説明

容器用閉鎖装置

蓋を備える容器(2)の閉鎖装置(1)であって、該蓋は使用において容器の開口部と密封可能に係合するよう構成され、該蓋は容器の開口部から蓋が解放されることを防止するために使用において開封帯を(4)介して容器に接続されるよう構成される易壊部(3)を備え、該易壊部は開封帯(4)を引っ張ることによって蓋から取り外し可能であり、これによって使用において、容器の開口部との密封可能な係合から蓋を解放させる容器用閉鎖装置。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は一般に装置に関し、より詳しくは容器用閉鎖装置に関する。
【0002】
不正開封防止特性および/または不正開封抑制特性を備えた容器用閉鎖装置が知られている。これら特性は、安全上の理由から、例えば薬剤または有害物質と一緒に使用される容器の閉鎖装置に対して提供される。
【0003】
閉鎖装置は蓋を備え、該蓋は、易壊的に蓋に接続され蓋を回して緩めることによって解放される止め輪を有することが知られている。これら閉鎖装置は完全に満足できるものではない。例えば、蓋は容器の出口でのみ容器と接続されている。つまり、蓋は比較的不正開封しやすく、あまり頑強でない可能性がある。また、閉鎖装置のどこが不正開封されたかは常に明らかであるわけではない。
【0004】
米国特許第5348184号明細書は、細長い成形ランナーが閉鎖装置の不正開封防止部を提供している、一体化された不正開封防止設備および閉鎖装置組立体に関する。
【0005】
米国特許第5094357号明細書は、好適には容器とは異なる色のつまみによって提供される、容器用の不正開封防止密封に関する。つまみは、容器用閉鎖装置から容器の側壁を下方に向けて少なくとも部分的に延出し、上部に保持手段を備える。保持手段に隣接したつまみの一部は容器に取り付けられており、容器に取り付けられた該つまみの一部の周辺には易壊領域がある。これによって、容器を開けるには、保持手段をつまみの易壊領域を破砕するとともに容器に取り付けられた易壊領域内のつまみ部をそのまま残す力で引き、このため、つまみの残部は閉鎖装置に取り付けられたままとなる。他の実施形態では、密閉が反対方向に備えられている。すなわち、容器を開けるためには、保持手段をつまみの易壊領域を破砕するとともに閉鎖装置に取り付けられた易壊領域内のつまみ部をそのまま残す力で引き、このため、つまみの残部は容器に取り付けられたままとなる。したがって、容器用の閉鎖装置を改良する必要性があった。
【0006】
このように本発明では、使用において容器の開口部と密封可能に係合するよう構成された蓋を備える容器用閉鎖装置であって、該蓋は、容器の開口部から蓋が解放されることを防止するために使用において開封帯を介して容器に接続されるよう構成される易壊部を備え、該易壊部は開封帯を引っ張ることによって蓋から取り外し可能であり、これによって使用において、容器の開口部との密封可能な係合から蓋を解放させる。
【0007】
本発明の一つの利点は、蓋の易壊部の存在によって、閉鎖装置が容器から少なくとも部分的に解放されたか否かについて明らかな可視的証拠を提供できることである。この利点は、偽造品の抑制、および新規または代替的閉鎖装置と組み合わせて容器の不正な再使用を抑制、妨害する効果を有する。
【0008】
本発明の別の利点は、使用において、易壊部を蓋から取り外すことによって蓋の内部に隙間を形成し、この隙間が蓋の保持力を増強することによって蓋を容器から取り外しやすくする。
【0009】
好適には蓋は、使用において容器の出口頸部上にある対応するねじ山と協働するねじ山を有する。好適には、蓋は、使用において容器の出口頸部上にある対応するねじ山と協働する管状部を有する。好適には、管状部は、容器の出口頸部の外表面上にある対応するねじ山と協働するねじ山を内表面上に有する(いわゆる「ねじ止め蓋」)。あるいは、管状部は、容器の出口頸部の内表面上にある対応するねじ山と協働するねじ山を外表面上に有する(いわゆる「ねじ込み蓋」)。
【0010】
蓋は、蓋を回して締めたり緩めたりすることによって、出口頸部の開口部をそれぞれ係合および解放することができる。しかし、蓋を回して締めたり緩めたりする能力は、蓋の易壊部の存在によって決定される。こうして、蓋の易壊部が、容器に接続した開封帯と接触していない場合、蓋を回して緩めることによって容器から取り外すことはできない。開封帯を引っ張ることによって蓋の易壊部が取り外される場合、蓋を回して緩めることによって容器から取り外すことができる。易壊部を蓋から取り外すことによって蓋の内部に隙間を形成し、この隙間が蓋の保持力を増強することによって蓋を容器から取り外しやすくする。
【0011】
蓋は1つまたは複数のプラスチック材料から製造してもよい。適切にはプラスチック材料は、例えばポリプロピレン単独重合体および/または共重合体を含有する熱可塑性ポリマーを含有してもよい。適切なポリプロピレン共重合体は、例えば5〜15%のポリエチレンを含有するプロピレン/エチレン共重合体であってもよい。蓋は、射出成形または圧縮成形によって製造してもよい。
【0012】
蓋は一色または二色以上の異なる色のプラスチック材料から製造してもよい。
【0013】
蓋は適切な人間工学的形状を取ることができる。好適には蓋の形状は六角形である。これによって、特に使用者の手が濡れているまたは油で汚れている場合、良好な保持形状を提供するという利点がある。あるいは蓋は、例えば一平面のみが易壊部を有する等、不定形をとってもよい。これによって、製造に使用する材料が少ないという利点を有する可能性がある。
【0014】
蓋は、商標、ロゴまたはその他の識別的特徴を含むよう成形してもよい。蓋には、商標、ロゴまたはその他の識別的特徴を印字および/または表示してもよい。印字はUV印刷であってもよい。表示は、外側への表示でもインモールドラベリングでもよい。これらによって、さらに偽造を抑制する利点を有する。商標、ロゴまたはその他の識別的特徴は、単色でも多色でもよい。商標、ロゴまたはその他の識別的特徴は、蓋の残りの部分と同一の色および/または材料であってもよく、あるいは蓋の残りの部分と異なる色および/または材料であってもよい。
【0015】
また蓋は、使用時に容器の出口と密封可能に係合する可撓性材料の入れ子である振動部(wag)を備えてもよい。振動部は、可塑性の膜を含有してもよい。振動部は2枚以上の層を含んでいてもよい。振動部は適切には、ポリエチレン発泡体の層およびアルミニウムの層を含んでいてもよい。アルミニウムの層は容器の出口に誘導結合的に密封されてもよく、またさらに商標、ロゴまたはその他の識別的特徴をさらに備えてもよい。
【0016】
ねじ込み式の蓋の利点は、振動部を必要としないことである。
【0017】
易壊部は適切には蓋と一体的に製造される。易壊部は、易壊部が蓋から取り外される際に破壊される1個または複数の柄を有してもよい。易壊部は、易壊部が蓋から取り外される際に破壊される連続する薄肉部を有してもよい。易壊部は、蓋の残りの部分よりもより柔軟な材料を含有してもよい。蓋の易壊部は複合材料を含有してもよい。こうして、易壊部の一部は蓋の残りとともに成形され、次に、好適にはより柔軟な材料が易壊部に成形され、複合材料を形成することができる。
【0018】
易壊部はキー形状を取ってもよい。
【0019】
開封帯は、蓋の易壊部と一体化されていてもよく、易壊部に接続されていてもよい。
【0020】
開封帯は、1つまたは複数のプラスチック材料から製造してもよい。適切にはプラスチック材料は、例えばポリプロピレン単独重合体および/または共重合体を含有する熱可塑性ポリマーを含有してもよい。適切なポリプロピレン共重合体は、例えば5〜15%のポリエチレンを含有するプロピレン/エチレン共重合体であってもよい。蓋は、射出成形または圧縮成形によって製造してもよい。
【0021】
開封帯は一色または二色以上の異なる色のプラスチック材料から製造してもよい。
【0022】
開封帯は蓋とともに成形して製造してもよい。
【0023】
開封帯は一本または複数の針金を備えてもよい。該一本または複数の針金は金属製であってもよい。蓋がプラスチック材料から成形によって製造される場合、蓋の製造時に、該一本または複数の針金を易壊部に成形してもよい。開封帯の一本または複数の針金は、使用において容器に接続されるよう設計された接続パッドに接続してもよい。接続パッドは1つまたは複数のプラスチック材料から製造してもよい。適切には、プラスチック材料は、例えばポリプロピレン単独重合体および/または共重合体を含有する熱可塑性ポリマーを含有してもよい。適切なポリプロピレン共重合体は、例えば5〜15%のポリエチレンを含有するプロピレン/エチレン共重合体であってもよい。蓋は、射出成形または圧縮成形によって製造してもよい。接続パッドは、射出成形または圧縮成形によって製造してもよい。接続パッドがプラスチック材料から成形によって製造される場合、針金の製造時に、針金を接続パッドに成形してもよい。
【0024】
開封帯は、商標、ロゴまたはその他の識別的特徴を含むよう成形してもよい。開封帯には、商標、ロゴまたはその他の識別的特徴を印字または表示してもよい。印字はUV印刷であってもよい。表示は、外部の表示でもインモールドラベリングでもよい。これらによって、さらに偽造を抑制する利点を有する。開封帯は、単色でも多色でもよい。商標、ロゴまたはその他の識別的特徴は、蓋と同一の色および/または材料であってもよく、あるいは蓋と異なる色および/または材料であってもよい。
【0025】
易壊部および/または開封帯は、見えない側に商標、ロゴまたはその他の識別的特徴を有し、その結果易壊部および/または開封帯が取り外されると、商標、ロゴまたはその他の識別的特徴が見えるようにしてもよい。このような識別マークは受賞番号等であってもよい。
【0026】
開封帯および/または接続パッドは、ヒートシール、超音波シールまたは摩擦シールによって容器に接続することができる。開封帯および/または接続パッドは接着剤を用いて容器に接続してもよい。
【0027】
本発明の閉鎖装置は容器と関連付けることができる。容器は内部に、出口頸部と開口部を備えてもよい。容器は好適には、液体の収容に適している。容器は典型的には、潤滑油、特に、炭化水素または合成潤滑油等自動車用潤滑油などの液体を収容することに適している。また容器は、燃料添加剤、不凍組成物、ブレーキ液等の有害化学物質または危険化学物質等の液体を収容することに適している。
【0028】
容器は好適には、プラスチック材料から製造される。このプラスチック材料は1つまたは複数のポリオレフィンを、任意で他のポリマーと組み合わせて含有してもよい。適切なポリオレフィンは高密度ポリエチレンおよびポリプロピレンを含有する。容器は単色でも多色でもよい。容器には、表示がされていても、および/または(例えばUV印刷等で)印字がされていてもよい。適切な容器の大きさは、例えば100ml、250ml、1リットル、5リットル、7.5リットル瓶、および15リットル、20リットル、50リットルのドラム缶等、100mlから50リットルの範囲にある。
【0029】
閉鎖装置および容器は、バッチ番号および/または他の識別マークで印字および/または表示してもよい。
【0030】
易壊部および/または開封帯を取り外すことによって、容器上の商標、ロゴまたは他の識別特性を明らかに示してもよい。このような識別マークは、閉鎖装置がすでに使用されたか不正開封されたことの警告となりうる。
【0031】
本発明は、図1および図2を参照にその一例が説明される。
【0032】
図面を参照にすると、本発明の閉鎖装置は、使用において容器(2)の開口部(図示しない)を密封可能に係合するよう構成された蓋(1)を備え、容器および易壊部(3)の開口部から蓋が解放されることを防止するために使用において開封帯(4、5)を介して容器(2)に接続されるよう構成される易壊部(3)を備え、該易壊部(3)は、開封帯(4,5)を引っ張ることによって蓋(1)から取り外し可能であり、これによって容器の開口部との密封可能な係合から蓋(1)を解放させる。
【0033】
図1では、開封帯(4)は蓋の易壊部(3)と一体化されている。開封帯および易壊部は、例えばプラスチック材料を含有してもよく、蓋とともに成形してもよい。図1では、易壊部(3)の内部には商標(10)が成形表示される。
【0034】
図2では、開封帯(5)は、易壊部(3)を接続パッド(7)に接続する2本の針金(6)を備える。針金は、これら部品がプラスチック材料から製造される際に、例えば易壊部(3)および接続パッド(7)に成形されてもよい。
【0035】
図1の開封帯(4)と図2の接続パッド(7)は、例えばヒートシール、超音波シールまたは摩擦シールによって、または接着剤を用いて、容器に接続されている。
【0036】
これら図において、蓋は、特に使用者の手が濡れているまたは油で汚れている場合、保持の増強に役立つ六角形である。使用において、保持力は蓋の易壊部が取り外される際に形成される隙間によって増強されることもある。蓋(1)は、使用時に容器の出口頸部(9)上にある対応するねじ山(図示せず)と協働する内側表面上にあるねじ山(8)を有する管状部(11)を備える。蓋は、使用時に容器の出口と密封可能に係合する可撓性材料製の入れ子である振動部(12)を有する。好適には、振動部は、ポリエチレン発泡体の層およびアルミニウムの層を含む。
【0037】
蓋(1)は、蓋を回して締めたり緩めたりすることによって、出口頸部の開口部をそれぞれ係合および解放することができる。しかし、蓋を回して締めたり緩めたりする能力は、蓋の易壊(3)部の存在によって決定される。こうして、蓋の易壊部が容器とは接触せず、開封帯(4,5)を介して容器に接続される場合、容器の開口部からの蓋の解放が防止される。
【0038】
蓋(1)の易壊部が、開封帯(4,5)を引っ張ることによって取り外される時、容器(2)から蓋を回して緩めることによって蓋を外すことができる。
【0039】
図面で示す容器は、潤滑油、特に、炭化水素または合成潤滑油等自動車用潤滑油などの液体を収容することに適している。また容器は、燃料添加剤、不凍組成物、ブレーキ液等の有害化学物質または危険化学物質等の液体を収容することに適している。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の容器を閉鎖装置とともに示す一般図である。
【図2】本発明の閉鎖装置を示す一般図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用において容器の開口部と密封可能に係合するよう構成された蓋を備える容器用閉鎖装置であって、該蓋は、容器の開口部から蓋が解放されることを防止するために使用において開封帯を介して容器へと接続されるよう構成される易壊部を備え、該易壊部は開封帯を引っ張ることによって蓋から取り外し可能であり、これによって使用において、容器の開口部との密封可能な係合から蓋を解放させる容器用閉鎖装置。
【請求項2】
蓋が使用時に容器の外側頸部上にある対応するねじ山とともに協働するねじ山を有する請求項1記載の閉鎖装置。
【請求項3】
蓋が1つまたはそれ以上のプラスチック材料から製造されている請求項1または2に記載の閉鎖装置。
【請求項4】
前記1つまたはそれ以上のプラスチック材料が、例えばポリプロピレン単独重合体および/または共重合体を含有する熱可塑性ポリマーを含有する請求項3記載の閉鎖装置。
【請求項5】
蓋が射出成形または圧縮成形によって製造される請求項3または4記載の閉鎖装置。
【請求項6】
蓋の形状が六角形である請求項1から5のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項7】
易壊部が蓋と一体的に製造される請求項1から6のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項8】
蓋が、易壊部が蓋から取り外される際に破壊される材料から成る連続薄肉部を有する請求項1から7のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項9】
蓋の易壊部が複合材料を含有する請求項1から8のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項10】
易壊部がキー形状を有する請求項1から9のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項11】
開封帯が蓋の易壊部と一体化した請求項1から10のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項12】
開封帯が1本または複数の針金を備える請求項1から11のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項13】
前記1本または複数の針金が使用時に容器に接続されるよう構成された接続パッドに接続されている請求項12記載の閉鎖装置。
【請求項14】
開封帯がヒートシール、超音波シールまたは摩擦シールによって容器に接続されている請求項1から11のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項15】
接続パッドがヒートシール、超音波シールまたは摩擦シールによって容器に接続されている請求項13記載の閉鎖装置。
【請求項16】
閉鎖装置と関連付けられた請求項1から15のいずれか1項に記載の容器。
【請求項17】
潤滑油、特に炭化水素または合成潤滑油等自動車用潤滑油などの液体を収容する請求項16記載の容器。
【請求項18】
燃料添加剤、不凍組成物、ブレーキ液等の有害化学物質または危険化学物質等の液体を収容する請求項16記載の容器。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用において容器の開口部と密封可能に係合するよう構成された蓋と関連付けられた閉鎖装置であって、該蓋は、容器の開口部から蓋が解放されることを防止するために開封帯を介して容器へと接続されるよう構成される易壊部を備え、該易壊部は開封帯を引っ張ることによって蓋から取り外し可能であり、これによって使用において、容器の開口部との密封可能な係合から蓋を解放させる閉鎖装置。
【請求項2】
蓋が使用時に容器の外側頸部上にある対応するねじ山とともに協働するねじ山を有する請求項1記載の閉鎖装置。
【請求項3】
蓋が1つまたはそれ以上のプラスチック材料から製造されている請求項1または2のいずれかに記載の閉鎖装置。
【請求項4】
前記1つまたはそれ以上のプラスチック材料が、例えばポリプロピレン単独重合体および/または共重合体を含有する熱可塑性ポリマーを含有する請求項3記載の閉鎖装置。
【請求項5】
蓋が射出成形または圧縮成形によって製造される請求項3または4記載の閉鎖装置。
【請求項6】
蓋の形状が六角形である請求項1から5のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項7】
易壊部が蓋と一体的に製造される請求項1から6のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項8】
蓋が易壊部が蓋から取り外される際に破壊される材料から成る連続薄肉部を有する請求項1から7のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項9】
蓋の易壊部が複合材料を含有する請求項1から8のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項10】
易壊部がキー形状を有する請求項1から9のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項11】
開封帯が蓋の易壊部と一体化した請求項1から10のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項12】
開封帯が1本または複数の針金を備える請求項1から11のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項13】
前記1本または複数の針金が、使用時に容器に接続されるよう構成された接続パッドに接続されている請求項12記載の閉鎖装置。
【請求項14】
開封帯がヒートシール、超音波シールまたは摩擦シールによって容器に接続されている請求項1から11のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項15】
接続パッドがヒートシール、超音波シールまたは摩擦シールによって容器に接続されている請求項13記載の閉鎖装置。
【請求項16】
潤滑油、特に炭化水素または合成潤滑油等自動車用潤滑油などの液体を収容する請求項1から15のいずれか1項に記載の閉鎖装置。
【請求項17】
燃料添加剤、不凍組成物、ブレーキ液等の有害化学物質または危険化学物質等の液体を収容する請求項1から15のいずれか1項に記載の容器。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2006−521251(P2006−521251A)
【公表日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−505982(P2006−505982)
【出願日】平成16年3月18日(2004.3.18)
【国際出願番号】PCT/GB2004/001165
【国際公開番号】WO2004/085280
【国際公開日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【出願人】(501354624)カストロール リミテッド (8)
【Fターム(参考)】