寝具カバー
【課題】容易にふとんにふとんカバーを取り付けることができるようにすること、および、取り外せるようにする。
【解決手段】ふとんの上側に配置するための上側地とふとんの下に配置するための下側地と上側地を下側地と係合するための上側地側ファスナーテープと下側地を上側地と係合するための下側地側ファスナーテープから構成される。上面地を寝具の上に配置して、下面地を寝具の下に配置して、上側地に止着された上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを接触させて係着して上側地と下面地を係合すれば、寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープは接触させると係着する。
【解決手段】ふとんの上側に配置するための上側地とふとんの下に配置するための下側地と上側地を下側地と係合するための上側地側ファスナーテープと下側地を上側地と係合するための下側地側ファスナーテープから構成される。上面地を寝具の上に配置して、下面地を寝具の下に配置して、上側地に止着された上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを接触させて係着して上側地と下面地を係合すれば、寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープは接触させると係着する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、寝具に容易に取り付け及び取り外すことができる寝具カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
寝具には寝具カバーが装着されていることが多い。
また、寝具カバーは一定の周期で寝具から取り外して洗濯することはとても衛生のためにも大切なことである。
【0003】
しかし、寝具カバーを寝具に取り付けたり、寝具カバーをふとんから取り外すのに手間がかかると、寝具カバーを洗濯する回数が減って、衛生にも問題が生じる可能性がある。
【0004】
背景技術としては、特許文献1、特許文献2、あるいは、特許文献3に示された寝具カバーがある。
【0005】
特許文献1に示されているふとんカバーをふとんに取り付るためには、袋状に形成されており、袋状に形成されたふとんカバーの一方向、又は、二方向に開口部にふとんを押し込まなければならず、また、特許文献1に示されているふとんカバーをふとんから取り外すためには、袋状に形成されているふとんカバーからふとんを取り出さなければならない。このため、特許文献1に示されているふとんカバーをふとんに取り付けたり、ふとんに取り外すことは面倒である。
【0006】
特許文献2に示されているふとんカバーをふとんに取り付けるためには、上側地と下側地の一部が結合して袋状になっている部分にふとんを押し込まなければならず、また、特許文献2に示されているふとんカバーをふとんから取り外すためには、上側地と下側地の一部が結合して袋状になっている部分からふとんを取り出さなければならない。このため、特許文献2に示されているふとんカバーをふとんに取り付けたり、ふとんに取り外すことも面倒である。
【0007】
特許文献3に示されているふとんカバーにふとんを取り付けるためには、袋状に形成されてるふとんカバーにふとんを押し込む必要はなく、また、特許文献3に示されているふとんカバーをふとんから取り外すためには、袋状に形成されてるふとんカバーからふとんを取り出す必要はない。
【0008】
しかし、特許文献3のふとんカバーをふとんに取り付ける際には、上側地と下側地のファスナー、ひも、あるいは、ボタンで係合しなければならず、また、特許文献3のふとんカバーをふとんから取り外す際には、上側地と下側地のファスナー、ひも、あるいは、ボタンを外して、離脱しなければならない。このため、特許文献3に示されているふとんカバーをふとんに取り付けたり、ふとんに取り外すことも面倒である。
【0009】
【特許文献1】特許公開2009−285226公報
【特許文献2】特許公開2008−36305公報
【特許文献3】実用新案公開平5−93330公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、容易に寝具カバーを寝具に取り付けることができるようにすること、および、容易に寝具カバーを寝具から取り外せるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の寝具カバーは、寝具の上側に配置するための上側地と寝具の下に配置するための下側地と上側地を下側地と係合するための上側地側ファスナーテープと下側地を上側地と係合するための下側地側ファスナーテープから構成される。
上側地側ファスナーテープは、上側地の上側地下面の上側地第一短辺、上側地第二短辺、上側地第一長辺、上側地第二長辺のうちの少なくとも一つに止着されている。
下側地側ファスナーテープは、下側地の下側地上面の下側地第一短辺、下側地第二短辺、下側地第一長辺、下側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されている。
【0012】
ファスナーテープは、フック状に植毛されたフックファスナーテープとループ状に起毛されたループファスナーテープがあり、フックファスナーテープとループファスナーテープを接触させたり、押し付けたりすると貼り付くようになっており、貼り付けたり剥がしたりすることができる。
ただし、ファスナーテープには、フック毛とループ毛の両方が起毛されているフックループファスナーテープがある。
また、ファスナーテープには、マッシュルーム状に起毛されていて結合力が強いクリックタイプファスナーテープ、鋸歯状のシャークバイトタイプテープから構成されているシャークバイトタイプファスナーテープもある。
ファスナーテープは、面テープ、ワンタッチテープ、マジックテープ(登録商標)と呼ばれることもある。
本発明の寝具カバーは、上面地を寝具の上に配置して、下面地を寝具の下に配置して、上面地と下面地を係合すれば、寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。
上側地と下面地は、上側地に止着された上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを係着すれば係合することができる。
上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープは接触させれば係着することができる。
【0013】
本発明の寝具カバーを装着する寝具は、敷きふとんである。
ただし、寝具は、これには限られず、掛けふとん、毛布、まくら等のありとあらゆる寝具が含まれる。
寝具が敷きふとんであれば、上側地が人の体と接する。
寝具カバーを敷きふとんに使用する際には、上側地が体から出た汗などを大量に吸収しているので、衛生のためには、上側地を一定の周期で洗濯する必要がある。
寝具カバーを敷きふとんに使用する際には、下側地も衛生のために洗濯する必要があるが、下側地は人の体と接することは少ないので、人の体と接する上側地よりも洗濯の回数を少なくしても、衛生に与える影響は少ない。
【発明の効果】
【0014】
本発明の寝具カバーは、上面地を寝具の上に配置して、下面地を寝具の下に配置して、上側地と下面地は、上側地に止着された上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを係着して係合すれば、寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。
上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープは接触させると係着することができる。
本発明の寝具カバーは、上面地と下面地を離脱することができるので、寝具カバーの上側地を下面地と離脱して、上側地のみを洗濯することができる。
本発明の寝具カバーは、下側地を寝具の下に配置した後は、ふとんを持ち上げなくても上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを係着することによって、上側地と下面地を係合すれば寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図面に基づいて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
【実施例1】
【0016】
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地1は寝具2の上に配置され、下側地3は寝具2の下に配置される。
図4(a)(b)に示すように、上側地1は、上面に上側地上面1aを有し、下面に上側地下面1bを有する。
図5(a)(b)に示すように、上側地1は、周縁に上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fを有する。
図6(a)(b)に示すように、寝具2は、上部に寝具上面2aを有し、下部に寝具下面2bを有する。
図7(a)に示すように、寝具2は、寝具上面2aの周縁に寝具上面第一短辺2c、寝具上面第二短辺2d、寝具上面第一長辺2e、寝具上面第二長辺2fを有する。
図7(b)に示すように、寝具2は、寝具下面2bの周縁に寝具下面第一短辺2g、寝具下面第二短辺2h、寝具下面第一長辺2i、寝具下面第二長辺2jを有する。
図8(a)(b)に示すように、下側地3は、上面に下側地上面3aを有し、下面に下側地下面3bを有する。
図9(a)(b)に示すように、下側地3は、周縁に下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fを有する。
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地を下側地と係合するための上側地側ファスナーテープは、上側地の上側地下面の上側地第一短辺、上側地第二短辺、上側地第一長辺、上側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されている。
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、下側地を上側地と係合するための下側地側ファスナーテープは、下側地の下側地上面の下側地第一短辺、下側地第二短辺、下側地第一長辺、下側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されている。
【0017】
上側地1と下側地2は、絹、麻、綿、ナイロン、または、ポリエステル製の布地から形成されている。
【0018】
寝具2は、敷きふとんである。
ただし、寝具2は、これには限られず、掛けふとん、毛布、まくら等のありとあらゆる寝具が含まれる。
【0019】
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、上面地1を寝具2の上に配置して、下面地3を寝具2の下に配置すると、上面地1の上側地下面1bが寝具2の寝具上面2a、および、下面地3の下側地上面3aと接触し、下面地3の下側地上面3aが寝具2の寝具下面2b、および、上面地1の上側地下面1bに接触する。
図3(a)(b)(c)に示すように、上側地1と下側地3は、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5を係着することによって係合すると上側地1と下側地3は寝具2を内包する寝具を形成する。
【0020】
上側地1を寝具2の上に配置した際に、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5を係着するためには、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地側ファスナーテープ4は上側地1のうち寝具2から延出した部分に止着しなければならない。
上側地側ファスナーテープ4を上側地1のうち寝具2から延出した部分に止着するためには、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fを、それぞれ寝具2から延出させなければならない。
上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fを、それぞれ寝具2から延出させるためには、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地1の上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのそれぞれの長さは、寝具2の寝具上面2aの寝具上面第一短辺2c、寝具上面第二短辺2d、寝具上面第一長辺2e、寝具上面第二長辺2fのそれぞれの長さよりも長くしなければならない。
【0021】
下側地3を寝具2の下に配置した際に、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5を係着するためには、図3(a)(b)(c)に示すように、下側地側ファスナーテープ5は下側地3のうち寝具2から延出した部分に止着しなければならない。
下側地側ファスナーテープ5を下側地3のうち寝具2から延出した部分に止着するためには、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fを、それぞれ寝具2から延出させなければならない。
下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fを、それぞれ寝具2から延出させるためには、図3(a)(b)(c)に示すように、下側地3の下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fのそれぞれの長さは、寝具2の寝具下面2bの寝具下面第一短辺2g、寝具下面第二短辺2h、寝具下面第一長辺2i、寝具下面第二長辺2jのそれぞれの長さよりも長くしなければならない。
【0022】
図4(a)(b)、図5(a)(b)では、上側地側ファスナーテープ4は、寝具2から延出した部分であって、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのうちのすべての近傍に止着されている。
ただし、上側地側ファスナーテープ4は、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのすべての近傍に止着しなくてもよく、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのうちの一つ、から、三つの近傍に止着してもよい。
【0023】
図8(a)(b)、図9(a)(b)では、下側地側ファスナーテープ5は、寝具2から延出した部分であって、下側地3の下側地上面3aの下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fのうちのすべての近傍に止着されている。
ただし、下側地側ファスナーテープ5は、下側地上面3aの下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fのすべての近傍に止着しなくてもよく、下側地3の下側地上面3aの下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fの一つ、から、三つの近傍に止着してもよい。
【0024】
上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5は、上面地1、あるいは、下面地3に糸やピアノ線で縫いつけて止着してある。
ただし、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5は、上面地1、あるいは、下面地3に接着材やのりで貼り付けて止着してもよい。
【0025】
実施例1では、上側地側ファスナーテープ4は、フックファスナーテープ6とループファスナーテープ8のうちのいずれか1つであり、下側地側ファスナーテープ5も、フックファスナーテープ6とループファスナーテープ8のうちのいずれか1つである。
【0026】
図16(a)に示すように、フックファスナーテープ6はフック毛7が起毛されており、また、図16(b)に示すようにループファスナーテープ8はループ毛9が起毛されている。
フックファスナーテープ6とループファスナーテープ8を押し付けるとそれだけで貼り付くようになっており、貼り付けたり剥がしたりすることができる。
また、ファスナーテープには、マッシュルーム状に起毛されていて結合力が強いクリックタイプファスナーテープ、鋸歯状のシャークバイトタイプテープから構成されているシャークバイトタイプファスナーテープも含まれる。
ファスナーテープは、面テープ、ワンタッチテープ、マジックテープ(登録商標)と呼ばれることもある。
【0027】
図10(a)(b)には、上側地1に止着された上側地側ファスナーテープ4がフックファスナーテープ6である場合が示されており、図11(a)(b)には、下側地3に止着された下側地側ファスナーテープ5がループファスナーテープ8である場合が示されている。
ただし、上側地1に止着された上側地側ファスナーテープ4がループファスナーテープ8であり、下側地3に止着された下側地側ファスナーテープ5が、フックファスナーテープ6である場合もある。
【実施例2】
【0028】
実施例2では、上側地側ファスナーテープ4は、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8である。
実施例2では、図12(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8は、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fに沿って交互に止着されている。
また、図12(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8が止着されているのは、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fの近傍である。
【0029】
実施例2では、下側地側ファスナーテープ5は、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8である。
実施例2では、図13(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8は、下側地3の下側地上面3aであり、かつ、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fに沿って交互に止着されている。
また、図13(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8が止着されているのは、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fの近傍である。
【実施例3】
【0030】
実施例3では、上側地側ファスナーテープ4は、フックループファスナーテープ10である。
図16(c)に示されているように、フックループファスナーテープ10には、フック毛7、および、ループ毛9の両方が起毛されている。
実施例3では、図14(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10は、上側地側係合手段4は、上側地1の上側地下面1bであり、かつ、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fに沿って止着されている。
また、図14(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10が止着されているのは、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fの近傍である。
【0031】
実施例3では、下側地側ファスナーテープ5は、フックループファスナーテープ10である。
実施例3では、図15(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10は、下側地3の下側地上面3aであり、かつ、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fに沿って止着されている。
また、図15(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10が止着されているのは、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fの近傍である。
【0032】
本発明の実施の形態は、実施例1、ないしは、実施例3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】寝具カバーと寝具の斜視図である。
【図2】(a)は、寝具カバーと寝具を短辺方向から見た側面図である。(b)は、寝具カバーと寝具を長辺方向から見た側面図である。
【図3】(a)は、寝具カバーを寝具に装着した状態の斜視図である。(b)は、寝具カバーを寝具に装着した状態を短辺方向から見た側面図である。(c)は、寝具カバーを寝具に装着した状態を長辺方向から見た側面図である。
【図4】(a)は、上側図を短辺方向から見た側面図である。(b)は、上側図を長辺方向から見た側面図である。
【図5】(a)は、上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図6】(a)は、寝具を短辺方向から見た側面図である。(b)は、寝具を長辺方向から見た側面図である。
【図7】(a)は、寝具を寝具上面から見た平面図である。(b)は、寝具を寝具下面から見た平面図である。
【図8】(a)は、下側図を短辺方向から見た側面図である。(b)は、下側図を長辺方向から見た側面図である。
【図9】(a)は、下側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、下側図を上側地下面から見た平面図である。
【図10】(a)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図11】(a)は、下側図の下側地上面にループファスナーテープが止着されている際の下側地を下側地下面から見た平面図である。(b)は、下側図の下側地上面にループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図12】(a)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図13】(a)は、下側図の下側地上面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の下側地を下側地下面から見た平面図である。(b)は、下側図の下側地上面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図14】(a)は、上側図の上側地下面にフックループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図の上側地下面にフックループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図15】(a)は、下側図の下側地上面にフックループファスナーテープが止着されている際の下側地を下側地下面から見た平面図である。(b)は、下側図の下側地上面にフックループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図16】(a)は、フックファスナーテープの拡大斜視図である。(b)は、ループファスナーテープの拡大斜視図である。(c)は、フックループファスナーテープの拡大斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 上側地
1a 上側地上面
1b 上側地下面
1c 上側地第一短辺
1d 上側地第二短辺
1e 上側地第一長辺
1f 上側地第二長辺
2 寝具
2a 寝具上面
2b 寝具下面
2c 寝具第一短辺
2d 寝具第二短辺
2e 寝具第一長辺
2f 寝具第二長辺
3 下側地
3a 下側地上面
3b 下側地下面
3c 下側地第一短辺
3d 下側地第二短辺
3e 下側地第一長辺
3f 下側地第二長辺
4 上側地側係合手段
5 下側地側係合手段
6 フックファスナーテープ
7 フック毛
8 ループファスナーテープ
9 ループ毛
10 フックループファスナーテープ
【技術分野】
【0001】
本発明は、寝具に容易に取り付け及び取り外すことができる寝具カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
寝具には寝具カバーが装着されていることが多い。
また、寝具カバーは一定の周期で寝具から取り外して洗濯することはとても衛生のためにも大切なことである。
【0003】
しかし、寝具カバーを寝具に取り付けたり、寝具カバーをふとんから取り外すのに手間がかかると、寝具カバーを洗濯する回数が減って、衛生にも問題が生じる可能性がある。
【0004】
背景技術としては、特許文献1、特許文献2、あるいは、特許文献3に示された寝具カバーがある。
【0005】
特許文献1に示されているふとんカバーをふとんに取り付るためには、袋状に形成されており、袋状に形成されたふとんカバーの一方向、又は、二方向に開口部にふとんを押し込まなければならず、また、特許文献1に示されているふとんカバーをふとんから取り外すためには、袋状に形成されているふとんカバーからふとんを取り出さなければならない。このため、特許文献1に示されているふとんカバーをふとんに取り付けたり、ふとんに取り外すことは面倒である。
【0006】
特許文献2に示されているふとんカバーをふとんに取り付けるためには、上側地と下側地の一部が結合して袋状になっている部分にふとんを押し込まなければならず、また、特許文献2に示されているふとんカバーをふとんから取り外すためには、上側地と下側地の一部が結合して袋状になっている部分からふとんを取り出さなければならない。このため、特許文献2に示されているふとんカバーをふとんに取り付けたり、ふとんに取り外すことも面倒である。
【0007】
特許文献3に示されているふとんカバーにふとんを取り付けるためには、袋状に形成されてるふとんカバーにふとんを押し込む必要はなく、また、特許文献3に示されているふとんカバーをふとんから取り外すためには、袋状に形成されてるふとんカバーからふとんを取り出す必要はない。
【0008】
しかし、特許文献3のふとんカバーをふとんに取り付ける際には、上側地と下側地のファスナー、ひも、あるいは、ボタンで係合しなければならず、また、特許文献3のふとんカバーをふとんから取り外す際には、上側地と下側地のファスナー、ひも、あるいは、ボタンを外して、離脱しなければならない。このため、特許文献3に示されているふとんカバーをふとんに取り付けたり、ふとんに取り外すことも面倒である。
【0009】
【特許文献1】特許公開2009−285226公報
【特許文献2】特許公開2008−36305公報
【特許文献3】実用新案公開平5−93330公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、容易に寝具カバーを寝具に取り付けることができるようにすること、および、容易に寝具カバーを寝具から取り外せるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の寝具カバーは、寝具の上側に配置するための上側地と寝具の下に配置するための下側地と上側地を下側地と係合するための上側地側ファスナーテープと下側地を上側地と係合するための下側地側ファスナーテープから構成される。
上側地側ファスナーテープは、上側地の上側地下面の上側地第一短辺、上側地第二短辺、上側地第一長辺、上側地第二長辺のうちの少なくとも一つに止着されている。
下側地側ファスナーテープは、下側地の下側地上面の下側地第一短辺、下側地第二短辺、下側地第一長辺、下側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されている。
【0012】
ファスナーテープは、フック状に植毛されたフックファスナーテープとループ状に起毛されたループファスナーテープがあり、フックファスナーテープとループファスナーテープを接触させたり、押し付けたりすると貼り付くようになっており、貼り付けたり剥がしたりすることができる。
ただし、ファスナーテープには、フック毛とループ毛の両方が起毛されているフックループファスナーテープがある。
また、ファスナーテープには、マッシュルーム状に起毛されていて結合力が強いクリックタイプファスナーテープ、鋸歯状のシャークバイトタイプテープから構成されているシャークバイトタイプファスナーテープもある。
ファスナーテープは、面テープ、ワンタッチテープ、マジックテープ(登録商標)と呼ばれることもある。
本発明の寝具カバーは、上面地を寝具の上に配置して、下面地を寝具の下に配置して、上面地と下面地を係合すれば、寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。
上側地と下面地は、上側地に止着された上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを係着すれば係合することができる。
上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープは接触させれば係着することができる。
【0013】
本発明の寝具カバーを装着する寝具は、敷きふとんである。
ただし、寝具は、これには限られず、掛けふとん、毛布、まくら等のありとあらゆる寝具が含まれる。
寝具が敷きふとんであれば、上側地が人の体と接する。
寝具カバーを敷きふとんに使用する際には、上側地が体から出た汗などを大量に吸収しているので、衛生のためには、上側地を一定の周期で洗濯する必要がある。
寝具カバーを敷きふとんに使用する際には、下側地も衛生のために洗濯する必要があるが、下側地は人の体と接することは少ないので、人の体と接する上側地よりも洗濯の回数を少なくしても、衛生に与える影響は少ない。
【発明の効果】
【0014】
本発明の寝具カバーは、上面地を寝具の上に配置して、下面地を寝具の下に配置して、上側地と下面地は、上側地に止着された上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを係着して係合すれば、寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。
上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープは接触させると係着することができる。
本発明の寝具カバーは、上面地と下面地を離脱することができるので、寝具カバーの上側地を下面地と離脱して、上側地のみを洗濯することができる。
本発明の寝具カバーは、下側地を寝具の下に配置した後は、ふとんを持ち上げなくても上側地側ファスナーテープと下側地に止着された下面地側ファスナーテープを係着することによって、上側地と下面地を係合すれば寝具を内包する寝具カバーを形成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図面に基づいて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
【実施例1】
【0016】
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地1は寝具2の上に配置され、下側地3は寝具2の下に配置される。
図4(a)(b)に示すように、上側地1は、上面に上側地上面1aを有し、下面に上側地下面1bを有する。
図5(a)(b)に示すように、上側地1は、周縁に上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fを有する。
図6(a)(b)に示すように、寝具2は、上部に寝具上面2aを有し、下部に寝具下面2bを有する。
図7(a)に示すように、寝具2は、寝具上面2aの周縁に寝具上面第一短辺2c、寝具上面第二短辺2d、寝具上面第一長辺2e、寝具上面第二長辺2fを有する。
図7(b)に示すように、寝具2は、寝具下面2bの周縁に寝具下面第一短辺2g、寝具下面第二短辺2h、寝具下面第一長辺2i、寝具下面第二長辺2jを有する。
図8(a)(b)に示すように、下側地3は、上面に下側地上面3aを有し、下面に下側地下面3bを有する。
図9(a)(b)に示すように、下側地3は、周縁に下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fを有する。
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地を下側地と係合するための上側地側ファスナーテープは、上側地の上側地下面の上側地第一短辺、上側地第二短辺、上側地第一長辺、上側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されている。
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、下側地を上側地と係合するための下側地側ファスナーテープは、下側地の下側地上面の下側地第一短辺、下側地第二短辺、下側地第一長辺、下側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されている。
【0017】
上側地1と下側地2は、絹、麻、綿、ナイロン、または、ポリエステル製の布地から形成されている。
【0018】
寝具2は、敷きふとんである。
ただし、寝具2は、これには限られず、掛けふとん、毛布、まくら等のありとあらゆる寝具が含まれる。
【0019】
図1、図2(a)(b)、図3(a)(b)(c)に示すように、上面地1を寝具2の上に配置して、下面地3を寝具2の下に配置すると、上面地1の上側地下面1bが寝具2の寝具上面2a、および、下面地3の下側地上面3aと接触し、下面地3の下側地上面3aが寝具2の寝具下面2b、および、上面地1の上側地下面1bに接触する。
図3(a)(b)(c)に示すように、上側地1と下側地3は、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5を係着することによって係合すると上側地1と下側地3は寝具2を内包する寝具を形成する。
【0020】
上側地1を寝具2の上に配置した際に、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5を係着するためには、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地側ファスナーテープ4は上側地1のうち寝具2から延出した部分に止着しなければならない。
上側地側ファスナーテープ4を上側地1のうち寝具2から延出した部分に止着するためには、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fを、それぞれ寝具2から延出させなければならない。
上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fを、それぞれ寝具2から延出させるためには、図3(a)(b)(c)に示すように、上側地1の上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのそれぞれの長さは、寝具2の寝具上面2aの寝具上面第一短辺2c、寝具上面第二短辺2d、寝具上面第一長辺2e、寝具上面第二長辺2fのそれぞれの長さよりも長くしなければならない。
【0021】
下側地3を寝具2の下に配置した際に、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5を係着するためには、図3(a)(b)(c)に示すように、下側地側ファスナーテープ5は下側地3のうち寝具2から延出した部分に止着しなければならない。
下側地側ファスナーテープ5を下側地3のうち寝具2から延出した部分に止着するためには、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fを、それぞれ寝具2から延出させなければならない。
下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fを、それぞれ寝具2から延出させるためには、図3(a)(b)(c)に示すように、下側地3の下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fのそれぞれの長さは、寝具2の寝具下面2bの寝具下面第一短辺2g、寝具下面第二短辺2h、寝具下面第一長辺2i、寝具下面第二長辺2jのそれぞれの長さよりも長くしなければならない。
【0022】
図4(a)(b)、図5(a)(b)では、上側地側ファスナーテープ4は、寝具2から延出した部分であって、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのうちのすべての近傍に止着されている。
ただし、上側地側ファスナーテープ4は、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのすべての近傍に止着しなくてもよく、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fのうちの一つ、から、三つの近傍に止着してもよい。
【0023】
図8(a)(b)、図9(a)(b)では、下側地側ファスナーテープ5は、寝具2から延出した部分であって、下側地3の下側地上面3aの下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fのうちのすべての近傍に止着されている。
ただし、下側地側ファスナーテープ5は、下側地上面3aの下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fのすべての近傍に止着しなくてもよく、下側地3の下側地上面3aの下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fの一つ、から、三つの近傍に止着してもよい。
【0024】
上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5は、上面地1、あるいは、下面地3に糸やピアノ線で縫いつけて止着してある。
ただし、上側地側ファスナーテープ4と下側地側ファスナーテープ5は、上面地1、あるいは、下面地3に接着材やのりで貼り付けて止着してもよい。
【0025】
実施例1では、上側地側ファスナーテープ4は、フックファスナーテープ6とループファスナーテープ8のうちのいずれか1つであり、下側地側ファスナーテープ5も、フックファスナーテープ6とループファスナーテープ8のうちのいずれか1つである。
【0026】
図16(a)に示すように、フックファスナーテープ6はフック毛7が起毛されており、また、図16(b)に示すようにループファスナーテープ8はループ毛9が起毛されている。
フックファスナーテープ6とループファスナーテープ8を押し付けるとそれだけで貼り付くようになっており、貼り付けたり剥がしたりすることができる。
また、ファスナーテープには、マッシュルーム状に起毛されていて結合力が強いクリックタイプファスナーテープ、鋸歯状のシャークバイトタイプテープから構成されているシャークバイトタイプファスナーテープも含まれる。
ファスナーテープは、面テープ、ワンタッチテープ、マジックテープ(登録商標)と呼ばれることもある。
【0027】
図10(a)(b)には、上側地1に止着された上側地側ファスナーテープ4がフックファスナーテープ6である場合が示されており、図11(a)(b)には、下側地3に止着された下側地側ファスナーテープ5がループファスナーテープ8である場合が示されている。
ただし、上側地1に止着された上側地側ファスナーテープ4がループファスナーテープ8であり、下側地3に止着された下側地側ファスナーテープ5が、フックファスナーテープ6である場合もある。
【実施例2】
【0028】
実施例2では、上側地側ファスナーテープ4は、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8である。
実施例2では、図12(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8は、上側地1の上側地下面1bの上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fに沿って交互に止着されている。
また、図12(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8が止着されているのは、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fの近傍である。
【0029】
実施例2では、下側地側ファスナーテープ5は、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8である。
実施例2では、図13(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8は、下側地3の下側地上面3aであり、かつ、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fに沿って交互に止着されている。
また、図13(a) (b)に示すように、フックファスナーテープ6、および、ループファスナーテープ8が止着されているのは、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fの近傍である。
【実施例3】
【0030】
実施例3では、上側地側ファスナーテープ4は、フックループファスナーテープ10である。
図16(c)に示されているように、フックループファスナーテープ10には、フック毛7、および、ループ毛9の両方が起毛されている。
実施例3では、図14(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10は、上側地側係合手段4は、上側地1の上側地下面1bであり、かつ、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fに沿って止着されている。
また、図14(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10が止着されているのは、上側地第一短辺1c、上側地第二短辺1d、上側地第一長辺1e、上側地第二長辺1fの近傍である。
【0031】
実施例3では、下側地側ファスナーテープ5は、フックループファスナーテープ10である。
実施例3では、図15(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10は、下側地3の下側地上面3aであり、かつ、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fに沿って止着されている。
また、図15(a) (b)に示すように、フックループファスナーテープ10が止着されているのは、下側地第一短辺3c、下側地第二短辺3d、下側地第一長辺3e、下側地第二長辺3fの近傍である。
【0032】
本発明の実施の形態は、実施例1、ないしは、実施例3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】寝具カバーと寝具の斜視図である。
【図2】(a)は、寝具カバーと寝具を短辺方向から見た側面図である。(b)は、寝具カバーと寝具を長辺方向から見た側面図である。
【図3】(a)は、寝具カバーを寝具に装着した状態の斜視図である。(b)は、寝具カバーを寝具に装着した状態を短辺方向から見た側面図である。(c)は、寝具カバーを寝具に装着した状態を長辺方向から見た側面図である。
【図4】(a)は、上側図を短辺方向から見た側面図である。(b)は、上側図を長辺方向から見た側面図である。
【図5】(a)は、上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図6】(a)は、寝具を短辺方向から見た側面図である。(b)は、寝具を長辺方向から見た側面図である。
【図7】(a)は、寝具を寝具上面から見た平面図である。(b)は、寝具を寝具下面から見た平面図である。
【図8】(a)は、下側図を短辺方向から見た側面図である。(b)は、下側図を長辺方向から見た側面図である。
【図9】(a)は、下側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、下側図を上側地下面から見た平面図である。
【図10】(a)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図11】(a)は、下側図の下側地上面にループファスナーテープが止着されている際の下側地を下側地下面から見た平面図である。(b)は、下側図の下側地上面にループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図12】(a)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図の上側地下面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図13】(a)は、下側図の下側地上面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の下側地を下側地下面から見た平面図である。(b)は、下側図の下側地上面にフックファスナーテープとループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図14】(a)は、上側図の上側地下面にフックループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地上面から見た平面図である。(b)は、上側図の上側地下面にフックループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図15】(a)は、下側図の下側地上面にフックループファスナーテープが止着されている際の下側地を下側地下面から見た平面図である。(b)は、下側図の下側地上面にフックループファスナーテープが止着されている際の上側図を上側地下面から見た平面図である。
【図16】(a)は、フックファスナーテープの拡大斜視図である。(b)は、ループファスナーテープの拡大斜視図である。(c)は、フックループファスナーテープの拡大斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 上側地
1a 上側地上面
1b 上側地下面
1c 上側地第一短辺
1d 上側地第二短辺
1e 上側地第一長辺
1f 上側地第二長辺
2 寝具
2a 寝具上面
2b 寝具下面
2c 寝具第一短辺
2d 寝具第二短辺
2e 寝具第一長辺
2f 寝具第二長辺
3 下側地
3a 下側地上面
3b 下側地下面
3c 下側地第一短辺
3d 下側地第二短辺
3e 下側地第一長辺
3f 下側地第二長辺
4 上側地側係合手段
5 下側地側係合手段
6 フックファスナーテープ
7 フック毛
8 ループファスナーテープ
9 ループ毛
10 フックループファスナーテープ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
寝具に装着するための寝具カバーであって、
寝具の上部に配置するための上側地と、
寝具の下部に配置するための下側地と、
前記上側地の上側地下面の上側地第一短辺、上側地第二短辺、上側地第一長辺、上側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されており、前記上側地を前記下側地と係合するための上側地側ファスナーテープと、
前記下側地の下側地上面の下側地第一短辺、下側地第二短辺、下側地第一長辺、下側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されており、前記下側地を前記上側地と係合するための下側地側ファスナーテープと、
を有することを特徴とする寝具カバー。
【請求項2】
前記上側地側ファスナーテープは、フック毛が起毛されたフックファスナーテープ、あるいは、ループ毛が起毛されたループファスナーテープのうちのいずれか一つであり、
前記下側地側ファスナーテープは、前記フックファスナーテープ、あるいは、前記ループファスナーテープのうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の寝具カバー。
【請求項3】
前記上側地側ファスナーテープは、前記フックファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープであり、
前記下側地側ファスナーテープも、前記フックファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープであることを特徴とする請求項1に記載の寝具カバー。
【請求項4】
前記ファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープは、前記上側地の上側地下面の前記上側地第一短辺、前記上側地第二短辺、前記上側地第一長辺、前記上側地第二長辺のうちの少なくとも一つに沿って交互に止着されており、
前記ファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープは、前記下側地の下側地上面の前記下側地第一短辺、前記下側地第二短辺、前記下側地第一長辺、前記下側地第二長辺のうちの少なくとも一つに沿って交互に止着されていることを特徴とする請求項3に記載の寝具カバー。
【請求項5】
前記上側地側ファスナーテープは、フック毛、および、ループ毛が起毛されたフックループファスナーテープあり、
前記下側地側ファスナーテープは、前記フックループファスナーテープあることを特徴とする請求項1に記載に寝具カバー。
【請求項6】
請求項1、ないしは、請求項5に記載の上側地。
【請求項7】
請求項1、ないしは、請求項5に記載の下側地。
【請求項1】
寝具に装着するための寝具カバーであって、
寝具の上部に配置するための上側地と、
寝具の下部に配置するための下側地と、
前記上側地の上側地下面の上側地第一短辺、上側地第二短辺、上側地第一長辺、上側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されており、前記上側地を前記下側地と係合するための上側地側ファスナーテープと、
前記下側地の下側地上面の下側地第一短辺、下側地第二短辺、下側地第一長辺、下側地第二長辺のうちの少なくとも一つの近傍に止着されており、前記下側地を前記上側地と係合するための下側地側ファスナーテープと、
を有することを特徴とする寝具カバー。
【請求項2】
前記上側地側ファスナーテープは、フック毛が起毛されたフックファスナーテープ、あるいは、ループ毛が起毛されたループファスナーテープのうちのいずれか一つであり、
前記下側地側ファスナーテープは、前記フックファスナーテープ、あるいは、前記ループファスナーテープのうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の寝具カバー。
【請求項3】
前記上側地側ファスナーテープは、前記フックファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープであり、
前記下側地側ファスナーテープも、前記フックファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープであることを特徴とする請求項1に記載の寝具カバー。
【請求項4】
前記ファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープは、前記上側地の上側地下面の前記上側地第一短辺、前記上側地第二短辺、前記上側地第一長辺、前記上側地第二長辺のうちの少なくとも一つに沿って交互に止着されており、
前記ファスナーテープ、および、前記ループファスナーテープは、前記下側地の下側地上面の前記下側地第一短辺、前記下側地第二短辺、前記下側地第一長辺、前記下側地第二長辺のうちの少なくとも一つに沿って交互に止着されていることを特徴とする請求項3に記載の寝具カバー。
【請求項5】
前記上側地側ファスナーテープは、フック毛、および、ループ毛が起毛されたフックループファスナーテープあり、
前記下側地側ファスナーテープは、前記フックループファスナーテープあることを特徴とする請求項1に記載に寝具カバー。
【請求項6】
請求項1、ないしは、請求項5に記載の上側地。
【請求項7】
請求項1、ないしは、請求項5に記載の下側地。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2012−90768(P2012−90768A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−240629(P2010−240629)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(710011800)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(710011800)
【Fターム(参考)】
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