宿主細胞抗原に対する抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠くタンパク質の、ピチア・パストリスにおける製造方法
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠くタンパク質および糖タンパク質の、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)における製造方法を記載する。特に、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ―マンノシルトランスフェラーゼ2活性を示さず、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ1、3および4活性から選択される少なくとも1つの活性を示さない組換えピチア・パストリス(Pichia pastoris)株を使用して、組換えタンパク質および糖タンパク質を製造する製造方法を記載する。検出可能なα−マンノシダーゼ耐性β−マンノース残基を欠き、したがって、宿主細胞抗原に対する抗体に対する交差結合活性を欠くタンパク質および糖タンパク質を、これらの組換えピチア・パストリス(Pichia pastoris)株は産生し得る。更に、宿主細胞抗原に対する抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠く二シアル酸化ヒトエリスロポエチンの、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)における製造方法を記載する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠く組換え糖タンパク質の、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)における製造方法であって、
(a)N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性を示さず、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性から選択される少なくとも1つの活性を示さず、該組換え糖タンパク質をコードする核酸分子を含む組換えピチア・パストリス宿主細胞を提供し、
(b)該組換え糖タンパク質を発現させるのに有効な条件下、培地内で該宿主細胞を増殖させ、
(c)該組換え糖タンパク質を該培地から回収して、宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠く該組換え糖タンパク質を得ることを含む、製造方法。
【請求項2】
宿主細胞が、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性、β−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性を示さない、請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
宿主細胞が更に、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ4活性を示さない、請求項1記載の製造方法。
【請求項4】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がサンドイッチELISAにおいて測定される、請求項1記載の製造方法。
【請求項5】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がウエスタンブロットにおいて測定される、請求項1記載の製造方法。
【請求項6】
該組換え糖タンパク質が治療用糖タンパク質である、請求項1記載の製造方法。
【請求項7】
該治療用糖タンパク質が、エリスロポエチン(EPO);サイトカイン、例えばインターフェロンα、インターフェロンβ、インターフェロンγおよびインターフェロンω;ならびに顆粒球−コロニー刺激因子(GCSF);GM−CSF;凝固因子、例えば因子VIII、因子IXおよびヒトプロテインC;アンチトロンビンIII;トロンビン;可溶性IgE受容体α鎖;免疫グロブリン、例えばIgG、IgGフラグメント、IgG融合体およびIgM;免疫接着物質および他のFc融合タンパク質、例えば可溶性TNF受容体−Fc融合タンパク質;RAGE−Fc融合タンパク質;インターロイキン;ウロキナーゼ;キマーゼ;および尿素トリプシンインヒビター;IGF結合性タンパク質;上皮増殖因子;成長ホルモン放出因子;アネキシンV融合タンパク質;アンジオスタチン;血管内皮増殖因子−2;骨髄前駆体抑制因子−1;オステオプロテジェリン;α−1−アンチトリプシン;α−フェトプロテイン;DNアーゼII;ヒトプラスミノーゲンのクリングル3;グルコセレブロシダーゼ;TNF結合タンパク質1;濾胞刺激ホルモン;細胞傷害性Tリンパ球関連抗原4−Ig;膜貫通アクチベーターおよびカルシウムモジュレーターおよびシクロフィリンリガンド;グルカゴン様タンパク質1;ならびにIL−2受容体アゴニストからなる群から選択される、請求項5記載の製造方法。
【請求項8】
該宿主細胞が、ヒト様N−グリカンを有する糖タンパク質を産生するように遺伝的に操作されている、請求項1記載の製造方法。
【請求項9】
該宿主細胞が、Man5GlcNAc2、GlcNAcMan5GlcNAc2、GalGlcNAcMan5GlcNAc2、NANAGalGlcNAcMan5GlcNAc2、GlcNAcMan3GlcNAc2、GlcNAc(1−4)Man3GlcNAc2、Gal(1−4)GlcNAc(1−4)Man3GlcNAc2およびNANA(1−4)Gal(1−4)GlcNAc(1−4)Man3GlcNAc2から選択されるN−グリカンを主として有する糖タンパク質を産生するように遺伝的に操作されている、請求項1記載の製造方法。
【請求項10】
請求項1記載の製造方法により得られる1以上の組換え糖タンパク質を含む組成物。
【請求項11】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)における製造方法であって、
(a)シアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを産生するように遺伝的に操作された組換えピチア・パストリス宿主細胞であって、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性を示さず、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性から選択される少なくとも1つの活性を示さず、2以上の核酸分子(それぞれは、シグナルペプチドに融合した成熟ヒトエリスロポエチンを含む融合タンパク質をコードしており、該シグナルペプチドはERを標的化し、該融合タンパク質がER中に存在する場合には除去される)を含む、該組換えピチア・パストリス宿主細胞を提供し、
(b)第1および第2融合タンパク質を発現させプロセシングするのに有効な条件下、培地内で該宿主細胞を増殖させ、
(c)該成熟ヒトエリスロポエチンを該培地から回収して、宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む該成熟ヒトエリスロポエチンを得ることを含む、製造方法。
【請求項12】
宿主細胞が、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性、β−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性を示さない、請求項11記載の製造方法。
【請求項13】
宿主細胞が更に、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ4活性を示さない、請求項12記載の製造方法。
【請求項14】
シグナルペプチドが、サッカロミセス・セレビシエ(S.cerevisiae)αMATpreシグナルペプチドまたはニワトリリゾチームシグナルペプチドである、請求項11記載の製造方法。
【請求項15】
少なくとも1つの核酸分子が、該エリスロポエチンがサッカロミセス・セレビシエ(S.cerevisiae)αMATpreシグナルペプチドに融合している融合タンパク質をコードしており、少なくとも1つの核酸分子が、該エリスロポエチンがサッカロミセス・セレビシエ(S.cerevisiae)αMATpreシグナルペプチド ニワトリリゾチームシグナルペプチドに融合している融合タンパク質をコードしている、請求項11記載の製造方法。
【請求項16】
エリスロポエチンをコードする核酸分子の核酸配列のコドンがピチア・パストリス(Pichia pastoris)における発現に関して最適化されている、請求項11記載の製造方法。
【請求項17】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がサンドイッチELISAにおいて測定される、請求項11記載の製造方法。
【請求項18】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がウエスタンブロットにおいて測定される、請求項11記載の製造方法。
【請求項19】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、培地からの回収が、カチオン交換クロマトグラフィー工程を含む、請求項11記載の製造方法。
【請求項20】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、培地からの回収が、ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー工程を含む、請求項11記載の製造方法。
【請求項21】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、培地からの回収が、アニオン交換クロマトグラフィー工程を含む、請求項11記載の製造方法。
【請求項22】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む請求項18記載の製造方法から得られる成熟ヒトエリスロポエチン、および医薬上許容される塩を含む組成物。
【請求項23】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンが、親水性ポリマーにコンジュゲート化されている、請求項22記載の組成物。
【請求項24】
親水性ポリマーがポリエチレングリコールポリマーである、請求項23記載の組成物。
【請求項1】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠く組換え糖タンパク質の、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)における製造方法であって、
(a)N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性を示さず、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性から選択される少なくとも1つの活性を示さず、該組換え糖タンパク質をコードする核酸分子を含む組換えピチア・パストリス宿主細胞を提供し、
(b)該組換え糖タンパク質を発現させるのに有効な条件下、培地内で該宿主細胞を増殖させ、
(c)該組換え糖タンパク質を該培地から回収して、宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を欠く該組換え糖タンパク質を得ることを含む、製造方法。
【請求項2】
宿主細胞が、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性、β−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性を示さない、請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
宿主細胞が更に、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ4活性を示さない、請求項1記載の製造方法。
【請求項4】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がサンドイッチELISAにおいて測定される、請求項1記載の製造方法。
【請求項5】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がウエスタンブロットにおいて測定される、請求項1記載の製造方法。
【請求項6】
該組換え糖タンパク質が治療用糖タンパク質である、請求項1記載の製造方法。
【請求項7】
該治療用糖タンパク質が、エリスロポエチン(EPO);サイトカイン、例えばインターフェロンα、インターフェロンβ、インターフェロンγおよびインターフェロンω;ならびに顆粒球−コロニー刺激因子(GCSF);GM−CSF;凝固因子、例えば因子VIII、因子IXおよびヒトプロテインC;アンチトロンビンIII;トロンビン;可溶性IgE受容体α鎖;免疫グロブリン、例えばIgG、IgGフラグメント、IgG融合体およびIgM;免疫接着物質および他のFc融合タンパク質、例えば可溶性TNF受容体−Fc融合タンパク質;RAGE−Fc融合タンパク質;インターロイキン;ウロキナーゼ;キマーゼ;および尿素トリプシンインヒビター;IGF結合性タンパク質;上皮増殖因子;成長ホルモン放出因子;アネキシンV融合タンパク質;アンジオスタチン;血管内皮増殖因子−2;骨髄前駆体抑制因子−1;オステオプロテジェリン;α−1−アンチトリプシン;α−フェトプロテイン;DNアーゼII;ヒトプラスミノーゲンのクリングル3;グルコセレブロシダーゼ;TNF結合タンパク質1;濾胞刺激ホルモン;細胞傷害性Tリンパ球関連抗原4−Ig;膜貫通アクチベーターおよびカルシウムモジュレーターおよびシクロフィリンリガンド;グルカゴン様タンパク質1;ならびにIL−2受容体アゴニストからなる群から選択される、請求項5記載の製造方法。
【請求項8】
該宿主細胞が、ヒト様N−グリカンを有する糖タンパク質を産生するように遺伝的に操作されている、請求項1記載の製造方法。
【請求項9】
該宿主細胞が、Man5GlcNAc2、GlcNAcMan5GlcNAc2、GalGlcNAcMan5GlcNAc2、NANAGalGlcNAcMan5GlcNAc2、GlcNAcMan3GlcNAc2、GlcNAc(1−4)Man3GlcNAc2、Gal(1−4)GlcNAc(1−4)Man3GlcNAc2およびNANA(1−4)Gal(1−4)GlcNAc(1−4)Man3GlcNAc2から選択されるN−グリカンを主として有する糖タンパク質を産生するように遺伝的に操作されている、請求項1記載の製造方法。
【請求項10】
請求項1記載の製造方法により得られる1以上の組換え糖タンパク質を含む組成物。
【請求項11】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)における製造方法であって、
(a)シアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを産生するように遺伝的に操作された組換えピチア・パストリス宿主細胞であって、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性を示さず、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性から選択される少なくとも1つの活性を示さず、2以上の核酸分子(それぞれは、シグナルペプチドに融合した成熟ヒトエリスロポエチンを含む融合タンパク質をコードしており、該シグナルペプチドはERを標的化し、該融合タンパク質がER中に存在する場合には除去される)を含む、該組換えピチア・パストリス宿主細胞を提供し、
(b)第1および第2融合タンパク質を発現させプロセシングするのに有効な条件下、培地内で該宿主細胞を増殖させ、
(c)該成熟ヒトエリスロポエチンを該培地から回収して、宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む該成熟ヒトエリスロポエチンを得ることを含む、製造方法。
【請求項12】
宿主細胞が、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ2活性、β−マンノシルトランスフェラーゼ1活性およびβ−マンノシルトランスフェラーゼ3活性を示さない、請求項11記載の製造方法。
【請求項13】
宿主細胞が更に、N−グリカンまたはO−グリカンに対するβ−マンノシルトランスフェラーゼ4活性を示さない、請求項12記載の製造方法。
【請求項14】
シグナルペプチドが、サッカロミセス・セレビシエ(S.cerevisiae)αMATpreシグナルペプチドまたはニワトリリゾチームシグナルペプチドである、請求項11記載の製造方法。
【請求項15】
少なくとも1つの核酸分子が、該エリスロポエチンがサッカロミセス・セレビシエ(S.cerevisiae)αMATpreシグナルペプチドに融合している融合タンパク質をコードしており、少なくとも1つの核酸分子が、該エリスロポエチンがサッカロミセス・セレビシエ(S.cerevisiae)αMATpreシグナルペプチド ニワトリリゾチームシグナルペプチドに融合している融合タンパク質をコードしている、請求項11記載の製造方法。
【請求項16】
エリスロポエチンをコードする核酸分子の核酸配列のコドンがピチア・パストリス(Pichia pastoris)における発現に関して最適化されている、請求項11記載の製造方法。
【請求項17】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がサンドイッチELISAにおいて測定される、請求項11記載の製造方法。
【請求項18】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性がウエスタンブロットにおいて測定される、請求項11記載の製造方法。
【請求項19】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、培地からの回収が、カチオン交換クロマトグラフィー工程を含む、請求項11記載の製造方法。
【請求項20】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、培地からの回収が、ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー工程を含む、請求項11記載の製造方法。
【請求項21】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンの、培地からの回収が、アニオン交換クロマトグラフィー工程を含む、請求項11記載の製造方法。
【請求項22】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む請求項18記載の製造方法から得られる成熟ヒトエリスロポエチン、および医薬上許容される塩を含む組成物。
【請求項23】
宿主細胞抗原に対して産生された抗体に対する検出可能な交差結合活性を有さない、主としてシアル酸を末端とする二分岐N−グリカンを含む成熟ヒトエリスロポエチンが、親水性ポリマーにコンジュゲート化されている、請求項22記載の組成物。
【請求項24】
親水性ポリマーがポリエチレングリコールポリマーである、請求項23記載の組成物。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27A】
【図27B】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図35A】
【図35B】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39A】
【図39B】
【図40A】
【図40B】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27A】
【図27B】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図35A】
【図35B】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39A】
【図39B】
【図40A】
【図40B】
【公表番号】特表2013−507921(P2013−507921A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−534262(P2012−534262)
【出願日】平成22年10月11日(2010.10.11)
【国際出願番号】PCT/US2010/052140
【国際公開番号】WO2011/046855
【国際公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年10月11日(2010.10.11)
【国際出願番号】PCT/US2010/052140
【国際公開番号】WO2011/046855
【国際公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
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