説明

容器

【課題】 用時混合前には、キャップをポンプ装置とともに装着アダプタに装着保持させて、溶解作業後に装着アダプタを容器本体に組み付けるだけで、ポンプ及びキャップの組み付けが完了するようにする。
【解決手段】 容器本体3と、該容器本体3の口部2に装着されるポンプ装置4と、該ポンプ装置4を作動させるべく口部2の軸方向内方に向けて押し込み操作可能なアクチュエータ5と、ポンプ装置4を口部2に装着するための装着アダプタ6と、アクチュエータ5を覆うキャップ7とを備え、アクチュエータ5は、径方向内方に張り出す指掛け部21が設けられ、ポンプ装置4は装着アダプタ6に取付け保持され、キャップ7は、指掛け部21よりも大径の外筒部と、装着アダプタ6に着脱自在に嵌着される小径の中足34とを備え、中足34は指掛け部21が設けられていない部位に位置して、アクチュエータ5の先端側からキャップ7を被冠可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、点鼻剤噴霧用の点鼻容器に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来の点鼻容器として、本願出願人は、既に特開2004−018019号公報(特許文献1)の図8〜図10に開示したものを提案している。
【0003】
この点鼻容器は、用時溶解型のものであって、同公報の図10を参照して使用方法を説明すると、工程(a)は製品の納入形態、即ち、輸送時や保管時の状態を示している。使用する際には、まず、工程(b)に示すようにバイアル瓶(1)の口部(4)から蓋部材(6)並びに栓体(5)を取り外すとともに、ボトル(2)のカバーキャップ(45)を取り外す。次に、工程(c)に示すようにボトル(2)を上下反転して、接続口部(52a)をバイアル瓶(1)の口部(4)内に押し込み、両容器(1,2)を接続する。次に、ボトル(2)をさらに押し込むと、工程(d)〜(e)に示すように、第2キャップ構成体(52)が第1キャップ構成体(51)に対して相対的に軸方向に移動して、プラグ(52c)の開口部(56)がボトル内部空間に露呈して、キャップ(50)内に、バイアル瓶(1)の内部空間とボトル(2)の内部空間とを連通させる連通路が形成され、ボトル(2)内の液体成分が連通路を介してバイアル瓶(1)内に流入する。十分に固体成分と液体成分との混合を行った後、工程(f)に示すように全体を上下反転させてボトル(2)を下方側にかつバイアル瓶(1)を上方側に位置させると、混合液剤がすべてボトル(2)内に流入する。そして、工程(g)に示すように、ホルダー部(51d)を把持して第1キャップ構成体(51)全体を回転操作することでボトル口部(22)からキャップ(50)をバイアル瓶(1)とともに取り外す。そして、工程(h)に示すように、別途用意しておいたポンプスプレー装置などの吐出装置(50)をボトル口部(22)に装着することによって、混合前は液体成分用容器として用いたボトル(2)を吐出容器として用いることが可能となる。その後、保管時には、図示しないオーバーキャップを、ボトル(2)の肩部に外嵌装着し、このキャップによって吐出装置(50)全体を覆うようになっている。
【特許文献1】特開2004−018019号公報 段落番号0052〜0064,図8〜図10
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の用時溶解点鼻容器では、溶解液容器、ポンプ及びオーバーキャップは包装形態が別々となるとともに、薬剤師若しくは患者が溶解作業後にポンプとオーバーキャップとを順次容器に組み付けていく作業が必要であり、その作業が繁雑かつ手間である。
【0005】
一方、点鼻操作性の向上のため、ポンプのアクチュエータは平面視長円形の指掛け部を有し、該指掛け部の長径はポンプをボトルに取り付けるための装着アダプタよりも大径となるため、従来のキャップ構造ではキャップを装着アダプタに外嵌装着することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示される本発明の容器は、口部を有する容器本体と、該容器本体の口部に装着されるポンプ装置と、該ポンプ装置を作動させるべく口部の軸方向内方に向けて押し込み操作可能なアクチュエータと、ポンプ装置を口部に装着するための装着アダプタと、アクチュエータを覆うキャップとを備え、前記アクチュエータは、径方向内方に張り出す指掛け部が周方向所定箇所に設けられており、前記ポンプ装置は装着アダプタに取付け保持されており、前記キャップは、前記指掛け部よりも大径の外筒部と、装着アダプタに着脱自在に嵌着される前記指掛け部よりも小径の中足とを備え、アクチュエータの指掛け部が設けられた箇所を除く周方向所定部位は中足よりも小径に形成されており、中足は前記指掛け部が設けられていない周方向所定部位に位置して、アクチュエータの先端側からキャップを被冠可能であることを特徴とするものである。なお、「指掛け部よりも大径の外筒部」とは、指掛け部が存在する周方向位置で外筒部の内径が指掛け部の最大径よりも大径であって、外筒部をアクチュエータに対して軸方向に移動させることで被冠できるものであればよく、指掛け部が存在しない周方向位置で外筒部が指掛け部の最大径よりも小径であってもよい。
【0007】
かかる本発明によれば、中足を装着アダプタに嵌着することによって、キャップを装着アダプタに装着保持させておくことができる。したがって、用時混合前には、キャップをポンプ装置とともに装着アダプタに装着保持させて包装することができ、溶解作業後に装着アダプタを容器本体に組み付けるだけで、ポンプ及びキャップの組み付けが完了する。一方、組み付け後は、キャップの外筒部によって、指掛け部を有するアクチュエータを備えるポンプ装置及び装着アダプタ全体を保護することができる。
【0008】
上記本発明の容器において、装着アダプタは口部に対して周方向に位置決めされた状態で取り付けられ、アクチュエータと装着アダプタの間にはアクチュエータの軸方向移動は許容するが相対回転は阻止する案内部を備え、前記中足は、指掛け部によって周方向の位置決めがなされているものとすることができる。これによれば、容器本体に対する各パーツの取付け角度が一意に定められ、特に、アクチュエータの指掛け部の周方向位置を、容器本体に対して一定位置にすることができる。したがって、容器本体の外周形状を取り扱い性向上のために長円形乃至楕円形とした場合に、かかる容器本体の外周形状に対応して最も操作性の良好な位置に指掛け部を位置させることができる。
【0009】
また、容器本体は非真円形のキャップ嵌合部を備え、該キャップ嵌合部に非真円形の外筒部を外嵌可能であり、容器本体の口部に装着アダプタを取り付ける際、該装着アダプタにキャップを被冠して該キャップの外筒部をキャップ嵌合部に外嵌することにより、口部に対する装着アダプタの周方向位置決めがなされるように構成できる。これによれば、溶解作業後の装着アダプタを口部に取り付ける際に、キャップの外筒部と容器本体のキャップ嵌合部とで取付け角度を案内しつつ装着アダプタを口部に押し込むことで、容易に指掛け部の容器本体に対する位置決めを行うことができる。
【0010】
好ましくは、アクチュエータは装着アダプタに案内保持される基部を備え、装着アダプタはアクチュエータの基部が軸方向移動可能に内嵌される案内筒部を備え、前記中足は、案内筒部外周に嵌着されるものとすることができる。これによれば、簡単な構造でありながら、アクチュエータの動作の安定性向上を図りつつ、キャップを装着アダプタに嵌着できる構造を提供できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、容器本体に指掛け部を有するポンプ装置及びキャップを組み付けるに際し、予め装着アダプタにポンプ装置とキャップとを装着しておくことができるので、装着アダプタを容器本体に装着すればポンプ装置とキャップの組み付けも完了し、容易かつ迅速に組み付け作業を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図4は本発明の一実施例に係る用時溶解点鼻容器1を示し、該容器1は、口部2を有する容器本体3と、該容器本体3の口部2に装着されるポンプ装置4と、該ポンプ装置4を作動させるべく口部2の軸方向内方に向けて押し込み操作可能なアクチュエータ5と、ポンプ装置4を口部2に装着するための装着アダプタ6と、アクチュエータ5及び装着アダプタ6を覆うキャップ7とを備えている。
【0014】
なお、この容器1の使用前は、図5に示すように凍結乾燥製剤を収容するバイアル瓶40(第1容器)と、このバイアル瓶とは独立しているとともに前記固体成分の溶媒乃至分散媒となる液体成分を密封収容する容器本体3(第2容器)とに、固体成分と液体成分とを分離収容している。この容器本体3の口部2には、容器本体3とバイアル瓶40のそれぞれの口部2,41を連結するための連結アダプタ42が着脱可能に外嵌螺着されている。そして、使用時に、バイアル瓶40を開封する一方、容器本体3の密封収容状態を保持したまま、図6に示すように開封したバイアル瓶40の口部41に連結アダプタ42を介して容器本体3を連結し、バイアル瓶40を押し込むことによって連結アダプタ42内部にバイアル瓶40の内部空間と容器本体3の内部空間とを連通させる連通路を開成し、該連通路を介して固体成分と液体成分とを混合させて該混合液剤を容器本体3内に収容する。そして、上記混合後に、図7に示すように、容器本体3からバイアル瓶40及び連結アダプタ42を取り外し、容器本体3に樹脂ボトル9内の混合液剤を吐出するためのポンプ装置4を装着することで、容器本体3内の前記混合液剤を吐出可能として、前記混合前においては液体成分用容器として用いた容器本体3を混合液剤の吐出容器として用いることができるようになっている。かかる構成によれば、用時混合前の保管や輸送時等においては、セットを構成する容器が2つであるので、スプレー容器を別途設ける場合に比して梱包材が大きくなりすぎることがなく、取扱いの容易化とコスト低減を図ることが可能となる。また、用時混合前においては液体成分用の収容容器として用いた容器本体を、用時混合後は混合液剤の吐出容器として流用しているので、構成要素の削減によるコスト低減と、廃棄量の低減とを図ることができ、環境性の向上をも図ることが可能となる。
【0015】
容器本体3は、有底円筒状の胴部8と口部2とを一体に備えるブロー成形樹脂ボトル9と、該ボトル9の底部に外嵌装着される台座10と、台座10の外周に嵌合するとともにボトル9の上部側を保持するホルダー11とからなる。口部2の基端部近傍の外周には、装着アダプタ6を係止するためのフランジ部2aが形成されている。ボトル9下部の外周面には周方向所定位置に複数の縦溝12が形成されており、台座10の内周面には縦溝12に対応する位置に各縦溝12に嵌合するリブ13が形成されており、これにより台座10はボトル9に対して所定の取付け角度でのみ嵌合可能になっている。また、台座10の外周は略楕円形とされ、これに対応してホルダー11の下部、即ち台座10に嵌合する部位も略楕円形とされ、ホルダー11が台座10に対して所定の取付け角度(すなわち、周方向に所定位置)でのみ嵌合可能になっている。ホルダー11の装着後の微少な位置ずれを防止するため、台座10とホルダー11の嵌合部には周方向所定位置に縦リブ14が設けられている。ホルダー11の上部外周には、キャップ7が嵌合する平面視略楕円形の嵌合部15が形成されている。
【0016】
ポンプ装置4は、ポンプ機構を内蔵する円筒状本体部16と、本体部16の上部から突出して押し込み操作可能なステム17と、本体部16の下部に取り付けられる液剤吸い上げ管18(図7参照)とを備え、該吸い上げ管18の下端部はボトル9の底部付近に開口されて、ボトル9の底部から液剤を吸い上げるようになっている。本体部16の軸方向中途部には口部2と略同径のフランジ部19が設けられており、該フランジ部19が口部2の口上面にリング状のゴム製ガスケット20を介して当接されている。また、フランジ部19の若干上方で本体部16の外周には全周にわたって凸条28が形成されている。
【0017】
アクチュエータ5は、ポンプ装置4のステム17に嵌着されている。より詳細には、アクチュエータ5は、ポンプ装置4のステム17に嵌着される円筒状基部21と、基部21よりも大径の円錐台形状でかつ基部21に先端部で一体に接続されたノズル部22と、該ノズル部22の基端部に設けられた指掛け部23と、ノズル部22の基端部から基端側に向けて延設された円筒状のガイド部24とを備えている。指掛け部23は周方向所定箇所、図示実施例では直径方向に対向する2箇所に設けられ、径方向外方に張り出すように形成されており、2つの指掛け部23全体で平面視ほぼ長円形に形成されている。この指掛け部21が設けられていない周方向部位は小径に形成され、後述するキャップ7の中足34が、指掛け部23が設けられていない周方向部位でアクチュエータ5の外周側に被せることが可能になっている。
【0018】
装着アダプタ6は、ポンプ装置4の本体部16を係止するための内向きフランジ25と、該フランジ25の外周縁から下方に延設された円筒状のキャップ部26と、フランジ25の外周縁から上方に延設された円筒状の案内筒部27とを備えている。フランジ25は、ポンプ本体部16のフランジ部19と凸条28との間に嵌め込まれ、これによりポンプ装置4を保持している。キャップ部26は、その内径が口部2の外径よりも大径とされ、軸方向に押し込むことで口部2に被冠可能である。キャップ部26の周方向所定部位には、口部2の基端部近傍に設けたフランジ部2aに係止する係止片29が設けられ、該係止片29とフランジ部2aとの係合によって装着アダプタ6の口部2からの離脱を防止している。口部2のフランジ部2aよりも上方で口部2の外周にキャップ部26が外嵌されており、この嵌合部の周方向所定箇所(上記係止片29が設けられた周方向位置とは異なる周方向位置)に縦リブ30が設けられて、これにより口部2に対する装着アダプタ6の取付け角度(周方向取付け位置)が位置決めされるようになっている。
【0019】
上記アクチュエータ5のガイド部24は、装着アダプタ6の案内筒部27に軸方向移動可能に内挿されている。アクチュエータ5のガイド部24の周方向所定箇所には縦溝31が設けられているとともに、装着アダプタ6の案内筒部27には、縦溝31に対応する位置に縦溝31に軸方向移動自在に嵌合する凸部32が軸方向全長にわたって設けられており、これら縦溝31と凸部32によって、アクチュエータ5の軸方向移動は許容するが相対回転は阻止する案内部がアクチュエータ5と装着アダプタ6との間に構成されている。
【0020】
キャップ7は、上記指掛け部23よりも大径の長径を有する断面楕円形乃至長円形の外筒部33と、装着アダプタ6の案内筒部27に着脱自在に外嵌装着される指掛け部23よりも小径の中足34と、天板部35とを一体に備えている。外筒部33は、口部2、装着アダプタ6及びアクチュエータ5を外周側から覆うものであって、容器本体3のホルダー11のキャップ嵌合部15に着脱自在に外嵌装着される。中足34は、図2にも示すように、直径方向に対向して一対設けられており、各中足34は断面円弧状に形成され、装着アダプタ6の案内筒部27外周に着脱自在に外嵌装着される。この中足34と装着アダプタ6との嵌合部には、不慮にキャップ7が抜けることを防止するためのアンダーカット部が設けられている。また、中足34の周方向縁部は、アクチュエータ5の指掛け部23の基部の側縁に近接され、これにより中足34は指掛け部23によって周方向の位置決めがなされるようになっている。
【0021】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜設計変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
本発明は、用時溶解点鼻容器など、使用前は二剤を別々の容器に収容しておき、用時に二剤を混合した後、混合液剤を収容する容器にポンプ装置を装着する形式の用時混合容器に好適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施形態に係る容器の縦断面図であって、中心線の左右で断面位置を90度異ならせた縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】同容器の用時混合前の2剤分離収容時の2つの容器の縦断面図である。
【図6】図5に示す2つの容器を連結して用時混合作業を行う状態の縦断面図である。
【図7】同容器の容器本体にポンプ装置を取り付ける作業を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0024】
1 ポンプスプレー容器
2 口部
3 容器本体
4 ポンプ装置
5 アクチュエータ
6 装着アダプタ
7 キャップ
23 指掛け部
34 中足

【特許請求の範囲】
【請求項1】
口部を有する容器本体と、該容器本体の口部に装着されるポンプ装置と、該ポンプ装置を作動させるべく口部の軸方向内方に向けて押し込み操作可能なアクチュエータと、ポンプ装置を口部に装着するための装着アダプタと、アクチュエータを覆うキャップとを備え、前記アクチュエータは、径方向外方に張り出す指掛け部が周方向所定箇所に設けられており、前記ポンプ装置は装着アダプタに取付け保持されており、前記キャップは、前記指掛け部よりも大径の外筒部と、装着アダプタに着脱自在に嵌着される前記指掛け部よりも小径の中足とを備え、アクチュエータの指掛け部が設けられた箇所を除く周方向所定部位は中足よりも小径に形成されており、中足は前記指掛け部が設けられていない周方向所定部位に位置して、アクチュエータの先端側からキャップを被冠可能であることを特徴とする容器。
【請求項2】
請求項1記載の容器において、装着アダプタは口部に対して周方向に位置決めされた状態で取り付けられ、アクチュエータと装着アダプタの間にはアクチュエータの軸方向移動は許容するが相対回転は阻止する案内部を備え、前記中足は、指掛け部によって周方向の位置決めがなされていることを特徴とする容器。
【請求項3】
請求項1又は2記載の容器において、容器本体は非真円形のキャップ嵌合部を備え、該キャップ嵌合部に非真円形の外筒部を外嵌可能であり、容器本体の口部に装着アダプタを取り付ける際、該装着アダプタにキャップを被冠して該キャップの外筒部をキャップ嵌合部に外嵌することにより、口部に対する装着アダプタの周方向位置決めがなされるようになっていることを特徴とする容器。
【請求項4】
請求項1,2又は3記載の容器において、アクチュエータは装着アダプタに案内保持される基部を備え、装着アダプタはアクチュエータの基部が軸方向移動可能に内嵌される案内筒部を備え、前記中足は、案内筒部外周に嵌着されることを特徴とする容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−297094(P2007−297094A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−126434(P2006−126434)
【出願日】平成18年4月28日(2006.4.28)
【出願人】(000206185)大成化工株式会社 (83)
【Fターム(参考)】