説明

布団及び布団の折り畳み方法

【課題】本発明は、折り畳み用や収納用の専用のシートや袋等の用具を使わずに、布団自体にコンパクトに収納するための折り畳み手段としての拘束具を備え、簡易に折り畳んで収納可能にする布団及び布団の折り畳み方法に関する。
【解決手段】表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団の側地周縁部、または前記布団を覆う布団カバーの周縁部に、折り畳んで丸めた布団を丸めた状態のまま保持できるように拘束する拘束具を取り付けたことを特徴とする布団。表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填し、側地の周縁部に拘束具を取り付けた布団において、長辺、短辺のいずれかの方向に対して三つ折りにし、折り畳んだ面を内側にして、拘束具を取り付けていない側から巻き込むように丸め、拘束具によって、丸められた状態で布団を拘束することを特徴とする布団の折り畳み方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折り畳み用や収納用の専用のシートや袋等の用具を使わずに、布団自体にコンパクトに収納するための折り畳み手段としての拘束具を備え、簡易に折り畳んで収納可能にする布団及び布団の折り畳み方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、布団の充填物として、綿、羽毛、羊毛等を単独で、若しくは混合して用いられてきたが、近年、保温性能に優れると共に軽量で使用感の良好な羽毛が主流となりつつある。
【0003】
羽毛布団は、表裏の側地によって袋体を形成し、袋体の内部に羽毛を適量充填したものであるが、その中身は羽毛であるため、空気の占める割合も大きく、反発して折り畳みにくい。
【0004】
折り畳んでも、羽毛以外の布団よりも非常に嵩高くなるので、できるだけ嵩低く収納するための収納用の道具が種々出回っている。
【0005】
例えば、袋体の中に、折り畳んだ羽毛布団を収納し、袋の開口部を閉じて袋体を密閉するとともに、袋体に付設されたポンプ機構によって袋体内の空気を抜き、羽毛布団を圧縮して嵩低く収納できるようにした圧縮式の収納袋が広く用いられている。
【0006】
この他、羽毛布団を折り畳んだ状態と同じ寸法の形状に予め形成された袋体内に詰め込み、その袋体の形状によって折り畳んだ羽毛布団を拘束し、嵩低く収納できるようにしたものもある。
【0007】
しかしながら、これらの収納用の道具は、夏用、冬用など、それぞれの羽毛布団の使用時期が終了した後、次の使用時期が到来するまでの間に収納しておくためのものである。
【0008】
そのため、羽毛布団を嵩低く収納することはできるが、毎日収納場所へ収納するための道具として使用することは、手間と労力が掛かり、不便である。
【0009】
また、前述の圧縮式の収納袋によって長期間収納した場合、羽毛が折れたり潰れるなどして、優れた保温性能や軽量性能を著しく損なう。
【0010】
そこで、下記特許文献1に、折り畳んだ布団を矩形のシートで取り巻いて、そのシートの対向辺同士を連結して、シートで布団を締めつけて畳んだ、布団の収納シートが開示されている。
【0011】
この発明によれば、定形の袋の中に布団を詰め込んだり、収納袋から空気を抜くといった手間や労力が掛からず、埃の堆積を防ぎ、かつ、嵩低く折り畳むことができるので、毎日行う作業としても手間や労力の負担がかからず、簡単に、嵩低く布団を収納できる。
【特許文献1】実用新案登録第3091389号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、上記発明にかかる収納シートは、布団を収納するためだけに用いられる専用の構造をなした収納用具である。
例え、毎日の収納の作業を簡単に容易に行えるとしても、上記発明にかかる収納シートは、収納する布団の数だけ必要になる。
【0013】
一人暮らしなどの少人数であれば別として、布団の収納が必要な家庭は、一緒に居住する人数が多い場合が大半であると考えられ、布団の数も多いことが予想される。
そうすると、上記発明にかかる収納シートは、相当数必要であり、毎日収納するのであれば、常に収納シートを確保しておかなければならないことになる。
【0014】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、折り畳み用や収納用の専用のシートや袋等の用具を使わずに、布団自体にコンパクトに収納するための折り畳み手段としての拘束具を備え、簡易に折り畳んで収納可能にする布団及び布団の折り畳み方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記課題を解決するため、本発明においては、次の技術的手段を講じている。
【0016】
本発明の請求項1は、
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団の側地周縁部、または前記布団を覆う布団カバーの周縁部に、
折り畳んで丸めた布団を丸めた状態のまま保持できるように拘束する拘束具を取り付けた
ことを特徴とする布団である。
【0017】
拘束具は、帯状または紐状を成したゴムバンドや紐などが挙げられ、伸縮自在の素材が好ましい。
拘束具は、長さが同じ、若しくは長さが異なるものを2本用いても良いし、1本のみでも良い。
【0018】
2本の拘束具を用いた場合、拘束具の一方の端部を、側地の周縁部に取り付ける。
拘束具は、布団を折り畳んで丸めた状態で使用する。
【0019】
具体的には、布団を、長辺、短辺のいずれかの方向に対して三つ折りにし、折り畳んだ面を内側にして、拘束具を取り付けていない側から巻き込むように丸める。
丸められた布団は、拘束具が布団の外周に位置するため、2本の拘束具によって、布団を丸められた状態で保持できるように拘束する。
【0020】
例えば、拘束具として2本の紐を用いた場合、各々の紐を布団の周囲に沿わせて巻きつけ、紐が交差する位置で2本の紐同士を結んで結束する。
また、拘束具として2本の伸縮可能なゴムバンドを用いた場合、側地の周縁部に取り付けたのとは反対の端部に、面ファスナやプラスチック製のバックル、フック、ボタンを取り付ける。
【0021】
バックルとは、例えば、バックル本体の差込口に、差込体の両側に突設した差込脚部を差し込み、バックル本体の側壁に差込脚部を係合させて固定するようなものを用いる。
【0022】
2本のゴムバンドを、丸められた状態の布団の周囲に沿わせ、ゴムバンドが交差する位置で面ファスナを貼り合わせ、またはバックルを差し込んで、布団を丸めた状態で保持する。
2本の拘束具を用いた場合、同じ長さのものを用いても良いし、異なる長さのものを用いても良い。
【0023】
1本の拘束具を用いた場合、例えば、伸縮自在のゴムバンドを用いて、ゴムバンドの両側の端部を、側地の周縁部に取り付け、ゴムバンドがループ状(輪)になるようにする。
【0024】
上述の使用例と同じようにして布団を三つ折りにし、ゴムバンドが布団の外周に位置するように布団を丸めた後、ゴムバンドを引っ張って作られる輪の中に布団を収めて拘束する。
【0025】
また、1本の拘束具を用いた場合の他の方法として、伸縮自在のゴムバンドの一方の端部のみを側地の周縁部に取り付け、他方の端部と周縁部とに面ファスナを設ける。
【0026】
上述の使用例と同じようにして布団を三つ折りにし、ゴムバンドが布団の外周に位置するように布団を丸めた後、周縁部に取り付けた側とは反対側のゴムバンドの端部を引っ張って布団の周囲に沿わせ、周縁部の面ファスナに貼り合わせて布団を丸めた状態で拘束する。
【0027】
拘束具は、布団の側地の周縁部、または布団を覆う布団カバーの周縁部に取り付ける。
布団の側地の周縁部に取り付けられた拘束具は、布団だけを折り畳む場合に用いる。
布団を覆う布団カバーの周縁部に取り付けられた拘束具は、布団を布団カバーに収めた状態で折り畳む場合に用いる。
【0028】
いずれの場合も周縁部に取り付けるので、布団を使用する時に邪魔にならないが、拘束具は紐や面ファスナを取り付けた伸縮自在のゴムバンドが好ましい。
拘束具は、側地の周縁部、または布団カバーの周縁部に対して、逢着、接着など、いずれの方法によって取り付けても良い。
【0029】
本発明の請求項2は、
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填し、側地の周縁部に拘束具を取り付けた布団において、
長辺、短辺のいずれかの方向に対して三つ折りにし、折り畳んだ面を内側にして、拘束具を取り付けていない側から巻き込むように丸め、
拘束具によって、丸められた状態で布団を拘束する
ことを特徴とする布団の折り畳み方法である。
【0030】
本請求項にかかる発明は、上述した拘束具を使って布団の折り畳み方法を提供するものであり、拘束具及び布団の折り畳み方法は、上述の通りである。
【0031】
本発明の請求項3は、
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団であって、
側地の周縁部または頂角部に、
生産者名、販売者名、購入者名(使用者名)、商品名のいずれか1以上を表示する表示用ラベルが取り付けられた
ことを特徴とする布団である。
【0032】
本請求項にかかる表示用ラベルは、布団や布団の充填物についての素材・混入比率等を表示する品質表示用のラベルとは異なり、生産者名、販売者名、購入者名(使用者名)、商品名のいずれか1以上を表示する専用の表示用ラベルである。
【0033】
布団の充填物として、綿、羽毛、羊毛等を単独で、若しくは混合して用いられているが、特に羽毛布団は、一口に羽毛と言っても、その産地や品質、性状によって保温性能や価格が大いに異なる。
羽毛布団の品質は、充填された羽毛の品質によって大きく左右される。
【0034】
充填された羽毛に細かく目の揃った羽毛を用いた場合には、弾性力に富み復元力も良好で空気を充分に含み、就寝時の使用感も極めて良好であるが、一方、不均一だったり劣化したもの、折れのあるものを多量に含む羽毛を使用した場合には、使い心地が悪く、短期間の使用でも加速度的に劣化が進み、耐久性も格段に劣る。
【0035】
さらに、羽毛布団は、嵩高にして含気量を増すと共に、コストを低減する目的でダウンに比べて安価なスモールフェザーを混入する場合が有るが、その混入度合によっても品質に著しい差を生じることになる。
【0036】
勿論、商品として販売される布団の場合、表裏側地の素材と共に充填物の素材、混入比率等の品質表示がされるが、それのみをもって羽毛の実際の状態を知ることは困難である。
【0037】
つまり、一般消費者にとっては、羽毛布団を購入する際には既に内部に完全に密閉されてしまっている羽毛の品質を確認する術は全く無く、貼付或いは添付されている品質表示等に頼る以外に方法はなく、安心して商品の購入を決定できないのが現状である。
【0038】
近年の食品偽装問題に端を発し、消費者は、あらゆる商品に対して、その信頼の裏切られてきた。
そこで、本請求項にかかる発明は、生産者・販売者が消費者に対する責任とも言うべき生産者、販売者、商品名のいずれかを、布団に直接表示することで、消費者の信頼を得ることができるようにしたものである。
【0039】
つまり、従来の品質表示用のラベルだけでは、消費者の信頼を十分に得ることができなかったところ、生産者、販売者、商品名のいずれかを表示する専用の表示用ラベルを布団に直接取り付けることで、布団の購入時から購入後の将来の使用についてまで、生産者や販売者が責任をもって生産・販売する布団を商品者に提供できるようにしたものである。
【0040】
また、従来の布団は、男性が着用するスーツや高級文房具等のように購入した商品に、購入者の名前を表示することはなかった。
しかし、布団は、来客用は別として、多くの場合が同一人によって使用され続けるものである。
【0041】
そこで、表示用ラベルに購入者(使用者)の名前を表示し、布団を永く愛用してもらえるようにする。
購入者にとっても、自分だけの布団を探すために品質の良い自分に合った商品を選ぶことが期待できる。
【0042】
表示用ラベルは、布団や布団の充填物についての素材・混入比率等を表示する品質表示用のラベルとは異なるため、品質表示用ラベルが取り付けられていても、生産者名、販売者名、購入者名(使用者名)、商品名のいずれか1以上を表示する表示用ラベルも取り付ける。
【0043】
表示用ラベルは、側地の周縁部または頂角部のいずれか1箇所、または側地の周縁部及び頂角部の両方に取り付ける。
表示用ラベルは、品質表示用ラベルと全く同素材で、四角形状を成したものでも良いし、側地の頂角部に取り付ける場合は、三角形状でも隣接片を結ぶ帯状の形状でも良い。
【0044】
表示用ラベルは、逢着、接着など、いずれの方法によって取り付けても良い。
【0045】
本発明の請求項4は、
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団であって、
表または裏の側地に紅型模様またはミンサー柄をあしらった
ことを特徴とする布団である。
【0046】
従来、布団の側地は、内部に充填物を充填するための袋体を形成する生地であり、布団を長期間使用しても、充填された充填物が不均一にならないようにすることに重点が置かれていたため、側地のデザイン性は重要視されていなかった。
そこで、本請求項にかかる発明は、側地自体のデザインとして紅型模様やミンサー柄をあしらったものである。
【0047】
ここでいう紅型模様やミンサー柄は、単一のデザインに限らず、構成、配置、配色、染め方など、あらゆる模様や柄を選択することができる。
その地方特有の文化を、毎日使う布団の模様として選択することで、愛着をもって長く使用することが期待できる。
【発明の効果】
【0048】
本発明では以下のような効果がある。
【0049】
1)布団自体に備えられた折り畳み状態を保持する拘束具が設けられているので、収納専用の収納具を別途購入する必要が無い。
【0050】
2)折り畳んだ布団を、簡単な折り畳み方法によってコンパクトな状態にし、且つこの折り畳んだ状態を保持して布団を拘束することができる。
【0051】
3)消費者に対して、布団に直接取り付けられた表示用ラベルを介して、生産者や販売者が責任をもって生産・販売する布団を商品者に提供できる。
【0052】
4)その地方特有の文化を、毎日使う布団の模様として選択することで、愛着をもって長く使用することが期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0053】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0054】
図1は、拘束具及び表示用ラベルが取り付けられた布団を広げた状態の外観図である。
【0055】
布団は、表裏の側地によって形成された袋体内部に羽毛を充填した羽毛布団1である。
図1は、布団カバーは使用せず、側地だけの状態である。
【0056】
本実施例の側地は、柄の無い無地のものを使用している。
しかし、側地の表面または裏面には、側地自体のデザインとして紅型模様やミンサー柄をあしらったものを使用しても良い。
紅型模様やミンサー柄は、単一のデザインに限らず、構成、配置、配色、染め方など、あらゆる模様や柄を選択することができる。
その地方特有の文化を、毎日使う布団の模様として選択することで、愛着をもって長く使用することが期待できる。
【0057】
羽毛布団1の側地の周縁部には、品質ラベル2及び表示用ラベル3を並べて取り付けてある。
表示用ラベル3は、生産者名、販売者名、購入者名(使用者名)、商品名のいずれか1以上を表示する専用のラベルである。
【0058】
表示用ラベル3は、布団や布団の充填物についての素材・混入比率等を表示する品質表示用の品質ラベル2とは異なるため、品質ラベル2が取り付けられていても、表示用ラベル3を取り付ける。
【0059】
表示用ラベル3は、周縁部ではなく、頂角部に取り付けてもよく、周縁部及び頂角部の両方に取り付けても良い。
表示用ラベル3は、品質ラベル2と全く同素材を使用し、四角形状のラベルを使用した。
表示用ラベル3は、周縁部に、逢着して取り付けた。
【0060】
消費者は、この表示用ラベル3によって、布団の品質を信頼し、購入時から購入後の将来の使用についてまで安心して布団を購入・使用できる。
また、生産者、販売者は、表示用ラベル3によって、布団の品質に責任をもつことを強制されるため、品質の悪い商品を生産・販売することができなくなるという副次的効果を期待できる。
【0061】
羽毛布団1の側地の周縁部には、拘束具としてゴムバンド4を取り付けてある。
ゴムバンド4は、伸縮自在のものを用いた。
【0062】
ゴムバンド4は、両端を側地の周縁部に逢着して取り付け、ループ状(輪)をなしている。
伸縮自在なので、ゴムバンド4の不使用時は、羽毛布団の使用に際して邪魔になることはなく、また布団カバーを使用することで、ゴムバンド4を布団カバー内に収めることができる。
ゴムバンド4は、布団カバーの周縁部に取り付けても良い。
【0063】
図2乃至7は、羽毛布団を折り畳んで丸め、ゴムバンドによって拘束するまでの過程をそれぞれ示す図である。
【0064】
折り畳み方法は、羽毛布団1の長辺、短辺のいずれかの方向に対して三つ折りにする(図2及び3)。
折り畳んだ面を内側にして、ゴムバンド4を取り付けていない側から巻き込むように羽毛布団1を丸める(図4及び5)。
【0065】
羽毛布団1を丸めたら周縁部に取り付けられたゴムバンド4を引っ張って伸ばし、丸めた羽毛布団の周囲をゴムバンド4で拘束することで、丸められた状態を保持したまま羽毛布団1をコンパクトに折り畳むことができる。
【0066】
以上のようにして、羽毛布団1自体に取り付けられたゴムバンド4によって、折り畳み用や収納用の専用のシートや袋等の用具を使わずに、羽毛布団1自体にコンパクトに折り畳め、さらに小さい収納スペースにも収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】羽毛布団を広げた状態の一実施例を示す外観図である。
【図2】羽毛布団を折り畳んむ状態を示す図である。
【図3】羽毛布団を三つ折りにした状態を示す図である。
【図4】折り畳んだ羽毛布団を丸める状態を示す図である。
【図5】折り畳んだ羽毛布団を丸めた状態を示す図である。
【図6】折り畳んで丸めた羽毛布団を立てた状態を示す図である。
【図7】折り畳んで丸めた羽毛布団をゴムバンドで拘束した状態を示す図である。
【符号の説明】
【0068】
1 羽毛布団
2 品質ラベル
3 表示用ラベル
4 ゴムバンド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団の側地周縁部、または前記布団を覆う布団カバーの周縁部に、
折り畳んで丸めた布団を丸めた状態のまま保持できるように拘束する拘束具を取り付けた
ことを特徴とする布団。
【請求項2】
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填し、側地の周縁部に拘束具を取り付けた布団において、
長辺、短辺のいずれかの方向に対して三つ折りにし、折り畳んだ面を内側にして、拘束具を取り付けていない側から巻き込むように丸め、
拘束具によって、丸められた状態で布団を拘束する
ことを特徴とする布団の折り畳み方法。
【請求項3】
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団であって、
側地の周縁部または頂角部に、
生産者名、販売者名、購入者名(使用者名)、商品名のいずれか1以上を表示する表示用ラベルが取り付けられた
ことを特徴とする布団。
【請求項4】
表裏の側地によって形成された袋体内部に充填物を充填した布団であって、
表または裏の側地に紅型模様をあしらった
ことを特徴とする布団。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−247580(P2009−247580A)
【公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−98806(P2008−98806)
【出願日】平成20年4月4日(2008.4.4)
【出願人】(308008694)株式会社First Line (1)
【Fターム(参考)】