建築用コンクリ−トブロックの成形用上型。
【課題】建築用コンクリ−トブロック成形機で、家屋の外柵、及び土留用化粧コンクリ−トブロック等の、成形に必要な型枠の上部加圧用型枠に関し、現在ある製造設備で成形型枠も最小限の変更で適用出来る成型用上型を提供する。
【解決手段】建築用コンクリ−トブロック成型上型を多段にして、上型加圧用シリンダ−8を設け、連結棒10及び連結板11で加圧力を伝導して、加圧板及び多段上型で一段ずつ加圧可して一段ずつ脱形して加圧成型できる上型である。
【解決手段】建築用コンクリ−トブロック成型上型を多段にして、上型加圧用シリンダ−8を設け、連結棒10及び連結板11で加圧力を伝導して、加圧板及び多段上型で一段ずつ加圧可して一段ずつ脱形して加圧成型できる上型である。
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は、従来使用されている建築用コンクリ−トブロック成形機で、家屋の外柵、及び土留用化粧コンクリ−トブロック等の、成形に必要な型枠の上部加圧用型枠に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、造成地の土留用又建築用外柵に使用されているコンクリ−トブロックの化粧面は、スプリット加工面か、スプリット加工と表面に凹凸加工を併用した化粧面が主流である。又、成形硬化後に刃体又は水圧により表面に加工を施した商品もあるが、加工に手間がかかり製造効率に欠ける為商品が高価になる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記、従来有るスプリット化粧面、及び縦の凹凸化粧面にスプリット化粧面を加えた化粧ブロック等は従来多く生産され市場に多く流通されている。
化粧ブロックの用途としては、主に家屋建築の外柵又は宅地の土留めに用いられている、近年個性を全面に出して住居を構える傾向に有り化粧ブロックの模様が多種類要求されている。それゆえに、乾燥硬化後に再度加工して化粧面を作り化粧ブロックとした商品もある、市場が多種多様な化粧面を要求する為に二次加工して多様な化粧面を作り商品化している、この二次加工は工費が多く必要で製造効率に欠けることから市場では余り歓迎されない。
上記、化粧ブロックの多様化を進めるため各企業は研究開発に取り組んでいる、家屋の外柵などは競合いする商品が多く価格が高くなれば一般家屋にわ採用されなくなる、ゆえに安価で多種類の化粧ブロックが必要になる。その例として骨材の着色化又は、特開 平11−188710等にみられる様な成形方法が提供されているが、化粧骨材の合理的使用が目的の発明もある、又、特開2001−191314、特開 平9−109123、特願2009−121399、等は上下二段に化粧面を分割して表現した化粧ブロックの成形方法が提供されている、上記のように各企業は新デザインの建築用コンクリ−トブロックの開発に又新成形方法に努力している。
【0004】
そこで、自己の先行出願である、特願2009−121399、に係わる発明では中央に一段の段しか構成されず、下型枠内に化粧板を設けてその上下の動作を制御してブロックを成形する方法である、ところが、前記方法によりコンクリ−トブロックの成形には化粧板を上下に移動させる設備が必要になり製造単価上昇が避けられず、単価の低減が必要な課題になる。
上記に示す個々の新技術の提供は、コンクリ−トブロック表面の化粧を従来に無い化粧面を作る解決策であるが実行には新規の設備が必要になり製造単価の上昇は避けられず市場は受け入れがたい、ゆえに、現在ある製造設備で成形型枠も最少減の変更で成形出来る解決策が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は上記の課題を解決するために多段の上形にして上型加圧シリンダ−で加圧成形する方法を提供したものである。即ち上型のみを多段にして水平に複数の段をブロック表面に設け模様化したものである上型のみの改良は、従来図3に示す一体型の段付型で成形されていた、一体型の欠点は図3の31、32、33、34、の部分に脱型時にセメントが付着して一番重要ラインが不鮮明になり商品価値を低下させる、
【0006】
ゆえに上記欠点を解決するために本発明の多段上型を提供するものである。図4の3に示す上型の中に、1と、2の型が挟入されている、上部加圧シリンダ−8が下降して圧力が10の連結棒を介して上型中心の1の型に加わるシリンダ−8の加圧力は連続して図5に示す左右の連結棒10と、ピン21、20を介して上型2と、3に伝わり上型は水平に加圧される。
【作用】
【0007】
本発明の多段上型は脱型時に効果を発揮する、図9に示す上型の中心型1が脱型時には、型2は脱型せずに骨材を下方に押さえている為に骨材の浮き移動が無く型崩れが発生しない、型1が型2の中に挟入され型2と型1は型3の中に挟入された図を図11で示す、図12は上型が更に引き上げられ型3の低部が押さえ板4の底面と同一になって脱型が完了する、この脱型方法で成型が実行される為に繊細な段付模様が表現出来良質な化粧ブロックを生産することが可能になる。
【0008】
上型の加圧時は図5に示したピン20、ピン21、の作用に特徴があり中心型1に連結棒10を介して加圧力が加わり中心型1は骨材の中に圧入される、ピン21は中心型1に固定され同時に下降してピンの首の部分が型2に引っ掛かり型2も下降する、続いてピン20も型2に固定されていて型2の下降によりピンの首が型3に引っ掛かり加圧され上型1、2、3は骨材の中に圧入される、この時点で図4に示す8のシリンダ−の圧力は連結棒10と、13のストッパ−を介して連結板11に伝わり加圧板4と多段型1、2、3で骨材全体を加圧する。
【0009】
加圧用上型は図6に示す通り上型3の中に収納されている、上部上型の下降スタ−ト時点では1図12のスプリングは伸びていて加圧板4の底面と上型1、2、3型の底面は同一水準になっている、シリンダ−8の加圧力で上型全体が下降して下型枠中の骨材の上面に達するとスプリング12が縮み始めると同時に型1が骨材の中に圧入されて三段模様の成型が始まる。
さらに、上部シリンダ−で加圧力が加わるとスプリング12が縮み三段模様の成型が進行する、更に加圧力を加えて三段模様の成型を完成させて脱型にはいる。
脱型時の繊細な動作は図10、図11、図12、に示す、この脱型方法はいかに多段の水平を保ち繊細な段形状を維持して脱型することにある。
【実地例】
【0010】
本発明の水平段付化粧コンクリ−トブロック成型方法及び上型枠を図に基づいて説明する、図1は従来一般に使用されている成型機の概略全体図である、その中で本発明の主要部分が上型である、8は加圧用シリンダ−で、3は多段型上型、4はブロックの上面加圧用板である、以下従来使用されている、50、51、は骨材の給材装置で、52、は下型枠で54、55、は成型品の脱型装置である。
図2は図1の矢印Aの方向から見た概略図である、図4は本発明の多段上型の全体図である、多段上型の動作は図6が加圧スタ−ト時で図7が一段加圧時、図8が二段加圧時で三段も同様に加圧する、その後上型全体で加圧して脱型に入る図10図は加圧板4の低部が下型枠52の低部に同一になると、加圧シリンダ−8の力の方向が逆になり脱型が始まる、図10は多段型が脱型に入り中心型1が脱型された図を示す、中心型1が脱型移動する時には成型された骨材の崩れを防止するために2型、3型の重量で骨材を押さえて型崩れを防いている、1型を挟入した2型の脱型時も3型が静止しており3型の脱型時には加圧板4が静止して成型品の型崩れを防いている、上型が脱型に入ると図4に示す12のスプリングが伸びて加圧板は骨材の表面をスプリングが伸び反発力で骨材の表面を加圧する。
図5は上型の中心型1と、2、3、型を側面からみた一部断面図である、図5の連結棒に加圧力が伝わり1の中心型が下方に移行して2型との間に空間ができる中心型1とピン21は固定されていてピン21も下降してピン21の首の部分に2型が引っ掛かり2型も下降する、更に下降が続くと2型とピン21は固定されているからピンの首の部分に3型が引っ掛かり3型も下降する、図5に示すピン20、21は多段型の左右に有り多段型の水平を保持している。
【0011】
上記工程により成型され乾燥された成型品は図13に示す、図13に示す点線の位置で上下より85の刃体で加圧して成型品を二分割して割り肌化粧面を作る、
【発明の効果】
【0012】
本発明は前記のようにコンクリ−トブロック成型用上型に段付加圧型を設け当上型に連結棒10で加圧力が加わり上型の中心型1が骨材に圧入される、続いて連結棒10により加圧力が継続され二段め三段めが骨材に圧入され最後に表面加圧板により骨材全面が加圧されて成型が終わる。
本発明の最大の効果は脱型時にある、繊細な化粧面などは脱型時模様が崩れることが多い、本開発の水平段付化粧コンクリ−トブロックは段の厚みが少ない為に脱型時にコンクリ−トが型に着離して成型品の変形が多発する、それを回避する為に本発明の効果は大である。
【0013】
本発明の特徴は上型の脱型時に上型が全体で脱型するのでなく中心型より一段ずつ脱型する事が本発明の最大の効果である、中心型が上方に脱型移動すると骨材も上方に移動する力が働き型崩れの基になる、本発明の型は上記骨材の上方移動の働きを上型の重量で骨材を押さえて成型を促進させ繊細な形状を維持する効果の大きい成形用多段上型である。
前記、本発明の成型加工全体を考慮するに上型の改良のみで製品を生産できる、ゆえに従来ある成型機を全面活用できる為に、設備投資が最小限で済み生産コストの低減と良品質の製品を提供する等の諸効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実地例を示すコンクリ−トブロック成型方法の概略説明図。
【図2】図1の矢印Aの方向から見た概略全体図。
【図3】従来から有る成型用上型の概略図。
【図4】本発明の多段上型の説明図。
【図5】本発明の多段部を側面から見た一部断面図。
【図6】下型枠に骨材が投入され上型で加圧した説明図。
【図7】下型枠内の骨材に上型の中心型が圧入された図。
【図8】下型枠内の骨材に上型の中心型と二型が圧入された図。
【図9】下型枠内の骨材に上型の中心型と二型と三型が圧入され脱形した図。
【図10】下型枠外に脱形された成型品の中央部で中心型の脱形図。
【図11】下型枠外に脱形された成型品の中央部で中心型と二型の脱形図。
【図12】下型枠外に脱形された成型品の中央部で中心型と二型と三型の脱形図
【図13】成型品の割り加工図。
【図14】成型品の完成図。
【符号の説明】
1多段上型の中心型。
2多段上型の二段型。
3多段上型の三段型。
4加圧板。
8上型用加圧シリンダ−。
10連結棒。
11連結板。
12スプリング
13ストッパ−
31従来型の二段め左コウナ−
32従来型の一段め左コウナ−
33従来型の一段め右コウナ−
34従来型の二段め右コウナ−
50給材箱。
51給材用シリンダ−。
52成型用下型。
53下型中子釣り。
54成型品受け板。
55脱形用シリンダ−。
58中子。
80成形品。
85刃体
【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は、従来使用されている建築用コンクリ−トブロック成形機で、家屋の外柵、及び土留用化粧コンクリ−トブロック等の、成形に必要な型枠の上部加圧用型枠に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、造成地の土留用又建築用外柵に使用されているコンクリ−トブロックの化粧面は、スプリット加工面か、スプリット加工と表面に凹凸加工を併用した化粧面が主流である。又、成形硬化後に刃体又は水圧により表面に加工を施した商品もあるが、加工に手間がかかり製造効率に欠ける為商品が高価になる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記、従来有るスプリット化粧面、及び縦の凹凸化粧面にスプリット化粧面を加えた化粧ブロック等は従来多く生産され市場に多く流通されている。
化粧ブロックの用途としては、主に家屋建築の外柵又は宅地の土留めに用いられている、近年個性を全面に出して住居を構える傾向に有り化粧ブロックの模様が多種類要求されている。それゆえに、乾燥硬化後に再度加工して化粧面を作り化粧ブロックとした商品もある、市場が多種多様な化粧面を要求する為に二次加工して多様な化粧面を作り商品化している、この二次加工は工費が多く必要で製造効率に欠けることから市場では余り歓迎されない。
上記、化粧ブロックの多様化を進めるため各企業は研究開発に取り組んでいる、家屋の外柵などは競合いする商品が多く価格が高くなれば一般家屋にわ採用されなくなる、ゆえに安価で多種類の化粧ブロックが必要になる。その例として骨材の着色化又は、特開 平11−188710等にみられる様な成形方法が提供されているが、化粧骨材の合理的使用が目的の発明もある、又、特開2001−191314、特開 平9−109123、特願2009−121399、等は上下二段に化粧面を分割して表現した化粧ブロックの成形方法が提供されている、上記のように各企業は新デザインの建築用コンクリ−トブロックの開発に又新成形方法に努力している。
【0004】
そこで、自己の先行出願である、特願2009−121399、に係わる発明では中央に一段の段しか構成されず、下型枠内に化粧板を設けてその上下の動作を制御してブロックを成形する方法である、ところが、前記方法によりコンクリ−トブロックの成形には化粧板を上下に移動させる設備が必要になり製造単価上昇が避けられず、単価の低減が必要な課題になる。
上記に示す個々の新技術の提供は、コンクリ−トブロック表面の化粧を従来に無い化粧面を作る解決策であるが実行には新規の設備が必要になり製造単価の上昇は避けられず市場は受け入れがたい、ゆえに、現在ある製造設備で成形型枠も最少減の変更で成形出来る解決策が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は上記の課題を解決するために多段の上形にして上型加圧シリンダ−で加圧成形する方法を提供したものである。即ち上型のみを多段にして水平に複数の段をブロック表面に設け模様化したものである上型のみの改良は、従来図3に示す一体型の段付型で成形されていた、一体型の欠点は図3の31、32、33、34、の部分に脱型時にセメントが付着して一番重要ラインが不鮮明になり商品価値を低下させる、
【0006】
ゆえに上記欠点を解決するために本発明の多段上型を提供するものである。図4の3に示す上型の中に、1と、2の型が挟入されている、上部加圧シリンダ−8が下降して圧力が10の連結棒を介して上型中心の1の型に加わるシリンダ−8の加圧力は連続して図5に示す左右の連結棒10と、ピン21、20を介して上型2と、3に伝わり上型は水平に加圧される。
【作用】
【0007】
本発明の多段上型は脱型時に効果を発揮する、図9に示す上型の中心型1が脱型時には、型2は脱型せずに骨材を下方に押さえている為に骨材の浮き移動が無く型崩れが発生しない、型1が型2の中に挟入され型2と型1は型3の中に挟入された図を図11で示す、図12は上型が更に引き上げられ型3の低部が押さえ板4の底面と同一になって脱型が完了する、この脱型方法で成型が実行される為に繊細な段付模様が表現出来良質な化粧ブロックを生産することが可能になる。
【0008】
上型の加圧時は図5に示したピン20、ピン21、の作用に特徴があり中心型1に連結棒10を介して加圧力が加わり中心型1は骨材の中に圧入される、ピン21は中心型1に固定され同時に下降してピンの首の部分が型2に引っ掛かり型2も下降する、続いてピン20も型2に固定されていて型2の下降によりピンの首が型3に引っ掛かり加圧され上型1、2、3は骨材の中に圧入される、この時点で図4に示す8のシリンダ−の圧力は連結棒10と、13のストッパ−を介して連結板11に伝わり加圧板4と多段型1、2、3で骨材全体を加圧する。
【0009】
加圧用上型は図6に示す通り上型3の中に収納されている、上部上型の下降スタ−ト時点では1図12のスプリングは伸びていて加圧板4の底面と上型1、2、3型の底面は同一水準になっている、シリンダ−8の加圧力で上型全体が下降して下型枠中の骨材の上面に達するとスプリング12が縮み始めると同時に型1が骨材の中に圧入されて三段模様の成型が始まる。
さらに、上部シリンダ−で加圧力が加わるとスプリング12が縮み三段模様の成型が進行する、更に加圧力を加えて三段模様の成型を完成させて脱型にはいる。
脱型時の繊細な動作は図10、図11、図12、に示す、この脱型方法はいかに多段の水平を保ち繊細な段形状を維持して脱型することにある。
【実地例】
【0010】
本発明の水平段付化粧コンクリ−トブロック成型方法及び上型枠を図に基づいて説明する、図1は従来一般に使用されている成型機の概略全体図である、その中で本発明の主要部分が上型である、8は加圧用シリンダ−で、3は多段型上型、4はブロックの上面加圧用板である、以下従来使用されている、50、51、は骨材の給材装置で、52、は下型枠で54、55、は成型品の脱型装置である。
図2は図1の矢印Aの方向から見た概略図である、図4は本発明の多段上型の全体図である、多段上型の動作は図6が加圧スタ−ト時で図7が一段加圧時、図8が二段加圧時で三段も同様に加圧する、その後上型全体で加圧して脱型に入る図10図は加圧板4の低部が下型枠52の低部に同一になると、加圧シリンダ−8の力の方向が逆になり脱型が始まる、図10は多段型が脱型に入り中心型1が脱型された図を示す、中心型1が脱型移動する時には成型された骨材の崩れを防止するために2型、3型の重量で骨材を押さえて型崩れを防いている、1型を挟入した2型の脱型時も3型が静止しており3型の脱型時には加圧板4が静止して成型品の型崩れを防いている、上型が脱型に入ると図4に示す12のスプリングが伸びて加圧板は骨材の表面をスプリングが伸び反発力で骨材の表面を加圧する。
図5は上型の中心型1と、2、3、型を側面からみた一部断面図である、図5の連結棒に加圧力が伝わり1の中心型が下方に移行して2型との間に空間ができる中心型1とピン21は固定されていてピン21も下降してピン21の首の部分に2型が引っ掛かり2型も下降する、更に下降が続くと2型とピン21は固定されているからピンの首の部分に3型が引っ掛かり3型も下降する、図5に示すピン20、21は多段型の左右に有り多段型の水平を保持している。
【0011】
上記工程により成型され乾燥された成型品は図13に示す、図13に示す点線の位置で上下より85の刃体で加圧して成型品を二分割して割り肌化粧面を作る、
【発明の効果】
【0012】
本発明は前記のようにコンクリ−トブロック成型用上型に段付加圧型を設け当上型に連結棒10で加圧力が加わり上型の中心型1が骨材に圧入される、続いて連結棒10により加圧力が継続され二段め三段めが骨材に圧入され最後に表面加圧板により骨材全面が加圧されて成型が終わる。
本発明の最大の効果は脱型時にある、繊細な化粧面などは脱型時模様が崩れることが多い、本開発の水平段付化粧コンクリ−トブロックは段の厚みが少ない為に脱型時にコンクリ−トが型に着離して成型品の変形が多発する、それを回避する為に本発明の効果は大である。
【0013】
本発明の特徴は上型の脱型時に上型が全体で脱型するのでなく中心型より一段ずつ脱型する事が本発明の最大の効果である、中心型が上方に脱型移動すると骨材も上方に移動する力が働き型崩れの基になる、本発明の型は上記骨材の上方移動の働きを上型の重量で骨材を押さえて成型を促進させ繊細な形状を維持する効果の大きい成形用多段上型である。
前記、本発明の成型加工全体を考慮するに上型の改良のみで製品を生産できる、ゆえに従来ある成型機を全面活用できる為に、設備投資が最小限で済み生産コストの低減と良品質の製品を提供する等の諸効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実地例を示すコンクリ−トブロック成型方法の概略説明図。
【図2】図1の矢印Aの方向から見た概略全体図。
【図3】従来から有る成型用上型の概略図。
【図4】本発明の多段上型の説明図。
【図5】本発明の多段部を側面から見た一部断面図。
【図6】下型枠に骨材が投入され上型で加圧した説明図。
【図7】下型枠内の骨材に上型の中心型が圧入された図。
【図8】下型枠内の骨材に上型の中心型と二型が圧入された図。
【図9】下型枠内の骨材に上型の中心型と二型と三型が圧入され脱形した図。
【図10】下型枠外に脱形された成型品の中央部で中心型の脱形図。
【図11】下型枠外に脱形された成型品の中央部で中心型と二型の脱形図。
【図12】下型枠外に脱形された成型品の中央部で中心型と二型と三型の脱形図
【図13】成型品の割り加工図。
【図14】成型品の完成図。
【符号の説明】
1多段上型の中心型。
2多段上型の二段型。
3多段上型の三段型。
4加圧板。
8上型用加圧シリンダ−。
10連結棒。
11連結板。
12スプリング
13ストッパ−
31従来型の二段め左コウナ−
32従来型の一段め左コウナ−
33従来型の一段め右コウナ−
34従来型の二段め右コウナ−
50給材箱。
51給材用シリンダ−。
52成型用下型。
53下型中子釣り。
54成型品受け板。
55脱形用シリンダ−。
58中子。
80成形品。
85刃体
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築用コンクリ−トブロック製造型枠の上型において、上型加圧部を複数に分割して中心部より順次加圧して、中心部より順次脱型出来る上部加圧用上型。
【請求項1】
建築用コンクリ−トブロック製造型枠の上型において、上型加圧部を複数に分割して中心部より順次加圧して、中心部より順次脱型出来る上部加圧用上型。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2011−235623(P2011−235623A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−120978(P2010−120978)
【出願日】平成22年5月10日(2010.5.10)
【特許番号】特許第4640686号(P4640686)
【特許公報発行日】平成23年3月2日(2011.3.2)
【出願人】(591280902)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月10日(2010.5.10)
【特許番号】特許第4640686号(P4640686)
【特許公報発行日】平成23年3月2日(2011.3.2)
【出願人】(591280902)
【Fターム(参考)】
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