）第２の手段の容器搬送装置は、前記第１の手段の容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤにより前記複数個から成る列編成で搬送される容器が前記容器排出コンベヤへ排出される際に、前記幅広コンベヤから先に排出されて前記排出コンベヤで排出中の列編成容器の最後尾の容器と、前記幅広コンベヤから前記排出コンベヤへこれから排出されようとする前記排出中の列編成容器の直後の列編成容器の先頭の容器が、干渉しないように設定することを特徴とする。
【０００８】
（３）第３の手段の容器搬送装置は、前記第２の手段の容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送される容器の列の間隔および列の幅、前記容器の搬送方向の大きさ、前記幅広コンベヤの搬送速度、前記容器排出コンベヤの搬送速度と関連させて設定することを特徴とする。
【０００９】
（４）第４の手段の容器搬送装置は、前記第１から第３のうちいずれか一の手段の容器搬送装置において、前記容器押し込み装置を、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ容器を押し込む往動工程の後、容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、該容器押し込み装置が前記容器供給コンベヤ上の容器を回避して干渉しないように構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１に係わる本発明は、容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤと、入口側で前記容器を該幅広コンベヤへ供給する容器供給コンベヤと、出口側で前記容器を前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ複数個から成る列編成で前記容器を押し込む容器押し込み装置を設けて、該容器押し込み装置の構成を、前記幅広コンベヤの容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度で、かつ、前記幅広コンベヤで搬送される前記複数個から成る列編成の容器の中で前記容器排出コンベヤの下流側に位置する容器が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器を押し込むようにしたことにより、容器排出コンベヤ上で排出される容器がジャム状態となることを防止でき、また、容器排出コンベヤの長さを短くできるとともに、設置スペースを抑えることができるという効果を有する。
【００１１】
請求項２に係わる本発明は、請求項１に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤにより前記複数個から成る列編成で搬送される容器が前記容器排出コンベヤへ排出される際に、前記幅広コンベヤから先に排出されて前記排出コンベヤで排出中の列編成容器の最後尾の容器と、前記幅広コンベヤから前記排出コンベヤへこれから排出されようとする前記排出中の列編成容器の直後の列編成容器の先頭の容器が、干渉しないように設定することにより、容器排出コンベヤ上で搬送される容器がジャム状態となることを確実に防止できるという効果を有する。
【００１２】
請求項３に係わる本発明は、請求項２に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送される容器の列の間隔および列の幅、前記容器の搬送方向の大きさ、前記幅広コンベヤの搬送速度、前記容器排出コンベヤの搬送速度と関連させて設定することにより、前記容器押し込み角度を具体的に、かつ、確実に設定できるという効果を有する。
【００１３】
請求項４に係わる本発明は、請求項１から３のうちいずれか一項に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置を、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ容器を押し込む往動工程の後、容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、該容器押し込み装置が前記容器供給コンベヤ上の容器を回避して干渉しないように構成したことにより、該容器押し込み装置が容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、前記容器供給コンベヤ上で容器を前記幅広コンベヤ部まで搬送させることができるので、前記容器押し込みサイクル時間の短縮を図ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明に係わる容器搬送装置の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１５】
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１６】
本発明の実施の形態を図１および図２に基づいて説明する。
図１は、本発明に係わる容器搬送装置の平面図である。
図２は、図１のＡ−Ａ視図である。
【００１７】
図において、容器搬送装置１は、複数列の容器５を矢印１１ａの向きに搬送する幅広コンベヤ１１、矢印１２ａの向きで上流から容器５を供給する容器供給コンベヤ１２、該容器供給コンベヤ１２上の容器５を前記幅広コンベヤ１１へ列編成で押し込む容器押し込み装置１４、および、前記幅広コンベヤ１１から排出される容器５を矢印１３ａの向きに排出する容器排出コンベヤ１３によって主に構成されている。
【００１８】
前記幅広コンベヤ１１は、図示しない駆動装置によって回転される駆動軸１６ａにより駆動ホイール１７ａを介して駆動され、従動軸１６ｂを介して回転する従動ホイール１７ｂによって従動されることにより、容器５を、図示のように、搬送方向１１ａに対して直角な方向１１ｂからθの角度の傾斜をもって列編成で連続した速度で搬送するようになっている。なお、前記角度θの角度方向は、前記幅広コンベヤ１１で搬送される列編成の容器５の中で前記容器排出コンベヤ１３の下流側に位置する容器５（図示では５ｂ１が該当する。）が先頭になるような方向となっている。
なお、前記幅広コンベヤ１１の上方には、前記幅広コンベヤ１１上を搬送されている容器５に冷却水を浴びせるシャワー装置１１ｓが設けられているが、詳細な説明は省略する。
【００１９】
ここで、前記角度θは、前記幅広コンベヤ１１から前記容器排出コンベヤ１３へ排出されつつある容器５の中で、該容器排出コンベヤ１３で搬送されている最後の容器５ａ１０（ここでは列編成の容器の個数を１０個としている。）と、この直後の列で前記幅広コンベヤ１１から前記容器排出コンベヤ１３へこれから排出されようとしている容器５の中で、該容器排出コンベヤ１３へ最初に排出されることになる容器５ｂ１が干渉しないように、容器５の搬送方向の大きさ（ここでは、容器５の直径Ｄ），列編成容器５の列の図示間隔Ｒ、列編成容器５の図示幅Ｗ、前記幅広コンベヤ１１の搬送速度Ｖ１１、前記容器排出コンベヤ１３の搬送速度Ｖ１３との関連で設定されている。
【００２０】
さらに詳しく説明すると、５ａ１が前記容器排出コンベヤ１３に排出されようとする時点から、後列の５ｂ１が前記容器排出コンベヤ１３に排出されようとする時点までの時間Ｔｒの間に、５ａ１０が前記幅広コンベヤ１１により搬送されて前記容器排出コンベヤ１３に排出され（Ｔｒの開始時点からのこの時間をＴａ１０とする。）、さらに５ａ１０が前記容器排出コンベヤ１３の搬送により図示Ｓの位置を通過する（Ｔａ１０の終了時点からのこの時間をＴｅとする。）ことにより、５ｂ１と５ａ１０が干渉しないことになる。
これを数式で表すと、Ｔｒ＞Ｔａ１０＋Ｔｅとなる。
ここで、Ｔｒ＝Ｒ／Ｖ１１、Ｔａ１０＝（Ｗｔａｎθ＋Ｄ）／Ｖ１１、Ｔｅ＝Ｗ／Ｖ１３であり、それぞれの単位は、時間はｓｅｃ、長さ、大きさはｍ、速度はｍ／ｓｅｃである。
【００２１】
前記容器供給コンベヤ１２は、図示しない駆動装置により駆動されて容器５を搬送するようになっており、コンベヤ搬送面の断面の一部１２ｔが図示のように前記従動ホイール１７ｂの曲率側に食い込むような形状をして、該容器供給コンベヤ１２から前記幅広コンベヤ１１に容器５が滑らかに押し込まれるようになっている。
また、前記容器供給コンベヤ１２の前記幅広コンベヤ１１への入口部には、図示のように、容器５の通過個数を検知するセンサ１８が設けられており、通過した容器５が所定量になったら、制御装置２０からの指令で、アクチュエータ１５ｄによって作動される容器切り出しストッパ１５が前進して、前記容器供給コンベヤ１２上を搬送されてくる後続の容器５をストップさせるようになっている。
【００２２】
前記容器押し込み装置１４は、前記容器供給コンベヤ１２上の容器５を、前記傾斜した角度θで前記幅広コンベヤ１１に押し込む押し具１４ｐと、該押し具１４ｐをロッド１４ｒ経由で往復動させるアクチュエータ１４ｄにより構成されている。
ここで、前記容器供給コンベヤ１２の先端部には、先頭の容器５ｈの到着を検知するセンサ１９が設けられており、該センサ１９による容器５ｈの検出により、制御装置２０からの指令で、前記アクチュエータ１４ｄが作動して、押し具１４ｐが待機位置（図示実線の位置）から前進（図示の矢印ｆの往動）し、容器５を図示二点鎖線の位置まで押し込んだ後、再び待機位置まで後退（図示の矢印ｆと逆の復動）するようになっている。
【００２３】
前記容器排出コンベヤ１３は、図示しない駆動装置により駆動されて容器５を搬送するようになっており、コンベヤ搬送面の断面の一部１３ｔが図示のように前記駆動ホイール１７ａの曲率側に一部食い込むような形状をして、前記幅広コンベヤ１１から前記容器排出コンベヤ１３へ容器５が滑らかに排出されるようになっている。
【００２４】
次に、本発明の実施の形態に係わる容器搬送装置１の作用を説明する。
上流から矢印１２ａの向きで前記容器供給コンベヤ１２により搬送されてくる容器５は、センサ１８により所定数が通過したことを検知された時、または、前記容器供給コンベヤ１２の最先端部でセンサ１９により容器５ｈの到着が検知された時に、前記容器切り出しストッパ１５が前進して前記容器供給コンベヤ１２により搬送されてくる後続の容器５を停止させる。
前記容器供給コンベヤ１２の最先端部でセンサ１９により容器５ｈの到着が検知された時には、前記容器押し込み装置１４が作動し、押し具１４ｐが図示実線で示す待機位置から前進して、前記容器供給コンベヤ１２上の容器５が図示二点鎖線で示す位置まで押し込まれる。
【００２５】
前記押し具１４ｐが図示二点鎖線で示す位置に到達し、直後に図示実線で示す待機位置まで後退した後、前記容器切り出しストッパ１５が後退してストップ解除となり、前記容器供給コンベヤ１２上で停止させられていた容器５が搬送によって切り出され、前記センサ１９により容器５ｈの到着が検知されたら前記押し具１４ｐが前進して前記容器供給コンベヤ１２上の容器５を押し込む。以下前記のようなサイクルを繰り返すことによって、容器５の列は、図示のように、前記幅広コンベヤ１１上を傾斜角度θで順次搬送されていく。
【００２６】
容器５の列が前記幅広コンベヤ１１の下流側に達すると、図示のように、５ａ１、５ａ２から順次５ａ１０の容器が前記容器排出コンベヤ１３に排出されて、前記容器排出コンベヤ１３により容器５が矢印１３ａの方向に搬送されていく。
【００２７】
前記説明のように、本発明の容器搬送装置１では、傾斜角度θをもった前記押し具１９により、容器５の列が前記幅広コンベヤ１１上を搬送されて、前記容器排出コンベヤ１３に５ａ１、５ａ２から以降順次５ａ１０へと排出されていき、また、５ａ１０が前記容器排出コンベヤ１３上を排出される際に、直後の列の先頭の容器５ｂ１と干渉しないので、前記容器排出コンベヤ１３上で容器５がジャム状態にならず、適切な間隔をもって排出されていく。
また、前記容器排出コンベヤ１３に容器５を単列化する装置を設ける必要がないので、容器排出コンベヤ１３の長さを短くすることができるとともに、設置スペースを抑えることができる。
【００２８】
上記説明では、前記容器押し込み装置１４は、前記押し具１４ｐが待機位置（図示実線の位置）から前進（往動）し、容器５を図示二点鎖線の位置まで押し込んだ後、即ち、図示の矢印ｆの往動をした後、再び待機位置まで後退（復動）するように、即ち、図示の矢印ｆと反対の復動をするようになっている場合を示したが、前記押し具１４ｐが待機位置から図示の矢印ｆの往動をした後、図示の矢印ｕの上昇をし、次いで図示の矢印ｂの復動をし、その後図示の矢印ｄの下降をして再び待機位置まで後退するというように容器押し込み装置を構成することもできる。
この構成の場合、前記押し具１４ｐが図示の矢印ｂの復動をしている間に、前記容器供給コンベヤ１２上で容器切り出しストッパ１５によりストップさせられていた容器５を、容器切り出しストッパ１５のストップ解除によって搬送することができるので、前記容器押し込み装置１４の作動サイクル時間を短縮できるという効果を有する。
【符号の説明】
【００２９】
１ 容器搬送装置
５ 容器
１１ 幅広コンベヤ
１２ 容器供給コンベヤ
１３ 容器排出コンベヤ
１４ 容器押し込み装置
１４ｐ 押し具
１５ 容器切り出しストッパ
１８ センサ
１９ センサ
２０ 制御装置
θ 押し具１４ｐの傾斜角度
【特許請求の範囲】
【請求項１】
びん、缶等の容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤと、入口側で前記容器を該幅広コンベヤへ供給する容器供給コンベヤと、出口側で前記容器を前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ複数個から成る列編成で前記容器を押し込む容器押し込み装置を設けて、該容器押し込み装置の構成を、前記幅広コンベヤの容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度で、かつ、前記幅広コンベヤで搬送される前記複数個から成る列編成の容器の中で前記容器排出コンベヤの下流側に位置する容器が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器を押し込むようにしたことを特徴とする容器搬送装置。
【請求項２】
請求項１に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤにより前記複数個から成る列編成で搬送される容器が前記容器排出コンベヤへ排出される際に、前記幅広コンベヤから先に排出されて前記排出コンベヤで排出中の列編成容器の最後尾の容器と、前記幅広コンベヤから前記排出コンベヤへこれから排出されようとする前記排出中の列編成容器の直後の列編成容器の先頭の容器が、干渉しないように設定することを特徴とする容器搬送装置。
【請求項３】
請求項２に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送される容器の列の間隔および列の幅、前記容器の搬送方向の大きさ、前記幅広コンベヤの搬送速度、前記容器排出コンベヤの搬送速度と関連させて設定することを特徴とする容器搬送装置。
【請求項４】
請求項１から３のうちいずれか一項に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置を、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ容器を押し込む往動工程の後、容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、該容器押し込み装置が前記容器供給コンベヤ上の容器を回避して干渉しないように構成したことを特徴とする容器搬送装置。
【請求項１】
びん、缶等の容器をコンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送する幅広コンベヤと、入口側で前記容器を該幅広コンベヤへ供給する容器供給コンベヤと、出口側で前記容器を前記幅広コンベヤから前記幅広コンベヤの容器搬送方向と直角方向へ排出する容器排出コンベヤを有する容器搬送装置において、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ複数個から成る列編成で前記容器を押し込む容器押し込み装置を設けて、該容器押し込み装置の構成を、前記幅広コンベヤの容器搬送方向に直角な方向に対して傾斜した角度で、かつ、前記幅広コンベヤで搬送される前記複数個から成る列編成の容器の中で前記容器排出コンベヤの下流側に位置する容器が先頭になるような角度方向で、複数個から成る列編成で容器を押し込むようにしたことを特徴とする容器搬送装置。
【請求項２】
請求項１に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤにより前記複数個から成る列編成で搬送される容器が前記容器排出コンベヤへ排出される際に、前記幅広コンベヤから先に排出されて前記排出コンベヤで排出中の列編成容器の最後尾の容器と、前記幅広コンベヤから前記排出コンベヤへこれから排出されようとする前記排出中の列編成容器の直後の列編成容器の先頭の容器が、干渉しないように設定することを特徴とする容器搬送装置。
【請求項３】
請求項２に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置の容器押し込み角度を、前記幅広コンベヤ上で複数個から成る列編成で搬送される容器の列の間隔および列の幅、前記容器の搬送方向の大きさ、前記幅広コンベヤの搬送速度、前記容器排出コンベヤの搬送速度と関連させて設定することを特徴とする容器搬送装置。
【請求項４】
請求項１から３のうちいずれか一項に記載する容器搬送装置において、前記容器押し込み装置を、前記容器供給コンベヤから前記幅広コンベヤへ容器を押し込む往動工程の後、容器押し込み待機位置へ戻る復動工程の間に、該容器押し込み装置が前記容器供給コンベヤ上の容器を回避して干渉しないように構成したことを特徴とする容器搬送装置。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１１−１５２９７１（Ｐ２０１１−１５２９７１Ａ）
【公開日】平成２３年８月１１日（２０１１．８．１１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−１４４０５（Ｐ２０１０−１４４０５）
【出願日】平成２２年１月２６日（２０１０．１．２６）
【出願人】（５０５１９３３１３）三菱重工食品包装機械株式会社 (146)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年８月１１日（２０１１．８．１１）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１月２６日（２０１０．１．２６）
【出願人】（５０５１９３３１３）三菱重工食品包装機械株式会社 (146)
【Ｆターム（参考）】
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