説明

少なくとも1台の自転車用の支持装置

【課題】少なくとも1台の自転車用の支持装置を改良して、車両、特に乗用車に取付け可能であり、当該支持装置の非使用位置および使用位置の機能に即して構成されたテールランプを備えているようにする。
【解決手段】当該支持装置(4)の非使用位置(Rs)において、テールランプ(12,13)が、乗用車(1)における収納位置(Abst)に積込み可能であり、これに対して、当該支持装置(4)の使用位置(Bs)において、テールランプ(12,13)が、作用位置(Wist)に可搬であるようにした。さらにテールランプが、収納位置もしくは収容キャリアの非使用位置において、電気的な切換え装置によって制御可能であるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した、少なくとも1台の自転車用の支持装置であって、自動車、特に乗用車に取り付けられていて、乗用車の後部部分に配置されている当該支持装置が、非使用位置から使用位置に移動可能であり、かつテールランプを備えている形式のものに関する。
【背景技術】
【0002】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102004035429号明細書は、自動車のためのリヤキャリアに関する。このリヤキャリアは、たとえば自転車といった荷物を搬送するためのものである。リヤキャリアはベースキャリアを有していて、このベースキャリアは車両から引出し可能に形成されている。横方向キャリアを介在してベースキャリアに、離間している2つのランプボディが結合されている。これらのランプボディは、非使用位置から使用位置に運動可能である。このために、ランプボディは車両外側に向かって移動する。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10257903号明細書には、自動車に用いられる引出し可能な荷物キャリアが記載されている。この荷物キャリアは、引き出しのように長手方向運動可能に構成された荷物収容部を備えている。荷物収容部の後方の端部には、間隔をもって互いに配置されている2つのランプが設けられている。これらのランプは車両横方向で、第1位置から第2位置に運動可能であり、かつそれとは逆に第2位置から第1位置に運動可能である。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許第4340009号明細書によれば、有利には自転車搬送用の後部搬送ブリッジを備えた自動車であって、後部搬送ブリッジは、車両の下面に取り付けられているキャリアシステムを備えている。このキャリアシステムは、繰出し可能なキャリアを有していて、このキャリアの背面は、上に起こすことのできるレールを有している。このレールには投光装置が配置されていて、この投光装置は、レールが下に倒され、キャリアが挿入されている場合、車両底部に配向されている。
【特許文献1】ドイツ連邦共和国特許出願公開第102004035429号明細書
【特許文献2】ドイツ連邦共和国特許出願公開第10257903号明細書
【特許文献3】ドイツ連邦共和国特許第4340009号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の少なくとも1台の自転車用の支持装置を改良して、車両、特に乗用車に取付け可能で、当該支持装置の非使用位置および使用位置の機能に即して構成されたテールランプを備えているようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題を解決するために本発明の構成では、当該支持装置の非使用位置においてテールランプが、乗用車内の収納位置に積込み可能であり、これに対して、当該支持装置の使用位置において、テールランプが、作用位置に可搬であるようにした。さらにテールランプが、収納位置もしくは収容キャリアの非使用位置において、電気的な切換え装置によって制御可能であるようにした。本発明の別の構成は、従属請求項に記載されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明により主として得られる利点は、当該支持装置の使用位置におけるテールランプが、作用位置に位置固定可能であり、次いでテールランプとして有効に機能するということである。これに対して当該支持装置の非使用位置におけるテールランプは、空間的に有利な収納位置に可搬である。テールランプを収納位置もしくは作用位置に調整するために、良好に効果的な迅速組付け装置が設けられている。この迅速組付け装置は、技術的に許容可能な手段によって実現可能である。この場合、相応な迅速組付け装置には、収容エレメントと挿入エレメントとを有する手間いらずの、簡単に操作可能である差込み接続部材が適当である。有利には、このことは迅速組付け装置の位置固定エレメントにも当てはまる。この位置固定エレメントは、ばねエレメントによって負荷されるロック部材で、挿入エレメントを収容エレメントに対して相対的に位置決めする。この場合、前記ロック部材は操作機構で制御可能である。ばねエレメントは理想的に効果的な圧縮ばねであり、操作機構は、圧縮ばねによって囲まれている案内区分を備えた、問題なく置換可能な操作ピンを有している。この操作ピンは、圧縮ばねの第1端部側のための第1ストッパを備えている。この場合、圧縮ばねは第2端部側でケーシング区分のストッパ壁の内側で支持される。操作ピンの延長部として構成された支承ピンがストッパ壁を貫通し、操作ピンを軸線方向で運動可能にするハンドレバーを貫通していると構造的に有利である。このハンドレバーは人間工学的な構成に相応して、位置固定エレメントの簡単な操作に寄与する。つまりは、ベースキャリアと収容キャリアとの間の電気的な切換え装置により、テールランプは収納位置において遮断され、これによって、テールランプの不都合な光の作用は収納位置において可能な限り排除される。
【0008】
本発明に係る支持装置は、有利には、テールランプが、作用位置で迅速組付け装置によって位置固定可能である。
【0009】
本発明に係る支持装置は、有利には、テールランプの各迅速組付け装置が、差込み接続部材を有している。
【0010】
本発明に係る支持装置は、有利には、差込み接続部材が、収容エレメントと挿入エレメントとを有している。
【0011】
本発明に係る支持装置は、有利には、収容エレメントと挿入エレメントとが、たとえば四角形の横断面を有する管状体により形成されている。
【0012】
本発明に係る支持装置は、有利には、各迅速組付け装置が、位置固定エレメントを有している。
【0013】
本発明に係る支持装置は、有利には、位置固定エレメントが、ばねエレメントによって負荷されているロック部材で、挿入エレメントを収容エレメントに対して相対的に固定しており、ロック部材(27)が、操作機構で制御可能である。
【0014】
本発明に係る支持装置は、有利には、ロック部材が、挿入エレメントの支持壁と協働する押圧部材を有している。
【0015】
本発明に係る支持装置は、有利には、押圧部材が、支持壁に向いている側に摩擦を高めるライニングを備えている。
【0016】
本発明に係る支持装置は、有利には、ばねエレメントが、ロック部材の押圧部材をロック位置に動かそうとする。
【0017】
本発明に係る支持装置は、有利には、ばねエレメントが、圧縮ばねとして構成されている。
【0018】
本発明に係る支持装置は、有利には、操作機構が、圧縮ばねによって囲まれている案内区分を備えた操作ピンを有しており、該操作ピンが、圧縮ばねの第1端部側のための第1ストッパを備えており、圧縮ばねが、第2端部側で、ケーシング区分のストッパ壁の内側において支持されている。
【0019】
本発明に係る支持装置は、有利には、操作ピンの延長部として構成された支承ピンが、ストッパ壁を貫通しており、軸線方向(D−D)で操作ピン(32)を運動可能にするハンドレバーを備えている。
【0020】
本発明に係る支持装置は、有利には、ハンドレバーが、支承ピンに対して横方向で配置されている軸ジャーナルを中心として可動であり、操作ピンの軸線方向の行程運動をもたらす支持経路で、ケーシング区分のストッパ壁と接触している。
【0021】
本発明に係る支持装置は、有利には、支承ピンが、自由端部にねじナットのためのねじ山を有しており、ねじナットを介してハンドレバーが、操作ピンに位置固定される。
【0022】
本発明に係る支持装置は、有利には、ケーシング区分が、管状体の、収容エレメントに接触させられている部分である。
【0023】
本発明に係る支持装置は、有利には、収納位置にあるテールランプが、当該支持装置内に固定されている。
【0024】
本発明に係る支持装置は、有利には、テールランプのために収納位置に保管スペースが形成されている。
【0025】
本発明に係る支持装置は、有利には、挿入エレメントが、テールランプに位置保持されており、位置固定エレメントが、当該支持装置に位置保持されている。
【0026】
本発明に係る支持装置は、有利には、挿入エレメントが、テールランプを向いている端部でジョイントを介して角度運動可能に前記テールランプと結合している。
【0027】
本発明に係る支持装置は、有利には、電気的な切換え装置が、ベースキャリアと収容キャリアとの間で作用する。
【0028】
本発明に係る支持装置は、有利には、電気的な切換え装置が、リードコンタクトリレーの形式で形成されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
【0030】
図1には、乗用車1の後部部分2のみが示されている。この後部部分2は長手方向中央平面B−B(図2)に、当該支持装置4を進出させるための開口3を有している。当該支持装置4は自転車5を搬送するために形成されていて、ベースキャリア6と収容キャリア7(図2)とを有している。この収容キャリア7に自転車5が車両長手方向C−Cに対して横方向に配向されて保持されている。収容キャリア7は、車両長手方向C−Cで非使用位置Rsと使用位置Bsとの間を調節可能に構成されていて、かつそれとは逆に使用位置Bsと非使用位置Rsとの間を調節可能に構成されている(図2)。このために、ベースキャリア6には、長手方向中央平面B−Bの両側に内側ガイドレール8,9が設けられていて、これらの内側ガイドレール8,9は、収容キャリア7の外側ガイドレール10,11と協働する。
【0031】
当該支持装置4にテールランプ12,13が結合されている。これらのテールランプ12,13は、ほぼ方形のボディにより形成されていて、開口3を閉鎖する被覆壁14(図1)の両側に、もしくは長手方向中央平面B−Bの両側に配置されている。テールランプ12,13は、電気的なケーブル15,16(図3および図4)の介在下で乗用車1の搭載電源(図示せず)に接続されていて、収容キャリア7の非使用位置Rsにおいて収納位置Abstに積込み可能である。このために当該支持装置4には保管スペース17(図2)が成形加工されている。この保管スペース17内で、平坦に置かれ十分に沈められたテールランプ12,13は、適当な手段で固定されている。収納位置Abstからテールランプ12,13は乗用車1の使用者によって手動で作用位置Wistにもたらされ、迅速組付け装置18,19によって位置固定することができる。
【0032】
各迅速組付け装置、たとえば迅速組付け装置18は、差込み接続部材20(図4および図5)を有していて、この差込み接続部材20は収容エレメント21と挿入エレメント22とを備えている。この場合、挿入エレメント22はテールランプ12に取り付けられている。収容エレメント21と挿入エレメント22とは、四角形もしくは方形の横断面を有する管状体23,24により形成される。さらに迅速組付け装置18は、当該支持装置4に保持されている位置固定エレメント25を備えている。この位置固定エレメント25は、ばねエレメント26によって負荷されるロック部材27で、挿入エレメント22を収容エレメント21に対して相対的に固定する。操作機構28がロック部材27を制御するために働く。このロック部材27は押圧部材29の形式で構成されていて、この押圧部材29は挿入エレメント22の支持壁30と協働し、支持壁30に向いている側に、摩擦を高めるライニングを施すことができる。ばねエレメント26は、ロック部材27の押圧部材29をロック位置Sstに動かそうとし、かつ圧縮ばね31として構成されている。
【0033】
操作機構28は圧縮ばねによって囲まれた案内区分33を備えた操作ピン32を有している。案内区分33は、圧縮ばね31の第1端部側35のための第1ストッパ34を備えている。圧縮ばね31は、ケーシング区分38のストッパ壁37の内側36に設けられている第2端部側35′で支持される。操作ピン32は延長部39として構成された支承ピン40を備えていて、この支承ピン40はストッパ壁37を貫通し、操作ピン32を軸線方向D−Dで移動可能なハンドレバー41を有している。このハンドレバー41は、支承ピン40に対して横方向に配置された軸ジャーナル42を中心として可動であり、操作ピン32の軸線方向の行程運動(方向D−D)をもたらす支持経路43でストッパ壁37に接触する。ハンドレバーが方向Eで運動する場合、押圧部材29は解除位置Est(図5)に運動する。この場合、支持経路43は支持点Astを中心にして運動する。ハンドレバー41に配向エレメント44が結合している。この配向エレメント44はケーシング区分38の壁45に接触していて、操作ピン32を中心とした万一の半径方向の運動時に、ハンドレバー41をその所定位置に戻す。ケーシング区分38は、管状体46の、収容エレメント21に直接接触するように案内されている部分である。支承ピン40は、自由端部47にねじナット49のためねじ山48を備えている。ねじナット49を介してハンドレバー41は操作ピン32に固定されている。
【0034】
挿入エレメント22は、保持ブラケット50を介在してテールランプ12と結合している。この場合、挿入エレメント22はジョイント51を介して保持ブラケット50と連結されていて、挿入エレメント22が、収納位置Abstにおいてテールランプ12を備えた、かさばらない構成ユニットであり、作用位置Wistにおいて所定の構成位置を占めるようになっている。
【0035】
当該支持装置4のベースキャリア6と収容キャリア7との間には、電気的な切換え装置52が設けられている。この切換え装置52は、テールランプ12の収納位置Abstと作用位置Wistとにおいて、テールランプ12のオンオフ切換えを行う。切換え装置52は、電気的なスイッチ53を有している。このスイッチ53は、ベースキャリア6の前方のフレームエレメント54と、収容キャリア7の前方のフレームエレメント55との間に配置されていて、しかもフレームエレメント54,55の互いに向かい合っている面56,57に配置されている。
【0036】
つまりは、電気的なスイッチ53はリードコンタクトリレーとして形成されていて、磁石とコンタクト舌片を有している。このコンタクト舌片は接続ワイヤと結合されている。磁石の磁界が接続ワイヤを介して有効になるやいなや、電気的なコンタクトが実行される。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明による支持装置備えた乗用車を左後方斜め上方から見た図である。
【図2】使用位置にある支持装置の左後方斜め上方から見た図である。
【図3】非使用位置にある支持装置の図2に相応する斜視図である。
【図4】作用位置にある支持装置のテールランプを左前方斜め上方から見た図である。
【図5】図4の矢印方向Aから見た図である。
【図6】本発明による電気的な切換え装置を備えた支持装置を上方から見た概略図である。
【符号の説明】
【0038】
1 乗用車、 2 後部部分、 3 開口、 4 支持装置、 5 自転車、 6 ベースキャリア、 7 収容キャリア、 8,9 内側ガイドレール、 10,11 外側ガイドレール、 12,13 テールランプ、 14 被覆壁、 15,16 電気的なケーブル、 17 保管スペース、 18,19 迅速組付け装置、 20 差込み接続部材、 21 収容エレメント、 22 挿入エレメント、 23,24 管状体、 25 位置固定エレメント、 26 ばねエレメント、 27 ロック部材、 28 操作機構、 29 押圧部材、 30 支持壁、 31 圧縮ばね、 32 操作ピン、 33 案内区分、 34 ストッパ、 35,35′ 端部側、 36 内側、 37,38 ケーシング区分、 39 延長部、 40 支承ピン、 41 ハンドレバー、 42 軸ジャーナル、 43 支持経路、 44 配向エレメント、 45 壁、 46 管状体、 47 自由端部、 48 ねじ山、 49 ねじナット、 50 保持コンソール、 51 ジョイント、 52 切換え装置、 53 スイッチ、 54,55 フレームエレメント、 56,57 面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1台の自転車用の支持装置であって、自動車、殊に乗用車に取り付けられており、該乗用車の後部に配置されている当該支持装置が、非使用位置から使用位置に移動可能であり、かつテールランプを備えている形式のものにおいて、当該支持装置(4)の非使用位置(Rs)において、テールランプ(12,13)が、乗用車(1)内の収納位置(Abst)に積込み可能であり、これに対して当該支持装置(4)の使用位置(Bs)において、テールランプ(12,13)が、作用位置(Wist)に可搬であることを特徴とする、少なくとも1台の自転車用の支持装置。
【請求項2】
テールランプ(12,13)が、作用位置(Wist)で迅速組付け装置(18,19)によって位置固定可能である、請求項1記載の支持装置。
【請求項3】
テールランプ(12,13)の各迅速組付け装置(18,19)が、差込み接続部材(20)を有している、請求項2記載の支持装置。
【請求項4】
差込み接続部材(20)が、収容エレメント(21)と挿入エレメント(22)とを有している、請求項3記載の支持装置。
【請求項5】
収容エレメント(21)と挿入エレメント(22)とが、たとえば四角形の横断面を有する管状体(23,24)により形成されている、請求項4記載の支持装置。
【請求項6】
各迅速組付け装置(18,19)が、位置固定エレメント(25)を有している、請求項2記載の支持装置。
【請求項7】
位置固定エレメント(25)が、ばねエレメント(26)によって負荷されているロック部材(27)で、挿入エレメント(22)を収容エレメント(21)に対して相対的に固定しており、ロック部材(27)が、操作機構(28)で制御可能である、請求項4または6記載の支持装置。
【請求項8】
ロック部材(27)が、挿入エレメント(22)の支持壁(30)と協働する押圧部材(29)を有している、請求項1記載の支持装置。
【請求項9】
押圧部材(29)が、支持壁(30)に向いている側に摩擦を高めるライニングを備えている、請求項8記載の支持装置。
【請求項10】
ばねエレメント(26)が、ロック部材(27)の押圧部材(29)をロック位置(Sst)に動かそうとする、請求項7または8記載の支持装置。
【請求項11】
ばねエレメント(26)が、圧縮ばね(31)として構成されている、請求項7記載の支持装置。
【請求項12】
操作機構(28)が、圧縮ばね(31)によって囲まれている案内区分(33)を備えた操作ピン(32)を有しており、該操作ピン(32)が、圧縮ばね(31)の第1端部側(35)のための第1ストッパ(34)を備えており、圧縮ばね(31)が、第2端部側(35′)で、ケーシング区分(38)のストッパ壁(37)の内側(36)において支持されている、請求項1から11までのいずれか一項記載の支持装置。
【請求項13】
操作ピン(32)の延長部(39)として構成された支承ピン(40)が、ストッパ壁(37)を貫通しており、軸線方向(D−D)で操作ピン(32)を運動可能にするハンドレバー(41)を備えている、請求項12記載の支持装置。
【請求項14】
ハンドレバー(41)が、支承ピン(40)に対して横方向で配置されている軸ジャーナル(42)を中心として可動であり、操作ピン(32)の軸線方向の行程運動をもたらす支持経路(43)で、ケーシング区分(38)のストッパ壁(37)と接触している、請求項12記載の支持装置。
【請求項15】
支承ピン(40)が、自由端部(47)にねじナット(49)のためのねじ山(48)を有しており、ねじナット(49)を介してハンドレバー(41)が、操作ピン(32)に位置固定される、請求項13記載の支持装置。
【請求項16】
ケーシング区分(38)が、管状体(46)の、収容エレメント(21)に接触させられている部分である、請求項12または14記載の支持装置。
【請求項17】
収納位置(Abst)にあるテールランプ(12,13)が、当該支持装置(4)内に固定されている、請求項1記載の支持装置。
【請求項18】
テールランプ(12,13)のために収納位置(Abst)に保管スペース(17)が形成されている、請求項17記載の支持装置。
【請求項19】
挿入エレメント(22)が、テールランプ(12,13)に位置保持されており、位置固定エレメント(25)が、当該支持装置(4)に位置保持されている、請求項1,5,6のいずれか一項記載の支持装置。
【請求項20】
挿入エレメント(22)が、テールランプを向いている端部でジョイントを介して角度運動可能に前記テールランプ(12,13)と結合している、請求項19記載の支持装置。
【請求項21】
請求項1記載の支持装置であって、当該支持装置が、自転車用のベースキャリアと収容キャリアとを有しており、該収容キャリアが、非使用位置から使用位置に調節可能であり、かつそれとは逆に使用位置から非使用位置に調節可能である形式のものにおいて、テールランプ(12,13)が、収納位置(Abst)もしくは収容キャリア(7)の非使用位置(Rs)において、電気的な切換え装置(52)によって制御可能であることを特徴とする、支持装置。
【請求項22】
電気的な切換え装置(52)が、ベースキャリア(6)と収容キャリア(7)との間で作用する、請求項21記載の支持装置。
【請求項23】
電気的な切換え装置(52)が、リードコンタクトリレーの形式で形成されている、請求項22記載の支持装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2008−13175(P2008−13175A)
【公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−178326(P2007−178326)
【出願日】平成19年7月6日(2007.7.6)
【出願人】(506292985)マグナ カー トップ システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (31)
【氏名又は名称原語表記】Magna Car Top Systems GmbH
【住所又は居所原語表記】Stuttgarter Strasse 59, D−74321 Bietigheim−Bissingen, Germany
【Fターム(参考)】