説明

広スペクトラム保存料ブレンド

ベンジルアルコール、サリチル酸、ソルビン酸および1,3−プロパンジオール、グリセリンおよびその組合せからなる群から選択される化合物を含む効果的な広スペクトラム保存活性を有する組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願に対する相互関連)
本出願は2009年8月17日付けで出願された米国予備特許出願Serial No.61/234,456の優先権を主張するものであり、この特許出願書の記載を、その全体を引用してここに組入れる。
【0002】
(発明の背景)
発明の分野
本発明は広ペクトラム保存料ブレンドに関する。特に、本発明はベンジルアルコール、サリチル酸、ソルビン酸および添加剤を組合わせた保存ブレンドに関する。添加剤は1,3−プロパノール、デヒドロ酢酸、グリセリンおよびその組合せからなる群から選択される。本発明による保存ブレンドは低温で安定であり、および予想されるpH範囲より広い範囲で広スペクトラムの微生物に対し高い効能を有する。
【背景技術】
【0003】
(技術の簡単な説明)
保存剤はパーソナルケア、工業、保健および衛生、薬剤および木材防護などの分野に広い用途を有する。保存剤は単一薬剤であることができ、または複数種の薬剤の配合物であることができる。
【0004】
理想的には、保存剤は種々のpHレベルにおいてあらゆる種類の微生物に対し広スペクトラムな活性を有する。保存剤はまた、高い効能を有するべきであり、これにより最低量の保存剤を使用し、価格を節約し、および保存剤によって生じるあらゆる可能な有害な作用を回避または軽減することができる。また、保存剤は、その製造、包装および出荷期間中、並びに保存剤の貯蔵中に遭遇する温度のいかなる変化に対しても安定であることが望まれる。さらにまた、理想的保存剤は、1種の保存剤を種々の製品に適当に配合することができるように、相違する用途システムの諸成分に物理的および化学的に適合する。
【0005】
ベンジルアルコール、サリチル酸およびソルビン酸は公知保存剤であるが、個別には、これらの活性は中性以上のpHおよびアルカリ性pHにおいて貧弱な活性を有することが知られていることから、これらは広スペクトラム活性の観点から有用性が制限されている。さらに、サリチル酸およびソルビン酸は高濃度での溶解が困難であり、従って有効濃度の達成は困難になる。
【0006】
ベンジルアルコール、サリチル酸、またはソルビン酸の中のいずれか1種または2種以上を含有する或る種の保存ブレンドが知られている。一例として、ISPからのOptiphen(登録商標)BSB−Nは安息香酸、ソルビン酸およびベンジルアルコールおよびグリセリンの組合せである。Sharon LaboratoriesからのSharomix(登録商標)705はベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸およびデヒドロ酢酸の液状ブレンドである。しかしながら、これらの保存剤の用途は、これらが低pHシステム(pH6.5まで)に適するのみであることから制限される。
【0007】
Air Liquide Santeに対する米国特許出願公報2009/0123577は、安息香酸、プロピオン酸、サリチル酸、ソルビン酸、4−ヒドロキシ安息香酸、デヒドロ酢酸、ギ酸および10−ウンデシレン酸から選択される少なくとも2種のカルボン酸を含有するカルボン酸成分(A);フェノキシエタノール、ベンジルアルコールから選択されるアルコール成分(B)を包含する化粧品保存用の液状コンセントレートを開示しており、この特許出願の記載の全体を引用してここに組入れる。残念なことに、この公報に記載されている保存剤コンセントレートは溶剤として40%までの水を使用している。水は0℃で凍結することから、開示されたコンセントレートは低温における取り扱いが困難になることがある。さらにまた、開示されたコンセントレートは7未満のpH、特に6未満のpHを有するシステムにおける使用に適する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、低温で安定であり、および広いpH範囲において広スペクトラムな微生物に対し高い効能を有する別の保存剤に対する要求が継続している。本発明はこの要求に対する解答の一つを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(発明の簡単な要旨)
本発明の態様の一つは、(a)ベンジルアルコール、(b)サリチル酸、(c)ソルビン酸および(d)1,3−プロパンジオール、グリセリンおよびその組合せからなる群から選択される化合物を含む効果的な広スペクトラム保存活性を有する組成物に関する。組成物中、成分(a)は約70重量%〜約90重量%の濃度で存在し、成分(b)は約1重量%〜15重量%の濃度で存在し、成分(c)は約1重量%〜4重量%の濃度で存在し、および成分(d)は約1重量%〜15重量%の濃度で存在し,但し成分(b)と成分(c)との総量は15重量%より多いことはなく、上記重量%は全て組成物の総重量に基づく。組成物は任意に、デヒドロ酢酸を含有することができる。
【0010】
本発明のさらにもう一つの態様は、ベンジルアルコール、サリチル酸、ソルビン酸およびグリセリンを含み、組成物の総重量に基づき、ベンジルアルコールが約77重量%〜約86重量%の濃度で存在し、サリチル酸が約8重量%〜約11重量%の濃度で存在し、ソルビン酸が約2.5重量%〜約3.5重量%の濃度で存在し、およびグリセリンが約3重量%〜約5重量%の濃度で存在する効果的な広スペクトラム保存活性を有する組成物に関する。
【0011】
本発明のさらにもう一つの態様は、本発明による保存剤を含有する局所用製剤に関する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(発明の詳細な説明)
本発明は中性、酸性およびアルカリ性pHにおいて効果的な広スペクトラム保存活性を有する安定な保存ブレンド組成物を提供する。組成物は(a)ベンジルアルコール、(b)サリチル酸、(c)ソルビン酸および(d)1,3−プロパンジオール、グリセリンおよびその組合せからなる群から選択される化合物を含有する。
【0013】
本発明による保存ブレンドの成分(a)−(d)の量は変えることができる。好ましくは、ベンジルアルコールは組成物の総重量に基づき約70重量%〜約90重量%、さらに好ましくは約77重量%〜約86重量%を構成する。サリチル酸は組成物の総重量に基づき約1重量%〜約15重量%、好ましくは約3重量%〜12重量%、さらに好ましくは8重量%〜11重量%の濃度で存在し;ソルビン酸は組成物の総重量に基づき約1重量%〜約4重量%、好ましくは2.5重量%〜3.5重量%の濃度で存在し;および成分(d)は組成物の総重量に基づき1重量%〜15重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、さらに好ましくは2重量%〜5重量%の濃度で存在する。好ましくは成分(b)および成分(c)の総量は組成物の総重量に基づき15重量%より多いことはない。態様の中で、成分(a)、(b)、(c)および(d)の総重量パーセンテージは100%である。
【0014】
任意に、本発明による保存ブレンドはデヒドロ酢酸をさらに含有することができる。存在する場合、サリチル酸、ソルビン酸およびデヒドロ酢酸の総量は保存ブレンドの総重量に基づき、15重量%より多いことはない。一例において、保存ブレンドのデヒドロ酢酸対成分(d)の重量比は約3:1〜約1:1である。
【0015】
本発明の具体例の中で、保存ブレンドは水を含有していないか、または実質的に含有していない。別の具体例では、保存ブレンドは安息香酸を含有していないか、または実質的に含有していない。本明細書で使用されているものとして、「実質的に含有していない」は、組成物が水または安息香酸を好ましくは1000ppm未満、さらに好ましくは100ppm未満、および最も好ましくはゼロppmの量で含有することを意味するものとする。
【0016】
好適な具体例の一つにおいて、本発明は組成物の総重量に基づきベンジルアルコール約77重量%〜約86重量%、サリチル酸約8重量%〜約11重量%、ソルビン酸約2.5重量%〜約3.5重量%、およびグリセリン約2重量%〜約5重量%を含む保存ブレンド組成物を提供する。
【0017】
本明細書で使用されているものとして、「効果的な保存活性」の用語は、その活性が組成物または製剤を、時間的継続期間中、特に製品のいわゆる「貯蔵寿命」期間中、防護するような活性を意味する。製品の「貯蔵寿命」は当技術で一般的に知られている方法に従い測定される。
【0018】
本明細書および特許請求の範囲で使用されているものとして、「広スペクトラム」の用語は、パーソナルケア製品、例えば化粧品、および別の用途、例えば医薬組成物、木材防護システム、工業、ならびに健康および衛生などの用途を有する各種製品に対し一般に変質または損傷を生じさせる広スペクトラムの微生物に対し良好な防護性物性を有する保存剤を意味する。
【0019】
本発明による保存ブレンドは比較的高い有機酸レベルを有し、しかも低温で安定である。これらは低濃度で有効であり、および種々の種類の微生物に対し広スペクトラム活性を有する。本発明による保存ブレンドはまた、中性、酸性およびアルカリ性pHにおいて驚くほど良好な抗微生物性能を有し、また広範囲の組成物中に配合することができる。
【0020】
本発明による組成物はベンジルアルコール、サリチル酸、ソルビン酸および成分(d)をいずれかの順序で混合することによって製造することができる。これは種々の製品、例えばパーソナルケア製剤、医薬組成物、木材防護システム、工業、ならびに健康および衛生用製品中に適当に配合することができる。
【0021】
具体例の一つにおいて、本発明は本明細書に定義されているとおりの保存ブレンドを含有する局所用製剤(topical formulation)に関する。好ましくは、保存ブレンドは局所用製剤の総重量に基づき約0.5重量%〜約1.5重量%、さらに好ましくは約0.6重量%〜約1重量%の濃度で存在する。局所用製剤は皮膚科用製剤(または局所用医薬製剤)、ならびに化粧品製剤を含む。局所用製剤は別種の活性成分を包含する皮膚科用製剤または化粧品製剤に使用される別種の成分または添加剤をさらに含有することができる。
【0022】
本発明による製剤はパーソナルケア製品、特にエマルジョンで有用である形態に調製することができる。
【0023】
本発明による局所用製剤は追加の成分または添加剤、例えば溶剤、界面活性剤、乳化剤、コンシステンシイ因子(consistency factors)、コンディショナー、柔軟化剤、スキンケア成分、湿潤剤、増粘剤、潤滑剤、充填剤、酸化防止剤、その他の保存剤、活性成分、特に皮膚科用活性成分、芳香剤など、並びにその混合物をさらに含有することができる。本明細書に記載されているものとして、活性成分は、例えば抗炎症剤、抗細菌剤、抗カビ剤および同様の薬剤を含む。局所用途に適する活性成分は特に好適である。
【0024】
適当な界面活性剤は:アルキルサルフェート、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム;セテアリル硫酸ナトリウム;アルキルスルホアセテート、例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム;アルキルエーテルサルフェート、例えばラウレス硫酸ナトリウム;トリデセス硫酸ナトリウム;オレス硫酸ナトリウム;ラウレス硫酸アンモニウム;アルキルエーテルスルホスクシネート、例えばラウレススルホコハク酸ナトリウム;アルキルグリコシド、例えばデシルグルコシド;ラウリルグルコシド;両性アルキルイセチオネート、例えばコカアミドプロピルベタイン;ナトリウムココアムホアセテート;ナトリウムラウロアムホアセテート;ジナトリウムラウロアムホジアセテート;ジナトリウムココアムホジアセテート;ナトリウムラウロアムホプロピオネート;ジナトリウムラウロアムホジプロピオネート;前記両性化合物のカリウムまたはアンモニウム塩;カプリル/カプラミドプロピルベタイン;ウンデシレンアミドプロピルベタイン;ラウロミドプロピルベタイン;および脂肪アルコールポリグリコールエーテルを含む。
【0025】
適当な乳化剤は、例えば脂肪酸の塩などのアニオン化合物、例えばステアリン酸ナトリウムまたはパルミチン酸ナトリウム、有機石鹸、例えばモノ−、ジ−またはトリエタノールアミノールエート、硫酸化またはスルホン酸化化合物、例えばラウリル硫酸ナトリウムまたはセチルスルホン酸ナトリウム、サポニン、ラメポン;四級アンモニウム塩などのカチオン化合物;脂肪アルコールなどの非イオン化合物、飽和または不飽和脂肪酸による脂肪酸エステル、脂肪酸のポリオキシエチレンエステルまたはポリオキシエチレンエーテル、エチレンオキシドとプロピレンオキシドまたはプロピレングリコールからのポリマー、ホスファチドなどの両性化合物、ゼラチン、カゼインアルキルアミドベタイン、アルキルベタインおよびアムホグリシネートなどのタンパク質、アルキルホスフェート、アルキルポリオキシエチレンホスフェートあるいは対応する酸、シリコーン誘導体、例えばアルキルジメチコンコポリオールである。
【0026】
適当なコンシステンシイ因子は、例えば脂肪アルコールまたはそれらの脂肪酸エステルとの混合物、例えばアセチル化ラノリンアルコール、ステアリン酸アルミニウム、カルボマー、セチルアルコール、グリセリルオレエート、グリセリルステアレート、グリセリルステアレート(および)PEG100ステアレート、ステアリン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、オレイン酸、ステアリン酸、ステアリルアルコール、ミリスチルミリステート、イソプロピルパルミテート、蜜蝋およびその合成同等物質、カルボマーなどである。適当なコンディショナーは、例えばアルキルアミドアンモニウムラクテート、セトリモニウムクロライドおよびジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートおよびセテアリルアルコール、セチルジメチコン、セチルリシノールエート、ジメチコン、ラウレス−23、ラウレス−4、ポリデセン、レチニルパルミテート、四級化プロテイン水解物、四級化セルロースおよびデンプン誘導体、アクリル酸またはメタアクリル酸または塩の四級化コポリマー、四級化シリコーン誘導体である。
【0027】
適当な皮膚柔軟化剤は、例えばセテアリルイソノナノエート、セテアリルオクタノエート、デシルオレエート、イソオクチルステアレート、ココカプリレート/カプレート、エチルヘキシルヒドロキシステアレート、エチルヘキシルイソノナノエート、イソプロピルイソステアレート、イソプロピルミリステート、オレイルオレエート、ヘキシルラウレート、パラフィナム リキダム(paraffinum liquidum)、PEG−75ラノリン、PEG−7グリセリルココエート、ペトロラクタム、オゾケライト シクロメチコン(ozokerite cyclomethicone)、ジメチコン、ジメチコンコポリオール、ジカプリリルエーテル、ブチロスペルマム パルキ(butyrospermum parkii)、ブクサス キネンシス(buxus chinensis)、カノーラ(canola)、カルナウバセラ(carnauba cera)、コペルニシア セリフェラ(copernicia cerifera)、オエノセラ ビエニス(oenothera biennis)、エラエシス グイネンシス(elaeis guineensis)、プルナス ダルシス(prunus dulcis)、スクアレン、ゼア マイズ(zea mays)、グリシン ソジャ(glycin soja)、ヘリアンサス アナナス(helianthus annuus)、ラノリン、水素添加ひまし油、水素添加ココナツ油、水素添加ポリイソブテン、スクロースココエート、ステアロキシジメチコン、ラノリンアルコール、イソヘキサデカンである。
【0028】
適当な皮膚手入れ成分は、例えば植物エキス、ビサボロール(bisabolol)、抗炎症剤、尿素、アラントイン、パンテノールおよびパンテノール誘導体、フィタントリオール、ビタミンA、E、C、D、動物または植物起源のセラミド、レシチンなどである。
【0029】
適当な湿潤剤は、例えばブチレングリコール、セチルアルコール、ジメチコン、ジミリスチルタートレート、グルコースグリセレス(glycereth)−26、グリセリン、グリセリルステアレート、加水分解した乳汁プロテイン、乳酸、ラクトースおよびその他の糖類、ラウレス(laureth)−8、レシチン、オクトキシグリセリン、PEG−12、PEG−135、PEG−150、PEG−20、PEG−8、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、フィタントリオール、ポリクオーターニウム−39、PPG−20メチルグルコースエーテル、プロピレングリコール、ヒアルロン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、PCAナトリウム、ソルビトール、スクシノグリカム、合成蜜蝋、トリ−C14−15アルキルチトレート、デンプンである。
【0030】
適当な増粘剤は、例えばアクリレート/ステアレス−20メタアクリレートコポリマー、カルボマー、カルボキシメチルデンプン、セラアルバ、ジメチコン/ビニルジメチコン架橋ポリマー、プロピレングリコールアルギネート、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、シリカ、シリカジメチルシリレート、キサンタンガム、水素添加ブチレン/エチレン/スチレンコポリマーである。
【0031】
適当な潤滑剤は、例えばアジピン酸、フマル酸およびその塩、安息香酸およびその塩、グリシントリアセテート、ラウリル硫酸ナトリウムまたはマグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、固形ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ホウ酸、モノラウレートまたはモノ−パルミテート、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セチルステアリルアルコール、タルカム、高級脂肪酸のカルシウムまたはマグネシウム塩、高級脂肪酸のモノ−、ジ−またはトリグリセライド、ポリテトラフルオルエチレンである。
【0032】
適当な酸化防止剤は、例えばスルフィット化合物、例えばナトリウムスルフィット、トコフェロールまたはその誘導体、アスコルビン酸またはその誘導体、クエン酸、プロピルガレート、キトサングリコレート、システイン、N−アセチルシステイン+硫酸アエン、チオ硫酸化合物、例えばチオ硫酸ナトリウム、ポリフェノールなどである。
【0033】
組成物はさらに、活性成分、例えば抗生物剤、抗炎症剤、植物エキス、ビスアボロール(bisabolol)、パンテノール、トコフェロール、抗穿刺痛、抗刺激または抗ふけ用の活性薬剤、または老化防止剤、例えばレチノール、メリビオースなどを含有することができる。その他の適当な活性薬剤は、例えばMedicago officinalis、Actinidia chinensis、アラントイン、Aloe barbadensis、Anona cherimolia、Anthemis nobilis、Arachis hypogaea、Arnica Montana、Avena sativa、ベータ−カロテン、ビスアボロール、Borago officinalis、ブチレングリコール、Calendula officinalis、Camellia sinensis、ショウノウ、Candida bombicola、カプリロイルグリシン、Carica papaya、Centaurea cyanus、セチルピリジニウムクロライド、Chamomilla recutita、Chenopodium quinoa、Chinchona succirubra、Chondrus crisprus、Citrus aurantium dulcis、Citrus grandis、Citrus limonum、Cocos nucifera、Coffea Arabica、Crataegus monogina、Cucumis melo、ジクロロフェニルイミダゾールジオキソラン、Enteromorpha compressa、Equisetum arvense、エトキシジグリコール、エチルパンテノール、ファルネゾル、フェルラ酸、Fragaria chiloensis、Gentiana lutea、Ginkgo biloba、グリセリン、グリセリルラウレート、Glycyrrhiza glabra、Hamamelis virginiana、ヘリオトロピン、水素添加パームグリセライド、チトレート、加水分解されたヒマシ油、加水分解された小麦タンパク質、Hypericum perforatum、Iris florentina、Juniperus communis、Lactis proteinum、乳糖、Lawsonia inermis、リナロール、Linum usitatissimum、リジン、アスパラギン酸マグネシウム、Magnifera indica、Malva sylvestris、マンニトール、mel Melaleuca alternifolia、Mentha piperita、メントール、メンチルラクテート、Mimosa tenuiflora、Nymphaea alba、olaflur、Oryza sativa、パンテノール、パラフィニウム リキダム、PEG−20M、PEG−26ジョジョバ酸、PEG−26ジョジョバアルコール、PEG−35ヒマシ油、PEG−40水素添加ヒマシ油、PEG−60水素添加ヒマシ油、PEG−8カプリル酸/カプリン酸、Persea gratissima、ペトロラクタム、アスパラギン酸カリウム、ソルビン酸カリウム、プロピレングリコール、Prunus amygdalus dulcis、Prunus armeniaca、Prunus persica、レチニルパルミテート、Ricinus communis、Rosa canina、Rosmarinus officinalis、Rubus idaeus、サリチル酸、Sambucus nigra、サルコシン、Serenoa serrulata、Simmondsia chinensis、ナトリウムカルボキシメチルベータグルカン、ナトリウムココイルアミノ酸、ヒアルロン酸ナトリウム、ナトリウムパルミトイルプラリン、ステアロキシトリメチルシラン、ステアリルアルコール、硫化TEA−リシノールエート、タルク、Thymus vulgaris、Tilia cordata、トコフェロール、トコフェリルアセテート、trideceth−9、triticum vulgare、チロシン、ウンデシレノイルグリシン、尿素、Vaccinium myrtillus、バリン、酸化亜鉛、硫酸亜鉛である。
【0034】
本発明による保存ブレンドはエマルジョン(水中油型および油注水型の両方)中、水性溶液中、PIT(位相反転温度)エマルジョン中、油性溶液中、発泡化粧品製剤(フォーム)中および通称複合エマルジョン、例えばトリプルエマルジョン(例えば、水/油/水エマルジョン)中で使用することができる。
【0035】
本発明による保存ブレンドはまた、クリーム、ゲル、液体またはローションとして製剤化することができる。これらはシャンプー、ヘアコンディショナー、ヘヤダイ、ヘア調合品、アフターシェーブローション、バスソープおよび洗剤、フラグランス調合品、日焼け防止製品、室内日焼け製品、ボディおよびハンド調合品、パーソナルクレンザー、シェービング調合品、トニック類、ドレッシングおよびその他のヘア光沢増強剤、湿潤調合品、スキンケア調合品、ふき取り製品などに使用することができる。これらの組成物はまた、種々の非パーソナルケア製品に使用することもできる。
【0036】
本発明による局所用製剤は、本明細書に規定されている組成物に別種の成分を添加することによって、または本明細書に規定されている組成物の成分の混合物を添加することによって製造する。別法として、本発明による局所用製剤はまた、個別の成分を混合するか、またはグループ単位で混合することによって製造することもできる。引続いて、別種の成分、例えば香料を添加することができる。
【0037】
本発明を下記実施例によって詳細にさらに説明する。別段の記載がないかぎり、部およびパーセンテージは全部が重量によるものであり、および全部の温度は摂氏度である。

【0038】
例1
保存剤コンセントレートの安定性
方法:表1および表2に示されている保存ブレンドETC−1〜6および比較ブレンドA〜Gを、諸成分を穏やかな加熱下に一緒に混合することによって製造した。これらのブレンドは冷蔵庫内(2〜4℃)または冷凍庫内(−17℃)のどちらかで保存し、次いで室温まで温まるままに放置した。これらのブレンドの2℃における特徴および−17℃で冷凍した後の特徴を表1および表2にまとめて示した。
【0039】
結果:表1に示されているように、サリチル酸、ソルビン酸およびデヒドロ酢酸の総量が15重量%未満である場合、補助溶剤1,3−プロパンジオールおよびグリセリンの使用は低温におけるベンジルアルコール中のこれらの酸の安定化を補助する。補助溶剤はこれらのブレンドの−17℃における凍結を防止しないが、これらのブレンドは制限された混合を行うことなく、または制限された混合を行って容易に解凍することができ、また再溶解することができる。
【0040】
表2に示されているように、サリチル酸およびソルビン酸の総量が15重量%より多い場合、補助溶剤1,3−プロパンジオールが存在していても、ブレンドは2〜4℃で保存した後に凍結した。これらのブレンドを−17℃において保存した後、結晶が沈降し、沈殿物の再溶解には混合が必要であった。
【表1】


【表2】

【0041】
例2
微生物学的効能:1%保存ブレンド
CTFAチャレンジ試験方法:CTFA法に類似するチャレンジ計画に従い広スペクトラムの微生物に対する効能を評価した。5種の個別の接種材料は、スタフィロコッカス アウレウス(Staphylococcus aureus)(ATCC6538)、混合プシュウドモナス アエルギノーザ(Pseudomonas aeruginoza)(ATCC9027)およびバルクホルデリア セパシア(Burkholderia cepacia)(ATCC25416)、混合クレブシエラ プニュウモニアエ(Klebsiella pneumoniae)(ATCC4352)およびエンテロバクター ゲルゴビアエ(Enterobacter gergoviae)(ATCC33028)、カンジダ アルビカンス(Candida albicans)(ATCC10231)、およびカビの混合物:化粧品から単離された2種のペニシリウム種(Penicillium sp.)およびアスペルギラス ニゲル(Aspergillus niger)(ATCC16404)であった。試料(各35グラム)を約2,000,000細菌/グラムまたは100,000酵母細胞またはカビ胞子/グラムで接種した。各チャレンジは細菌および酵母培養物の一夜斜面から、および7〜10日令の豊富に胞子形成しているカビ培養物から調製した。全部の試料は目に見える微生物について24時間後に、および4週間まで週毎に定量的にブレート形成した。カビ胞子を接種した試料はまた、48時間後にプレート形成した。試料は4週間後に(または適当な場合、直ぐに)再チャレンジし、および同一サンプリング方法に従った。
【0042】
推奨される「合格」(Pass)基準:CTFAは、各チャレンジ後の7日以内に生長する細菌の少なくとも99.9%が減少し、および酵母菌およびカビの少なくとも90%が減少し、その後、測定値が増加しないことを推奨している。
【0043】
被験製剤:
本発明によるブレンドの効能の証明に使用した製剤は下記のとおりであった:
i.水中油型ローション、pH6.5、AR12−034
ii.ヘアーコンディショナー、pH3.99、AR13−069(AR5−024と同一)
iii.メークアップ除去剤、pH5.15、AR12−067(参照番号KKL9−181)
iv.ローション、pH7.85、KKL14−46
v.油中水型エマルジョン、pHN/A、AR12−068
vi.メークアップ除去剤、pH8.1、KKL14−45
【0044】
これらの製剤に保存剤コンセントレートを添加し、1%の最終濃度を得た。
【0045】
試験結果の要旨
【0046】
(i)水中油型ローション、pH6.5、AR12−034(データは表3〜5dに示されている)。
【0047】
ECT1、ECT2およびECT3ブレンドを用いる初期スクリーニングは、防護された試料において24時間以内に生じた全部のチャレンジ微生物の優れた減少を示し、また全部が1週間以内に<10cfu/gに減少したが、防護されていない対照は試験期間中、高い数値を有した。
【表3】


【表4】


【表5a】


【表5b】


【表5c】


【表5d】

【0048】
(ii)ヘアーコンディショナー、pH3.99、AR13−069(AR5−024と同一)(データは表6〜8cに示されている)
【0049】
防護された試料において24時間以内に全部のチャレンジ生物の優れた減少が生じ、および全部が1週間以内に<10cfu/gに減少した。S.aureusは防護されていない試料においても1週間以内に死滅したが、この生物に対する当該保存剤の効能は24時間のサンプリング時点で明白であった。
【表6】


【表7】


【表8a】


【表8b】


【表8c】

【0050】
(iii)メークアップ除去剤、pH5.15、AR12−067(データは表9〜11cに示されている)。
【0051】
防護された試料において24時間以内に全部のチャレンジ生物の優れた減少が生じ、および全部が1週間以内に<10cfu/gに減少した。S.aureusおよびK.pneumoniae/E.gergoviae接種体は防護されていない試料において1週間以内に死滅した。これらの生物の短い生存時間は結果を幾分、確定的ではないものにするが、24時間のサンプリング時点における効能にかかわる幾分かの証拠である。
【表9】


【表10】


【表11a】


【表11b】


【表11c】

【0052】
(iv)ローション、pH7.85、KKL14−46(データは表12〜14cに示されている)。
【0053】
防護された試料において24時間以内に全部のチャレンジ微生物の優れた減少が生じ、および全部が1週間以内に<10cfu/gに減少した。この製品は試験された他の4種の製品よりも保存が困難であった。全部のチャレンジ生物は防護されていない対照中では生存しており、P.aeruginosa/B.cepaciaは1週間〜2週間で>90%まで増加した。
【表12】


【表13】


【表14a】


【表14b】


【表14c】

【0054】
(v)油中水型エマルジョン、pHN/A、AR12−068(データは表15〜17cに示されている)。
【0055】
S.aureusおよびK.pneumoniae/E.gergoviae接種体は防護されていない試料において1週間以内に死滅し、およびP.aeruginosa/B.cepaciaは2週間以内に<10cfu/gに減少したが、防護された試料中の全部のチャレンジ生物は24時間以内に<10cfu/gに減少した。
【表15】


【表16】


【表17a】


【表17b】


【表17c】

【0056】
(vi)メークアップ除去剤、pH8.1、KKL14−45(データは表18〜20cに示されている)。
【0057】
防護された試料において24時間以内に全部のチャレンジ生物の優れた減少が生じ、および全部が1週間以内に<10cfu/gに減少した。S.aureusおよびC.albicansは防護されていない試料において1週間以内に死滅したが、防護された試料と防護されていない試料との間で24時間の時点で幾分、相違していた。
【表18】


【表19】


【表20a】


【表20b】


【表20c】

【0058】
結論:ECT保存ブレンドは、アルカリ性pHにおいてさえも中程度の使用レベルで化粧品製品を細菌およびカビに対し効果的に防護することができる。
【0059】
例3
微生物学的効能:0.6%保存ブレンド
有効使用範囲を評価するために、ブレンドECT−4を用いて0.6%の投与率で例2を反復した。
【0060】
試験結果の要旨:
0.6%で試験されたECT−4は5種のパーソナルケア製剤の中の4種で有効であった。これは7日間以内における生長能力を有する細菌の少なくとも99.9%の減少、および酵母菌およびカビの少なくとも90%の減少、その後各チャレンジにおいて数値が増加しないというCTFA推奨に適合する。しかしながら、高pHメークアップ除去製剤では有効でなかった。
【0061】
ヘアーコンディショナー、pH3.99、AR13−069(AR5−024と同一)(データは表21〜23bに示されている)
【0062】
全部のチャレンジ生物の優れた減少が保存された試料において24時間以内に生じた。各チャレンジ後、全部のチャレンジ生物は1週間以内に<10cfu/gに減少した。この製剤はCTFA推奨に適合した。
【表21】


【表22】


【表23a】


【表23b】

【0063】
メークアップ除去剤、pH5.15、AR12−067(参照番号KKL9−181)、(データは表24〜26bに示されている)。
【0064】
0.6%ECT−4を用いて、24時間以内に全部のチャレンジ生物の優れた減少が生じた。全部のチャレンジ生物は各チャレンジ後、1週間以内に<10cfu/gに減少した。この製剤はCTFA推奨に適合した。
【表24】


【表25】


【表26a】


【表26b】

【0065】
(i)ローション、pH7.85、KKL14−46(データは表27〜29bに示されている)。
【0066】
この製剤はこの試験の開始前には汚染されており、試験された他の4種の製品より汚染に対しさらに感受性であるものと事前に注目されていた。0.6%ECR−4による全部のチャレンジ生物の優れた減少が生じた。全部のチャレンジ生物は各チャレンジ後の1週間以内に<10cfu/gに減少した。この製剤はCTFA推奨に適合した。
【表27】


【表28】


【表29a】


【表29b】

【0067】
(i)油中水型エマルジョン、pHN/A、AR12−068(データは表30〜32bに示されている)。
【0068】
S.aureus、K.pneumoniae/E.gergoviae、およびPs.aeruginosa/B.cepacia接種体は防護されていない試料において最初のチャレンジで1週間以内に死滅したが、防護された試料中の全部のチャレンジ生物は48時間以内に<10cfu/gに減少した。この製剤はCTFA推奨に適合した。
【表30】


【表31】


【表32a】


【表32b】

【0069】
(i)メークアップ除去剤、pH8.1、KKL14−45(データは表33〜35bに示されている)。
【0070】
0.6%ECT−4を含有するこの製剤は、1週間以内のカビの90%減少というCTFA推奨に適合していなかった。防護されていない試料では、Staph、Klebsiella、PseudomonasおよびEntrobacterの非常に僅かな生存を示したが、Pseudomonas、Burkholderia、酵母菌およびカビは生き残った。この製剤はCTFA推奨に適合していなかったが、一方1%投与は良好な活性を示した(表20b参照)。試験は、製品の損傷によって行われるべきであった2回目のチャレンジ以前に中止した。
【表33】


【表34】


【表35a】


【表35b】

【0071】
高pH(8.1)におけるECT−4の予想外の活性がベンジルアルコールの活性に単独で帰因するかを測定するために、高pHメークアップ除去剤を1%ECT−4および0.83%ベンジルアルコール(1%ECT−4に見出される量と同等)を用いて保存した。
【0072】
結果の要旨
データは、ECT−4がそのベンジルアルコール単独よりさらに有効であることを示し、表39および表40はべンジルアルコール単独は混合カビチャレンジに対し充分に有効ではなかったことを示している。ベンジルアルコールのみで保護されている高pHメークアップ除去剤は、7日間で最低でも90%のカビ減少というCTFA推奨に適合しなかったが、1%ECT−4を含有する試料はこの推奨に適合する。これはECT−4中の有機酸がこの高pHでいずれかの活性を有することが予想できないことから、予想外のことである。
【表36】


【表37】


【表38】


【表39】


【表40】

【0073】
本発明をその特定の態様を引用して上記で説明したが、かなりの変化、修正および変更を本出願書に記載されている発明の概念から逸脱することなく行うことができることは明白である。従って、本発明は付随特許請求の範囲の精神および広い範囲内に入るこのような変化、修正および変更の全部を包含するものとする。本明細書で引用されている特許出願書、特許およびその他の刊行物の全部をそれらの全体を引用することによってここに組入れる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)ベンジルアルコール、(b)サリチル酸、(c)ソルビン酸および(d)1,3−プロパンジオール、グリセリンおよびその組合せからなる群から選択される化合物を含む効果的な広スペクトラム保存活性を有する組成物であって、成分(a)は約70重量%〜約90重量%の濃度で存在し、成分(b)は約1重量%〜15重量%の濃度で存在し、成分(c)は約1重量%〜4重量%の濃度で存在し、および成分(d)は約1重量%〜15重量%の濃度で存在し、但し成分(b)および(c)の総量は15重量%より多いことはなく、上記重量%は全部が組成物の総重量に基づく、組成物。
【請求項2】
組成物が水を実質的に含有していない、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
組合わされている成分(a)、(b)、(c)および(d)の総重量パーセンテージが100%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
成分(a)が約77重量%〜86重量%の濃度で存在し、成分(b)が約3重量%〜約12重量%の濃度で存在し、成分(c)が約2.5重量%〜3.5重量%の濃度で存在し、および成分(d)が約1重量%〜10重量%の濃度で存在し、上記重量%は全部が組成物の総重量に基づく、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
成分(d)がグリセリンであって、約2%〜約5%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
成分(d)が1,3−プロパンジオールであって、約2%〜約5%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
デヒドロ酢酸をさらに含み、サリチル酸、ソルビン酸およびデヒドロ酢酸の総量は組成物の15重量%より多くない、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
デヒドロ酢酸および成分(d)が約3:1〜1:1の重量比範囲で存在する、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
成分(a)が約77重量%〜約86重量%の濃度で存在し、成分(b)が約8重量%〜11重量%の濃度で存在し、成分(c)が約2.5重量%〜3.5重量%の濃度で存在し、および成分(d)が約2重量%〜約5重量%の濃度で存在するグリセリンであり、上記重量%は全部が組成物の総重量に基づく、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
請求項1に記載の組成物および溶剤、界面活性剤、乳化剤、コンシステンシイ因子、コンディショナー、柔軟化剤、スキンケア成分、湿潤剤、増粘剤、潤滑剤、充填剤、酸化防止剤、別種の保存剤、活性成分、芳香剤およびその混合物からなる群から選択される添加剤を含む局所用製剤。
【請求項11】
請求項1に記載の組成物は組成物の重量に基づき約0.5%〜約1.5%の濃度で存在する、請求項10に記載の局所用製剤。
【請求項12】
請求項1に記載の組成物が組成物の重量に基づき約0.6%〜約1%の濃度で存在する、請求項11に記載の局所用製剤。
【請求項13】
製剤が水中油型エマルジョンの形態である、請求項10に記載の局所用製剤。
【請求項14】
製剤が油中水型エマルジョンの形態である、請求項10に記載の局所用製剤。

【公表番号】特表2013−506621(P2013−506621A)
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−525633(P2012−525633)
【出願日】平成22年8月17日(2010.8.17)
【国際出願番号】PCT/US2010/045679
【国際公開番号】WO2011/022345
【国際公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【出願人】(502075397)アーチ パーソナル ケア プロダクツ、エル.ピー. (6)
【Fターム(参考)】