説明

帯電器

【課題】コロナ放電の安定性を損なうことなく、感光体の帯電性能を向上させた帯電器を提供する。
【解決手段】画像形成装置に設けられた感光体ドラム27の感光面27に対向して配置される帯電器100である。帯電器100は、ワイヤ電極110と、ワイヤ電極110と感光面27Aの間に配置されたグリッド電極120と、ワイヤ電極110のグリッド電極120とは反対側を覆う略U字型断面をなすシールド電極130とを備え、シールド電極130を構成する各壁部131〜133とワイヤ電極110との距離は、略等距離であり、シールド電極130における感光面27Aの移動方向上流側の端部131Aとワイヤ電極110から感光面27Aに垂直に下ろしてなる基準平面RPとの距離αは、シールド電極130における感光面27Aの移動方向下流側の端部132Aと基準平面RPとの距離βよりも小さく構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置の感光体を帯電させるための帯電器に関する。
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置内のプロセス装置においては、感光体を帯電させるための帯電器が設けられている。この手の帯電器は、高電圧が印加されるワイヤ電極と、ワイヤ電極と感光体の感光面の間に設けられるグリッド電極と、ワイヤ電極のグリッド電極とは反対側を覆うシールド電極を有するものがよく用いられる。
【0003】
近年、画像形成装置における画像形成速度の向上のため、帯電器に対する感光体の移動速度を高くすることが求められ、そのために、帯電器の帯電性能を向上することが求められている。例えば、特許文献1には、ワイヤ電極をシールド電極内における感光面の移動方向の中央よりも、上流側に配置することで感光体の帯電電位の立ち上がりをよくする発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−116606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来より、シールド電極を構成する各壁部と、ワイヤ電極との距離は略等距離であることが求められ、特許文献1のように、シールド電極を構成する壁部のうち感光面の移動方向上流側の壁部にのみワイヤ電極を近づけると、コロナ放電が安定せず、場合によっては火花放電が発生する可能性もある。
【0006】
そこで、本発明は、コロナ放電の安定性を損なうことなく、感光体の帯電性能を向上させた帯電器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記した目的を達成するため、本発明は、画像形成装置に設けられた感光体の感光面に対向して配置される帯電器であって、前記感光面を帯電させるための電圧が印加されるワイヤ電極と、前記ワイヤ電極と前記感光面の間に配置されたグリッド電極と、前記ワイヤ電極の前記グリッド電極とは反対側を覆う略U字型断面をなすシールド電極とを備え、前記シールド電極を構成する各壁部と前記ワイヤ電極との距離は、略等距離であり、前記シールド電極における前記感光面の移動方向上流側の端部と前記ワイヤ電極から前記感光面に垂直に下ろしてなる基準平面との距離は、前記シールド電極における前記感光面の移動方向下流側の端部と前記基準平面との距離よりも小さいことを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、従来と同様の、シールド電極を構成する各壁部とワイヤ電極との距離が略等距離である帯電器において、シールド電極における感光面の移動方向上流側の端部とワイヤ電極から感光面に垂直に下ろしてなる基準平面との距離が、シールド電極における感光面の移動方向下流側の端部と前記基準平面との距離よりも小さくされているため、各端部の間にあるシールド電極の開口部の中で、基準平面は、上流寄りに位置することになる。つまり、シールド電極の開口を感光面の方から見て、ワイヤ電極が開口内の上流寄りに位置している。そのため、感光面における電位は、この開口範囲における特に上流寄りで高い電位となるので、感光面の帯電電位は立ち上がりがよくなり、帯電性能が向上する。なお、壁部とワイヤ電極との距離というのは、壁部とワイヤ電極の最短距離の意味である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の帯電器によれば、シールド電極を構成する各壁部とワイヤ電極との距離を略等距離にしたまま、シールド電極における感光面の移動方向上流側の端部とワイヤ電極から感光面に垂直に下ろしてなる基準平面との距離が、シールド電極における感光面の移動方向下流側の端部と基準平面との距離よりも小さくなっているので、帯電器の安定性を維持したまま、帯電器が感光体を帯電させる性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の帯電器が設けられる画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】感光体ドラムおよび分解した帯電器を示す斜視図である。
【図3】感光体ドラムおよび帯電器の側面図である。
【図4】第1の変形例に係る帯電器の側面図である。
【図5】第2の変形例に係る帯電器の側面図である。
【図6】第3の変形例に係る帯電器の側面図である。
【図7】シミュレーションで用いたモデルの図であり、(a)は実施例、(b)は比較例を示す。
【図8】シミュレーションの結果としてX位置と電流密度の関係を示すグラフである。
【図9】シミュレーションの結果としてX位置に対応した感光面の帯電電位を見積もったグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
【0012】
[フィーダ部の構成]
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、用紙3の搬送や紙粉取りを行う各種ローラ11を備えている。そして、フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、各種ローラ11によって画像形成部5に搬送される。
【0013】
[画像形成部の構成]
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着部18などを備えている。
【0014】
[プロセスカートリッジの構成]
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2の前側に設けられたフロントカバー2Aを適宜開放することで、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、現像カートリッジ28と、ドラムユニット39とで主に構成されている。
【0015】
現像カートリッジ28は、ドラムユニット39に装着された状態で、本体ケーシング2に対して着脱自在となっている。現像カートリッジ28は、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナー収容室34を主に備えている。
【0016】
この現像カートリッジ28では、トナー収容室34内のトナーが、アジテータ34Aで攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
【0017】
ドラムユニット39は、感光体ドラム27、スコロトロン型の帯電器100および転写ローラ30を主に備えている。そして、このドラムユニット39内において、感光体ドラム27の表面は、帯電器100により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
【0018】
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光体ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給されて、感光体ドラム27の表面上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光体ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
【0019】
[定着部の構成]
定着部18は、加熱ローラ41と、加熱ローラ41との間で用紙3を挟持する加圧ローラ42とを備えている。そして、このように構成される定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させている。なお、定着部18で熱定着された用紙3は、定着部18の下流側に配設される排紙ローラ45に搬送され、この排紙ローラ45から排紙トレイ46上に送り出される。
【0020】
<帯電器の構成>
本実施形態に係る帯電器100は、図2に示すように、ワイヤ電極110と、グリッド電極120と、シールド電極130とを備えてなる。
【0021】
ワイヤ電極110は、図2では図示を省略したドラムユニット39のケースに、感光体ドラム27の回転軸と平行に張られて設けられている。ワイヤ電極110にはグリッド電極120およびシールド電極130との間でコロナ放電を起こすための電圧が掛けられる。
【0022】
グリッド電極120は、ワイヤ電極110と、感光体ドラム27の感光面27Aとの間に配置された金属製部材であり、複数のグリッド孔121が配列されることで、網状に形成されている。グリッド孔121の大きさや配列は特に限定されないが、図3に例示するように、ワイヤ電極110から感光面27Aに垂直に向かう方向にグリッド孔121があるのが望ましい。特に、ワイヤ電極110から感光面27Aに垂直に向かう方向にグリッド孔121の中央が位置していれば、ワイヤ電極110から感光面27Aへ向かう電荷が、グリッド電極120にじゃまされることなく容易に感光面27Aへ到達できる。
【0023】
シールド電極130は、ワイヤ電極110のグリッド電極120とは反対側を覆う略U字型断面の金属性部材である。シールド電極130は、ワイヤ電極110より感光面27Aの移動方向上流側(図3における左側に相当し、以下、単に「上流側」という。)に配置されグリッド電極120に向けて延びた第1の壁部131と、第1の壁部131に対向し、ワイヤ電極110よりも感光面27Aの移動方向下流側(図3における右側に相当し、以下、単に「下流側」という。)に配置された第2の壁部132と、グリッド電極120に対向する第3の壁部133とを有する。
【0024】
第1の壁部131、第2の壁部132および第3の壁部133は、それぞれワイヤ電極110からの距離が通常の誤差が許容される程度に略等距離である。第1の壁部131と第2の壁部132は互いに平行で、第3の壁部133は、第1の壁部131および第2の壁部132に対し垂直である。そして、第1の壁部131は、下流側に行くに従い感光面27Aに近づくように基準平面RPに対し傾斜している。なお、基準平面RPは、ワイヤ電極110から感光面27Aに垂直に下ろしてなる平面である。本実施形態においては、第1の壁部131の基準平面RPに対する傾斜角θは20°である。この角度θは、望ましくは、1〜60°であり、より望ましくは、5〜45°である。
【0025】
このように、第1の壁部131が、下流側に行くに従い感光面27Aに近づくように基準平面RPに対し傾斜していることで、第1の壁部131の端部131Aと基準平面RPとの距離αは、第2の壁部132の端部132Aと基準平面RPとの距離βよりも小さくなっている。
【0026】
そして、グリッド電極120とシールド電極130には、ワイヤ電極110と異なる電位が与えられる。例えば、本実施形態では電位が0とされる。
【0027】
以上のように構成された、レーザプリンタ1における帯電器100の作用について説明する。
画像形成が開始されて、感光体ドラム27が図3における時計回りに回転し、ワイヤ電極110に所定の電圧が掛けられると、ワイヤ電極110とグリッド電極120およびシールド電極130との間で、ワイヤ電極110を中心として略同心円状に広がる電界が形成され、コロナ放電が開始される。そして、ワイヤ電極110で発生した電荷がグリッド孔121を抜けて感光面27Aに到達し、感光面27Aを帯電させる。
【0028】
ワイヤ電極110に掛ける電圧によりワイヤ電極110の周りには、ワイヤ電極110を中心とする同心円状の電界が形成されることから、感光面27Aの電位は、ワイヤ電極110の真下、つまり、基準平面RPが感光面27Aと交わる位置が最も高く、その位置から離れるにしたがって、略左右対称に低くなっていく。
【0029】
本実施形態の帯電器100では、第1の壁部131の端部131Aと基準平面RPとの距離αは、第2の壁部132の端部132Aと基準平面RPとの距離βよりも小さいことから、感光面27Aは、シールド電極130の感光面27Aに対向する開口135(端部131Aと端部132Aの間である。図2参照。)に対面し始めたときに、すぐに、比較的高い電位の部分に差し掛かり、多くの電荷流が感光面27Aに降りかかる。そのため、感光面27Aはシールド電極130の開口135に対面し始めたときから、効率よく帯電されはじめ、電位の上昇の立ち上がりが良好となる。そのため、感光面27Aは、開口135に対面している時間が短くても、十分に帯電されることが可能となる。すなわち、帯電器100によれば、感光体ドラム27を効率よく帯電させることができる。そして、本実施形態の帯電器100では、ワイヤ電極110とシールド電極130の各壁部131〜133との距離は略等距離であるので、コロナ放電の安定性を維持することができる。
【0030】
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。
例えば、第1の壁部131と基準平面RPの角度θは、より大きくてもよく、例えば、図4に示す帯電器200のように60°程度にしてもよい。このように、角度θを大きくした場合、第1の壁部131の端部131Aと基準平面RPの距離αが小さくなりすぎることがあるので、必要に応じ、図4に示すように、グリッド電極120の上流側の端部122を第1の壁部131に向けて屈曲して延ばして形成してもよい。このようにすることで、シールド電極130の開口135と感光面27Aの対面範囲を適切にすることができる。
【0031】
また、角度θを大きくした場合、第2の壁部132の端部132Aと基準平面RPとの距離βが大きくなり、帯電器が大きくなってしまうことがあるため、図5に示す帯電器300のように、第2の壁部132のグリッド電極120側の端部132Bは、グリッド電極120側へ向けて屈曲させた形態としてもよい。このようにすることで、シールド電極130の開口135と感光面27Aの対面範囲を十分に確保しつつ、帯電器300の小型化を図ることができる。
【0032】
さらに、図6に示す帯電器400のように、第3の壁部133Aを、ワイヤ電極110を中心とする円筒状に形成することもできる。
【0033】
前記実施形態において、感光体は、ドラム形の感光体ドラム27を例示したが、ベルト形の感光体であってもよい。
【0034】
前記実施形態においては、シールド電極のうち、感光面の移動方向上流側の第1の壁部を基準平面に対して傾斜させた形態のみを示したが、第1の壁部を基準平面に平行にし、第1の壁部の端部を若干下流側に延ばして開口部を狭めることでも電位の立ち上がりを向上することは可能である。
【0035】
また、前記実施形態においては、本発明の帯電器が適用される画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、本発明の帯電器は、複写機、複合機、カラーLEDプリンタなど他の画像形成装置に利用することができる。
【実施例】
【0036】
次に、本発明の効果を確認した実施例について説明する。
コンピュータにて、図7(a)、(b)のハッチング領域に示す空間部分を想定した2次元モデルを作成し、ワイヤ電極に相当する部位に5kV、モデルの外表面部分に0Vの電位を与えて、電流密度分布を計算した。そして、モデルの下面を感光面に見立て、第1の壁部の端部のX位置を、実施例(図7(a))および比較例(図7(b))とも基準位置とし、感光面(下面)における電流密度を取得し、X位置と電流密度の関係を図8のグラフとして得た。そして、感光面の電流密度をX位置についてXが小さい位置から積算して、X位置における感光面の帯電電位を見積もったグラフが図9である。
【0037】
図8に示すように、実施例においては、比較例と比較すると、Xが小さい位置から電流密度が立ち上がり電流密度のピーク位置も、Xが小さい位置になることが分かった。そして、図9に示すように、この電流密度の分布に基づく感光面の帯電電位は、実施例は、比較例に比較して小さいX位置において高い帯電電位を実現できることが分かった。
【符号の説明】
【0038】
1 レーザプリンタ
27 感光体ドラム
27A 感光面
100 帯電器
110 ワイヤ電極
120 グリッド電極
121 グリッド孔
122 端部
130 シールド電極
131 第1の壁部
131A 端部
132 第2の壁部
132A 端部
133 第3の壁部
135 開口
RP 基準平面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置に設けられた感光体の感光面に対向して配置される帯電器であって、
前記感光面を帯電させるための電圧が印加されるワイヤ電極と、
前記ワイヤ電極と前記感光面の間に配置されたグリッド電極と、
前記ワイヤ電極の前記グリッド電極とは反対側を覆う略U字型断面をなすシールド電極とを備え、
前記シールド電極を構成する各壁部と前記ワイヤ電極との距離は、略等距離であり、
前記シールド電極における前記感光面の移動方向上流側の端部と前記ワイヤ電極から前記感光面に垂直に下ろしてなる基準平面との距離は、前記シールド電極における前記感光面の移動方向下流側の端部と前記基準平面との距離よりも小さいことを特徴とする帯電器。
【請求項2】
前記シールド電極は、前記ワイヤ電極より前記感光面の移動方向上流側に配置され前記グリッド電極に向けて延びた第1の壁部と、前記第1の壁部に対向し、前記ワイヤ電極よりも前記感光面の移動方向下流側に配置された第2の壁部と、前記グリッド電極に対向する第3の壁部を有し、
前記第1の壁部は、前記感光面の移動方向下流側に行くに従い前記感光面に近づくように前記基準平面に対し傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の帯電器。
【請求項3】
前記グリッド電極は、前記シールド電極における前記感光面の移動方向上流側端部と下流側端部の間の領域を覆うように設けられ、かつ、前記グリッド電極における前記感光面の移動方向上流側の端部が前記第1の壁部に向けて屈曲して延びて形成されたことを特徴とする請求項2に記載の帯電器。
【請求項4】
前記第2の壁部の前記グリッド電極側の端部は、前記グリッド電極側へ屈曲していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の帯電器

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−224109(P2010−224109A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−69806(P2009−69806)
【出願日】平成21年3月23日(2009.3.23)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】