説明

寝台装置

【課題】 被検体に精神的ゆとりを与え被検体を同じ位置に保つことができる寝台装置を提供する。
【解決手段】 被検体Pが載置される天板11と、天板11の巾方向の両端近傍に対向して設けられた少なくとも1対のサイド保持部3と、サイド保持部3の保持具32の圧力を制御する圧力制御部6と、天板11及びサイド保持部3を移動する移動機構部4とを備え、保持具32を被検体Pの両側面に当接させて被検体Pを保持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像診断装置、放射線治療装置などに用いられる寝台装置に関する。
【背景技術】
【0002】
肉腫、癌腫などの悪性腫瘍、骨腫などの良性腫瘍、ケロイド等の治療法の1つに放射線治療がある。この放射線治療は、診察、治療計画、放射線の照射の3つのステップに分けることができる。
【0003】
診察のステップでは、専門の担当医師が被検体をX線診断装置、X線CT装置、磁気共鳴診断装置などの画像診断装置を用いて診察及び検査した後、検査結果を参考にして被検体の治療部位、放射線治療装置の種類、照射する放射線量などを決定する。
【0004】
治療計画のステップでは、実際に放射線を照射する前に、最適な照射範囲や方向を決定するために、寝台装置の天板上に治療する体位で被検体を載置し、位置決め用の画像診断装置の撮影部にその天板を移動して被検体の撮影が行われる。そして、その画像診断装置の撮影結果に基づいて、被検体の放射線照射部位の皮膚面にマーキングが行われる。
【0005】
放射線の照射ステップでは、寝台装置の天板上に治療する体位で被検体を載置した状態で、放射線治療装置の放射線照射部へ天板を移動し、被検体のマーキングされた部位に放射線を照射して治療が行われる。
【0006】
しかしながら、治療計画のステップでは、撮影中に天板上の被検体が動いてしまうことにより、被検体のマーキング位置がずれる恐れがある。また、放射線の照射ステップでは、治療計画のステップにおけるマーキング位置のずれや、治療中に天板上の被検体が動いてしまうことによる位置ずれが原因で、治療部位に十分な放射線が当たらなかったり、回りの正常部分に悪影響を及ぼす恐れがある。
【0007】
このように、長時間の診断や治療で被検体が同じ状態を保つのが困難な場合、被検体が子供などのように不安感から動いてしまう場合、更には被検体が本人の意思とは関係なく動いてしまう場合などにおける被検体の位置ずれを防ぐために、撮影や治療の際に被検体に支え具を用いて支持する等の対策が採られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
また、被検体の位置ずれを防ぐために、被検体にベルトを巻きつけて天板上に固定する等の対策が採られているものもある。
【特許文献1】特開平11−290290号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、ベルトを被検体に巻きつけて固定した場合、巻きつけ部分全体から与えられる圧迫感や、ベルトを巻きつけることによって恐怖感を抱かせ、被検体に精神的負担を与えてしまう問題がある。
【0010】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、被検体に精神的ゆとりを与えた状態で被検体を同じ位置に保つことができる寝台装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記問題を解決するために、請求項1に係る本発明の寝台装置は、被検体が載置される天板と、前記天板の巾方向の両端近傍に対向し、且つ前記被検体の両側面に当接するように設けられた少なくとも1対の保持手段と、前記保持手段の被検体への当接圧力を制御する圧力制御手段と、前記天板及び前記保持手段を移動させる移動手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、天板上に載置された被検体の両側面から一定の面圧で被検体を保持することにより、被検体に対して圧迫感を和らげ精神的ゆとりを与えることができるので、診断及び治療を正確に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施例を説明する。
【実施例】
【0014】
以下、本発明の寝台装置の実施例を、図1乃至図3を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明による寝台装置の実施例の構成を示した斜視図である。この寝台装置10は、被検体Pを保持する保持部1と、保持部1を支持すると共に駆動する寝台部2とを備えている。
【0016】
保持部1は、被検体Pを載置する天板11と、この天板11の巾方向の両端に互いに対向して設けた1対のサイド保持部3から構成され、このサイド保持部3の保持具32で被検体Pを両側面から保持するようになっている。
【0017】
長方形の天板11には、例えばX線透過性に優れ、非磁性体のカーボンコンポジット材などが用いられる。
【0018】
サイド保持部3は、天板11上の巾方向両側端部に夫々天板11の長手方向に亘って配置されたガイド支持台31と、このガイド支持台31上の長手方向に、分割して配置された保持具32を保持するガイド34とを備えている。
【0019】
次に、図2を参照して、サイド保持部3の構成の詳細を説明する。図2は、図1の寝台装置10を保持部1の長手方向から見た図である。
【0020】
サイド保持部3のガイド支持台31は、天板11と同様の材質からなり、夫々一端面が天板11の巾方向両端面に連結固定されており、ガイド支持台31の上面と天板11の上面は、共に水平に配置されて同一面を形成している。
【0021】
サイド保持部3の各保持具32は、ガイド支持台31の上面及び天板11の上面に亘って、且つ天板11の長手方向に離間して配置された各ガイド34によって保持される。そして、この各保持具32は、被包と、この被包内に封入された封入体と、詳細を後述する圧力制御部のチューブの一端に接続される封入体注入口と、温度制御部のチューブの一端に接続される封入体入口及び排出口とを備えている。
【0022】
また、保持具32の被包は、その材質がX線透過性に優れ、非磁性体のポリウレタン、ビニールレザー、シリコーンゴムなどからなり、被検体Pに対して適度に柔軟で弾力を有するものが使用される。
【0023】
ガイド34は、例えばX線透過性に優れ、非磁性体のポリカーボネートなどが用いられ、側板34a及び上板34bで逆L字形に形成されており、側板34aと上板34bとが回動可能に連結されている。
【0024】
側板34aは、側板本体34gと、側板本体34gの下端に固定されたアーム34cと、このアーム34cに固定された軸34dと、側板34aを固定するねじ34eと、上板34bを固定するねじ34fから構成されている。
【0025】
アーム34cは、ガイド支持台31の上面の天板11端部近傍、ガイド支持台31の外側端面、及びガイド支持台31の下面の外側端部に亘って、且つガイド支持台31の長手方向に連続的に設けられたスリットに係合している。
【0026】
軸34dは、ガイド支持台31内部に水平に且つガイド支持台31の長手方向に平行に配置され、ガイド支持台31の外側端部近傍と天板11の端部近傍間を矢印L1方向へ水平移動できるようになっている。
【0027】
ねじ34eは、側板34aの長手方向の一端面の下部で、ガイド支持台31の上面に当接する位置に配置されたねじ保持部のねじ穴に係合し、側板34aをガイド支持台31上の任意の位置に固定するために設けられている。また、ねじ34fは、側板34aに連結された上板34bを固定するために設けられている。
【0028】
従って、ガイド34の側板34aは、支持台31の上面に垂直の状態でガイド支持台31上をL1方向に水平移動可能に保持され、またサイド支持台34上の任意の位置で固定することができる。更にガイド支持台31の外側端部の位置においては、夫々矢印R1、R3方向に回動可能になっている。
【0029】
更に、側板34aには、その内側の面に接着テープなどが貼付され、保持具32の一部が着脱可能に接着されている。
【0030】
そして、側板34aをガイド支持台31上に垂直に配置し、且つ上板34bをガイド支持台31に対して水平に固定することにより、保持具32をガイド支持台31と天板11、側板34a、及び上板34bの三方向から支持することができるようになっている。
【0031】
また、後述する操作部からの操作で保持具32の体積を縮小させた後、ガイド34の側板34aの、ガイド支持台31との固定を解除し、ガイド支持台31の外側の端部の位置で側板34aを矢印R1、R3方向に回動して、図2に破線で示したガイド支持台31の下側の位置まで下げる。更に、上板34bの側板34aとの固定を解除し、上板34bを矢印R2、R4方向に回動して、図2の破線で示した側板34aの下側の位置まで下げることにより、保持部1の上面を平坦にすることができる。
【0032】
なお、ガイド34は、ガイド支持台31に対して着脱可能になっているので、大人、子供などの被検体Pの体形に合わせて、ガイド34の側板34a及び上板34bの長辺または短辺の長さの異なるものに取り替えるようにしてもよい。また、保持具32もガイド34と同様に、ガイド34に合わせて取り替えるようにしてもよい。
【0033】
また、2対以上の保持具32及びガイド34をガイド支持台31に設定するようにしてもよい。
【0034】
次に、図3を参照して寝台部2を説明する。図3は、寝台装置10の全体構成を示したブロック図である。
【0035】
寝台部2は、保持部1の下側に配置され、その内部に保持部1を駆動する移動機構部4と、保持部1の各サイド保持部3毎に保持具32内部の圧力及び温度を制御する保持機構部5と、移動機構部4、保持機構部5などの各ユニットを統括して制御する寝台制御部9とを備え、またその外側に移動機構部4及び保持機構部5を操作する操作部8を備えている。
【0036】
移動機構部4は、保持部1を上下する上下駆動機構、長手方向に水平駆動する水平駆動機構、及び水平方向に回動する回動機構などの移動機構41と、移動機構41を制御する移動機構制御部42とを備え、保持部1の天板11上に載置される被検体Pが最適な位置になるように保持部1を移動する。
【0037】
保持機構部5は、各サイド保持部3の保持具32毎に保持具32内部の圧力を制御する圧力制御部6と、保持具32内部の温度を制御する温度制御部7とを備えている。
【0038】
各圧力制御部6は、チューブ61を介して保持具32内部を加圧或いは減圧する圧力ポンプ62と、このチューブ61の圧力を検出する圧力センサ64と、圧力ポンプ62を制御する圧力制御回路63とを備え、保持具32内部を予め設定された一定圧に加圧して保つ機能や、保持具32内部を減圧して保持具32の体積を縮小させる機能を有している。
【0039】
チューブ61は、一端が保持具32に接続され、他端が圧力ポンプ62に接続され、圧力ポンプ62からの圧力を保持具32へ伝達する。
【0040】
圧力ポンプ62は、保持具32内部と圧力制御部6内部間、及び保持具32内部と温度制御部7内部間を連通して封入された気体などの封入体を利用して保持具32内部を加圧または減圧する。
【0041】
圧力センサ64は、各チューブ61に設けられ、圧力検出部が各チューブ61内部に設置され、その圧力検出部に接続された信号線の一端が圧力制御回路部63に接続されている。
【0042】
圧力制御回路部63は、保持具32に備えられた圧力センサ64から圧力信号を検出して処理を行う圧力信号処理回路と、圧力信号処理回路からの信号に基づいて圧力ポンプ62の制御を行う圧力制御回路とを備えている。
【0043】
各温度制御部7は、循環ポンプ71と、一端が循環ポンプ71の一端に接続され他端が保持具32に接続されたチューブ72と、循環ポンプ71の他端に一端が接続された温度制御部7内部の封入体を加熱或いは冷却する温度調節器73と、この温度調節器73の他端に一端が接続され、他端が保持具32に接続されたチューブ74と、温度調節器73内部の温度を検出する温度センサを含む温度検出回路75と、検出した温度に基づいて温度調節器73内部の封入体を予め設定された温度になるように制御する温度制御回路76とを備えている。
【0044】
そして、圧力制御部6で保持具32内部を1気圧以上に加圧制御した場合、循環ポンプ71が、温度調節器73で加熱或いは冷却した封入体をチューブ71を介して保持具32内部に送り込むと共に、保持具32内部から排出される封入体をチューブ74を介して温度調節器73に引き込むことにより、保持具32内部が予め設定された温度に保つようになっている。
【0045】
なお、温度検出回路75の温度センサを保持具32に設けて、保持具32内部の温度を測定するようにしてもよい。
【0046】
操作部8は、キーボードなどの入力デバイスや表示パネルなどを備え、保持部1を所望の位置へ移動させるための操作入力、サイド保持部3の保持具32毎にその内部の圧力、温度等の設定入力などを行う。
【0047】
次に、天板11上への被検体Pの保持手順及び動作について説明する。まず被検体Pを保持部1に乗降させる場合、操作部8からの乗降操作の入力により、移動機構部4の操作で保持部1を乗降位置まで下げた後、圧力制御部6の操作によって保持具32内部を減圧し、保持具32の体積を縮小させる。
【0048】
その後、サイド保持部3の各ガイド34の側板34a及び上板34bの固定を解除して図2の点線で示したようにガイド支持台31の下側に移動して、保持部1の上面を平坦面にすることにより、被検体Pを安全に乗降させることができる。
【0049】
次いで、保持部1の天板11上に載置された被検体Pを所定位置で保持する場合には、各ガイド34及び保持具32を図2のように被検体Pの体形に合わせて両側に設定配置し固定した後、保持具32の封入体注入口にチューブ61を接続する。
【0050】
その後、操作部8からの保持操作の入力により、保持機構部5の圧力制御部6は、保持具32内部が予め設定された圧力になるまでチューブ61を介して保持具32に封入体を圧送し膨らませる。そして、圧力センサ64からの信号が予め設定された圧力に達した後は、圧力制御部6で保持具32内部を一定圧に保つ。
【0051】
また、保持機構部5の温度制御部7は、予め設定された温度に温度調整された封入体をチューブ72を介して保持具32の内部に送り込むと共に、保持具32内部の封入体を排出させて、保持具32内部を設定温度付近に保つ。
【0052】
なお、2対以上の保持具32及びガイド34をガイド支持台31に設定配置した場合、1対毎に被検体Pの保持位置は異なるので、ガイド34毎にL1方向の適切な位置に固定し、また保持具32毎に圧力を設定する。
【0053】
以上の保持動作により、サイド保持部3は、天板11上に載置された被検体Pを、保持具32からの一定圧で被検体Pの両側面に圧接した面で保持するので、被検体Pの位置ずれを防ぐと共に、被検体Pに与える圧迫感を和らげて精神的ゆとりを与えることができる。
【0054】
また、温度制御部7からの保持具32の温度調整動作により、予め設定された温度、例えば被検体Pの体温に近い温度で保持具32を被検体Pに接触させることができ、例えば冷やすと患部に痛みを伴う被検体Pに対しても苦痛を和らげることができる。
【0055】
次に、検査或いは治療のために被検体Pを画像診断装置の撮影部或いは放射線治療装置の放射線照射部へ移動する場合には、操作部8からの移動操作の入力により、移動機構部4の移動機構制御部42は、移動機構41に保持部1を撮影部或いは放射線照射部の高さまで上下移動させ、更に保持部1を長手方向へ水平移動または水平方向へ回動させて撮影部或いは放射線照射部の位置に設定する。そして、保持部1を設定した位置で被検体Pの検査或いは放射線治療が行われる。
【0056】
検査或いは治療後、操作部8からの移動操作の入力により、移動機構部4の移動機構制御部42は、移動機構41に保持部1を被検体Pを乗降位置へ移動させる。
【0057】
次いで、被検体Pを保持部1に乗降させる場合、操作部8からの乗降操作の入力により、移動機構部4が保持部1を乗降位置まで下げた後、圧力制御部6が保持具32内部を減圧し、保持具32の体積を縮小させる。その後、サイド保持部3の各ガイド34の側板34a及び上板34bの固定を解除してガイド支持台31の下側に移動して、保持部1の上面を平坦面にすることにより、被検体Pを安全に乗降させることができる。
【0058】
以上述べた本発明の実施例によれば、天板上に載置される被検体を、柔軟で弾力性を有するサイド保持部からの一定圧で被検体の両側面から押圧して保持することにより、被検体の位置ずれを防ぐと共に、被検体に対して圧迫感を和らげて精神的ゆとりを与えることができるので、診断及び治療を正確に行うことができる。
【0059】
また、サイド保持部を被検体に対して適温に制御することで、冷やすと患部に痛みを伴うような被検体の苦痛を和らげることができる。
【0060】
更に、保持具内部を減圧して保持具の体積を縮小させ、ガイドの固定を解除して、天板の下方に移動させることにより、被検体を安全に乗降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明の実施例に係る寝台装置の構成を示す斜視図。
【図2】本発明の実施例に係る寝台装置の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例に係るサイド保持部の構成を示す図。
【符号の説明】
【0062】
P 被検体
1 保持部
2 寝台部
3 サイド保持部
4 移動機構部
5 保持機構部
6 圧力制御部
7 温度制御部
8 操作部
9 寝台制御部
10 寝台装置
31 ガイド支持台
32 保持具
34 ガイド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検体が載置される天板と、
前記天板の巾方向の両端近傍に対向し、且つ前記被検体の両側面に当接するように設けられた少なくとも1対の保持手段と、
前記保持手段の被検体への当接圧力を制御する圧力制御手段と、
前記天板及び前記保持手段を移動させる移動手段とを
備えたことを特徴とする寝台装置。
【請求項2】
前記保持手段は、前記被検体の両側面に当接する保持具を有し、前記圧力制御手段が前記保持具の内部圧力を制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。
【請求項3】
前記保持手段は、ガイドにより前記保持具の上側及び前記天板の巾方向の前記保持具の外側を保持するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の寝台装置。
【請求項4】
前記保持手段は、前記保持具を温度制御手段により温度を制御するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の寝台装置。
【請求項5】
前記保持手段は、前記天板の巾方向の両端部に連結された支持台上を前記天板の巾方向に移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の寝台装置。
【請求項6】
前記保持手段は、前記支持台により前記天板の上面よりも下側へ移動可能に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の寝台装置。
【請求項7】
前記保持手段は、X線透過性に優れた材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。
【請求項8】
前記保持手段は、非磁性体材料にて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−136618(P2006−136618A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−330616(P2004−330616)
【出願日】平成16年11月15日(2004.11.15)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(594164542)東芝メディカルシステムズ株式会社 (4,066)
【出願人】(594164531)東芝医用システムエンジニアリング株式会社 (892)
【Fターム(参考)】