説明

密封要素を有するプロファイルドクランプ

【課題】締め付け要素と、密封要素が損失に対して安全に保持されるプロファイルバンドとを有するプロファイルドクランプに関する。
【解決手段】締め付け要素5、半径方向外側12上に弾性変形可能なスペーサ11a−11dを有する密封要素10、密封要素10を損失に対して安全に保持するプロファイルバンド2を含むプロファイルドクランプ1。締め付けねじ5を締めることによって、弾性変形可能なスペーサ11a−11dの弾性変形によって、プロファイルドクランプ1の直径が減少し、締め付け力を生成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、締め付け要素と、密封要素が損失に対して安全に保持されるプロファイルバンドとを有するプロファイルドクランプに関する。
【背景技術】
【0002】
上記に記載された型のプロファイルドクランプは例えば、半径方向外側に向いた接続フランジを有する2つのパイプ端の流体密封接続のために使用される。プロファイルドクランプはこのフランジ上に置かれ、軸方向と半径方向の保持力がプロファイルドクランプを締め付けることによって与えられる。プロファイルバンドの断面は一般的にこの目的のため、V字型またはU字型に実装または形成される。
【0003】
流体密封接続を達成するため、パイプ端の接続フランジ間の軸方向に置かれる必要がある密封要素が良く使用される。もし、密封要素がプロファイルクランプに取り付けられていない場合、少なくとも2つの独立した部品、つまりプロファイルドクランプと密封要素が操作される必要がある。プロファイルドクランプの取り付けが比較的複雑になる結果となる。フィルタは、パイプに関してプロファイルドクランプと同様に密封要素を正しく位置する必要がある。
【0004】
正の手法でプロファイルバンドに、変形可能な固定クランプの助けで、環状のディスクとして実装または形成される密封要素を接続することが特許文献1で知られる。固定クランプは、密封要素とひとつなぎに実装または形成されることができる。特許文献1の開示はその全体がこの参照によって明確に組み込まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
独国特許602 10 142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この型の保持構造は比較的複雑である。一般にこの目的のため特別な道具が必要になる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の実施形態は、プロファイルバンドに密封要素の損失に対して安全な取り付け装置に向いている。取り付け装置は簡単な手法で設計される。
【0008】
本発明によれば、冒頭で言及された型のプロファイルドクランプは、周辺上に分配された弾性変形可能なスペーサ有する密封要素を持つ。これは非正の手法でプロファイルバンドの半径方向内側を支える。非正の保持は、例えばスペーサが事前負荷の状態で内側を支えることで達成される。少なくとも2つのスペーサが提供され、密封要素の周辺、つまり密封要素の半径方向外側に配置される。非正の保持の場合、保持力は比較的正確に調節できる。この手法で、密封要素が道具なしてプロファイルドクランプのなかに挿入される保持力を選択することが可能である。したがって、スペーサの適切な変形が手動で達成できる。同時にスペーサの弾性変形または事前保持によって与えられた力は、プロファイルドクランプの中に密封要素を安全に保持するために十分大きい。正の接続が省略されているため、簡単な設定の安全な接続が密封要素とプロファイルバンドの間に結果として生じる。
【0009】
好ましくは、スペーサは、密封要素に接続された固定端と、プロファイルバンドの内側を支える接触領域と、自由端を有する。自由端は、密封要素に関してスペーサの弾性変形によって、半径方向に移動可能である。これは、プロファイルドクランプの締め付けの間に発生する直径の縮小に従うスペーサの必要な弾性を達成するため、比較的簡単な実施形態を表す。
【0010】
好ましくは、密封要素は金属シールとして実装または形成される。この型のシールは、多くの化学薬品に抵抗がある。同時に、これは比較的弾性で、十分な密封効果を達成できる。
【0011】
好ましくは、スペーサは密封要素とひとつなぎに実装または形成される。スペーサが密封要素から突発的に外れる危険は、非常に低く保たれる。スペーサは密封要素と同時に簡単に製造されるため、同時に製造費用は低く保たれる。追加の接続ステップは省略することができる。
【0012】
好ましい実施形態で、スペーサは周辺方向と平行に拡張する。スペーサは周辺方向に向いている。これはスペーサの縦方向の拡張が周辺方向と平行に走ることを意味する。スペーサの端はおなじ軸位置で、周辺方向でなく半径方向に離れて位置する。これにより、接触領域はさらに半径方向外側に配置され、これは自由端が内側に曲がることを意味する。スペーサは例えば、曲がることができ、金属で形成される。この曲げは比較的丸い縁となり、スペーサがプロファイルバンドの内側で周辺方向に滑ることを可能とする。この結果、プロファイルドクランプを締め付けるとき打ち負かす必要がある追加の摩擦を低く保つことを可能とする。
【0013】
好ましくは、自由端は、曲げ軸が周辺方向と平行となる手法で巻かれる。必然的に曲げ軸は正確に平行である必要はなく、一般に直線に走る。スペーサの比較的よい弾性は、自由端の巻かれることにより得られる。同時に、丸みを帯びた接触領域の結果となり、プロファイルバンドの内側上に比較的なめらかで平らな台座が得られる。従って、内側バンドの負荷は低く保たれる。
【0014】
好ましくは、半径方向の突起がプロファイルバンドの内側に実装または形成される。突起は半径方向内側に突き出て、例えばプロファイルバンドの中で押されるビーズによって形成される。プロファイルドクランプの内側の密封要素の半径方向の緩い事前位置決めは、これらの突起により達成される。プロファイルドクランプの内側の密封要素のねじれはこれによって防げる。
【0015】
好ましくは、プロファイルバンドは締め付け要素と相互に作用する2つの締め付け頭を有する。締め付け要素は例えば締め付けねじとして実装または形成される。これは締め付け頭の開口を通して導かれる。比較的高い締め付け力がこれによって与えられる。
【0016】
本発明の実施形態は、プロファイルドクランプに向いている。プロファイルドクランプは、締め付け要素、半径方向外側上に弾性変形可能なスペーサを有する密封要素、および密封要素を損失に対して安全に保持するプロファイルバンドを含む。弾性変形可能なスペーサは非正の手法でプロファイルバンドの内側を支える。
【0017】
実施形態によれば、スペーサは密封要素に接続された固定端、プロファイルバンドの内側を支えるために構成され配置された接触領域、および自由端を含む。
【0018】
本発明の他の実施形態によれば、密封要素は金属シールを含む。
【0019】
さらなる他の実施形態によれば、スペーサは密封要素とひとつなぎに形成される。
【0020】
本発明のさらなる他の実施形態によれば、スペーサは周辺方向と平行に拡張可能である。
【0021】
さらに、自由端は周辺方向と平行な曲げ軸とともに内側に巻かれる。
【0022】
実施形態の中でプロファイルバンドは内側に形成された半径方向の突起を含む。
【0023】
さらに、プロファイルバンドは締め付け要素と相互に作用する2つの締め付け頭を有する。
【0024】
さらに、プロファイルバンドは2つのプロファイル壁を含む。少なくとも1つの結合部がプロファイル壁のそれぞれに形成される。プロファイル壁はU字型またはV字型チャネルの1つを形成するために配置される。さらに、プロファイル壁は、締め付け要素が接続されたパイプ端を締め付けるとき、密封要素の反対側を押すように配置される。
【0025】
さらなる実施形態の中で、密封要素の断面は段を含む。
【0026】
本発明の実施形態は、半径方向内側の開チャネルを有するプロファイルバンド、半径方向外側表面上に形成された複数のスペーサを有する密封要素、複数のスペーサはチャネルの内側を支えるため弾性変形可能であり、および密封要素を位置づけするために構成され配置されたチャネルの中に形成された少なくとも1つの半径方向の突起を含むプロファイルドクランプに向いている。
【0027】
実施形態によれば、スペーサは密封要素に接続された固定端と自由端を含む。
【0028】
他の実施形態によれば、密封要素は金属シールを含む。
【0029】
さらなる他の実施形態によれば、スペーサは周辺方向に拡張するために形成される。
【0030】
他の実施形態によれば、自由端は、半径方向外側表面と接して平行な軸方向に巻かれる。
【0031】
本発明のさらなる他の実施形態によれば、密封要素の断面は複数のスペーサの半径方向内側に段を含む。
【0032】
他の例示的実施形態と本発明の効果は、本開示と添付の図によって確かめられる。
【0033】
本発明は、本発明の例示的実施形態の非制限例により、複数の図を参照することによって、以下の詳細な記述により記載される。図の中のいくつかを通して同じ参照番号は同じ部分を表す。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】非張力状態でのプロファイルドクランプを示す。
【図2】張力状態でのプロファイルドクランプを示す。
【図3】断面でのプロファイルドクランプを示す。
【図4】置かれたプロファイルクランプの側面を示す。
【図5】第1の実施形態の密封要素を示す。
【図6】図5による密封要素の断面を示す。
【図7】第2の実施形態の密封要素の断面を示す。
【発明を実施するための形態】
【0035】
ここで、詳細は例示の方法で示され、本発明の実施形態の図示的議論の目的のためのみに、本発明の原理と概念的な面をすぐに理解でき、最も効果的と信じられることを提供するために表される。このことについて、本発明の基本的理解のために必要なもの以上に、本発明のいくつかの形状が実際にどのように実装され、形成されるかを当業者に明らかにさせる、図を伴った記載以上に、本発明の構造的詳細を開示することを意図していない。
【0036】
図1は非張力状態でのプロファイルドクランプ1を示す。プロファイルドクランプ1は、お互いに反対方向に横たわるその端上に締め付け頭3、4をそれぞれ有するプロファイルバンド2を有する。締め付け頭3、4は、締め付けねじのように実装または形成された締め付け要素5を介してお互いに接続される。締め付けねじ5を締めることによって、プロファイルドクランプ1の直径が減少し、締め付け力を生成する。
【0037】
プロファイルバンド2は、2つのプロファイル壁6、7によって形成された本質的にV字型の断面を有する。プロファイル壁6、7の中で、お互いに反対方向に横たわる開口8、9が実装または形成される。これらの開口8、9の使用を通じて、粘着力による結合がプロファイルバンド2の中に形成される。これらの結合はプロファイルドクランプ1を広げることまたは締め付けることを簡単に可能とする。
【0038】
プロファイルドクランプ1の半径方向内側に、陰によって示される密封要素10が配置される。これは環状の手法で実装または形成される。密封要素10は変形可能なスペーサ11a,11b,11c,11dを有し、これらは密封要素10の半径方向外側12上に配置される。この手法でスペーサ11aから11dは事前負荷の状態で非正の手法でプロファイルバンド2の半径方向内側13を支える。
【0039】
半径方向内側に突き出る突起14a,14bが、プロファイルバンド2の半径方向内側13上にビーズの形状で実装または形成される。スペーサ11b,11cは周辺方向で突起14a,14bを支え、周辺方向の事前位置決めが起こる。
【0040】
図2は、張力状態でのプロファイルドクランプ1を示す。締め付けねじ5は完全に締められ、締め付け頭3、4はお互いを支える。密封要素の自由外部直径Dは、今プロファイルバンド2の内側と適合する。結果として、スペーサ11aから11dは、これにより変形される。
【0041】
図3は、図2によるプロファイルドクランプ1の断面を示す。密封要素10がプロファイルバンド2のプロファイル壁6、7の間に配置され、この半径方向外側12でプロファイルバンドの内側13を支える。スペーサ11a,11bは変形され、これらは、プロファイルバンド2の半径方向外側12と半径方向内側13を滑らかに支える。プロファイルドクランプ1の締め付け状態で、スペーサ11aから11dはこれらの材料の厚さによる空間のみを必要とする。しかしながら、この追加の導入空間要求は無視できる。
【0042】
密封要素10は、いくつかの段15、16を有する。これらの段の手段によって、パイプ端17、18でプロファイルドクランプ1の接続の間、堅さを増加する張力が与えられる。
【0043】
パイプ端17、18上でプロファイルドクランプ1の組み立ての間、スペーサ11aから11dの弾性変形が起こるだけでなく、密封要素10の変形も起こる。軸方向と半径方向の保持力が、プロファイルバンド2の設計に起因し、プロファイルドクランプ1によってパイプ端17、18上に働く。
【0044】
図5の中で密封要素10は、第1の実施形態を示す。密封要素10は計4つの変形可能なスペーサ11aから11dで提供され、これらは密封要素の外側12上に配置される。スペーサ11aから11dは密封要素10とひとつなぎの手法で実装または形成される。しかし、例えば、半田付けまたは溶接されることもできる。スペーサ11aから11dはそれぞれ固定端19、接触領域20および自由端21を有する。このように、スペーサ11aから11dは密封要素10の周辺方向と平行に拡張する。固定端19と自由端21は同じ軸レベルに置かれることができる。従って、密封要素10の軸方向の拡張は、スペーサ11aから11dによって必ずしも増加しない。それにも関わらず、スペーサ11aから11dは比較的大きい縦方向の拡張で実装または形成されることができる。この手法で、高い弾性が得られる。自由端21は最初外側12から離れて位置するため、スペーサ11aから11dの最初の変形は、自由端21が密封要素の外側12を支えるまで、比較的低い力で発生する。スペーサ11aから11dのさらなる変形がプロファイルドクランプ1の締め付けの間に発生する。いくらか高い力が必要となり、自由端21が外側12上で滑るため、スペーサ11aから11dは接触領域20の両側で変形される必要がある。従って、必要な変形力は従って増加する。プロファイルドクランプ1の中に比較的低い力の利用で密封要素10を挿入することが可能になる。それにも関われず、プロファイルドクランプ1の中の密封要素の安全な保持を達成することができる。
【0045】
図6は、図5による密封要素10の断面を示す。
【0046】
図7は密封要素10のさらなる実施形態を示す。ここで、スペーサ11は周辺方向に向いていず、自由端21で巻かれている。十分な弾性を有するスペーサ11は、この型の実施形態で達成される。同時に十分な事前負荷の力が与えられ、密封要素10はプロファイルドクランプ1またはプロファイルバンド2に非正の手法で保持されることができる。
【0047】
プロファイルドクランプまたはプロファイルバンドは一般に金属材料から作られる。同様に密封要素10は金属を有する。密封要素10の半径方向外側12から始まり、プロファイルバンド2の半径方向内側13を支える弾性変形可能なスペーサ11の助けで、プロファイルバンド2の中の密封要素10の非正の保持を通して、密封要素10の安全な保持力が、正の接続で必要ではない、プロファイルドクランプ1の非張力状態でさえ、達成される。この接続は従って製造することも使用することも非常に簡単である。スペーサの事前負荷とプロファイルバンドの内側上のオプションの半径方向の突起により、最後の組み立て前の密封要素のねじれが無視される。パイプ端または対応するフランジに、密封要素を有するプロファイルドクランプの最後の組み立てまで、プロファイルドクランプと密封要素間のモーメントはそれほど大きくならない、密封要素とプロファイルバンド間のかすかなねじれが発生する。お互いに対する密封要素とプロファイルドクランプの完全な配置と配列は、これにより確実になる。同時に、最適な密封性質が達成される。これにより、密封要素は特殊な道具なしでプロファイルドクランプに接続されることができる。
【0048】
上記の例は、単に例示の目的のために提示されたものであり、本発明の制限として構成されるものではないことに注意すべきである。本発明は例示的な実施形態を参照し記載されたが、ここで用いられた言葉は、制限の言葉ではなく、記載と例示の言葉と理解すべきである。添付の請求項の範囲内で、本発明の範囲と概念から、その態様を逸脱することなく、ここで述べられたようにおよび補正によって、変形は可能である。本発明は、特定の手段、材料および形態に関して、ここで記載されたが、本発明は、ここで開示された特別なものに制限されない。むしろ、本発明は、添付された請求項の範囲内で機能的に同等な構成、方法および用途に拡張される。
【符号の説明】
【0049】
1 プロファイルドクランプ
2 プロファイルバンド
3、4 締め付け頭
5 締め付け要素
6、7 プロファイル壁
8、9 開口
10 密封要素
11a,11b,11c,11d スペーサ
12 半径方向外側
13 半径方向内側
14a,14b 突起
15、16 段
17、18 パイプ端
19 固定端
20 接触領域
21 自由端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
締め付け要素5と、
半径方向外側12上に弾性変形可能なスペーサ11a−11dを有する密封要素10と、
前記密封要素10を損失に対して安全に保持するプロファイルバンド2と、
を含み、
前記弾性変形可能なスペーサ11a−11dは、非正の手法で前記プロファイルバンド2の内側13を支えるプロファイルドクランプ1。
【請求項2】
前記スペーサ11a−11dは、前記密封要素10に接続された固定端19、前記プロファイルバンド2の内側13を支えるために構成され配置された接触領域20、および自由端21を含む請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項3】
前記密封要素10は、金属シールを含む請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項4】
前記スペーサ11a−11dは、前記密封要素10とひとつなぎに形成される請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項5】
前記スペーサ11a−11dは、周辺方向と平行に拡張可能である請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項6】
前記自由端21は、周辺方向と平行な曲げ軸とともに内側に巻かれる請求項2に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項7】
前記プロファイルバンド2は、内側13に形成された半径方向の突起14a,14bを含む請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項8】
前記プロファイルバンド2は、前記締め付け要素5と相互に作用する2つの締め付け頭3、4を有する請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項9】
前記プロファイルバンド2は、2つのプロファイル壁6、7を含む請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項10】
少なくとも1つの結合部8、9が、前記プロファイル壁6、7のそれぞれに形成される請求項9に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項11】
前記プロファイル壁6、7は、U字型またはV字型チャネルの1つを形成するために配置される請求項9に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項12】
前記プロファイル壁6、7は、前記締め付け要素5が接続されたパイプ端17、18を締め付けるとき、前記密封要素10の反対側を押すように配置される請求項9に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項13】
前記密封要素10の断面は段を含む請求項1に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項14】
半径方向内側の開チャネル6、7を有するプロファイルバンド2と、
半径方向外側表面12上に形成された複数のスペーサ11a−11dを有する密封要素10と、前記複数のスペーサ11a−11dは前記チャネル6、7の内側13を支えるため弾性変形可能であり、
前記密封要素10を位置づけするために構成され配置された前記チャネル6、7の中に形成された少なくとも1つの半径方向の突起14a、14bと、
を含むプロファイルドクランプ1。
【請求項15】
前記スペーサ11a−11dは、前記密封要素10に接続された固定端19と自由端21を含む請求項14に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項16】
前記密封要素10は、金属シールを含む請求項14に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項17】
前記スペーサ11a−11dは、周辺方向に拡張するために形成される請求項14に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項18】
前記自由端21は、半径方向外側表面と接して平行な軸方向に巻かれる請求項14に記載のプロファイルドクランプ1。
【請求項19】
前記密封要素10の断面は、前記複数のスペーサ11a−11dの半径方向内側に段を含む請求項14に記載のプロファイルドクランプ1。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−87952(P2013−87952A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−230602(P2012−230602)
【出願日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【出願人】(591044393)ノルマ ジャーマニー ゲーエムベーハー (43)
【Fターム(参考)】