説明

容器転倒防止装置

【課題】搬送中の容器が前方の容器にぶつかっても、転倒を確実に防止することができると共に、搬送路上に容器を蓄える場合には、蓄えた容器を容易に取り出すことができる容器転倒防止装置を提供する。
【解決手段】容器転倒防止装置20は、不良ボトルBの搬送経路に沿って所定間隔で設置される多数の容器支えユニット21を備えており、各容器支えユニット21は、可動ベース32上に立設された支柱22と、支柱22に基端部がねじ止めされ、先端が不良ボトルBの搬送方向の下流側を向くように、不良ボトルBの搬送方向に対して45度の角度をなす状態で、先端部側が不良ボトルBの搬送経路内に斜めに張り出した弾性変形可能なゴム製の支え板23と、支え板23に重ね合わされた状態で、支え板23と共に支柱22にねじ止めされ、それぞれの支え板23の基端部側が不良ボトルBの搬送経路側に弾性変形するのを規制する金属製の変形規制板24とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、内容物が充填されたPETボトル等の容器の搬送途中の転倒を防止する容器転倒防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、内容物が充填されたPETボトルの胴部に筒状のラベルを装着するラベラーでは、ラベルが装着されていないPETボトル、ラベルが適正位置に装着されていないPETボトル、ラベルに継目がある等の不良ラベルが装着されたPETボトルが検出されると、そういったPETボトルを、適正ラベルが適正に装着されたPETボトルの搬出ラインとは別のラインに排出するようになっており、排出されたPETボトルは、コンベアによって搬送され、バケット内に蓄えるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−082964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、適正ラベルが適正に装着されていないPETボトルをバケット内に送り込む際に、PETボトルが倒れて、ボトル同士がぶつかったり、バケットにぶつかったりすることで、PETボトルのスクリューキャップが緩んでしまったり、ラベルやボトル自体に傷や汚れが発生したりするおそれがあるので、一旦転倒したPETボトルは、廃棄処分にすることが多く、内容物や容器の有効利用を図ることができないといった問題がある。
【0005】
そこで、不良ラベルが装着されたPETボトルをバケットに送り込むのではなく、コンベア上に起立させた状態で蓄えていくことが考えられるが、搬送されてきたPETボトルが、先に蓄えられているPETボトルにぶつかることによって、搬送方向の上流側に転倒することがあり、そのような場合も同様の問題が発生する。
【0006】
こういったPETボトルの転倒を防止する方法としては、搬送経路の上方側にPETボトルのスクリューキャップの天面を覆うカバープレートを配設し、スクリューキャップの天面とカバープレートとの間の隙間を極力小さくしたり、PETボトルの首部分を左右両側からガイドで挟み込んだりすることが考えられるが、こういった方法を採用すると、蓄えたPETボトルを取り出すことができないといった新たな問題が発生する。
【0007】
そこで、この発明の課題は、搬送中の容器が前方の容器にぶつかっても、後方側への転倒を確実に防止することができると共に、搬送路上に容器を蓄える場合には、蓄えた容器を容易に取り出すことができる容器転倒防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、搬送経路の幅方向の両側に配設されたガイドレールによって、搬送経路の幅方向への転倒を防止しながら、搬送コンベアによって、搬送経路上を搬送される容器の搬送方向への転倒を防止する容器転倒防止装置であって、容器の搬送経路に沿って所定間隔で設置される複数の容器支えユニットを備え、前記容器支えユニットは、基端部が固定され、先端が容器の搬送方向の下流側を向くように、先端部側が容器の搬送経路内に斜めに張り出す弾性変形可能な支え板と、前記支え板の基端部側が容器の搬送経路側に弾性変形するのを規制する変形規制部材とを有していることを特徴とする容器転倒防止装置を提供することにある。
【0009】
また、上記の課題を解決するため、請求項2に係る発明は、搬送経路の幅方向の両側に配設されたガイドレールによって、搬送経路の幅方向への転倒を防止しながら、搬送コンベアによって、搬送経路上を搬送される容器の搬送方向への転倒を防止する容器転倒防止装置であって、前記容器支えユニットは、基端部を回動支点として、先端が容器の搬送方向の下流側を向くように、先端部側が容器の搬送経路内に斜めに張り出した内側位置と、容器の搬送経路から外れた外側位置との間を回動可能な支え板と、前記支え板を内側位置から外側位置側へ回動させたときに、前記支え板を内側位置側に付勢する付勢手段とを有していることを特徴とする容器転倒防止装置を提供することにある。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、請求項1に係る発明の容器転倒防止装置は、基端部が固定され、先端が容器の搬送方向の下流側を向くように、先端部側が容器の搬送経路内に斜めに張り出す弾性変形可能な支え板と、支え板の基端部側が容器の搬送経路側に弾性変形するのを規制する変形規制部材とを有している容器支えユニットが、容器の搬送経路に沿って一定間隔で設置されているので、搬送されてきた容器は、弾性変形した支え板とガイドレールとの間に挟み込まれた状態で容器支えユニットを通過し、その後は、支え板が元の状態に復帰し、後方側から容器を支えるので、容器支えユニットを通過した容器が前方側の容器にぶつかったとしても後方側に転倒することがなく、容器の取り出しも容易に行うことができる。
【0011】
また、請求項2に係る発明の容器転倒防止装置は、基端部を回動支点として、先端が容器の搬送方向の下流側を向くように、先端部側が容器の搬送経路内に斜めに張り出した内側位置と、容器の搬送経路から外れた外側位置との間を回動可能な支え板と、支え板を内側位置から外側位置側へ回動させたときに、支え板を内側位置側に付勢する不正手段とを有している容器支えユニットが、容器の搬送経路に沿って一定間隔で設置されているので、搬送されてきた容器は、支え板を外側に押し出すようにして容器支えユニットを通過し、その後は、支え板が付勢手段の付勢力によって元の内側位置まで回動し、後方側から容器を支えるので、容器支えユニットを通過した容器が前方側の容器にぶつかったとしても後方側に転倒することがなく、容器の取り出しも容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明に係る容器転倒防止装置の一実施形態が搭載されたラベラーを示す部分概略平面図である。
【図2】同上のラベラーにおける不良ボトルの貯留部を示す平面図である。
【図3】同上の貯留部を示す部分拡大平面図である。
【図4】同上の容器転倒防止装置を構成している容器支えユニットを示す正面図である。
【図5】(a)、(b)は同上の容器支えユニットにおける支え板の弾性変形状態を示す平面図である。
【図6】容器支えユニットの変形例を示す平面図である。
【図7】同上の容器支えユニットを示す正面図である。
【図8】同上の容器転倒防止装置の他の設置個所を示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、PETボトル(以下、ボトルという。)Bに熱収縮性フィルムによって形成された筒状のシュリンクラベル(以下、ラベルという。)Lを被嵌するためのラベル被嵌システム1における不良ラベルLが被嵌されたボトル(以下、不良ボトルという。)Bを蓄える貯留部5を示している。
【0014】
図示しないロータリ型のラベル被嵌装置によってラベルLが被嵌されたボトルBは、通常、複数のボトル把持アーム2aを有するロータリ型のボトル受渡ユニット2によって、ボトルBを加熱処理装置に送出する送出コンベア3に引き渡されるが、ボトルBに不良ラベルLが被嵌されたことが検出されると、送出コンベア3ではなく、不良ボトルBを貯留部5に搬送する搬送コンベア4に引き渡されるようになっている。
【0015】
前記貯留部5は、図2〜図4に示すように、ベルトコンベアからなる搬送コンベア4と、不良ボトルBの胴部を挟み込むように、搬送コンベア4の幅方向の両側に配設されたガイドレール10と、搬送コンベア4の幅方向の片側に配設された、搬送コンベア4によって搬送される不良ボトルBの搬送方向への転倒を防止する容器転倒防止装置20とを備えており、搬送コンベア4によって搬送されてくる不良ボトルBを搬送コンベア4上に起立した状態で蓄えるようになっている。
【0016】
前記ガイドレール10は、ボトルBの搬送方向の下流側に向かって左側に配設された、不良ボトルBの胴部に接触する上下3本の固定ガイドレール11、11、11と、不良ボトルBの搬送方向の下流側に向かって右側に配設された上下2本の可動ガイドレール13、13とから構成されており、固定ガイドレール11と可動ガイドレール13とによって不良ボトルBの胴部を挟み込むことで、搬送経路の幅方向への転倒を防止するようになっている。
【0017】
前記搬送コンベア4を構成している、不良ボトルBの搬送方向の下流側に向かって左側の側部フレーム4aには、搬送コンベア4によって搬送される不良ボトルBの胴部に沿うように立ち上がる支持部材12が取り付けられており、この支持部材12に3本の固定ガイドレール11、11、11がそれぞれ固定されている。
【0018】
前記搬送コンベア4を構成している、不良ボトルBの搬送方向の下流側に向かって右側の側部フレーム4bには、固定ベース31が取り付けられていると共に、この固定ベース31には、搬送コンベア4の幅方向に位置調整可能に可動ベース32が取り付けられており、この可動ベース32に立設された支持軸15に、高さ調整可能に支持された2本の支持アーム14、14を介して、2本の可動ガイドレール13、13がそれぞれ取り付けられている。なお、可動ベース32は、図3に示すように、長孔32aの範囲内で、搬送コンベア4の幅方向に位置調整することができるようになっている。
【0019】
前記容器転倒防止装置20は、不良ボトルBの搬送経路に沿って所定間隔で設置される多数の容器支えユニット21を備えており、各容器支えユニット21は、上述した可動ベース32に取り付けられている。
【0020】
前記容器支えユニット21は、可動ベース32上に立設された支柱22と、可動ガイドレール13、13の高さ位置から外れるように、支柱22の上端部及び中間部にそれぞれの基端部がねじ止めされ、先端が不良ボトルBの搬送方向の下流側を向くように、不良ボトルBの搬送方向に対して45度の角度をなす状態で、先端部側が不良ボトルBの搬送経路内に斜めに張り出した弾性変形可能なゴム製の支え板23、23と、支え板23における不良ボトルBの搬送経路側に重ね合わされた状態で、支え板23と共に支柱22にねじ止めされ、図5(a)に一点鎖線で示すように、それぞれの支え板23、23の基端部側が不良ボトルBの搬送経路の外側に弾性変形するのを許容するが、同図(b)に示すように、不良ボトルBの搬送経路側に弾性変形するのを規制する金属製の変形規制板24、24とを備えており、ボトルBの大きさに応じて、可動ベース32の位置調整を行うことにより、支え板23の先端部の不良ボトルBの搬送経路内への張出量を調整することができる。
【0021】
以上のように、この容器転倒防止装置20を構成している各容器支えユニット21は、弾性変形可能な支え板23の先端部が不良ボトルBの搬送経路内に張り出しているので、貯留部5に搬送されてきた不良ボトルBは、図3に示すように、弾性変形した支え板23と固定ガイドレール11との間に挟み込まれることによって減速しながら各容器支えユニット21を通過し、その後は、支え板23が元の状態に復帰して、後方側から不良ボトルBを支えるので、容器支えユニット21を通過した不良ボトルBが前方側の不良ボトルBにぶつかったとしても後方側に転倒することがなく、不良ボトルBを起立状態のまま確実に貯留部5に蓄えることができる。
【0022】
特に、各容器支えユニット21は、図5(b)に示すように、支え板23の先端部が、変形規制板24側に僅かに弾性変形するので、後方側に転倒しようとした不良ボトルBが支え板23の先端部に当接した場合でも、支え板23の先端部が弾性変形することで、不良ボトルBに加わる衝撃を抑えることができ、不良ボトルBが損傷を受けにくいという効果がある。
【0023】
また、この貯留部は、搬送経路の上方側にPETボトルのスクリューキャップの天面を覆うカバープレートを配設し、スクリューキャップの天面とカバープレートとの間の隙間を極力小さくしたり、PETボトルの首部分を左右両側からガイドで挟み込んだりすることによって、PETボトルの転倒防止を図る場合とは異なり、容器転倒防止装置20が、搬送されてくる不良ボトルBの上方側に配設または張り出していないので、蓄えられた不良ボトルBの取り出しも容易に行うことができるという効果も得られる。
【0024】
図6及び図7は、他の実施形態を示している。この容器転倒防止装置20Aを構成している容器支えユニット21Aは、同図に示すように、弾性変形しない剛性のある支え板23Aを、その先端が不良ボトルBの搬送方向の下流側を向くように、不良ボトルBの搬送方向に対して45度の角度をなす状態で、先端部側が不良ボトルBの搬送経路内に斜めに張り出した内側位置と、不良ボトルBの搬送経路から外れた外側位置との間を回動するように、蝶番25を介して支柱22に支持すると共に、内側位置に位置している支え板23Aに当接する圧縮ばね26を隣りの支柱22に取り付けたものであり、支え板23Aが内側位置よりも不良ボトルBの搬送経路の内側に入り込まないように、支え板23Aの基端部には、支え板23Aが内側位置に位置しているときに支柱22に当接する当接部23Aaが連設されている。なお、この容器転倒防止装置20Aの可動ベースには、容器支えユニット21Aだけではなく、貯留部5の最も奥側に位置している容器支えユニット21Aの支え板23Aが当接する圧縮ばね26だけを取り付けた支柱22が立設されている。
【0025】
従って、貯留部5に搬送されてきた不良ボトルBに押されて、支え板23Aが外側位置側に回動したときに、圧縮ばね26が支え板23Aを内側位置側に付勢することになり、上述した実施形態と同様に、搬送されてきた不良ボトルBは、支え板23Aと固定ガイドレール11との間に挟み込まれることによって減速しながら各容器支えユニット21Aを通過し、その後は、支え板23Aが内側位置に戻って、後方側から不良ボトルBを支えるので、容器支えユニット21Aを通過した不良ボトルBが前方側の不良ボトルBにぶつかったとしても後方側に転倒することがなく、不良ボトルBを起立状態のまま確実に貯留部に蓄えることができる。
【0026】
なお、上述した各実施形態では、容器支えユニット21、21Aと可動ガイドレール13の双方が共に可動ベース32上に固定設置されているので、容器支えユニット21、21Aと可動ガイドレール13との相対位置を変更することはできないが、これに限定されるものではなく、不良ボトルBに対して、容器支えユニット21、21Aと可動ガイドレール13、13とを個別に位置調整できるようにしてもよい。
【0027】
また、上述した実施形態では、貯留部5の全長にわたって、各容器支えユニット21、21Aの支え板23、23Aの不良ボトルBの搬送経路内への張出量が一定に設定されているが、これに限定されるものではなく、例えば、貯留部5の入口側は、支え板23、23Aの不良ボトルBの搬送経路内への張出量を小さく、貯留部5の奥にいくに従って、張出量を徐々に大きくするようにしてもよい。
【0028】
また、上述した容器支えユニット21Aでは、弾性変形しない剛性のある支え板23Aを使用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、先端部に弾性変形可能な素材によって形成された板材を取り付けておくと、後方側に転倒しようとした不良ボトルBが支え板23Aの先端部に当接した場合でも、支え板23Aの先端部が弾性変形することで、不良ボトルBに加わる衝撃を抑えることができ、不良ボトルBが損傷を受けにくいという効果がある。
【0029】
また、上述した各実施形態では、支え板23、23Aは、先端が不良ボトルBの搬送方向の下流側を向くように、不良ボトルBの搬送方向に対して45度の角度をなす状態で、先端部側が不良ボトルBの搬送経路内に斜めに張り出しているが、不良ボトルBが各容器支えユニット21を通過することができ、その後は、後方側から不良ボトルBを支えることができるのであれば、支え板23、23Aの張出角度は特に限定されない。
【0030】
また、上述した各実施形態では、本発明の容器転倒防止装置20を不良ボトルBの貯留部5に配設しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、PETボトルの搬送途中に、PETボトルBが上流側のコンベア41から下流側のコンベア42に乗り移る場合があるが、その際にPETボトルBが転倒することがあるので、そのような箇所に本発明の容器転倒防止装置を配設しておくと、PETボトルが上流側のコンベア41から下流側のコンベア42に乗り移る際の転倒を確実に防止することができる。
【0031】
また、上述した各実施形態では、PETボトルの転倒を防止する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、容器転倒防止装置は、種々の容器の搬送途中の転倒を防止することができることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明はPETボトル等の容器の搬送途中の転倒を防止する場合に適用することができる。
【符号の説明】
【0033】
1 ラベル被嵌システム
2 ボトル受渡ユニット
2a ボトル把持アーム
3 送出コンベア
4 搬送コンベア
4a、4b 側部フレーム
5 貯留部
10 ガイドレール
11 固定ガイドレール
12 支持部材
13 可動ガイドレール
14 支持アーム
15 支持軸
20、20A 容器転倒防止装置
21、21A 容器支えユニット
22 支柱
23、23A 支え板
23Aa 当接部
24 変形規制板
25 蝶番
26 圧縮ばね
31 固定ベース
32 可動ベース
32a 長孔
L シュリンクラベル(ラベル)
B PETボトル(不良ボトル)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送経路の幅方向の両側に配設されたガイドレールによって、搬送経路の幅方向への転倒を防止しながら、搬送コンベアによって、搬送経路上を搬送される容器の搬送方向への転倒を防止する容器転倒防止装置であって、
容器の搬送経路に沿って所定間隔で設置される複数の容器支えユニットを備え、
前記容器支えユニットは、
基端部が固定され、先端が容器の搬送方向の下流側を向くように、先端部側が容器の搬送経路内に斜めに張り出す弾性変形可能な支え板と、
前記支え板の基端部側が容器の搬送経路側に弾性変形するのを規制する変形規制部材とを有していることを特徴とする容器転倒防止装置。
【請求項2】
搬送経路の幅方向の両側に配設されたガイドレールによって、搬送経路の幅方向への転倒を防止しながら、搬送コンベアによって、搬送経路上を搬送される容器の搬送方向への転倒を防止する容器転倒防止装置であって、
前記容器支えユニットは、
基端部を回動支点として、先端が容器の搬送方向の下流側を向くように、先端部側が容器の搬送経路内に斜めに張り出した内側位置と、容器の搬送経路から外れた外側位置との間を回動可能な支え板と、
前記支え板を内側位置から外側位置側へ回動させたときに、前記支え板を内側位置側に付勢する付勢手段とを有していることを特徴とする容器転倒防止装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate