説明

嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム及びこのシステムに用いられる方法

【課題】嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム及びこのシステムに用いられる方法の提供。
【解決手段】本発明は一種の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムを提供し、それは、表示装置であって、その表示エリアに可視情報を表示し、第1使用者が第1入力装置により第1位置を指向し伝送した入力を受け取る複数のホトセンサが嵌め込まれた、上記表示装置と、計算装置であって、該表示装置と接続され、該表示装置に命令し、射撃訓練環境を表示させる上記計算装置とを包含し、該第1使用者の入力を処理し、少なくとも該第1使用者の入力が該表示エリアにおいて対応する該第1位置と、該第1使用者の入力のタイミングを識別し、該第1使用者の入力の該第1位置とタイミングに基づき、訓練結果を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明のシステム及び方法はインタラクティブ射撃訓練の領域に関する。
【背景技術】
【0002】
一人で行う射撃ゲームは非常に流行し、ゲームセンター或いはテレビのセットトップボックスを通して遊べるものがある。これらの射撃ゲームは射撃環境をシミュレートし娯楽性を提供する。この射撃環境中、一つ或いは複数のシミュレート武器により固定目標に向けて射撃する。これらの目標射撃ゲームは軍隊や警察の訓練に使用されて各種ガンの照準合わせと発射の技巧をアップさせることができる。このようなゲームと装置は安全と便利な環境を提供できるため、室内屋外に係わらず、娯楽、訓練及び指示に用いられ、実際に弾薬を使用する必要はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ほとんどの伝統的な射撃ゲーム中、ガンは弾薬を発射させない。目標は所定位置に配置され、命中したかどうかはガンの照準が目標の位置に合わされたか否かにより確認される。こうして、照準が目標に合っているかどうかを確認するため、ガンの定位は計算が必要である。しかし、ガンの実際の目標はその定位に基づき計算されるため、このような射撃ゲームの正確度は制限を受ける。且つガンの照準位置を人々が満足するように測定するには、予めゲームシステムを大量に校正しなくてはならない。
【0004】
伝統的な射撃ゲームの更なる制限は、異なる使用者が発生する入力を識別できず、異なるソースから発生する複数の入力を解釈できないことである。このほか、伝統的な射撃ゲームはリアルな射撃環境を提供できるものは非常に少ない。このため、全面的な仮想インタラクティブ射撃システムを提供し、測量の良好な正確度を提供し、校正の必要を排除し、複数の入力を識別でき、真実に近い射撃環境を提供できるようにすることが必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は一種の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムを提供し、それは、表示装置であって、その表示エリアに可視情報を表示し、第1使用者が第1入力装置により第1位置を指向し伝送した入力を受け取る複数のホトセンサが嵌め込まれた、上記表示装置と、計算装置であって、該表示装置と接続され、該表示装置に命令し、射撃訓練環境を表示させる上記計算装置とを包含し、該第1使用者の入力を処理し、少なくとも該第1使用者の入力が該表示エリアにおいて対応する該第1位置と、該第1使用者の入力のタイミングを識別し、該第1使用者の入力の該第1位置とタイミングに基づき、訓練結果を表示する。
【0006】
本発明は一種の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法を提供し、それは、表示装置の表示エリアに可視情報を表示するステップを包含し、該表示装置に複数のホトセンサが嵌め込まれ、該ホトセンサは第1使用者が第1入力装置により該表示エリアの第1位置を指向し伝送した入力を受け取り、該方法はさらに、該表示装置に指示し、射撃訓練環境を表示するステップ、該第1使用者の入力を処理して少なくとも該第1使用者の入力が該表示エリアにおいて対応する該第1位置と、該第1使用者の入力のタイミングを識別するステップ、及び、該第1使用者の入力の該第1位置とタイミングにより、訓練結果を表示するステップと、を包含する。
【0007】
以上の一般記載及び以下の詳細な記載は例示と理解を助けるためのもので、本発明に対する制限を生じるものではない。
【発明の効果】
【0008】
本発明の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム及びそれに使用される方法の提供は、全面的な仮想インタラクティブ射撃システムを提供し、測量の良好な正確度を提供し、校正の必要を排除し、複数の入力を識別でき、真実に近い射撃環境を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明実施例のインタラクティブ射撃訓練システム表示図である。
【図2】本発明実施例のインタラクティブ射撃訓練システムのブロック図である。
【図3】本発明の実施例の入力分析プロセスを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例のコントローラ表示図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は本発明の実施例のインタラクティブ射撃訓練システム100を示す。該システム100は、インタラクティブモジュール102を包含し、コントローラ108を操作する第1使用者104とコントローラ110を操作する第2使用者106より入力を受け取る。該システム100はシミュレートされた狩猟、軍事或いは警察戦闘射撃、或いは任意のシミュレート距離の射撃練習に用いられる。もしシステム100がレジャー或いは訓練目的の専用空間として用いられるならば、それは余分の配置と装飾112を包含し、さらにリアルで、連続した訓練或いはゲーム環境を提供する。また、システム100がモバイルユニットとして用いられる時、極めて小さいアセンブリが必要とされ、並びにモバイル性がアップされる。システム100はホストマシン114を具え、それはインタラクティブモジュール102に接続可能である。本領域における一般技術を熟知した者であれば分かるとおり、システム100は任意の数の使用者とコントローラを包含し得て、例えば一人の使用者が二つのコントローラを使用することも、3人の使用者が各自一つのコントローラを使用することもできる。
【0011】
使用者104と106はコントローラ108と110によりインタラクティブモジュール102の表示エリアに直接入力できる。コントローラ108と110は例えば、シミュレート武器、ピストル、ライフル、ガン、機関銃、大砲、戦車砲、エアガン、ペイントガン、水鉄砲、ボーガン、手榴弾及びてき弾銃とされる。本発明の実施例中、コントローラ108と110は圧縮ガス機構を有するシミュレート武器とされ、それはガン発射時の反動力のシミュレート動作を発生する。このような動作はその他の効果、例えば音声、光、及び偽の硝煙を伴い得る。反動力動作は、使用者動作(例えば使用者がコントローラ108と110のトリガーを引く)の後に、インタラクティブモジュール102或いはホストマシン114の命令を待つ必要がない。コントローラ108と110の実施例は後で図4と組み合わせて説明する。
【0012】
コントローラ108と110はエネルギービームの形式(図1中の点線)で、信号をインタラクティブモジュール102に伝送する。コントローラ108と110に用いられるエネルギービームは、例えば赤外線、不可視光或いは可視光、マイクロウエーブ輻射、磁気エネルギー、サウンドコントロールエネルギー、レーザーと熱とされる。本発明の実施例中、使用者104と106はコントローラ108と110のシミュレートトリガーを引くことで入力する。コントローラ108と110は本物の、ただし銃弾を装填していない武器を、トリガーを引くときにエネルギービームを出力できるように改造したものとされてもよい。或いはコントローラ108と110は手榴弾或いはボーガンに類似の物体とされて、使用者が実際に表示エリアに向けて放つものとされてもよい。
【0013】
図2は本発明実施例中のインタラクティブモジュール102のブロック図200である。該ブロック図200中、インタラクティブモジュール102はコントローラ108と110より一つ或いは複数の入力を受け取り、並びにインタラクティブモジュール102は表示装置206、センサ208、プロセッサ210、コントロールユニット212及びメモリ214を包含する。この領域における通常の知識を有する者であれば分かるとおり、インタラクティブモジュール102は図2に図示されていない多くのその他の装置、例えば音声信号記録装置或いはその他の出力装置を包含し得る。
【0014】
プロセッサ210、コントロールユニット212及びメモリ214は共同で計算装置216を形成し、その部分はインタラクティブなシミュレート射撃環境を提供する。例えば、システムの設計或いは応用により決定されるが、計算装置216は信号を表示装置に提供し、ホストマシン114を通して射撃或いは訓練結果を表示する。本発明の実施例中、射撃訓練環境は静止ターゲットと活動ターゲットの少なくともいずれかを具えた動画場景とされる。
【0015】
インタラクティブモジュール102は独立したインタラクティブ装置、或いは相容、付設或いは任意の数の異なる種類の装置を形成する装置、例えばホストマシン114とされ得る。ホストマシン114は例えば、電動ゲームシステム、テレビ、デジタルディスプレイ、携帯情報端末装置、コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、サーバーコンピュータ、デジタルフレーム、携帯電話、プロジェクタ、CD/DVDシステム及び立体音響システムとされる。本発明は大量及び各種範囲の応用が可能で、本明細書中の特定の応用に対する記載は本発明の応用範囲を限定するものと見なされるべきではない。
【0016】
表示装置206は静止映像、ビデオ映像、文字或いは任意のその他のタイプの画像の形式で情報を表示する。表示装置206の表示する情報は、システムの使用者及び又はユーザーインタフェースを形成する部分に通知される。使用者はユーザーインタフェースとインタラクティブとされ、システムに指示してある機能又は任務を実行させる。
【0017】
表示装置206は表示エリアを包含し、インタラクティブモジュール102の一部分を形成する。図1に示されるように、或いは表示装置206は出力を提供し、表示エリアを有するホストマシン114にビデオ信号と映像を表示させる。表示装置206に包含或いは付設される表示エリアは、液晶スクリーンとされ得る。しかし、この領域における通常の知識を有する者であれば分かるとおり、いかなるタイプの表示スクリーンであっても本発明の実施例に用いることができ、たとえば、その他のタイプの表示スクリーンには、発光ダイオードを主とするディスプレイ、有機発光ダイオード/ディスプレイ、陰極線ディスプレイ、その他の薄膜トランジスタディスプレイ、プラズマディスプレイパネル、エレクトロルミネッセントディスプレイ等を使用できる。
【0018】
もし、表示装置206が表示エリアを包含していれば、図2中に示されるように、センサ208が表示装置206内に嵌め込まれる嵌め込み式センサを形成可能である。センサ208は任意の既存の、コントローラ108と110より表示エリアに対して提供される各種入力の特徴、たとえばコントローラの位置とタイミングを包含するハードウエア及び又はソフトウエア装置配置を検出することができる。入力のその他の特徴で、センサ208により検出可能であるものは、波長、パルス周波数、持続時間、タイミング、強度、変調方法、入力パターン、温度、サイズを包含する。
【0019】
プロセッサ210はセンサ208が検出したデータを受け取って処理する。その他の機能中、プロセッサ210はセンサ208が検出した各種特徴に基づき、複数の使用者より受信した入力を識別する。センサ208は予め配置されたロジック或いは回路或いはプログラマブルロジック装置、たとえばマイクロプロセッサとされる。
【0020】
コントロールユニット212は各種のコントロール任務を実行し、それはインタラクティブ射撃訓練システム100の多くの装置の制御を包含する。たとえば、コントロールユニット212はセンサ208の入力検出感度を調整できる。コントロールユニット212はまた、表示装置206の各種パラメータを調整でき、それはディスプレイ、パワー、入力検出感度及び出力を包含する。本発明の実施例によると、コントロールユニット212は表示装置206の表示する訓練環境を変更し、使用者の入力に反応する。このほか、コントロールユニット212はコントローラ108と110のパラメータを制御できる。たとえば、コントローラ108と110の提供した入力を検出した後、コントロールユニット212はコントローラ108と110に指示して、光、熱、音声或いは動作の形式の出力を提供させる。このほか、コントロールユニット212はインタラクティブモジュール102に接続されるか包含されるホストマシン114を制御する。
【0021】
メモリ214は任意の、或いは全ての形式の非揮発性或いは揮発性メモリを包含する。各種実施例において、異なるメモリ装置を使用可能で、例としては半導体メモリ装置、たとえば、EPROM、RAM、ROM、DRAM、EEPROM及びフラッシュメモリ装置とされ得るほか、内蔵式ハードディスク或いはカートリッジ式ハードディスク、及び光学ディスク、たとえばCD−ROM、DVD及びブルーレイディスクとされ得る。ある実施例では、メモリ214はデータの保存或いは提供が可能で、たとえばセンサ208が検出したデータ、及び、プロセッサ210とコントロールユニット212を包含するインタラクティブモジュール102内部の装置の各種情報と命令を保存及び提供できる。メモリ214はコンピュータが読み取れる保存媒体とされ得て、アプリケーション又はゲームプログラム、コード及び又は命令を記録し、各種任務実行の期間はプロセッサ210で実行される。このほか、メモリ214はホストマシン114からのデータを保存し、及び又は、データをホストマシン114に提供することができる。
【0022】
前述したように、コントローラ108と110より提供された入力がセンサ208により検出された時、プロセッサ210は入力の対応ソースを確認する。一旦、プロセッサ210が入力とその対応するコントローラを識別すると、コントロールユニット212はセンサ208、プロセッサ210及びメモリ214の提供する情報を使用して各種任務を実行する。たとえば、コントロールユニット212は表示装置206に指示し、コントローラ108より提供された入力に反応し、表示エリア上これら入力の位置中の第1画像を表示させ、並びにコントローラ110の提供した入力に反応し、表示エリア上のこれら入力位置中の第1画像とは異なる第2画像を表示させる。別の実施例では、コントロールユニット212はコントローラ108と110にある程度の反動力に類似する振動或いは移動を発生させ、及び又は、コントローラより提供される入力を検出と識別の後、ガンチューブより煙霧を排出させる。コントロールユニット212はインタラクティブモジュール102或いはホストマシン114に命令して、入力の一つ或いは複数のソースに対応した独特の音声、例えば砲火音を出力させられる。最後に、コントロールユニット212は表示装置206に命令して連続して訓練統計を表示させられ、それは目標命中或いは目標外れの表示、射撃正確度、反応時間、光学軌跡、シミュレート統計及び更なる訓練の選択項目或いは提案を包含する。
【0023】
図3は本発明の実施例のプロセス300を示す。この実施例ではプロセッサ210は入力信号に基づき入力位置を識別するか、或いは表示装置206とセンサ208が、位置情報を包含する受信信号に基づき、入力を処理する。
【0024】
ステップ302では、プロセッサ210がセンサ208が入力を検出したか否かを確認する。もし、センサ208がいかなる入力も検出していなければ、プロセッサ210は待機状態を維持し(ステップ304)、且つ続けてその後の入力をモニタリング或いは受信する。もし、センサ208が一つ或いは複数の入力を検出したら、プロセッサ210はステップ306で入力を分析し、異なるパラメータがこれらの入力の間に出現するかを確認する。この異なるパラメータは、二つの入力を識別する一種のパラメータであり、並びに各入力の波長、フラッシュ或いはパルス周波数、持続時間、タイミング、強度、変調方法、入力パターン、温度、サイズ或いは光学信号変調の形式とされ得る。例えば、使用者104と106が異なるフラッシュ或いはパルス周波数入力を提供するコントローラ108と110を使用して、表示装置206を指向する入力を提供する時、プロセッサ210は異なるフラッシュ或いはパルス周波数を使用者104の入力と使用者106の入力を識別する、異なるパラメータと見なす。
【0025】
もし、プロセッサ210が入力の間の違いを分析し、並びに二つの異なるソースからの入力の異なるパラメータを探し出し識別するなら、プロセッサ210は複数の使用者がちょうど入力を提供したことを確認する。これにより、プロセッサ210は続いて使用者の間のこれら入力を識別する(ステップ310)。一人の使用者が同時に複数のコントローラを使用して入力を提供する時、プロセッサ210は類似の確認を提供できる。
【0026】
また一方で、もしプロセッサ210が入力の間の異なるパラメータを探し出せなければ、プロセッサ210は単一の使用者が現在入力を提供していると推定する(ステップ308)。例えば、これらの入力のパラメータが完全に同じであるか、或いは入力の間のパラメータのいかなる違いも一致しないか重要でなければ、異なるパラメータとされる資格がなく、すなわち、プロセッサ210もまたこのように推定する。
【0027】
最後に、ステップ312で、一旦プロセッサ210が一つ或いは複数のソースが現在入力を提供していると確認すると、プロセッサ210は入力の位置とソースを出力することができる。この情報はメモリ214に保存されてコントロールユニット212より各種機能に使用されるか或いはホストマシン114に提供される。
【0028】
図4はコントローラ108或いは110の実施例構造を示す。それはインタラクティブモジュール102と共に使用される。図4にはシミュレートガン部品を包含するシミュレートライフル400が示される。そのシミュレートガン部品は、トリガー402及び、これに限定されるわけではないが、銃床、バレル、リコイルパッド、火薬室、銃口、スウィベルリング、マガジン、マガジンリリース、前照準、後照準、弾押し棒、及びチャンバを包含する。これにより、シミュレートライフル400は、ジェネレータ404、とジェネレータ404に接続されたガスタンク406を包含する。或いは、ジェネレータ404はガスタンク406を含む単一ユニットとされる。シミュレートライフル400は音声ユニット408とランプユニット410を包含する。トリガー402を引いた後、ジェネレータ404はシミュレート煙霧412を発なし並びに反動力動作を形成する。音声ユニット408は音声を形成し、並びにランプユニット410はビーム414を発生してインタラクティブモジュール102に提供する。
【0029】
以上の記述はいずれも説明の目的とされ、徹底的に詳細に記載されたものでもなく本発明を記載された実施例に厳密に制限するものではない。この領域における通常の知識を有する者であれば、本明細書に記載された実施例の実施において修飾或いは変更が可能である。例えば、本発明のインタラクティブ射撃訓練システムは個別の警察ターゲット射撃練習、及び電動ゲームマシンを包含し得る。
【0030】
以上は本発明の解釈のための好ましい実施例とされ、本発明にどのような形であれ制限を加えることを意図したものではなく、同じ発明精神下でなし得る本発明に係わる修飾或いは変更は、いずれも本発明の意図する保護の範疇に属するものとする。
【符号の説明】
【0031】
100 インタラクティブ射撃訓練システム
102 インタラクティブモジュール
104、106 使用者
108、110 コントローラ
112 余分の配置と装飾
114 ホストマシン
200 ブロック図
206 表示装置
208 センサ
210 プロセッサ
212 コントロールユニット
214 メモリ
216 計算装置
300 プロセス
302−312 ステップ
400 シミュレートライフル
402 トリガー
404 ジェネレータ
406 ガスタンク
408 音声ユニット
410 ランプユニット
412 シミュレート煙霧
414 ビーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、
表示装置であって、可視情報を表示する表示エリアを有し、該表示装置に複数のホトセンサが嵌め込まれ、第1使用者が第1入力装置を使用して該表示エリア上の第1位置を指向し伝送した第1使用者入力を受信する、上記表示装置と、
計算装置であって、該表示装置に接続され、該表示装置に命令して射撃訓練環境を表示させる上記計算装置と、
を包含し、該第1使用者入力を処理し、少なくとも該第1使用者入力が該表示エリアにおいて対応する該第1位置と、該第1使用者入力のタイミングを識別し、該第1使用者入力の該第1位置とタイミングに基づき、訓練結果を表示することを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項2】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該計算装置は一人或いは複数使用者の複数使用者入力を処理することを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項3】
請求項2記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該一人或いは複数の使用者の入力は、該一人或いは複数の使用者が操作するシミュレート武器より提供され、これらシミュレート武器は、ピストル、機関銃、ライフル、ボーガン及びてき弾銃の少なくともいずれか一つとされることを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項4】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該計算装置に該射撃訓練環境を変更する複数の信号を提供して該第1使用者入力に反応することを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項5】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該射撃訓練環境は動画の射撃訓練場景であり、射撃訓練に用いられる静止ターゲットと活動ターゲットの少なくともいずれかを具えたことを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項6】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、これら訓練結果は、
目標命中或いは目標外しの表示、
目標命中或いは目標外しの統計、
射撃正確度、
反応時間、
光学軌跡の表示、
シミュレート統計、
更なる訓練の選択項目、
の少なくともいずれかを包含することを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項7】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該第1使用者入力は光ビームを包含し、それは発光装置により提供される可視光、不可視光、赤外線、及びレーザーのいずれかとされ、それは第1使用者が操作する第1武器をシミュミレートすることを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項8】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該計算装置は複数入力の間の変化パラメータにより、少なくとも二つの使用者入力が、単一使用者或いは複数の使用者より発生したことを確認することを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項9】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該計算装置は少なくとも二つの使用者入力が、単一使用者或いは複数の使用者より発生したことを、 これら使用者入力の波長、
これら使用者入力のフラッシュ周波数或いはパルス周波数、
これら使用者入力の持続時間、
これら使用者入力のタイミング、
これら使用者入力の強度、
これら使用者入力の変調方法、
これら使用者入力のビームの投射する入力パターン、
の少なくともいずれかに基づいて確認することを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項10】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該計算装置は更にコントローラを包含し、該表示装置の指示を提供し、該第1使用者入力の該第1位置及び該タイミングを包含する該第1使用者入力情報を識別するのに用いられることを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項11】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、該計算装置は更に複数のソフトウエア命令を有するメモリを包含し、並びに該計算装置は、該表示装置の該表示エリアに接続されたインタラクティブ表示システムを包含するコンピュータシステムに接続されて操作されることを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項12】
請求項1記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムにおいて、コントローラを更に包含し、該コントローラは、該第1使用者入力の識別後に、該第1入力装置に命令して動作、音声、及び煙霧の少なくともいずれかを提供させることを特徴とする、嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システム。
【請求項13】
嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに使用される方法において、
表示装置の表示エリアに可視情報を表示し、そのうち、該表示装置には複数のホトセンサが嵌め込まれて、該表示エリアの第1位置を指向して第1入力装置より伝送された第1使用者入力を受け取るのに用いられ、
該表示装置に指示して射撃訓練環境を表示させ、
該第1使用者入力を処理し、少なくとも該第1使用者入力が該表示エリアにおいて対応する該第1位置、及び該第1使用者入力のタイミングを識別し、
該第1使用者入力の該第1位置と該タイミングとに基づき、訓練結果を表示し、
以上を包含することを特徴とする方法。
【請求項14】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに使用される方法において、一人或いは複数使用者の複数使用者入力を処理することを特徴とする、方法。
【請求項15】
請求項14記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、該一人或いは複数の使用者の入力は、該一人或いは複数の使用者が操作するシミュレート武器より提供され、これらシミュレート武器は、ピストル、機関銃、ライフル、ボーガン及びてき弾銃の少なくともいずれか一つとされることを特徴とする、方法。
【請求項16】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、該射撃訓練環境を変更して、該第1使用者入力に反応するステップを更に包含することを特徴とする、方法。
【請求項17】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、該射撃訓練環境は動画の射撃訓練場景であり、射撃訓練に用いられる静止ターゲットと活動ターゲットの少なくともいずれかを具えたことを特徴とする、方法。
【請求項18】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、これら訓練結果は、
目標命中或いは目標外しの表示、
目標命中或いは目標外しの統計、
射撃正確度、
反応時間、
光学軌跡の表示、
シミュレート統計、
更なる訓練の選択項目、
の少なくともいずれかを包含することを特徴とする、方法。
【請求項19】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、該第1使用者入力は光ビームを包含し、それは発光装置により提供される可視光、不可視光、赤外線、及びレーザーのいずれかとされ、それは第1使用者が操作する第1武器をシミュミレートすることを特徴とする、方法。
【請求項20】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、複数入力の間の変化パラメータにより、少なくとも二つの使用者入力が、単一使用者或いは複数の使用者より発生したことを確認するステップを更に包含することを特徴とする、方法。
【請求項21】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、少なくとも二つの使用者入力が、単一使用者或いは複数の使用者より発生したことを、
これら使用者入力の波長、
これら使用者入力のフラッシュ周波数或いはパルス周波数、
これら使用者入力の持続時間、
これら使用者入力のタイミング、
これら使用者入力の強度、
これら使用者入力の変調方法、
これら使用者入力のビームの投射する入力パターン、
の少なくともいずれかに基づいて確認するステップを更に包含することを特徴とする、方法。
【請求項22】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、該表示装置の指示を提供し、該第1使用者入力の該第1位置及び該タイミングを包含する該第1使用者入力情報を識別するのに用いるステップを更に包含することを特徴とする、方法。
【請求項23】
請求項13記載の嵌め込み式光検出パネル使用の射撃訓練システムに用いられる方法において、該第1使用者入力の識別後に、該第1入力装置に命令し、動作、音声、及び煙霧の少なくともいずれかを提供させることを特徴とする、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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