履物の向きを変える道具
【課題】玄関内に脱がれた履物の向きを変える道具である。
【解決手段】杖の様な長い支持棒の下端に、第1ヘラ、第2ヘラを下端に設け、上部には握り手(1)を設け、そのすぐ下に指掛け爪(2)を設けて置き、この爪を引きあげることで下部にある第1ヘラを横に倒し履物の甲部を持ち上げ、第2ヘラは履物の底部を強く押し楔状にして抜けないよう工夫して履物を落とすことなく目的の場所まで確実に移動させることができる道具。
【解決手段】杖の様な長い支持棒の下端に、第1ヘラ、第2ヘラを下端に設け、上部には握り手(1)を設け、そのすぐ下に指掛け爪(2)を設けて置き、この爪を引きあげることで下部にある第1ヘラを横に倒し履物の甲部を持ち上げ、第2ヘラは履物の底部を強く押し楔状にして抜けないよう工夫して履物を落とすことなく目的の場所まで確実に移動させることができる道具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
玄関に置かれた履物の向きを変える道具である。外から入ってきた家人又はお客様が家の中方向に向けて履物を脱ぐが、この様な時に履物の向きを変えておくとお客様がお帰りになる時も履物が前向になっていると履物が履き易くなる。玄関内をいつも整理整頓しておくとお客様か見ても印象が良くなる。これらの事を可能にする道具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
実用公開公報昭63−75279の履物バンドでの2本の掴み腕で掴み履物を移動する仕組の道具である。これを見てみると、左右の履物がいつも揃っているとは限らないのでむずかしい作業となる。又、草履、下駄、スリッパ、サンダルには使えない、以上の様な欠点がある。
【0003】
発明は支持棒の先端に履物保持部が2股のL字状になっていて、この2股部を履物の中に差し込み持ち上げて移動する様になっている。これをよく調べてみると、2股の保持部を履物の中に入れる時は良いが、抜き取る際には、前方に大きく倒さないと抜き取りが出来ない。これでは手で整理した方が良いのではないかと思う。その他にも長靴、ブーツ、草履、下駄などには適用使用ない欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平12−328010号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、革靴、ハイヒール、長靴、ブーツ、下駄、草履、サンダル、スリッパなどの向きを変えられる様にする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
履物を確実に吊り上げられる様にするためには、2枚のヘラを使う、このヘラは第1ヘラと第2ヘラで、この内第1ヘラで履物の甲部を吊り上げる、第2ヘラは履物の底部をおさえる、この状態は丁度楔を差し込んだ様になりぶれもなく落とさずに掴ことが出来て移動が容易になる。又、抜き取りは手元の(2)指掛爪を離せば第1ヘラが下向きになりヘラは簡単に抜きだせる。
【発明の効果】
【0007】
1人暮の家庭の場合でも、朝は新聞と手紙を取りに出る、ゴミ出し、病院に行く、来客、庭の手入れ、ウォーキング、スーパーへの買出し、以上の行動には必ず帰りがあり、こんな時に履物の向きを変える道具は大変便利である。
腰を屈めて行っていた作業がなくなり楽になった。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】2本のヘラで履物の向きを変える道具の全体図で断面図
【図2】本体軸パイプを左面側から見た側面図
【図3】操作用パイプを左面側から見た側面図
【図4】操作用パイプの上部に指掛爪具を設け下部に(16)の部品を付けた側面図
【図5】本体軸パイプの側面図
【図6】(1)握り手を下面から見た平面図と側面から見た断面図
【図7】第1ヘラを上部から見た平面図
【図8】第1ヘラの側面図
【図9】第2ヘラの平面図
【図10】第2ヘラの側面図
【図11】(7)はアーム付部品の断面図
【図12】(16)のアーム付(7)の部品でA面側から見た側面図
【図13】(16)のアーム付(7)の部品の側面図
【図14】(10)の第1ヘラ部を履物の中に入れ(2)の指掛具を引き上げて第1ヘラを横にして靴を持ち上げる状態を示す側面透視図
【図15】2枚ヘラで履物の向きを変える道具の使い勝手を示す側面図
【図16】固定用のボルトとナットの斜視図
【図17】反発型スプリングの斜視図
【図18】指掛爪部品の斜視図
【図19】圧着用釘の全体図の斜視図
【図20】アーム付部品の斜視図
【図21】〈1〉握手の外観図の斜視図
【図22】第1ヘラの全体図の斜視図
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
1.(5)操作パイプを(6)の本体軸パイプの外側に設ける。
2.(2)の指掛爪部品を(5)操作パイプ上部へ差し込み(15)のボトルで(2)指掛爪部品は操作パイプ、本体軸パイプに貫通し固定する。
3.(3)のスプリングを(6)本体軸パイプの上C面側から差し込み、上部先端(1)握手をねじ込み接着剤等で固定する。
4.(5)操作パイプの下部から(16)のアーム付の(7)の部品を差し込み(14)のリベットで操作パイプに固定する。
5.第1ヘラを取り付けるのは、(19)支持板にある(20)の孔の所を(6)本体軸の下部に(15)ボトルで回動出来るようにして固定する。(19)の支持板にある(21)の孔部を(16)のアームに回動出来るように固定する。
6.第2ヘラの取り付けは(6)本体軸パイプの下部にある2の孔に第2ヘラの細くなっている所に2つの孔があるので、ここに(14)のリベットにて動かないように固定する。
【産業上の利用可能性】
【0010】
道具は出入り口の傘立てに保管して置き必要時にはすぐ使えるように家庭の玄関、町内の集会場、事務所、旅館、診療所、趣味の教室等に使用でき便利である。
【符号の説明】
【0011】
1 握手
2 指掛爪
3 反発スプリング
4 固定用ボルト
5 操作パイプ
6 本体軸パイプ
7 第1ヘラを動かすためのアーム付部品
8 孔バカ穴
9 第2ヘラ
10 第1ヘラ
11 貫通孔
12 リベットの頭がぶつからない様にした長孔
13 ネジ山
14 リベット
15 固定用ボトル
16 孔
17 草履
18 靴
19 第1ヘラの支持板
20 本体軸の下端に設けるための孔
21(16)のアームに固定するための孔
22 下駄や草履の鼻緒を収めるための切り込み
I、J、K、Lは使い勝手を示す記号図
【技術分野】
【0001】
玄関に置かれた履物の向きを変える道具である。外から入ってきた家人又はお客様が家の中方向に向けて履物を脱ぐが、この様な時に履物の向きを変えておくとお客様がお帰りになる時も履物が前向になっていると履物が履き易くなる。玄関内をいつも整理整頓しておくとお客様か見ても印象が良くなる。これらの事を可能にする道具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
実用公開公報昭63−75279の履物バンドでの2本の掴み腕で掴み履物を移動する仕組の道具である。これを見てみると、左右の履物がいつも揃っているとは限らないのでむずかしい作業となる。又、草履、下駄、スリッパ、サンダルには使えない、以上の様な欠点がある。
【0003】
発明は支持棒の先端に履物保持部が2股のL字状になっていて、この2股部を履物の中に差し込み持ち上げて移動する様になっている。これをよく調べてみると、2股の保持部を履物の中に入れる時は良いが、抜き取る際には、前方に大きく倒さないと抜き取りが出来ない。これでは手で整理した方が良いのではないかと思う。その他にも長靴、ブーツ、草履、下駄などには適用使用ない欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平12−328010号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、革靴、ハイヒール、長靴、ブーツ、下駄、草履、サンダル、スリッパなどの向きを変えられる様にする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
履物を確実に吊り上げられる様にするためには、2枚のヘラを使う、このヘラは第1ヘラと第2ヘラで、この内第1ヘラで履物の甲部を吊り上げる、第2ヘラは履物の底部をおさえる、この状態は丁度楔を差し込んだ様になりぶれもなく落とさずに掴ことが出来て移動が容易になる。又、抜き取りは手元の(2)指掛爪を離せば第1ヘラが下向きになりヘラは簡単に抜きだせる。
【発明の効果】
【0007】
1人暮の家庭の場合でも、朝は新聞と手紙を取りに出る、ゴミ出し、病院に行く、来客、庭の手入れ、ウォーキング、スーパーへの買出し、以上の行動には必ず帰りがあり、こんな時に履物の向きを変える道具は大変便利である。
腰を屈めて行っていた作業がなくなり楽になった。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】2本のヘラで履物の向きを変える道具の全体図で断面図
【図2】本体軸パイプを左面側から見た側面図
【図3】操作用パイプを左面側から見た側面図
【図4】操作用パイプの上部に指掛爪具を設け下部に(16)の部品を付けた側面図
【図5】本体軸パイプの側面図
【図6】(1)握り手を下面から見た平面図と側面から見た断面図
【図7】第1ヘラを上部から見た平面図
【図8】第1ヘラの側面図
【図9】第2ヘラの平面図
【図10】第2ヘラの側面図
【図11】(7)はアーム付部品の断面図
【図12】(16)のアーム付(7)の部品でA面側から見た側面図
【図13】(16)のアーム付(7)の部品の側面図
【図14】(10)の第1ヘラ部を履物の中に入れ(2)の指掛具を引き上げて第1ヘラを横にして靴を持ち上げる状態を示す側面透視図
【図15】2枚ヘラで履物の向きを変える道具の使い勝手を示す側面図
【図16】固定用のボルトとナットの斜視図
【図17】反発型スプリングの斜視図
【図18】指掛爪部品の斜視図
【図19】圧着用釘の全体図の斜視図
【図20】アーム付部品の斜視図
【図21】〈1〉握手の外観図の斜視図
【図22】第1ヘラの全体図の斜視図
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
1.(5)操作パイプを(6)の本体軸パイプの外側に設ける。
2.(2)の指掛爪部品を(5)操作パイプ上部へ差し込み(15)のボトルで(2)指掛爪部品は操作パイプ、本体軸パイプに貫通し固定する。
3.(3)のスプリングを(6)本体軸パイプの上C面側から差し込み、上部先端(1)握手をねじ込み接着剤等で固定する。
4.(5)操作パイプの下部から(16)のアーム付の(7)の部品を差し込み(14)のリベットで操作パイプに固定する。
5.第1ヘラを取り付けるのは、(19)支持板にある(20)の孔の所を(6)本体軸の下部に(15)ボトルで回動出来るようにして固定する。(19)の支持板にある(21)の孔部を(16)のアームに回動出来るように固定する。
6.第2ヘラの取り付けは(6)本体軸パイプの下部にある2の孔に第2ヘラの細くなっている所に2つの孔があるので、ここに(14)のリベットにて動かないように固定する。
【産業上の利用可能性】
【0010】
道具は出入り口の傘立てに保管して置き必要時にはすぐ使えるように家庭の玄関、町内の集会場、事務所、旅館、診療所、趣味の教室等に使用でき便利である。
【符号の説明】
【0011】
1 握手
2 指掛爪
3 反発スプリング
4 固定用ボルト
5 操作パイプ
6 本体軸パイプ
7 第1ヘラを動かすためのアーム付部品
8 孔バカ穴
9 第2ヘラ
10 第1ヘラ
11 貫通孔
12 リベットの頭がぶつからない様にした長孔
13 ネジ山
14 リベット
15 固定用ボトル
16 孔
17 草履
18 靴
19 第1ヘラの支持板
20 本体軸の下端に設けるための孔
21(16)のアームに固定するための孔
22 下駄や草履の鼻緒を収めるための切り込み
I、J、K、Lは使い勝手を示す記号図
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体パイプ(6)と、該本体パイプ(6)の外周面に挿入され、該外周面に摺動可能に設置された操作パイプ(5)と、該操作パイプ(5)の下端部に固定されたアーム付部品(7)と、該アーム付部品(7)のアーム(16)と回動可能に連結され、かつ、前記本体パイプ(6)とその下端で回動可能に連結された第1のヘラ(10)と、前記本体パイプ(6)の下端に固定された第2のヘラ(9)と、前記操作パイプ(5)の上端部の外周面に固定された指掛爪部品(2)と、前記本体パイプ(6)の上部から挿入され、下端部が前記操作パイプ(5)の上端面で接するスプリング(3)と、前記本体パイプ(6)の上端面に固定されるとともに、該本体パイプ(6)の上端部を密閉する握手(1)とからなることを特徴とする2枚ヘラで履物の向きを変える道具。
【請求項1】
本体パイプ(6)と、該本体パイプ(6)の外周面に挿入され、該外周面に摺動可能に設置された操作パイプ(5)と、該操作パイプ(5)の下端部に固定されたアーム付部品(7)と、該アーム付部品(7)のアーム(16)と回動可能に連結され、かつ、前記本体パイプ(6)とその下端で回動可能に連結された第1のヘラ(10)と、前記本体パイプ(6)の下端に固定された第2のヘラ(9)と、前記操作パイプ(5)の上端部の外周面に固定された指掛爪部品(2)と、前記本体パイプ(6)の上部から挿入され、下端部が前記操作パイプ(5)の上端面で接するスプリング(3)と、前記本体パイプ(6)の上端面に固定されるとともに、該本体パイプ(6)の上端部を密閉する握手(1)とからなることを特徴とする2枚ヘラで履物の向きを変える道具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公開番号】特開2010−158446(P2010−158446A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−3083(P2009−3083)
【出願日】平成21年1月9日(2009.1.9)
【特許番号】特許第4375679号(P4375679)
【特許公報発行日】平成21年12月2日(2009.12.2)
【出願人】(591171312)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年1月9日(2009.1.9)
【特許番号】特許第4375679号(P4375679)
【特許公報発行日】平成21年12月2日(2009.12.2)
【出願人】(591171312)
【Fターム(参考)】
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