説明

床用化粧材

【課題】立体的な塗装の厚み感があり、寸法安定性、耐水性があり、凹みなどが付きにくく、化粧シートの巻取り適性に優れ、かつ色調の調整が容易であり、かつ耐傷付き性、耐キャスター性、耐衝撃性などもあり、容易に製造可能で加工適性も優れた床用化粧材を提供すること。
【解決手段】木質系基材1上に化粧シート3を積層してなる床用化粧材において、前記化粧シート3が、前記木質系基材1側からポリブチレンテレフタレート樹脂(以下、PBTとする。)からなるバッカー層4、ポリオレフィン系樹脂からなるシート基材6、PBTからなる透明熱可塑性樹脂層9を少なくともこの順に設けられてなることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅、店舗、事務所、体育館などに用いられる床用化粧材に関する。更に詳しくは、耐傷付き性、耐キャスター性、耐衝撃性、凹みなどの表面強度に優れ、立体的な塗装の厚み感、寸法安定性、耐水性、化粧シートの巻取り適性になどの生産性に優れた床用化粧材に関する。
【背景技術】
【0002】
木質系基材からなる板貼り用の床用化粧材としては、合板に突板を貼った後、紫外線硬化型塗料を塗布し硬化させたものが知られている。しかしながら、突板が天然木のため、色がばらついたり、壁や天井、家具との色調が困難であったりした。また、立体感のある塗装感も無かった。
【0003】
また、木質系基材の表面に凹状溝を設け、表面に導管着色用合成樹脂塗料を塗布し、凹状溝以外の塗料を除去した後、木目柄の導管凹部を形成し、凹状溝以外の木質系基材表面に透明合成樹脂塗料を塗布する方法が知られている。しかしながら、木質系基材と合成樹脂塗料からなる構成のため、キャスター付き椅子による傷付き耐性いわゆる耐キャスター性を出すことが困難であった。また、一度凹みが出来ると復元しにくいといった問題があった。
【0004】
また、木質系基材上に、着色熱可塑性樹脂、絵柄模様、透明熱可塑性樹脂をこの順に設けた化粧シートを、着色熱可塑性樹脂側を貼り合わせた床用化粧材も知られている。
【0005】
熱可塑性樹脂としては、従来、柔軟で加工しやすく、しかも安価なポリ塩化ビニル系樹脂が多用されていた。しかしながらポリ塩化ビニル樹脂は燃焼の際に塩化水素やダイオキシン等の毒性物質を発生するので、火災時の問題や使用後の焼却処分による環境問題等が指摘され、特に内装材としての使用が問題視されるようになってきており、ポリ塩化ビニル樹脂系のものと同等の性能を有する樹脂の使用が望まれてきた。
【0006】
このような問題点に対しては、既に、ポリエステル系樹脂、特には非晶質のポリエチレンテレフタレートなどが好適に用いられるようになってきた。しかし、化粧シートとしてのクッション性、表面耐性などを考慮するとある程度の厚みが必要なものとなっていた。
【0007】
しかしながら、化粧シートが厚すぎると、ウエーブ状(巻き状態)で巻き取りにくく、木質系基材との連続ラミネート時にライン上でシートカットが困難なものとなる。よっては、予め木質系基材と同等の大きさにカットした化粧シートを準備して、枚葉方式で、1枚1枚積層するなどの方法をとらなければならなかった。
【0008】
全体の厚みを抑えた上で着色熱可塑性樹脂をポリエステル系樹脂とし、透明熱可塑性樹脂をさらに硬いアクリル系樹脂とすることも考えられたが、硬すぎて脆くなり、また必要とする厚みの範囲で十分薄くしても硬いため、化粧シートとして巻取りが困難なものとなるという問題点があった。
【特許文献1】特開2002−337291号公報
【特許文献2】特開2002−059512号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、立体的な塗装の厚み感があり、寸法安定性、耐水性があり、凹みなどが付きにくく、化粧シートの巻取り適性に優れ、かつ色調の調整が容易であり、かつ耐傷付き性、耐キャスター性、耐衝撃性などもあり、容易に製造可能で加工適性も優れた床用化粧材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明はこの課題を解決したものであり、即ち請求項1に記載の発明は、木質系基材上に化粧シートを積層してなる床用化粧材において、前記化粧シートが、前記木質系基材側からポリブチレンテレフタレート樹脂(以下、PBTとする。)からなるバッカー層、ポリオレフィン系樹脂からなるシート基材、PBTからなる透明熱可塑性樹脂層を少なくともこの順に設けられてなることを特徴とする床用化粧材である。
【発明の効果】
【0011】
本発明はその請求項1に記載の発明により、木質系基材上に熱可塑性樹脂化粧シートを積層してなる床用化粧材において、表裏にPBTからなる熱可塑性樹脂層を設けたことにより、化粧シートの硬度が増し、また、比較的柔らかい中間のポリオレフィン系樹脂層が衝撃を吸収する効果があるため衝撃を受けても凹みにくく、また木質系基材に貼り合わせるときに追従性が増す為に糊ダク防止の効果がある。また、夏場などで室温が上がったり、夏場の西日が当たって床材の表面温度が上がったりしても寸法変化しにくいという効果がある。且つ化粧シート製造時に容易に巻き取ることができるのでロール・ツー・ロールでの生産が容易になる効果がある。また、透明な樹脂層がある為、立体的な、深みのある塗装感がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を図面に基づき詳細に説明する。図1に本発明の床用化粧材の一実施例の断面の構造を示す。木質系基材1と接着剤層2、化粧シート3とからなり、前記化粧シート3は木質系基材側から、バッカー層4、シート基材6、透明熱可塑性樹脂層9、をこの順に設けてなり、その他適宜、接着剤層5、絵柄層7、接着剤層8、表面保護層10を設けてなる。
【0013】
本発明の床用化粧材における木質系基材1としては、南洋材合板、針葉樹合板、パーティクルボード、中密度繊維板、日本農林規格に規定される普通合板など公知のものが使用可能である。特には木粉を添加したオレフィン系樹脂からなる基材が好適であるが、特にこれらに限定されるものではなく、後述する化粧シート3を積層して床用化粧材とできるものであれば使用可能である。厚みは3〜25mm程度が好適である。
【0014】
接着剤層2は、前記木質系基材と後述する化粧シート3を積層する際の接着性を向上させるために適宜設けるものである。接着剤層2に使用する接着剤としては、公知の2液のウレタン変性ビニル樹脂からなる水性接着剤や1液酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤、湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤等が使用可能である。また熱可塑性樹脂ホットメルト接着剤も使用可能である。塗布量は、乾燥後の重さが3〜20g/m2程度が接着性の観点から好適である。
【0015】
本発明の床用化粧材における化粧シート3としては、木質系基材側から、バッカー層4、シート基材6、透明熱可塑性樹脂層9、をこの順に設けてなるものであり、その他適宜、接着剤層5、絵柄層7、接着剤層8、表面保護層10を設けても良い。さらには図示しないが、透明熱可塑性樹脂層9の表面側にエンボスによる凹部を設けても良いし、これら凹部に着色剤を埋め込み、さらにその上から前記表面保護層10を設けても良い。
化粧シート3の総厚は400μm以下とするのが好ましい。400μm以下とすることで、化粧シート3を連続的なロールで製造し、貼り合わせた状態で巻き取ることが可能となり、その後、適宜、木質系基材1と貼り合せることが可能となる。
【0016】
本発明の床用化粧材におけるバッカー層4としては、PBTからなるものが用いられる。具体的には、PBT単独で用いても良いし、適量の共重合ポリエステル樹脂やエラストマー樹脂を混合しても良い。さらに、炭酸カルシウム、タルク、クレー、ガラス粉末、ガラス繊維、金属粉等の無機系充填材や、木粉、紙粉等の有機系充填材を添加してもよい。
バッカー層の厚みは70〜200μmとするのが好ましい。これにより印刷、積層後の化粧シート3の巻取りのしやすさや、耐傷、凹みなどの表面強度が良いものとなる。
【0017】
接着剤層5はバッカー層4と後述するシート基材6を接着すために適宜設ける。接着剤としては、前記目的を達成できるものであれば特に限定するものではないが、2液ウレタン樹脂接着剤等が使用可能である。塗布量としては乾燥後の塗布量が1〜10g/m程度が望ましい。
【0018】
本発明の床用化粧材におけるシート基材6としてはポリオレフィン系樹脂からなるものが用いられる。具体的には、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、ポリイソプレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−エチレンアクリレート共重合体や、これらを接着性の向上を目的として酸変性したもの、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体金属中和物(アイオノマー)等、或いはそれらの2種以上の混合物、共重合体等、各種のポリオレフィン系樹脂の中から適宜選択が可能であり、また、これらの中から選ばれる同種又は異種のポリオレフィン系樹脂からなる複数層の積層体を使用することもできる。
【0019】
また、シート基材6としては、化粧シートに木質系基材に対する隠蔽性を付与するために着色したものが好適に用いられる。着色するには前記ポリオレフィン系樹脂に顔料、染料などを適宜添加することで可能であるが、その表面全面あるいは裏面全面に印刷によりベタ印刷層を設けるということでも可能である。シート基材6の厚みは、50〜150μmが好ましい。
【0020】
絵柄層7は所望の絵柄の意匠を付与するために適宜設けられるものである。前記所望の絵柄の種類は特に限定されず、例えば木目柄、石目柄、布目柄、砂目柄、抽象柄、幾何学図形、文字又は記号、或いはそれらの組み合わせ等、所望により任意である。
【0021】
絵柄層7は印刷インキ等の印刷により設けることが可能である。印刷インキ等の種類は特に限定されず、従来、係る化粧シートに使用されている任意の印刷インキを使用することが出来る。
具体的には例えばセルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、アクリル、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ、アルキド、ポリアミン等のバインダー樹脂を単独もしくは各変性物の中から適宜選択すればよい。これらは、水性、溶剤系、エマルジョンタイプのいずれでも問題なく、また1液タイプでも硬化剤を使用した2液タイプでも任意に選定可能である。さらに紫外線や電子線等の照射によりインキを硬化させることも可能である。中でも最も一般的な方法は、ウレタン系のインキをイソシアネートで硬化させる方法である。
これらバインダー以外には通常のインキに含まれている有機又は無機の染料又は顔料や、必要に応じて耐湿顔料、充填剤、粘着付与剤、分散剤、消泡剤、安定剤その他の添加剤を適宜添加し、適当な希釈溶剤で所望の粘度に調整してなる、従来公知の任意の印刷インキが使用可能である。
【0022】
接着剤層8は前記基材シート6と後述する透明熱可塑性樹脂層9とを接着すために適宜設ける。接着剤としては、前記目的を達成できるものであれば特に限定するものではないが、2液ウレタン樹脂接着剤等が使用可能である。塗布量としては乾燥後の塗布量が1〜10g/m程度が望ましい。
【0023】
本発明の床用化粧材における透明熱可塑性樹脂層9としては、PBTからなるものが用いられる。具体的には、PBT単独で用いても良いし、適量の共重合ポリエステル樹脂やエラストマー樹脂を混合しても良い。さらに紫外線吸収剤、光安定剤を適宜添加してもよい。透明熱可塑性樹脂層9の厚みは70〜200μmとするのが好ましい。これにより印刷、積層後の化粧シート3の巻取りのしやすさや、耐傷、凹みなどの表面強度が良いものとなる。透明熱可塑性樹脂層9を設ける方法としては、前記基材シート6に絵柄層7を設けてから接着剤層8を介して上面にシート状の透明熱可塑性樹脂層9を貼り合わせる方法、溶融押出成形により設ける方法が挙げられるが、特に限定されるものではない。また図示しないがその表面に金属ロールなどからなるエンボス版を押し当てて凹部を設けても良いし、その凹部に着色剤を埋め込むといったことを行ってもよい。これらにより木目の持つ照り感などを表現することが可能となる。
【0024】
表面保護層10は、表面の各種耐性を付与するために適宜設ける。具体的には、すべり性を考慮して公知の紫外線吸収剤、光安定剤、ガラスビーズなどが添加された紫外線硬化型樹脂や2液ウレタン樹脂を6〜15g/m程度塗布するのが好ましい。またこの場合、耐衝撃性試験、耐キャスター性試験の復元性を考慮に入れておいて、表面硬度を調整することが望ましい。
【0025】
本発明における床用化粧材の製造方法としては、適宜着色したシート基材6の表面にグラビア印刷などで絵柄層7を設け、表層側に透明熱可塑性樹脂層9、裏面側にバッカー層4を、それぞれ接着剤層2,5,8を介して貼り合わせることで設け、さらに表面にコーティングで表面保護層10を設けるという方法が挙げられるが、特にこれに限定するものではなく、木質基材の風合いを生かすためにシート基材6やバッカー層4までを透明な樹脂としても良いし、木質系基材上に絵柄層を設けても良いし、最表面に表面保護層10を設けなくても良い。
【実施例1】
【0026】
<化粧シートの作成>
シート基材6として厚さ90μmの着色ポリエチレンシート(リケンテクノス(株)製「リベスターTPO」)を用い、この片面にグラビアインキ(東洋インキ製造(株)製「ラミスター」)で木目柄をグラビア印刷機により印刷して絵柄層7とした。
【0027】
前記絵柄層7上に、接着剤層8としてポリエステルポリオールと硬化剤としてイソホロンジイソシアネートの2液ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量が10g/mになるように塗工し、さらにこの上に、厚み100μmの透明PBTシートをドライラミネートして透明熱可塑性樹脂層9とした。
【0028】
前記シート基材6の絵柄層7を設けた面とは逆側に、シリカ粉末を含有する2液ウレタン系プライマー樹脂を乾燥後の厚みが1μmとなるようにグラビア塗工によりプライマーを設けてから、接着剤層5として接着剤(東洋モートン株式会社製「TM−593」)を乾燥後の塗布量が10g/mになるように塗工した厚み100μmの透明PBTシートをドライラミネートしてバッカー層4とした。
【0029】
前記透明熱可塑性樹脂層9の表面上に、熱金属ロールからなるエンボス版を120℃で押し当てて、表面凹部を施した。
【0030】
その後、前記表面凹部を施した透明熱可塑性樹脂層の表面上に、乾燥後の厚みが1g/mとなるように2液ウレタン樹脂からなるリコート層を設けてから、ウレタンアクリレート(ダイセル・ユーシービー(株)製「Ebecryl 4858」)100重量部とペンタエリスリトールテトラアクリレート(ダイセル・ユーシービー(株)製「PETA−K」)20重量部、ベンゾフェノン系光開始剤(ダイセル・ユーシービー(株)製「Ebecryl BZO」)0.5重量部、ガラスビーズ2重量部とからなる紫外線硬化型樹脂を用い、これを厚さ5μmとなるように塗布し、メタルハライドランプによる紫外線照射により硬化させて、表面保護層10とした。以上のようにして化粧シート3を得た。
【0031】
<床用化粧材の作成>
木質系基材1として厚み12mmのラワン合板を用い、この表面に接着剤層2として2液水性エマルジョン接着剤(中央理化工業(株)製「リカボンド」(「BA−10L」と「BA−11B」を100重量部:5重量部で混合))を用い、これをウエット状態で100g/mに塗工した後、ラミネーターにて前記化粧シート3のバッカー層4側と貼り合わせ、12時間養生し、本発明の床用化粧材を得た。
【0032】
<比較例1>
前記透明熱可塑性樹脂層9の透明PBTシートを、同様の厚みの透明ポリエチレン樹脂シートを用いた以外は実施例1と同じ床用化粧材を得た。
【0033】
<比較例2>
前記シート基材6の着色ポリエチレンシートを、同様の厚みのポリエチレンテレフタレート樹脂シートを用いた以外は実施例1と同じ床用化粧材を得た。
【0034】
<性能評価>
耐キャスター性試験として、ポリカーボネート製のダブルキャスター(直径40mm、1輪の幅9mm、2輪間の幅18mm)に25kgの重りで荷重をかけ(約245N)、1万回(1ストローク20cm以上、5千往復)、キャスターを速度20cm/秒とし、床用化粧材上で動かした。その後の痕について観察した。
【0035】
耐衝撃性試験として、本来は塗膜の評価法である、デュポン式落球試験(JIS K5400)に準拠して試験を行った。ただし、評価方法としては、高さ300mmから重りを落下させて、床材の凹み量の測定を行った。
【0036】
実施例1及び比較例1〜2で得た床用化粧材において評価結果を表1に示す。
【0037】
【表1】

【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、住宅、店舗、事務所、体育館などに用いられる床用化粧材に関する。更に詳しくは、耐傷付き性、耐キャスター性、耐衝撃性、凹みなどの表面強度に優れ、立体的な塗装の厚み感、寸法安定性、耐水性、化粧シートの巻取り適性になどの生産性に優れた床用化粧材として使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の床用化粧材の一実施例の断面の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
【0040】
1…木質系基材
2…接着剤層
3…化粧シート
4…バッカー層
5…接着剤層
6…シート基材
7…絵柄層
8…接着剤層
9…透明熱可塑性樹脂層
10…表面保護層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
木質系基材上に化粧シートを積層してなる床用化粧材において、前記化粧シートが、前記木質系基材側からポリブチレンテレフタレート樹脂からなるバッカー層、ポリオレフィン系樹脂からなるシート基材、ポリブチレンテレフタレート樹脂からなる透明熱可塑性樹脂層を少なくともこの順に積層してなるものであることを特徴とする床用化粧材。

【図1】
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【公開番号】特開2009−297896(P2009−297896A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−151144(P2008−151144)
【出願日】平成20年6月10日(2008.6.10)
【出願人】(593173840)株式会社トッパン・コスモ (243)
【Fターム(参考)】