説明

建設機械

【課題】大きな設計変更を必要とすることなく、燃料タンク全体の容量を十分に確保して給油作業の作業性を向上させた建設機械を提供する。
【解決手段】建設機械(1)は、自走可能な下部走行体(2)と、下部走行体(2)上に旋回可能に搭載された上部旋回体(10)と、上部旋回体(10)に設けられ、エンジンに接続されたメインタンク(20)と、下部走行体(2)に設けられ、エンジンと非接続のサブタンク(30)と、メインタンク(20)に設けられ、前記メインタンク(20)に燃料を導入するためのメイン給油口(22)と、前記サブタンク(30)の内外を連通し、外側の開口端に補給口が形成された補給管路(24)と、上部旋回体(10)及び下部走行体(2)の外側に設置され、メインタンク(20)とサブタンク(30)とを連通する給油ホース(40)と、給油ホース(40)内の燃料を送り出すための燃料ポンプ(50)とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給油作業における作業性の向上を図った建設機械に関する。
【背景技術】
【0002】
建設機械の燃料タンクに関する発明が特許文献1に開示されている。
建設機械は、下部走行体と、この下部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体とを備えている。上部旋回体上には、エンジンと該エンジンに供給される燃料を貯留するための燃料タンクが設けられている。
特許文献1に記載の燃料タンクは、給油口を有するメインタンクと、密閉容器を形成するサブタンクと、メインタンクの底部側とサブタンクの底部側とを連通可能に接続する燃料導管とを備えている。メインタンクの給油口から燃料を給油すると、メインタンク内に燃料が貯留されるとともに、燃料導管を通じてサブタンク内にも燃料が貯留される。これら燃料タンク内に貯留された燃料は、メインタンクに接続された送油管を通じてエンジンに供給される。
【0003】
また、このような上部旋回体を備える建設機械の旋回装置には、作動油導管の回転式継手としてのセンタジョイントが設けられている。このセンタジョイントは、上部旋回体の旋回による作動油導管及びこの作動油導管が接続される接続ポート等の破損を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−192507号公報
【特許文献2】特公平7−99127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、建設機械が給油設備の整っていない作業現場にて作業を行う場合、建設機械への給油は、給油車の給油タンク、作業現場に設置された補給タンク又はドラム缶から行う。建設機械が給油する回数又は給油のために移動する時間や、給油車が作業現場まで燃料を移送する頻度等を低減するため、建設機械の燃料タンクはできる限り大容量であることが望ましい。
【0006】
しかしながら、上部旋回体上には種々の機器類が設けられており、又、上部旋回体(建設機械)の小型化の要望があるため、上部旋回体における燃料タンクの設置スペースが制限されることが多い。このように設置スペースが制限される場合、上部旋回体上に設置される燃料タンクの容量を増加させるためには、燃料タンクの高さを増加させなければならないが、建設機械の安定したバランスの確保が困難であり、さらには燃料タンクの構造強化等の設計変更が必要となり多大な手間とコストがかかる。
【0007】
一方、上部旋回体上の設置スペースの制限を考慮して燃料タンクを下部走行体に配置したものが特許文献2に開示されている。特許文献2では、送油管はセンタジョイントを介して上部旋回体側に接続している。この結果、送油管をセンタジョイントに接続するためにポートが増加し、センタジョイントの大型化、構造の複雑化、耐燃料性を満たすシール材等の設計変更が必要となり、多大な手間とコストがかかっている。
【0008】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであって、燃料タンク全体の容量を十分に確保して給油作業の作業性を向上させた建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、請求項1の発明では、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられ、エンジンに接続されたメインタンクと、前記下部走行体に設けられ、前記エンジンと非接続のサブタンクと、前記メインタンクに設けられ、前記メインタンクに燃料を導入するためのメイン給油口と、前記サブタンクの内外を連通し、外側の開口端に補給口が形成された補給管路と、前記上部旋回体及び前記下部走行体の外側に設置され、前記メインタンクと前記サブタンクとを連通する給油ホースと、該給油ホース内の燃料を送り出すための燃料ポンプとを備えたことを特徴とする建設機械を提供する。
【0010】
好ましくは、本発明の建設機械は、前記メイン給油口に形成されたメイン受け部と、前記給油ホースの一方の端部に形成され、前記メイン受け部に対して嵌合する嵌め部とをさらに備え、前記嵌め部は、前記メイン受け部に対して着脱可能である。
好ましくは、前記サブタンクは、該サブタンクに燃料を導入するためのサブ給油口を有し、該サブ給油口には、前記嵌め部が着脱可能に嵌合するサブ受け部が設けられている。
【0011】
好ましくは、前記燃料ポンプは前記上部旋回体に対して固定されていて、前記補給口は前記上部旋回体が旋回したときに前記燃料ポンプが描く旋回軌跡の下側に配設されている。
また、本発明では、前記メイン受け部と前記嵌め部とが嵌合した状態で、前記給油ホースの他方の端部を前記補給管路を介して前記サブタンクの内部に差し込み、前記燃料ポンプを駆動して前記給油ホースを介して前記サブタンク内の燃料を前記メインタンクに給油することを特徴とする燃料給油方法を提供する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、燃料ホースが上部旋回体及び下部走行体の外側に設置されているので、センタジョイントに影響を与えることなく、メインタンクとサブタンクとを連通させることができる。この連通により、メインタンクの燃料がなくなったときにサブタンク内の燃料をメインタンクに対して給油することができる。すなわち、サブタンクがエンジンと非接続であっても、サブタンク内の燃料を活用することができ、結果として大容量の燃料を確保することができる。また、サブタンクとエンジンを非接続としたことで、サブタンクの配置箇所として、下部走行体に存在するデッドスペースを有効に利用できる位置を活用できる。
【0013】
また、メイン給油口に形成されたメイン受け部に対して着脱可能な嵌め部が給油ホースに備わるので、メインタンクに接続されている給油ホースを取り外して給油ホースの先端をサブタンク内に投入することができる。このため、同一の給油ホースを用いてメインタンク及びサブタンクの給油が可能となる。
また、サブタンクに嵌め部が着脱可能なサブ受け部を設ければ、上記のような同一の給油ホースを用いてメインタンク及びサブタンクの給油の際に、両タンクへの給油ホースの接続及び取り外しが容易となるので、作業性が向上する。
【0014】
また、サブタンクに設けられた補給口が燃料ポンプが描く旋回起動の下側に配設されているので、補給口と燃料ポンプとを近接した位置にすることができる。このため、上部旋回体及び下部走行体の外側を通す燃料ホースの長さを短くすることができ、取り扱い性が向上し、さらに保管スペースの狭小化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る建設機械の側面図である。
【図2】サブタンクからメインタンクに燃料を給油する際の概略図である。
【図3】ドラム缶からメインタンクに燃料を給油する際の概略図である。
【図4】ドラム缶からサブタンクに燃料を給油する際の概略図である。
【図5】本発明に係る建設機械の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係るに建設機械ついて図面を参照して説明する。
図1を参照すれば、建設機械のひとつであるホイール式の油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2を備えている。下部走行体2には前輪4及び後輪6がそれぞれ設けられている。下部走行体2上には旋回可能に上部旋回体10が搭載されている。図の例では、上部旋回体10は旋回装置8を介して下部走行体2上に搭載されている。なお、本発明は、ホイール式に限らずクローラ式であっても適用可能である。
【0017】
上部旋回体10の前部にはキャブ12が設けられている。図の例では、キャブ12は上部旋回体10の左側に配置されている。下部走行体2の側部両側にはキャブ12に昇降するためのステップ14が設けられている。
また、図1では省略したが、キャブ12の隣、即ち、上部旋回体10の前部中央には、キャブ12内から操作される作業装置が設けられている。この作業装置はブーム、アーム、このアームの先端に取り付けられたバケット及びこれらを作動させるための油圧シリンダから構成されている。
【0018】
上部旋回体10の後部にはエンジンルーム16が設けられており、このエンジンルーム16内にはエンジン(図示しない)及びこのエンジンにより駆動される油圧ポンプ(図示しない)が配置されている。また、エンジンルーム16の近傍には、作動油が貯留された作動油タンク(図示しない)が配置されている。したがって、エンジンにより駆動された油圧ポンプは、作動油タンクから作動油を吸い上げて上述した前輪4及び後輪6の走行用モータ及び作業装置の油圧シリンダ等に向けて作動油を供給する。
【0019】
上部旋回体10の後端部にはカウンタウエイト18が設けられている。また、下部走行体2の後端部には、後方に向かって延びるブラケット17が取り付けられており、このブラケット17は、下部走行体2側の基端部を支点として回動可能である。ブラケット17における基端部とは反対側の先端部にはアウトリガ19が取り付けられている。このアウトリガ19は、ブラケット17を介して地面から離間した休止位置(図1参照)及び地面に接した支持位置の間で上下方向に回動可能である。これらカウンタウエイト18及び支持位置にあるアウトリガ19はそれぞれ油圧ショベル1の作業時、その作業姿勢を安定させる。
【0020】
上部旋回体10にはメインタンク20が設けられている。このメインタンク20は、エンジン(不図示)に供給される燃料を貯留するためのものである。すなわち、メインタンク20は、エンジンに接続されている。メインタンク20の上側には、上方に向けて延びる給油管路24が設けられている。この給油管路24の先端は蓋28により塞がれている。通常ガソリンスタンド等で行われる給油作業では、この給油管路24を用いて給油が行われる。このときは、蓋28を解放し、燃料が供給される給油管を給油管路24を介してメインタンク20内に挿入し、メインタンク20内に燃料を供給する。
【0021】
また、図2に示すように、メインタンク20には、メイン給油口22が備わる。具体的には、メイン給油口22は、メインタンク20の側面上側に形成されている。このメイン給油口22は、建設機械1に備わる燃料ポンプ50を用いて給油する場合に用いるものである。この燃料ポンプ50は、キャブ12の側方に位置する収納庫51内に収容されている。なお、燃料給油ポンプ50は手動式又は自動式のいずれであってもよい。
【0022】
一方、下部走行体2には、サブタンク30が設けられている。このサブタンク30は、メインタンク20に補給するための燃料を貯留するためのものである。したがって、エンジンを直接駆動させるためのものではないため、エンジンとは接続されていない。サブタンク20の側面上部には、補給管路34が設けられており、この補給管路34の一方の端部(外側の開口端)は斜め上方に向けて延び、補給口32(図2参照)を形成している。補給口32は蓋38により塞がれている。なお、メインタンク20とサブタンク30との容量比は約1:1である。
【0023】
また、図2に示すように、上部旋回体10及び下部走行体2の外側には、給油ホース40が設置されている。図2の例では、メインタンク20とサブタンク30とはこの給油ホース40にて連通されている。この給油ホース40の途中には、上述した燃料ポンプ50が配されている。燃料ポンプ50は、燃料ホース40内の燃料を送り出すためのものである。燃料ホース40は、燃料ポンプ50を介して、送り出し側本体44及び吸い込み側本体42を形成している。すなわち、図2の例では、燃料ポンプ50を駆動することによって、サブタンク30内の燃料を吸い込み側本体42から吸い込み、送り出し側本体44からメイン給油口22を介してメインタンク20に供給する。なお、給油ホース40の一方の端部には、ストレーナ43が取り付けられている。このストレーナ43は、燃料に含まれる不純物を取り除くためのものである。送り出し本体44は、メインタンク20の前方に設けられた開閉可能なカバー52に覆われて収納庫51まで延びている。また、建設機械1の走行時や作業時には、吸い込み側本体42は燃料ポンプ50とともに収納庫51内に収容されている。これにより、油圧ショベル1(建設機械)の作業時、給油ホース40が上部旋回体10の旋回動作の妨げとなることはなく、また、給油ホース40に破損が生じることもない。
【0024】
このように、燃料ホース40が上部旋回体10及び下部走行体2の外側に設置されているので、センタジョイントに影響を与えることなく、メインタンク20とサブタンク30とを連通させることができる。このため、センタジョイントの接続ポートの増加、センタジョイントの大型化及び構造の複雑化や、耐燃料性を満たすシール材を追加等の設計変更を必要としない。また、メインタンク20とサブタンク30との連通により、メインタンク20の燃料がなくなったときにサブタンク30内の燃料をメインタンク20に対して給油することができる。すなわち、サブタンク30がエンジンと非接続であっても、サブタンク30内の燃料を活用することができ、結果として大容量の燃料を確保することができる。また、サブタンク30とエンジンを非接続としたことで、サブタンク30の配置箇所として、下部走行体2に存在するデッドスペースを有効に利用できる位置を活用できる。
【0025】
また、上部旋回体10上にメインタンク20を設置するためのスペースが制限される場合であっても、下部走行体2にサブタンク30を設けることで、メインタンク20及びサブタンク30を合わせたタンク容量の大容量化を実現することができる。これにより、油圧ショベル1(建設機械)の給油回数や給油作業に伴う移動時間等が低減され、給油作業における作業性が向上する。なお、サブタンク30の容量を十分に確保することができれば、メインタンク20を小型化してもよい。
【0026】
一方で、サブタンク30からではなく、ドラム缶等に貯留された燃料をメインタンク20に供給する場合には、図3に示すように、吸い込み側本体42をドラム缶60内に投入し、燃料ポンプ50を駆動させる。作業現場にはガソリンスタンドがないため、このようなドラム缶を燃料源として用いることが多い。このような場合でも、ドラム缶60内の燃料を燃料ホース40を介してメイン給油口22から供給できる。ここで、送り出し側本体44の先端には、嵌め部45が形成されている。そして、メイン給油口にはメイン受け部26が形成されている。嵌め部45は、メイン受け部26に対して着脱可能であり、例えば公知のクイックカプラ(クイックジョイント)のような機構を適用できる。
【0027】
このように、メイン給油口22に形成されたメイン受け部26に対して着脱可能な嵌め部45が給油ホース40に備わるので、メインタンク20に接続されている給油ホース40を取り外して給油ホース40(供給側本体44)の先端をサブタンク30内に投入することができる。このため、同一の給油ホース40を用いてメインタンク20及びサブタンク30の給油が可能となる。このとき、供給側本体44の先端を上述した補給管路34からサブタンク30内に投入してもよいが、図4に示すように、サブタンク30にサブ給油口35を形成し、ここにサブ受け部36を形成してもよい。このサブ受け部36は、メイン受け部26と同様の構造を有している。すなわち、嵌め部45とサブ受け部36も着脱可能である。したがって、図3のようなメインタンク20の給油が完了した後、嵌め部45をメイン受け部26から取り外してサブ受け部36に嵌合し、サブタンク30への給油を行うことができる。このため、同一の給油ホース40を用いてメインタンク20及びサブタンク30の給油をすることができる。さらに、両タンク20、30への給油ホース40の接続及び取り外しが容易であるため作業性が向上する。
【0028】
また、図5に示すように、サブタンク30に設けられた補給口32は、上部旋回体10が旋回したときに燃料ポンプ50が描く旋回軌跡Rの下側に配設されている。これにより、補給口32と燃料ポンプ50とを近接した位置にすることができる。このため、サブタンク30からメインタンク20へ給油する際に、上部旋回体10及び下部走行体2の外側を通す燃料ホース40(吸い込み側本体42)の長さを短くすることができ、取り扱い性が向上する。燃料ホース40は燃料ポンプ50とともに収納庫51に収容されるが、燃料ホース40を短くできることで、収納庫51(保管スペース)の狭小化も図ることができる。
【0029】
本発明は、特にメインタンク20内の燃料がなくなったときに好適である。つまり、メインタンク20内の燃料がなくなった場合は、メイン受け部26と嵌め部45とが嵌合した状態で、給油ホース40の他方の端部(吸い込み側本体42)を補給管路34を介してサブタンク30の内部に差し込めばよい(図2の状態)。これにより、燃料ポンプ50を駆動して給油ホース40を介してサブタンク30内の燃料をメインタンク20に給油することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
4 前輪
6 後輪
8 旋回装置
10 上部旋回体
12 キャブ
14 ステップ
16 エンジンルーム
17 ブラケット
18 カウンタウエイト
19 アウトリガ
20 メインタンク
24 給油管路
26 メイン受け部
28 蓋
30 サブタンク
32 補給口
34 補給管路
35 サブ給油口
36 サブ受け部
38 蓋
40 給油ホース
42 吸い込み側本体
43 ストレーナ
44 送り出し側本体
45 嵌め部
50 燃料ポンプ
51 収納庫
52 カバー
60 ドラム缶

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自走可能な下部走行体と、
該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
該上部旋回体に設けられ、エンジンに接続されたメインタンクと、
前記下部走行体に設けられ、前記エンジンと非接続のサブタンクと、
前記メインタンクに設けられ、前記メインタンクに燃料を導入するためのメイン給油口と、
前記サブタンクの内外を連通し、外側の開口端に補給口が形成された補給管路と、
前記上部旋回体及び前記下部走行体の外側に設置され、前記メインタンクと前記サブタンクとを連通する給油ホースと、
該給油ホース内の燃料を送り出すための燃料ポンプと
を備えたことを特徴とする建設機械。
【請求項2】
前記メイン給油口に形成されたメイン受け部と、
前記給油ホースの一方の端部に形成され、前記メイン受け部に対して嵌合する嵌め部と
をさらに備え、
前記嵌め部は、前記メイン受け部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記サブタンクは、該サブタンクに燃料を導入するためのサブ給油口を有し、
該サブ給油口には、前記嵌め部が着脱可能に嵌合するサブ受け部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建設機械。
【請求項4】
前記燃料ポンプは前記上部旋回体に対して固定されていて、
前記補給口は前記上部旋回体が旋回したときに前記燃料ポンプが描く旋回軌跡の下側に配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械。
【請求項5】
前記メイン受け部と前記嵌め部とが嵌合した状態で、前記給油ホースの他方の端部を前記補給管路を介して前記サブタンクの内部に差し込み、
前記燃料ポンプを駆動して前記給油ホースを介して前記サブタンク内の燃料を前記メインタンクに給油することを特徴とする請求項2に記載の建設機械を用いた燃料給油方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−104223(P2013−104223A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−248689(P2011−248689)
【出願日】平成23年11月14日(2011.11.14)
【出願人】(000005522)日立建機株式会社 (2,611)
【Fターム(参考)】