説明

導電性付け爪

【課題】 本発明は静電容量方式で操作するタッチパネルなどの導電性付け爪に関するものを提供する。
【解決手段】 静電容量方式で操作するタッチパネルに触れる部分の付け爪の先端の面積を静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が反応する程度設け、付け爪で電気が止まってしまわないようにするために導電性の高い(電気抵抗の低い)物質で作成、または、塗装し、付け爪を自分の指に密着する部分を設け電気が通るようにし、静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が操作することを特徴とする導電性付け爪。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は静電容量方式で操作するタッチパネルなどの導電性付け爪に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、付け爪をしている人、爪が長い人は指の腹で操作するか、人差し指だけ付け爪をしないか、爪を短く切って操作していた。
静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器は電気を通さない物では操作できない。
付け爪、自分の爪も電気を通さない。
付け爪をしている人、爪が長い人は我慢して指の腹で操作しているが、指の腹では面積が広いため細かい操作がやりずらく間違ったところを押している。
また、爪が邪魔で押すところがよく見えない。
付け爪をしている人、爪が長い人で指の腹での操作に限界を感じたひとは人差し指だけ付け爪をしないか、爪を短く切って操作していた。
付け爪をしている人、爪が長い人は操作がやりずらいために静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器(スマートフォン)に買い替えられない人もいる。
本発明は付け爪をしていても静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が操作できるので、付け爪をしている人、爪が長い人は、いままで通りネイルアートを楽しむことができる導電性付け爪を提供する。
また、静電容量方式専用タッチペンを使用し操作する方法もある。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特許公開平08−221177号公報
【特許文献2】 特許公開2002−073266号公報
【特許文献3】 特許公開2010−003279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器は電気を通さない物では操作できない。
付け爪、自分の爪も電気を通さない。
付け爪をしている人、爪が長い人は我慢して指の腹で操作しているが、指の腹では面積が広いため細かい操作がやりずらく間違ったところを押している。
また、爪が邪魔で押すところがよく見えない。
付け爪をしている人、爪が長い人で指の腹での操作に限界を感じたひとは人差し指だけ付け爪をしないか、爪を短く切って操作していた。
付け爪をしている人、爪が長い人は操作がやりずらいために静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器(スマートフォン)に買い替えられない人もいる。
本発明は以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
静電容量方式で操作するタッチパネルに触れる部分の付け爪の先端の面積を静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が反応する程度設け、付け爪で電気が止まってしまわないようにするために導電性の高い(電気抵抗の低い)物質で作成または塗装し、付け爪を自分の指に密着する部分を設け電気が通るようにし、静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が操作することを可能にした。
以上の構成よりなる導電性付け爪。
【発明の効果】
【0006】
従来、不可能とされていた付け爪をしている人、爪が長い人が静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器を爪の先端で操作できるようにした。
本発明は、付け爪をしている人、爪が長い人でも、爪の先端で操作できるため指の腹で操作する必要がなく、細かい操作ができるため間違ったところを押すことがない。
また、爪の先端で操作するために爪が邪魔にならず押したいところがよく見える。
また、付け爪をしていても静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が操作できるので、付け爪をしている人、爪が長い人は今まで通りネイルアートを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 導電性付け爪斜視図である。
【図2】 導電性付け爪裏面図である。
【図3】 導電性付け爪断面図である。
【図4】 導電性付け爪前面図である。
【図5】 分割式導電性付け爪斜視図である。
【図6】 分割式導電性付け爪表面図である。
【図7】 分割式導電性付け爪側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実地の形態を説明する。
導電性付け爪本体(1)の先端にタッチパネルなどの機器タッチ部(2)を設ける。
導電性付け爪本体(1)の一部に指に密着する先端部(3)を設ける。
導電性付け爪本体(1)の一部に自分の爪の逃げ部(4)を設ける。
導電性付け爪本体(1)の一部に自分の爪を装着するための凹部(5)を付ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、裏面に自分の爪を装着するための凹部(5)に自分の爪を市販の専用接着剤、または、シールなどで固定する。
このとき、指に密着する先端部(3)に指の先端を密着させる。
これにより導電性付け爪本体(1)の先端にタッチパネルなどの機器タッチ部(2)まで電気が通りタッチパネルなどの機器が反応する。
また、自分の爪の逃げ部(4)を作ることによって自分の爪が伸びた場合でも指に密着する先端部(3)に指の先端の密着を維持させることができる。
分割式導電性付け爪本体(6)の先端にタッチパネルなどの機器タッチ部(7)を設ける。
分割式導電性付け爪本体(6)の一部に指に密着する先端部(8)を設ける。
分割式導電性付け爪本体(6)の一部に自分の爪の逃げ部(9)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、市販の付け爪、自分の爪の裏面に市販の専用接着剤、または、シールなどで固定する。
このとき、指に密着する先端部(8)に指の先端を密着させる。
これにより分割式導電性付け爪本体(6)の先端にタッチパネルなどの機器タッチ部(7)まで電気が通りタッチパネルなどの機器が反応する。
また、自分の爪の逃げ部(9)を作ることによって自分の爪が伸びた場合でも指に密着する先端部(8)に指の先端の密着を維持させることができる。
【符号の説明】
【0009】
1 導電性付け爪本体
2 タッチパネルなどの機器タッチ部
3 指に密着する先端部
4 自分の爪の逃げ部
5 自分の爪を装着するための凹部
6 分割式導電性付け爪本体
7 タッチパネルなどの機器タッチ部
8 指に密着する先端部
9 自分の爪の逃げ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
静電容量方式で操作するタッチパネルに触れる部分の付け爪の先端の面積を静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が反応する程度設け、付け爪で電気が止まってしまわないようにするために導電性の高い(電気抵抗の低い)物質で作成、または、塗装し、付け爪を自分の指に密着する部分を設け電気が通るようにし、静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が操作することを可能にした導電性付け爪。
【請求項2】
静電容量方式で操作するタッチパネルに触れる部分の付け爪の先端の面積を静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が反応する程度設け、付け爪で電気が止まってしまわないようにするために導電性の高い(電気抵抗の低い)物質で作成または塗装し、付け爪を自分の指に密着する部分を設け電気が通るようにし、静電容量方式で操作するタッチパネルなどの機器が操作することを可能にした分割式導電性付け爪。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−54711(P2013−54711A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−208070(P2011−208070)
【出願日】平成23年9月5日(2011.9.5)
【出願人】(511231447)
【Fターム(参考)】