説明

建築用化粧材の取付構造、および当該構造に使用する固定具

【課題】 コーナ部に建築用化粧材を取り付けるに当たって、固定具の構造および固定作業を簡単化する。
【解決手段】 天井1と壁面2で構成される入隅部Aの長手方向に間隔を置いて複数の固定具を取り付け、これらの固定具を介して細長い化粧材50を固定する。各固定具は、天井1に固定される第1固定部11と、壁面2に固定される第2固定部12と、第1固定部および第2固定部を連結して延在する連結部13と、から構成される。第1固定部11および第2固定部12は、それぞれ、連結部13に対して入隅部Aに向かう方向に折れ曲がって延在する。連結部13には、第1固定部11および第2固定部12へのアクセス路31、32を設ける。このアクセス路から工具を挿入して、第1固定部11および第2固定部12をビス等で天井1および壁面2に固定する。最後に、連結部13に対して、化粧材50をビス等で固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物内外のコーナ部に化粧材を取り付ける取付構造、およびそこに使用する固定具に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1および特許文献2に示されたもの等、従来より、入隅部に回り縁を取り付けるための取付構造および固定具が種々提案されている。
しかしながら、いずれにおいても、固定具自体の構造が複雑で加工が難しいという問題があった。
【0003】
【特許文献1】特開平5−39665号公報
【特許文献2】特開2001−98755号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、構造が簡単な固定具、およびそれを利用した建築用化粧材の取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明により、次の特徴を備えた建築用化粧材の取付構造が提供される。
本発明の取付構造は、互いに角度を為す第1壁面と第2壁面で構成されるコーナ部の長手方向に間隔を置いて複数の固定具を取り付け、これらの固定具を介して建築用化粧材を固定してなる、建築用化粧材の取付構造である。
各固定具は、第1壁面に固定される第1固定部と、第2壁面に固定される第2固定部と、第1固定部および第2固定部を連結して延在する連結部と、から構成される。
第1固定部および/または第2固定部は、連結部に対してコーナ部に向かう方向に折れ曲がって延在している。また、連結部には、コーナ部に向かう方向に折れ曲がって延在する第1固定部および/または第2固定部へのアクセス路が形成されている。
連結部に対して建築用化粧材が固定される。
【0006】
本発明の取付構造においては、各固定具は、次のように構成されてもよい。
すなわち、各固定具は、「建築用化粧材が取り付けられる取付部」と「当該取付部から延在して第1壁面または第2壁面のいずれかに固定される固定部」とを備えている。固定部は、取付部からコーナ部に向かう方向に折れ曲がって延在していて、取付部には、固定部へのアクセス路が形成されている。
【0007】
また、本発明により、上記取付構造に適用するのに好適な固定具が提供される。
本発明の固定具は、互いに角度を為す第1壁面と第2壁面で構成されるコーナ部に建築用化粧材を固定するための固定具である。
この固定具は、第1壁面に固定される第1固定部と、第2壁面に固定される第2固定部と、第1固定部および第2固定部を連結して延在し、ここに建築用化粧材が固定される連結部と、から構成されている。
第1固定部および/または第2固定部は、連結部に対してコーナ部に向かう方向に折れ曲がって延在している。また、連結部には、コーナ部に向かう方向に折れ曲がって延在する第1固定部および/または第2固定部へのアクセス路が形成されている。
【0008】
また、本発明の固定具は、次のように構成されていてもよい。
すなわち、固定具は、「建築用化粧材が取り付けられる取付部」と「当該取付部から延在して第1壁面または第2壁面のいずれかに固定される固定部」とを備えている。固定部は、取付部からコーナ部に向かう方向に折れ曲がって延在していて、取付部には、固定部へのアクセス路が形成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明による建築用化粧材の取付構造においては、簡単な形状の固定具を使用しているので、施工コストを低減することができる。また、固定具をコーナ部付近に取り付けるための固定部の少なくとも1つがコーナ部に向かう方向に折れ曲がっているため、当該固定部が外部に露出することがなく、見映えのよいスッキリした外観を提供できる。
また、本発明の固定具は、その構造がシンプルで簡単に製造することができるので、低コストでの大量生産に適している。また、コーナ部に向かう方向に折れ曲がった固定部に対するアクセス路を設けているので、工具等を用いて固定作業を簡単に行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、室内において天井1と壁面2との間に形成された入隅部(コーナ部)Aを示している。本発明の固定具10を入隅部Aの長手方向に間隔をおいて複数固定し、これらの固定具10を介して、細長い建築用化粧材(回り縁)50を取り付ける。
なお、図示はしていないが、天井1と壁面3との間の入隅部Bに対しても、同様の方法で化粧材50が取り付けられる。その場合に、入隅部A、Bが交差するコーナ部では、化粧材50の端部に所定の付き合わせ処理が行われるが、それについては、本発明の要旨ではないので、ここでは説明しない。
【0011】
図2は、本発明の固定具10を背面側から示す斜視図である。また、図3は、固定具10を入隅部Aに取り付けた状態を示す中央縦断面図である。
【0012】
図示の例では、固定具10は、1枚の亜鉛メッキ鋼板を折り曲げて構成されており、第1固定部11、第2固定部12、および連結部13を備える。
第1固定部11は、ビス等のネジ部材、釘、あるいは接着剤等を用いて天井1(第1壁面)に固定することができる。第2固定部12は、同様にして、壁面2(第2壁面)に固定される。
連結部13は、第1固定部11および第2固定部12を連結するように斜めに延在している。
【0013】
図3においては、固定具10は、ネジ部材21、22を用いて、入隅部Aに固定されている。具体的には、第1固定部11をネジ部材21で天井1に固定し、第2固定部12をネジ部材22で壁面2に固定している。そのため、第1固定部11および第2固定部12には、それぞれ、小孔11a、12aを設けている。
小孔11a、12aのサイズおよび形状は、それぞれ、ネジ部材21、22の軸部は通すが、ネジ頭21a、22aは通さないものとされている。
【0014】
第1固定部11および第2固定部12は、それぞれ、連結部13に対して入隅部Aに向かう方向に折れ曲がって延在している。第1固定部11および第2固定部12がこのような方向に延在するため、図4(b)および図5に示したように、最終的に化粧材50を取り付けた状態において、第1固定部11および第2固定部12を外部から完全に隠すことができる。
つまり、固定された化粧材50の外側に第1固定部11および第2固定部12が露出することがなく、見映えのよいスッキリした外観を提供できる。
【0015】
第1固定部11および第2固定部12をネジ部材や釘等で固定する場合には、当該固定作業に使用する工具が、第1固定部11および第2固定部12にアクセスできるように通路を確保する必要がある。
このため、図2および3に示したように、開口31、32をアクセス路として形成している。つまり、ネジ部材21の締付け作業を行うためのドライバー工具等は、開口31を通して、ネジ頭21aにアクセスできる(矢印X)。同様に、開口32は、ネジ頭22aに対するアクセス路として機能する(矢印Y)。
アクセス路である開口31、32のサイズおよび形状は、それぞれ、ネジ部材21、22の軸部およびネジ頭21a、22aの両方(および工具)を通すものとされている。
【0016】
なお、固定具の具体的な形態は、図示したものに限られない。例えば、第1固定部11、第2固定部12、化粧板固定部13の幅寸法がそれぞれ異なっていてもよい。また、固定具の全体的な形状は、矩形である必要はなく、楕円形その他任意の形状を採用できる。
上記アクセス路を構成する開口31、32についても、その形状は任意である。また、大面積の1つの開口を設けて、当該1つの開口から、第1固定部11および第2固定部12の両方へのアクセスを可能とすることもできる。
さらには、アクセス路は開口である必要もない。例えば、固定具の側縁から内部に向かって切欠きを形成して、これをアクセス路とすることも可能である。
【0017】
また、固定具10として、金属、プラスチック、その他の適宜の材質を採用することが可能である。
【0018】
図示の例では、第1固定部11および第2固定部12の両方が、連結部13に対して入隅部Aに向かう方向に折れ曲がって延在している。しかし、本発明においては、第1固定部11および第2固定部12のいずれか一方のみが入隅部Aに向かって延在するように構成することも可能である。
その場合、他方の固定部11または12は、図示とは反対方向に延在させて、ネジ部材、釘、接着剤、フック等の適宜の手段で天井1または壁面2に固定する。また、アクセス路である開口31、32についても、一方を省略できる。
ただし、構造のシンプルさや、施工後における見映えの良さを考えると、第1固定部11および第2固定部12の両方を入隅部Aに向かって延在させるのが好ましい。
【0019】
≪施工例1(図4)≫
図4は、固定具10の連結部13に、化粧板50を保持するための金具(キャッチ金具)18、19を設け、当該キャッチ金具18、19を介して、化粧材50を固定した例を示している。
図4(a)は、固定具10自体を示す側面図であり、図4(b)は、当該固定具10を用いて化粧材50を固定した状態を示す断面図である。図4では、アクセス路を構成する開口31、32の図示は省略している。
各キャッチ金具18、19は、対向する2枚の金属片から構成されていて、化粧材50の裏面に設けた突出部58、59を弾性的に挟持する。挟持部に接着剤を併用して強度を高めることもできる。
キャッチ金具18、19は、ステンレス鋼板から作ることが好ましいが、化粧材50を挟持できるものであれば、その材質は特定のものに限定されない。
キャッチ金具18、19を利用すれば、入隅部Aに固定された固定具10に対して、化粧材50を嵌込式で簡単に取り付けることができる。
【0020】
≪施工例2(図5)≫
図5では、ネジ部材26を用いて、化粧材50を固定具10の連結部13に固定している。このため、連結部13には、ネジ孔13aを設けている。ネジ部材26を用いた場合には、キャッチ金具を利用する場合よりも強固に化粧材50を固定できる。
なお、化粧材50は、接着剤を用いて連結部13に固定することも可能であり、その場合には、ネジ孔13aやキャッチ金具18、19は不要となる。
【0021】
≪化粧材と固定具との配置関係(図6)≫
図6は、複数の化粧材50を長手方向に複数並べて固定する場合について、各化粧材50と固定具10との位置関係を例示的に示すものである。図6の例では、化粧材50と化粧材50との継ぎ目箇所には、中間部に配置される固定具10よりも幅広の固定具10'を配置している。
幅広の固定具10’は、その両側の化粧材を跨ぐように配置されていて、当該固定具10’には、両側の化粧材50、50のそれぞれの端部が固定される。このようにすれば、隣接する化粧材50、50が継ぎ目位置において微妙にズレてしまうことを効果的に防止できる。
例えば、長さ3mの化粧材50に対して、図6のように固定具を配置する場合には、固定具10として幅50mmのものを、固定具10’として幅100mmのものを用いる。
【0022】
≪固定具の別例(図7)≫
図7には、固定具の別例を示した。この固定具は、壁面2だけに対してネジ部材21および22をもって固定されている点において、上述の例とは異なる。
図7の固定具では、取付部60に化粧材50が取り付けられる。図7では、ネジ部材26を用いて化粧材50を取付部60に取り付けているが、図4に示した例と同様にキャッチ金具18、19を利用したり、接着剤を利用することも可能である。
【0023】
固定部61は、取付部60の一端から連続的に延在していて、コーナ部Aに向かう方向に折れ曲がっている。固定部61は、ネジ部材22によって、壁面2に固定される。したがって、取付部60には、固定部61に対するアクセス路が設けられている。アクセス路は、図7には現れていないが、図2の例における開口32や、上述したような切欠き等の適宜の手段を採用することができる。
【0024】
取付部60の上方側は、天井1とほぼ平行に折り返されていて、これにより折返部62を構成している。さらに、折返部62の先端側が壁面2に沿って上方側へと折り返されていて、これにより形成された固定部63がネジ部材21によって、壁面2に固定されている。
このような構成は、建物の構造上、天井1に対してネジ部材を適用できない場合に有利である。なお、図7に示した固定具は、天井1に対してのみネジ部材21および22を用いて取り付けることも可能である。
【0025】
以上、図1〜図7に示した各例に共通した特徴は、化粧材50が直接固定される連結部13(図2〜図5)または取付部60(図7)に対して、コーナ部Aに向かう方向に折れ曲がって延在する固定部が存在する場合に、連結部13または取付部60にアクセス路を設けている点である。
このような構成により、当該固定部を外部から見えないように隠すことができると同時に、そのような固定部に対して、ネジ部材等を利用した固定作業を簡単に行うことができる。
【0026】
以上には、室内の天井1と壁面2との間に水平方向に延在する入隅部Aに対して、回り縁として化粧材50を取り付ける例を説明したが、本発明は、内装化粧材および外装化粧材を含めたあらゆる建築用化粧材の取付けに適用することができる。内装化粧材としては、回り縁、幅木等があり、外装化粧材としては、付柱、見切り、軒帯等がある。
【0027】
また、室内の入隅部だけでなく、室外に存在する入隅部や、壁面と壁面との間で縦方向に延びる入隅部等、あらゆる入隅部に対して本発明を適用することが可能である。
さらには、入隅部以外であっても、所定の角度を為す2つの面から構成されるあらゆるコーナ部に対して、本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明における入隅部への化粧材の取付作業を説明する要部斜視図。
【図2】本発明の固定具の一例を示す後方斜視図。
【図3】図2の固定具を入隅部に固定した状態で示す中央縦断面図。
【図4】本発明の固定具の別例を説明する図。
【図5】本発明の固定具のさらに別例を説明する図。
【図6】化粧材と固定具との配置関係を説明する図。
【図7】本発明の固定具のさらに別例を説明する図。
【符号の説明】
【0029】
1 天井(第1壁面)
2、3 壁面(第2壁面)
10、10’ 固定具
11 第1固定部
12 第2固定部
11a、12a 小孔
13 連結部
18、19 キャッチ金具
21、22 ネジ部材
21a、22b ネジ頭
26 ネジ部材
31、32 開口(アクセス路)
50 化粧材(対象物)
58、59 突出部
60 取付部
61 固定部
62 折返部
63 固定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに角度を為す第1壁面(1)と第2壁面(2)で構成されるコーナ部(A)の長手方向に間隔を置いて複数の固定具(10)を取り付け、これらの固定具(10)を介して建築用化粧材(50)を固定してなる、建築用化粧材の取付構造であって、
各固定具(10)は、第1壁面に固定される第1固定部(11)と、第2壁面に固定される第2固定部(12)と、第1固定部および第2固定部を連結して延在する連結部(13)と、から構成され、
第1固定部(11)および/または第2固定部(12)は、連結部(13)に対してコーナ部(A)に向かう方向に折れ曲がって延在しており、
連結部(13)には、コーナ部(A)に向かう方向に折れ曲がって延在する第1固定部(11)および/または第2固定部(12)へのアクセス路(31、32)が形成されていて、
連結部(13)に対して建築用化粧材(50)を固定していることを特徴とする、取付構造。
【請求項2】
互いに角度を為す第1壁面(1)と第2壁面(2)で構成されるコーナ部(A)の長手方向に間隔を置いて複数の固定具(10)を取り付け、これらの固定具(10)を介して建築用化粧材(50)を固定してなる、建築用化粧材の取付構造であって、
各固定具(10)は、建築用化粧材(50)が取り付けられる取付部(60)と、当該取付部(60)から延在して第1壁面(1)または第2壁面(2)のいずれかに固定される固定部(61)と、を備えていて、
固定部(61)は、取付部(60)からコーナ部(A)に向かう方向に折れ曲がって延在していて、
取付部(60)には、固定部(61)へのアクセス路が形成されていることを特徴とする、取付構造。
【請求項3】
上記連結部(13)または取付部(60)に設けた挟持部材(18、19)が、建築用化粧材(50)裏面の突出部(58、59)を挟持することで、建築用化粧材(50)が連結部(13)または取付部(60)に固定されていることを特徴とする、請求項1または2記載の取付構造。
【請求項4】
上記建築用化粧材(50)は、ネジ部材(26)を用いて、連結部(13)または取付部(60)に固定されていることを特徴とする、請求項1または2記載の取付構造。
【請求項5】
互いに角度を為す第1壁面(1)と第2壁面(2)で構成されるコーナ部(A)に建築用化粧材(50)を固定するための固定具であって、
第1壁面に固定される第1固定部(11)と、第2壁面に固定される第2固定部(12)と、第1固定部および第2固定部を連結して延在し、ここに建築用化粧材(50)が固定される連結部(13)と、から構成されており、
第1固定部(11)および/または第2固定部(12)は、連結部(13)に対してコーナ部(A)に向かう方向に折れ曲がって延在しており、
連結部(13)には、コーナ部(A)に向かう方向に折れ曲がって延在する第1固定部(11)および/または第2固定部(12)へのアクセス路(31、32)が形成されていることを特徴とする、固定具。
【請求項6】
互いに角度を為す第1壁面(1)と第2壁面(2)で構成されるコーナ部(A)に建築用化粧材(50)を固定するための固定具であって、
建築用化粧材(50)が取り付けられる取付部(60)と、当該取付部(60)から延在して第1壁面(1)または第2壁面(2)のいずれかに固定される固定部(61)と、を備えていて、
固定部(61)は、取付部(60)からコーナ部(A)に向かう方向に折れ曲がって延在していて、
取付部(60)には、固定部(61)へのアクセス路が形成されていることを特徴とする、固定具。
【請求項7】
上記連結部(13)または取付部(60)には、建築用化粧材(50)裏面の突出部(58、59)を挟持する挟持部材(18、19)が設けられていることを特徴とする、請求項5または6記載の固定具。
【請求項8】
上記連結部(13)または取付部(60)には、当該固定具に建築用化粧材(50)を固定するためのネジ部材(26)と係合するネジ孔(13a)が設けられていることを特徴とする、請求項5または6記載の固定具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−328900(P2006−328900A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−157574(P2005−157574)
【出願日】平成17年5月30日(2005.5.30)
【出願人】(000001096)倉敷紡績株式会社 (296)