説明

就寝中の耐震具

【目的】廉価で軽量、小スペース設置、折畳みコンパクト収納、敷き布団やベッドの両使用ができる、現在頭部、上半身は無防備状態で就寝していることに対しヘルメット感覚で装備し、寝込んでいる内の咄嗟の大地震初期の一撃を眠りの内で安全空間が創出され身を守り冷静な対処ができる就寝中の耐寝具を提供する。
【構成】二枚のパイプ枠体の上部の接合部に接続部と接続具を着脱自在に設け接続し、枠体の下部を開放部とし、そこに鋼鉄線で着脱自在の開放制御体を設け両開放部を接続して強力耐圧保有の三角形態を形成する。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は、就寝中の耐寝具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鋼鉄製アーチ型でベッドに固定された耐震具はあったが高価で収納ができず重量もあり広いスペースを要し安定性もベッドの足のみの不安定で、日本の小住宅には不向きな就寝中の耐震具はあった。
【発明が解決するための課題】
【0003】
上記を解決するために廉価、軽量、小スペース、コンパクト収納、和寝具ベッドに使用可、頭部、上半身を守るヘルメット感覚の就寝中の耐寝具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
イ、少なくも一以上の枠体の上部を接合部とし該接合部近傍に接続部を設け該接続部と相対する接続部の間に接続具を設け該接続具は双方の前記接続部を接続し前記枠体の下部を開放部とし該開放部に開放制御体を設け相対する開放部と該開放制御体とを接続して成る。
ロ、樹脂と金属の合体から成る。
【作用】
【0005】
イ、本発明に係わる就寝中の耐震具は、枠体上部の接合部近傍に相対する接続部を貫通して着脱自在に接続するバネ保有の接続具で接続し、枠体下部の開放部は鋼鉄線の接続自在な開放制御体で接続し帆布は就寝者の体重と器具自重で器具の安定を保ち、本三角形態は落下物に対し強力な耐圧保有の防禦体の作用を為す、接続具とバネ保有の接続具は開放制御体と供に三角形態を形成し強力な耐圧作用を有し接続部と接続具は開閉自在な接合部を形成し且つ枠体の折り畳の整合作用を有し接続部とバネ保有の接続具は本器具の本質的作用に必須な部品である、開放制御体の鋼鉄線は強力な耐圧作用と就寝者の安全空間の形成作用を為し本器具は就寝者が地震初期の一撃中眠りの内で安全空間が創出される護身作用をする。
ロ、樹脂パイプ等の形成は、しなやかさで落下物の衝撃を吸収し、金属は接続部接続具、スチール開放制御体等に用いて強力な三角形態での耐圧作用を形成する樹脂パイプを孔等で傷つけて破断等の悪作用を招かない組立が肝要である。
【実施例】
【0006】
図1に基づいて説明すると
図1は就寝中の耐震具の斜視図で、略人の約上半身長の2枚の枠体上部の接合部を近傍の一対の接続部を貫通した接続具で開閉自在に接続できる接合部とし、枠体下部の開放部には鋼鉄線と帆布等で適切な三角形の底幅と成るよう調整された開放制御体を設け、耐圧力のある三角テント形態の空間を形成し、此の内部で就寝する人に安全空間を提供する、寝具の設置と撤収操作は上部の接合部を両開きして布団を開閉制御体の上に敷き再び接合部を接続し就寝する、又就寝者が単独か接合部を開くスペースが無い時は接合部を接続したまま就寝者が布団の上で本器具を頭上まで引き出して後、敷き布団下で開放制御体をフックして三角テンント形態としその内部で就寝する、撤収は逆操作手順となり布団撤収後は本器具を折り畳んで収納することができる、ベッド使用は本器具をベルトか紐でベッド下床にベルトか紐で縛り固定して前記同様の操作手順で使用する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係わる効果は、頭部や上半身主要部が全くの無防備で寝ている現状に対し低コスト、強靱、軽量パイプの三角テント形態は、その内で寝込んでいる人が咄嗟の大地震の最初の一撃で天井、梁柱の落下、タンス、本棚等の転倒の下敷きを免れ最重要頭部や胸部、腹部等の身体主腰部が防護され、先ず生きて、人的被害を最小にし、冷静に対処できる安全空間の形成効果を有し、上部の接合部の開閉は寝具の設置と撤収を簡潔にし、敷き布団とベッドの両用に使用でき、どの場所でも各人が小スペースにセットでき、就寝以外の不要時には薄く折り畳んでコンパクト収納ができる利便性の大なる効果を保有し、寝たきり在宅者、高齢者乳幼児を始めとし広く施設や一般家庭に、最も危険な夜間の大地震に対する就寝中の耐震具を低コストに享受させる多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる就寝中の耐震具の斜視図。
【図2】本発明に係わる前記斜視図A−Aの拡大断面図。
【図3】本発明に係わる装備実施略図。
【図4】本発明に係わる効果略図。
【符号の説明】
1パイプ枠体 2上部 3接合部 4接続部 5相対する他方の接続部
6接続具 7下部 8開放部 9開放制御体 10帆布 11相対する他方の開放部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくも一以上の枠体の上部を接合部とし該接合部近傍には接続部を設け該接続部と相対する他方の接続部の間に接続具を設け該接続具は双方の前記接続部を接続し前記枠体の下部を開放部とし該開放部に開放制御体を設け相対する他方の開放部と前記開放制御体とを接続して成ることを特徴とした就寝中の耐寝具。
【請求項2】
樹脂と金属の合体から成ることを特徴とする請求項1記載の就寝中の耐寝具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−51299(P2006−51299A)
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−257753(P2004−257753)
【出願日】平成16年8月9日(2004.8.9)
【出願人】(000203140)
【Fターム(参考)】