Notice: Undefined variable: fterm_desc_sub in /mnt/www/biblio_conv.php on line 353
巡回車両の到着時間予測システム
説明

巡回車両の到着時間予測システム

【課題】複数の利用者宅を巡回する車両の各利用者宅への到着時間を精度良く予測する。
【解決手段】予め定めた巡回車両30の巡回ルートについて、夫々の利用者宅20間の標準とする所用運行時間および夫々の利用者宅での標準とする停車時間を情報処理装置100に設定して各利用者宅への到着時間を予測するとともに、利用者の当日の状態情報および巡回車両の位置情報と時間に基づき当日の利用者宅への巡回車両の到着予定時間を修正する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、福祉施設等と複数の利用者宅とを車両で巡回して利用者の送迎をする場合に、各利用者宅への巡回車両の到着時間を予測できるようにして、利用者の待ち時間を軽減するためのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術として、バスの到着通知システムが知られている。この従来のシステムは、バス停留所の周辺に設定された所定エリア内にバスが進入したことを検知して、停留所に設置した表示器にバスの接近を知らせる表示をするものであった。ところで近時、GPS(Global Positioning Systems)を利用して、巡回バスの所定の運行ルートに基づき、現在の位置や設定ポイントの通過時間を把握することにより、所定の通知地点への到着時間を予測し、当該巡回バスが利用者の設定した通知地点を通過したときに、その旨を利用者へ通知するようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−265031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に示されたシステムによれば、巡回バスの位置情報の把握と運行ルートの管理システムとから、利用者が設定する通知地点(乗降位置)の到着時間をある程度予測することは可能であるが、運行ルート上にある幾つかの乗降位置での乗降動作に要する時間は考慮されていないため、到着予測時間の精度に欠けるという難点があった。また、利用者が乗車する直前の通知地点を発車した後であれば、利用者が乗車する乗車位置への到着時間の予測精度は高いものの、予測時間の通知を受けた段階では利用者が乗車位置へ出向くのに要する時間との関係から乗り遅れてしまうことになるおそれもあった。
【0005】
本発明はこのような問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、福祉施設等と複数の利用者宅とを車両で巡回して利用者の送迎をする巡回車両の、各利用者宅への到着時間を予測するシステムであって、予め定めた前記巡回車両の巡回ルートについて、夫々の利用者宅間の標準とする所用運行時間および夫々の利用者宅での標準とする停車時間を設定し、前記巡回車両の各利用者宅への到着予定時間を演算処理する運行情報処理手段と、この運行情報処理手段に対して、前記利用者宅側から当日の利用者の状態に関する情報を取得する通信手段と、前記巡回車両の位置および時間を取得して、取得した情報を前記運行情報処理手段に対して通知する運行状況取得手段と、を具備し、前記運行情報処理手段は、前記通信手段および前記運行状況取得手段から通知される情報に基づき、当日の利用者宅への到着予定時間を修正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、利用者宅への巡回車両の到着時間を精度良く予測することができる。よってこの予測時間を利用者が取得することによって、到着待ちのいらいらが解消されるとともに、車両の到着時間に合わせて乗車準備を整え、速やかな乗車が可能となり、利用者宅での停車時間(乗車に要する時間)を短縮し、巡回車両の運行をスムーズに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明に係る巡回車両の到着時間予測システムの一実施例の構成を説明した概念図である。
【図2】本発明を運用するための情報処理装置の一実施例の構成と機能を説明したブロック図である。
【図3】巡回車両の到着予定時間の演算方法を説明した図である。
【図4】巡回車両の出発後に、到着予定時間を実時間で修正する演算方法を説明した図である。
【図5】利用者宅における乗車までに掛かる時間に影響を与える各種要因の説明図である。
【図6】或る利用者について、その日の状況と乗車までに掛かった時間の実績を示した図である。
【図7】本発明の作用を説明した機能関連図である。
【図8】演算処理を簡略化するための、乗車までに掛かる時間に影響を与える主要因と乗車時間を抽出した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る巡回車両の到着時間予測システムの一実施例について、図1ないし図8を参照して詳細に説明する。なお、これらの図において同一部分には同一符号を付して示してある。
【0010】
図1は、本発明に係る巡回車両の到着時間予測システムの一実施例の構成を説明した概念図である。図1に示すように、例えばデイサービスやデイケアーなどを提供する福祉施設10から複数の利用者宅20A、20B、20C、20D、・・・(以下、個別の利用者宅を特定する必要のない場合には、符号20を付して説明する。)へ送迎用のバスなどの車両30(以下、巡回車両と称する。)を巡回させて、利用者を福祉施設10へ迎え入れ、サービスやケアーの終了後は利用者を福祉施設10から夫々の利用者宅20へ送り届けることになる。
【0011】
この場合、各利用者宅20への巡回車両30の到着予定時間が正確に把握できれば、利用者は巡回車両30の到着時間に合わせて出かける準備を整えておけば良く、例えば冬の寒い日に早くから玄関先で巡回車両30の到着を待つようなこともしないで済むことになる。そのため本発明では、福祉施設10と利用者宅20との間、および福祉施設10と巡回車両30との間で、インターネットや公衆通信回線網200などを利用して情報のやりとりを行なうため、福祉施設10には情報処理装置100を設置し、利用者宅20にはパソコン21、携帯電話機22、固定電話機23などを配置し、さらに巡回車両30にはGPS端末またはGPS機能を搭載した携帯電話機31を備えている。また、利用者宅20での巡回車両30の到着から利用者が乗り込むまでの時間(利用者宅20での巡回車両30の停車時間)を、利用者の状態に応じて木目細かく設定するようにしている。
【0012】
次に、本発明に係る到着時間予測システムの、福祉施設10に設置されている情報処理装置100の構成と機能について、図2のブロック図を参照して説明する。
【0013】
図2に示すように情報処理装置100は、格納されている各種制御プログラムに基づきシステム全体を有機的に制御するためのコンピュータを主体とした中央処理装置110、利用者宅20の位置、利用者の状態などに関する各種データおよび巡回車両30の運行ルート、現在位置、速度などのデータを管理するデータ管理部120、利用者毎の乗車時間を予測するための過去の実績データを統計的に解析するデータ解析部130、菅理データを入力したり管理データの閲覧を制御したりする菅理データ入力/閲覧制御部140、菅理データのメインテナンスを行なう菅理データメインテナンス部150、管理データへの不正アクセスを監視したりログ菅理を行なう不正アクセス監視/ログ菅理部160、権限情報を制御する権限情報制御/菅理部170等を有している。そして、情報処理装置100は、データアクセスインターフェイス180を介してインターネットや公衆通信回線網200などに接続され、利用者宅20や巡回車両30との情報の授受が行なわれる。
【0014】
すなわち、利用者宅20には、図1に示したように、パソコン21、携帯電話機22、固定電話機23などが配置されており、これらを用いてインターネットや公衆通信回線網200を介して福祉施設10の情報処理装置100にアクセスしたり、福祉施設10からの通知を受けたりする。さらに巡回車両30にも、図1に示したように、GPS端末またはGPS機能を搭載した携帯電話機31を備えており、これによって巡回車両30の現在位置や時間を把握し、その情報を福祉施設10の情報処理装置100へ供給する。
【0015】
次に、本発明に係る巡回車両の到着時間予測システムにおける時間予測の仕方について説明する。
【0016】
図3は、巡回車両30が福祉施設10を出発したときに、例えば3軒目の利用者宅20Cに到着する時間を予測する場合を説明したものである。すなわち、巡回車両30が福祉施設10を出発した後、3軒目の利用者宅20Cに到着するまでに要する時間Tは、福祉施設10から1軒目の利用者宅20Aまでに要する走行時間T(R)の予測値と、1軒目の利用者宅20Aでの停車時間T(W)(この時間は、利用者が巡回車両30に乗り込むのに要する時間とも言い換えることができる。)の予測値と、1軒目の利用者宅20Aから2軒目の利用者宅20Bまでに要する巡回車両30の走行時間T(R)の予測値と、2軒目の利用者宅20Bでの停車時間T(W)の予測値と、2軒目の利用者宅20Bから3軒目の利用者宅20Cまでに要する走行時間T(R)の予測値の合計となる。
【0017】
言い換えると、巡回車両30の各利用者宅20間の走行時間T(R)の合計と、各利用者宅での停車時間T(W)の合計との和となり、計算式で示すと3軒目の利用者宅20Cに到着する時間Tは、図3にも示してあるが式1のようになる。従って、例えば4軒目の利用者宅20Dに到着する時間Tは、さらに3軒目の利用者宅20Cでの停車時間T(W)と、3軒目の利用者宅20Cから4軒目の利用者宅20Dまでに要する走行時間T(R)を加えれば求められることになる。以下同様であり、式1に基づく演算結果として、巡回車両30の各利用者宅20への到着予定時間を知ることができる。
【数1】

【0018】
なお、これらの走行時間T(R)は、巡回車両30の定められた走行ルートに基づく距離と走行速度から標準時間が設定されているとともに、各利用者宅20での停車時間T(W)は、過去の実績を勘案して利用者毎に標準時間が設定されている。
【0019】
次に、巡回車両30が或る利用者宅20に到着して利用者を乗車させたときに、その後の利用者宅20への到着予定時間を修正する時間予測の仕方について説明する。図4は、1軒目の利用者宅20Aを出発した後に、例えば3軒目の利用者宅20Cに到着する時間Tを予測する場合について示したものである。
【0020】
この場合は、福祉施設10から1軒目の利用者宅20Aまでに要した走行時間T(R)と、1軒目の利用者宅20Aでの停車時間T(W)は既に確定しているので、式1の内、走行時間T(R)と停車時間T(W)は実時間に置き換える。従って、3軒目の利用者宅20Cに到着する時間Tは、実時間である福祉施設10から1軒目の利用者宅20Aまでに要した走行時間T(R)と、1軒目の利用者宅20Aでの停車時間T(W)の和に、標準時間として設定した予測値としての、1軒目の利用者宅20Aから2軒目の利用者宅20Bまでに要する走行時間T(R)と、2軒目の利用者宅20Bから3軒目の利用者宅20Cまでに要する走行時間T(R)を加え、さらに2軒目の利用者宅20Bでの停車時間T(W)を加えたものとして求められる。これを数式で示すと図4にも示してあるが式2のようになり、実時間で修正した分だけ予測精度は向上することになる。
【数2】

【0021】
上述のように、巡回車両30の到着時間の予測には、予め設定した巡回車両30の各利用者宅間の走行時間T(R)と、各利用者宅での停車時間T(W)との標準時間をベースとして、既に利用者が乗車して巡回車両30が利用者宅20を出発した後は、それまでに要した実時間で予測時間を修正することにより、予測精度を向上させるものとする。
【0022】
ところで、巡回車両30の利用者宅間の走行時間は、予め決められたルートを走行することから、距離と走行速度とによって設定した標準時間から大きく外れることあまりない。しかし、ある局面として、ある利用者が突然当日の利用をキャンセルしたような場合は、巡回車両30の走行ルートが変わることに繋がる。よってこのような場合は、キャンセルした利用者の前後の利用者宅間の走行ルートに基づき走行距離を修正し、キャンセルした利用者以降の利用者宅20への到着予定時間を修正する。
【0023】
他の局面としては、図5に示すように、利用者宅20でのその日の利用者の置かれた状態に基づく乗車までに掛かる時間の違いがある。例えば、利用者が常時車椅子を利用しているとか、杖を使用するとか、歩行に家族またはヘルパーの介助が必要であるとか、当日の利用者の待機場所が居間だったり玄関先だったりの違いなども乗車に要する時間に影響する。さらに、季節要因として寒い冬であったり暑い夏であったりとか、天候要因として晴れ、曇り、雨、雪、風なども影響する。また場合によっては、利用者の内面的な状態例えばいたって軽やかで良好である、普通である、気分が優れないなども要因の一つとして捉えることも必要であろう。
【0024】
これら種々の要因の影響を受けて、利用者が迎えに来た巡回車両30に乗車するまでの時間が異なることを説明したが、例えば利用者Aの過去の利用日について、当日の状況と乗車するまでに要した時間の実績を把握した結果を示すと図6のとおりであった。
【0025】
これらの情報が利用者毎に収集して蓄積され、その情報を情報処理装置100のデータ解析部130で統計的に解析することによって、利用者毎にその日の状態に応じて、迎えに来た巡回車両30への乗車に要する標準時間を設定することが可能になる。従って、利用者毎にその日のキャンセルの有無とキャンセルが無ければ、利用者の内面的状態、歩行などの態様、介助の状態、待機場所などの利用者の状態を、利用者宅20のパソコン21からインターネットを介して、福祉施設10の情報処理装置100をアクセスして直接入力することとする。また、当日の天気や季節などは福祉施設10側で入力する。これによって、情報処理装置100は当日の巡回車両30の運行ルートと各利用者宅20への到着予定時間を演算し、その結果を各利用者宅20で確認できるようになる。
【0026】
図7は、これら福祉施設10と各利用者宅20および巡回車両30間の情報収集の仕組みを説明した機能関連図である。福祉施設10の情報処理装置100に対して、各利用者宅20のパソコン21、携帯電話機22、固定電話機23などと、巡回車両30のGPS端末またはGPS機能を搭載した携帯電話機31がインターネット200等を介して接続され、さらに、福祉施設10側でデータを入力する入力部190が配置されている。
【0027】
従って、利用者宅20からキャンセルの有無とその日の利用者の状態を情報処理装置100に入力するとともに、当日の天気や季節などに関する情報は福祉施設10側で入力部190から情報処理装置100に入力し、さらに、巡回車両30のGPS端末またはGPS機能を搭載した携帯電話機31から、運行状況としての現在位置や時間などが適宜供給される。これらの入力情報に基づき情報処理装置100は、演算結果として当日の巡回車両30の運行ルートと各利用者宅20への到着予定時間を演算しその結果を出力し、運行開始後は、実時間を踏まえて予測時間の修正演算を行なうことになる。
【0028】
なお、巡回車両30の運行状況としての位置と時間の情報は、利用者宅20を出発したときに、情報処理装置100に必ず入力されることが望ましく、この入力は、巡回車両30の運転者によって携帯電話機31を操作して入力しても良いし、巡回車両30のGPS端末から情報処理装置100へ自動的に情報が送信されるようになっていても良い。
【0029】
また、利用者宅20から直接情報処理装置100をアクセスできない場合は、福祉施設10へ携帯電話機22や固定電話機23などで必要な情報を通知し、その情報を福祉施設10の職員が入力部190を操作して情報処理装置100に入力し、その結果を福祉施設10から利用者宅20へ携帯電話機22や固定電話機23などで連絡するようにしても良い。さらに、利用者宅20での情報入力は、必ずしも利用者本人でなくても、家族やヘルパーなど権限を有する者が行なってもよく、入力者の権限の有無は権限情報制御/管理部170によって確認される。
【0030】
そして、利用者宅20から当日の利用者の状態に関する情報提供がない場合には、データ解析部130によって解析された過去の実績データに基づく当該利用者の標準的な乗車時間を利用して、到着時間の予測演算を行なうものとする。
【0031】
ところで、図6に示した利用者Aの過去の実績によれば、当日の利用者Aの待機場所が、乗車時間に大きな影響を与えているように思われる。図8は、図6中の利用日毎の待機場所と乗車時間を抽出したものである。そして、待機場所が居間であったときの乗車時間の平均を見ると、(18+15+16)/3=16.33分であり、待機場所が玄関であったときの乗車時間の平均は、(8+10+9+8)/4=8.75分である。このことから、待機場所の違いが乗車時間に大きく影響していることが分かる。従って、各利用者の当日の待機場所と利用のキャンセルの有無を把握するだけで、各利用者宅への巡回車両30の到着時間をかなりの精度で予測できることが期待される。
【0032】
すなわち、各利用者宅20からは利用者の当日の待機場所と利用のキャンセルの有無のみを情報処理装置100へ入力することによって、情報処理装置100の演算処理の負荷が軽減されて各利用者宅への巡回車両30の到着時間が予測できることになる。
【0033】
以上詳述したように本発明によれば、各利用者宅20からのその日の利用者のキャンセルの有無と利用者の状態に関する情報と、福祉施設10側からのその日の季節要因と天気要因などの情報が情報処理装置100に入力され、福祉施設10側で予め設定した巡回車両30の運行ルートに基づき、各利用者宅20への巡回車両30の到着時間が予測されることになり、各利用者宅20でその情報を入手することができる。そして、巡回車両30が福祉施設10を出発した後は、巡回車両30のGPS端末またはGPS機能を搭載した携帯電話機31から供給される運行状況としての現在位置や時間などによって、情報処理装置100で修正演算を行ない当初の到着予定時間が修正されることになる。
【0034】
例えば、巡回車両30が1軒目の利用者宅20Aを出発した後は、福祉施設10から1軒目の利用者宅20Aまでに要した走行時間T(R)と、1軒目の利用者宅20Aでの停車時間T(W)が実時間に置き換えられて、当初の到着予定時間が修正され、2軒目の利用者宅20Bや3軒目の利用者宅20Cでは、修正された演算結果に基づく到着予定時間を取得することができる。
【0035】
なお、利用者宅20から待機場所に関する情報など乗車時間を決定する要因の入力がされない場合でも、データ解析部130による過去の実績を基に算出した予測時間を使用することにより、当初の到着予定時間が修正されるので、ほぼ期待した精度をもった到着予定時間を取得することができる。
【0036】
このように本発明によれば、利用者宅20への巡回車両30の到着時間を精度良く入手することができ、待ち時間を短縮することができる。
【0037】
なお、デイサービスやデイケアーなどを受けた利用者が、福祉施設10から自宅へ戻る帰路においても、同様にして巡回車両30の到着時間を予測することができ、各利用者宅20では巡回車両30の到着時間に合わせて帰宅する利用者を迎えることができる。
【符号の説明】
【0038】
10 福祉施設
20A〜20D 利用者宅
30 巡回車両
21 パソコン
22 携帯電話機
23 固定電話機
31 GPS端末またはGPS機能を搭載した携帯電話機
100 情報処理装置
200 インターネットや公衆通信回線網など

【特許請求の範囲】
【請求項1】
福祉施設等と複数の利用者宅とを車両で巡回して利用者の送迎をする巡回車両の各利用者宅への到着時間を予測するシステムであって、
予め定めた前記巡回車両の巡回ルートについて、夫々の利用者宅間の標準とする所用運行時間および夫々の利用者宅での標準とする停車時間を設定し、前記巡回車両の各利用者宅への到着予定時間を演算処理する運行情報処理手段と、
この運行情報処理手段に対して、前記利用者宅側から当日の利用者の状態に関する情報を取得する通信手段と、
前記巡回車両の位置および時間を取得して、取得した情報を前記運行情報処理手段に対して通知する運行状況取得手段と、
を具備し、
前記運行情報処理手段は、前記通信手段および前記運行状況取得手段から通知される情報に基づき、当日の利用者宅への到着予定時間を修正することを特徴とする巡回車両の到着時間予測システム。
【請求項2】
前記各利用者宅での前記巡回車両の停車時間は、統計的に解析され、その解析結果に基づき標準とする停車時間が修正されることを特徴とする請求項1に記載の巡回車両の到着時間予測システム。
【請求項3】
前記通信手段によって利用者は、利用者宅への前記巡回車両の到着予定時間を取得可能であることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれか1項に記載の巡回車両の到着時間予測システム。
【請求項4】
前記利用者宅側から前記運行情報処理手段に対して通知する利用者の状態情報は、少なくとも利用のキャンセルまたは待機場所のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の巡回車両の到着時間予測システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2011−203841(P2011−203841A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−68503(P2010−68503)
【出願日】平成22年3月24日(2010.3.24)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(594164542)東芝メディカルシステムズ株式会社 (4,066)
【出願人】(594164531)東芝医用システムエンジニアリング株式会社 (892)
【Fターム(参考)】