説明

小分子チエノピリミジンに基づくタンパク質チロシンキナーゼ阻害剤

種々のチエノピリミジンに基づく類似体化合物が、チロシンキナーゼのSrcファミリーを選択的に阻害することが可能である。これらの化合物は、増殖性疾患、血液疾患、骨粗鬆症、神経疾患、自己免疫疾患、アレルギー/免疫学的疾患、またはウイルス感染を含む種々の疾患の処置において有用である(I)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
背景
技術分野
チロシンキナーゼのSrcファミリーに関連する疾患の処置のために有用な新規化合物が、これらの化合物の合成の方法、およびこれらの化合物を用いる処置の方法とともに開示される。新規化合物は、タンパク質チロシンキナーゼのSrcファミリーを阻害可能である一つまたは複数の開示されたチエノピリミジンに基づく化合物である。
【背景技術】
【0002】
従来技術の背景
ヒトゲノムの配列決定は、90個のタンパク質チロシンキナーゼ(PTK)が存在することが示唆された。これらのPTKのほとんどが、レセプタークラスに属する(Robinson et al.,2000)。ここ20年間にわたり、そのPTKが治療的な標的であるかを決定するための大きな努力が払われてきた(Sridhar et al.,2000)。FDAによって許可された最初のPTK阻害剤は、変異体Ablタンパク質キナーゼ(Abl PTK)に対して指向される(Schindler et al.,2000)。チロシンキナーゼに加えて多くのタンパク質キナーゼに対する阻害剤が、臨床試験中である(Dancey & Sausville,2003)。
【0003】
Srcは、細胞膜に結合したタンパク質チロシンキナーゼ(PTK)であり、シグナル伝達および増殖調節経路に関与する(Frame,2002)。これは、ATPのγリン酸を、基質タンパク質上のチロシン残基の側鎖に転移させることによって、細胞シグナルを伝達する。現在までに、Srcタンパク質チロシンキナーゼファミリーの8つのメンバーが発見されてきている。このメンバーは、Src、Yes、Fyn、Fgr、Blk、Lck、LynおよびHckである。ファミリーメンバー、Fgr、Blk、Lck、LynおよびHckは、主に造血細胞に発現し、活性である(Bjorge et al.,1999)。
【0004】
Src基質のリン酸化における変化は、細胞シグナル伝達において鍵となる事象である。ほとんどの正常細胞は、Srcのレベルが非常に低く、Srcの活性は低い(Barnekow,1989)。さらに、Src酵素は、細胞生存の確立または維持に必要ではない(Soriano et al.,1991)。
【0005】
反対に、Src活性が、乳がん(Partanen,1994)、胃がん(Takeshima et al.,1991)、大腸がん(Termuhlen et al.,1993)、毛様細胞白血病およびB細胞リンパ腫のサブグループ(Lynch et al.,1993)、低グレードヒト膀胱がん(Fanning et al.,1992)、ニューロブラストーマ(Bjelfman et al.,1990)、卵巣がん(Wiener et al.,1999)、および非小細胞肺がん(Budde et al.,1994)を含む多くのヒトがんにおいて非常に増加する。大腸がんの場合、Srcは、Rasまたはp53よりも高い頻度で活性化され(Jessup and Gallick,1993)、Srcは、大腸細胞の悪性転換(Cartwright et al.,1990)および腫瘍進行(Termuhlen et al.,1993)に関連して、2つの異なる活性を発揮する。
【0006】
Srcに対するアンチセンスが、ヒト単芽球性白血病細胞(Waki et al.,1994)、K562ヒト白血病細胞(Kitanaka et al.,1994)およびHT-29ヒト大腸がん細胞(Staley et al.,1997)の増殖を阻害する。Src活性が、アンチセンス技術によって、ヒト卵巣がん細胞株(SKOv-3)にて減少した。SKOv-3でのSrc活性の減少は、細胞形態の変化、足場依存性増殖の減少、腫瘍増殖の縮退および血管内皮増殖因子mRNA発現のインビトロでの減少に関連した(Wiener et al.,1999)。したがって、Srcは、腫瘍学における薬物標的であり(Irby & Yeatman,2000)、チロシンキナーゼ阻害剤が、血液腫瘍および固形腫瘍の処置のために研究されている。
【0007】
Src活性の変化が、細胞周期における変化に関連し(Chackalaparampil & Shalloway,1988)、Src活性の調節における変化が、過形成に関連した(Sabe et al.,1992)。より最近の研究によってまた、Srcが、がんの転移拡散に寄与することも示唆された(Boyer et al.,2002、Nam et al.,2002)。Srcの阻害剤は、関与しているシグナル伝達経路を妨害する効果を有し、したがって、がん細胞の増殖速度を減少させる。
【0008】
チロシンキナーゼ阻害剤が現在、炎症性疾患および自己免疫疾患の処置における使用に関して研究されている(Sinha and Corey,1999)。適切な組織での、Fynのレベルを変更する処置が、アルコール依存症および自己免疫疾患における効果的な処置であると提案されてきた(Resh,1998)。LckおよびFynは、それぞれ、CD4およびCD3とのそれぞれの相互作用を介して、T細胞活性化において重要な役割を果たす。自己免疫疾患は、Lckおよび/またはFynを介した、T細胞活性化の阻害によって処置可能である(Sinha and Corey,1999)。アレルギー/免疫学的疾患において、Lyn、Hck、Lck、FgrおよびBlkの阻害剤の開発が、自己免疫および移植拒絶の処置において有用であると提案されている(Bolen and Brugge,1997)。
【0009】
Srcファミリーのいくつかのメンバーが、アレルギー応答の処置または予防のための標的である。たとえば、Lynは、マスト細胞仲介アレルギー応答に関して必須である(Hibbs and Dunn,1997)。Lynは、B細胞レセプターおよびIgEレセプターシグナル伝達で役割を果たす。Lynの阻害は、アナフィラキシーまたはアレルギーに対する処置を提供し得る。Lyn-欠損マウスは、アナフィラキシーを経験しない(Sinha and Corey,1999)。Lynは主に正常造血細胞に局在するが、また、前立腺がんの薬物-標的としても示されている(Goldenberg-Furmanov et al.,2004)。
【0010】
Fyn、Srcファミリーチロシンキナーゼのレベルは、アルツハイマー病によって増加する。微小管結合タンパク質、tauのFynによるリン酸化が、tauの微少管に結合する能力に影響を与える。異常にリン酸化されたtauが、アルツハイマー病に関連した、神経原線維濃縮体にてみられる。老人斑におけるAβペプチドが、チロシンキナーゼを活性化することも考えられる(Lee et al.,1998)。Srcは、NMDAレセプターを調節することが示された(Yu and Salter,1999)。したがって、神経性Srcファミリーメンバーが、限定はしないが、アルツハイマー病、老化の種々の形態、パーキンソン病および慢性疼痛を含む、CNS疾病を処置するための第一標的であり得る(Wijetunge et al.,2000)。
【0011】
神経性Srcキナーゼ活性が、てんかん様放電を誘導するために、Mg2+を含まない培地中でカリウムチャネルブロッカーによって処理した海馬切片にて増加する。てんかん様放電の頻度が、チロシンキナーゼのSrcファミリーの阻害剤の添加によって減少する。したがって、Srcファミリーは、てんかん、およびNMDAレセプター機能に関連した他の疾病を処置するための鍵となる標的を提供し得る(Sanna et al.,2000)。
【0012】
ヘルペス・ウイルス科、パポバ・ウイルス科、およびレトロウイルス科が、非レセプターチロシンキナーゼと相互作用し、それをシグナル中間体として利用することが示されてきた。HIV-1 Nefタンパク質が、チロシンキナーゼのSrcファミリーのメンバーと相互作用する。Nefが、CD4膜発現のダウンレギュレーション、T細胞活性化経路の改変を仲介し、ウイルス感染率を増加させる(Collette et al.,1997)。B型肝炎ウイルスのHBxタンパク質が、肝炎ウイルスによる感染に関して必須であり、チロシンキナーゼのSrcファミリーを活性化することによってRasを活性化する。Rasの活性化は、HBxタンパク質の転写を刺激し、静止細胞内での増殖停止を解放する能力に関して必要である(Klein and Schneider,1997)。チロシンキナーゼのSrcファミリーの活性は、マウスおよびハムスターポリオーマウイルスミドル-T抗原、エプスタイン-バーウイルスLMP2A、およびヘルペスウイルスリスザルTipのような、ウイルスタンパク質と結合することによって変化する(Dunant and Ballmer-Hofer,1997)。
【0013】
Src阻害剤はまた、結果として骨の弱体化となる骨再吸収が増加する状態である、骨粗鬆症のための処置に関して可能性を提供し得る。Srcを枯渇させたマウスが、骨粗鬆症を発達させること(Soriano et al.,1991)、およびSrcが骨再吸収に関与すること(Susa et al.,2000)が示された。
【0014】
SrcファミリーPTKの阻害剤を標的化するための可能性のある部位は、酵素上のSH2およびSH3ドメイン(たとえばPark et al.,2003)、ホスホリル転移部位(SH1ドメイン)、または他の未知の部位である。SH2およびSH3ドメインに結合している化合物(および好ましくは小化合物)が、タンパク質-タンパク質相互作用を阻害し、これらのドメインによって仲介された他のシグナル伝達タンパク質のリクルートを阻害する。
【0015】
広範囲の可能性のある適用にもかかわらず、ヒト疾患に関する効果的な処置として役に立つ、好適な薬物動態、効果、または特異性を有する、チロシンキナーゼのSrcファミリーの小分子阻害剤はわずかしかない(Zhu et al.,1999;Sun et al.,2000;Missbach et al.,2000;Sawyer et al.,2001)。多くのすでに同定された小分子阻害剤は、個々のPTKに対して低い特異性を示した。Srcファミリーの阻害剤を同定することにおける、最近の進展に、アニリノキナゾリン類(Ple et al.,2004)、キノリン類(Berger et al.,2002、Boschelli et al.,2003)、骨を標的化するビスホスホネート類(Wang et al.,2003)、イソキノリン-9-オン類(Goldberg et al, 2003)、チアゾール類(Wityak et al, 2003)、ピロロ-ピリミジン類(Calderwood et al.,2002)、およびピラゾロ-ピリミジン類(Burchart et al.,2002)が含まれる一方で、改善された小分子阻害剤が未だに至急必要である。
【0016】
最初に、PTKのほとんどの「小分子」阻害剤が、天然物から単離された。しかしながら、多くのこれらの阻害剤は、個々のPTKに対して低い特異性を示した。Ablタンパク質チロシンキナーゼの阻害剤が臨床で利用できるとわかった一方で、ヒト疾患のための効果的な処置として利用されるのに好適な薬物動態、効果、または特異性を有するSrcファミリーの小分子阻害剤はほとんどない。したがって、PTKのSrcファミリーの小分子阻害剤に対する緊急の必要性が未だに存在する。
【発明の開示】
【0017】
開示の概要
上記必要性を満足させるために、本明細書において薬剤として働くのに好適であるSrcファミリーの多数の小分子チエノピリミジンに基づく阻害剤が開示される。本明細書において開示される阻害剤は、ホスホリル転位部位(SH1ドメイン)、すなわち活性部位を標的とする。活性部位指向阻害剤は、ATP結合部位、タンパク質基質結合部位、または両方(二基質類似体)を標的化可能である。
【0018】
開示化合物は、以下の一般式

を有するか、またはその薬学的に許容される塩または水和物であり、式中、
R1=メチル、エチル、ビニル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、エトキシメチル、モルホリン-4-イル-エトキシ、シアノまたは4,5-ジヒドロキシ-2-オキシルペンチル、
R2=2-エトキシフェニル、2-アミノメチルフェニル、3-アミノメチルフェニル、4-アミノメチルフェニル、2-アミノフェニル、3-アミノフェニル、4-アミノフェニル、モルホリン-4-イル、3-[(モルホリン-4-イル)-メチル]-フェニル、フェニルアミノメチル、3-アミノカルボニルフェニル、4-アミノカルボニルフェニル、2-シアノフェニル、3-シアノフェニル、3-ベンズアミジン、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ニトロフェニル、4-N,N-ジメチルアミノフェニル、4-N-アセチルアミノフェニル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル、4-[(モルホリン-4-イル)メチル]-フェニル、4-N-エチルアミノフェニル、2-エトキシ-4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、2-アリルオキシフェニル、2-ベンジルオキシフェニル、または2-プロポキシフェニル、2-ヒドロキシフェニル、および
R3=メチル-4-ホルミル安息香酸、4-カルボキシベンズアルデヒド、3-ピリジンカルボキシアルデヒド、2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3-ヒドロキシ-4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド、2-クロロベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、2,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシ-5-ブロモベンズアルデヒド、3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3-チオフェンカルボキシアルデヒド、2-イミダゾールカルボアルデヒド、3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド、1-イミダゾールカルボキシアルデヒド、4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド、4-ピリジンカルボキシアルデヒド、2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド、2-フランカルボキシアルデヒド、3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド、5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-フランカルボキシアルデヒド、4-アセトアミドベンズアルデヒド、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、4-フルオロベンズアルデヒド、1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-シアノベンズアルデヒド、4-シアノベンズアルデヒド、4-ブロモベンズアルデヒド、2-ピリジンカルボキシアルデヒド、3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド、3-メトキシベンズアルデヒド、4-メトキシベンズアルデヒド、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-ベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド、または3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒドである。
【0019】
さらなる態様において、少なくとも1つの小分子Src阻害化合物は、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシルアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシルアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(3-(モルホリン-4-イル)メチル)フェニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(フェニルアミノ)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン)、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)-ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ニトロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N,N-ジメチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-アセチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-(モルホリン-4-イル)メチル-フェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシ-4-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
2-クロロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アリルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(2-プロポキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-エトキシメチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-((±)-4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-シアノチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)7-エチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、およびそれらの混合物
からなる群より選択される。
【0020】
より好ましくは、小分子Src阻害化合物は、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、およびこれらの混合物からなる群より選択される。
【0021】
さらなる態様は、薬学的に許容される担体と、治療的に有効量の本明細書において開示された少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に許容される塩または水和物を含む増殖性疾患、骨粗鬆症のような血液疾患、アルツハイマー病、てんかんまたは老化のような神経学的疾患、自己免疫疾患、アナフィラキシーのようなアレルギー/免疫学的疾患、またはウイルス感染を含むが、これらに限定されるわけではない、ヒトおよび哺乳動物疾患の処置のための薬学的組成物である。開示されているSrc阻害化合物の使用は、本明細書において列記する疾患に限定されない。
【0022】
他の態様は、本明細書において開示された一つまたは複数の化合物、またはその薬学的に許容される塩または水和物を合成する方法である。合成手順を以下に詳細に示す。
【0023】
他の態様は、対象に、一つまたは複数の本明細書に開示された化合物またはその薬学的に許容される塩または水和物を投与することによって、タンパク質チロシンキナーゼのSrcファミリーのメンバーを阻害する方法である。
【0024】
さらなる態様において、少なくとも1つの開示された化合物のタンパク質チロシンキナーゼへの結合の段階が含まれ得る。さらなる態様において、細胞形態、遊走、接着、細胞周期進行、分泌、分化、増殖、足場依存性増殖、血管内皮増殖因子発現、tauによる微小管結合、ウイルス感染または骨再吸収を変更するために、一つまたは複数の開示化合物と、細胞を接着させてよい。さらなる態様において、タンパク質チロシンキナーゼは、Src、Fyn、Yes、Lyn、Lck、Blk、HckまたはFgrであってよい。
【0025】
他の態様は、対象内のチロシンキナーゼのSrcファミリーに関連した疾患を処置する方法であり、前記対象に薬学的に許容される担体と治療的に有効量の一つまたは複数の開示された化合物を投与する段階を含む。
【0026】
さらなる態様において、投与は非経口的であり得る。またさらなる態様において、非経口投与は、静脈内、筋肉内、皮下、腹腔内、動脈内、髄腔内または経皮であり得る。さらなる態様において、投与は、栄養性であり得る。さらなる態様において、栄養性投与は、経口、直腸、舌下または口腔であり得る。さらなる態様において、投与は局所であり得る。さらなる態様において、投与は、吸入によってであり得る。さらなる態様において、投与は、第二の処置方法と組み合わせてよい。
【0027】
他の態様は、ウイルスに感染した有機体に一つまたは複数の本明細書において開示された化合物を投与することによる有機体中のウイルスの複製を予防する方法である。さらなる態様において、ウイルスは、ヘルペスウイルス、パポバウイルス、肝炎ウイルスまたはレトロウイルスであり得る。
【0028】
さらに好ましくは、小分子Src阻害化合物は、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、およびそれらの混合物
からなる群より選択される。
【0029】
本明細書において、特性「a」または「an」は、一つまたは複数を意味し得る。語句「含む(comprising)」と一緒に使用する場合、特許請求の範囲で本明細書において語句「a」または「an」は、1つまたは1つより多くを意味し得る。本明細書において「他(another)」は、少なくとも2つ以上を意味し得る。
【0030】
開示された化合物、合成方法および処置方法の他の特徴および利点が、以下の詳細な記述より明らかになるであろう。しかしながら、本開示物の精神および範囲内に入る種々の変化および改変が本要約および以下の詳細な記述から当業者に明らかになるので、詳細な記述および特定の実施例は、特定の好ましい態様を示唆しているが、例示の方法によってのみ与えられることが理解されるべきである。
【0031】
好ましい態様の詳細な記述
PTKのSrcファミリーは、ATPのγリン酸の細胞内タンパク質基質への転移を触媒する。チエノピリミジンに基づく阻害剤は、リン酸のこの転移を阻害することによって働き、したがって、Srcファミリーの触媒活性を阻害する。これらの化合物は、ATPに対する、「競合的」な形の阻害を示す可逆性阻害剤である。Srcファミリーの触媒活性を阻害することによって、腫瘍細胞の増殖を調節するシグナル伝達経路が停止されるか、有意に妨げられる。開示されたチエノピリミジンに基づく阻害剤は、試験した2つの他のキナーゼ、CskおよびFGFrに対してSrcに特異性を示す。
【0032】
定義
血液疾患
本明細書において「血液疾患(hematologic disease)」は、血液細胞の異常な発生がある疾患を指す。
【0033】
神経疾患
本明細書において「神経疾患(neurologic disease)」は、神経系内の異常によって引き起こされる疾患を指す。
【0034】
増殖性疾患
本明細書において「増殖性疾患(proliferative disease)」は、細胞の操作による、異常増殖または伸長のために発生する疾患を指す(Cambridge Dictionary of Biology,1990)。
【0035】
自己免疫疾患
本明細書において「自己免疫疾患(autoimmune disease)」は、自己抗体の放出を伴う「自己」構成物を認識可能なTまたはBリンパ球の存在および活性化、または細胞仲介免疫による細胞に対して発生した障害によって引きおこされる疾患を指す(Cambridge Dictionary of Biology,1990)。
【0036】
アレルギー/免疫学的疾患
本明細書において「アレルギー/免疫学的疾患(allergic/immunological disease)」は、免疫系の一つまたは複数の局面によって引き起こされる疾患を指す。疾患の型の例には、免疫系の成分(B細胞、T細胞、食細胞、および補体)の欠損による感染に対する感受性の増加を特徴とする免疫欠損、抗原(外来または内生)および体液抗体または感作リンパ球間の免疫学的に特異的な相互作用の結果である過敏性疾病、および移植片が、ドナー細胞の膜上に存在する抗原に対するレシピエントの細胞仲介または体液免疫反応のいずれかを介して拒絶される移植片に対する反応が挙げられる(The Merck Manual,1999)。
【0037】
ウイルス感染
本明細書において「ウイルス感染(viral infection)」は、増殖するために細胞を必要とする微少有機体による体組織の浸潤によって引き起こされる疾患を指す(Cambridge Dictionary of Biology,1990)。
【0038】
タンパク質チロシンキナーゼのSrcファミリー
本明細書において「タンパク質チロシンキナーゼのSrcファミリー(Src family of protein tyrosine kinases)」は、脂質接着のためのN末端配列、固有ドメイン、SH3、SH2、およびキナーゼドメインと、それに続くC末端ネガティブ調節テールのような類似の構造特徴と調節を共有する細胞内非レセプターチロシンキナーゼの一群を指す(Smithgall,1998)。Srcファミリーまたはその個々のメンバーに対する任意の参照には、これらのタンパク質の全ての選択的スプライスされた形態が含まれる。例には、選択的スプライスされた神経Src、およびFynおよびLynの選択的スプライスされた形態が含まれる。Srcの選択的スプライスされた形態は、Nxを指し、式中xは、選択的スプライシングが起こるSH3ドメイン内のN-ループの大きさを示している。したがって、SrcはまたN6のように意味する。Srcの選択的スプライス形態の例には、N12およびN23が含まれる。
【0039】
チロシンキナーゼのSrcファミリーに関連する疾患
本明細書において「チロシンキナーゼのSrcファミリーに関連する疾患(Src family of tyrosine kinase-related disease)」は、疾病がチロシンキナーゼのSrcファミリーの活性の変更によって発生するか、Srcファミリーメンバーのシグナル伝達経路を阻害することかの利点がある、任意の疾患を指す。
【0040】
結合
本明細書において「結合(binding)」は、2つの化合物の非共有または共有結合を指す。
【0041】
阻害
本明細書において、「阻害(inhibiting)」は、酵素触媒反応の速度を減少させる基質の能力を指す(Biochemical Calculations,1976)。他の基質より低濃度にて同量の速度の低下を引き起こすことが可能である場合に、基質が他のものよりよい阻害剤である。
【0042】
機能的に等価
本明細書において「機能的に等価(functional equivalent)」は、ヒドラゾン橋の部分に挿入した時に、Srcチロシンキナーゼの阻害を提供可能であるヒドラゾン橋以外の化学構造を指す。本発明は、R3にてチエノピリミジン構造に結合した橋のいずれかの末端をもって方向付けられるヒドラゾン橋の機能的等価物を企図する。
【0043】
ハロゲン
本明細書において「ハロゲン(halogen)」は、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを指す。
【0044】
アルキル
本明細書において「アルキル(alkyl)」は、1つの水素原子を除去することによってアルカン分子から誘導された炭素および水素原子の一群を指す。「アルキル」は、直鎖、環状または分岐部分を有する飽和一価炭化水素ラジカルを含み得る。「アルキル」基には、該アルキル基が、少なくとも2つの炭素原子を含む任意の炭素原子二重または三重結合を含まれ得る。環状部分に関して、少なくとも3つの炭素原子が、アルキル基中で必要であることが理解される。
【0045】
アリール
本明細書において「アリール(aryl)」は、1つの水素を除去することによって芳香族炭化水素から誘導される有機ラジカルを指す。
【0046】
ヒドラゾン
本明細書において「ヒドラゾン(hydrazone)」は、基RC=NNHR’を含む任意の化合物を指す。チエノピリミジン構造は、RまたはR’のいずれかによって表される。したがって、橋のいずれかの末端がR3にてチエノピリミジン構造に結合し得る。
【0047】
アルコキシ
本明細書において「アルコキシ(alkoxy)」は、O-アルキル基を指し、ここで「アルキル」は上記に定義した通りである。
【0048】
水素結合
本明細書において「水素結合(hydrogen bond)」は、高電気陰性物質要素(たとえば酸素、窒素またはフッ素)に共有結合した水素原子と、第二電気陰性物質原子(たとえば酸素、窒素またはフッ素)の相互作用によって形成された、主に静電結合を指す。結合パートナーは、水素が共有結合する原子である「水素結合ドナー原子(hydrogen bond donor atom)」と、水素結合アクセプター原子(hydrogen bond acceptor atom)」と呼ばれる。
【0049】
塩橋
本明細書において「塩橋(salt bridge)」は、陽イオンおよび陰イオンの間、または原子の陽イオン性および陰イオン性基の間の、コロンボ式によって記述される引力を指し、陽イオン性および陰イオン性基は、同一の分子上または異なる分子上であり得る。
【0050】
ヘテロ環状
本明細書において、ヘテロ環状は、環内の一つまたは複数の原子が炭素以外の要素である環状化合物を指す。炭素ではない原子は、任意の可能な置換基であり得る。ヘテロ環状化合物は、芳香族性であってもよく、またはそうでなくてもよい。
【0051】
化合物の配向
特定の開示された化合物は、異なるエナンチオマー形態で存在し得る。本開示物は、所望の活性を有する開示化合物の全ての光学異性体および立体異性体の使用に関する。当業者は、該異性体が所与の活性を有さない場合、異性体を処置のために使用すべきでないことに気がつくであろう。
【0052】
薬学的組成物
薬学的に許容される担体
開示した組成物には、薬学的に許容される担体中に溶解した、および/または分散した、有効量の一つまたは複数の開示チエノピリミジンに基づく化合物またはその薬学的に許容される塩が含まれる。
【0053】
語句「薬学的および/または薬理的に許容される」は、動物に投与したときに、副作用、アレルギーおよび/または他の許容不可能な反応を産出しない分子実在物および/または組成物を指す。
【0054】
語句「薬学的に許容される担体」には、任意のおよび/または全ての溶媒、分散培地、コーティング、抗細菌および/または抗真菌剤、等張および/または吸収遅延剤および/またはその他が含まれる。薬理学的活性基質のためのそのような培地および/または試薬の使用が、当技術分野において周知である。任意の従来の培地および/または試薬が活性成分と適合しない場合を除いて、治療組成物におけるそれらの使用が企図される。追加活性成分もまた組成物内に組み込まれ得る。ヒト投与のために、調製物は生物学標準のFDAオフィスによって要求されるような無菌性、発熱性、一般安全性および/または純度標準を満たすべきである。種々の薬学的調製物および投与方法が、米国特許第6,503,914号およびそこに引用された参考文献にて議論されている。
【0055】
液体製剤および/またはナノカプセル
特定の態様において、液体製剤および/またはナノカプセルの使用が、米国特許第6,503,914号にて開示されたような宿主細胞内への開示チエノピリミジンに基づく化合物またはそれらの薬学的に許容される塩を導入するために企図される。
【0056】
キット
開示された治療キットには、開示されたチエノピリミジンに基づく化合物またはその薬学的に許容される塩が含まれる。そのようなキットは、一般的に、好適な容器中に、米国特許第6,503,914号にて開示されたような薬学的に許容される剤形の開示されたチエノピリミジンに基づく化合物を用いた薬学的に許容される製剤を含む。キットは、単一の容器であってもよく、および/または化合物ごとに異なる容器であってもよい。
【0057】
組合せ処置
開示されたチエノピリミジンに基づく化合物の効果を増加させるために、これらの組成物を、米国特許第6,503,914号にて開示したような疾患の処置において効果的である他の試薬と組み合わせることが望ましい可能性がある。開示されたチエノピリミジンに基づく化合物は、血液疾患、骨粗鬆症、神経疾患、自己免疫疾患、アレルギー/免疫学的疾患、ウイルス感染および増殖性疾患の処置における、他の薬剤、処置および/または治療と組み合わせてもよい。開示された化合物の使用と組み合わせてよいそのような処置および治療には、化学治療、放射線治療、免疫治療、遺伝子治療、アンチセンス、細胞増殖の誘導物、細胞増殖の阻害剤、プログラムされた細胞死の調節物、手術および米国特許第6,503,914号、そこで引用された参考文献および本明細書において引用された参考文献にて議論された他の試薬および処置が含まれる。
【0058】
実施例
以下の実施例は、好ましい態様を例示するために含まれる。本発明者らによって発見された本技術にしたがう、実施例において開示された技術が、開示された技術の実施においてよく機能し、したがって、その実施に関して、好ましい様式を構築すると考えられることが、当業者に理解されるべきである。しかしながら、本開示物に関して、当業者が、多くの変化を、本開示物の概念、精神および範囲から離れない限り、開示された、および類似または同様の結果を得る、特定の態様において実施可能であることを理解すべきである。より具体的には、化学的および生理学的に関連した特定の試薬を、同様の、または類似の結果を達成する限り、本明細書において開示した試薬に関して置換してよいことが理解されるであろう。全てのそのような同様の置換および改変が、本開示物の精神、範囲および概念を達成することが、当業者に明らかである。
【0059】
以下の実施例1〜6は、丸括弧にて参照番号によって同定された、図2〜7の1つにて示された、特定の開示された化合物に関する、合成手順を提供する。同一の参照番号を、表1〜7および図2〜7で、開示化合物を同定するために使用する。合成手順が、それぞれ実施例1〜6にて示された合成手順の直後に、表1〜6にて開示された化合物に適用されることが考慮される。
【0060】
さらに、表1〜7および図2〜7にて開示された多数の化合物が、提供された合成経路への導入の前または後に、さらなる試薬改変を必要とする。これらの試薬改変および関連化合物が、表6の後、および実施例7の前の、試薬改変に記述される。
【0061】
実施例1
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物160、図2を参照のこと)の合成:
3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165):
ランカスター シンセシス社(Lancaster Synthesis Inc.)Windham,NH,USAより市販されている。
【0062】
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166):
ギ酸(60mL)を、氷浴中で冷却した無水酢酸(90mL)に加えた。3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165、25.0g、0.146mol)を、小部分にて、冷溶液に加えた。冷却浴を除去し、得られた懸濁液を室温にて4時間攪拌した。反応混合液を、氷浴中で冷却した水中の150g Na2SO3(500mL)に加えた。固体産物を、吸引濾過によって回収し、水で洗浄し、吸引下、P2O5上で乾燥させた(28.5g、97%収率、白色固体)。
【0063】
7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(167):
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166、10.0g、50.0mmol)、ギ酸アンモニウム26.0g(400mmol)およびホルムアミド(12mL)を、N2下で6時間、160℃にて加熱し、次いで室温まで冷却した。沈殿物を吸引濾過で回収し、アセトンで洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(6.0g、72%収率、白色ニードル)。
【0064】
4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168):
オキシ塩化リン(42mL)中の7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-オン(167、10.6g、64.0mmol)の溶液を、N2下で2時間還流した。得られた溶液を、室温まで冷却し、次いで、炭酸ナトリウムの飽和水溶液(300mL)中に注意深く注ぐことによって中和した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウム上で有機層を乾燥させる前に、水および食塩水で洗浄した。溶媒を、減圧下で蒸発させ、残余物を、吸引下で、P2O5上にて一晩乾燥させた(11.2g、95%収率、白色固体)。
【0065】
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169):
ジイソプロピルアミン(11mL、77.8mmol、1.43当量)を、無水THF100mL中に溶解し、溶液を、-78℃まで冷却した。22mL ヘキサン中1.6M BuLi(70.8mmol、1.3当量)を加え、この溶液を、-78℃にて30分間攪拌した。100mL無水THF中の4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168、10.0g、54.4mmol)の溶液を-78℃まで冷却し、次いでLDA溶液をカニューレによって、168の冷溶液に移した。反応混合液が、LDA溶液を加えた時に、暗褐色懸濁液となった。-78℃にて2時間後、50mL THF中のI2の溶液(20.8g、81.6mmol、1.5当量)を、陰イオン溶液にカニューレ挿入した。反応混合液を、-78℃にて2時間維持し、次いで、一晩室温まで温めた。一晩撹拌した後、反応混合液を、EtOAcにて希釈し、脱イオンH2Oにて3回、飽和Na2S2O4にて2回、脱イオンH2Oにて1回、10% HClにて3回、そして飽和NaClにて1回洗浄した。暗溶液を、無水Na2SO4上で乾燥させ、活性化炭素にて脱色させ、次いでシリカゲルを介して濾過した。得られた明黄色濾液を、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、溶液として沈殿した明黄色固体を濃縮した。小容量に濃縮した後、沈殿物を濾過によって回収し、氷冷EtOAcにて2回洗浄した(13.7g、82%収率)。
【0066】
4-クロロ-(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(170):
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169、3.43g、11.0mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.38g、0.57mmol)を、1,2-ジメトキシエタン(160mL)および蒸留水(60ml)の混合液中に入れ、室温にて10分間、N2下で撹拌した。2-エトキシ-4-フルオロフェニルボロン酸(2.20g、12.0mmol)およびCs2CO3(8.86g、45.93mmol)を、反応混合液に加えた。懸濁液を、80℃にて20時間加熱し、室温まで冷却し、水で希釈した。水性混合液を、酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を、減圧下で蒸発させた。残余物を、クロマトグラフィーによって精製し、産物を、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(0.80g、23%収率、白色固体)。
【0067】
(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(171):
4-クロロ-(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(170、0.50g、1.06mmol)とヒドラジン一水和物(0.75mL)の懸濁液を、エタノール(15mL)中で1時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を、吸引濾過によって回収した(0.43g、87%収率、白色固体)。
【0068】
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(160):
(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(171、55.0mg、0.17mmol)および4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(60.8mg、2.16mmol)の懸濁液を、エタノール(2mL)中で4時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を吸引濾過によって回収した(35.0mg、35%収率、白色固体)。
【0069】
適切な試薬の置換にて、上記手順を用いて作製可能である化合物を、表1にて列記している。以上で例示した化合物160の合成をまた、図2にて例示している。
【0070】
【表1】















【0071】
実施例2
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物107、図3を参照のこと)の合成:
3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165):ランカスター シンセシス社(Lancaster Synthesis Inc.)Windham,NH,USAより市販されている。
【0072】
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166):
ギ酸(60mL)を、氷浴中で冷却した、無水酢酸(90mL)に加えた。3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165、25.0g、0.146mol)を、小部分にて、冷溶液に加えた。冷却浴を除去し、得られた懸濁液を室温にて4時間攪拌した。反応混合液を、氷浴中で冷却した水中の150g Na2CO3(500mL)に加えた。固体産物を、吸引濾過によって回収し、水で洗浄し、吸引下、P2O5上で乾燥させた(28.5g、97%収率、白色固体)。
【0073】
7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(167):
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166、10.0g、50.0mmol)、ギ酸アンモニウム26.0g(400mmol)およびホルムアミド(12mL)を、N2下で6時間、160℃にて加熱し、次いで室温まで冷却した。沈殿物を吸引濾過で回収し、アセトンで洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(6.0g、72%収率、白色ニードル)。
【0074】
4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168):
オキシ塩化リン(42mL)中の7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-オン(167、10.6g、64.0mmol)の溶液を、N2下で2時間還流した。得られた溶液を、室温まで冷却し、次いで、炭酸ナトリウムの飽和水溶液(300mL)中に注意深く注ぐことによって中和した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウム上で有機層を乾燥させる前に、水および食塩水で洗浄した。溶媒を、減圧下で蒸発させ、残余物を、吸引下で、P2O5上にて一晩乾燥させた(11.2g、95%収率、白色固体)。
【0075】
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169):
ジイソプロピルアミン(11mL、77.8mmol、1.43当量)を、無水THF100mL中に溶解し、溶液を、-78℃まで冷却した。22mL ヘキサン中1.6M BuLi(70.8mmol、1.3当量)を加え、この溶液を、-78℃にて30分間攪拌した。100mL無水THF中の4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168、10.0g、54.4mmol)の溶液を-78℃まで冷却し、次いでLDA溶液をカニューレによって、168の冷溶液に移した。反応混合液が、LDA溶液を加えた時に、暗褐色懸濁液となった。-78℃にて2時間後、50mL THF中のI2の溶液(20.8g、81.6mmol、1.5当量)を、陰イオン溶液にカニューレ挿入した。反応混合液を、-78℃にて2時間維持し、次いで、一晩室温まで温めた。一晩撹拌した後、反応混合液を、EtOAcにて希釈し、脱イオンH2Oにて3回、飽和Na2S2O4にて2回、脱イオンH2Oにて1回、10% HClにて3回、そして飽和NaClにて1回洗浄した。暗溶液を、無水Na2SO4上で乾燥させ、活性化炭素にて脱色させ、次いでシリカゲルを介して濾過した。得られた明黄色濾液を、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、溶液として沈殿した明黄色固体を濃縮した。小容量に濃縮した後、沈殿物を濾過によって回収し、氷冷EtOAcにて2回洗浄した(13.7g、82%収率)。
【0076】
4-クロロ-(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(170):
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169、3.43g、11.0mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.38g、0.57mmol)を、1,2-ジメトキシエタン(160mL)および蒸留水(60ml)の混合液中に入れ、室温にて10分間、N2下で撹拌した。2-エトキシ-4-フルオロフェニルボロン酸(2.20g、12.0mmol)およびCs2CO3(8.86g、45.93mmol)を、反応混合液に加えた。懸濁液を、80℃にて20時間加熱し、室温まで冷却し、水で希釈した。水性混合液を、酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を、減圧下で蒸発させた。残余物を、クロマトグラフィーによって精製し、産物を、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(0.80g、23%収率、白色固体)。
【0077】
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(172):
4-クロロ-(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(170、2.30g、5.75mmol)を、10mL CCl4中に溶解した。NBS(1.40g、7.78mmol、1.3当量)をこの溶液に加え、この懸濁液を、反応が完了するまで(約1時間)、250W サンランプ下で撹拌した。反応の完了に際し、未精製懸濁液をCeliteによって濾過し、濾紙パッドを少量のCCl4で二回洗浄した。濾液を、ロータリーエバポレーションによってシリカゲル上に吸着させ、産物を、10% EtOAc/ヘキサンにて、シリカゲルプラグを介してクロマトグラフした(2.30g、99%収率、黄褐色固体)。
【0078】
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチル-チエノ-3,2-d]ピリミジン(173):
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(172、2.50g、6.22mmol)を、160mLジオキサン/160ml H2O中に懸濁させた。この懸濁液に、CaCO3(3.13g、31.3mmol、5当量)を加え、一晩還流し、次いで、EtOAc/H2Oで希釈した。EtOAc相を、H2Oにてもう一度、そして飽和NaClにて1度洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまで、ロータリーエバポレーター上においた(2.10g、99%収率、白色固体)。
【0079】
(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(174):
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチル-チエノ-3,2-d]ピリミジン(173、0.50g、1.48mmol)およびヒドラジン一水和物(0.75mL)の溶液を、エタノール(15mL)中で1時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を、吸引濾過によって回収した(0.42g、85%収率、白色固体)。
【0080】
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(107):
(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(174、60.0mg、0.18mmol)および2-チオフェンカルボキシアルデヒド(28mg、0.18mmol)の溶液を、エタノール(2mL)中で4時間還流した。室温まで冷却した後に、固体産物を、吸引濾過によって回収した(20.0mg、26%収率、白色固体)。
【0081】
適切な試薬の置換にて、上記手順を用いて作製可能である化合物を、表2にて列記している。以上で例示した化合物107の合成をまた、図3にて例示している。
【0082】
【表2】



【0083】
実施例3
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物159、図4を参照のこと)の合成:
3-アミノ-4-メチル-2チオフェンカルボン酸メチルエステル(165):
ランカスター シンセシス社(Lancaster Synthesis Inc.)Windham,NH,USAより市販されている。
【0084】
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166):
ギ酸(60mL)を、氷浴中で冷却した、無水酢酸(90mL)に加えた。3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165、25.0g、0.146mol)を、小部分にて、冷溶液に加えた。冷却浴を除去し、得られた懸濁液を室温にて4時間攪拌した。反応混合液を、氷浴中で冷却した水中の150g Na2CO3(500mL)に加えた。固体産物を、吸引濾過によって回収し、水で洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(28.5g、97%収率、白色固体)。
【0085】
7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(167):
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166、10.0g、50.0mmol)、ギ酸アンモニウム26.0g(400mmol)およびホルムアミド(12mL)を、N2下で6時間、160℃にて加熱し、次いで室温まで冷却した。沈殿物を吸引濾過で回収し、アセトンで洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(6.0g、72%収率、白色ニードル)。
【0086】
4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168):
オキシ塩化リン(42mL)中の7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-オン(167、10.6g、64.0mmol)の溶液を、N2下で2時間還流した。得られた溶液を、室温まで冷却し、次いで、炭酸ナトリウムの飽和水溶液(300mL)中に注意深く注ぐことによって中和した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウム上で有機層を乾燥させる前に、水および食塩水で洗浄した。溶媒を、減圧下で蒸発させ、残余物を、吸引下で、P2O5上にて一晩乾燥させた(11.2g、95%収率、白色固体)。
【0087】
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169):
ジイソプロピルアミン(11mL、77.8mmol、1.43当量)を、無水THF100mL中に溶解し、溶液を、-78℃まで冷却した。22mL ヘキサン中1.6M BuLi(70.8mmol、1.3当量)を加え、この溶液を、-78℃にて30分間攪拌した。100mL無水THF中の4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168、10.0g、54.4mmol)の溶液を-78℃まで冷却し、次いでLDA溶液をカニューレによって168の冷溶液に移した。反応混合液が、LDA溶液を加えた時に、暗褐色懸濁液となった。-78℃にて2時間後、50mL THF中のI2の溶液(20.8g、81.6mmol、1.5当量)を、陰イオン溶液にカニューレ挿入した。反応混合液を、-78℃にて2時間維持し、次いで、一晩室温まで温めた。一晩撹拌した後、反応混合液を、EtOAcにて希釈し、脱イオンH2Oにて3回、飽和Na2S2O4にて2回、脱イオンH2Oにて1回、10% HClにて3回、そして飽和NaClにて1回洗浄した。暗溶液を、無水Na2SO4上で乾燥させ、活性化炭素にて脱色させ、次いでシリカゲルを介して濾過した。得られた明黄色濾液を、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、溶液として沈殿した明黄色固体を濃縮した。小容量に濃縮した後、沈殿物を濾過によって回収し、氷冷EtOAcにて2回洗浄した(13.7g、82%収率)。
【0088】
4-クロロ-(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(170):
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169、3.43g、11.0mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.38g、0.57mmol)を、1,2-ジメトキシエタン(160mL)および蒸留水(60ml)の混合液中に入れ、室温にて10分間、N2下で撹拌した。2-エトキシ-4-フルオロフェニルボロン酸(2.20g、12.0mmol)およびCs2CO3(8.86g、45.93mmol)を、反応混合液に加えた。懸濁液を、80℃にて20時間加熱し、室温まで冷却し、水で希釈した。水性混合液を、酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を、減圧下で蒸発させた。残余物を、クロマトグラフィーによって精製し、産物を、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(0.80g、23%収率、白色固体)。
【0089】
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(172):
4-クロロ-(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(170、2.30g、5.75mmol)を、10mL CCl4中に溶解した。NBS(1.40g、7.78mmol、1.3当量)をこの溶液に加え、この懸濁液を、反応が完了するまで(約1時間)、250W サンランプ下で撹拌した。反応の完了に際し、未精製懸濁液をCeliteによって濾過し、濾紙パッドを少量のCCl4で二回洗浄した。濾液を、ロータリーエバポレーションによってシリカゲル上に吸着させ、産物を、10% EtOAc/ヘキサンにて、シリカゲルプラグを介してクロマトグラフした(2.30g、99%収率、黄褐色固体)。
【0090】
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチル-チエノ-3,2-d]ピリミジン(173):
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(172、2.50g、6.22mmol)を、160mLジオキサン/160ml H2O中に懸濁させた。この懸濁液に、CaCO3(3.13g、31.3mmol、5当量)を加え、一晩還流し、次いで、EtOAc/H2Oで希釈した。EtOAc相を、H2Oにてもう一度、そして飽和NaClにて1度洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまで、ロータリーエバポレーター上においた(2.10g、99%収率、白色固体)。
【0091】
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒド(175):
塩化オキサリル(0.48mL、5.50mmol、1.1当量)を、10mLの乾燥CH2Cl2中に溶解し、この溶液を-60℃まで冷却した。乾燥DMSO(0.86mL、11.4mmol、2.4当量)を加え、撹拌を15分間、-60℃にて維持した。15分後、15mL CH2Cl2中の4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチル-チエノ-[3,2-d]ピリミジン(173、(1.70g、5.00mmol))の溶液(+5mLリンス)をシリンジを介して加えた。反応液を-60℃にて1時間維持し、TEA(3.36mL、24.2mmol、4.8当量)を加えた。反応液を、徐々にRTまで温め、次いで、CH2Cl2/H2Oにて希釈した。CH2Cl2抽出物を、H2Oにてもう一度、飽和NaClにて一回洗浄した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、ロータリーエバポレーター上に、乾燥するまでおいた(1.6g、82%収率、黄褐色固体)。
【0092】
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-オール(176):
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒド(175、0.77g、2.30mmol)を、CH2Cl2(31mL)中に溶解し、MCPBA(0.85g、3.40mmol、1.5当量)を加えた。反応液をRTにて一晩撹拌した。反応液を、CH2Cl2にて希釈し、飽和NaHCO3にて2回、H2Oにて1回、飽和NaClにて1回洗浄した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、乾燥するまで、ロータリーエバポレーター上においた。未精製産物をMeOH(33mL)中に溶解した。TEA(0.76mL、過剰)を加え、反応液を、RTにて一晩撹拌した。一晩撹拌した後、反応液をEtOAcにて希釈し、10% HClにて2回、H2Oにて1回洗浄した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、乾燥するまで、ロータリーエバポレーター上においた(0.75g、99%収率、白色固体)。
【0093】
6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(177):
4-クロロ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン(176、0.40g、1.20mmol)およびヒドラジン一水和物(1.2mL)の懸濁液を、エタノール(12mL)中で1時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を吸引濾過によって回収した(0.35g、89%、白色固体)。
【0094】
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(159):
(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(177、55.0mg、0.17mmol)および4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(60.0mg、2.16mmol)の懸濁液を、エタノール(2mL)中で4時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を吸引濾過によって回収した(65.0mg、65%収率、白色固体)。
【0095】
適切な試薬の置換にて、上記手順を用いて作製可能である化合物を、表3にて列記している。以上で例示した化合物159の合成をまた、図4にて例示している。
【0096】
【表3】









【0097】
実施例4
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-イル)ヒドラゾン(化合物40、図5を参照のこと)の合成:
3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165):ランカスター シンセシス社(Lancaster Synthesis Inc.)Windham,NH,USAより市販されている。
【0098】
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166):
ギ酸(60mL)を、氷浴中で冷却した、無水酢酸(90mL)に加えた。3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165、25.0g、0.146mol)を、小部分にて、冷溶液に加えた。冷却浴を除去し、得られた懸濁液を室温にて4時間攪拌した。反応混合液を、氷浴中で冷却した水中の150g Na2CO3(500mL)に加えた。固体産物を、吸引濾過によって回収し、水で洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(28.5g、97%収率、白色固体)。
【0099】
7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(167):
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166、10.0g、50.0mmol)、ギ酸アンモニウム26.0g(400mmol)およびホルムアミド(12mL)を、N2下で6時間、160℃にて加熱し、次いで室温まで冷却した。沈殿物を吸引濾過で回収し、アセトンで洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(6.0g、72%収率、白色ニードル)。
【0100】
4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168):
オキシ塩化リン(42mL)中の7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-オン(167、10.6g、64.0mmol)の溶液を、N2下で2時間還流した。得られた溶液を、室温まで冷却し、次いで、炭酸ナトリウムの飽和水溶液(300mL)中に注意深く注ぐことによって中和した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウム上で有機層を乾燥させる前に、水および食塩水で洗浄した。溶媒を、減圧下で蒸発させ、残余物を、吸引下で、P2O5上にて一晩乾燥させた(11.2g、95%収率、白色固体)。
【0101】
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169):
ジイソプロピルアミン(11mL、77.8mmol、1.43当量)を、無水THF100mL中に溶解し、溶液を、-78℃まで冷却した。22mL ヘキサン中1.6M BuLi(70.8mmol、1.3当量)を加え、この溶液を、-78℃にて30分間攪拌した。100mL無水THF中の4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168、10.0g、54.4mmol)の溶液を-78℃まで冷却し、次いでLDA溶液をカニューレによって168の冷溶液に移した。反応混合液が、LDA溶液を加えた時に、暗褐色懸濁液となった。-78℃にて2時間後、50mL THF中のI2の溶液(20.8g、81.6mmol、1.5当量)を、陰イオン溶液にカニューレ挿入した。反応混合液を、-78℃にて2時間維持し、次いで、一晩室温まで温めた。一晩撹拌した後、反応混合液を、EtOAcにて希釈し、脱イオンH2Oにて3回、飽和Na2S2O4にて2回、脱イオンH2Oにて1回、10% HClにて3回、そして飽和NaClにて1回洗浄した。暗溶液を、無水Na2SO4上で乾燥させ、活性化炭素にて脱色させ、次いでシリカゲルを介して濾過した。得られた明黄色濾液を、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、溶液として沈殿した明黄色固体を濃縮した。小容量に濃縮した後、沈殿物を濾過によって回収し、氷冷EtOAcにて2回洗浄した(13.7g、82%収率)。
【0102】
4-クロロ-(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(178):
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169、7.00g、22.5mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.79g、0.11mmol)を、1,2-ジメトキシエタン(94mL)および蒸留水(31mL)の混合液中に入れ、N2下、室温にて10分間撹拌した。ボロン酸2-エトキシフェニル(4.12g、24.80mmol)およびCs2CO3(18.40g、0.11mmol)を反応混合液に加えた。懸濁液を、80℃にて20時間加熱し、室温まで冷却し、水で希釈した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を減圧下で蒸発させた。残余物を、クロマトグラフィーによって精製し、産物を、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(5.60g、82%収率、白色固体)。
【0103】
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(179):
4-クロロ-(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(178、0.50g、1.70mmol)を、CCl4 8.0mL中に溶解した。NBS(0.33g、1.83mmol、1.1当量)をこの溶液に加え、懸濁液を、反応が完了するまで(約1時間)、250W サンランプ下で撹拌した。反応が完了した際に、未精製懸濁液をCeliteを通して濾過し、濾紙パッドを、2回、小容量のCCl4で洗浄した。濾液を、ロータリーエバポレーションによってシリカゲル上に吸着させ、産物を、10% EtOAc/ヘキサンにて、シリカゲルプラグを介してクロマトグラフした(0.56g、93%収率)。
【0104】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ-3,2-d]ピリミジン(180):
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(179、0.52g、1.34mmol)を、15mL ジオキサン/15mL H2O中に懸濁させた。この懸濁液に、CaCO3(0.67g、6.72mmol、5当量)を加え、一晩還流し、次いでEtOAc/H2Oにて希釈した。EtOAc相を、H2Oにてもう一度、飽和NaClにて1回洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまでロータリーエバポレーター上においた(0.40g、94%収率)。
【0105】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒド(181):
塩化オキサリル(1.60mL、18.33mmol、1.1当量)を、80mLの乾燥CH2Cl2中に溶解させ、溶液を-60℃まで冷却した。乾燥DMSO(2.80mL、38.10mmol、2.4当量)を加え、撹拌を-60℃にて15分間維持した。15分後、50mL CH2Cl2(+10mLリンス)中の4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ-3,2-d]ピリミジン(180、0.54g、16.7mmol)の溶液を、シリンジを介して加えた。反応液を、-60℃にて1時間維持し、TEA(11.0ml、79.22mmol、4.8当量)を加えた。反応液を、徐々にRTまで温め、次いでCH2Cl2/H2Oにて希釈した。CH2Cl2抽出物を、H2Oにてさらに一回、飽和NaClにて1回洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまでロータリーエバポレーター上においた(5.30g、99%収率)。
【0106】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-オール(182):
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒド(181、84.0mg、0.28mmol)を、CH2Cl2(5mL)中に溶解し、MCPBA(72.0mg、0.42mmol、1.5当量)を加えた。反応液をRTにて一晩撹拌した。反応液を、CH2Cl2にて希釈し、飽和NaHCO3にて2回、H2Oにて1回、飽和NaClにて1回洗浄した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、乾燥するまでロータリーエバポレーター上においた。未精製産物をMeOH(8mL)中に溶解した。TEA(0.20mL、過剰)を加え、反応液をRTにて一晩撹拌した。一晩撹拌した後、反応液を、EtOAcにて希釈し、10%HClにて2回、H2Oにて1回洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまでロータリーエバポレーター上においた(65.0mg、59%収率)。
【0107】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ-3,2-d]ピリミジン(183):
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-オール(182、34.0mg、0.11mmol)を、アセトン(2ml)中に溶解した。K2CO3(152.0mg、1.10mmol、10当量)およびMeI(62.0mg、0.44mmol、4当量)をこの溶液に加えた。4時間の還流後、反応液をEtOAcにて希釈し、H2Oにて2回洗浄した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、ロータリーエバポレーター上で、乾燥するまで還元した(31.0mg、87%収率)。
【0108】
6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(184):
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ-3,2-d]ピリミジン(183、31.0mg、0.10mmol)およびヒドラジン一水和物(54mg、1.0mmol)の懸濁液をエタノール(1mL)中で1時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を、吸引濾過によって回収した(11.0mg、36%収率)。
【0109】
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(40):
6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(184、11.0mg、0.04mmol)および3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7.0mg、0.05mmol)の懸濁液を、エタノール(0.50mL)中にて4時間還流した。0℃付近まで冷却した後、固体産物を、吸引濾過によって回収した(3.5mg、22%収率)。
【0110】
適切な試薬の置換にて、上記手順を用いて作製可能である化合物を、表4にて列記している。以上で例示した化合物40の合成をまた、図5にて例示している。
【0111】
【表4】

【0112】
実施例5
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物139、図6を参照のこと)の合成:
3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165):ランカスター シンセシス社(Lancaster Synthesis Inc.)Windham,NH,USAより市販されている。
【0113】
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166):
ギ酸(60mL)を、氷浴中で冷却した、無水酢酸(90mL)に加えた。3-アミノ-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(165、25.0g、0.146mol)を、小部分にて、冷溶液に加えた。冷却浴を除去し、得られた懸濁液を室温にて4時間攪拌した。反応混合液を、氷浴中で冷却した水中の150g Na2CO3(500mL)に加えた。固体産物を、吸引濾過によって回収し、水で洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(28.5g、97%収率、白色固体)。
【0114】
7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(167):
3-(ホルミルアミノ)-4-メチル-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(166、10.0g、50.0mmol)、ギ酸アンモニウム26.0g(400mmol)およびホルムアミド(12mL)を、N2下で6時間、160℃にて加熱し、次いで室温まで冷却した。沈殿物を吸引濾過で回収し、アセトンで洗浄し、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(6.0g、72%収率、白色ニードル)。
【0115】
4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168):
オキシ塩化リン(42mL)中の7-メチル-3H-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-オン(167、10.6g、64.0mmol)の溶液を、N2下で2時間還流した。得られた溶液を、室温まで冷却し、次いで、炭酸ナトリウムの飽和水溶液(300mL)中に注意深く注ぐことによって中和した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウム上で有機層を乾燥させる前に、水および食塩水で洗浄した。溶媒を、減圧下で蒸発させ、残余物を、吸引下で、P2O5上にて一晩乾燥させた(11.2g、95%収率、白色固体)。
【0116】
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169):
ジイソプロピルアミン(11mL、77.8mmol、1.43当量)を、無水THF100mL中に溶解し、溶液を、-78℃まで冷却した。22mL ヘキサン中1.6M BuLi(70.8mmol、1.3当量)を加え、この溶液を、-78℃にて30分間攪拌した。100mL無水THF中の4-クロロ-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(168、10.0g、54.4mmol)の溶液を-78℃まで冷却し、次いでLDA溶液をカニューレによって168の冷溶液に移した。反応混合液が、LDA溶液を加えた時に、暗褐色懸濁液となった。-78℃にて2時間後、50mL THF中のI2の溶液(20.8g、81.6mmol、1.5当量)を、陰イオン溶液にカニューレ挿入した。反応混合液を、-78℃にて2時間維持し、次いで、一晩室温まで温めた。一晩撹拌した後、反応混合液を、EtOAcにて希釈し、脱イオンH2Oにて3回、飽和Na2S2O4にて2回、脱イオンH2Oにて1回、10% HClにて3回、そして飽和NaClにて1回洗浄した。暗溶液を、無水Na2SO4上で乾燥させ、活性化炭素にて脱色させ、次いでシリカゲルを介して濾過した。得られた明黄色濾液を、ロータリーエバポレーションによって濃縮し、溶液として沈殿した明黄色固体を濃縮した。小容量に濃縮した後、沈殿物を濾過によって回収し、氷冷EtOAcにて2回洗浄した(13.7g、82%収率)。
【0117】
4-クロロ-(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(178):
4-クロロ-6-ヨード-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(169、7.00g、22.5mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.79g、0.11mmol)を、1,2-ジメトキシエタン(94mL)および蒸留水(31mL)の混合液中に入れ、N2下、室温にて10分間撹拌した。ボロン酸2-エトキシフェニル(4.12g、24.80mmol)およびCs2CO3(18.40g、0.11mmol)を反応混合液に加えた。懸濁液を、80℃にて20時間加熱し、室温まで冷却し、水で希釈した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を減圧下で蒸発させた。残余物を、クロマトグラフィーによって精製し、産物を、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(5.60g、82%収率、白色固体)。
【0118】
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(179):
4-クロロ-(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン(178、0.50g、1.70mmol)を、CCl4 8.0mL中に溶解した。NBS(0.33g、1.83mmol、1.1当量)をこの溶液に加え、懸濁液を、反応が完了するまで(約1時間)、250W サンランプ下で撹拌した。反応が完了した際に、未精製懸濁液をCeliteを通して濾過し、濾紙パッドを、2回、小容量のCCl4で洗浄した。濾液を、ロータリーエバポレーションによってシリカゲル上に吸着させ、産物を、10% EtOAc/ヘキサンにて、シリカゲルプラグを介してクロマトグラフした(0.56g、93%収率)。
【0119】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ-3,2-d]ピリミジン(180):
7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(179、0.52g、1.34mmol)を、15mL ジオキサン/15mL H2O中に懸濁させた。この懸濁液に、CaCO3(0.67g、6.72mmol、5当量)を加えた。反応液を一晩還流した。反応液を次いでEtOAc/H2Oにて希釈した。EtOAc相を、H2Oにてもう一回、飽和NaClにて1回洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまでロータリーエバポレーター上においた(0.40g、94%収率)。
【0120】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒド(181):
塩化オキサリル(1.60mL、18.33mmol、1.1当量)を、80mLの乾燥CH2Cl2中に溶解させ、溶液を-60℃まで冷却した。乾燥DMSO(2.80mL、38.10mmol、2.4当量)を加え、撹拌を-60℃にて15分間維持した。15分後、50mL CH2Cl2(+10mlリンス)中の4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ-3,2-d]ピリミジン(180、0.54g、16.7mmol)の溶液を、シリンジを介して加えた。反応液を、-60℃にて1時間維持し、TEA(11.0ml、79.22mmol、4.8当量)を加えた。反応液を、徐々にRTまで温め、次いでCH2Cl2/H2Oにて希釈した。CH2Cl2抽出物を、H2Oにてもう一回、飽和NaClにて1回洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、乾燥するまでロータリーエバポレーター上においた(5.30g、99%収率)。
【0121】
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒドオキシム(185):
4-クロロ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒド(181、3.25g、10.20mmol)を、90mL EtOH/45mL H2O中に懸濁した。この懸濁液に、塩化水素ヒドロキシアミン(0.74g、10.7mmol、1.05当量)と、酢酸ナトリウム(1.05g、12.80mmol、1.25当量)を加えた。懸濁液を、1時間還流し、次いで氷中で冷却し、濾過した。残余物を、氷冷EtOHにて洗浄した。産物の第ニ群を濾液の濃縮によって回収した(2.87g、85%収率)。
【0122】
(4-クロロ-7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(186):
4-クロロ-6-(2-エトキシ-フェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-カルボアルデヒドオキシム(185、2.87g、8.23mmol)を、Ac2O(30mL)中に懸濁し、125℃まで4時間加熱した。反応混合液をEtOAcにて希釈し、泡立ちが消えるまで、飽和NaHCO3にて洗浄した。抽出物を、Na2SO4上で乾燥させ、クロマトグラフした(1.89g、73%収率、黄色固体)。
【0123】
7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(187):
(4-クロロ-7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(186、1.89g、5.99mmol)およびヒドラジン一水和物(3.49g、70.0mmol)の懸濁液を、エタノール(40mL)中で1時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を、吸引濾過によって回収した(1.61g、86%収率、黄色固体)。
【0124】
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(139):
7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(187、(20.0mg、0.06mmol)および3-フルオロベンズアルデヒド(10.0mg、0.06mmol)の懸濁液を、エタノール(1.0mL)中で4時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を吸引濾過によって回収した(23.0mg、86%収率)。
【0125】
【表5】











【0126】
実施例6
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物34;図7を参照のこと)の合成:
3-アミノ-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(188):
アルドリッチ ケミカル社(Aldrich Chemical Company)、Milwaukee,WI,USAより市販されている。
【0127】
3-(ホルミルアミノ)-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(189):
ギ酸(40mL)を、氷浴中で冷却しながら、無水酢酸(60mL)に加えた。固体3-アミノ-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(188、10.3g、66mmol)を、少量で、この冷溶液に加えた。冷却浴を取り除き、得られた懸濁液を室温にて4時間撹拌した。反応混合液を水(100mL)で希釈し、固体産物を吸引濾過によって回収し、3-(ホルミルアミノ)-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(10.3g、85%収率)を白色固体として得た。
【0128】
3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(190):
150℃にて、ホルムアミド(14mL)中のギ酸アンモニウム(9.4g、0.15mol)の溶液に、少量で、固体として、3-(ホルミルアミノ)-2-チオフェンカルボン酸メチルエステル(189、5.2g、28mmol)を加えた。得られた溶液を、150℃にて4時間加熱し、次いで、室温にて12時間維持した。形成された沈殿物を吸引濾過によって回収して、3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(2.7g、63%収率)を白色ニードルとして得た。
【0129】
7-ブロモ-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(191):
酢酸(3.4mL)中の3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(190、0.98g、6.40mmol)の溶液に、酢酸(3mL)中の臭素(1mL)の溶液を加えた。この反応混合液を、還流にて8時間加熱した。得られた懸濁液を、室温まで冷却し、次いで、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液中に注いで、中和した。固体産物を吸引濾過によって回収し、7-ブロモ-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(0.94g、64%収率)を、淡黄色固体として得た。
【0130】
7-ブロモ-4-クロロ-チエノ[3,2-d]ピリミジン(192):
オキシ塩化リン(2mL)中の7-ブロモ-3H-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(191、153.0mg、0.66mmol)の溶液を、N2下で2時間還流した。得られた溶液を、室温まで冷却し、次いで、炭酸ナトリウムの飽和水溶液中に注意深く注ぐことによって中和した。水性混合液を、酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄して、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を減圧下で蒸発させて、残余物を、吸引下、P2O5上で一晩乾燥させた(156.0mg、95%収率、白色固体)。
【0131】
7-ブロモ-4-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン(193):
N2下、ジオキサン(32mL)中のナトリウムメトキシド(4.33g、80.0mmol)の懸濁液に、一度に、固体として、7-ブロモ-4-クロロ-チエノ[3,2-d]ピリミド-4-オン(192、4.30g、16.0mmol)を加えた。この反応混合液を、室温にて12時間撹拌し、続いて、ロータリーエバポレーションによって、溶媒を除去した。得られた残余物を、水で希釈し、次いで、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、次いで、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を減圧下で蒸発させて、7-ブロモ-4-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン(2.07g、53%)を白色固体として得た。
【0132】
4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(194):
7-ブロモ-4-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン(193、1.13g、4.61mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(450.0mg、0.46mmol、0.1当量)を、乾燥DMF(50mL)中に溶解させた。次に、SnBu3(CHCH2)(1.75g、5.53mmol、1.2当量)を加え、この反応混合液を、80℃にて12時間加熱した。懸濁液を水にて希釈し、産物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を、水でさらに三回、飽和NaClで二回洗浄し、Na2SO4上で乾燥させた。溶媒をロータリーエバポレーションによって除去し、産物を、クロマトグラフィーによって精製して、4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(0.67g、75%収率)を得た。
【0133】
6-ヨード-4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(195):
ジイソプロピルアミン(0.51mL、3.63mmol、1.43当量)を、無水THF(20mL)中に溶解し、この溶液を-78℃まで冷却した。N-ブチルリチウム(1.20mLの1.6M、THF中、1.92mmol)を加え、この溶液を、-78℃にて30分間撹拌した。乾燥THF(20mL)中の4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(194、0.50g、2.60mmol)の溶液を-78℃まで冷却し、次いで、LDA溶液をカニューレによって194の冷溶液に移した。反応混合液が、LDA溶液を加えた時に、暗褐色懸濁液となった。-78℃にて2時間後、乾燥THF(15mL)中のI2(1.0g、3.94mmol)の溶液を、陰イオン溶液にカニューレ挿入した。反応混合液を-78℃にて2時間維持し、次いで、室温まで一晩温めた。一晩撹拌した後、反応混合液をEtOAcにて希釈し、脱イオンH2Oにて3回、飽和Na2S2O4にて2回、脱イオンH2Oにて1回、10% HClにて3回、そして飽和NaClにて1回洗浄した。暗溶液を無水Na2SO4上で乾燥させ、活性化炭素で脱色し、次いでシリカゲルを介して濾過した。得られた明黄色濾液をロータリーエバポレーションにて濃縮し、溶液を濃縮したときに、明黄色固体が沈殿した。少容量に濃縮した後、沈殿物を濾過によって回収して、氷冷EtOAcにて2回洗浄した(412.0mg、51%収率)。
【0134】
6-(2-エトキシフェニル)-4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(196):
1,2-ジメトキシエタン(13mL)中の6-ヨード-4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(195、412.0mg、1.30mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(75mg、0.07mmol)を、N2下、室温にて10分間撹拌した。N2を散布した2-エトキシフェニルボロン酸236.0mg(1.40mmol)および2M NaHCO3(1.7mL)を加えた。この懸濁液を70℃にて20時間加熱し、室温まで冷却し、水で希釈した。水性混合液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水および食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を減圧下で蒸発させた。残余物をクロマトグラフィーによって精製し、産物を、吸引下で一晩、P2O5上で乾燥させた(404.0mg、99%収率)。
【0135】
6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(197):
6-(2-エトキシフェニル)-4-メトキシ-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン(196、81.0mg、0.26mmol)およびヒドラジン一水和物(1.7mg、5.20mmol)の懸濁液を、エタノール(2mL)中で24時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を吸引濾過によって回収した(47.0mg、58%収率)。
【0136】
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(34):
6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラジン(197、47.0mg、0.15mmol)および3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(29.0mg、0.19mmol)の懸濁液を、エタノール(2mL)中で4時間還流した。室温まで冷却した後、固体産物を吸引濾過によって回収した(11.0mg、16%収率)。
【0137】
適切な試薬の置換にて、上記手順を用いて作製可能である化合物を、表6にて列記している。以上で例示した化合物34の合成をまた、図7にて例示している。
【0138】
【表6】

【0139】
試薬改変
化合物1、19〜31、33〜40、47、53、55、63〜74、77〜79、85〜105、110〜157(合計108化合物)に関する試薬は改変しなかった。24の試薬を、残る56化合物の合成への導入前または後に改変し、R2位置にて19の改変、R1位置にて3の改変、そしてR3位置にて4の改変を行った。改変は以下の通りである。
【0140】
化合物(2〜6)に関して、市販されている4-アミノメチルフェニルボロン酸および3-アミノメチルフェニルボロン酸を、標準の条件(Wei et al.,2000)下でBOC保護し、適切なボロン酸を、化合物(2〜6)の合成における、スズキカップリング段階で使用した。BOC基を、ヒドラゾンカップリングの後、RTにて、ジオキサン中の4M HClで除去した。
【0141】
化合物(7)に関して、市販されている2-ヒドロキシメチルフェニルボロン酸を、TEAを塩基として使用して、0℃にて18時間、CH2Cl2中のMsClにて、メシレートに変換した。100℃にて12時間の、DMSO中のNaN3でのメシレートの置換によって、2-アジドメチルフェニルボロン酸を得、これを、スタウディンガー条件(PPh3、MeOH/H2O)下で還元して、2-アミノメチルフェニルボロン酸を得た。次いで、ボロン酸を、スズキカップリング段階で使用した、標準の条件(上記化合物2〜6を参照のこと)下で、BOC保護し、BOC基を、ヒドラゾンカップリング後、RTにてジオキサン中の4M HClにて除去した。
【0142】
化合物(8〜13、58、59)に関して、市販されている4-アミノフェニルボロン酸、3-アミノメチルフェニルボロン酸および2-アミノフェニルボロン酸を、標準の条件(上記化合物2〜6を参照のこと)下でBOC保護し、適切なボロン酸を、化合物(2〜6)の合成にてスズキカップリング段階で使用した。BOC基を、ヒドラゾンカップリングの後、RTにてジオキサン中4M HClにて除去した。
【0143】
化合物(14〜16)に関して、(実施例1を介して合成した)4-クロロ-6-ヨード-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を、-78℃にて、THF中LDAでリチオ化し、次いで、DMFでクエンチして、4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-カルボアルデヒド化合物を得、これを、NaBH(OAc)3を含む1,2-ジクロロエタン中、モルホリンでのアミン化条件(Mitchell and Finney 2001)下で、所望の4-クロロ-7-メチル-6-モルホリン-4-イルメチル-チエノ[3,2-d]ピリミジンに変換した。この4-クロロ-7-メチル-6-モルホリン-4-イルメチル-チエノ[3,2-d]ピリミジンを、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンとヒドラゾンに変換した。
【0144】
化合物(17、46)に関して、(実施例1を介して合成した)[3-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニル]-メタノール化合物を、0℃にてCH2Cl2中のMsClを用いてメシレートに変換した。次いでメシレートを、モルホリンと反応させて、4-クロロ-7-メチル-6-(3-モルホリン-4-イルメチル-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を得た。4-クロロ-7-メチル-6-(3-モルホリン-4-イルメチル-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジンを、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンとヒドラゾンに変換した。
【0145】
化合物(18)に関して、(実施例1を介して合成した)4-クロロ-6-ヨード-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を、-78℃にて、THF中LDAでリチオ化し、次いでDMFでクエンチして、4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-カルボアルデヒド化合物を得、これを、NaBH(OAc)3を含む1,2-ジクロロエタン中のモルホリンで、還元アミン化条件(上記化合物14〜16を参照のこと)下で、所望の(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イルメチル)-フェニル-アミンに変換した。この(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イルメチル)-フェニル-アミンを、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンとヒドラゾンに変換した。
【0146】
化合物(32)に関して、(実施例1を介して合成した)4-[7-メチル-4-(N’-ピリジン-3-イルメチレン-ヒドラジノ)-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル]-ベンゾニトリル化合物を、0℃にて16時間、無水EtOH中のHCL(g)で処理し、EtOHおよび過剰なHCLを減圧下で除去し、無水EtOH中の(NH42CO3で24時間処理し、アミジン(Qi et al.,2000)、3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]-ヒドラゾンを得た。
【0147】
化合物(41)に関して、(実施例3を介して合成した)4-クロロ-6-(2-エトキシ-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-オール化合物を、DMSO中のK2CO3で処理し、70℃にて1時間、DMSO中の塩化4-(2-クロロエチル)-モルホリン(Gibson et al.,2002)でアルキル化して、4-クロロ-6-(2-エトキシ-フェニル)-7-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-チエノ[3,2-d]ピリミジンを得、これを、実施例3で示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0148】
化合物(42)に関して、(実施例1を介して合成した)4-クロロ-7-メチル-6-フェニル-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を、0℃にて、HNO3/H2SO4で硝酸処理し(Olah et al.,1992)、EtOH中のH2 Pd/Cにて2日間還元し(Ram and Ehrenkaufer,1984)、4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニルアミンを得た。このフェニルアミンを、MeI/K2CO3(Dillard et al.,1987)にて21時間処理し、[4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニル]-ジメチル-アミンを得、これを、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0149】
化合物(43)に関して、(実施例1を介して合成した)4-クロロ-7-メチル-6-フェニル-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を、0℃にて、HNO3/H2SO4にて硝酸処理し、EtOH中H2 Pd/Cにて2日間還元し(上記化合物42を参照のこと)、4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニルアミンを得た。このフェニルアミンを、RTにて8時間、Ac2Oと、ピリジン中のDMAPにて処理し、N-[4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニル]-アセトアミドを得、これを、実施例1にて示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0150】
化合物(44)に関して、(実施例2を介して合成した)7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシ-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を、RTにて、EtOH中のNaOEtと、18時間反応させ(Larock et al.,1989)、C-7位でエトキシド、C-4位でCH2を有する、4-エトキシ-7-エトキシメチル-6-(2-エトキシ-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジンを得た。C-4位エトキシドを、反応を、通常1時間のかわりに30分間実施したことをのぞいて、実施例2で示した条件下で、ヒドラジンに変換した。このヒドラジンを、実施例2に示した条件下でヒドラゾンに変換した。
【0151】
化合物(45、49)に関して、3-(4-ヒドラジノ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-ベンゾニトリル化合物を、化合物(50、51)に関して、4-(4-ヒドラジノ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-ベンゾニトリル化合物を、(全て実施例1を介して合成した)、それぞれ、80℃にて12時間、DMF中のNH2-OHHCLで処理し(Batt et al.2000)、それぞれ、(4-ヒドラジノ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-N-ヒドロキシ-ベンズアミジン化合物を得、これを、実施例1に示した条件下でそれぞれのヒドラゾンに変換した。
【0152】
化合物(48)に関して、(実施例1を介して合成した)4-クロロ-7-メチル-6-フェニル-チエノ[3,2-d]ピリミジン化合物を、0℃にて、HNO3/H2SO4で硝酸処理し、EtOH中H2 Pd/Cで2日間還元して、4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニルアミンを得た(上記化合物43を参照のこと)。このフェニルアミンを、Ac2Oおよびピリミジン中のDMAPにて、RTで8時間処理し(上記化合物43を参照のこと)、N-[4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニル]-アセトアミドを得た。このアセトアミドを、THF中のBH3/THFで、還流にて4時間還元し(Salerno et al.,2000)、[4-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェニル]-エチル-アミンを得、実施例1で示した条件下でヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0153】
化合物(52)に関して、市販されている3-ヒドロキシ-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、および化合物(54)に関して、市販されている4-ヒドロキシ-3-メトキシ-ベンズアルデヒドを、個々に、塩基としてK2CO3を用いて、DMSO中の塩酸4-(2-クロロエチル)モルホリンにてアルキル化し(上記化合物41を参照のこと)、それぞれのメトキシ(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒドを得、実施例1に示した条件下で、これにそれぞれのヒドラジンと結合させて、ヒドラゾンを得た。
【0154】
化合物(56)に関して、市販されている酢酸2-アセトキシ-3-ヒドロキシ-プロピルエステルを、RTにてDMSO中のNaHで脱保護し、DMSO中の75℃に温められた(実施例2を介して合成した)7-ブロモメチル-4-クロロ-6-(2-エトキシ-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジンの溶液に移し、4-(1,2-ビス-イソプロペニルオキシ-エトキシ)-7-(1,2-ビス-イソプロぺニルオキシ-エトキシメチル)-6-(2-エトキシ-フェニル)-チエノ[3,2-d]ピリミジンを得た(上記化合物41を参照のこと)。この化合物を、反応を、通常1時間の代わりに30分間実施したことをのぞいて、実施例2で示した条件下でヒドラジンに変換した。このヒドラジンを、実施例2で示した条件下でヒドラゾンに変換した。
【0155】
化合物(57、60〜62、106〜109、159、160)に関して、市販されている4-フルオロフェニルボロン酸を、還流にて12時間、アセトン中のEtI/K2CO3で処理し、アルキル化産物4-エトキシフェニルボロン酸を得た(上記化合物42を参照のこと)。このボロン酸を、化合物(57、60〜62、106〜109、159、160)の合成において、スズキカップリング段階で使用した。
【0156】
化合物(75、76、84)に関して、市販されている4-ヒドロキシフェニルボロン酸を、RTにて8時間、Ac2Oとピリジン中DMAPにて処理し、ボロン酸酢酸フェニルエステルを得た。このボロン酸を、化合物(75、76、84)の合成において、スズキカップリング段階で使用した。スズキカップリング条件のために、脱保護が、インサイチューでおこった(実施例1のスズキカップリング条件を参照のこと)。
【0157】
化合物(80)に関して、市販されている2-ヒドロキシフェニルボロン酸を、RTにて8時間、Ac2Oと、ピリジン中のDMAPで処理して、ボロン酸酢酸フェニルエステルを得た。このボロン酸を、化合物(80)の合成において、スズキカップリング段階で使用し、スズキカップリング条件のために、脱保護が、インサイチューでおこり(実施例1のスズキカップリング条件を参照のこと)、2-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェノールを得た。このフェノールを、RTにてアセトン(K2CO3)中の臭化アルキルにてアルキル化し(Seley et al.,)、6-(2-アリルオキシ-フェニル)-4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジンを得、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0158】
化合物(81、82)に関して、市販されている2-ヒドロキシフェニルボロン酸をRTにて8時間、Ac2Oと、ピリジン中のDMAPで処理して、ボロン酸酢酸フェニルエステルを得た(上記化合物75、76、84を参照のこと)。このボロン酸を、化合物(81、82)の合成において、スズキカップリング段階で使用し、スズキカップリング条件のために、脱保護が、インサイチューでおこり(実施例1のスズキカップリング条件を参照のこと)、2-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェノールを得た。このフェノールを、RTにてアセトン(K2CO3)中の臭化ベンジルにてアルキル化して(上記化合物80を参照のこと)、6-(2-ベンジルオキシ-フェニル)-4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジンを得、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0159】
化合物(83)に関して、市販されている2-ヒドロキシフェニルボロン酸を、RTにて8時間、Ac2Oと、ピリジン中のDMAPで処理して、ボロン酸酢酸フェニルエステルを得た(上記化合物75、76、84を参照のこと)。このボロン酸を、化合物(83)の合成において、スズキカップリング段階で使用し、スズキカップリング条件中のために、脱保護が、インサイチューでおこり(実施例1のスズキカップリング条件を参照のこと)、2-(4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジン-6-イル)-フェノールを得た。このフェノールを、RTにてアセトン(K2CO3)中の臭化アルキルにてアルキル化して(上記化合物80を参照のこと)、6-(2-アリルオキシ-フェニル)-4-クロロ-7-メチル-チエノ[3,2-d]ピリミジンを得、実施例1で示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。ヒドラゾンのアルキルエーテルを、Pd/C触媒を用いて、EtOH中で水素化して(上記化合物42を参照のこと)、最終産物、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(2-プロポキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾンを得た。
【0160】
化合物(158)に関して、市販されている3-ヒドロキシ-4-メトキシ-ベンズアルデヒドを、70℃にて、K2CO3を用いて、DMSO中の、塩酸(2-クロロ-エチル)-ジエチル-アミン塩でアルキル化して(上記化合物41を参照のこと)、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒドを得た。このアルデヒドを、それぞれのヒドラジンと結合させて、実施例1で示した条件下でヒドラゾンを得た。
【0161】
化合物(161、162)に関して、市販されている4-ヒドロキシ-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒドを、65℃にて24時間、Cs2CO3を用いて、DMF中の塩酸(2-クロロ-エチル)-ジエチル-アミン塩でアルキル化して(Lee et al.,1995)、4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒドを得た。このアルデヒドを、それぞれのヒドラジンと結合させて、実施例1で示した条件下でヒドラゾンを得た。
【0162】
化合物(163)に関して、市販されている3-ニトロベンズアルデヒドを、Dean-Stark条件下、還流ベンゼン中のエチレングリコールとTsOHを用いて、環状アセタール、2-(3-ニトロ-フェニル)-「1,3」ジオキサレンに変換した。次いでジオキサレンのニトロ基を、EtOH中のH2 Pd/C還元を介して、4時間還元し(上記化合物42を参照のこと)、フェニルアミン、3-[1,3]ジオキサラン-2-イル-フェニルアミンを得た。このフェニルアミンを、RTにて、K2CO3を用いて、EtOH中の2当量3-クロロ-1,2-プロパンジオールで、48時間アルキル化して(上記化合物41を参照のこと)、3-[(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-(3-[1,3]ジオキサラン-2-イル-フェニル)-アミノ]-プロパン-1,2-ジオールを得た。このジオキサランの環状アセタールを、THF中の1M HClを用いて、20分間脱保護して、3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒドを得た。このアルデヒドを、それぞれのヒドラジンと結合させて、実施例5で示した条件下で、ヒドラゾンを得た。
【0163】
化合物(164)に関して、市販されている4-クロロ-3-ニトロベンズアルデヒドを、還流にて24時間、EtOH中のK2CO3で処理して、4-モルホリン-4-イル-3-ニトロ-ベンズアルデヒドを得(上記化合物41を参照のこと)、Dean-Stark条件下、還流ベンゼン中のエチレングリコールとTsOHを用いて、環状アセタール、4-(4-[1,3]ジオキサラン-2-イル-2-ニトロ-フェニル)-モルホリンに変換した。次いでジオキサレンのニトロ基を、EtOH中のH2 Pd/C還元を介して、還元し(上記化合物42を参照のこと)、還元中、エチレングリコール保護基を欠いて、フェニルアミン、3-アミノ-4-モルホリン-4-イル-ベンズアルデヒドを得た。このアルデヒドを還流にて18時間、MeIを含むEtOHおよびK2CO3中でアルキル化し(上記化合物41を参照のこと)、3-ジメチルアミノ-4-モルホリン-4-イル-ベンズアルデヒドを得た。このアルデヒドを、実施例5で示した条件下で、ヒドラジンおよびヒドラゾンに変換した。
【0164】
実施例7
Srcに対するチエノピリミジンに基づく阻害剤の特異性
組換え体ヒトSrcを、バキュロウイルス-昆虫細胞系を用いて発現させ、公表されているように精製した(Budde et al.,1993および2000)。組換え体CskおよびFGFレセプター(FGFr)を、pGEX発現ベクターと大腸菌(E.coli)を用いて、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ融合タンパク質として発現させ、記述されているように精製した(Sun & Budde,1995)。
【0165】
Src、CskおよびFGFrのチロシンキナーゼ活性を、ポリE4Yおよび32P-ATPを用いて決定した。つまり、酵素を、6mM MgCl2、0.2mM γ32P-ATP(0.2〜0.4mCi/μmol)、10%グリセロール、0.1% Triton X-100およびポリE4Yを含む0.15M EPPS-NaOH(pH8.0)からなる反応混合液中でアッセイした。ポリE4Yは、そのリン酸化を、ATPからの放射活性標識化リン酸の添加によって、本アッセイで測定される、合成ペプチドである(Budde et al.,1995)。スクリーニングアッセイのために、50μg/mlポリE4Yを使用し、Ki決定のために、濃度を変えて(0、20、30、75および150μg/ml)ポリE4Yを使用した。ATPを変化させた場合(0、50、100および250μM)には、ポリE4Yを、150μg/mlにて一定に保った。
【0166】
化合物が、2μM以下のIC50を有する場合に、それらを、Srcの特に良好な阻害剤として同定した。カテゴリー中の、一つまたは複数の開示したチエノピリミジンに基づく化合物には、化合物34、37、42、96、104および105が含まれ、これら全ての開示化合物が、優れた可能性を有し、多数の他の市販されている候補が、さらなる実験で現れるであろう(表7を参照のこと)。
【0167】
【表7】







【0168】
参考文献







【図面の簡単な説明】
【0169】
以下の図面が、本開示物の一部分を形成し、開示された化合物および方法の特定の局面をさらに例示するために含まれる。
【図1】式中R1、R2およびR3基が本明細書において定義されるように、開示されたチエノピリミジンに基づく化合物の一般構造を例示する。
【図2】4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物160、実施例1)の合成を例示している、スキームフローチャートである。
【図3】2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物107、実施例2)の合成を例示している、スキームフローチャートである。
【図4】4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物159、実施例3)の合成を例示している、スキームフローチャートである。
【図5】3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-イル)ヒドラゾン(化合物40、実施例4)の合成を例示している、スキームフローチャートである。
【図6】3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物139、実施例5)の合成を例示している、スキームフローチャートである。
【図7】3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン(化合物34、実施例6)の合成を例示している、スキームフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】


の化合物、またはその薬学的に許容される塩または水和物であって、
式中
R1が、メチル、エチル、ビニル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、エトキシメチル、モルホリン-4-イル-エトキシ、シアノまたは4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチルからなる群より選択され、
R2が、2-エトキシフェニル、2-アミノメチルフェニル、3-アミノメチルフェニル、4-アミノメチルフェニル、2-アミノフェニル、3-アミノフェニル、4-アミノフェニル、モルホリニル、3-(モルホリン-4-イル)メチルフェニル、フェニルアミノメチル、3-アミノカルボニルフェニル、4-アミノカルボニルフェニル、2-シアノフェニル、3-シアノフェニル、ベンズアミジン-3-イル、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ニトロフェニル、4-N,N-ジメチルアミノフェニル、4-N-アセチルアミノフェニル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル、4-(モルホリン-4-イル)メチル-フェニル、4-N-エチルアミノフェニル、2-エトキシ-4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、2-アリルオキシフェニル、2-ベンジルオキシフェニル、2-プロポキシフェニルまたは2-ヒドロキシフェニルからなる群より選択され、および
R3が、メチル-4-ホルミル安息香酸、4-カルボキシベンズアルデヒド、3-ピリジンカルボキシアルデヒド、2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3-ヒドロキシ-4,5-ジメトキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド、2-クロロベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、2,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシ-5-ブロモベンズアルデヒド、3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3-チオフェンカルボキシアルデヒド、2-イミダゾールカルボアルデヒド、3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド、1-イミダゾールカルボキシアルデヒド、4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド、4-ピリジンカルボキシアルデヒド、2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド、2-フランカルボキシアルデヒド、3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド、5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-フランカルボキシアルデヒド、4-アセトアミドベンズアルデヒド、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、4-フルオロベンズアルデヒド、1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-シアノベンズアルデヒド、4-シアノベンズアルデヒド、4-ブロモベンズアルデヒド、2-ピリジンカルボキシアルデヒド、3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド、3-メトキシベンズアルデヒド、4-メトキシベンズアルデヒド、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-ベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、3-[bis-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド、または3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒドからなる群より選択される、化合物、またはその薬学的に許容される塩または水和物。
【請求項2】
前記化合物が、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシルアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシルアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(3-(モルホリン-4-イル)メチル)フェニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(フェニルアミノ)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン)、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)-ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ニトロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N,N-ジメチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-アセチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-(モルホリン-4-イル)メチルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシ-4-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
2-クロロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アリルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(2-プロポキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-エトキシメチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-((±)-4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-シアノチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、および
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)7-エチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
R1がビニルであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
R1はヒドロキシであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
R1がメチルであり、R2が4-N,N-ジメチルアミノフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
R1がヒドロキシであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒドである、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
R1がビニルであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシベンズアルデヒドである、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
R1が、ビニル、ヒドロキシおよびメチルからなる群より選択され、R2が、2-エトキシフェニルおよび4-N,N-ジメチルアミノフェニルからなる群より選択され、R3が、3-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒドおよび3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドからなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、からなる群より選択される、少なくとも1つのタンパク質チロシンキナーゼ阻害化合物、およびこれらの混合物。
【請求項10】


の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に許容される塩または水和物と、担体を含む、薬学的組成物であって、式中
R1が、メチル、エチル、ビニル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、エトキシメチル、モルホリン-4-イル-エトキシ、シアノまたは4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチルからなる群より選択され、
R2が、2-エトキシフェニル、2-アミノメチルフェニル、3-アミノメチルフェニル、4-アミノメチルフェニル、2-アミノフェニル、3-アミノフェニル、4-アミノフェニル、モルホリニル、3-(モルホリン-4-イル)メチルフェニル、フェニルアミノメチル、3-アミノカルボニルフェニル、4-アミノカルボニルフェニル、2-シアノフェニル、3-シアノフェニル、ベンザミジン-3-イル、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ニトロフェニル、4-N,N-ジメチルアミノフェニル、4-N-アセチルアミノフェニル、N-ヒドロキシ-ベンザミジン-3-イル、N-ヒドロキシ-ベンザミジン-4-イル、4-(モルホリン-4-イル)メチル-フェニル、4-N-エチルアミノフェニル、2-エトキシ-4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、2-アリルオキシフェニル、2-ベンジルオキシフェニル、2-プロポキシフェニル、または2-ヒドロキシフェニルからなる群より選択され、および
R3が、メチル-4-ホルミル安息香酸、4-カルボキシベンズアルデヒド、3-ピリジンカルボキシアルデヒド、2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3-ヒドロキシ-4,5-ジメトキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド、2-クロロベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、2,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシ-5-ブロモベンズアルデヒド、3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3-チオフェンカルボキシアルデヒド、2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド、1-イミダゾールカルボキシアルデヒド、4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド、4-ピリジンカルボキシアルデヒド、2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド、2-フランカルボキシアルデヒド、3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド、5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-フランカルボキシアルデヒド、4-アセトアミドベンズアルデヒド、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、4-フルオロベンズアルデヒド、1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-シアノベンズアルデヒド、4-シアノベンズアルデヒド、4-ブロモベンズアルデヒド、2-ピリジンカルボキシアルデヒド、3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド、3-メトキシベンズアルデヒド、4-メトキシベンズアルデヒド、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-ベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド、または3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒドからなる群より選択される、薬学的組成物。
【請求項11】
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(3-(モルホリン-4-イル)メチル)フェニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(フェニルアミノ)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシルアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)-ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ニトロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N,N-ジメチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-アセチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-(モルホリン-4-イル)メチル-フェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシ-4-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
2-クロロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アリルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシルアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(2-プロポキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-エトキシメチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-((±)-4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェニルカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メトキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-(2-モルホリン-4-イル)-エトキシ)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-シアノールチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、および
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)7-エチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
およびそれらの混合物
からなる群より選択される、請求項10記載の組成物。
【請求項12】
R1がビニルであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項10記載の組成物。
【請求項13】
R1がヒドロキシであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項10記載の組成物。
【請求項14】
R1がメチルであり、R2が4-N,N-ジメチルアミノフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項10記載の組成物。
【請求項15】
R1がヒドロキシであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒドである、請求項10記載の組成物。
【請求項16】
R1がビニルであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシベンズアルデヒドである、請求項10記載の組成物。
【請求項17】
R1が、ビニル、ヒドロキシおよびメチルからなる群より選択され、R2が2-エトキシフェニルおよび4-N,N-ジメチルアミノフェニルからなる群より選択され、およびR3が、3-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒドおよび3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドからなる群より選択される、請求項10記載の組成物。
【請求項18】
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
およびそれらの混合物、
からなる群より選択される少なくとも1つの化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項19】


式中
R1が、メチル、エチル、ビニル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、エトキシメチル、モルホリン-4-イル-エトキシ、シアノまたは4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチルからなる群より選択され、
R2が、2-エトキシフェニル、2-アミノメチルフェニル、3-アミノメチルフェニル、4-アミノメチルフェニル、2-アミノフェニル、3-アミノフェニル、4-アミノフェニル、モルホリニル、3-(モルホリン-4-イル)メチルフェニル、フェニルアミノメチル、3-アミノカルボニルフェニル、4-アミノカルボニルフェニル、2-シアノフェニル、3-シアノフェニル、ベンズアミジン-3-イル、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ニトロフェニル、4-N,N-ジメチルアミノフェニル、4-N-アセチルアミノフェニル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル、4-(モルホリン-4-イル)メチル-フェニル、4-N-エチルアミノフェニル、2-エトキシ-4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、2-アリルオキシフェニル、2-ベンジルオキシフェニル、2-プロポキシフェニルまたは2-ヒドロキシフェニルからなる群より選択され、および
R3が、メチル-4-ホルミル安息香酸、4-カルボキシベンズアルデヒド、3-ピリジンカルボキシアルデヒド、2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3-ヒドロキシ-4,5-ジメトキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド、2-クロロベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、2,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシ-5-ブロモベンズアルデヒド、3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3-チオフェンカルボキシアルデヒド、2-イミダゾールカルボアルデヒド、3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド、1-イミダゾールカルボキシアルデヒド、4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド、4-ピリジンカルボキシアルデヒド、2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド、2-フランカルボキシアルデヒド、3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド、5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-フランカルボキシアルデヒド、4-アセトアミドベンズアルデヒド、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、4-フルオロベンズアルデヒド、1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-シアノベンズアルデヒド、4-シアノベンズアルデヒド、4-ブロモベンズアルデヒド、2-ピリジンカルボキシアルデヒド、3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド、3-メトキシベンズアルデヒド、4-メトキシベンズアルデヒド、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-ベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド、または3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒドからなる群より選択される、
少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に許容される塩またはその水和物を、対象に投与することによってタンパク質チロシンキナーゼを阻害する方法。
【請求項20】
少なくとも1つの化合物が、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシルアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノメチル)フェニル-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシルアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-メチル-6-(モルホリン-4-イル)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(3-(モルホリン-4-イル)メチル)フェニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(フェニルアミノ)メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン)、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノカルボニルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(3-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-シアノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)-ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-ニトロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N,N-ジメチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-アセチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-(モルホリン-4-イル)メチルフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-N-エチルアミノフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシ-4-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(4-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル]ヒドラゾン、
2-クロロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジメトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-アリルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-ベンジルオキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-メチル-6-(2-プロポキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-ヒドロキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシ-3-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-エトキシメチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-((±)-4,5-ジヒドロキシ-2-オキソペンチル)-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシメチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-3,5-ジメトキシ-ベンズアルデヒド(6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ヒドロキシチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-(2-(モルホリン-4-イル)-エトキシ)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(4-アミノフェニル)-7-シアノチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-カルボキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
メチル4-ホルミル安息香酸(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-アセトアミドベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-シアノベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ブロモベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-ピリジンカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
4-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-メトキシベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
2-フルオロベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒド(7-シアノ-6-(2-エトキシフェニル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)-7-ビニルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、および
3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド(6-(2-エトキシフェニル)7-エチルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾン、
からなる群より選択される、請求項19記載の方法。
【請求項21】
R1がビニルであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項19記載の方法。
【請求項22】
R1がヒドロキシであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項19記載の方法。
【請求項23】
R1がメチルであり、R2が4-N,N-ジメチルアミノフェニルであり、R3が3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドである、請求項19記載の方法。
【請求項24】
R1がヒドロキシであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒドである、請求項19記載の方法。
【請求項25】
R1がビニルであり、R2が2-エトキシフェニルであり、R3が3-ヒドロキシベンズアルデヒドである、請求項19記載の方法。
【請求項26】
R1が、ビニル、ヒドロキシおよびメチルからなる群より選択され、R2が2-エトキシフェニルおよび4-N,N-ジメチルアミノフェニルからなる群より選択され、およびR3が、3-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒドおよび3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドからなる群より選択される、請求項19記載の方法。
【請求項27】
タンパク質チロシンキナーゼに対する化合物の結合の段階を含む、請求項19記載の方法。
【請求項28】
タンパク質チロシンキナーゼが、Src、Fyn、Yes、Lyn、Lck、Blk、HckおよびFgrからなる群より選択される、請求項19記載の方法。
【請求項29】
対象が哺乳動物である、請求項19記載の方法。
【請求項30】
哺乳動物がヒトである、請求項19記載の方法。
【請求項31】
投与が非経口である、請求項19記載の方法。
【請求項32】
非経口投与が、静脈内、筋肉内、皮下、腹腔内、動脈内、髄腔内または経皮である、請求項31記載の方法。
【請求項33】
投与が栄養性である、請求項19記載の方法。
【請求項34】
栄養性投与が、経口、直腸、舌下または口腔である、請求項33記載の方法。
【請求項35】
投与が局所である、請求項19記載の方法。
【請求項36】
投与が吸入による、請求項19記載の方法。
【請求項37】
7炭素位にてさらに置換基を含んでもよく、または含まなくてもよい、4-ハロ-[3,2-d]ピリミジンの6炭素位をハロゲン化して、4-ハロ-6-ハロ-[3,2-d]ピリミジンを産出する段階、
6-ハロを、置換または未置換フェニル基(R2)で置換して、7炭素位にてさらに置換基を含んでもよく、または含まなくてもよい、4-ハロ-6-R2-[3,2-d]ピリミジンを産出する段階、
4-ハロ-6-R2-[3,2-d]ピリミジンのヒドラジンを、置換基R3を有するヒドラゾンに変換することによって、4-ハロ-6-R2[3,2-d]ピリミジンを、R3-(6-R2-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾンに変換する段階、
を含む、チエノピリミジンに基づく化合物の合成の方法。
【請求項38】
R2が、2-エトキシフェニル、2-アミノメチルフェニル、3-アミノメチルフェニル、4-アミノメチルフェニル、2-アミノフェニル、3-アミノフェニル、4-アミノフェニル、モルホリン-4-イル、3-[(モルホリン-4-イル)-メチル]-フェニル、フェニルアミノメチル、3-アミノカルボニルフェニル、4-アミノカルボニルフェニル、2-シアノフェニル、3-シアノフェニル、3-ベンズアミジン、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ニトロフェニル、4-N,N-ジメチルアミノフェニル、4-N-アセチルアミノフェニル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル、4-[(モルホリン-4-イル)メチル]-フェニル、4-N-エチルアミノフェニル、2-エトキシ-4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、2-アリルオキシフェニル、2-ベンジルオキシフェニル、および2-プロポキシフェニルおよび2-ヒドロキシフェニルからなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項39】
R3が、メチル-4-ホルミル安息香酸、4-カルボキシベンズアルデヒド、3-ピリジンカルボキシアルデヒド、2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3-ヒドロキシ-4,5-ジメトキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド、2-クロロベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、2,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシ-5-ブロモベンズアルデヒド、3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3-チオフェンカルボキシアルデヒド、2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド、1-イミダゾールカルボキシアルデヒド、4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド、4-ピリジンカルボキシアルデヒド、2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド、2-フランカルボキシアルデヒド、3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド、5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-フランカルボキシアルデヒド、4-アセトアミドベンズアルデヒド、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、4-フルオロベンズアルデヒド、1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-シアノベンズアルデヒド、4-シアノベンズアルデヒド、4-ブロモベンズアルデヒド、2-ピリジンカルボキシアルデヒド、3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド、3-メトキシベンズアルデヒド、4-メトキシベンズアルデヒド、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-ベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド、および3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒドからなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項40】
ハロゲン化を、THFとI2の冷塩基性溶液を用いて実施する、請求項37記載の方法。
【請求項41】
R2が、置換または未置換フェニル基である、4-ハロ-6-R2-7-メチルチエノ[3,2-d]ピリミジンの7炭素数をハロゲン化して、7-ハロメチル-4-ハロ-6-R2チエノ[3,2-d]ピリミジンを産出する段階、
7-ハロメチル基を、7-ヒドロキシメチル基に変換して、4-ハロ-6-R2-7-ヒドロキシメチル-チエノ[3,2-d]ピリミジンを産出する段階、
7-ヒドロキシメチル基を、異なる基7-R1に変換するか、または7-ヒドロキシメチル基を無傷に脱離させるかのいずれかで、R1がヒドロキシメチル基かまたは異なる置換基である、4-ハロ-6-R2-7-R1-チエノ[3,2-d]ピリミジンを産出する段階、
4-ハロ-6-R2-7-R1-チエノ[3,2-d]ピリミジンのヒドラジンを、ヒドラゾンに変換することによって、4-ハロ-6-R2-7-R1-チエノ[3,2-d]ピリミジンを、R3-(6-R2-7-R1-チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)ヒドラゾンに変換する段階、
を含む、チエノピリミジンに基づく化合物の合成の方法。
【請求項42】
R1が、メチル、エチル、ビニル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、エトキシメチル、モルホリン-4-イル-エトキシ、シアノおよび4,5-ジヒドロキシ-2-オキシルペンチルからなる群より選択される、請求項41記載の方法。
【請求項43】
R2が、2-エトキシフェニル、2-アミノメチルフェニル、3-アミノメチルフェニル、4-アミノメチルフェニル、2-アミノフェニル、3-アミノフェニル、4-アミノフェニル、モルホリン-4-イル、3-[(モルホリン-4-イル)-メチル]-フェニル、フェニルアミノメチル、3-アミノカルボニルフェニル、4-アミノカルボニルフェニル、2-シアノフェニル、3-シアノフェニル、3-ベンズアミジン、4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、4-ニトロフェニル、4-N,N-ジメチルアミノフェニル、4-N-アセチルアミノフェニル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-3-イル、N-ヒドロキシ-ベンズアミジン-4-イル、4-[(モルホリン-4-イル)メチル]-フェニル、4-N-エチルアミノフェニル、2-エトキシ-4-フルオロフェニル、4-ヒドロキシフェニル、2-アリルオキシフェニル、2-ベンジルオキシフェニル、または2-プロポキシフェニル、および2-ヒドロキシフェニルからなる群より選択される、請求項41記載の方法。
【請求項44】
R3が、メチル-4-ホルミル安息香酸、4-カルボキシベンズアルデヒド、3-ピリジンカルボキシアルデヒド、2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒド、4-メチル-5-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-ベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3-ヒドロキシ-4,5-トリメトキシベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-カルボアルデヒド、2-クロロベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、2,4-ジメトキシベンズアルデヒド、3-メトキシ-4-ヒドロキシ-5-ブロモベンズアルデヒド、3-クロロ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド、3-チオフェンカルボキシアルデヒド、2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3,4-ジメトキシ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド、1-イミダゾールカルボキシアルデヒド、4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアルデヒド、4-ピリジンカルボキシアルデヒド、2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-カルボアルデヒド、2-フランカルボキシアルデヒド、3-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-クロロ-4-フルオロベンズアルデヒド、5-メチル-2-チオフェンカルボキシアルデヒド、3-フランカルボキシアルデヒド、4-アセトアミドベンズアルデヒド、4-N,N-ジメチルアミノベンズアルデヒド、5-メチル-2-フランカルボキシアルデヒド、4-フルオロベンズアルデヒド、1-メチル-2-イミダゾールカルボキシアルデヒド、3-シアノベンズアルデヒド、4-シアノベンズアルデヒド、4-ブロモベンズアルデヒド、2-ピリジンカルボキシアルデヒド、3-テトラヒドロフランカルボキシアルデヒド、3-メトキシベンズアルデヒド、4-メトキシベンズアルデヒド、3-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-4-メトキシ-ベンズアルデヒド、3,5-ジメトキシ-4-(2-ジエチルアミノ-エトキシ)-ベンズアルデヒド、2-フルオロベンズアルデヒド、3-[ビス-(2,3-ジヒドロキシ-プロピル)-アミノ]-ベンズアルデヒド、および3-ジメチルアミノ-4-(モルホリン-4-イル)-ベンズアルデヒドからなる群より選択される、請求項41記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2008−505186(P2008−505186A)
【公表日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−520425(P2007−520425)
【出願日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【国際出願番号】PCT/US2005/023748
【国際公開番号】WO2006/014404
【国際公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【出願人】(505073093)ボード オブ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティー オブ テキサス システム (5)
【Fターム(参考)】