説明

廃タイヤカーボンを利用した耐熱・耐蝕用カーボンセラミック塗料

【課題】これまで耐熱性塗料は耐食性が不十分であり、耐蝕性塗料は、耐熱性が不十分であった。本願は、耐熱性と耐食性に優れる塗料を提供する。
【解決手段】廃タイヤカーボンからなる炭素細材と無機酸化物とからなることを特徴とするカーボンセラミック塗料であり、炭素細材が、活性炭素粒子、グラファイト粒子、アモルファス炭素粒子、およびこれらの混合物から選ばれ、無機物が、トルマリン、石英、磁鉄鉱、鋼玉の少なくとも二つであることを特徴とするカーボンセラミック塗料。

【発明の詳細な説明】
【発明の明細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
【背景技術】
【0002】
耐熱塗料は耐熱のみ有効であり、耐蝕に対しては有効でなかった。
既に耐熱塗料・耐蝕塗料として各種塗料は実施されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記した在来の油性・水性塗料では、耐熱、耐蝕を同時に行うことで有害物質を使用していた。
本発明は、斯かる問題点「有害物質」を解決することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、本発明に係るカーボンセラミック塗料は、バインダーにカーボンシリコーン、溶媒に水、着色剤に無機酸化物、添加物に請求項3の物質を使用することで無害物資のみの耐熱、耐蝕を両立する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃タイヤカーボンを炭素細材と無機酸化物とからなることを特徴とするカーボンセラミック塗料。
【請求項2】
前記炭素細材が、活性炭素粒子、グラファイト粒子、アモルファス炭素粒子、およびこれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項1に記載のカーボンセラミック塗料。
【請求項3】
前記無機物が、トルマリン、石英、磁鉄鉱、鋼玉の少なくとも二つであることを特徴とする請求項1または2に記載のカーボンセラミック塗料