説明

座席ヘッドシートチラシ配布システム

【課題】座席ヘッドシートを利用した乗り物の行先別や時間帯、会場などに合わせてピンポイントの広告が容易にできる広告方法を提供する。
【解決手段】座席ヘッドシート2に差込クリアポケット3を付けることによりクーポン券4や案内カードの配布を必要者にのみ配布できるようにした。また、インターネットで、会場や各交通機関の便名と日時を指定した広告宣伝を予約できるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、今まで使われていなかった航空機・電車などの使い捨て座席ヘッドシートの
スペースに宣伝広告を入れて宣伝するシステムです。
宣伝媒体としては新しいものとなり、宣伝広告の新たな市場になります。
航空会社・鉄道会社・観光バス・船舶・レンタカー・公会堂などの座席ヘッドシートに広
告宣伝するシステム。
【背景技術】
【0002】
宣伝媒体のもっとも新しいものとしての一つに、インターネット広告がありますが、こ
の広告はサイトによって違う為、見られる確率が悪いものも多く効率の点で疑問がありま
す。
その点、乗り物や公会堂などの座席広告は、客のほとんどが必ず見ると言って良いほど確
率が高く効果的と思われます。
その理由は、同一方向に座席が向かっている場合に、前座席のヘットシートが後ろ側に垂
れ下がっている部分の宣伝広告が目につきやすいく、その部分にクーポン券や案内カード
などを納める差込クリアポケットを付け配布できるようにする為、経済効果のアップが計
れます。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、座席ヘッドシートに広告を入れることにより、その制作費及び材料費の負担
は広告主の負担となり、各交通機関や公会堂、映画館などでの座席ヘッドシート経費の負
担を無くすものである。
座席ヘッドシートの取り付けは従来と変わらずに作業できる。
座席ヘッドシートは広告代理店が各機関へ配布する。
【0004】
宣伝広告の目的に応じ、乗り物の行先別や時間帯、会場などに合わせてピンポイントの
宣伝広告が容易になり効果を得られやすくする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
インターネットでも、会場や各交通機関の便名と日時を指定した広告宣伝を予約できる
ようにする。
また、インターネットでアクセスした広告主が広告チラシを作成できるようにし、掲載間
違いを防ぐ。広告主は広告の確認ができる。
数種類のモデルパターンを用意し、テンプレートによるチラシ作成を可能にする。広告主
はチラシ制作にかかるコストを削減できる。
更に、宣伝広告料も明記するので予算が立てやすい。
新聞折込のチラシみたいに折込料の発生はなく安い価格で宣伝できる。
【0006】
インターネットで宣伝を予約受注したデータは広告代理店と座席ヘッドシート生産工場
へ伝わり、生産し各配布場所に送る。
受注と供給のスピード化に対応できる。
【0007】
座席ヘッドシートに差込クリアポケットを付けることによりクーポン券や案内カードの
配布を必要者にのみ配布できるようにし経済効果を高めるのに役立つようにした。
【発明の効果】
【0008】
使い捨ての座席ヘッドシートに広告を入れることで、各交通機関の座席ヘッドシートの
経費を無くすことができる。
宣伝広告は使い捨てだが、シートの材料はリサイクルできる材料を使用する。
また、焼却する場合の時はエコ材料を使用する。
使い捨てのものではない座席ヘッドシートの場合は、使い捨ての座席ヘッドシートに変更
することにより洗濯の手間をはぶく事ができる。
【0009】
広告主にとっては宣伝の地域限定や期間限定などの細やかな宣伝ができる。
また、クーポン券や案内カードなども配布でき、宣伝効果が得られやすくなる。
狭い範囲の地域限定や時間の限定で小規模事業形態の広告依頼でも広告が出しやすい。
ピンポイント宣伝が容易な為、ベンチャー企業などの業務拡大やこだわり商品のアピール
もしやすくなる。
【0010】
広告主は、インターネットのアクセスでも広告予約ができて、テンプレートにより誰で
も簡単に広告チラシを作れるようになるため、広告制作費が節約でき、早くて安く作れる、
と同時に掲載内容も確認できる。
インターネットの宣伝予約では、宣伝広告料が価格表示される為、コスト計算や見積も直
ぐにわかるので予算が組みやすいのも利点となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
お土産品の紹介・ホテル案内・シネマ広告・企業宣伝・観光案内・博覧会やお祭りのイ
ベント掲載・行政の通知・告知広告などさまざまな掲載が可能です。
材質は焼却しても環境にやさしいエコ材料を使用する。
【実施例1】
【0012】
ピンポイントの宣伝ができる。
たとえば、東京発11時の大阪行き新幹線の座席ヘッドシートに浜名湖名産のうなぎ弁当
を掲載する。乗車中に車内販売でうなぎ弁当を売りにくる。といったケースが考えられ売
上を上げるのに役立つ。
また、旅先の特産物のお土産宣伝やクーポン券の配布で売上アップの効果が期待される。
【産業上の利用可能性】
【0013】
宣伝媒体としては新しいものとなり、宣伝広告の新たな市場になります。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】座席ヘッドシートの後ろ側
【図2】座席ヘッドシートの前側
【図3】座席ヘッドシート全体図
【符号の説明】
【0015】
1 宣伝ロゴ
2 座席ヘッドシート
3 差込クリアポケット
4 クーポン券など
5 座席
6 宣伝ロゴ
7 イラストマークなど
8 会社名ロゴなどを印刷
9 座席ヘッドシートの後ろ側部分
10 座席ヘッドシートの前側部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は座席の使い捨てヘッドシートに宣伝広告を入れて、各交通機関や公会堂などの
座席用ヘッドシートを配布する宣伝広告配布システム。
【請求項2】
座席ヘッドシートチラシをインターネットで予約受注及び広告チラシ作成と広告の確認
をし、生産するシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−279545(P2007−279545A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−108366(P2006−108366)
【出願日】平成18年4月11日(2006.4.11)
【出願人】(399133383)
【Fターム(参考)】